毎年更新される聖書もいかがなもんかと思いつつ、今年のバイブル購入。
中華ラジオのレビューは、なかなか参考になる。
この業界のハードウェアは、昭和遺産のBCLラジオと、デジタル中華ラジオにニ分されているご時世だが・・・
アメカジ大好きオヤジあたりが、コリンズの受信機にはまる時代がやってくるかもしれない。ドレークの方が、僕には「刺さる受信機」が多いけど。
ハードウェアが「旧約聖書」だとすると、受信スタイルが「新約聖書」部分か(強引なこじつけ)。
というのも、受信マニヤはよりよい受信場所を求めて、聖地巡礼よろしく辺境の地を求めて放浪しているようだから。
その気持ちはよくわかる。
アマチュア無線界だと、「ここから電波が出ることはめったにない」珍しい場所に移動して発砲する移動運用が昔から1ジャンルになっている。絶海の孤島に船をチャーターし、足場を建設して、「よーやるわ」と称賛される(笑)ペディションを敢行したマニヤは、にわかヒーローである。
受信専門の競技分野だと、ターゲットはほとんど固定局だから(航空機、船舶、警察消防車両を追いかけるマニヤもいることはいる)、ある意味1ヶ所でコンスタントな電波を輻射している放送局はビーコンになる。
ちょっと裏山に登るとか、アンテナを工夫すれば、てきめんに成果が返ってくるので、「メーターの針がいくつ上がった」だけでマニヤは幸せホルモンがしたたり出るのだ。
高い山は、簡単に思いつく移動受信スポットだが、バイブルの最近のはやりは半島と岬。
タモリも感心してくれそうな目のつけどころといえましょうか…
水辺は標高こそかせげないが、けっこう電波が入る。電磁気学的な説明はできんが、ノイズを吸収してくれるのか、弱い電波が浮かびあがってくるような感覚は、僕もたびたび経験してきた。
そう期待して、「おもしろ電界半島」を探してみると…
三浦半島はきれいな電波が渦巻いてそうだし、津軽海峡をはさんだ3つの半島なんか、ゾクゾクする。半島に囲まれた湾の中に陸繋島がある函館なんか、受信マニヤ垂涎の移住先ではないかな?
半島まるごと長崎県――いや、長崎まるごと半島か――に修学旅行で泊まったときは、もちのろん(昭和!)BCLラジオを持参しておったので、東シナ海の向かいのローカル局がよく入ったのはいい思い出だ。
機会があれば引っ越してみたい地方都市は、どれも「おもしろ受信半島」の地元だったりする。函館市、横須賀市に長崎市。札幌市は神戸市の次に住みたい都市だったが、受信のためなら積丹半島ねっこの小樽市のほうが適地である。
と勝手に期待して、「旅ラジオ」から聞こえるのがロシアのジャミングだらけだったら、即ホームシックになるだろうな。
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