増税メガネの次は、ばらまきメガネになりそうな大学無償化には驚いた。
金を積めば入れるトンデモ私立医大の学費まで国が面倒をみることになったら、その財源どうするの?が素朴な疑問。
世論が、不公平をやり玉にあげているのもわかる。
なぜ「3人の子」で線引きしたのかね?
すべての子の高校までを無償化して、大学では給付型奨学金を充実させるだけでも、メリハリのきいた公共投資になると思うのだが・・・
出生促進のインセンティブなのか、家計補助政策なのか、どうも制度の目的がみえてこないのが元凶だ。つまり、人気取りのばらまきってことか。
学びたいのに経済的に進学が難しい高校生に、自治体あり国なりが助成するのは納税者も納得するだろう。
ところが、単に学費をばらまくだけだと、名ばかり大学生が増えるだろうな。
いや、絵のない本が読めないような名ばかり大学生が悪いのではなく、入学させてしまう名ばかり大学が悪いのだ。
そんなトンデモ大学にも、お客様が入ってくれるきっかけにはなるかもしれない。
と、穿った見かたをすると、大学ロビイストと文教族の癒着も匂ってくる。
下村博文の袖の下はメスが入らないまま風化してしまったが、そういえば賭け学園とシンゾーの癒着は半ば公然の仲だった。
地方の私大経営者から泣きつかれて、ばらまきを思いついたのだとしたら、ツケが回ってくる納税者が納得できるような修正案を出してほしいものだ。
いきなりドイツや北欧になろうとしても、どだい無理なのだ。
どころか、雑な制度設計を利用して、K国やC国と日本人との国際結婚が急増するかもしれませんぞ。
3人は余裕で子作りできそうな男子または女子が、日本人とどんどんマッチングする(笑)。北京大学やソウル大学から、「学生を奪うな」とクレームが入ったりして…
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