2000.12.31 Sunday
今年も大掃除は言い逃れか?
at 2000 12/03 14:04 編集
FMで、「大掃除」をテーマにトーク番組をやっていた。出るかな?と思っていると、フェイントをくらって最初にブリキおもちゃ博物館の北原照久さんが登場。そのあと『捨てる!技術』の辰巳渚さんと、捨てる・捨てないトークを展開してくれた。結果は北原さんの圧勝という感じ。「古いものへの思い入れは、個人的な価値観だけど創造につながる」という北原さん、さすが!
仕事の記録や、配偶者の思い出の品物もぽんぽん捨ててしまう人間というのも、かなわんなぁという感じ。そのくせ、古い家を買って住んでいたりするのは、矛盾してないか?せめて、「捨てる技術」が「どこかへ売る・預ける工夫」だとよかったと思う。蓄積されているものが、創造や歴史の源だと僕は思うのだが(掃除を怠ける言いわけ?)。
銀河鉄道ふう?
at 2000 12/05 06:47 編集
休日出勤で、ふだんと違った時間帯に乗ったせいもあるけれど、夕方JRで大阪に向かっていた。車内はすいていて、外は日が暮れたところ。
ふと、明るい箱が、闇の中を疾走しているような感覚を味わった。地上を走っている気がしない(たしかに、阪神間は高架線だけど)。
それはそれで快適だったけれど、帰りに六甲道駅で停車したとき、なぜかコロッケの匂いが漂ってきた。あたりの商店街の匂いだろうか。一瞬、地に足がついたような、幸せな気分になった。
都会にも、団らんや闇はあるんだな・・・と今さらながら思った夜だった。
土曜日は冬枯れの六甲山で焼きイモ!
at 2000 12/06 02:21 編集
この場でPRしておきます。アウトドアクラブで企画した焼きイモ会をします。場所は新神戸から入山するか阪急六甲から北上するかの六甲山麓。イモ煮会の方がいいかもしれませんが、シンプルに焼きイモにしときます。時間帯は午後・夕暮れぐらいまでで、山から下りて、飲み会(になるかな?)。今季のスキーボード・ツアーの打合せをするかもしれません。よければズルズルと加わって下さい。
タバコを持たなければ、どなたでも参加歓迎です。「イモ好き」の野生人お誘いあわせの上、参加できる方はご連絡下さい。「イモ運搬人」「火吹き役」など、いてくれるとうれしい。
明け方の寒さがつのる・・・
at 2000 12/06 02:12 編集
ので、ついに暖房を解禁してしまった!
といっても、最小クラスのガスストーブなので、6畳+隙間風だらけのDKは、ポカポカとはいかない。
よその家で石油ストーブの匂いをかぐと、「あぁ家庭の匂いだな」と思うけれど、僕の原風景はやはり火鉢だ。冬の午後のおやつには、ジャンクフードより、よくモチを焼いて食っていたな(カロリー高すぎるって)。
でも、ものぐさヤモメの今はガスストーブがありがたい。すぐ火がつくし、上にヤカンを乗せておけばお湯もわくし、モチも焼けるし、燃料を補給する手間もない。ふだんはガス派になってしまったので、アウトドア用のコンロには、灯油タイプを使ってみようかと思う今日このごろ(こんなの、風流といえるだろうか?)。
ビルの谷間にて
at 2000 12/09 12:16 編集
家賃を近所の大家さんに持って行って、いつものように玄関先での立ち話になる。
大阪でいえば中之島のような、県庁の近くなのに、この葛飾柴又のような(行ったことないけど)庶民生活は、どこかへタイムトリップしそうで、いつもながら笑えてくる。
大家さんのお母様は、我が家の向かいの病院に末期状態で入院されていて、娘(=大家さん)の建てたアパートを最後に見たい、見たいと病床でつぶやいておられるそうだ。その病院も、もうすぐ巨大マンションに建て替わることが決まっていて、そうなると僕の住むアパートはビルの谷間になる。それでも、大家さん一家の思いやら何やらを聞いて、いつものようにみかんや饅頭や椎名リンゴを包んでもらって帰ると、家賃4万円の1DKも悪くないかな?と思って、もうしばらく根を下ろしてしまいそうになる。
家が大きくなると家族が増えるという「呉智英の法則」にならって、そろそろ2DKぐらいに成長したいものだけれど・・・
冬の風物誌@元町界隈
at 2000 12/10 10:23 編集
その1。リンクで紹介している元町西口の「はぱぷ」は、休みのとき雨戸のような塀をはめ込んでいる。そういえばドアがなかったけど冬はどうするのかな?と思っていたら、ついに透明なビニールの扉がついた。中はフルーツいっぱいだし、店主は刈り上げたパパイヤ鈴木みたいだし、いやぁ温室みたいでいいなあ・・・という感じ。これで陽が当たれば、もろ温室だ。
そういえば小学生のころ、柄にフシのついたオヤジ雨傘を親にあてがわれていたので、さしても暗くならない透明ビニール傘にあこがれていたことを思い出した。「はぱぷ」の門構えは、懐かしさを感じさせてくれたりする。
その2。越冬グッズ特集の『通販生活』が出ていた。「路上観察学会」の名物4人組が表紙で怪しくい笑って並んでいるのが、何ともいえずいい。南極越冬隊コート試着なんてお戯れも、すばらしい!老人力に中年力は、いちびりはじめると何か出てくるかわからんのがいいわな。
初「銀世界」まであとひと息
at 2000 12/12 01:09 編集
今日は、僕をとことんかわいがってくれた祖父の30回目の命日。ガラクタをためこんでしまう癖が遺伝しているらしいけれど、そのうち大発明にでも結びつけばいいか。
山陰のSEさんから「雪が降りそう」とメールをもらった。神戸ではあられが降っていて、いつものオールナイトカフェに退避。
新しいフリースを買うつもりが、ついタートルネックのセーター¥1000なりを買ってしまった。フリースは、静電気でゴミを吸い寄せるので困るけどね。やはり天然素材はいい(羊さんに感謝)。
暖かい中古カメラ屋
at 2000 12/12 14:06 編集
10年以上使ったズームレンズの修理をメーカーに断わられたので、同じものを行きつけの中古屋さんで見つけて買ってきた。
メカに詳しい若旦那さんが、「そうでしょー、コスト削減でネジ止めを減らしてるから、衝撃に弱いんやわ。こっち方向から力がかからんようにね」と即席レクチャーをしてくれて、とてもたのもしい。この店は掘り出し物はあるし、大阪より安い。気持ちが暖かくなる買い物ができたな。これでルミナリエもきれいに撮れる!
ルミナリエの色は…?
at 2000 12/15 16:09 編集
ルミナリエが始まって、神戸の中心街はあちこち交通規制されている。車だけでなく人の流れもかっちりコントロールされているようで、「元町駅から見に行く人の流れ」と「三ノ宮駅から帰る人の流れ」は激しいのに、中途半端な場所はふだん通りの寂しさだ。
このイベントは、会場のまっ只中にあるローソンのような特定の店には「ボーナス」になっても、まんべんなく地元全体が潤うのかな?と、ふと思った。資金難で開催が危ぶまれたり、募金をよびかけたりしているわりに、収支も明朗とはいえない。著作権などはきびしく管理しているけれど、各種のロイヤリティにどんな値がついているのかオープンにしないで「きれいなイベント見たいでしょ?募金してね」では、せっかくの光の芸術もなんとなく灰色に見えてくる。
神戸っ子はお調子者が多いから(生まれ育った僕が言うのだからまちがいない)、「ちょっとおかしいんじゃない?」とチェックする人間はほとんどいない。イベントの端々に、神戸空港推進キャンペーンが「サブリミナルPR」されていることに、空港建設反対に署名した市民は気づいているのだろうか。キレイなイベントに酔狂な人は「水をさすようなこと言うなよ」と思考停止させようとするのだけれど、醒めた目も持っていないと、埋め立て工事や借金依存体質など、既成事実が後戻りできない深みに進んで行ってしまう。
超勉強法とは、リンクのテクニックなり?
at 2000 12/15 23:23 編集
僕はハードカバーはきらいだ。大げさだし、ページを繰りにくいし、紙資源の無駄でもあるから。文庫や新書をズボンのポケットにねじこんで「どこでも読書」できるスタイルというのが、昔からかっこいいと思っていた。知はモビリティなのだ。原書は大判の学術書でも、ソフトカバーが多い。「本は道具」という感覚もあるせいだろうか。
で、野口悠紀夫氏の『「超」勉強法・実践編』が講談社文庫で出たので買い直した。ハードカバー蔵書の「スリム化」の一手でもある(ハードカバーをまた放出するので、「モノと情報のフリマ」を見てください)。
実践編は英語とパソコンの「超修得法」という趣旨で、あらためて読み直していて、なるほどと思ったくだりがある。多言語をかじるより、英語を徹底して修得せよ、と強調されている。なぜなら、英語圏以外の国で、何か必要があって日本語と現地語の通訳を探してもまず見つからないが、英語と現地語の通訳はたいてい見つかるからだそうだ。
これを読んで、昔どこかで拾い読みした「いい医者を見つけるコツ」を思い出した。いわく、不運にしてヤブ医者にあたったら、その医者に「先生御自身が病気になったときかかる医者は?」と尋ねてみること…だった。理由は、いくらヤブでも、自分の命がかかると、専門家の立場から間違いない医者を選ぶ目は持っているから。
これは、英語をしっかり修得しておけば、もっと複雑な交渉は通訳を見つける「リンク」役にはなる――という考え方とどこか通じる気がするけれど、ちがうかな?
ようこそADSL
at 2000 12/17 22:46 編集
NTTの発表によると、来年3月に、神戸でもADSL回線が使えるようになるそうだ。最高で1.5MBPSなんて、夢のような高速接続ですがな。アナログ33.6Kでテレホーダイで低速ネットサーフィンしている今の環境から見ると、40倍以上のスピードになる。
それにしても、いまISDN回線のキャンペーンが盛んだけれど、ADSLを利用するには、ISDNに換えた回線をまたアナログにしなければいけない。そんな事情はふせて目先のISDNを売り付けているNTTは、営業モラルを問われるのではないだろうか。自由競争が進と、客はこんなNTTを離れて、どんどん第二電電に流れていくだろうな。
ブッシュさんには、もっと外圧をかけて通信料金を大幅に下げさせてほしい(そういえば「情報スーパーハイウェイ構想」は、ゴアさんが議員時代からアピールしていたことだな)。
ウィンター・ミュージック・ハイパーリンク !?
at 2000 12/19 18:03 編集
なんとなく、ダニエル・ミルというアコーディオン奏者のCDを見つけて買ってきた。弦楽器のようにも、ハーモニカのようにも聞こえるアコーディオンは、とても幻想的だった。
アコーディオンといえばCOBAさんが有名で、ダニエル・ミルのライナーノーツも書いておられる。ライナーによると、ミルはグルノーブル生まれだとか。グルノーブルといえば、68年(だったかな?)の冬期オリンピックの舞台で、記録映画の「白い恋人たち」は、テーマ曲とあわせて大ヒットしたっけ。
「脳内リンク」で、ピエール・バルーの歌う「白い恋人たち」の主題歌(現題“Noel”)をひっぱり出してきて聴いたりしていると、心はすでにヨーロッパ・アルプスだ。あぁ孤独なシングルベル…
意表を突かれた新局長
at 2000 12/23 00:21 編集
ナイトスクープの新局長、西田敏行は意外だったなぁ。でも、いい感じかもしれない。暖かみがあって、関西人に近いテイストもある。突っ込まれたりして。
岡部まり秘書は代わってほしくないけれど、西田敏行といえば、秘書に石田えりだと「釣りバカ日誌」みたいで絵になるかもしれない。
おじさん端末パワー?
at 2000 12/25 12:55 編集
このサイトの監修役?をしてくれているパソコンドクター氏が、でっかいカバンを持って2泊3日の「阪・神旅行」に来られた。接待がてらヤロー2人でルミナリエを見物して、居酒屋でPCレッスン。
ふだん僕はザウルスを愛用していて、これもザウルスで打っているのだが、キーボードで長い文書を打つときはモバイルギアを使っている。使い分けているといえば聞こえはいいが、1台でパーフェクトな端末がなかなかないせいでもある。ザウルスに別売キーボードをつけて、これで文書も通信も画像もひと通りできるようになった・・・と満足していると、PCドクター氏の「シグマリオンがええ」「シグマリオンにしとき」という呪文が聞こえてくる。モバギも彼の呪文で後押しされたようなものだから、シグマリオンにも傾いて行く気も、せんでもない。
けれど、片手で入力できる電子手帳スタイルも捨てがたい。歩きながらでも寝ころんでいても入力できるのは、キーボード端末にはできない機動性だろうし(Win CE端末は手書き入力もできるけど)。
何十ギガものハードディスクなんて、文書処理が本業の人間にとっては無用の長物!!で、どこからでもメールとFAXを送れるとか、電池が長持ちするとか、どこにでも楽に携帯できるという方がありがたい。
とか何とか言いわけしつつ、「ThinkPadほしいほしい」とつぶやいているのだけれど。
新年会!
at 2000 12/27 01:23 編集
新年会は、1月6日(土)にほぼ内定。梅田あたりにしましょう。
このサイトニ「アクセスしてくれた方、どなたでも参加歓迎です。
出席してみようという方は、メールか書き込みをお願いします。
さらば日本・ただいま日本
at 2000 12/27 10:27 編集
グアムへ移住して新しく仕事をすることになった。現地との調整も終えて荷物をまとめ、家族とお別れをして、あたふたと関空へ。片道のチケットを確認すると、なんと行き先がローマになっているではないか。たまたま、そのへんに勤め先の女子学生2名がいて、「あ〜ら、奇遇ですね」と声をかけられ、「んじゃ、イタリアに行くか」と、のんきにイタリア旅行へと行き先変更になってしまった。
・・・という夢を見た。何だか、就職した11年前に、とめる母親を振りきって実家を出たクリスマスを思い出させる変な夢じゃったな。11年間まちがった旅を続けているのではないか?と、心の内か空の上からの声が聞こえてくる思いがした。
肝心のグアムで何の仕事をするのかさっぱり具体的に決まってなかったようだし、ローマで女子学生のカバン持ちをしているシーンまで見たものの、その後どこに行くのか続きを見たい気もする。けれど、夢は分析しはじめると囚われてしまうので、楽しむ方がいいかもしれないな。
コーヒー一杯でねばるねばる・・・
at 2000 12/28 16:10 編集
9時半にいつもの喫茶店に入って、10時半ごろ電話をもらって4時半まで長電話。夜が明けるまでにはならなかったとはいえ、むかーし無線で8時間ほど長話してたことを思い出した。無線は途中で仲間が入ったり出たりできるし、料金は数円程度の電気代だけで通話料はタダだから、長話も楽だ。その感覚でつい長電話になってしまった。かけてくれた方には恐縮いたしまする。しかし、ピッチは電池がもつなぁ…と変な感心をしてしまった。
いつの間にかクリスマスがあった
at 2000 12/30 10:03 編集
暖かいのも手伝って、年末の感じがしない。「21世紀まであと3日」の電光掲示板だけが浮かれている感じ。もっとおごそかな雰囲気もほしいけれど、商売人にとっては「おごそか=売れ行きが上がらん」という心配もあるだろうな(好調なのはブランドショップだけ?)。
たしかに夜空はきれいになったし、官庁街の我が家あたりは実に静か。近くの救急病院に入ってくる救急車のサイレンだけは、年末年始を問わず、絶えることがない。
のらりくらりと年賀状を買ってきたけれど、金券ショップにはまだまだ売れ残っていた。別にEメールに置き替わったせいでもなくて、祝う気分になりにくいせいかもしれない。僕は昔から「賀」「おめでとう」「HAPPY」の類のフレーズは年賀状に使わない。「あぁ、また年をとる」と嘆く人の方が多いのではないだろうか?とも思うし。
「打倒ジャイアンツ」とか「山口もえからプロポーズ」とか、何かを祈るメッセージを込めたいものだ。
朝刊を読んで(NHK番組みたい)
at 2000 12/30 10:46 編集
なんとなくヘラルド・トリビューンを見ていたら、「あーまたこんな日本語が英語になりよって…!」という記事を発見(リンク・ページからクリックしてみてね)。京王帝都の痴漢よけ女性専用列車の記事が興味を持たれているようだ。男性の言い分も書いてあるし、山本サムまで紹介されているのはマニアックな取材をしているようで、あきれさせられる。
痴漢という行為も、英語にするとただの「手探り」になってしまうようだけれど、もすこし工夫も必要ではなかろうか?手を使わない(=尻尾をつかませない)痴漢は、男にもオババにもいるしなぁ。
http://www.iht.com/articles/5837.htm
at 2000 12/03 14:04 編集
FMで、「大掃除」をテーマにトーク番組をやっていた。出るかな?と思っていると、フェイントをくらって最初にブリキおもちゃ博物館の北原照久さんが登場。そのあと『捨てる!技術』の辰巳渚さんと、捨てる・捨てないトークを展開してくれた。結果は北原さんの圧勝という感じ。「古いものへの思い入れは、個人的な価値観だけど創造につながる」という北原さん、さすが!
仕事の記録や、配偶者の思い出の品物もぽんぽん捨ててしまう人間というのも、かなわんなぁという感じ。そのくせ、古い家を買って住んでいたりするのは、矛盾してないか?せめて、「捨てる技術」が「どこかへ売る・預ける工夫」だとよかったと思う。蓄積されているものが、創造や歴史の源だと僕は思うのだが(掃除を怠ける言いわけ?)。
銀河鉄道ふう?
at 2000 12/05 06:47 編集
休日出勤で、ふだんと違った時間帯に乗ったせいもあるけれど、夕方JRで大阪に向かっていた。車内はすいていて、外は日が暮れたところ。
ふと、明るい箱が、闇の中を疾走しているような感覚を味わった。地上を走っている気がしない(たしかに、阪神間は高架線だけど)。
それはそれで快適だったけれど、帰りに六甲道駅で停車したとき、なぜかコロッケの匂いが漂ってきた。あたりの商店街の匂いだろうか。一瞬、地に足がついたような、幸せな気分になった。
都会にも、団らんや闇はあるんだな・・・と今さらながら思った夜だった。
土曜日は冬枯れの六甲山で焼きイモ!
at 2000 12/06 02:21 編集
この場でPRしておきます。アウトドアクラブで企画した焼きイモ会をします。場所は新神戸から入山するか阪急六甲から北上するかの六甲山麓。イモ煮会の方がいいかもしれませんが、シンプルに焼きイモにしときます。時間帯は午後・夕暮れぐらいまでで、山から下りて、飲み会(になるかな?)。今季のスキーボード・ツアーの打合せをするかもしれません。よければズルズルと加わって下さい。
タバコを持たなければ、どなたでも参加歓迎です。「イモ好き」の野生人お誘いあわせの上、参加できる方はご連絡下さい。「イモ運搬人」「火吹き役」など、いてくれるとうれしい。
明け方の寒さがつのる・・・
at 2000 12/06 02:12 編集
ので、ついに暖房を解禁してしまった!
といっても、最小クラスのガスストーブなので、6畳+隙間風だらけのDKは、ポカポカとはいかない。
よその家で石油ストーブの匂いをかぐと、「あぁ家庭の匂いだな」と思うけれど、僕の原風景はやはり火鉢だ。冬の午後のおやつには、ジャンクフードより、よくモチを焼いて食っていたな(カロリー高すぎるって)。
でも、ものぐさヤモメの今はガスストーブがありがたい。すぐ火がつくし、上にヤカンを乗せておけばお湯もわくし、モチも焼けるし、燃料を補給する手間もない。ふだんはガス派になってしまったので、アウトドア用のコンロには、灯油タイプを使ってみようかと思う今日このごろ(こんなの、風流といえるだろうか?)。
ビルの谷間にて
at 2000 12/09 12:16 編集
家賃を近所の大家さんに持って行って、いつものように玄関先での立ち話になる。
大阪でいえば中之島のような、県庁の近くなのに、この葛飾柴又のような(行ったことないけど)庶民生活は、どこかへタイムトリップしそうで、いつもながら笑えてくる。
大家さんのお母様は、我が家の向かいの病院に末期状態で入院されていて、娘(=大家さん)の建てたアパートを最後に見たい、見たいと病床でつぶやいておられるそうだ。その病院も、もうすぐ巨大マンションに建て替わることが決まっていて、そうなると僕の住むアパートはビルの谷間になる。それでも、大家さん一家の思いやら何やらを聞いて、いつものようにみかんや饅頭や椎名リンゴを包んでもらって帰ると、家賃4万円の1DKも悪くないかな?と思って、もうしばらく根を下ろしてしまいそうになる。
家が大きくなると家族が増えるという「呉智英の法則」にならって、そろそろ2DKぐらいに成長したいものだけれど・・・
冬の風物誌@元町界隈
at 2000 12/10 10:23 編集
その1。リンクで紹介している元町西口の「はぱぷ」は、休みのとき雨戸のような塀をはめ込んでいる。そういえばドアがなかったけど冬はどうするのかな?と思っていたら、ついに透明なビニールの扉がついた。中はフルーツいっぱいだし、店主は刈り上げたパパイヤ鈴木みたいだし、いやぁ温室みたいでいいなあ・・・という感じ。これで陽が当たれば、もろ温室だ。
そういえば小学生のころ、柄にフシのついたオヤジ雨傘を親にあてがわれていたので、さしても暗くならない透明ビニール傘にあこがれていたことを思い出した。「はぱぷ」の門構えは、懐かしさを感じさせてくれたりする。
その2。越冬グッズ特集の『通販生活』が出ていた。「路上観察学会」の名物4人組が表紙で怪しくい笑って並んでいるのが、何ともいえずいい。南極越冬隊コート試着なんてお戯れも、すばらしい!老人力に中年力は、いちびりはじめると何か出てくるかわからんのがいいわな。
初「銀世界」まであとひと息
at 2000 12/12 01:09 編集
今日は、僕をとことんかわいがってくれた祖父の30回目の命日。ガラクタをためこんでしまう癖が遺伝しているらしいけれど、そのうち大発明にでも結びつけばいいか。
山陰のSEさんから「雪が降りそう」とメールをもらった。神戸ではあられが降っていて、いつものオールナイトカフェに退避。
新しいフリースを買うつもりが、ついタートルネックのセーター¥1000なりを買ってしまった。フリースは、静電気でゴミを吸い寄せるので困るけどね。やはり天然素材はいい(羊さんに感謝)。
暖かい中古カメラ屋
at 2000 12/12 14:06 編集
10年以上使ったズームレンズの修理をメーカーに断わられたので、同じものを行きつけの中古屋さんで見つけて買ってきた。
メカに詳しい若旦那さんが、「そうでしょー、コスト削減でネジ止めを減らしてるから、衝撃に弱いんやわ。こっち方向から力がかからんようにね」と即席レクチャーをしてくれて、とてもたのもしい。この店は掘り出し物はあるし、大阪より安い。気持ちが暖かくなる買い物ができたな。これでルミナリエもきれいに撮れる!
ルミナリエの色は…?
at 2000 12/15 16:09 編集
ルミナリエが始まって、神戸の中心街はあちこち交通規制されている。車だけでなく人の流れもかっちりコントロールされているようで、「元町駅から見に行く人の流れ」と「三ノ宮駅から帰る人の流れ」は激しいのに、中途半端な場所はふだん通りの寂しさだ。
このイベントは、会場のまっ只中にあるローソンのような特定の店には「ボーナス」になっても、まんべんなく地元全体が潤うのかな?と、ふと思った。資金難で開催が危ぶまれたり、募金をよびかけたりしているわりに、収支も明朗とはいえない。著作権などはきびしく管理しているけれど、各種のロイヤリティにどんな値がついているのかオープンにしないで「きれいなイベント見たいでしょ?募金してね」では、せっかくの光の芸術もなんとなく灰色に見えてくる。
神戸っ子はお調子者が多いから(生まれ育った僕が言うのだからまちがいない)、「ちょっとおかしいんじゃない?」とチェックする人間はほとんどいない。イベントの端々に、神戸空港推進キャンペーンが「サブリミナルPR」されていることに、空港建設反対に署名した市民は気づいているのだろうか。キレイなイベントに酔狂な人は「水をさすようなこと言うなよ」と思考停止させようとするのだけれど、醒めた目も持っていないと、埋め立て工事や借金依存体質など、既成事実が後戻りできない深みに進んで行ってしまう。
超勉強法とは、リンクのテクニックなり?
at 2000 12/15 23:23 編集
僕はハードカバーはきらいだ。大げさだし、ページを繰りにくいし、紙資源の無駄でもあるから。文庫や新書をズボンのポケットにねじこんで「どこでも読書」できるスタイルというのが、昔からかっこいいと思っていた。知はモビリティなのだ。原書は大判の学術書でも、ソフトカバーが多い。「本は道具」という感覚もあるせいだろうか。
で、野口悠紀夫氏の『「超」勉強法・実践編』が講談社文庫で出たので買い直した。ハードカバー蔵書の「スリム化」の一手でもある(ハードカバーをまた放出するので、「モノと情報のフリマ」を見てください)。
実践編は英語とパソコンの「超修得法」という趣旨で、あらためて読み直していて、なるほどと思ったくだりがある。多言語をかじるより、英語を徹底して修得せよ、と強調されている。なぜなら、英語圏以外の国で、何か必要があって日本語と現地語の通訳を探してもまず見つからないが、英語と現地語の通訳はたいてい見つかるからだそうだ。
これを読んで、昔どこかで拾い読みした「いい医者を見つけるコツ」を思い出した。いわく、不運にしてヤブ医者にあたったら、その医者に「先生御自身が病気になったときかかる医者は?」と尋ねてみること…だった。理由は、いくらヤブでも、自分の命がかかると、専門家の立場から間違いない医者を選ぶ目は持っているから。
これは、英語をしっかり修得しておけば、もっと複雑な交渉は通訳を見つける「リンク」役にはなる――という考え方とどこか通じる気がするけれど、ちがうかな?
ようこそADSL
at 2000 12/17 22:46 編集
NTTの発表によると、来年3月に、神戸でもADSL回線が使えるようになるそうだ。最高で1.5MBPSなんて、夢のような高速接続ですがな。アナログ33.6Kでテレホーダイで低速ネットサーフィンしている今の環境から見ると、40倍以上のスピードになる。
それにしても、いまISDN回線のキャンペーンが盛んだけれど、ADSLを利用するには、ISDNに換えた回線をまたアナログにしなければいけない。そんな事情はふせて目先のISDNを売り付けているNTTは、営業モラルを問われるのではないだろうか。自由競争が進と、客はこんなNTTを離れて、どんどん第二電電に流れていくだろうな。
ブッシュさんには、もっと外圧をかけて通信料金を大幅に下げさせてほしい(そういえば「情報スーパーハイウェイ構想」は、ゴアさんが議員時代からアピールしていたことだな)。
ウィンター・ミュージック・ハイパーリンク !?
at 2000 12/19 18:03 編集
なんとなく、ダニエル・ミルというアコーディオン奏者のCDを見つけて買ってきた。弦楽器のようにも、ハーモニカのようにも聞こえるアコーディオンは、とても幻想的だった。
アコーディオンといえばCOBAさんが有名で、ダニエル・ミルのライナーノーツも書いておられる。ライナーによると、ミルはグルノーブル生まれだとか。グルノーブルといえば、68年(だったかな?)の冬期オリンピックの舞台で、記録映画の「白い恋人たち」は、テーマ曲とあわせて大ヒットしたっけ。
「脳内リンク」で、ピエール・バルーの歌う「白い恋人たち」の主題歌(現題“Noel”)をひっぱり出してきて聴いたりしていると、心はすでにヨーロッパ・アルプスだ。あぁ孤独なシングルベル…
意表を突かれた新局長
at 2000 12/23 00:21 編集
ナイトスクープの新局長、西田敏行は意外だったなぁ。でも、いい感じかもしれない。暖かみがあって、関西人に近いテイストもある。突っ込まれたりして。
岡部まり秘書は代わってほしくないけれど、西田敏行といえば、秘書に石田えりだと「釣りバカ日誌」みたいで絵になるかもしれない。
おじさん端末パワー?
at 2000 12/25 12:55 編集
このサイトの監修役?をしてくれているパソコンドクター氏が、でっかいカバンを持って2泊3日の「阪・神旅行」に来られた。接待がてらヤロー2人でルミナリエを見物して、居酒屋でPCレッスン。
ふだん僕はザウルスを愛用していて、これもザウルスで打っているのだが、キーボードで長い文書を打つときはモバイルギアを使っている。使い分けているといえば聞こえはいいが、1台でパーフェクトな端末がなかなかないせいでもある。ザウルスに別売キーボードをつけて、これで文書も通信も画像もひと通りできるようになった・・・と満足していると、PCドクター氏の「シグマリオンがええ」「シグマリオンにしとき」という呪文が聞こえてくる。モバギも彼の呪文で後押しされたようなものだから、シグマリオンにも傾いて行く気も、せんでもない。
けれど、片手で入力できる電子手帳スタイルも捨てがたい。歩きながらでも寝ころんでいても入力できるのは、キーボード端末にはできない機動性だろうし(Win CE端末は手書き入力もできるけど)。
何十ギガものハードディスクなんて、文書処理が本業の人間にとっては無用の長物!!で、どこからでもメールとFAXを送れるとか、電池が長持ちするとか、どこにでも楽に携帯できるという方がありがたい。
とか何とか言いわけしつつ、「ThinkPadほしいほしい」とつぶやいているのだけれど。
新年会!
at 2000 12/27 01:23 編集
新年会は、1月6日(土)にほぼ内定。梅田あたりにしましょう。
このサイトニ「アクセスしてくれた方、どなたでも参加歓迎です。
出席してみようという方は、メールか書き込みをお願いします。
さらば日本・ただいま日本
at 2000 12/27 10:27 編集
グアムへ移住して新しく仕事をすることになった。現地との調整も終えて荷物をまとめ、家族とお別れをして、あたふたと関空へ。片道のチケットを確認すると、なんと行き先がローマになっているではないか。たまたま、そのへんに勤め先の女子学生2名がいて、「あ〜ら、奇遇ですね」と声をかけられ、「んじゃ、イタリアに行くか」と、のんきにイタリア旅行へと行き先変更になってしまった。
・・・という夢を見た。何だか、就職した11年前に、とめる母親を振りきって実家を出たクリスマスを思い出させる変な夢じゃったな。11年間まちがった旅を続けているのではないか?と、心の内か空の上からの声が聞こえてくる思いがした。
肝心のグアムで何の仕事をするのかさっぱり具体的に決まってなかったようだし、ローマで女子学生のカバン持ちをしているシーンまで見たものの、その後どこに行くのか続きを見たい気もする。けれど、夢は分析しはじめると囚われてしまうので、楽しむ方がいいかもしれないな。
コーヒー一杯でねばるねばる・・・
at 2000 12/28 16:10 編集
9時半にいつもの喫茶店に入って、10時半ごろ電話をもらって4時半まで長電話。夜が明けるまでにはならなかったとはいえ、むかーし無線で8時間ほど長話してたことを思い出した。無線は途中で仲間が入ったり出たりできるし、料金は数円程度の電気代だけで通話料はタダだから、長話も楽だ。その感覚でつい長電話になってしまった。かけてくれた方には恐縮いたしまする。しかし、ピッチは電池がもつなぁ…と変な感心をしてしまった。
いつの間にかクリスマスがあった
at 2000 12/30 10:03 編集
暖かいのも手伝って、年末の感じがしない。「21世紀まであと3日」の電光掲示板だけが浮かれている感じ。もっとおごそかな雰囲気もほしいけれど、商売人にとっては「おごそか=売れ行きが上がらん」という心配もあるだろうな(好調なのはブランドショップだけ?)。
たしかに夜空はきれいになったし、官庁街の我が家あたりは実に静か。近くの救急病院に入ってくる救急車のサイレンだけは、年末年始を問わず、絶えることがない。
のらりくらりと年賀状を買ってきたけれど、金券ショップにはまだまだ売れ残っていた。別にEメールに置き替わったせいでもなくて、祝う気分になりにくいせいかもしれない。僕は昔から「賀」「おめでとう」「HAPPY」の類のフレーズは年賀状に使わない。「あぁ、また年をとる」と嘆く人の方が多いのではないだろうか?とも思うし。
「打倒ジャイアンツ」とか「山口もえからプロポーズ」とか、何かを祈るメッセージを込めたいものだ。
朝刊を読んで(NHK番組みたい)
at 2000 12/30 10:46 編集
なんとなくヘラルド・トリビューンを見ていたら、「あーまたこんな日本語が英語になりよって…!」という記事を発見(リンク・ページからクリックしてみてね)。京王帝都の痴漢よけ女性専用列車の記事が興味を持たれているようだ。男性の言い分も書いてあるし、山本サムまで紹介されているのはマニアックな取材をしているようで、あきれさせられる。
痴漢という行為も、英語にするとただの「手探り」になってしまうようだけれど、もすこし工夫も必要ではなかろうか?手を使わない(=尻尾をつかませない)痴漢は、男にもオババにもいるしなぁ。
http://www.iht.com/articles/5837.htm