solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
「ど真ん中の脇」こそ meets regional の縄張り

 

久々に買った『 meets 』は、週刊誌綴じではない普通綴じになっていた。ミーツらしくないぞ!
それだけ、ページ増で内容てんこ盛りなのだった。


「神戸ど真ん中」特集は、まぁ懲りずに飲食店ガイド、は毎度のことながら、さすが神戸新聞発祥のタウン誌、花隈とか加納町とか、エアスポットのような界隈をよくまー細かく取材している。このフットワークの細かさは、サビーかミーツにしかできませんな。

 

後輩(正確にいえば、後輩の教え子)が開いたアジア食堂が、雑誌に登場します!!と本人の告知を見てチェックがてら買ったのだが、小特集された女性店主たちはどなたも写りがよくて、気心知れたミーツと地元店のタッグがいい感じ。商売繁盛をお祈りするばかりだが・・・わたしゃ行きつけ店のローテーションに忙しい(ごめんね)。

コラムの津村記久子もひさうちみちお画伯もかっちゃんも、自由奔放にペンが走っている。ローカル誌の強みですなぁ。

 

かっちゃんが、県知事選の恨み節をまくらに「俺の庭」節をブイブイいわせてるのは、いつもの癖だから冷ややかに笑い飛ばしてしまったが、「神戸の海と山」の中で海イメージが強すぎる!というご指摘は共感したね。
案外、神戸港を利用した神戸市民はそういないものだし、倉庫業や海運業にかかわっているわけでもない市民は、せいぜい須磨で海水浴ぐらいでしょ。

 

正確には、尼崎から魚崎(神戸の東の端)に通学していた「大阪府尼崎市民」だったかっちゃんも、実は少年時代に六甲全山縦走を踏破していたのだそうな。やるねぇ(^^)/
それほど、かっちゃんは六甲山とのかかわりが深い。パパに芦有ドライブウェイへ連れてってもらった思い出は、世代も近いのでよくわかる。もしかして、どこかですれちがっていたかもかもかもしれんが、でなくても同じ景色は見て育ったわけですな。

 

芦有とか表六甲のドライブウェイは、親のクルマの後ろに載せられていただけの子供には土地勘もなく、やたらカーブがきついな〜ぐらいの印象しか残っていない。
ぐんぐん暗い山に上がっていくな〜とキョトンとしていたら、いつしか乳白色の世界。
「これ、雲の中やで」と聞いて無我夢中で袋に雲をつめて持ち帰ろうとしていたバカまるだしの子供がワタクシであったが、そうか六甲山は雲の上にあるのか、と虚実半々の自然学習をしたのも自宅すぐ裏の六甲山であった。

 

そんな市民の里山だけでなく、北区・西区の農村、長田・垂水あたりの漁港をどれだけ語れるか、が地元タウン誌の力といえるわけで、これでもかこれでもかと料理写真を並べて飽食に行き着くだけの飲食店ガイドは、るるぶでもまっぷるでもできること。
案外、かっちゃんの地理感覚は正しい。


本当の通は、山田錦の里、淡河の茅葺きに棚田、藍那の磨崖仏なんてスポットを逃さず取材するはずですよね・・・
とエルマガジン社には期待するとして、次号の寿司屋特集も楽しみにしときます。

 

 

 

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