離婚しても、夫婦であった間に仕込んで保管してあった子種を妻が勝手に孵化させてもパパはパパ!
と判事一人の家裁が裁決してしまった。
これを嫡出推定で片づけるのは、ちと無理があると思うがなぁ。
離婚してから 100 日や 300 日どころか、もっと後に前夫の血を引く子を身ごもることができるのが、受精卵保存の厄介なところだ。
生まれた子供に罪はないから、祝福してあげるのが大人の身の振り方だとして・・・
遺伝上の父親は、養育責任を負うのが人の道ってもんでしょうなぁ。そもそも、子種提供は自分の意志でやったことだし。
嫡出推定は形骸化しているだけでなく、浮気相手との子でも夫婦の子とみなす強引さは、なんも知らずに養育をしてきた大沢樹生のような「育てのパパ」を生んでしまう。
だからといって、夫のいる母親に、産んだ子の DNA 鑑定まで義務化するわけにはいかない。「妻は浮気しない推定」が働いているわけで、これも形骸化している。うーん、太川陽介の息子が、ちゃんとパパに似ていることを祈らずにはいられません(苦笑)。
でも、この嫡出否認訴訟は、母親がハーフの子を産みたいわんと画策した時点で、「勝負あり」だったのではないかね?
子種だけ取られた前夫は、「お払い箱になる推定」「離婚推定」をしてなかったところが負けの始まり。おまけに、嫡出否認の提訴ができる期間をすぎていたし、避妊…じゃなかった否認するもなんも、別居して離婚成立するまでも子の母とデートしたりしていたそうだから、そりゃ夫婦同然ですやん。
いや、離婚を先延ばしして、その間に懐胎すれば養育費を撮って晴れてシングルママになれる。
と、台本を書いていた気がするぞ。技あり!である。
これから、結婚を迫る彼女がいる殿方は、「離婚推定」をしっかり肝に銘じておかなくてはイケマセン。
あ〜、なんだか世知辛い世の中になってきたな。
「受精卵は離婚と同時に廃棄する」とでも法制化しないと、同じような推定失敗は全国で起きるぞ。
夫になろうとしているカレシは、「子種と金だけほしい」カノジョの思惑を推定する力が問われます。
よけいなこというんじゃない!と確信犯的シングルママ予備軍に、恨まれそうな予感^^;
これでずいぶん男子学生を萎縮させてきたからなぁ…
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