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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
濃厚接触ってなんですかセンセー!

 

横浜港沖にポツンと留め置かれているクルーズ船の客は、とんだとばっちり。
感染者が下船してしまい、客が拘束されているのも不条理だわな。どちらにも罪がないとはいえ、立場は逆ではないかい?

 

船内で客の濃厚接触歴を調べる作業に時間がかかっているそうだが、これはまずい。
あんな拘禁状態から早く解放されたいと思えば、「濃厚接触してません」と虚偽申告するようインセンティブが働くことは明白でしょ。変形バージョンの囚人のジレンマである。みんなでかばいあって(不都合な事実を隠して)、事なかれに傾く。

 

日本人客はまだ愚直な人が多い気もするが、マスクさえしない文化圏の客は、おのれの不衛生を棚に上げ、「濃厚じゃないモーニングキスは夫婦の証しだべ」と思いこんで、申告しない可能性もある。
淑女の手の甲にチューしよる殿方もいるだろうし、1つのハンカチで手を拭いて鼻をかんで口元をぬぐうんだって西洋人は。

 

性善説に立っている限り、濃厚接触の実態と申告は必ずかけ離れる。
だから、すべての手すり、便器、洗面台、食卓、ソファー,etc,etcを一斉消毒して、全搭乗員の抗体検査をしないと、有効なスクリーニングにはならない。
でないと、沖合停泊させておく意味がないんちゃいますか?

 

公衆衛生と人権のどちらを優先するかは難問ですがね・・・
社会防衛のために、感染者を隔離してしまう先進国も少なくない。申告しない感染者、発症してない感染者、発症しても診療をうけない野人も一定数いるから、感染症を完全にシャットアウトすることは無理かもね…

 

だからといって、「上陸させてあげるけど、横浜から感染が拡大しても日本国民は覚悟してね」と投げ出すのもまずい。
きちんと法定検疫業務をこなして、陰性の客から上陸してもらう手続きを淡々とやってもらうしかない。乗客さんたちには、「あと何時間」と検疫スケジュールを知らせておけば、パニクることもなかろ。

 

でも、飛来してくる客とちがって、船客は時間をかけて検査できるのがメリット。「船便のみ来日OK」にしてもいいぐらいだ。
もし足止めをくらっても、優雅な船旅を無料で延長できて、飲めや歌えや踊れや遊べや、お得な思い出がいっぱいできますって。景色が変わらないのは退屈でしょうが。

修羅場で妙にコーフンして、舳先でタイタニックごっこをやっている濃厚カップルがいたら、ドローンカメラで撮影してあげよう。

 

 

 

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2020年02月03日のつぶやき
23:23
気まぐれな出題委員よりAI委員が適格かも? solosolo.jugem.jp/?eid=5688 #jugem_blog
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