2010.09.18 Saturday
秋のアウトドアシーズンを迎え撃つ「今年の俺様ガジェット」を仕入れてまいった。ソーラー・チャージャーである。
このジャンル、けっこうバブル。静かに「ジャブル」が起きている。
どうも中国に太陽光パネルのベンチャーがひしめきあっているようで、サンヨーも京セラも苦戦気味。
というより、殿様商売をしている日本企業は、かゆいところに手が届くような商品開発に目もくれない。これじゃー消費者にもそっぽ向かれますよ!
安かろう悪かろうは覚悟の上で、モトコーの激安店にぶらさがっていたグリーンハウスのソーラーチャージャーを仕入れてきた。
アマゾンの、カカクコムのどの店より安い、2450円!
ソーラーパネルからリチウムポリマーに充電し、容量は2000mA。立派なもんだ。
カラの状態から満充電には、ベストな条件(快晴、直射日光ってことね)で15時間もかかるが、付属のACアダプターでコンセントから、USBでパソコンからも充電できる。継ぎ足し充電OKなので、日なたに置いておけば微電流で満充電を維持できる(はず)。
で、出力は5Vなので、ケータイ、DS、PSPその他USB給電のガジェットに電力供給できる。
しかし、このタイプの充電池で1Aを取り出せるものはめったにない。ググってググって五万と調べても、まぁ出会えない。
1Aは、電気食いの我がケータイ(ハイブリ)にカツを入れるのに必要な電流なので、400mAしか取り出せないグリーンハウスのソーラーチャージャーでは無理を覚悟の上で試してみた。
案の定、スコンと電圧が落ちて、充電スタートしない。こりゃ使えんわ。
そこは想定内である。「その他」専用に使えれば。
ノーマルなFOMAケータイはバッチリ充電。DAPも、ザウルスも充電してくれる。使える。
まぁ、これでいいか。
来月には、サンヨーのエネループ・ブースターで1Aタイプのニューモデルが出るらしいが、ソーラー充電ではないので、コンセントが身近にある旅でしか使えない。
このあたり、日本企業はまだまだ努力不足である。たぶん、中華ベンチャーが先を越すでありましょう。
グリーンハウスはオマケにLEDライトをつけてくれていて、「ソーラー充電懐中電灯」としても使える。サンヨーさん、見習うように!
サンヨーといえばエネループで勝負しようとしているようだが、このエネループをソーラー充電しようとすると、これまた中華ベンチャー頼みとなってしまう。
ベンチャーというより、もうパチモンといえるかもしれない、単三4本用(充電時の電流計つき!)のソーラー充電器なんか、なんと800円である。
これも愛用してます♪といいたいところだが、メーターから逆算すると、エネループ4本を太陽光だけで満充電にしようとすると、5日以上かかる(笑)。
ま、そのへんは「悠久の中国4000年」感覚である。気長に行きましょうや!と腹をくくるしかない。
とりあえず、小物はお日さまに手を合わせながらグリーンハウスのソーラー充電器でちまちま充電して、太陽が燃え尽きるまでは大丈夫、となった。
DAPにワンセグがついているので、TV、ラジオ、音楽、照明、PC(ザウルスだが)、ケータイ電話は「ソーラー化」ができた。陽が射すところ不便ナシである。
出費を惜しまなければ、巻き物タイプの大型ソーラーパネルもあってノートPCの充電もできるようだが、手を出したあげく結局持ち歩かないことにもなりかねない。
そのクラスは様子見ということで、スマートフォン・サイズのソーラー電源を、しばらく使い倒してみることにしましょう。
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