ちょうど出勤する時間帯に横なぐりの雪が降ってきて、コートに積もった状態で改札に入ると、降りてきた客がアララララ〜な目線。雪が舞うのは、この冬まだ二度目ぐらいか?
本格的な積雪というほどでもない「瀬戸内の粉雪」なので、あっけなく乾いてしまったが、同じ県内でも豪雪地帯はこうも違うもんか!?と思うほど雪に埋もれている。
電車は案の定、琵琶湖あたりで立ち往生していたようで、下りが15分か20分ほど遅れていた。
電車は15分遅れても快速が15分間隔なので、遅れてきた1本早いやつに乗れるだけで被害はないけど。
たまたま今日の職場に滋賀県民はいなかった…とはいえ、朝は延着証明が続出していた。
突発的なドカ雪に見舞われると、京滋エリアと阪神間は別世界になる。大山崎あたりが境目になっているのかな?
電車の乱れより、受験勉強ラストスパート中の4年生が、インフルエンザで半分ほどダウンして、ついに3クラス学級閉鎖になってしまった。
出勤したら教務担当者から「すみませんね〜」と説明をうけたが、感染予防のためならしかたない。
インフルエンザは今のところ未体験なので、どんなダメージを受けるのかピンとこない。
学級閉鎖しているはずのクラスの22歳男子が、自宅待機するのも手持ち無沙汰なのか、ひょっこり登校していて、みな大丈夫?とかなんとか、軽い立ち話をして別れる。
この子は秀才の対極にいる呑気クンで、本人は感染せずピンピンしている(そうか、おぬしとワタクシは同類であったか!!笑)。
僕がひいきにしているのはこういうタイプで、放っておいても合格圏内の秀才たちは気にかける必要がない。
ピンチになると学校に駆け込む学生は、すなおでいい。自分の弱みがよくわかっていて、マイペースではうまくいかないことも承知している。その点で、自己覚知はよくできている。
感染症はもらい災難みたいなもので、かかってしまうのは不運としかいえないけれども、ある程度のコントロールはできる・・・のがプロフェッショナルで、免疫を高める生活スタイルも心がけなくてはいけないし、ワタクシの忠告どおりカレーをふんだんに注入していれば、ポカポカするし滅菌作用もあるってもんだ(インフルエンザとスパイスの関係は、自信をもってこうだ!とは申しませんが)。
退勤後は今日もバングラ大使館へ汗をかきに寄ってみた。ドアを立て看で封鎖して、仕込みの最中だったが、「いいよー、一皿ぐらいすぐできる」と入れてもらえた。
アルバイトのインドネシアン留学生は、雪が楽しくてしかたないらしい。京都や北陸へ、同級生と小旅行しては雪と戯れている。ちゅごく人もマレーシア人も、雪遊びは大好き。インド人は寒さも雪も苦手だそうな。
夕方のローカルワイドで、琵琶湖バレーにインバウンド急増!!と映像レポートをされていたが、北陸や信州まで足を伸ばさなくても、琵琶湖周辺は近畿地方でも別世界だもんな〜
ただ、銀世界でスキーをするわけでもなく、雪だるまと雪合戦を日帰りで楽しんで、京都や大阪の宿にプイッと引き返してしまう。泊まってくれないのだ。スノーリゾートを楽しめるキャパ十分のホテルも少ないし、そもそもスキー場が高いし、日本の若い世代が敬遠する要因はインバウンドのアジア人も同じではないのかな。
僕も伊吹山と琵琶湖バレーぐらいしか滑りにいったことはないが、JR 快速でスラスラ往復できる距離だから、一泊ステイしてじっくり観光しようと(させようと)思えば、温泉や雪以外のアウトドア・アミューズメントがないと手持ち無沙汰ですわ。近江牛も鮒寿司も、ちゅごく人が爆食いに目覚めるのはこれからかな?
滋賀県は僕も好きなエリアなので、がんばってほしいと思う。
伊吹山あってのドカ雪でもある。名神が通行止めになっても、JR はなんとか動く。厳冬期こそ、関空に降りたった隣人たちは琵琶湖をめざして別世界体験で震えあがってほしいもんだ(笑)。
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