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論文は質より量?

 

良識あるエブリデー新聞の1面に、ハゲタカジャーナル対策に追われる大学を報じる調査報道。
さすが社会の木鐸(ほめときます)、いいところを突くなぁ。

ハゲタカジャーナルそのものの告発は、すでに先月ハフポストほかで出ているのだが。

 

研究者の業績としてカウントされる論文を掲載するメディアは、昭和の時代にはなかった(と思う)電子ジャーナルが増えたことも背景にある。有名な『Science』や『Nature』、New England Journal of ○○の類の紙媒体が、いまでも権威を持ってはいるが、電子ジャーナルのスピード感やアクセスの良さは、国際競争の激しい分野では支持されやすい。

 

学術誌の経営状態まで関心を持つ日本人の研究者(投稿者)はめったにいないが、査読も編集委員も手弁当で持ち回りになっている事情もあって、まさか学術ジャーナルがビジネスにはなるとはだれも思わない。

それが牧歌的な日本のいいところでもあり、欧米中韓だと「業績になるなら大枚はたくぞ」という投稿者と、「載せてほしいならそれなりに料金負担したまえ」というジャーナル経営者の思惑がマッチすると、購読料も掲載料もウナギのぼり。

 

もちろん、発表媒体にハゲタカジャーナルの名前があれば、良識ある大学、学会では業績として認めないチェックが働くはずだが、論文の件数としてはカウントされる。教員資格を役所に申請する事務レベルの手続きでは、学会誌掲載1本とハゲタカ掲載1本は同格になってしまう。
日本でいえば文科省や都道府県の高等教育局レベルの部署で、海外の学術誌の格付けがしっかりできているかどうかは大いに疑問だ。

 

漏れ聞く話だと、自分の業績を高く見せる(はやり言葉でいえばブランディングね)ために、ハゲタカジャーナルを自分で創業して(といっても web サイトちょこちょこ作業ですむ)自分の息のかかった査読委員を雇う研究者までいるとか、いないとか。
ある意味、小賢しいというか、世渡り上手というか・・・

 

僕も二十数年前に、就活学生に「テキトーに俺様資格をでっちあげて1級とか履歴書に書いとけ」とそそのかしたことがあるから、世界がワタクシに追いついたのである(笑)。

 

ハゲタカジャーナルにしろ、ディプロマ・ミルにしろ、資格ビジネスにしろ、「箔」ビジネスは需要に供給が追いついていないから、モグタたたきのように増殖すると思う。
「医学博士○○先生おすすめの育毛剤」の類の広告を見た消費者が、どこの大学で、どんな教授が査読した何という論文か?と追及するようなリテラシーを持っているとはとても思えない。

 

盲信して被害が出るとか、正しい治療を受ける機会を逃すような悲劇を防ぐには、日本だと日本学術会議のような機関が、もう少し一般国民に啓発するような事業に乗り出してもいいのにね。あとは消費者団体か。
「ハゲタカ判定士」なんて資格を創設して、小遣い稼ぎでもしてみるか!?(笑)

 

 

 

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