京アニと参院選ニュースに追いやられて目立たなくなって残念なのは、アポロ月着陸 50 周年アニバーサリー。
白黒からカラーに置き換わる時代の生家で、宇宙中継を釘付けで見ていた夜の記憶は鮮明だ。
あの映像はホンモノかどうか、映画もドキュメンタリーも含めて疑惑も噴出した。これが証拠だ!と石ころを万博会場で見せられても、僕は「工事現場に落ちとるような…」とツッコミを入れていたもんだ(いやな少年!)。
38 万kmは、光速だと1秒もかからない距離とはいえ、無線の応答にタイムラグがないのも不思議だった。今の通信技術でも、地球上の衛星中継で1秒以上のタイムラグがよく噛み合わない応答をしているから、50 年前の電波の方が速いわけだ(んなことない)。
でも、僕は海底探査の方が遅れていることをずっと気にしていたので、月面基地だ宇宙移住だなんて非現実的な夢より、海底資源の方が役に立つやろ!?と冷静に見ておりましたな。
月面に旗を立てるぐらいはいいとしても、どこかの小惑星に掘削機を撃ち込んで先住民の安眠を妨害しているのも、たいがいにせんとイケマセン(苦笑)。
無人探査で安全にデータ収集してくるのが今どきの宇宙開発のようだが、アポロ以降のサターン、パイオニア、ボイジャーたちの孤独なお仕事を忘れちゃいかんよ。はやぶさに熱狂する愛国心もわからんでもないけど、日米 EU は国境を超えて宇宙開発を進めてほしい。EU が乗り気ではないせいでロシアが意地を見せているから、「ソユーズ宇宙旅行」の方が先に実現するかもしれない。
明治製菓さんは、アポロチョコの続編のソユーズピロシキ、はやぶさ饅頭を出して、科学少年少女の食欲知識欲を刺激してほしいね。
日清食品は神舟ラーメンを、ぜひ!
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