2001.02.28 Wednesday
強烈なおばちゃん列伝
at 2001 02/05 05:04 編集
今日・・・というか数時間前までいたモスでも、僕の数席向こうの真正面に新顔のおばちゃんが座り、ちらほらと僕を監視しながら、辞書片手に英字新聞を「音読」していた。ツタンカーメンヘアで、視線が異様だった。嗚呼ご難・・・
それはともかく、福岡にも強烈なおばちゃんがいるようで・・・プリペイを含め携帯電話10台にパソコンで、脅迫メールを送っていた容疑者というのが、高裁判事の妻だそうな。検察から「奥さん、容疑がかかってますよ」と捜査情報が洩れたおかげで証拠隠滅されてしまったというので問題になっているけど、役人世界の腐廃はもう、いまさら驚かないな。
この判事の妻40歳が脅迫した相手というのが、小学生の子を持つママ34歳で、二人で36歳の彼氏を奪い合った三角関係のもつれだという。
いやはや、おばちゃんといえども、マニアックな行動になると性差はありませんね。で、それぞれの本夫(というのかな?本妻というように)は、何やっとったのかね!?監督というほど妻は子どもじゃないにしても、携帯10台持っている妻とか、彼氏を奪い合っているとか、そんな妻に気づかないものかなぁ?
書棚省スペース計画また一歩前進
at 2001 02/09 02:45 編集
いつもグチっていることだが、ハードカバーはなぜあんなに重厚すぎるのかね。
その点、新書や文庫はいい。ポケットのお伴にもなりやすいし。社会学だって経済学だって、文庫や新書だけでも一通り高い水準の勉強ができるのではないか?
で、わが敬愛する森村先生のあっぱれな処女著作『美術の解剖学講義』が、文庫になった。コスプレ写真は大きなサイズで楽しめた方がうれしいけれど、読みやすいソフトカバーは出るたににどんどん買い換えてしまう。
ハードカバーなみに1000円もするけど、文庫あとがき+解説がついてお買い得感があります(Book欄にコメント掲載)。
というわけで、ハードカバーもご希望の方に進呈しましょう。
あまからアベニュー、来週はお好み焼き特集
at 2001 02/09 03:56 編集
木曜日というのは不思議な曜日だ。ずばり、「おもろい日」という感じ。週の疲れがたまっていて、金曜日ほど華やかでもないドロリ感があって、ローカルなたとえ方をすると、大阪の平野区のような雰囲気か。
「電波系」の僕にとっては、要チェックの番組がめじろ押しだ。ムッシュばんばのMBSラジオにすぐ続いて原田伸郎の昼下がりトーク。今日のゲストは、ひさうちみちお画伯だった。『Meets』の人生相談のエログロ・マニアックさがそのまま真昼間に躍っている、この在阪ラジオの寛大さはすばらしい。
夜は「あまからアベニュー」がラーメン特集。うまそうですなぁ。故伊丹十三監督の傑作映画「タンポポ」を思い出した。ラーメンはスープが命・・・なるほど、なるほど!
番組に月亭八方の息子の月亭八光が出ていて、「七光り」を乗り越えての「八光り」かと思いきや、「はちみつ」と名乗っていた。あっぱれ。
ところで、ナイトスクープの新局長に西田敏行が就任していろいろ議論されているけれど(Linksからたどって下さい)、「あまから」のメイン司会は宇江佐りえと竜雷太の東京コンビだ。それで充分に関西風味を出しているから(15年続いた番組が3月に終了というのが残念!!)、ナイトスクープには上方界の釣りバカ・こえピョンもいることだし、西田新局長を洗脳してしまう勢いでパワーアップしてほしい。
夜中はチチ松村さんの「楽園図鑑」が子守歌。
なんだかMBS一色の木曜日だな。録音録画のプレイバックで夜中がつぶれてしまう・・・。
七色の世界がみえる・・・
at 2001 02/11 02:43 編集
もう5年はほったらかしのスキー板は、エッジも真っ赤に錆ついている。金やすりでギーコギーコと磨いて、爪がスライスできるぐらい角がシャープになった。ウェアも切り裂けそうな出来ばえだ。
汚れ落としのスプレー・リムーバーを吹き付けると、板に強烈に匂いが付着して、トリップしそうになる。
でもまぁ、これも冬の風物詩かもしれないな。
背中にエール
at 2001 02/13 22:02 編集
200円コーヒー屋で「年度末のお務め作業」をやっとすませた。ふと気づくと、壁にはりついて、ビールを飲んでいる兄ちゃんがいる。塗料にまみれた作業ズボンをはいて、なにやら文庫本を一生懸命に読んでいる。頭と体を使いつつ、息抜きもしている。シンプルで健康な三点セットは、見習いたいものだな。
街に復帰
at 2001 02/20 22:21 編集
斑尾山、黒姫山、妙高山とはしごして新雪と戯れてきた。新緑もいいし、真夏の草いきれもいいし、色づく秋もいいし、雪山もいい。
大自然の中で何かのスキルを磨くというのは、体との対話を掘り下げていくような感じもする。体が悲鳴をあげたり、喜んだり、落ち込んだり、はずんだりする。僕はファッションには木を使わない方だけれど、鷲田清一氏が『悲鳴をあげる身体』(PHP新書)で書いているように、悲鳴をあげながら装いやダイエットのためにからだを痛めつけている人は多くて、その背景には、太いの細いのクサいのいけてるのいけてないの・・・と、人間が密集する都会に渦巻く他者の視線がある。
そんな視線からは自由で、体が素直になれる大自然はいい。
・・・てなことをブツブツいいながらも、夜行明けで帰ったその日にすぐ書店巡りに出て、こうして行きつけカフェで読書しているのは、ゴミゴミ町人の性なのだろう。
深夜カフェには何名かの常連さんがおられて(何度か槍玉にあげた無気味なおばちゃんたちも含めて)、その中には、僕と同じように根城を替えたお父さんがおられる。風貌は70代なのだが、いつもグレーのスーツによれよれのトレンチコートを着ておられて、会社員にしてはやつれすぎている。甘いものがお好みのようで、必ず一人でパフェの類をつついておられる。社会学者の作田啓一先生に似た印象があるので学者かもしれないが、それにしては今日はじめて女性と同席している場面を見た。配偶者とも娘とも推察しかねる微妙なおばさんだが、なんとなくホッとしてしまう僕は、大きなお世話を焼いているただのヒマ人なのかもしれない。
キャッチは頭を使わんかい
at 2001 02/23 00:48 編集
あぁこわかった。モス常連のオバチャンBが、今日は(空席だらけなのに!)よりによって僕の真横にやってきて、ぶつぶつ独り言を言いながらクロスワードパズルをやっている。猛烈な勢いで煙草を2チェーンスモーキングして帰って行った。オバチャンAにくらべるとフェロモンは伝わってこないのだが、レスラー系の体格なので小男の僕としてはちょっとおっかない。
こんな風に、行動がエキセントリックすぎる人が人目にふれるところにいると、放っておかれないのが伝統的な共同体だろうけれど、触れずに遠巻きに放置しているのが都会なのだろう。だから都会は個性を育てるという面もあり、いきなり「事件」が起こる面もあり・・・。スリルとリスクが背中合わせだな都会生活は。
そういえば、急に繁華街にキャッチだかナンパだかわからんカラス兄ちゃんが増えた気がする。
土地に不慣れな新入生・赴任者を狙っているのだろうけど、鏡の前に立って、いかに怪しく見えるか冷静にチェックしてみたらどうじゃろかいと耳打ちしてあげたくなる。いや、別に詐欺を煽るつもりはないのだけれど。
被害者があとで冷静になって「なんでこんなパッパラパーに私はだまされたのかしら」と悲しくなるようなダサさは、やるせない気になる。まるで、エリザベス女王の甥でカメハメハ大王の子孫で本職は米軍パイロットだと自称して結婚詐欺を重ねていた、ただの五十おやじ「クヒオ少佐(自称)」と同レベルじゃないか。
大阪環状線ボラボラ・・・
at 2001 02/25 06:38 編集
前の勤め先の元同僚との宴会で、天王寺へ蕎麦焼酎を飲みに行ってきた。
環状線は久しぶりだった。網棚からダイスポを拾って読む。世田谷一家4人殺害事件の現場近くの公園はハッテンバだとか、藤井隆のにせゲイが真ゲイに訴えられるだとか、大阪でんなー!!という空気を満喫してきた。
西九条の桜島線ホームは、カラフルな「ユニバーサルシティ線?」への改装が進んでいて、落書き模様の(というとデザイナーに悪いかな?)電車が止まっている。「すすけた桜島線」て印象がもう過去の遺物になっているようで、ちとさびしい気もした。花博のとき梅田地下街の壁新聞が「一掃」されたときの気分に近いかな?
USJや大阪五輪の誘致もいいけれど、何年かぶりの天王寺界隈も、もっちゃりしていて懐かしかった。梅田にくらべると、なんでこんなに高校生がワラワラいるのだろう?というのは、通勤していた12年前からの素朴な印象だ。活気があっていいけれど。
スキーツアーで失ったもの。
at 2001 02/26 00:03 編集
失ったことに気づいたという感じだろうか。
1.体力
ショートスキーは絶好調だった。新雪のモーグルバーンなど、楽しくてしかたない。けれど、長い板が思うように回せない。はやりのカービングも試してみるべきかな?しかし本当にもう、長い板はやめようかと思うほどだ。それだけロングターンでクルーズするほどの斜面も、整地されたバーンにはないという気もするし。
それはともかく、ずっと運動不足で食欲だけは旺盛なままなので、体重は軽く60kgを突破!しているだろうと確信していると、風呂の体重計に乗ってみると変わってない!
・・・ということは、体を重く感じるほど筋力と心肺機能が低下しているということだろう。えらいこっちゃ。
2.ビクトリノックスのナイフ
お気に入りのオールマイティ・アーミーナイフがどこかに落っこちて行方不明。まぁ、これは高架下のミリタリーショップに行けばまた新調できるけれど、やっとちょうどいい「盛り沢山」具合に出会って使いこなしていたのに、すこし悔しい。
メカ、メカ、メカ・・・
at 2001 02/26 16:43 編集
一眼レフのファインダースクリーンを注文してきた。
デジカメは即メールに添付したりできるからそれはそれで便利に使っているけれど、「これは」と思う場面はフィルムに焼き付けたい気持ちを引きずっている。
『アサヒカメラ』で、僕の愛用のLXを再評価するような小特集がされている。というのも、国産のマニュアルメカニカルカメラの雄ニコンF3とFM2がついに生産ストップして、残る「20年選手」がLXだけになったので、エールをおくるためらしい。
電池いらずで防水もきいていて頑丈で、写りは極上。オートフォーカスなんかないので、欠点は使う側にオツム(コツ)が必要で、だから売れ筋ではない。
でも腕の未熟さも、どんな絵づくりをしたいかの意図も忠実に引き出してくれるこんなマシンはほんと貴重だ。
ほいほいとモーター送りで写真を撮らせて高いリチウム電池を使い捨てさせる今の一眼レフは、デジカメに市場を奪われて当然だろう。
スナップ用カメラは携帯電話と一体になってもっとカジュアルになり、マシンとじっくり対話しながら絵づくりできるカメラは、ライカやLXのような本物だけが生き残って行くだろう。それでいい。
人間犬に会いたい・・・
at 2001 02/27 22:14 編集
ハンドバックとかシングルベットというのはよく広告チラシで見るご愛嬌。
僕のお気に入りをついに・・・というか、久々に病院の求人広告で発見!
「人間ドッグあり」
これである。
なんだか、天才バカボンに出てきてた「ウナギ犬」を思い出すではないか。「古くてわからん」という人は、人面犬・人面魚の類をイメージしてみてほしい。
犬っぽい人間というのはけっこうおられるけれど(安部譲二さんは典型的なブルドッグ人間に見えるけど、ご本人は猫好きだそうだ)、人間っぽい犬というのはいい友だちになれそうだ。盲導猫とか介助猫というのがいないのにくらべると、犬はけっこう人間の代わりができたりするから、個人的には「人間ドッグ」にはとてもリアリティを感じてしまう。
昔、手稲だったか旭川カムイだったかのゲレンデで、三浦雄一郎のやっているスノー・ドルフィンズのエキシビションで、スキー犬の直滑降(板一枚ごとにビンディング2つ+ブーツ2足)を見たことも思い出してしまった。
しかし気になるのは、ふだん研究活動で何かとお世話になっている民間病院の広告に発見してしまったこと。あざ笑うつもりはないので事務長さんごめんさい。
at 2001 02/05 05:04 編集
今日・・・というか数時間前までいたモスでも、僕の数席向こうの真正面に新顔のおばちゃんが座り、ちらほらと僕を監視しながら、辞書片手に英字新聞を「音読」していた。ツタンカーメンヘアで、視線が異様だった。嗚呼ご難・・・
それはともかく、福岡にも強烈なおばちゃんがいるようで・・・プリペイを含め携帯電話10台にパソコンで、脅迫メールを送っていた容疑者というのが、高裁判事の妻だそうな。検察から「奥さん、容疑がかかってますよ」と捜査情報が洩れたおかげで証拠隠滅されてしまったというので問題になっているけど、役人世界の腐廃はもう、いまさら驚かないな。
この判事の妻40歳が脅迫した相手というのが、小学生の子を持つママ34歳で、二人で36歳の彼氏を奪い合った三角関係のもつれだという。
いやはや、おばちゃんといえども、マニアックな行動になると性差はありませんね。で、それぞれの本夫(というのかな?本妻というように)は、何やっとったのかね!?監督というほど妻は子どもじゃないにしても、携帯10台持っている妻とか、彼氏を奪い合っているとか、そんな妻に気づかないものかなぁ?
書棚省スペース計画また一歩前進
at 2001 02/09 02:45 編集
いつもグチっていることだが、ハードカバーはなぜあんなに重厚すぎるのかね。
その点、新書や文庫はいい。ポケットのお伴にもなりやすいし。社会学だって経済学だって、文庫や新書だけでも一通り高い水準の勉強ができるのではないか?
で、わが敬愛する森村先生のあっぱれな処女著作『美術の解剖学講義』が、文庫になった。コスプレ写真は大きなサイズで楽しめた方がうれしいけれど、読みやすいソフトカバーは出るたににどんどん買い換えてしまう。
ハードカバーなみに1000円もするけど、文庫あとがき+解説がついてお買い得感があります(Book欄にコメント掲載)。
というわけで、ハードカバーもご希望の方に進呈しましょう。
あまからアベニュー、来週はお好み焼き特集
at 2001 02/09 03:56 編集
木曜日というのは不思議な曜日だ。ずばり、「おもろい日」という感じ。週の疲れがたまっていて、金曜日ほど華やかでもないドロリ感があって、ローカルなたとえ方をすると、大阪の平野区のような雰囲気か。
「電波系」の僕にとっては、要チェックの番組がめじろ押しだ。ムッシュばんばのMBSラジオにすぐ続いて原田伸郎の昼下がりトーク。今日のゲストは、ひさうちみちお画伯だった。『Meets』の人生相談のエログロ・マニアックさがそのまま真昼間に躍っている、この在阪ラジオの寛大さはすばらしい。
夜は「あまからアベニュー」がラーメン特集。うまそうですなぁ。故伊丹十三監督の傑作映画「タンポポ」を思い出した。ラーメンはスープが命・・・なるほど、なるほど!
番組に月亭八方の息子の月亭八光が出ていて、「七光り」を乗り越えての「八光り」かと思いきや、「はちみつ」と名乗っていた。あっぱれ。
ところで、ナイトスクープの新局長に西田敏行が就任していろいろ議論されているけれど(Linksからたどって下さい)、「あまから」のメイン司会は宇江佐りえと竜雷太の東京コンビだ。それで充分に関西風味を出しているから(15年続いた番組が3月に終了というのが残念!!)、ナイトスクープには上方界の釣りバカ・こえピョンもいることだし、西田新局長を洗脳してしまう勢いでパワーアップしてほしい。
夜中はチチ松村さんの「楽園図鑑」が子守歌。
なんだかMBS一色の木曜日だな。録音録画のプレイバックで夜中がつぶれてしまう・・・。
七色の世界がみえる・・・
at 2001 02/11 02:43 編集
もう5年はほったらかしのスキー板は、エッジも真っ赤に錆ついている。金やすりでギーコギーコと磨いて、爪がスライスできるぐらい角がシャープになった。ウェアも切り裂けそうな出来ばえだ。
汚れ落としのスプレー・リムーバーを吹き付けると、板に強烈に匂いが付着して、トリップしそうになる。
でもまぁ、これも冬の風物詩かもしれないな。
背中にエール
at 2001 02/13 22:02 編集
200円コーヒー屋で「年度末のお務め作業」をやっとすませた。ふと気づくと、壁にはりついて、ビールを飲んでいる兄ちゃんがいる。塗料にまみれた作業ズボンをはいて、なにやら文庫本を一生懸命に読んでいる。頭と体を使いつつ、息抜きもしている。シンプルで健康な三点セットは、見習いたいものだな。
街に復帰
at 2001 02/20 22:21 編集
斑尾山、黒姫山、妙高山とはしごして新雪と戯れてきた。新緑もいいし、真夏の草いきれもいいし、色づく秋もいいし、雪山もいい。
大自然の中で何かのスキルを磨くというのは、体との対話を掘り下げていくような感じもする。体が悲鳴をあげたり、喜んだり、落ち込んだり、はずんだりする。僕はファッションには木を使わない方だけれど、鷲田清一氏が『悲鳴をあげる身体』(PHP新書)で書いているように、悲鳴をあげながら装いやダイエットのためにからだを痛めつけている人は多くて、その背景には、太いの細いのクサいのいけてるのいけてないの・・・と、人間が密集する都会に渦巻く他者の視線がある。
そんな視線からは自由で、体が素直になれる大自然はいい。
・・・てなことをブツブツいいながらも、夜行明けで帰ったその日にすぐ書店巡りに出て、こうして行きつけカフェで読書しているのは、ゴミゴミ町人の性なのだろう。
深夜カフェには何名かの常連さんがおられて(何度か槍玉にあげた無気味なおばちゃんたちも含めて)、その中には、僕と同じように根城を替えたお父さんがおられる。風貌は70代なのだが、いつもグレーのスーツによれよれのトレンチコートを着ておられて、会社員にしてはやつれすぎている。甘いものがお好みのようで、必ず一人でパフェの類をつついておられる。社会学者の作田啓一先生に似た印象があるので学者かもしれないが、それにしては今日はじめて女性と同席している場面を見た。配偶者とも娘とも推察しかねる微妙なおばさんだが、なんとなくホッとしてしまう僕は、大きなお世話を焼いているただのヒマ人なのかもしれない。
キャッチは頭を使わんかい
at 2001 02/23 00:48 編集
あぁこわかった。モス常連のオバチャンBが、今日は(空席だらけなのに!)よりによって僕の真横にやってきて、ぶつぶつ独り言を言いながらクロスワードパズルをやっている。猛烈な勢いで煙草を2チェーンスモーキングして帰って行った。オバチャンAにくらべるとフェロモンは伝わってこないのだが、レスラー系の体格なので小男の僕としてはちょっとおっかない。
こんな風に、行動がエキセントリックすぎる人が人目にふれるところにいると、放っておかれないのが伝統的な共同体だろうけれど、触れずに遠巻きに放置しているのが都会なのだろう。だから都会は個性を育てるという面もあり、いきなり「事件」が起こる面もあり・・・。スリルとリスクが背中合わせだな都会生活は。
そういえば、急に繁華街にキャッチだかナンパだかわからんカラス兄ちゃんが増えた気がする。
土地に不慣れな新入生・赴任者を狙っているのだろうけど、鏡の前に立って、いかに怪しく見えるか冷静にチェックしてみたらどうじゃろかいと耳打ちしてあげたくなる。いや、別に詐欺を煽るつもりはないのだけれど。
被害者があとで冷静になって「なんでこんなパッパラパーに私はだまされたのかしら」と悲しくなるようなダサさは、やるせない気になる。まるで、エリザベス女王の甥でカメハメハ大王の子孫で本職は米軍パイロットだと自称して結婚詐欺を重ねていた、ただの五十おやじ「クヒオ少佐(自称)」と同レベルじゃないか。
大阪環状線ボラボラ・・・
at 2001 02/25 06:38 編集
前の勤め先の元同僚との宴会で、天王寺へ蕎麦焼酎を飲みに行ってきた。
環状線は久しぶりだった。網棚からダイスポを拾って読む。世田谷一家4人殺害事件の現場近くの公園はハッテンバだとか、藤井隆のにせゲイが真ゲイに訴えられるだとか、大阪でんなー!!という空気を満喫してきた。
西九条の桜島線ホームは、カラフルな「ユニバーサルシティ線?」への改装が進んでいて、落書き模様の(というとデザイナーに悪いかな?)電車が止まっている。「すすけた桜島線」て印象がもう過去の遺物になっているようで、ちとさびしい気もした。花博のとき梅田地下街の壁新聞が「一掃」されたときの気分に近いかな?
USJや大阪五輪の誘致もいいけれど、何年かぶりの天王寺界隈も、もっちゃりしていて懐かしかった。梅田にくらべると、なんでこんなに高校生がワラワラいるのだろう?というのは、通勤していた12年前からの素朴な印象だ。活気があっていいけれど。
スキーツアーで失ったもの。
at 2001 02/26 00:03 編集
失ったことに気づいたという感じだろうか。
1.体力
ショートスキーは絶好調だった。新雪のモーグルバーンなど、楽しくてしかたない。けれど、長い板が思うように回せない。はやりのカービングも試してみるべきかな?しかし本当にもう、長い板はやめようかと思うほどだ。それだけロングターンでクルーズするほどの斜面も、整地されたバーンにはないという気もするし。
それはともかく、ずっと運動不足で食欲だけは旺盛なままなので、体重は軽く60kgを突破!しているだろうと確信していると、風呂の体重計に乗ってみると変わってない!
・・・ということは、体を重く感じるほど筋力と心肺機能が低下しているということだろう。えらいこっちゃ。
2.ビクトリノックスのナイフ
お気に入りのオールマイティ・アーミーナイフがどこかに落っこちて行方不明。まぁ、これは高架下のミリタリーショップに行けばまた新調できるけれど、やっとちょうどいい「盛り沢山」具合に出会って使いこなしていたのに、すこし悔しい。
メカ、メカ、メカ・・・
at 2001 02/26 16:43 編集
一眼レフのファインダースクリーンを注文してきた。
デジカメは即メールに添付したりできるからそれはそれで便利に使っているけれど、「これは」と思う場面はフィルムに焼き付けたい気持ちを引きずっている。
『アサヒカメラ』で、僕の愛用のLXを再評価するような小特集がされている。というのも、国産のマニュアルメカニカルカメラの雄ニコンF3とFM2がついに生産ストップして、残る「20年選手」がLXだけになったので、エールをおくるためらしい。
電池いらずで防水もきいていて頑丈で、写りは極上。オートフォーカスなんかないので、欠点は使う側にオツム(コツ)が必要で、だから売れ筋ではない。
でも腕の未熟さも、どんな絵づくりをしたいかの意図も忠実に引き出してくれるこんなマシンはほんと貴重だ。
ほいほいとモーター送りで写真を撮らせて高いリチウム電池を使い捨てさせる今の一眼レフは、デジカメに市場を奪われて当然だろう。
スナップ用カメラは携帯電話と一体になってもっとカジュアルになり、マシンとじっくり対話しながら絵づくりできるカメラは、ライカやLXのような本物だけが生き残って行くだろう。それでいい。
人間犬に会いたい・・・
at 2001 02/27 22:14 編集
ハンドバックとかシングルベットというのはよく広告チラシで見るご愛嬌。
僕のお気に入りをついに・・・というか、久々に病院の求人広告で発見!
「人間ドッグあり」
これである。
なんだか、天才バカボンに出てきてた「ウナギ犬」を思い出すではないか。「古くてわからん」という人は、人面犬・人面魚の類をイメージしてみてほしい。
犬っぽい人間というのはけっこうおられるけれど(安部譲二さんは典型的なブルドッグ人間に見えるけど、ご本人は猫好きだそうだ)、人間っぽい犬というのはいい友だちになれそうだ。盲導猫とか介助猫というのがいないのにくらべると、犬はけっこう人間の代わりができたりするから、個人的には「人間ドッグ」にはとてもリアリティを感じてしまう。
昔、手稲だったか旭川カムイだったかのゲレンデで、三浦雄一郎のやっているスノー・ドルフィンズのエキシビションで、スキー犬の直滑降(板一枚ごとにビンディング2つ+ブーツ2足)を見たことも思い出してしまった。
しかし気になるのは、ふだん研究活動で何かとお世話になっている民間病院の広告に発見してしまったこと。あざ笑うつもりはないので事務長さんごめんさい。