solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
2001年8月の書き込み

From Osawasense( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/26 00:40 編集 返信
勝手気ままにも飽きたころではありますが

ここでも、姉や母みたいなことを言われますなぁ(トホホホ)。
夜中ほど頭も体も爛々とめざめてきます。体によくないのはわかっているのですがね・・・。
一人暮らしの気楽さは、なかなか手放せないのも困りもの。
NEKOメッセージを、明日(もう今日か)撮影に行く挙式で、元同級生に伝えときますわ。「お前がはよ年貢を納めろ!」と、ゆずりあっている仲ですが、そいつの妹さんの挙式を撮影することになっているのです。
人の幸せを祈る殊勝者だと思うんだがなぁ・・・


From NEKO( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/26 00:27 編集 返信
おつかれさまでした

研究会、おつかれ様でした〜!

夜中にご飯食べてると、体によくないですよ。
そろそろいい人見つけて、結婚しぃー。
結婚式には、写真撮りにいってあげますよ〜。


From osawasense( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/23 23:40 編集 返信
アルバムは毎月追加していきます。

はい、でんきがま社長は身長380cmです。
どんなイメージだったんでしょうか。
いろいろとアドバイスも受けてはるようですが、NEKOサイトに磨きがかかるよう、お祈りしています。
女の子は、まぁ本人はここを見てないようですが、野郎ども皆うわずるアイドルでございます。
勧誘しますか?


From NEKO( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/23 18:05 編集 返信
アルバム見ましたよ

生野銀山の写真、見ました〜。
それで、でんきがまさんは、あのめがねをかけて大きく写っている人
なんですか?(イメージが違うな〜。)
女の子は、なかなかかわいいですね。


From minn@kigaru ( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/23 14:01 編集 返信
ようこそ。

こんにちは。
カキコありがとうございました。

うふふ。 風流人。いい言葉です。
少々、身に余りますが。(笑)

こんな雰囲気でやっておりますので、
またお越しください。 お待ちしております。 (^-^)


From osawasense( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/22 12:38 編集 返信
Welcom back to Japan!

姉御、わかりにくい掲示板ですみません。
オーストラリアの写真、楽しませてもらいましたよ。
マウント・コナの上に住みたいですね。まっ平らで気持ちいい。
後半を楽しみにしています。
やはり次はバイクに復帰してほしいなぁ。


From NEKO( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/21 18:42 編集 返信
おひさしぶりです〜!

はじめて登場させてもらいます〜!NEKOです〜!
今まで、こちらの掲示板はどこに書き込むのかわからんかったん
ですが、今日やっとわかりました・・・。
わたしってメッチャ、しろうとやな。

わたしも台風の深夜放送ってすきですよ。台風情報の合間に
意味のない画像(さるが温泉につかっているような)が流れ
たりするのも好きです。

ところで、オーストラリアから帰ってきてから、すぐ帰省して
たんでけど、昨晩がんばって作業して、オーストラリア内陸の
画像を一部UPしました!なんとかこれで正式オープンです。
また見に来てくださいね〜!では〜!


From osawasense( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/21 03:08 編集 返信
ごっつぁんです

豪勢な具はよかった。特に、食いしん坊の某嬢(あえて名を秘す)には好評でしたね。
写真はアルバムに追加しときました(→リンク)。
チラシは、堀江君のオルテア宣伝カーに乗って、長田まで行ったはずです。
「玄関先に貼っといて」と伝えといたので、長田界隈で「でんきがまうちわ製造所」が大評判になっていることでしょう。


From でんきがま( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/21 02:05 編集 返信
うちわいりませんかぁ?

あの後のチラシの行方が気になるかも。笑
夕飯で、残りの肉を1/3食いましたが、昨日食べた方がうまかったです。
写真のUPLOAD楽しみに待ってます。


From rie_rie_fukuoka@laguz To osawasense@laguz at 2001 08/15 23:44 編集 返信
どうもっす!

夢日記のりえりえです
こんばんわ〜^^

>大阪・神戸旅行記は楽しく拝見。
読むのけっこう時間が かかったっしょ ><
お疲れさまでした 笑

>また明るいうちに来て、昼間の活気を浴びてみてください。
うん 中華街は私が行った時間は
もう閉店って感じでした ><
昼間は けっこう人がおるんかいな?
神戸はけっこう好きやったんで
また いくと思います!

>ホテル難民みたいなことは、以前僕も広島でやらかしました。
なかなか 楽しいですよね〜^^
でも やっぱラブホに探すのは 
車じゃなきゃ 難しいと感じた 旅行でしたね はは

では!


From osawasense( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/10 00:08 編集 返信
Do it yourself

おぉ、個人的なQ&Aを「開いて行く」態度は感心(これも自分へのソーシャルワークですな)。

スピーカーは簡単です。とりあえず、失敗はしないだろうね。
ダンボール箱でも、コンクリートの建材でも、木の板でも、エンクロージャー(箱の部分)はできます。エンクロージャーの素材も、個性を発揮できるし、あっと驚くのもある。地球の大気圏全体をエンクロージャーにすることもできる。
音もいろいろ変わるし、工夫のしがいがありまっせ。で、自分でつくった音に愛着もわく(むかーし僕が真空管の小細工でへまをして感電したアンプには、殺意がわいたけどな)。
サバトらしいのを、汗水たらして鼻たらして作ってみておくれ。


From sabato@koubo To osawasense@laguz at 2001 08/09 23:05 編集 返信
手紙が届きました。

こんにちは。
sabatoです。
『スピーカーの作り方』の手紙が届きました。
ありがとうございます。
中を見た瞬間大爆笑してしまいました。
「ヌオーー、本当に作れって言うことなのきゃー(?!)」
って。(笑)

こんなスピーカーが欲しいのはたしかな事実ですが、実際作れるかどうかは自信ありません。
しかしながら、絵つきなので(イラスト・写真)がんばってみます。
(↑本当か?!)
では.ありがとうございました。


From osawasense( Mail ) To osawasense@laguz at 2001 08/08 15:06 編集 返信
リンク追加しました。

1.写真仲間のNEKO姉さんの新規開店サイトをLinksに追加。
世界各地をバイクで旅して来られた武勇伝?やトラベルエッセイ、関西あっちこっち散歩エッセイ&フォトが小粋にレイアウトされています。

2.メニューに路上発見フォトアルバムを追加。



From osawasense To osawasense@laguz at 2001 08/02 00:06 編集 返信
家事をしよう

デザインもたしかに似てますなぁサバト。
「家事見習い」は事実です。仕事はなんとか孤軍奮闘しているが、家事はまだまだ・・・。
しなくても死なないし、できすぎると彼女の出る幕がない。
そんな言い訳で、永遠の見習い状態ではあります。
でも仕事も家事もできる男が増えると、ますます晩婚化・非婚化は進むかもね。外食産業もあるし、風俗産業(僕は行かないが)もあるし、インスタント恋人はネット上にあふれているし、オスはどうなるのかね?(と、ひとごとみたいに・・・)


From sabato@koubo To osawasense@laguz at 2001 08/01 22:26 編集 返信
あら、よく似ている

こんにちは。
sabatoです。
って言っておけば分かりますかね。(笑い)
早速、ご親戚のHPサイトにきました。
この間は書き込みありがとうございます。
まだまだ、HP初心者なので分からないことだらけですが、これからもよろしくお願いします。
職業が「家事見習」のは大爆笑しました。
自分ももっとひねるべきでしょうかね。
それでは。。
またのぞきに来ます。
gaiax掲示板アーカイブ2001年 | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0)
2001年8月の日記

背筋も凍る・・・・

at 2001 08/01 15:43 編集

いま、通りに面したカフェで女友だちに紙メールを書いている。
外を人が流れている。
あたりまえだが、流れている。
でもその中に、流れているのだけれど粘着性の電波を発する通行人がいる。
あぁ、来るぞ来るぞ来るな来るな・・・と思っていたら、入ってきましたがなそのオヤジ。
「ダイエットした水野晴郎」風の角刈り中肉中背、酸っぱいオヤジ臭(ポマード臭かと思っていたが、角刈りとはこれいかに?)を発散させて、よりによって僕の右隣り!!にすわってきた。
あのねぇ、店ガラガラですのよ!ほかの席あいてますやん・・・と「真横+5度の目線」を投げつつ心の中でブツブツつぶやいていると、それがどうオヤジの回路で翻訳されるのか、ぢっと見つめて来まする。
だれに会うわけでもないのに新しいムスクを装ってきた災いだろうか・・・でも断言するが僕にはそんな趣味はないのだ勘弁してくれ・・・と右半身から電波を出していると、誕生日祝いへの「ただの礼状」に熱がこもってしまう(ジグムント、これを逃避と呼ぶか?)。
電波をキャッチしてくれたか、オヤジはしばらくして、ちゃっかり僕の背中に肩をすりつけて(猫かいな)去って行った。
あぁ、「不惑の年」になっていよいよ、女性に届くフェロモンは涸れマニアと電波で交信できてしまう自分が情けない。

p.s.オヤジの後には水森亜土(一世を風靡した昔の、ではなく今の、です)風の元お姉様がいらっしゃった。
なるほど肝試しの夏なのね。


全身湯立つ・・・

at 2001 08/02 21:47 編集

今日は朝から異様に暑くて、午前中の天気予報も、「気温の上がり方が過去最高」と報じていた。風がなかったのもダブルパンチだった。

あぁ、この調子で上昇気流が立ち上がると、夏らしい見事な積乱雲ができるはずなのになぁ・・・と、僕は昔よく遊んだ穂高の山々を思い出しながら、ぼーーっと上を向いて歩いていた。
積乱雲ができると雷、そして夕立ちが定番なのだが、今日はおしめり程度だった。
大気が不安定になっているせいか、夜になるとずいぶん風が強い。これで体感気温は3度程度は下がっているはずだ。
朝まで、窓際でゴロ寝するか・・・


スローなブギに、味噌汁は朝のブルース

at 2001 08/07 02:59 編集

片岡義男氏の『スローなブギにしてくれ』が角川文庫から復刊されている。パラパラと立ち読みしながら、「マーマレードの朝か・・・なつかしいなぁ」とひとりで感動していた。
ほかにも『ラジオが泣いた夜』なんて名作だと思うけれど、読んだときの年齢とか、まわりの状況も手伝って感動したはずだから、今の読者に受けるかどうかはわからない。

片岡ワールドは、8O年代が全盛期だったのではないだろうか(角川文庫だけで40冊ほど並んでいた)。
80年代の初めから終わりまでを、僕はちょうど大学ですごしていた。まわりにはサザンとともに生きていた連中もいたし、女子大生といえばユーミンという時代。
斜にかまえた僕は、片岡さんと翻訳家の青山南さんが夜中のFMでブツブツ語りあう「気まぐれ飛行船」なんて番組の愛聴者だった。

80年代の大学生からYOUNG EXECUTIVES(もう死語かな?)を魅了していた当時の片岡さんは、'40年生まれだからちょうど40代だったわけだ。
その40代に、いま僕は突入したばかり。
片岡さんの背中を見ながら、妥協しない、イキな生き方を貫きたいと思う。
中年が輝かないと、いつまでもお子さま天国ニッポンは成長しないだろう。

古本屋で、思わず『彼らと愉快に過ごす』も見つけて買ってしまった。当時はただのカタログ本のように見られていたけれど、チープ・シックな物たちのスケッチを借りて語られる生き方は、ぜんぜん色褪せていない。
片岡本が、もっと復刊されないものだろうか。



なにもないもよい

at 2001 08/09 00:36 編集

ザウルスのヘビーデューティー版を中古でゲット。ずいぶん薄く小さく軽いので、アダプターをつけてシステム手帳にもはさめる。
予定表だけは、紙の手帳がだんぜん便利だから、なんとか手帳とPDAのハイブリッド構成にしたかったのだ。

そういえば、僕の学生時代に、システム手帳がはやったなぁ。
このバカさ具合は、ちくま文庫の泉昌之『ダンドリくん』におもしろおかしく描かれているのでそっちにまかせるとして、あのカレンダーが埋まらないと不安でしょうがない病気を生み出した。「あぁ忙しい、どう?すごいでしょ」の頭文字をつなげてAIDSという病気だ。

いまだに夏休みだ冬休みだ春休みだと年間20週も休ませられる僕は、当然手帳も空白だらけ。軽蔑さえしていたバイブルサイズの手帳は、何年か前にもらったナイトスクープの探偵手帳があるのだが、新品同様だ。PDAをはさんでケース代わりにしかならん。

でも、ぼーっとマス目を眺めていると、この日に新穂高温泉でテントを張って、次の日にここへアタックして、雨で予備日をとって、下山がこのあたりになるから会議に滑り込みセーフやな・・・と、「日程アクロバット」みたいなことを考えてしまう。これもAIDSの名残りか?

休みぐらいは、白い日々を過ごすのも悪くない。




UCCええ会話学院生徒募集中(笑)

at 2001 08/09 23:59 編集

以前の同僚6人衆で、半年ぶりぐらいに集まって飲んできた。この集まりを勝手に「UCCええ会話学院」と名づけている。全員が生徒でもあるしセンセイでもある。
政治学、経営学、社会学、経済学、法律学・・・と守備範囲は多彩で、今はみな職場が違うフリーランサーだ。
話題は、高等教育のゆくえ(要は、「わしらの雇用がどうなるの?」というボヤキあい)、IT問題(要は、どこのパソコンがお買い得かDVDは必要か?・・・という買い物情報交換)などなど。それぞれの御専門の視点で世相を斬ってみせる「斬れ味披露」の場は、刺激的でいいものだ。

僕はこんな場が好きで、逆にいえば今の同僚に遊び仲間がいない。アウトドアの遊び仲間もみな職場が違う。
職場に根をおろすと、ろくなことがないですよね・・・と我々フリーランサーはうなずきあっているのだが、現実には組織の歯車も必要だし、仕事の適性というのは見定めるのが難しい。
フリーランサーの立場は、ほとんどなりゆきか、世捨て人感覚だから、たとえば今までずっと「組織の歯車」で生きてきた人が、厚生年金も健康保険もボーナスも退職金も地位も終身雇用も有給休暇も捨てて働くのは、博打みたいなものかもしれない。

新庄やイチロー、大魔神なんて成功例はテレビをにぎわしているけれど、何倍かの、報道もされない日本人がアメリカのプロの試練にチャレンジして、敗退しているはずだ。
ま、少なくともチャレンジはできる方がいいわけで、「高失業率社会」は「空きポスト社会」だと見てがんばるしかないわな。




深夜の常連仲間

at 2001 08/24 13:57 編集

久しぶりにオールナイトカフェをのぞいてみた。
アルバイトウェイター君は元気に働いていたけれど、ウェイトレスはすっかり入れ替わっていた。
どの珈琲屋にも常連さんがいて(通勤電車と似てるね)、この店にはヨレヨレの、でもネクタイにワイシャツ姿の老賢人という風体の御老人と、娘らしいおばちゃんがコーヒーを飲みに来ている。
この御老人、僕が1年だけ教わった日本社会学会の元会長さん作田啓一教授によく似ている。店でいつも作田先生を思い出しては懐かしい気持ちにさせてくれる方だ。

作田先生は、日本の戦後の社会学界の大黒柱のような学者だが、いい意味で世慣れていない「いかにも学者」だった。受講者が僕と相棒だけだった講義で、机をはさんで講義ノートをブツブツ読み上げる講義をされていた。すごいプロ意識だ。

何年かたって、神戸のある女子大に赴任されてから、岡本で偶然出会った。女子大生とおぼしき数名と一緒に歩いておられて、「君、この近くに住んでるの?」と話しかけてきてくれた。当時、六甲山の裏に住み電車で小一時間かけて通っていた僕は「いや、山の向こうから通ってるんです」。教授は「へぇ、歩いてくるの?」と真顔で問いかけてこられると、女子大生がキャッキャおもしろがっている。
神戸の地理に明るくなかったであろうとはいえ、この「天真爛漫さ」と、いぶし銀のような御著書のギャップは、なつかしい思い出ではある。

カフェの老教授(勝手に決めている)は、どんな人生を送ってこられたんだろうか。
深夜の人間ウォッチングは、くせになってしまう。





トホホな谷間暮らし

at 2001 08/12 15:17 編集

ここ5年で、我が家の四方八方に、にょきにょきと高層マンションが建っている。唯一工事のない日曜日が、ここが都心かと思うほど静まりかえっている(そりゃ移動販売車も犬も子どももいない土地だからね)。
最初は震災復興やら何やらのテコ入れもあったようで、今じゃマンションブーム。資産デフレなのに、皆さん「バブルよ再び」と思って一生ローンを背負うのだろうか。働かない妻子にいいとこ見せようと思って買うのだろうか。
4000万円で買って、売れ残った同レベルの部屋が3000万で売りに出て、「差額を払い戻してくれ!」と訴える話なんて聞くと、憐れだけれど。
資産デフレのリスクは自分で背負ってくれればいいのが、ますます我が家が谷間になって行きますわ。ま、賃貸遊民はいざとなれば引っ越せばいいのだが。

僕が震災までに住んでいた街は、北野・山本通地区というエリアで、老朽マンションの建て替えや高層新築に厳しい規制があった。6階の部屋からは神戸の夜景がきれいだった。そこも、新築マンションの波が押し寄せている。
異人館だって、マンションに取り囲まれて見えなくなると観光客は減るだろう(まるで札幌の時計台だな)。・・・とはいえ、デベロッパーが「異人館街のハイグレードマンション」なんてPRで売り出せば、飛ぶように完売するはずだ。
こうして実際には「マンション街の異人館」みたいになる。おまけに、マンション同士で日照権やら眺望権を争ったりしている。
電車の特急が停まるようになったの停まらなくなったのと、せこい価値争いもあるようで、それなら各駅停車に「特急」マークつけてやればどや!?とヤジを飛ばしたくもなる。

ときには逃げ足も肝心なのだ。(つづく)



つづき

at 2001 08/12 15:19 編集

おととい講談社文庫から出た関川夏央さんの『中年シングル生活』を一気に読んだ。昔の国鉄の貨物列車の最後尾にくっついていた車掌車にあこがれたと書いてあったくだりに、「そう、そう!」と笑ってしまった。あの、奥座敷みたいな部屋と事務机がコンパクトにまとまっていて、風景はすべて後ろへ流れていく風景というのは、快適だろうな・・・と僕も思っていた。経営合理化を進めたJRではもう使われていないけれど、あの車掌車は払い下げ処分するときけっこう人気があったらしい。
受験勉強をしていたころ読んだ上智大学の渡部昇一さんのエッセイには、潜水艦みたいな書斎が静かで理想的だと書いておられた。その気持ちも、よーくわかる。

男性だけなのかどうかわからないが、人には胎内願望のような原初的な心理があって、安住のカプセルみたいなものを求めるようだ。たいていの男性はマイカー、金持ちになるとクルーザーだろうか。その究極が、「海中も海面も自由自在」の潜水艦だ(ビートルズのファンなら黄色く塗るかもしれない)。僕は運転免許がないけれど、キャンピングトレーラーの中に書斎をぎゅっと凝縮して、職場をわたり歩く生活ならやってみたい。もちろん、冬はゲレンデ横に引っ越す。
僕の父は母と離婚するとき「女、三界に家なしというからな」と家を母の名義に替え、70歳をすぎて新妻と賃貸アパートを見つけている。「モバイルだよ人生は」を地で行く道産子なのだ。その父も、友人とキャンピングカーで日本中を旅して回りたいと談笑していたことがあった。
免許のあるなしは違っても、血は引いているのかもしれない。


日航機犠牲者の御冥福を

at 2001 08/12 23:59 編集

残り少なくなった12日は、日航123便事故から15年たった命日だった。あらためて、御冥福を祈りします。
坂本九さんが亡くなったのが、僕にとっては今でも信じられない。あの笑顔と、だれも真似のできない底力のある歌声は、日本の歌謡界の遺産だと思う。「明日があるさ」がリメイクではやっているのは、何かの因果なのだろうか。

あの年、ぼくは就職浪人中で、航空管制官をめざしていた。通信士の試験の翌週だったか、日航機が墜落して不吉な予感がしたけれど、11月に合格通知だけはもらった。
あれから、世界の航空各社は、利潤追求でコストを減らし、航空機関士を廃止してコックピット二人態勢に切り替えている。客室乗務員の新規採用はアルバイトばかりで「女の子」を安く使い回している。
何の運命の紆余曲折か、僕は数年の研究生活を経てから、食って行くために就職した学校で客室乗務員志望の女の子たちに教えることになった。仕事自体は、いろいろ楽しくもあったけれど、航空業界も合理化をやりすぎると人間が摩滅してしまう。
いま福祉業界に移ってみても、同じだと思う。
組織は人間を歯車にする。




バナナを究めるには!?

at 2001 08/14 02:40 編集

バナナが安いので「ブランチ」はよくバナナになる。
150円とか、安いときには120円で一房に8本ぐらいついているのでありがたいけれど、バクバク食わないとすぐ熟れすぎてしまう。飽きてしまうわ。
だから青いのを買ってくれば数日たってちょうど食べごろになるだろう・・・と思って青いのを買ってくると、これがなかなか熟れなくて、皮がむきにくくて困る。

自炊歴12年目にして、いまだに野菜も腐らせてしまうことがあって(古い食べ物にあたったことがないので、本当に腐ったかどうかはわからんけど)、食べどき・買いどきの加減はむずかしいわね。

バナナ・ブランチから脱線するけど、ラーメンライスとか、焼きソバ定食というのは、人によって評価が真っ二つに分かれる。
僕はラーメンも焼きソバも好きだが、飯のおかずにはならんでしょう!?という理由で、反対派だ。
バナナにちなんでたとえると、モーニングセットのトーストに、おかずとしてバナナがついてくるような気分。「それはおやつにはなるけど、おかずにはならんでしょう!!」という心境だ。
どうでもいいことだが。


秋の空

at 2001 08/15 17:02 編集

空の青が深くなってきた。
積乱雲が、夕方にウロコ型やすじ状の雲になってくると秋風も近い。
学生のころ、ホテルのガーデンレストランで、上からの日照りと下からの鉄板熱で汗だくになりながらジンギスカンを焼くバイトをしていたとき、よく空を見上げながら焼いていておこられた。
バイトが終わってから日本アルプスに登ることにしていたので、観天望気の練習気分だった。
万年雪の横でテントを張るのもオツなものだったが、真夏の山に登らなくなった。今、山の主役は中高年だ。あの陽気さは見習いたい気持ちと、見ていて危なっかしい予感が半々だ。
団体で山に入ると山は見えない。
海はどうなんだろう?


My Revolution

at 2001 08/15 21:09 編集

終戦記念日が盆になっているのか、盆に先祖の霊が「もう降伏しなはれ」とささやいたのか・・・ともかく暑い終戦記念日だ。
無鉄砲な軍国日本が死んだ日にちなんで、今日かで怠け者の自分を葬り「変身しはじめる」ことにした。
というのも、帰省すると向かいの家のおばさんに「太ったね」と言われ、写真写りはどう見ても疲れてふやけたオッサンにしか見えず、一大決心をしたのだ。
景気づけに、体脂肪計をゲットして測定・・・あぁ!やはり信じられない立派な「肥満」ではないか。夕食後は少し高く出るらしいが、数字をつきつけられるとやはり現実を思い知らされる。
これを半減させねばならない。

朝日新聞に、渡辺美里インタビューが載っていた。僕の世代の、学生時代のアイドルも今は35歳。今でも、コンサートツアーの前には体力づくりに励んでいて、名前にちなんで縄跳び3310(みさと)回をするらしい。
おぉ、これでなくてはいかん。
スウェーット上下もそろえたぞ。ランニングシューズも。
これで、スキーシーズンまでに体脂肪率を半減させ、体重は学生時代の50kgに!・・・戻るかな?


即、実行

at 2001 08/15 23:01 編集

日記を書き込んでから、さっそく走ってきた。
風もあって、ナイト・ランは心地よかった。今日は下見程度で。

我が家から2〜3分走ると諏訪山公園にぶちあたる。交通量が多いバス道沿いなので、そこから川沿いに南下して、大倉山公園へ。この公園は、市立中央図書館と神戸大学医学部にはさまれた場所にあって、勉強と運動と生・老・病・死がワンセットでまかなえるコンビニエンス・パークだ。行き倒れれば付属病院が目の前である。
200m、400mと距離が刻まれたランニングコースを何周か走ってから帰宅。合計距離は3km足らずだっただろうか。
部屋の真上の屋上で、ヒンズースクワット50回、腹筋30回、念入りにクールダウンを兼ねたストレッチングをやって終わり。
夏でもつかっている風呂に入って、あぁ極楽極楽・・・と健康ランドふうになってしまうのは、年のせいか。まぁよいわ。
ともかくこれが1日おきにでもペースに乗れば、たるみも少しはましになるにちがいない・・・ことにしておこう。


オールドビートルvsニュービートル

at 2001 08/18 20:45 編集

ゆうべは大学の先輩と飲みに行って、クルマ談義に花が咲いた。ニュービートルのコミュニティに参加したり、鈴鹿にレースを見に行ったりしているらしい。
へー、ワークスカーですか・・・ノーマル?ほほぅ、ニュービートルのエンジンは空冷になったんですか?・・・
てな話を合わせている僕が無免許なんだからお笑いではある。
僕の記憶では、「オールドビートル=坂道で湯気を出してボンネットを開けているかぶと虫くん」というイメージしかないのだが、リバイバルヒットしているらしい。

今日はカー用品店で、夏用?シートクッションを買ってきた。寝床に敷くと、通気性がよくて快適だ。
こんなふうに、別世界ものぞいてみるとおもしろい。
意外な発見もあるし、道楽の達人さんが遊びを語る熱心な顔も楽しい。
たとえば僕は釣りの趣味はないのだけど、釣り番組もたまに見ると、テグスは何番がいいの、針はどれがいいのとこだわりが充満してて、評論する達人もいたりしておもしろい。

「アウトドア系」にくらべてナーバスになりがちなのが、電脳界だ。パソコンのマニアと、これからパソコンを買うのだというおじさんが向かい合った宴席はすごかった。
そこだけ宴会ではなくてカルト洗脳の場と化していて、「いいですか、買うとき最初からメモリーは256MBにしとかなきゃ、今どき使いものになりませんよ。ニゴロですよニゴロ!」と、マニアくんは唾を飛ばし、おじさんは眠気をかみしめていたっけ。


トホホな女

at 2001 08/19 05:08 編集

神戸新聞WEB NEWSから拝借。

http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/20010818KIIASA46110.html

埼玉県警寄居署は18日、生活苦からマンション自室の押し入れに穴を開けて隣の男性の部屋に忍び込み、トイレットペーパーやゲームソフトなどを盗んだとして窃盗の疑いで同県寄居町桜沢、無職長谷川美夏容疑者(28)を逮捕した。
 長谷川容疑者は「収入がなく生活が苦しかった。ゲームソフトは店に売って金に換えた」と供述しているという。
 調べでは、長谷川容疑者はマンション押し入れの壁に、はさみなどを使って高さ約40センチ、幅約30センチの穴を開け、7月23日と26日、隣に住む学習塾講師の男性(27)の部屋に侵入。ゲームソフトやビデオテープ、トイレットペーパーなど計15点(1万4000円相当)を盗んだ疑い。

**********

こりゃーセコすぎるな。トイレットペーペーまで・・・。
隣りのセンセイも、さぞかし驚いたことでしょう。
気になるのは「ビデオテープ」の内容だが・・・。


1年分の肉が食えたかも

at 2001 08/20 01:21 編集

銀山湖畔の川原でのバーベキューをこじんまりと楽しむ。オージービーフありシーフードありで色とりどりだった。さわやかでよかった。
おまけで、銀鉱山あとを見学した。1kmほど入って行くのだが、入ってすぐ坑内の13℃の冷気で暑気払い。
来月は釣りでもやろうか・・・?と相談して散会。

写真は、今週中にアウトドア・アルバムにアップできるかな?


台風被害がないよう祈ります

at 2001 08/21 04:01 編集

台風が日本の海岸をなめて北上している。
最近はNHKも終夜放送をやっているけれど、台風が来ると、天気図を背景に静かなBGMを流して終夜放送をしているのが、僕はなぜか好きだった。
日本中が自然の猛威に肩を寄せ合って、連帯しているという感じがするせいか。
縁日か屋台のような「非日常のともしび」を感じるせいか。

そういえば、震災のときのラジオは、一方通行の垂れ流しには見え(聞こえ)なかった。心の命綱だった気がする。
それに近いのが、オールナイトの台風情報なのかもしれない。
不謹慎かもしれないが、緊迫した情報の移り変わりは、孤独な深夜の友になってしまう。



台風一過!

at 2001 08/21 23:46 編集

店もみんな早々と閉店して街は戒厳令・・・と思いきや、夕食を仕入れに外に出てみると、雨も風もたいしたことがない。
農村だと、リンゴが落ちないように気をもんだり、稲が倒れないうちに稲刈りしたり、漁港だと漁船を束ねて結わえたりと、町全体がスクラムを組んで「非常事態祭り」になるのだろうけど、都会にはそんな助け合いがないのが寂しい。

テレビで駅の風景も映っていて、あんまり緊迫感もなくて、淡々としている。新幹線が夜中すぎに到着しても、段取りは手慣れたものかもしれない。
いかんなぁ。この油断に、大災害が襲うのだよ。駐機しているYS-11も浮かび上がる超突風やら、大屋政子のスカートもめくれる竜巻やら(これは災難だ)。
もっと怒号が飛び交うとか、子どもも犬も泣き出すとか、緊迫感がないと台風もやる気が出ないだろう。

台風ではないけれど、JRで事故のとばっちりをくって「列車ホテル」というのを一度だけ経験したことがある。
夜行を避けて、「その日のうちに帰れるからJR特急スキーはええぞ」と誘って乗ったその特急が、よりによって夜行になってしまったのだ。特急料金払い戻しと、サンドイッチとコーヒーがついただけ。
どうせなら、羽田発伊丹行き国内エアラインで、「悪天候で着陸できません。ヒコーキホテルになります」てことでもあれば、ときめくなぁ。「どこに飛ばされるんやろ。でもハバロフスクあたりに行って帰ってくるのも得した気分ね」とか。


リュックの学生はそんなに多いか?

at 2001 08/22 01:40 編集

後輩というか、サバトの同級生というか、プチブルな研究をしてる女子大生がいた。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/010821ke19670.html

カバンといえば、何年も前のナイトスクープで、関西OLがリチャードの紙袋を得意そうに持ち歩いているのはなぜ?という依頼があった。東京でも街頭インタビューをしてて、「紙袋を別に持つなんてダサい」という意見が多かった。

でも、さすが関西と関東を往復している「まり分析」はするどかった。
つまり、関西のOLは自宅通勤が多い。経済観念が発達してるのと、作ってくれる家族がいるのとで、弁当持参のOLが多い。その弁当を入れるのに、セカンドバッグがいるのよ。・・・・・・とのことだった。

すごい東西比較文化論ではないか。
アホバカ分布図といい、岡部まり分析といい、昔のナイトスクープは、カバンごときでもあざやかに切って見せてくれたものだな。
最近はちょっとしらけ気味なのが残念だけれど。



寿司が誘うのに・・・

at 2001 08/23 00:58 編集

1ヶ月ぶりに出勤してきた(笑)。自分の机なんか今まで持ったことがないから、なくてもどうってことはないが、30分程度の電車通勤は新鮮で楽しい。なんのこっちゃ。

帰宅して、台風で休んだランニングとエクササイズに出かける。
さすがに台風一過で、昼間は真夏の太陽がよみがえってきやがったが、夜風は気持ちいい。
鈴虫の声がランニングのBGMだ。
ヒンズースクワットが軽くなってきた。そろそろ負荷をかけてみるか。
しかし運動してから夕食をと思って、寿司盛り3割り引きを喜んでゲットしてきたのに、おなかがすかない。
1時間ほど運動してから、牛乳と野菜ジュースを飲み干したせいだろうか。
これをダイエットというのだろうか。
今まで、食事抜きダイエットをしているお嬢様を責めてきたのに、なんということだ。
食べなくては!

学生のころ急性胃炎になり、父にレントゲンを撮ってもらって「おまえ、夜中にもの食うな」と診断?を受けたのを思い出す。
思い出すのに、一瞬忘れてしまう。
これが「中年体型への坂道」か・・・嗚呼!


スタレバックス・コーヒー

at 2001 08/23 05:38 編集

三宮から歩いて帰る途中、東急ハンズ近くにスターバックスが開店しているのを発見した。
最近ダイエーの中にできたり、ドトール経営のエクセルシオールを訴えたり、攻めの経営を展開しているスタバだが、あぁこんな場所にも進出したか、ついにおまえはスタレバックスか・・・!と憤ってしまった。テレクラ・ゾーンやがなここは!

僕が勝手にイメージを決めつけているだけかもしれないけれど、どうも変だ。
モントレーとシアトルのスタバで「あぁ、これが本物」と満足して思い出を持ち帰ったそのスタバには、わけ知り顔のOLさまがカイワレ大根のように群れて根をおろしておられる。パンチパーマのおとっつぁんが「おしぼり世界一周プレイ」をしてることは決してない。
Hanakoなんかで紹介されたらもう、カタカナパリコレ好みのOLさま女子大生さま家事手伝いさまの手垢にまみれる(あの、本屋の女性誌の戦場跡のようなよたれ方に似ている)。

ひねくれ者のわしは、もうこの手の「おカフェ」は破門した。
きっちゃ店へ行こう。
テレビで野球をやってて、大スポが置いてあって、おしぼりが必ず出てくる、そんなきっちゃ店が愛しい(夕方からいきなりカラオケスナックになるのは困るけど)。
たとえばチチ松村さんなら、絶対に賛同してくれると思うけれど・・・。

p.s.とはいえ、カフェ・ネスカフェはいつもすいていて、新聞も読めるからよく沈殿しに行ってるけど・・・。


今日も寿司

at 2001 08/24 01:04 編集

おカフェを破門したと宣言していながら、今日もエコールマリンの「おカフェ系」に沈殿してメールをたたいていた。情けねぇ・・・

夕食は、閉店前特価だったのでまた寿司折りを反射的にカゴに放り込んできた。まぁ、いいか。「最大好物」のアナゴが乗ってるし。
高野豆腐と、エビスビールロング缶と・・・しめて750円なり。
あぁ、いうことない極楽。


ごちそうさま

at 2001 08/24 01:48 編集

また夜中の夕食になってしまった。
でもうまかった。
ドクター小野博通という外科医が、ちくま文庫の『サーロインステーキ症候群』だったか、講談社+α文庫の『ダイエットの常識・非常識』だったかに書いておられたっけ。夜中の食事が太るわけではない。あくまでも摂ったカロリーと、消費カロリーの差が贅肉になるのだ、と。
つまり、分散睡眠健康法と同じだな。
と、都合のいいように解釈して、おいしくいただきました。

スーパーの投げ売りパックには入っていないが、やはり寿司はスジコにウニだな。アナゴは欠かせないアイテムだが、あこがれ」のニュアンスをこめて、ウニとスジコをノミネートさせてもらおう。
逆に、パックに必ず入っている卵焼きは、邪道じゃないかと思う。子どもだましな気がしてならないのだが。

スジコは関東ではイクラというらしい。そういえば、「サザエさん」にイクラちゃんというのが出てくるけど、スジコちゃんでは性別が限定されるせいか?
僕は、耳になじんだ「スジコ」でパブロフの犬状態になってしまう。
というのも、北海道の親戚宅を渡り歩いて、手稲や富良野やカムイのゲレンデを滑っていたとき、朝めしといえば、あつあつの白飯に、スジコをどっさりぶっかけて、味噌汁でかきこむシンプルさだった。これが、毎日でも飽きないうまさなのだ。ふるえるほど、うまい。
「こんなもんしかないけどねぇ」と、おじさんおばさんは恐縮してくれてたけれど、産地の近くで食う海産物は最高にうまい。
酒の肴は、ホッケの燻製。これも、噛めば噛むほどうまい。
こんな「メシ」を毎日食いながら、紙袋にブーツとサロペットを入れて、板をかついで「国鉄」でゲレンデに向かうわけだ。
あぁ、あのころの素朴なスキーがなつかしい。
パックツアーも、それなりにおもしろかったけど。
残暑が厳しいと、つい雪乞いしたくなるのでした。


ひと仕事の後は、くわっと一杯!

at 2001 08/25 22:32 編集

バイオエシックスの研究会。
ディスカッションが終わって、「さーて気分を変えて一杯!」という発想は僕だけである。あぁ情けねぇ。
食いしん坊某嬢に加勢してほしかった・・・。


海の上の挙式

at 2001 08/26 20:59 編集

元同級生の妹の挙式でカメラマンを2時間。200枚ほど撮ったうちの、さて打率は何割だろうか。
85mmイチヨンなんてスペシャルレンズは、そういえば買って1年以上、使うのは初めてだ。人の晴れの舞台で試し撮りしたわけか!?
夏の礼服を持ってない(真夏の挙式は言い訳して逃れられるだろうが、葬式は延ばしてもらうわけに行かないから困るなぁ)ので、列席者になるのを辞退して、カメラマン専業で通した。「席いらんよ、カメラマンやから」というと、ほんとに席なしで、ヤツがあてがってくれたのは脚立1個だった(笑)。
テーブルの上にはおとっつぁんの遺影がおかれ、長男であるヤツが「花嫁の父」代わりをしていた。絆を感じる家族に、感心させられてしまった。さすが商家だ。
これでヤツの弟も妹も一家をかまえ、うちは姉・兄・弟と一応はかたづいている。
あぁこうして、お互い売れ残って行くなぁ・・・次はお前の式の撮影させろよな!と譲り合う「うるわしい仲!」は、いつまで続くのだろうか。
はよーかたづけっちゅうねん(あくまでも、ひとごと)。


身ぎれいにしておけば、少なくとも殺されることはない・・・と村上龍。

at 2001 08/29 12:24 編集

 夏はいろんな受験産業が広告をするせいだろうか、「方向転換したい」人々からひょっこりメールがきたりする。
 いったん決まった進路や、安定して働いている職場でいろいろ考えて、「やっぱり私、アイドルデビューするんですっ!」という類は決しておらんが(笑)、カウンセラー、看護士、ソーシャルワーカーなど、対人援助の仕事へ方向転換を謀るのは共通している。

 とりあえずの目標が進学とか資格取得だと、それ自体はむずかしくない。
困るのは、受験勉強だけではだめな職種を、受験勉強の発想が抜けない人がめざすこと。たとえば、「子どもの心のケアをしたい」というのと、「臨床心理士に合格したい」というのとでは、やはり違うのだが、資格資格資格資格!という発想が抜きがたく染みこんでいる人は、受験勉強シフトして、人づきあいに背を向けてしまう。ありゃりゃ?と思ってしまう。
ちょっと極端な例だと、「ストーカーはヤクザに退治してもらうのがいい」と口にする人が、臨床心理士をめざしていて唖然とさせられたこともあった。回路がそもそも違うというか、裏社会の論理を表世界に持ち込む革命的な女性もいるわけだ。

 なんだか、「知識」や「資格」「対策」より、もっとシンプルに、外見や会話にあらわれてくる人間性とかタフネス・・・そんな「気配」で、仕事の機会は配分されている気もする。
  「かわいい奥さんなんかになりたくない」女の子(といっても二十代なかば)たちと、長いご縁や短いご縁があってとりとめもない話をしているけれど、ピンチの処しかた、ファッション、メイク、話し方、か細さなど、「どうみてもか弱い女の子」そのものであるのも妙に共通している。思わず、「はやくお家に入れば?」と花道を心配してしまう人事担当者がいても、罪はないだろうと思う。職場は戦場なのだから(もっとも、炭坑の中のカナリアとして小鳥ちゃんを雇用しようという経営者もいるかもしれないが)。
 しかしなぁ・・・「仕事ができるように見せるメイク」なんて記事は、脳天気女性誌の専売特許かと思っていたけれど、男性誌にも伝染しはじめているようで無気味ではある。




ことばは人を近づけるのか遠ざけるのか

at 2001 08/29 03:05 編集

他人とわかりあえる土俵を築くための「ことば」も、無意識のうちに武器になっていたりする。
たとえば、何かすれ違いがあったときについ口にしてしまう「それは誤解だよ」ということばも、考えてみれば傲慢な発想が根っこにあるような気がする。誤解というのは「解釈の誤り」であって、自分の側が舌足らずだったとか、言いすぎたというセルフ・チェックが欠落している。「誤表現」も疑ってみる必要があるのに。

あと、具体的なことと一般的なことを混同してしまうこともよくある。男は・・・、女は・・・、日本人は・・・、中国人は・・・という類。
だれも信用しないが(笑)、僕の女性恐怖は、過去に出会った女性とのすったもんだの末できたもので、その何倍かの女性にこれから出会うかもしれないから、「女性はこんなもんだ」と先入観を持ってしまうのはもったいないとは思う(でもこわいものはこわい・・・笑)。

曽野綾子さんは、「私の出会った人はこんな考え方をしておられて、アメリカ人だった」というような表現を心がけているそうだが、それもひとつの知恵だろう。
あまり具体的なことについてだけ論評するのだとこだわりすぎると、他人と「一般論」の土俵をつくれないのがデメリットではある。
現実的には、「男は・・・」と口にする相手には、「その中に、俺は入ってるとあなたは思っているのか?」と確認するしかないかな?



輝けパパママ!

at 2001 08/29 03:17 編集

あるママと討論。思春期の坊や二人の母親でもある魅力的な女性だ。
お受験というのは、母親の煮え切らない夢を子どもに託しているだけではないか?という僕の仮説へのアンチテーゼを練っておられる。
当のご本人は、不屈のプラス思考で大学院に入られた魅惑の姉御だから、子どものことより自分のことで毎日が充実して輝いておられる。
こんな親が増えれば、その背中を見て、子どもは自分の旅を始めるだろうから楽しみなのだが。

一方で、僕の書斎代わり(いや、クーラーにあたりに行くだけか?)のカフェに昼下がりに群れているママたちは、灘がどうのカンガクがどうのと、我が子に貼りつけるブランドの品定めに必死だ。こんな母親を、子どもは「重宝」することはあっても、尊敬するだろうか。
問題は、この手のブランド・ママと、自分の知的好奇心の火を消さない「ファイティング・ママ」とを、違う人種とみるか、つながっていると見るか、だ。

実際のところ、僕はいろいろな場で「心理学を勉強したいんです」という主婦に出会うことがあるし(相談に乗ること自体、ご本人へのカウンセリングになっているような感触もある)、自分の勉強したいことを捨てていない主婦は少なくない。
僕の職場でも、受講生が最高に熱心なのは、20代の学生ではなく、その親世代が居並ぶホームヘルパーの講座だ。終わって拍手してもらえる講義なんて、めったにない。
また、「戦争で、英文学を勉強したい気持ちがかないませんでした」という人生の先輩には、「一緒にシェリーの詩を読む勉強をしませんか!?」と申し出たくもなる。
一方で、そうした知的好奇心を吸収する場所がカルチャーセンターであったりするから、「カルチャー主婦」よりは、我が子を有名大学に入れる方にやりがいを見出すママもいる。
パパは仕事で頭が一杯で、ママは子どもにかかりっきりで、子どもは砂を噛むような勉強にかかりっきり・・・こんな気持ちのちぐはぐは、実質的に家庭崩壊ちゃうか?というのは僕のステレオタイプかもしれないけれど、中年が自分のやりたいことをもっと伸び伸びできる世の中にならないと未来はないと思う。







ハンズメッセで

at 2001 08/30 00:27 編集

ひととおり8フロアのお買い得品をずずずいーっとチェックしてから、「さて2周目いくか」とてっぺんまで昇ったところで、大学の同級生にばったり出くわした。
やつは豊川悦司と同じ学部にいて(僕はとなりの学部だったけど)、いま広告関係の仕事をしながら芦屋の3LDKで優雅に独身生活を楽しんでいる・・・くせに、趣味は野宿というますます優雅な男だ。

やつと連れだって下まで「お買い得品あさり」をして、(なんでヤロー二人で弁当箱を品定めせなあかんねん!と苦笑しながら)やつは傘を買うことになった。
折り畳み傘を手にとって、「僕、色弱なんで、この色、緑でええやろか。見分けてくれやんかな?」と聞いてくる(和歌山県人なのだ)。
僕は「実際は赤でも、緑やと思うて使えば問題ないんちゃうか?」と、色覚障害者の人権を無視した突っ込みを入れながら、「実は僕も色弱」とカミングアウト。だめ押しに「緑に見えるけどなぁ」と太鼓判(に、なってないって!?)を押した。

レジで念のために聞くと、「それ、カーキ色です」とあっけなく教えられ、二人してずっこけながら、変な連帯感を感じさせられてしまった。
バーゲンで落ち込む色ボケのおっさん二人であった。



素朴な疑問が解けないまま夏は終わろうとしている・・・

at 2001 08/30 00:31 編集

スカートで自転車に乗っているおねーちゃんと目が合おうものなら、なぜ十人が十人とも、ものすごい視線でにらみかえしてくるのだろうか?

ミニスカートの彼女とエスカレーターに乗っているカレシが、さりげない誇らし顔で彼女の後ろ(下)に立つとか、夜道でいきなり前を走りだす女性に代わって、立ち止まって携帯電話で会話しながら(いつも歩きながら携帯してるだろうに)追い抜かせさせるとか、根っこにある「深読み」は同じ気はするのだけど。

思惑と深読みは、一致しないときにはこっけいだ。言語コミュニケーションに慣れていない民族の知恵なのか、平和なゲームなのか。
「あなた私の肉体を狙っているのねこのケダモノ!!」と堂々と言ってくれる女性がいれば、即、山田花子の弟子にしてあげたい。

「それを言っちゃぁ、おしまい」のひとことをなかなか言わない男性というのも、懐の深いことよ・・・。僕の疑問に答える男性が、そもそもいないのだよ。「そりゃ、かくかくしかじかです」と直球で打ちのめしてくれる女の子はけっこういるのだが。

おそまつなつぶやきでした。




ハンズメッセで(2)

at 2001 08/30 02:46 編集

出会ったそいつと、ふと野球のボールを見つけて「野球しばらくしてないなぁ。キャッチボールでもしたいなぁ。でもグローブって、ばかにならんほど高いよな」と話していたら、そいつ曰く
「子ども用やったら安いし、ちょうどえんんちゃうの?」
と一撃。
あのねぇ、それはど真ん中ストライク球ですがな。

たしかに、リトルリーグにちょうどいいだろうよ私は。もしかすると、こてんぱんにやられるかもしれない。「試合後の酒盛り」は負けないが(そりゃ、あかんっちゅうのに)

そういえば山用品はサイズが大きめなので、Sサイズのマウンテンパーカを探していたら、「レディース」でどう?と薦められたので、買って愛用しているのが僕の優柔不断なところだ。それはそれで、「平均体格の彼女」と共用できるのは便利じゃないかと思うが、なぜか昔から大柄女性と御縁があって困る。

でも、キャッチボールはあんなに単純なプレイのに飽きなかったし、うずうずとしたくなる不思議な魔力があるものだな。「大脱走」のスティーブ・マックィーンを思い出す。
いっちょ、「うちの坊主に買ってやろうと思うんじゃが」てな保護者顔をして、自分用のキッズグローブを買ってこようかとも考えている。





キャッチボールといえば

at 2001 08/30 03:19 編集

コナ・コーヒーをわかして入れて、アイスコーヒーにすると実に透明なコクがあっていける。
今夜は酒は飲んでいないが、「コーヒー・ハイ」でどんどん書ける書ける・・・。

キャッチボールで思い出したこと。
主審が、キャッチャーの後ろから、球を判定しているのはあたりまえの野球スタイルだ。
でも、後ろから見て、球がキャッチャーミットのどこに入ったか、ほんまにストライクかボールか、見えるのか?球の軌跡から推定しているだけではないだろうか。
というのも、昔の野球中継はバックネット裏から撮影してたけれど、今は外野から望遠で撮っているから、主審の判定がストライクでも、こりゃ明らかにストライクゾーンからはずれてるよ!と見えることが多いのだわ。

でも、相撲と違って野球にはビデオ判定もないし、「行司差し違え」も「取り直し」もない。野球は、審判(団)に支配されている管理スポーツなのだ。
いっそ、ボールの判定を、二塁累審がやれば正確だし、判定がおかしくても、バッターから遠いので、もみあいになる危険もないだろう(変な理由)。




9月分まで書いてしまう勢い

at 2001 08/30 03:42 編集

日曜日の挙式の礼状メールが届いた。写真が現像できて、ちゃんと写っていたそうでホッとした。母子そろっての礼状は、さすが「家族の絆」を感じさせる。近いうちに見せてや、と返す。

相手がいないのに、自分の挙式をあぁだこうだと工夫するのはおもしろい。
今まで参列した挙式と披露宴の番付けをするのもおもしろいけれど、残念ながらあまり個性的なのはなかった。
実弟の披露宴を中座するほど格式嫌いな僕が、唯一、ええなぁ、個性的でさわやかで・・・と思ったのが、先輩の女性の披露宴というか二次会パーティーで、京都下鴨の「マダン」(韓国・朝鮮語で、広場とか場所という意味だそうだ)に、実に楽しい面々が集まってこられていた。

普段着の仲間が集まる、そんなお披露目パーティーは、あこがれる。
いっそ、東北のどこかの湯治場の千人風呂のような温泉を貸し切り混浴にして、「老若男女みんなスッポンポンで祝ってください。彼女との混浴は今宵かぎりだよ」というのもいい(10%は本気)。新婦が山口もえなら、10万円の会費制でも、来賓1000人は堅いだろう(→老後の資金)。

とまぁ、バカなことを空想していられる今が、空しいが「無傷」だな。


ハンズメッセ(3)

at 2001 08/31 02:44 編集

僕は「複合機能」に弱い。たとえばウォークマンならラジオがついていてほしいし、ボールペンにはシャーペンぐらい同居していてほしい。腕時計には気圧計や温度計がついている。
でもスリッパとモップをくっつけちゃった「モッパ」は、たとえ家の中でも恥ずかしくていやだ。

でも、別の恥ずかしいものを買ってしまったのだ。
ちょうど雨が降ってきたタイミングも手伝って、「ジャンプ開閉おりたたみ傘」というのを980円なりで見つけて、勢いで買ってしまった。開くだけでなく「閉」がついていて負けてしまった。
なかなかうまくできていて、骨組みも丈夫だ。
けれど、開くときは普通でも、閉じるときボタン一発でボン!!と勢いよすぎる音とともにしぼむのである。公衆の面前では、一斉に注目されることうけあいではなかろうか。
おまけに、乾いてから畳もうという中間段階が無理なので、手をびしょ濡れにして畳まなければいけない。

長いこと手動の傘を使ってきたので、やはり傘なんて、静かに優雅に手動で開いたり閉じたりする方が風流かもしれない・・・と、あらためて思い直している。煙草に100円ライターで点火するのと、マッチで点火するのとの違いみたいなものか?(ちょっと違うか)
自動開閉なんてのに色気を出したおかげで、ちょっとボール球に手を出してしまった気分じゃわ。


やっとハンズメッセで掘り出し物

at 2001 08/31 15:30 編集

おぉ、これはすごい!というのもあった。
スリム・ローラー980円。
深夜テレビショッピングで、シュワちゃん体型のヤンキーが模範演技していたりする、バーベルを真っ二つに分けた片割れのようなフィットネス器具だ。
これを両手でつかんで、まぁシャクトリムシみたいに腕立て伏せをするわけですな。
・・・て、できるもんか腕立て伏せは!
できるようになったら、本当に腹筋が割れてるだろう。
どうしても、ひざをついてゴロゴロ(といっても音は出ないスムーズなローラーだが)とスライドさせないと、とてもじゃないが往復できない。年のせいかもしれないが。
それでもやってみると、上半身あちこちに相当な力が入る。横になる程度のスペースがあればできるし、これはなかなか手軽でいい。
あまりの重労働に、つい遠ざかってしまいそうな気もする困った「フィットネス危惧」だけど。

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