ホボ、ブラジル
at 2002 07/01 00:44 編集
予測した通りの優勝シナリオじゃったな。
なぜかというと、世界平和のために、ワールドカップはあらかじめ展開がプログラムされているのだ。
番狂わせがあると、こんな惨事が起こる。
ドイツ優勝→在独出稼ぎトルコ人迫害される
トルコ優勝→やはり在独出稼ぎトルコ人迫害される
アメリカ優勝→報道されない
イングランド優勝→紳士の仮面が剥がれる
韓国優勝→テポドン飛んでくる
というわけで、めでたしめでたし。
乳首で風車をくるくる回す女性ブラ汁゛サポーターでも出るかと思ったけど。
妖しい新宿
at 2002 07/06 03:23 編集
学会で上京中。
会場は江ノ島の「まんま島の中」ではあるけれど、新宿で約8年ぶりの友人に会うため新宿に向かう。
自費出張とはいえ、この平常心はなんだろう。宿の予約もせず、切符だけ安売り屋で買って着いたところで宿探し・・・というのは、入管で取り調べられたアメリカ旅行と同じパターンではないかっ。
でも、ふだんほとんど使っていない携帯で、宿を探せたのは便利だった。予約で初めて、テンキーで名前や何やらを入力したのだが、あぁかったるい!とイライラさせられた(立派な爺さまやね)。
友人は、帝都の都市計画をデザインする第一線エンジニアという身分で携帯を持っていないので、「こんなときは役に立つよ」とかすかにPRしといた。「でも都心だとピッチで充分やけどね」とつけたしたので、PRになっとらんか。
友人がホテルまで案内してくれつつ、妙なカーブを歩いていると思うと、歌舞伎町を避けてたそうだ。
もう1軒候補にシテイタホテルが歌舞伎町2丁目だったから、避けてよかったのかもしれない。
チェックインは「東京ビジネスホテル」――なんちゅう、わっかりやすい名前じゃ!
週末で5400円。やっすー!!少し古いが頑丈そうで、清潔じゃわい。
食堂のサービス定食500円、親子丼540円。ウソのような劇安ホテルだ。静かでいい場所だし。
採算とれるのかね?と、他人事ながら心配してしまう。
早稲田で学会があったときは、サンプラザ中野…じゃなかった中野サンプラザに泊まったけれど、そこも6000円かそこらで(10年ほど前の話)、超高層からの絶景夜景を眺めることができた。
宿選びでドツボに落ちたことがないのは、悪運が強いせいだろうか。
そんな目先のことで幸運じゃわい・・・と喜んでいても、頭を冷やせば「お間抜け」そのものの上京もある。
きわめつけは、2年目の受験上京だったか。
1年目は生意気に赤プリに泊まって「お受験」で親不幸をしたので、こんどはチープに行こうと決めて駒場の「東急修学旅行会館」という木塀瓦屋根の宿に泊まった。
和室で布団を敷いて20名ほどで雑魚寝(そんな受験宿、今じゃ考えられないだろう)。
いかにも修学旅行という感じで、全国から集まってきた初対面の受験生どもは、すぐ仲良くなれてしまった。となりの布団の宮城県から来た受験生とは、朝がたまで天下国家について(笑)語り明かして、そのせいでもないだろうが肝心の受験はサッパリできずに終わってしまった。
でも、楽しかったなぁ、あの一瞬の寮生活のようなひと晩は。
キャラメルを食わずオマケだけ楽しむような旅行パターンは、まだまだ治りそうにない。
バーディーの夏
at 2002 07/14 04:01 編集
学会から帰ってバタバタしていたら更新が留守になってしまった。
久々の姉一家と呑み食いして、姪(10歳しか違わんけど)と「早く身を固めろ」と突っ込みあったり、楽しんできた。
義兄は定年間近の今でも毎年山に登っておられる。僕と別れた翌日からは利尻岳へ登ってきたという。
ただただ感心するばかりの僕は、自転車に浮気している。
風を切って街を滑る感覚は、夏の夜だと最高だ。
近所のタクシー専用ガススタンドの前で信号待ちしていると、従業員のおっちゃんが、「それ、よう走るか?」と声をかけてきた。愛車が人目を引いたのは初めてだ。今のところ神戸の街では見たことがない「折りたたみカー」だし、「あれちょっと変わったタイプや」と思われたのだろう。
「外国製か?」と第2問が飛んできたので「まぁ、台湾製ですわ」と返したけれど、もしかすると1台買うつもりで自分なりにいろいろ研究中だったのかな?
41歳
at 2002 07/23 14:19 編集
誕生日は、バーベキューの席上、デザートでささやかに祝ってもらった。
差し入れてくれた「25歳女性」は、中年男でも、誕生日を祝ってもらうとうれしいものですか?と聞いてきたけれど、相手が僕のような屈折中年だと、一言や二言は理屈をこねるだろうから、かまえてしまうのかもしれない(たとえば、誕生日は本人の手柄ではなく親に感謝すべき日だと思うようにはなった)。
気づかれないのもわびしいが、大々的に「祝賀」されるのも面映い(そんな経験ないけど)。
であるから、ストレートに飛んでこないメッセージに想像を馳せるのも、なかなかに趣があるもので(なんて、皇族の記者会見かっ!)。
何年も会っていない女性から、ふいにカードが郵政省メールで届くということは、よくあった。きれいに忘れ去られる存在になるには、まだまだ修行が足りない。
とっくにEメール環境が整っていることはお互い暗黙裡に承知しているのだが、決してアドレスは交換されない。紙メールだけ。
この距離のとりかたも、Eメール時代のあだ花のような気配りなのだろうか。
相手が30歳とか40歳の節目にさしかかる女性だと、誕生日といっても気を遣うのもたしかだ。ふれてほしいのか、ふれてほしくないのか、察しにくい。「生年月日」ではなく「誕生月日」だけアピールしている女性は、いかにも「祝ってね」とアピールしているように見えるからわかりやすいけど。
「ジェンダーフリー」を唱えながら、ことプライベートな身の上表現については、年齢を隠す女性というのは少なくないけれど、それは本人の問題か、年齢から連鎖反応される先入観で人を型にはめようとする社会の問題か、根拠はよくわからない。
僕など平気で「41歳です。行き遅れの毒身」と宣伝?して何も不都合はないのだが、30代、40代の女性はその後で「独身か、既婚か」「既婚なら子供はいるのか、何歳か」「働いているのか、養われているのか」なんて探りが当然予想されるから、大変でございましょう。
だからこの社会では政治と宗教だけでなく尋ねるのがはばかられるタブーがやたら多い(年齢や職場での地位など)。
たかだか年齢を尋ねるだけで「失礼ですが・・・」と前置きして下さる方もおられる。「年齢を尋ねることは失礼にあたること」という風潮があるのだ。
年齢を尋ねることが失礼だとは僕は思わない。だったら、ずけずけ相手に尋ねているかというと、そもそも興味がないから尋ねたことがないだけ。親しい昔の同僚なんて、だれ一人として未だ実年齢を知らないし、親しかった女性についても、失礼ながら生まれた月日しか知らなかった(18歳未満はいなかった気はするから、いいか)。相手の年齢なんて、なんとなく「同年代かな?」「若いなぁ」「若づくりしてるなぁ」でいいし、年齢を正確に1の位まで把握してないといけない関係なんて、役所の年金係だけでいいではないか。
相手の年齢なんて、勝手に決めればいいのだ。そして、「ヘッドホンから音洩れがうるさい30歳サラリーマン」なんてのがいれば「うるさいんだけどね、坊や」と低音で言い聞かせれば効くし、「着メロがあまりにもオバカなOL27歳」には「うるさいなぁ、オバハン!」とやれば効果的だ。
アンタッチャブルな闇があちこちにあって、うっかり足を踏みいれれば「無礼者」と断罪される地雷原のような社会より、何を問われても斬り返せる個人が増えた方が幸福な気もする。
「おいくつですか?」には「なんか文句あっか40歳だ!」とか「30以上数えられないバカな私です」とか、いろんな返し方があればおもしろい。
年齢を明かされにくいつまらんタブーがある一方で、かねがね僕が不思議に思っているのは、「愛の巣」の物件名(アビタシオン・メゾン・なんたらかんたら 201号室の類)まで転居通知に明記したがる新婚心理(?)とならんで、我が子が生まれたときの体重をグラム単位までしっかり宣言する母親心理(ってのかな?)。「うちの子は3456グラムでぇ・・・」と言われても、どう反応していいかわからんではないか。
「赤ん坊の体重より、あなたの体重をネタにしようよ」と返したい衝動は、かろうじて抑えているけど。
36℃
at 2002 07/23 14:20 編集
なのに、スーツが街から消えない。
パンストもおねえさんがたの下半分に貼りついたまま。
汗一粒かかず涼しい顔をしている個体さえいる。
この個体の新陳代謝は、どうなっているのだ。
悶絶顔で汗をかいているスーツビジネスマンもいる。
そりゃそうだろう。
でも、なんで脱がへんの!?!?!?見るだけで暑いぞ。
パンストを脱ぐのは面倒くさいかもしれんが、そんなに蒸らしてどうするであるか?
ファッション業界、クリーニング業界、エアコン業界、電力業界…みんな結託して、このアジア島国をよけいに蒸し暑くしているようだ。
エアコンの室外機から熱風をぶんぶん放射しているエゴイストは南極へ島流しにして、そいつの土地には木を植えればいい。
それにしても暑い。立秋まであと2週間。彼岸まで2ヶ月。
なんとか「立て板に汗」状態で、がんばるか。
18きっぷ作戦
at 2002 07/24 18:09 編集
「18きっぷでどこまで行けるか」「最低どれだけ乗るとモトがとれるか」は、いま旬の夏休み情報だ。
「どこまで行けるか」は、ノーマルな在来線を乗り継いで西方浄土をめざす(笑)と、大阪6:00発で鹿児島県・出水駅着が23:59(宿あるんかい!?)。
これはただひたすら遠距離をめざすルートだが、その1日の内で観光もして戻ってくる最大限日帰りコースを考えてみた。つまり大阪・神戸へたどりつける一番遅い便を逆算してみたわけで、これだと出水よりもっと遠い川内を6:02に出る便から乗り継いで来れる(鹿児島、熊本県人の皆さん、神戸をめざしましょう!この便で大阪まで行くと日付が変わってしまいます。ファイトをたたえてテントを貸してあげます)。
この最終便ラインに乗り遅れないよう、途中の街でどれだけ過ごせるかを算出してみると・・・。
1.「マスカットコース」大阪発6:00→岡山着8:52(観光12時間20分)岡山発21:12→元町着23:46
2.「アイビーコース」大阪発6:00→倉敷着9:21(観光11時間24分)倉敷発20:45→元町着23:46
3.「転校生コース」大阪発6:00→尾道着10:27(観光9時間10分)尾道発19:37→元町着23:46
4.「カープコース」大阪発6:00→広島着11:43(観光6時間36分)広島発18:19→元町着23:46
下関になると、もう日帰りフグ食いツアーは無理だ。
ただ往復するだけのトンボ帰りが可能な最西端は、下関と小郡の間の山口県厚東。
厚東に15:06着、厚東から神戸への最終が15;07だから、ホームが近くて1分で乗り換えられたらセーフ。
まぁ、おトク惑があるのは、尾道か広島で昼飯+観光+晩飯で帰ってくる日帰りだろうか。僕は数年前に600円のお好み焼きを食うのに18000円かけて新幹線で往復したおバカな日帰り旅行をしたことがあるが、2300になれば格安だし、広島だと関西圏からひと押し・ふた押しぐらいの距離感だから、苦しゅうない。
次は東北をめざすコース(東北までは無理だった気もするけど)、山陰コースを練ってみよう。
あぁしんど・・・
ステップ・バイ・ステップ・ファミリー
at 2002 07/30 15:26 編集
「完全夏休み」ではないが、テレビを見る日が増えた(といっても夜中専門)。
そんな日々で、カリスマ鍼灸師さんの書き込みから思いついたこと。
深夜の再放送で、ステップファミリーの暮らしがレポートされていた。
子連れで離婚した男性には「がんばって下され、おとーさん!」と勝手に檄を飛ばしながら見ていた。
中には子連れ同士の再婚というケースもあって、新しい親子関係づくりに苦労しておられた。たしかに、子どもにとっては別れた親イコール血を分けてくれた生みの親で、新しく同居するおじさん(おばさん)を親とみるのは難しいだろうな・・・と、勝手にお見舞い申し上げたりしていた。
だったら、「親のパートナー」と見ればいいと思うし、無理に親子関係をつくろうとしなくてもええんじゃないか?と勝手にアドバイスしたくもなった。我ながら勝手な外野である。
「彼の連れ子が悪さをしたとき、叱るのが難しい」という新ママの煩悶も、なんとなくわかる気がする。
実の子でない子供を叱ったり、実の親でない年長者から叱られたりする関係が日常生活の中からなくなってしまった昨今だから、どういう立場で相手と接するか、考え込んでしまうのだろう。相手との関係で善悪のものさしが揺らいでしまったりもする。
そういえば、悪事を働かれたこともないし、そもそも同居したことさえないが、兄の子も姉の子も弟の子も従兄弟の子も、僕は叱ったことがない。
もし自分が黒木瞳と再婚して、その連れ子を叱って「パパじゃないくせに」と反撃されたら、「おまえと親子でなくても、悪いことは悪いから叱るんじゃいバカタレ!」と一撃してしばきあげるつもりである!・・・が、黒木瞳に「やめて」と言われたら、ヘナヘナ〜と矛先をおさめてしまうだろうな(あぁ情けない)。