solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
2003年3月の日記

クリントン先生

at 2003 03/01 03:18 編集

NOVAの外国人講師が、仕事以外での生徒との接触を理由に不当な扱いを受けたのは人権侵害だとアピールしている。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030301k0000m040144000c.html

こんなことに神経を尖らせている学校管理者は多いが、それなら僕はどうなるのじゃ?のう、サバ子。「スペシャルソシオロジー」の授業は居酒屋で一対一だったから、「いけませんっ!こんなカンケイ・・・」と彼女はもじもじしていたものよ(笑)。
次は東大進学エクストラレッスンか?

それはともかく。
NOVAの顧客といえば、おそらく成人だろう。それと、学位や単位を認めるという公権力を行使できる学校ではない。
つまり、自己決定・自己責任に基づくサービス契約(法的には特定役務契約という)であるということだ。それを前提に、何がイカンか整理してみる。

仕事以外でねんごろ(あぁ、ええ言葉じゃ)になって何がまずいかといえば、
1.平等性の問題
2.教育効果の問題
3.倫理的問題
に集約されると思う。
まず1は、誘われなかった顧客、誘ってふられた顧客からクレームが出る(こんな子は小中学校にはウジャウジャいそうだ)。学校外でねんごろになった顧客が、そうならなかった顧客と、本来の授業サービスに格差が出ていると感じれば―いわゆる「えこひいき」―、これは問題になるかもしれない。
それが2を損なうこともある。英会話であれ着付け教室であれ教育という枠組みでの集団サービスは、クラスの空気がまずくなれば、質が低下する。
そういう論理で戒めるなら、筋が通っていると思うが、NOVAは「顧客と講師をトラブルから守るために処分した」と説明しているそうな。顧客は子供か?
3は難しい問題だと思うが、僕は、「聖職」というとらえ方が一方では「卑しい職業」を想定した差別思想だと思うので、本来の仕事の成果で職業人は評価されればそれでいいのではないだろうか。

その意味で、政治家が愛人を囲っても、坊主が色欲を持っていても、僕はかまわんと思う。問題にする方が幼稚だ。
最近は、大学で女子学生が研究室に来ている間はドアを開けておかねばならないとか、いろいろな服務規定があるらしい。
僕が個人的に知り合いの阪神間の某私大の女性教授は、「あたしが研究室で男子学生と二人っきりでおっても、だれも問題にしてくれん」と笑っておられたけど。
なら、男性教師と男子学生ならお咎めなしなのか?といえば、これも御存命の某氏をあげると差し障りがあるので、たとえば故ヨドチョーさんのような教授とハリーポッターの子役(名前しらん)のような関係だと、何が起こるか火を見るより明らかではないか(こんな想定が、サバ子は好きだなぁ)。

現実には、僕の職場との契約にも「クリントン規定(笑)」みたいな契約文言があって、アバウトに運用されているような感じか。解雇したい従業員には、何かの拍子にそれを持ち出して事務的にバッサリ処理する宝刀というわけだ。アバウトな規定は、恣意的に使われるための奥の手なのである。

しかし、もう少しIQの高い学校管理者なら、ポジティブな倫理規定を考えた方が、「ぬぬぬ・・・おぬし、やるな」と一目おかれるだろう。
たとえば。
第一条「顧客とねんごろになるなら、すべての顧客と平等に。一人におごれば全員から同等のサービスを請求されても文句垂れるな」
というのも、効果がありそうだ。
また、こんなのもいかがなものか。
第二条「おごるな、たかれ!顧客全員」
おごるのではない。「たかる」のである、僕だと四十男が少年少女に(笑)。
これも平等である。もちろん、「おごってくれてありがとうね〜はい100点」ということは厳禁だ。
もともと、僕はたかりそうな顔をして歩いているから、「不適切な関係」の予感も気配も完璧に無縁だが。

教育関係者より顧客さま方の方がうんと進んでいて、たとえば仮に(あくまでも仮定)僕が昼休みに「メシいこかー」と声をかけると、「おごってくれるんすか?」と確認しよる。すでに、取り引きモードなのである。
僕とて、鯖定食で小娘の歓心を買って(これでよろめく女子学生というのがいたらすごい)ねんごろになろうとは思わないから、目には目である。「おごるで〜芸すればギャラ」と返せば、それで終わり。

しかし。
終わらなかったのは、サバ子だけじゃったなぁ・・・(笑)。芸といえば、B地区に風車つけて回す・・・のは、先の話か。


カフェでうっとり

at 2003 03/02 23:15 編集

珈琲館の「隣席」は、物書きお姉様だった。
一心不乱にノートに何か手書きしている。美しい姿だ。
合い間に雑誌をパラパラ繰ったり、背伸びしたり、音楽を聴いたり・・・。この緩・急のリズムが、彼女の知的生産の技術なのだろう。
がんばれOLがんばれフセイン!と、悦楽のあまりまた興奮してしまった。


そんな、御無体な・・・

at 2003 03/03 04:25 編集

下世話なニュース調理人osawasenseの反応をうかがいながらスポーツ紙を読んだ方(いないか?)、正解です!

別れた女性(22歳)に「セーラー服を着て、駅に来い」と要求した男(24歳)が、強要罪でつかまったそうな。
http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-030302-02.html

男は、セーラー服(夏服)を来て来いと強要したそうだが、その前に家に放火するぞと脅していたそうだから、本来なら脅迫罪が妥当じゃなかったかと素人の僕は思ってしまう。
怖くなった女性は、水野容疑者の要求通りセーラー服姿でしぶしぶ・・・か、もじもじしながら・・・よいうか出向いて行って、連れ回されたと報じられている。

警察は「嫌がる女性にセーラー服を着させ、駅に呼びつけたという事実が『強要』にあたる。女性はかなりおびえており、一刻も早く容疑者を確保する必要があった」というが、実はそうなっているであろう姿を想像して少しは楽しんでいた刑事もいたのではないか?

カツ丼でも食わせながら、「え!?水野(被疑者の名前)!その後、あんなことや、こんなこともさせるつもりだったんだろう!!」と、あれやこれやを聞き出そうとしている様子が目に浮かぶ。いや、あんなことやこんなことが起こってから逮捕して、聞き出したくてたまらんかったとか。しぶしぶ逮捕を急いだ気配が、記事から漂ってくる。

「被害者の裏づけ証言をとります」と担当したサバ子刑事などは、「あぁんたも、楽しんでなかったんかぁ?」と迫っていそうだ(笑)。いや、傷心の被疑者には失礼な話で申し訳ないが。
「セーラー服着用」が、「ルーズソックス着用」なら強要罪になったのだろうか。片方1本だけだとどうだろうか。
「僕を踏んでぇぇぇぇっ!」と強要しても、罪になるのか?

被疑者も、なぜ逮捕されるのか、ポカンとしているかもしれない。お間抜けだが。
なんだか、いろいろ裏がありそうな事件だ。
ときどき僕は某後輩女子大生に「女装してきてくれ」と強要するが(だれのことだか一発でわかりそうだ)、これはいつ告訴されるかもしれないな。

以前、どこかの職場で元金融マンの学生(年上)と雑談していて、いつものように下世話な脱線になったことを思い出す。「社長すてきっ」というおべんちゃらバーの裏返しで、「罵倒バー」でもやれば、受けるかもしれないねと話して、いちおう彼には受けてしまった。言葉のSMサロンというわけである。
「えぇっ専務よぅ!おまえいつも私らOLをねっとり横目でみて、あんなことや、こんなこと考えてたんだろうが。言ってみな!ペシッ!」と加虐して「すすすすすみません、あんなことや、こんなことを妄想してましたっ」と吐かせて罵倒し尽くす商売というのは、どうですかサバ子くん。
事件とは関係なさそうな気もするが。


お久しぶりカリスマ鍼灸師さん

at 2003 03/04 22:48 編集

研究者の評価で、その論文が引用される数というものさしがある。本の売り上げで評価される作家と違って、売れなくても「引用される―つまり影響を与える―度合い」が、表現者としての価値を測るものさしになる。

最近「うまいこと書きよるなぁ!」と思ったネーミングが、たしか「ウェルチにNoを突きつけた現場主義の経営論」だったか、そんなタイトルの新書だった。

・有名人の名前を冠する
・大胆な行動
・結果は書かない

という大風呂敷3大原則をみごとに実現した快著だ(ろう・・・手にもとってないけど)。

この手で行くと、あんなことや、こんなことも言えるぞ。
「小泉総理に退陣を求めたosawasense」とか(勝手に求めろって?)。
「ヨハネ・パウロ2世に宣戦布告したヤマブシズム教祖」とか。

この手口は、拳を振り上げるのは勇ましいが、納めどころの美学が難しい。
鈴木宗夫に「あなたはね、疑惑の総合商社ですよ!」と言い放った某女性代議士は、喝采を浴びて間もなく泣きべそをかいて国会を去って行ったっけ。
冒頭の経営本だと、「結局あなたはウェルチになれたのか?」という疑問で風呂敷はたたまれてしまう。「やはりウェルチは偉大」と印象づけられてオチになる。

僕はウェルチの業績そのものは直接知らない。
もしかすると、何もしていないのかもしれない。
それでも、ウェルチ社長に惚れぬいて働き、会社の業績につながるという社員が多ければ多いほど、影響を与えた経営者は神格化される。カリスマ誕生である。
経営は支配や管理という面だけではとらえきれない。自発的に、命を投げ出して私淑するフォロワーがいないと成り立たない。だから、経営は宗教現象でもある。フーコーのいうパノプティコンを、看守ではなく囚人みずからが創りあげれば、それこそ見事な経営なのだと思う。
野球でいえばミスタージャイアンツ長嶋監督(を創りあげたナベツネ帝国)、芸能界だと石原裕次郎(につづく石原軍団)。産業界だとやはり松下幸之助か。こうした小さな帝国では、門下生が、拡大再生産式に御本尊のカリスマ性を高めてくれる。

カリスマ的な魅力づくりに励まず、管理ばかりする低能経営技術者は多い。
さっぱり支配欲のない教祖も、ここにいる(笑)。教祖としては低能そのものだ。
教祖が技術を持つ日は、いつか来るのだろうか。
・・・と、風を待っているようでは、ありえんなぁ。

宮脇俊三さんのご冥福を祈りつつ・・・


年166万6666円彼女

at 2003 03/06 00:58 編集

永遠のウィークエンダーosawasenseは、読売新聞に目がクギづけになった。
「別れの代償1000万円」という特大の見出しで、「18歳年下男性に」と小見出しがある。
WEB版にまだ載っていないので、紙面から要約すると・・・。

19歳の男性が患者として入院した病院で看護婦をしていた当時37歳の看護婦が、この男の子とねんごろになった、と。
同棲しながら男性を医学部に進学するよう「激励」し、晴れて進学できた―と、ここまではよろしい(えらそうに)。
ありそうな話だが、ありゃりゃ?と思ったのは、男性が580万円のスポーツカーを買うにも「大部分を援助」したり、事故ったとき修理代金を払ってあげたりしながら、結局6年ほどで別れることになる。医学生としては、「取れるものは取れた」という目論見だったのかもしれない。
腹の虫が収まらないのはお姉さまの方で、「いやがらせしてやる」と責め、支払った金の返金を迫る。わかった1000万円返すよ、という約束が履行されないので、裁判沙汰になり、このたび大阪地裁は1000万円の支払い約束は和解契約であると認定して、男性に支払いを命じたということなのだ。

この男性―いま医者をしているのかどうかは不明―は、恐怖を覚えるほど迫られたので借用書を書いたと抗弁したらしいが、まず、女性の要求が脅迫行為にならなかったのか、微妙に不思議。
いま50代の看護婦からすると、青春(?)を返せという怨念もこもっていたのかもしれないが、鮮やかに別れる大人の美学を見せてほしかった。いや、世間に見せつける必要はないんだが。

つまるところ、6年間総額1000万円の援助交際が終わったということだから、映画を見てつまらなかったから代金返せというレベルの問題にたとえると、当事者の逆鱗にふれるかもしれないが、それ以上のものだろうか。
ふと思い出したのは、十数歳年下の彼氏をポイと捨てて、ストーキングされてます助けて!と訴えて元彼を逮捕に追いやった某女性タレント(女優?司会者?)。

同性の肩を持つわけではないが、加害者(この裁判では債務者)は、本当に真っ黒な悪人なのだろうか。
大人気ないオバサン・・・と言い放ってしまうと失礼かもしれないが、楽しむことは楽しんだのではないですかい?姉御。
男・女を入れ替えて考えてみて、おじさんが三十路の元彼女に「俺のおごりを返金しろ」と訴えると、笑い飛ばされてしまうのがオチだろう。

援助交際にしろ純愛にしろ、いつかは終わるものだと了解して、金銭収支でゴタゴタもめないのが男と女の仁義というもんではないかね。もちろん、収支トントンという交際と別れは、あまりないのが現実かもしれないが。でも、そんなもんだろう。
記事ではわからないのが、1000万円のおごった先に、何を見返りに求めていたのか?という心境。
「投資だ」ということなら、回収しようとするのはわかるし、婚約をして履行していないという民事紛争であれば、金で形式的に解決するのが相場だと思うが。

もし、「交際当時は純愛関係だった」ということなら、回収できるもんかなぁ・・・?と僕は思う。その場その場で、おごる喜びと快楽が体験できれば、水に流して「高い授業料だったわねぇ」と納得するしかないのではないか?
1000万円の支払い命令で、どんな満足が得られるのか・・・お姉様心理は謎である。
ま、医者をしてるなら、お姉様を魅了してむさぼった不労所得ぐらい、返すのは簡単だろう。今はお互い大人なんだから、札束どーんと積んで、きれいさっぱり絶縁するこっちゃね。
それとも、「あなたに1000万円分スペシャル介護をして返すから」と斬り返したりすると、火に油を注いだような修羅場になるのかな?



明日は朝イチ出勤

at 2003 03/08 02:53 編集

目が覚めて、まだ夜が明けてないなーと思ったら日が暮れたところだった。
テレホーダイで一日が始まった。
ふ〜っ、Windowsの修正ファイルをダウンロードしたら1時間近くかかってしまった。
「はよADSLにしなさいっちゅうのに」と、魔のデジタルボイスが雪国から聞こえてくる(笑)。


行かな碁

at 2003 03/09 00:39 編集

僕にとっては今年の初もの―「イカナゴのくぎ煮」で幸福な晩餐をすごした。
つくづく、明石海峡近くで生まれ育ってよかったなぁ!なぁフセイン!と思える極上のおかずだ。

果たして、イカナゴのくぎ煮はおかずといえるのか?
個人的には、「これだけあれば、おかずいらず」と思える食品がいくつかあって、イカナゴのくぎ煮または納豆(これ定番)またはキンピラゴボウまたは塩辛またはイクラまたは奈良漬けまたは味付け海苔(桃屋の)あたり、ぞろぞろ並べることができる。実に安上がりなグルメ人間なのだ。
極端な話、いい梅干があればそれだけで御飯が進む。

パンだとそうは行かない。パンにバターか何かつけても、おかずにベーコンエッグぐらいはつけたい、おっと野菜もいるからサラダも・・・という流れになるが、イカナゴがあれば冷や飯に乗せて熱いお茶をかければ、極上健康食のできあがり。

ふつう、安食堂の定食といえば焼き魚定食なんてのに決まっていると思うが、「イカナゴ定食」とか「納豆定食」あたりだと、300円ぐらいで行けそうだ。僕はそれで大歓迎する。
実際ない理由は、あまりにもみずぼらしい・・・というか、採算の問題かもしれない。
でも、呑み屋でお茶漬けごときを500円なんて値段でえらそうに出しているぐらいだから、イカナゴも行けると思うがなぁ・・・。

近ごろ、昼間はコンビニがおにぎり競争をしている。
新入社員・新入生に、昼はぜひうちで!と刷り込む年に一度の勝負どきなのだろう。納豆巻きというのがはやっていると聞いたこともある。けっこうな健康志向だと思う。
僕はスキー旅行で「納豆だめなんです」という関西人がいれば、スキーとなんも関係ないけど「人間失格!破門じゃ」と理不尽なことを通告して逆に破門されているが(=間抜け)、「イカナゴがだめでね」という阪神間住民は見たことがない。タコやイカやエビがだめな人はたまにいるけど。
あぁ、イカナゴはおかずにもよし、肴にもよし、スナック代わりによし・・・当分、冷蔵庫が宝物で暖かくなりそうだ。
 


珈琲館一気

at 2003 03/09 02:35 編集

かなりハイペースで、というか一気に3時間で新書を2冊読めてしまったのは過去最高のペースか。
別に、ベラボーにおもしろいというわけでもない新刊だったが、流れがつかみやすいというか、こちらの思考の流れが本の構成を追いやすいと相乗的にスピードアップするのがよくわかった。
内容はBookに書いとこう。


袋ラーメン

at 2003 03/09 07:49 編集

これ、朝食になるんだろうか。退勤してうとうと昼寝していたら夜に目が覚めて、そのままオールナイト読書になだれこんでしまった。
それでも体は正直よのぅ(町娘をどうにかしようとしている悪代官のセリフだ)、朝食がほしくなる。
Book欄に「おでん本」を書いていたことも手伝って、よけいに腹が減った。
何年かぶりの、カップでないカレーうどんを炊いてみる。
カップ麺の方が具はちまちま入っているのに、やはり「煮炊き」で手をかけるとうまい気がする。マルちゃんのカレーうどんで、胃も心も温まる。
のどかにカレーうどんで温まる平和な朝はいいぞフセイン!と無意味な遠吠えをして、一日が始まる。


縄の怨念

at 2003 03/10 03:34 編集

たかがケーブル接続・・・
が、インストールしたと思ったら消えとるし、シリアル接続は800回リトライしても切断されるし、再起動したらシステムが「壊れちょるけん、あきらめなゲイツより」とメッセージが出るし、そうこうしているうちにデスクトップがデフォルトに戻ってしもうた。あれ?Vixも消えてもた。OEもIEもまっさらですがな(笑うしかない)。
まだ文書ファイルは残っているようだが、取り出しにくいもんじゃの。
ストローででも吸い出せたらいいが。
なかなか完全移行は進まない・・・。


合根

at 2003 03/11 01:31 編集

「夜中茶」は、何日か休んだだけで、ずいぶんご無沙汰しているように感じる。
珈琲館に10時すぎてからチェックイン(笑)すると、珍しく満席に近い。ゴト日のせいか?
客でごったがえす中、常連の猛勉強サラリーマン氏は、白いワイシャツにベスト姿で3冊の本を広げてお勉強中だった。がんばれ中年!がんばれ和三郎!と、わけわからん激励を送信しておく。

なんとか見つかった席に座りかけると、ほとんど同時に入ってきた団体さんもやっと席が見つかった様子で、勢い余って(か?)「一緒にどうですかぁ?」と声をかけられた。酔っ払いには見えなかったが、なんだろね、このハイは。
勧誘してくれよったのが、テツ&トモにそっくりな二人組で、それはそれで楽しそうで好感を持ったのだが、少し離れた席から「オトコはいらん!」と声がかかり、テツがしゅんと肩をすぼめた。

このグループ、「本島」と「離島」から成る6人組だった。
本島は、珍しくみなタイプが違うOLさま4人+テツ&トモ。
問題は離島のOL2人である。「花*花の片方」風のほんわりした子が泣いていて、連れのアマゾネスみたいなお姉ちゃんがなだめている。「オトコはいらん」と一喝したのはこのアマゾネスである。推定27歳、一人だけTシャツ姿だ。とにかく笑い声がキンキンと壮絶にうるさい。
なにか事情がありそうな集団だが、まぁワシの知ったこっちゃない。こちとら邪推を楽しむ専門家なのである。

シナリオ1>6対6の合コンをしたところ、アマゾネスが♂2名を駆逐してしまった。アマゾネスは自分が原因だとは気づいていない。

シナリオ2>実は6対2の合コンで、6人でカレを囲もうと企むが、露骨なので♂の片方はカムフラージュの添え物。偶然喫茶店で出会ったオトコとジョイントすると企み遂行に支障をきたす!というアマゾネスのミッションがあった。

シナリオ3>なぜか花*花がもてもてで、テツ&トモがいじくり回して泣かしてしまった。「かわいそうじゃないの!という叱責と、「テツもトモも私の魅力がわからない」という憤懣をかかえるアマゾネスの心中が透け透けに見えて、いたたまれず泣けてきた花*花。

シナリオ4〜10はサバ子にまかせるとして、そういえばサバ子が通っている大学に、僕はクリスタルな(なつかしー)80年代の1のケタから9のケタまで寄生して、合コンを専攻していた。
学生時代の合コンは無邪気でいい。「青年よ大志と酒瓶を抱け」と、クラック先生はトリップをすすめているではないか。
泣いたり笑ったりケンカしたり吐いたり、すったもんだして無為な時間が消費されて行く。おバカな時間はいいものだと思う。

労働者の合コンはシリアスになる。
就職して13年、二度だけ合コンの席にあずかれたことがある。
一度はJAS+キャセイの元乗務員チーム。ただしJASといっても「東亜国内航空」時代の現役だから、「元」にも程があるって(笑)。彼女らは、パイロット、俳優・歌手、プロスポーツ選手、医者,etcがお相手のはずだが、いかなる運命の悲劇か、僕ごときに社会学の話を聞かされることにあったのだろうか(合掌)。「ベンツを買う前に、運転免許とらないと・・・」と正直に告白しても、「ご冗談うまいんだからぁ」と信じてもらえなかった。

二度目はキャリア公務員チーム。職場はおっちゃんばかりだとぼやいていたが、霞ヶ関に出向すると言っていたので、そっちで東大クンに吸いつけば安泰だろうになぁ・・・。僕が「年収なかなか5に届かなくて・・・」とぼやくと、ケタをまちがったか、目がキラリと光らせておられた。金なし甲斐性なしクルマなしルックスなしシークレットシューズ25センチの僕さえ、仕事に追われて自分を見失いがちなOL様は、ついでに理性を失って、「ベンツころがし大学者の卵」に見えるらしい(ほんまかいな)。

かように震災までは何とかまだバブリーな時代だった。
デフレスパイラルの今、少しは♂も♀もかしこくなっていることを期待するのみだが(未婚率の上昇はその兆しか?)、一見かしこい女性の判断能力は、まだまだバブっている面もあるように思う。
ブランドもんにこだわる♀は、世の中すべてブランドだから、「青年実業家」とか「医者」とか「一部上場企業社員」「愛車はベンツ」という記号によろめくよう、骨の髄にプログラムされている(愛車は自転車。おれ中性脂肪も低いよ!が乙女を魅了する記号になるのは、97年先の日本だろうか)。
ところが、光り輝く「青年実業」の事業計画がどうなっているとか、上場企業のコア・コンピタンスがどうであるとか、医者の有病率が実際どうだといった分析能力がない。彼の「夢を追い続ける姿」や「優しさ」にマタタビ状態になってたりする。
ま、そりゃそうだろ。彼が仕事に燃えて夢を語っているのに、「ほんまに会社だいじょぶかぁ?財務諸表見せてみ」と突っ込む彼女なんてのがいたら、興ざめする。一時ご愛顧いただいていた女性は経理ウーマンだったが、僕の悪どい事業妄想にはメスを入れなかった。「上質の目利き」は慎み深いのだ。
その僕も、数年前まで臨床心理士志望という一途な乙女に、文部省予算の動向を示しながら夢を打ち砕く興ざめなことばかり言っていたが、別に恋仲でもない職業上の関係だから、嫌われても屁でもない。
はよ家庭に埋まりなはれ(笑)と言い放つと、一種のセクハラになりかねないけど。

バブルも消えると、他愛もない合コンも下火になったように見える。するからには、実利をとる神経戦。「ミッション遂行」に照準を合わせるべし!なのだ。
横道にそれて女性を泣かしたりしたら刺し殺されかねないし、♂が泣いたり学生時代の宴会瞬間芸「象さん」なんて披露してしまうと、定年まで語り草にされる。
♂は彼女の家政婦能力を値踏みし、♀は彼氏の種馬能力を値踏みする―それが正しい会社員合コンのミッションというもんだ。

やがて、6人組のお茶会は、大音響のアマゾネスが勝手にお開き宣言をして、嵐が去るように店を出ていってしまった。
あぁ、花*花に「うち歩いて15分だから、泊まりたまえ」と誘うつもりだったのに(アホか)。


デッドライン

at 2003 03/11 02:15 編集

朝日新聞記者暗殺事件が時効になった。
犠牲者のご冥福を祈りつつ、「刑事は時効でも民事はあと5年ある」と、かすかな期待は残る。警察はタッチできないが・・・。
被疑者が国外に逃亡していたら、その間だけ時効は停止するから、その線も希望は持てるかもしれない。

昔々、ある刑事ドラマで「その日に時効」の被疑者をやっとつかまえて、取調室で持久戦になるというシーンを見たことがある。
時計の針が0時を回って、ついに被疑者が高笑いする。敗北の苦悩をにじませた刑事が、「お前のような見事なホシは見たことがない。どうやって殺すにいたったか、今なら話してくれないか」と促すと、勝ち誇ったように犯人は自供を始める。
・・・すると、刑事は「そうか、お前の自供はすべて辻褄が合う。まさにお前がやったんだな。では逮捕する」と斬り返す。
「ハッハッハ、時効だよな」と笑う犯人。
しかし、取調室の時計はわざと1時間進めてあった!
というのがクライマックスだった。

よし、この手で行け森山法務大臣!
つまり、公訴時効15年は、公訴してからカウントが始まる。公訴したように見せかけて報道させて、実はせずにおく。
犯行後20年ほどたってから、犯人がのこのこ出てきたところで、「実は公訴したのは去年だから、時効まであと14年あるよーん」と逆襲するという作戦である。
こんなウソなら、犯人以外はだれも怒らないと思うが、どんなものかに?

これと似た話は、政界ではときどきあるようだ。
意図的に、だれかが急死したというニュースを流す。すると、その権力の座を狙っていた腹心の部下の腹黒さが白日のもとにさらされる・・・。
とか、スターリンの死去のニュースも何回か流れたと思う。
ビンラディン氏など、本当に死んでいても、遺体確認だDNA鑑定だと、なかなか信用されないだろう。
もしかすると、金丸信や田中角栄はまだどこかで生きているのかもしれない。
ジョン・レノンも、マイルス・デイビスも渥美清も坂本九も、「実は死んでいなかった」であってほしい。報道を鵜呑みにしているけれど。

時間差作戦は、いろいろな用途がありそうだ。
親に猛反対された相手とどうしても一緒になりたい人なら、クルーズ旅行で遭難して海に沈んだとか、「彼にメロメロ(=死語)で、わたし溶けて死んでしまいましたah・・・」ということにして、社会的には存在しなくても実は生まれ変わって生きているという技を使っている人も、きっといるだろうと思う。
もしかすると、スペースシャトル搭乗員に、そんな家庭内不和から逃れたくて影武者を自分に仕立てて事故死させた達人がいるかもしれない。勘ぐりすぎか?

もっとも、自分が死んだ誤報を流してみて、「実は生きてました」と現れてみせたら、喜ばれるか、ガッカリされるか、ちと不安な人もいるかもしれない。


ドラキュラへの道

at 2003 03/12 02:03 編集

あぁ、今日は夕方出勤で、一度も日光を浴びていない!
冬の寒さに逆戻りだとお天気ニュースは騒いでいるけれど、風もないから、コートなしで歩いていてもつらくなかった。
浅い春の夜は、凛とした空気の中にふと生暖かい気配を感じたりするのが官能的でいい。


リスク管理

at 2003 03/13 06:55 編集

また昨日も日光を浴びない1日だった。
たまった録画をプレイバックして消化する。
TVタックルで危機管理特集をしていて、野坂昭如さんが「管理できたら危機じゃないんでね、管理できない危機が本当に怖いんだ」と名言一発。その通り!大正解!お見事!あっぱれフセイン!と言うしかない。
現実には、せいぜい「うっかりミス管理」を考えるのが我々庶民にできる精一杯のこと。たしかに危機は管理できないから危機というもんだろう。なんだか、「一人旅同好会」みたいな言葉だなこりゃ。

テロはほとんどの人が経験したことがないから、見えない怖さがある。欧米人からすると、サリン事件のように目の前でテロを見ていても、それをテロとして見ない日本人の平和ボケも怖いらしい。「無知」は、慢性的な痴呆に似ていて、本人は幸福だが周囲が不安でしかたない。

「そのまま行けばリスキー」と感じていても、ピンチで神風が吹くとあてにしているのか(笑)、悲観論者とレッテルを貼られたくないせいか、「危ないよ」の指摘をつい引っ込めてしまうことが、善良なる諸国民には多いと思う。
リストラで絶望しているサラリーマンも多いけれど、ほんまに「突然降ってきた悲劇」なんかぁ?と、僕なら傷口に塩をふるようなことを言ってしまいそうだ。うちの会社は危ない・・・と同僚がささやいていたような兆しがあっても、「会社がつぶれるなんて、そんなバカな」と打ち消して悲劇に巻き込まれて行くのかもしれない。「期待」が冷静な推測を歪めてしまうのだ。
僕の身近にも、だれか「あなた、おかしいよ」と指摘してあげる人がいなかったのか!?と義憤を覚える「むつかしー子」が少なくない。ワーカーやカウンセラーが皆そうだという論理にはならないが、まず自分を治療した方がよさそうな人は、高い確率で「人助けをしたい」と矛先を向けてカウンセラーやワーカー、ナースなどをめざす。むつかしー子は、なまじっか頭はいいから高い成績をとって「私は向いている」と誤解してしまう。
どうリスキーなのかは、書くと本当に背中が寒くなるので、暖かくなるまで封印しておくとして(笑)、周囲の人たちは、だれかに迷惑かけてるわけでもないから、まっいいか・・・とやり過ごしてきたのかもしれない。

現実に、世間一般には物わかりのいい無難人間が多い。
その一方で、社会的圧力や差別やストレッサーは、無形の不安をかきたてている。
その結果、無害で温和でイイ人ばかりなのに、社会は沈んでいる。なんでだろう、なんでだろう・・・?
すぐ身近に怖い人がいて叱られしごかれ、社会に出てみるとその経験が宝物になって世渡りしやすい―という形が、幸福な社会じゃないだろうか。

えらそうに学生を論じている僕も、世間の善良なる方々から「いつまでもヤモメで大丈夫か?」とリスク管理を促される。妻帯者より健康で自由に生きている独身奇族に、なんとか錨をおろさせようと躍起になっているのは、主にオバサンたちだ。オッサンたちは、「経済力のない妻+マイホームローン+できの悪い子」の3大不良債権をかかえて、あぁ独身がよかったと(かなり現実的に?)嘆いている。独身で子供を持てない点だけは、独身男の不利な点だと思うから、僕は不幸ですオロオロ・・・と演じておけば、その場しのぎにはなる。
「一人で病気になったり老いたりメシを食ったりして暮らすのが「リスク」で、妻子が支えるというのが幸福―という筋書きは、日本人の生き方を「一つの正解」に誘導してきた。「家族」は信仰にもなっている。
信仰は冷静な判断を狂わせる。団欒とひきかえに書斎も持たせてもらえないおとっつぁんは、知的活動から遠ざかり肉体労働者と化する。ドメスティックバイオレンス、不倫、連帯保証・・・そんな悲劇は、兆し―管理できるリスク―があったはずなのに、思考怠慢が悲劇を生む。冷静になって考えて、こりゃイカンと思ったとき、未来が開けるか、右往左往したまま奈落へ流されて行くかは、思考能力次第だと思う。
もし閻魔大王のようなのがいれば(現実に会社にいそうだ)、自分の利益にならない人間は、破門するだけではリスキーだから、洗脳するか思考できないように改造するかして、クーデターを回避するはずだ。
リスクは、閻魔大王が自分に従わせるために仕組まれた壮大なドラマだったりする。
この閻魔大王を、どう欺き、リスクを種明かしして行けばいいか・・・・・・?

お隣の席に向かいあってお茶していた男の子二人組は、「おもしろい話」の交換に花を咲かせている。
内容は、キワモノ自慢である。「キツネと目を合わせて集団気絶した女子高生遠足の話」とか、「なぁ知ってる?青木ヶ原樹海って、自殺しに行く人の名所らしいで」とか、ドッペルゲンガーの話とか、クルマにはねられた猫の目撃談なんてのを次々披露する。
言うに事欠いて、坊主頭の学生(21歳で大学に入ったそうな)は「今日ウンコ2回行ったぞ」と自慢している。
こんな無邪気なキワモノトークは、かえって健康的な感じがする。サバ子とっておきトークを聞けば、全身麻痺して撃チンされてしまうだろう。
荒波に漕ぎ出てがんばれ青年!偉大なる将軍様のために!と祈ってお開きとする。


タマばあちゃ〜〜ん

at 2003 03/13 07:56 編集

タマちゃんを救う会の、なにかに取り憑かれたような「信念の顔」は、なんだか久々に見たような懐かしい顔。
この類、オウムにぞろぞろいたような気がする。
いや、「あっちの世界」だけではない。僕が一時覗いていたボランティア団体を母体に膨張したNPOの幹部にも、あの顔がいた。

「せっかくよー、住民票とったのによー、なんで連れてくんだっ」と憤慨するおとっつぁんの言い分にも笑えたが、せっかくなら、野生のイノシシも住民票とってやりなっさい。それより、亡くなった僕の祖母タマばあちゃんを降霊して、会わせてくれないものか。

タマちゃん捕獲作戦のどさくさにまぎれて、どこかの浜でイルカの刺身とかイルカ踊り食いなんかやれば、アメリカ人は

Ohhhhhhhhhhh! My Goddddddddddd!!!!!!!!!!

と激怒するのではないだろうか。鯨を食うだけで、日本人は野蛮人扱いだから、アメリカ人やっかいだよなぁフセイン。
「牛や豚も生きる権利がある」と、「イルカを養殖して水産資源として適正管理しても、食ったらあかんのか?」と、欧米人に叩きつけてやらんかい。

そのイラクに残って、進んで人間の盾になっている女性の手記というのが朝のテレビで紹介されていた。
日本の家族に当てた手紙は、イラク国民を絶賛するあまり嫌米を強調し、「ここでイラクの人たちと共にいる私は幸福です」と結んであって、すでに「あっちの世界」にトリップしてしまっている。この子がブッシュに殺されるなんて、なんてむごい!・・・と、日本の家族だか恩師だか、すすり泣いている。
あのねぇ・・・。嘆くなら、首に縄つけて送還させてからにしなさいって。
小倉キャスターは、最初いつものクールさでコメントしていたが、「人間の盾が戦争を回避できると考えるほど甘くはない」と、ずばり直球を投げておられた。
さすが(笑)。

この日本人女性が綿々と著している透徹した使命感も、すごかった。何がすごいって、陶酔感が。
「一介の日本人庶民である私」が、外交交渉したり武装解除させたりする地位やスキルを持っているわけではない、という状況認識はしっかりできている。
そこから飛躍するのが「信仰の人」なのである。「一般庶民の私にもできることは、現地で弱者を助けること」と。
こうしたジャンプ力(笑)が活かせる場は、会社や役所ではなく、戦地とか環境破壊の現場だという人は増えているのかもしれない。
しかも、政治的運動である平和運動とかNGOとは違った流れで、戦地に吸い寄せられる「信仰の人」が目につく。あえて丸腰を承知で危険に望む私ってすごい!という、一種の自己愛にも見える。人騒がせだけど。

僕はガンジーやマザー・テレサは否定しないし、個人的に尊敬している犬養道子さんの生涯を賭けた国際的人道支援活動は、根っこにカトリックという信仰があるのは確かだけれど、崇高と愚考は紙一重だ。
丸腰でアブナイ場所にのこのこ出向いて行って、国際紛争とか軍事大国の思惑を動かそうとするのは、冒険なのか作戦なのか・・・。
犬養道子さんの偉いところは、信仰と作戦をしっかり区別して、思考の武器を身につけてから国外に出ろと強調しておられる点だ。だから、「いてもたってもいられなくなった」動機で始めた活動も、やりようによっては、効果が出る「作戦」になるかもしれないか・・・。
ハートも大事だけど、ブレインも駆使してくれよ、と僕はいま伝書鳩に託して放ったところである。



陽のあたる坂道

at 2003 03/13 11:00 編集

逆転した昼夜を元に戻すべく、昼に続いて夜も強引に眠ることにした。
チューハイ1缶でコテッと眠れた。
でも呑んで眠くなるのは条件反射みたいなもので、疲れて体を休める本来の睡眠ではない。だから、熟睡できず激しくリアルな夢を見せられてしまった。もう、いま住んでいるアパートそのもので、まさに愛車をふだん置いている廊下が舞台で、愛車の盗難事件に巻きこまれたのである。事件処理にやってきた婦人警官が絶望的に頼りなくてやる気もなくて、こりゃ永遠に愛車は取り戻せないな・・・とヤキモキさせられて、夢見は悪かった。

でも、やれやれ・・・目が覚めたら廊下でちゃんと愛車がいて、キラキラと朝日を浴びていた。
あんまり日光を浴びないと心配なので、近所に買い物に出る。
おぉ、3日ぶりの日光のなんと輝かしいことよ!空の青も、木々の梢の蕾も、この世のあらゆるものがはアラーの神の恩寵にあふれかえっておるではないか。
近所にある関帝廟は、真紅の柱と群青の壁とゴールドの屋根瓦が早春の日光に輝いている。このカラーリングはすばらしい!
郵便局に寄ると、民営化を前に、ずいぶん局員の愛想がいい。でも、同じ雑誌を出しても、ある局では書籍小包、この局では(僕が雑誌発行人でもないのに)第三種郵便と扱いが分かれるのは謎だ。

スーパーで柑橘系の天然果汁とバゲットとサラダを買い込んで朝食とする。
さわやかに一日が始まった。
さてこれから風呂に入って、晩酌して、眠るとするか・・・


卒業!

at 2003 03/14 00:35 編集

やっと今年度の仕事が全部終わった。前の職場では春休みがドカンと2ヶ月あったが(バンクーバーにアパート借りて短期移住しようかと思っていた)、今は実質3週間。
旅にでも出るべ?と某サバ子にバグダッド探訪をそそのかすと、もぢもぢと身をよじらせて「いけませんっ!一線を越えるなんてah・・・」と悶え苦しむので、免除してあげた。
サバ子といえば少年(love)だ。

「三宮で少年数十人と警官もみあう」
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030313ke100180.html
という見出しに、股間をもみ合う新種のプレイなのかと下っ衆い想像をしてしまったのは、こりゃ悪影響だな。

まぁ、「シベ超」系のネタはともかくとして。
中学の卒業式の後、特攻服を着て集まるならわしが広まっているのは初耳だったが、それも年に一度のことでしょうに。
少年たちがたむろしていた広場というのは、よくバンドをやってたり若い衆が待ち合わせをしていたり、要するにヒマな人民の展示場みたいな場所だから、特攻服の15歳の坊やが「おれたちよー、カッコいいよなー」と粋がって群れているのも、春先の珍景という感じでほほえましい。
目立ちたいけど芸能や学力やスポーツで目立てない子たちも、目立たせてあげるお立ち台はあってもいいだろう。ガス抜きとして。
ガスついでに、密室で練炭炊いて集会するのが最先端の流行だよキミたち!
 


政治の季節

at 2003 03/15 00:28 編集

所属している学会からの雑誌をポストから受けとって、会議に出勤する。
雑誌のテーマは、精神障害者の隔離政策を批判する特集。会議でちょっと話題になったテーマが「『人格の統合が失調した』人が精神障害者をケアしようとする怖さ」だった。奇妙にシンメトリックだ。

少なからぬ障害者が実は「まとも」で、ヘンな治療を受けて真性の病人になってしまうケースは跡を絶たない。その原因は、社会的な差別や偏見が根強いせいだと説明されるのも、通り相場だ。
たしかに、差別や偏見はある。
もっと見えにくいのが、ヘンな治療とやらをしてしまう専門家の病いで、生活福祉を求めている相手に心理検査やカウンセリングをしようとしたり、相手の生活実態がまったく見えなかったり、そもそも見る能力に欠ける注意欠陥障害者であったりする。

無知を思い知らされて、法律や経済や宗教や政治や社会学を勉強しなおすのはまだ「まとも」で、ますます自分の専攻に自閉して変わろうとしないのが、とりわけ心理屋さんに目立ってしかたない。
正直これは僕自身もっている偏見だが、心理学屋さんというのは、医学部に行く自信がないくせにだれかを「治療」したり、人体を解剖する資格はないので心を「解剖」したりして、専門職を気取っている鼻持ちならない病人を高濃度に含んでいる。

精神障害者の処遇というのは司法政策の次元で議題になっているし、学校教育は教育「行政」であるという認識は専門家にはあるが、実はカウンセリングというのも政治にほかならない。僕が「ワンちゃんは僕の最良のカウンセラー」といっても、犬は政治をしないが、ではセラピー犬を養成して、制度化しようということになると、セラピー犬養成協会の類が犬を使った政治を仕切るのである。犬は知らぬ間にお先棒をかつがされている。

心理臨床が、気づかないうちに、支配―被支配の関係に滑り込む危険は、共依存というタブーとして教科書で勉強してはいるだろう。
その隣接分野である、政治とは何か、権力とは何かという学問的基盤を欠いていると、カウンセリングの政治性に気づかないまま、いつの間にか権力を行使してしまうのだ。

フセインとブッシュのおかげで、「人の世は政治」という現実が、ありありと思い知らされる今日このごろ。
明日も、僕自身どこかで政治をしてしまうのだろうか・・・。


クモハ

at 2003 03/16 00:48 編集

JRのダイヤ改定で、日本最古の電車が引退してしまった。70歳。お疲れさん・・・と声をかけたくなる老兵だ。
最終日は、1日3便しかない路線に全国からファンが集結したのではないかと思う。
ボンネット型特急電車とか、SLとか、食堂車の引退はなんとなく聞き捨ててしまった僕だが(いや、もしかすると自分の血に流れる「鉄分」をおさえこんでいたのかもしれない)、クモハ42だけは妙に気になって、引退の予定を聞いた2年前に、18切符で乗りに行った。山口まで。
うぉ〜ん・・・と懐かしいモーターのうなりを響かせて、ガタゴンガタコンと10分ほどの盲腸路線を走り、その響きを尻でかみしめて(?)帰ってきた。車内に寄せ書き帳を備えてある電車なんて、初めて見た。

この羊羹みたいな(チョコレート色と紹介されていることが多いが、その色と形を見ると羊羹そのもの)電車は、昔々われわれ阪神間の住民が「省線」と呼んでいた懐かしい車両である。
記憶のかなたを、かすかに羊羹電車が走っている。
我が家の地元には、1935年に建造されたモダンな阪急三宮駅が、2つのトンネル口を並べていて、子供にしてみるとトンネルに阪急の栗色電車が出たり入ったり、「省線(と呼んでいたのは親世代で、もちろん正式には国鉄だった)」の電車が出たり入ったりするのが物珍しくて、おもちゃ箱のような建物に見えた。

国鉄電車にはあまり乗っていた記憶がないが、これも私鉄王国の関西ならではの電車ライフかもしれない。だから、国鉄とは少し距離があったように思う。「国有鉄道」ゆえの役所的な敷居の高さも感じていたのかもしれないし、「乗り過ごすと東京や九州にまで行ってしまう」ような、しなくていい心配をレールに投影して見ていたのかもしれない。
阪急や阪神は大阪止まりだったから、身近な存在だった。

その阪急の駅舎は、太平洋戦争の神戸大空襲でも焼け残ったのに、阪神大震災であっけなく崩壊してしまった。そんなこともあって、よけいに省線電車の完全引退で、キラ星のように色とりどりの電車が行き交っていた過去が消えてしまうような寂しさを感じる。
SLは懐古趣味的な観光運行が残っているけれど、通勤用の省線電車なんて、現役引退したらそれまでだろうなぁ・・・。


ヤフーBB「窮状」

at 2003 03/16 01:43 編集

よりによって、何かとトラブルメーカーの会社をグリーンスタジアム神戸の新しい呼称にせんでもええのに・・・と、地元民は思っているのではないかね?
プロ野球もJリーグも、フランチャイズ経営だからこそ地元ファンに支えられているんじゃないだろうか。アメリカでだって、たぶんゲイツ君はあちこち投資をしてるだろうが、「マイクロソフト球場」とか「ウィンドウズスタジアム」なんて聞いたことがない。
シアトルマリナーズのオーナー任天堂だって、「スーパーマリオ球場」なんて命名しなかったよな。そんな売名行為は、自滅行為だし地元から総スカンをくらうはずだ。

でも、歴史意識ゼロに近い神戸市民の根なし草性につけこまれた結果だともいえる。なめられているのだ、ITバブル企業に。
これが大阪だったら、「いてまえ球場」(選手全員が敵チームにいてこまっそワレ!とすごむとか、近鉄電車は駅で止まらず行てまうとか)なんてネーミングがたぶん支持されるだろうな(されないか?)。
神戸、大阪とくればついでに(失礼)京都が悲願のフランチャイズ球団を持つとしたら、「京いてまいまっへ」なんて球団名にして(いてまえ打線に引きずられすぎ!笑)、ホームグラウンドは加茂川沿いの幅20m×奥行き2kmの変則パターンにすれば、そんな球場でプレイしたことがない11球団をばったばったと迎え撃ち優勝まちがいなし。「京の町屋はな、平安時代からウナギの寝床だっさかい文句いうやおへん」と涼しくかわしておけばいい。ベンチも一塁側も三塁側も地元チームに使わせ、「京の都はな、御所を中心に右京と左京にあんじょう割り振られてますのや文句いいな」でかたづけられてしまいそうだ。

結局、騒いでいるうちに、
ネットバブルを怪しむエコノミストは「ヤバーBB」と呼び、
パッパラパーの若者は「電話も安いしよー、ヤッホーBB」と喜び、
とにかく文句垂れの僕のようなのは「ヤメーBB!」と叫び、
パロられながら知名度が浸透して行くんだろうな・・・くそ。

 


コクル・コクレ・コクロウ

at 2003 03/16 07:55 編集

葬儀屋の内部告発は、他人事ではない。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030316k0000m040114000c.html

この組合員が、どれだけ冷や汗かきながらコクった(告白じゃなく告発ね)ことだろうか・・・と思うと、シンパシーさえ覚える。

「世間に内部腐敗をばらして業績に響くと自分の雇用も危ない」と頬かむりして、一蓮托生でいたのが、日本的な労使関係だっただろう。
以前の我が職場でも、虚偽広報が横行していたのでよほどコクってやろうかと思ったが、会社が傾くと「ザマミロ上司」と「スンマヘンお仲間」がいるから、周到に計画しないとうまく行かない。効果より副作用が大きいと、英断もすぐ「軽率」とそしられることになる。
そもそも、せまい業界だと締め出されかねないよ、と指摘してくれた社外参謀の助言は、今でも卓見だったなぁと思う。

いま職場組織でうつ状態や真性うつ病が問題になって、あらためてメンタルヘルスが注目されている。
内部告発を恐れる経営者は、「予測できない反旗」というイレギュラーバウンドも視野に入れておくべきだろう。
僕の元同僚が、精神的に変調をきたして故郷へ帰ってしまい、県内の「仕入れ元」(業界用語)に告発文書ばら撒いたる〜!と叫んで退職して行った。
収益源が限定されているわが業種は、内部告発も、大々的にやらなくても静かに個人でできてしまう。
間もなく会社は確実に傾いて行ったが、デフレや震災もあったので、告発が元になったのかどうかは何ともいえない。僕も転職したし。

組織の精神保健が予測できない行動を招くという側面、
一蓮托生といえるような忠誠心が薄れてきている側面
で、内部告発は増えるだろうと思う。雪印のような、開拓者精神で一体感を高く保っていた企業でさえ、内部告発で崩壊してしまった。
社会学や経営学の教科書では、官僚制は指揮命令系統のヒエラルヒーだと説明されているが、奇才ゲオルグ・ジンメルの眼鏡を借りてみると、組織は「秘密の体系」だともいえる。いかに決定的な経営情報を知っているか?の度合いが地位の階層をつくっている。そして、他社や市場に対しては一丸となって情報を隠蔽する。
この「秘密システム」を崩す内部告発を、経営者はあまり真剣に考えてこなかったのではないだろうか。
そもそも、「これが秘密ですから他言しないように」なんて間抜けな口止めはできないから、社員が握っている情報の何を封じれば安全なのかもわからない。不当解雇だと感じてやめて行く社員が、社内のどんな情報を握っているか、持ち出してどう利用するか、把握してはいないだろう。性善説というか、「正当な理由で解雇した」と一面的に都合よく解釈している能天気な経営者が多いのではないかと思う。

前の日記でカウンセラーをこきおろしたけれど、現実の企業の大きなダイナミクスを左右している構成員の心理というサブシステムは、分析のメスを入れてみる価値大だと思う。
リスクマネージメントは、性善説が支配している社会では根づきにくいのかもしれない。
本当に善人ばかりの社会だとそれは平和でいいけれど、「信頼している上司や組織に実は信頼されていない歯車」ほどみじめな身分はない。
 


いちだい

at 2003 03/17 03:31 編集

ちょっとした入試ミスのニュースで、尾道に市立大学があるのか・・・と初めて知った。
観光地で有名だとはいえ、人口規模ではこじんまりした地方都市のはずだから、大学を経営する財力は大丈夫かいな?と疑問に思った。

市立大学というと、地元の神戸にも大阪にも京都にもあって、総合大学の大阪市大を除けば京都は芸術単科大学、神戸は外国語単科大学というのもローカル色だ。
そう、ローカル色を出せるのだ、公立大学は。

・明石市立大学たこやき学部ソース系おつゆ系
・芦屋市立大学マダム学部ムリめのチアリーダー部もありまっせ
・赤穂市立浪士大学暗殺学部血みどろコース
・岸和田市立大学だんじり学部一人は死ぬ科

という調子でどんどん造れば、どんぐりの背比べのような大都市密集大学から学生が流れ出して、意外にも盛況になるんじゃないだろうか。
まぁそれは冗談半分として、現実的な大胆発想が大学にも必要だと思うのですよ遠山大臣。

幼い頃から深夜族の僕としては、「超夜間大学」もあっていい。ただの夜学どころか、残業を終えてからでも法律や経済や福祉が学べる学校が必要だ。これは95%大真面目な発想なんだが・・・。
そこは午前0時開講、6時終講で、学内温泉でひと風呂あびて出勤できる(仕事やめたくない、勉強もやめたくないといえば、睡眠をやめるしかないわな)。

ま、それも冗談ぽくなってしまうが、僕は昔友人がいた院内学校つき養護施設からヒントを受けて、シネマコンプレクスの教育版カレッジコンプレクスというのを考えている。「宿舎つきの夜学」である。早い話、「教室がついた学生下宿」という感じで、かりに月家賃10万円で学費と生活費すべてまかなえれば、安くあがるのではないだろうか。
つまり、この発想は高齢者の互助共同体であるグループホームにつながって行く。
グループホームを、高齢者の専売特許にしなくてもいい。
本当にカネがないが勉強はしたい学生なら、5人、10人と集まってうまく組織化されれば、不自由を補って余りある生活共同体ができるように思う。
ひと昔前の京大アメフト部は、部員がアパートで共同生活していて、そこが塾にもなって近所の子供たちに勉強を教え、生活費や遠征費をかせいでいると聞いたことがある。これは立派なコーポレートフィランソロピーになっていて、そのせいか、学生日本一の常連だった。

市場価値が低い時期(つまり学生時代ね)にプライバシーを主張しすぎると、生活はずいぶん高くつく。典型的な例が、携帯電話だ。
電話なんか、共同で赤電話を置いといて共同で受け答えすれば、安上がりで静かな生活ができるのは間違いない。共同電話は、自然に緊急性の度合いを判断してくれる私設秘書みたいな機能を持っているのだ、昔から。
「下宿赤電話」の時代に戻れば、勉強中にかかってきた電話には「あー、サバ子姉御は今お勉強中ですから、伝言うけたまわっておきやすぜ」と答えてくれる後輩・・・とか、
「私を捨てたOさんに言いたいことがあるから出してよ!」という怒りの電話はブロックできるから静かでいい。この類には、「先輩がぼやいてましたよ、あなたマグロだって。あきらめた方がいいなぁ。今なら乗り換えチャンス期間中でして、3日以内に断念すると僕が代わりにおつきあいする得点つき」と処理してくれる後輩タッキー・・・
なんて共同生活者がいれば、とても便利だろうな。
なんだか、そんな下宿ものコミック(マカロニほうれん荘の類)が昔は多かったような気もするが、最近はやらないのがちと寂しい。



勝手口

at 2003 03/19 01:19 編集

確定申告のあと、9万円強の戦利金の祝いを兼ねて、サバ子と串カツ&おでん屋へ。
毎年10万円前後を取り戻しているのだが、逆に零細自由業者から毎年これだけ余分に取っている税制は、やはり問題だと思う。「多めにとっといて、手間ヒマをかけられる人だけには返してあげます」という姿勢がみえみえだ。国民を信用しない官僚に対しては、逆にそっぽを向きつつあるのではないかね。刑事事件の検挙率の低下もそのあらわれかもしれない。

税金も、年金財政のためといった目的税なら、消費税10%も許せると思う。
昔々の糞役人か糞政治家だかが、「独身税」を導入しようという提案をしたそうだが(このオヤジは、妻が先立って独身になったら、後老い自殺する気か?)、税金の使途はわかりやすいに越したことはない。「県民税」が、はたして県警のサービスにきちんと使われているのか?等々、疑問もふくらんでくるからね。

税金は、NHKの受信料みたいなもので、サービス内容に満足しても不満でも、一定額を負担させるシステムだ。民放は視聴が無料の代わりに、広告を見せられる。だから僕は、くだらん番組のスポンサー名はしっかり刻みつけて、不買運動をいたす。まぁ番組は家にいてもたいてい自動CMカット録画をして後で見るから、たとえば「ナイトスクープ」のスポンサーはいまだに知らんけど。
税金と社会保険は、ちょうどNHK受信料と民放CMのような関係になっているのではないか?
だから、年金というサービスはほとんど支持されてないから、金を払う人が減り続けている。または、確信犯的なボイコットだ。
ただボイコットするだけでは逃亡者みたいでみっともないから、サービスも拒否するのが男っちゅうもんですばいフセイン!
「老いたら自分で死ぬから年金いらねえ」
「冒険したいから遭難救助しなくていいよ」
「ものごとの善悪はわしが判断して、わしがハングマン」とか。

昔の日本社会も、今の闇社会にも、そんな行動原理はある。「法律と刑罰」が「仁義と私刑」にとって代わったのが近代化のプロセスだ。
いまイラクとアメリカが一触即発の土壇場状態。途上国の内情は詳しく知らないが、仁義と私刑の社会ではないだろうか。それを武力で「近代化」できると考えるのも、野蛮そのものだよなぁパウエル。
ここ数年、アメリカさんの企業会計の巨額の粉飾が続出したのは、かの国の資本主義も、インサイダー情報で動き、だましあいと私利私欲が渦巻いているのだと暴露したではないか。「大きいことはいいことだー!」しか頭にないバカが経営すると、図体だけでかい糖尿病会社ができあがって身動きできなくなることを、ステーブ・ケースが披露してくれているではないか。

平和なわが国の集団自殺のニュースも、「僕たち勝手にやります」社会の前ぶれを感じさせる。
それを社会と呼べるのかどうかも疑問だし、前ぶれなのか後戻りなのかわからないが・・・。


利己主義者?

at 2003 03/20 00:46 編集

単純なケガで入院した母の見舞いに行くと、さっそく6人部屋の牢名主になっていた(笑)。
何十年と勤めていた古巣でもあるし、後輩現役ナースそこのけでルームメイトを仕切っていた。
内科病棟で、みな糖尿病らしく、空きべッドの都合で一人ぽつんと押し込まれた「外科の母」は、むやみに元気に見える。
いや、逆に内科系疾患の患者さんたち(病室の全員が似たような世代で、なんだか6人の母がいたような感じ)の沈み込んだ表情は、「難儀なのは、内臓も心もなんよ」と無言で訴えているように見えた。

数年前、研究会で雑談したある医師は、「生活習慣病」という呼び方は病気自己責任論につながりかねない、と厚生行政を批判されていて、僕も相槌を打っていた。生活習慣病は、たしか母が恩師だと話していた91歳現役で著名士になっているH医師のネーミングだったと思う。
そのH医師はクリスチャンでもあるから(僕の母校の大昔の卒業生でもある)、おそらく個人主義的な病因観をお持ちなのだろう。社会環境の変化も深く洞察しておられる立派な医療者だから、偏っているとは思わないが、実際「あなたの生活習慣が病因」という見立てが定着すると、これまた難題があぶり出されてくる。

「では、たるんだ習慣をたたきなおして、生き方を変えよう」と自己革新できる強い個人と、
なにやらよくわからんまま自己決定と自己責任を求められて狼狽し、慢性病と医・薬袋依存の小路に追いつめられて行く人々
―という成層化が進む。学校教育と同じ構図なのだ。

違いは意識のあり方にあるのではないだろうか。個人へのメスをためらい政治が悪い社会がひどいと騒ぐだけでは、マスターベーションにすぎない。
大げさにいえば、「全快する」とか、「病気とつきあう」というプロセスは、その患者の世界親というか、自我の座標というか、そんな因子でかなりの部分、決定されているように思う。「治りたくない退院したくない」という老人が病院経営を圧迫している現実、また極端な例かもしれないが「病気は治ったが自殺した」という悲劇などは、その裏づけになるだろうか。「病は気から」は古くて新しい病因論だと思う。
まわりがよかれと思って与えているが実は自然治癒力や生きる力を萎えさせている因子こそ、本当の病因として標的にすべきではないか。薬漬けの業界癒着構造は、ふた昔以上も前から問題にはされてきたが、大政翼賛的にもてはやされているボランティアも、寂しい大人が実は健康な子供や老人をどんどん骨抜きにしている例を見かける。

究極のボランティアは「親心」だろう。
見舞いの帰りぎわ、部屋から出たとたん患者仲間に「今のが長男で、きのう来てたのが次男で、そろって結婚もせずに・・・」とグチっていた(苦笑)。看護婦の中から、嫁候補を「品定め」しているにちがいない。
ま、グチもメンタルヘルスのはけ口になるだろうし、気にかけることがボケ防止になるなら、それもよしとするか。


参謀会議ここだけ報告

at 2003 03/20 23:55 編集

「開戦秒読み」で浮き足立っているマスコミをとやかくいえないほど、つい気になって生中継を見てしまった。
しかし、イラク対アメリカは戦争なんかではなく一方的な「懲罰」で、むしろアメリカ対国際社会は新しい冷戦に入って行きそうだ。

アメリカで隠れ農業をしているランディ・バースに、バグダッドのバース党にどう指令を送っているのか、タイガースコネクション経由で尋ねてみた。
すると、
「人間の盾は許せない。いっそタマちゃんを盾にすればいい」というので、
「それじゃ日本人にはこたえても、アメリカは屁でもないよ」と反論しといた。
日本中のイクラ丼をイラク丼に改名させてむしゃむしゃ食わせても、日本人はイクラいやイラクへの無用の反感を高めるだけだろう。そうなれば英米の思うツボ。参謀会議はむつかしー!のだ。

「いっそ、イルカを盾にすればヤンキーどもは手出しできないんじゃないですかい?ランディ」
「うーん、バグダッドに海はないからなぁ。水族館より、バグダッド・ディズニーランド造っておけばよかった」
今さら遅いって。


ロース専門

at 2003 03/23 03:41 編集

兄宅に一族が集まって宴会。
姉と義兄が北海道に帰るので、旅行がてら会いに行けばいいだけなんだけれど、感覚的には寂しくなる。
豪快な兄は、晩飯をふと考えて、たまたま特売日だった焼肉屋に予約電話を入れて、8人でワゴン車に乗り込み出撃・・・というか運ばれて行った。
胃のない老父と、「牛さんラブ」の僕が一瞬顔を曇らせても、おかまいなしの勢いである。
玉ねぎやシイタケなどカムフラージュ食をせっせとついばむが、流れが流れだけに、どんどん「わんこそば」状態になって、結局おいしくいただいて満腹。焼肉なんて、軽く10年は食ったことがなかったので、10年分を2時間で食った感じ。
ま、うまいもんはうまい。

バス停から自宅に帰る途中に、イスラムモスクがある。
いつもは幽玄なライトアップをしているが、消灯して真っ暗だった。
イラク人たちは、情事ブッシュの流血の制裁から逃げまどっていることだろう。
われわれ日本人が、血の匂いが好きなアングロサクソンに媚びるよう自己洗脳してしまったのも、肉食のせいだぞジャップ!といえば暴論か。


ナマ江畑!

at 2003 03/23 23:41 編集

戦争が始まれば江口洋介そこのけ江畑謙介さんである。スポニチが、「31時間ナマ江畑氏」の見出しで、局で仮眠しながらの出演解説大活躍を伝えていた。

現地で有名になっている日本人もいる。人間の盾を志願した日本人は、ダンサー、社長、フリーター、牧師、武術家の5名らしい。
「舞踊家や短期雇用労働者」を差別する気は毛頭ないけれど、「戦地で反戦運動に身を投じるカタカナ肩書き」というと、僕の鼻は変調をきたして、うさんくさモード嗅覚800倍になってしまう。つい、「震災被災地にやって来るヒーラー」の類を思い出してしまうせいか、はたまた違法駐車やゴミ問題を棚に上げてきれいなボランティアパフォーマンスを披露しているエヌピーオーとやらが目についてしかたないせいか。

この際、気功師、霊媒師、Dr.コパあたりにもミラクルパワーを発揮してもらって、ついでにカタカナ代表としてヤマンバ、コマダム、シロガネーゼあたりもだまされていただいて、バグダッドに行ってもらおう。
「現地で空爆反対を訴える自称シロガネーゼ岡田里美さん(仮名)は、かつて夫が葉書を置く音でPTSDになったが、ミサイルの音の方が大きいのでビックリしちゃったと驚きPTSDも吹っ飛んだ」と報じられると、深刻なニュースも「笑いのひととき」になりそうだ。

不謹慎!と責められるかもしれないが、もっとたちの悪い、根深い不謹慎もある。いわゆるクォリティ・ペーパーにでかでかと載る「イラクの子供の涙」の類の写真は、実に偽善的ではないか。おいおい、こういう不幸は、酔っ払い運転で親をひき殺された交通遺児「よりヒドイ」という気か?虫けらのように使い捨てられたホームレスは鼻つまみ扱いして、イラクの支援ってか?

イラクの被災児に思いを馳せる心優しき日本人は、半径1kmの世界については思考停止し、純朴性視野狭窄症を患っているのではなかろうか。
酔っ払っても運転するいかれた連中の愛車を没収して、イラクの焦土の復興に寄贈するぐらいの行動を示せば立派だと思うがなぁ。

死神博士こと天本英世さんの御冥福を祈りつつ・・・。


影武者

at 2003 03/25 04:42 編集

疑惑がいろいろ取り沙汰されているフセイン。ではブッシュは本物なのか?あの知能で大統領をしているのは、下手な影武者そのものという気がする。
実は生サダムと生ブッシュは仲良しで、どこか南米の奥地で酒を酌み交わしているのが「驚愕の真実」かもしれない。
英語の慣用句で、テーブルの上でのつきあいとテーブルの下でのつきあいといった表現があったと思うが、ニュース報道はテーブル上の世界で、実際テーブル下でどんな思惑やホンネが渦巻いているか、わかったもんではない。ときどきリークして、政治家に黒い金が流れているとか、スキャンダルになったりするから、素人でも察しはつく。

考えてみれば、WEB上のいろいろな表現も人格を持った本人の実体から遊離した影武者といえる。生身のつきあいでも、相手のホンネがわからないと感じるときは、いつの間にか影武者とのつきあいになっているからだろう。
それを戦略的?に応用すると、別れたい恋人に敬語で話しはじめると、距離を感じさせることになる。
また何か失敗したときも、自分自身丸ごと傷つくとつらいので、影武者がしでかしたミスだということにすれば、少しは気休めになったりする(できればの話だが)。

昼は教育者、夜はバーテンダーという生活にあこがれている僕だが、もう少し実現しそうなのが月水金の影武者と火木の影武者と土日の「生」の使い分け。影武者には、喫茶店マスターをしてもらおうか、占い師をしてもらおうか、探偵をしてもらおうかとバカな目論見を楽しむ春休みである。


網走謹製

at 2003 03/25 19:31 編集

影武者といえば、にせブランド商品や偽装表示の食品も影武者みたいなものか。
最近、刑務所製の安い家具が実はウソで、輸入品だったとか何とかで問題になっていた。そんなことを思い出したのは、さっき神戸に帰ってきて、さんちかタウンを歩いていたら、刑務所製の工芸品?の展示即売会を見かけたからだ。

たぶん偽装ではないと思うが、「刑務所製」というブランドに、いかに信頼性を持たせるかは難題だろう。
農産物だと、「私が栽培しました」と百姓の名前が入っていたりするから、それにならって製品に
「俺が縫ったブリーフさ前科5犯川俣軍司」とか、
「せめてもの償いです死刑囚大久保清・合掌」とか書いてあれば、もしかするとプレミアムがつくかもしれない。
先日、ロス疑惑の三浦さんがやっと無実になったが、彼も何か作っていれば、「実は受刑者でない疑惑渦中のあの人が塀の中で製造」という珍品ができていたかもしれない。

ブランド戦略といえば、一時はやった女子高生の使用済みの衣類。三重県のどこかの町長になったオバサマも今年高校を卒業されたそうだが、彼女が着ていた服一式を買ってしまったマニア君がいたら、「偽装表示だ」と言うのだろうか。なんだか、ロシアンルーレットみたいやな。

影武者モンダイから脱線してしまったが、そもそも本人のブランドという「記号性」が、本人を離れたところで効力を発揮するというのが影武者という戦略である。たとえば「シロガネーゼ」というとき、本物の白金生まれ・育ちの血統書つき(笑)マダムはおそらく数名で、何千人という影武者がシロガネーゼ・テイストをまき散らしているだけのことだろう。
うちの近所でいえば北野とか芦屋か(毎朝電車通勤せにゃならん世俗の田舎出身者が北野なんぞにアパートを借りて引っ越せば、「坂道の往復1時間」に懲り懲りするのがオチじゃが)。「ハイソの影武者」がうようよしているのが、我がふるさと神戸の恥ずかしい一面だ。

偉いのは、火つけ役になった最初の一人だけ。
どんどん影武者が増殖するような「本体」に、なりたいものだと思う。


俺のホース

at 2003 03/27 01:29 編集

カラオケボックスで1時間、全裸で熱唱した消防士が処分されかかっているとか。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030326i315.htm

まさか「消防士芸」よろしくホースから放水までしなかっただろうが(個室で仲間うちだったんだからよしとしてあげたい気もする)、豪快な体育会ノリで、さわやかなスキャンダルだなこりゃ。

「ゴキブリ1匹見つけると物陰に30匹いる」の法則にならって邪推すると、こんなのはまだまだ氷山の一角で、水面下では・・・

・警官の宴会での実弾ロシアンルーレット
・区役所職員の宴会での全身ハンコハンコ攻め
・自衛官の匍匐(ほふく)前進夜這い
・宇宙飛行士の腹上死

なんてのも、どさくさのノリでやってそうな気もする。

しかし、消防士といえば真夏でも防火服で完全武装して仕事に励む大変な仕事だ。その反動で全裸、しかし仕事が頭から離れず放水ショーというのも(勝手に決めてる)、それだけ仕事熱心の裏返しじゃないかと思う。

これが教諭の買春となると、仕事で禁欲するあまり・・・と同情する気にはならないが、ストリップを見に行ってフライデーされる小学校長というのは、気の毒というか、哀れなサンプルだったなぁと思う。
松井秀樹みたいに「オレ、AV大好きッス」と笑える大リーガーはあっぱれだが、さてこの違いはどこにあるのだろう。キン・・・いや人間の大きさか?

古尾谷雅人さんのご冥福を祈りつつ・・・('80年代のドラマ「無邪気な関係」で、わが兄貴として刻みこまれてしまった。実兄と同い年だし)。


花と散る

at 2003 03/29 08:09 編集

東京で絶好の花見日和だそうで、あれ?桜前線はもう関西を素通りして行ったんやろか〜と妙な感じ。
スキー仲間の平井犬(ヒライ・ケン)という青年が転職先で研修に忙しいという。あぁ、そんな季節なのだ。
新入社員の仕事第1号が花見の席取りだったりする植木等サラリーマン映画ふうの牧歌的な時代は、まだ尾を引いているのだろうか。
昼間から桜の下で時間をつぶして、先輩社員や上司がそろったら機嫌をとり、宴会芸もして、黒木瞳主任の肩をもみ、お開きになってから「新人クン、帰るっていうの?」と目で誘われ、酔いつぶれてエスコートするはめになった主任がさっきまでの酔いはどこへやら、「あぁ疲れたわ。横になりたいけど、ブラウスがしわくちゃになるの私いやなの」と上目遣いになった主任は女王様に豹変して新人君を食い物に・・・
という、ありそうでなさそうな話も、この季節日本中で69件は発生しているだろう(主任がデビ夫人系だとブラウスに着たままアイロンあてたろかと思う新人君の忍耐と試練が待っている)。

たぶん、こんなお戯れ(ほかにも朝礼だの残務処理だの)が実質労働時間に算入されているから、日本人の総労働時間はトップクラスを誇っている。

一方で、完全失業率が関西で7%を超えている。新卒の就職率が低いのは本当にお気の毒だ。これからというときに出鼻をくじかれるのは、トラウマになりかねないと思う。
だからこそ、働きすぎている社員―特に無駄な関連業務に使われている社員―からその仕事をとりあげて、新卒の仕事を創るのが伸びる会社ではないかと思う。
いや、すでに院生のパートで教育サービスは充分という時代になりつつある。
本当の「熟練」「専門性」は、どこに光を見出せるだろうか。
 


サスケはグレート

at 2003 03/31 23:34 編集

地元の高校が甲子園で延長15回の熱湯いや熱闘のすえ引き分けてしまった。いやはや、ご苦労さん。
ここまでくると、実力は伯仲という感じだからサヨナラゲームなどなしにしてほしいものだ。ダブルスコアならわかるけど。
実力というより忍耐力が問われそうな気もする。僕が選手なら、もう試合に飽きてしまって「はよ風呂はいって一杯やりたいんじゃ」と厭戦気分になっているだろう。
まぁそんな高校球児はいないだろうが、監督をしていたら、「好きなように振って投げて走れ」とだけ言い放ってベンチでふんぞりかえっていると思う。
すると案外あれよあれよと出塁し走者一掃満塁サヨナラホームラン・・・となったりして。

どこか東北の地方選挙に、グレートサスケがマスク姿で立候補するというニュースを見て、「これでんがな!」とひらめいた。
gaiax日記アーカイブ2003年 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
2003年3月の書き込み
From 教祖 To osawasense@laguz at 2003 03/12 00:03 編集 返信
RE:いや〜久しぶり

スキー以来会ってませんが元気そうで何より。携帯が汚染されないことを祈ります。
部下ができれば偉くなれまっせ。がんばりましょう。そのうち、ここによく書き込みしている格闘技が好きなケッタイな某お姉さまが、大学を卒業して就職してくるかもしれん。「後輩く〜ん、あたしにAからZまで教えてくれない?」と迫ってくるだろうから、いろいろ小道具を駆使して研修してあげましょう(でも二人並ぶとどうしても女王と下男に見える)。


From 元大保社A( Mail ) To osawasense@laguz at 2003 03/11 14:09 編集 返信
いや〜久しぶり

ちょっと久しぶりにHP見ました。やっぱおもしろいっすね。そういえばもう卒業して1年たつんだ〜となぜか想ってしまいました(?) 仕事先に3月あたまから大保の学生2名きました。色々質問され、なんかえらくなったような、まだまだ自分は未熟なような…気持ちは複雑です。


From 教祖 To sabato@koubo osawasense@laguz at 2003 03/03 19:19 編集 返信
RE:放置プレイ

>女装の件ですが、やろうと思えばそのグッズはもっているのですぐ出来ますが(爆笑)、やると犯罪急に美しいので出し惜しみしておきます〜。

会費払うのでよろしく。

>言葉攻めのみのSMとして放置プレイというのがありますね。
>上層部の人や役職の高い人にこのプレイは好まれるようです(某雑誌より)

では僕には縁がないな。
サバ子は「する」適性がありそうだ。

>女も悪い、つーかこの時期に夏服の制服でいくのもたいがいのような気がする・・。

コートをはおって来させたから大丈夫。
かすかにときめいていたりして・・・


From sabato@koubo To osawasense@laguz at 2003 03/03 12:57 編集 返信
放置プレイ

毎度。
最近こちらのサイトでも人気急上昇(?!)のsabatoことサバ子です。

女装の件ですが、やろうと思えばそのグッズはもっているのですぐ出来ますが(爆笑)、やると犯罪急に美しいので出し惜しみしておきます〜。

言葉攻めのみのSMとして放置プレイというのがありますね。
上層部の人や役職の高い人にこのプレイは好まれるようです(某雑誌より)
徹底的に、侮辱するんですって(笑)。
たとえば、

「あんたは亀よ!砂漠で一匹あお向けで死にかけてる亀よ!」
「うう・・・。」
「あぁん?なにが『うう』だ?!あんたバカ?」
「あっ!」
「・・・。誰が勝手に出していいて言った?!」

といって、踏みつける。

・・・。
あれ、何でこんな話になったんでしょうか。
とにかく、わいせつ罪ではないですね。
女も悪い、つーかこの時期に夏服の制服でいくのもたいがいのような気がする・・。


From 教祖 To osawasense@laguz at 2003 03/02 23:21 編集 返信
RE:ノウハウは1日にしてならず

>相変わらず、冴えていますね。
>まあ、やりとり(世渡り)も、センスの問題だからねえ・・。

冴えているのはサバ子の方かも。
日記放言は、あくまでも「大沢センス」にすぎないからね。
人それぞれ楽しく闘えばええんです(笑)。


From ゆずりは To osawasense@laguz at 2003 03/02 22:57 編集 返信
ノウハウは1日にしてならず

相変わらず、冴えていますね。
まあ、やりとり(世渡り)も、センスの問題だからねえ・・。


From 教祖 To sabato@koubo osawasense@laguz at 2003 03/02 00:34 編集 返信
RE:ぬは〜!

>ほんまに最強ですね、ぜひ実施、いや『わざと』してみたいと思います(笑)。
>(一次選考が合格すればの話ですが)

第一印象から勝負パンツで行こう。

>あと、一対一の居酒屋講義ですが、あれはいいですよみなさ〜ん。
>ぜひ皆さんもやってみてください。
>新しい世界が開きますよ。。(ニヤリ)

向き不向きがありますな。
予備面接員サバ子の身体検査をパスした者ならいけるでしょう。
「求道者」の世界です。


From sabato@koubo To osawasense@laguz at 2003 03/01 22:29 編集 返信
RE:あら〜き

>れいどころのOL様になりさがる気かサバ子!

いや、本気でそうなりたかったらもうちょっとマシな事、まともな事を書いてハズですよ(笑)

>君には白夜書房しかない。
>イクケ?

アラ〜キー氏が良く出されている写真集の出版会社ですね(笑)
イケルかも(爆笑)。


From sabato@koubo To osawasense@laguz at 2003 03/01 22:22 編集 返信
ぬは〜!

なんと言うべきなんでしょうか。
先月の「強気の実践面接〜」。
またまた死ぬほど笑わされました。
(イコケに引き続き)
ほんまに最強ですね、ぜひ実施、いや『わざと』してみたいと思います(笑)。
(一次選考が合格すればの話ですが)

あと、一対一の居酒屋講義ですが、あれはいいですよみなさ〜ん。
ぜひ皆さんもやってみてください。
新しい世界が開きますよ。。(ニヤリ)


From でんきがま@ To osawasense@laguz at 2003 03/01 00:59 編集 返信
興味はあるなあ

>>サワダ SAWADA 青森からベトナムへ ピュリッツァー賞カメラマン沢田教一の生と死 なんて番組をやっている。
>>だが、我が家には衛星は映らない。

>うちも映らん!
>極秘ルートで録画販売して下さい。
もう終わってますね。
こないだハイビジョンの録画依頼がありましたが、うちにはないので
極秘ルートで録画をお願いしました。


>または「コウノトリの里からバグダッドへ 象印賞カメラマンでんきがまの生と死」を実演するか。
不肖 宮嶋茂樹なんとかという本に湾岸戦争のときのエピソードがでていたのをよんだばっかりでした。

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