solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
2003年10月の書き込み
To smallbird777@laguz at 2003 10/31 15:04 編集 返信
RE:うわーぁー

>二十歳で、中年嫌やわー

ふけこむのも困りものだし、いいかげんトシくっても若さに媚びている大人は恥ずかしいものですね。
若々しくある必要はない。そんなもん、本物の若者にかなうわけがない。
少年少女がいくら逆立ちしても真似できない「美しい中年」でいましょう、お互いに。


To marimbist@machikado at 2003 10/31 15:00 編集 返信
RE:はじめまして。

書き込みありがとう。
「微妙に活動」、いいですね。学園祭にも出演しているようで、ご立派だと思います。
マリンバは、ふだん聞く機会がありませんが、パワフルで優しい音色ですね。
これからもご活躍お祈りしています。


From marimbist@machikado To osawasense@laguz at 2003 10/29 09:36 編集 返信
はじめまして。

はじめまして。突然ですがマリンバって知ってますか?
小学生のときに音楽室の端っこに有った大きな木琴。
それがマリンバです。
とても素敵な音色の楽器ですよ。

という感じで、長崎でマリンバ奏者として微妙に活動している弘亮といいます。
もしよかったら、遊びに来てください。


From smallbird777@laguz To osawasense@laguz at 2003 10/26 02:27 編集 返信
うわーぁー

二十歳で、中年嫌やわー

できることなら、二十歳の頃にもどりたい
あ ちゃった。
今、18才です(笑)

うーん なんなら、5ちゃい

精神年齢はいくつだべさー(あかん)


To taco@tubox at 2003 10/25 22:20 編集 返信
RE:タコツボ で〜す。。(^^ゞ

書き込みありがとう。
本物のタコツボ家元の方とは・・・!

>大変勉強になります♪

毒されないことを祈るばかりです(笑)。
突っ込みも期待しております。


From taco@tubox ( Mail ) To osawasense@laguz at 2003 10/25 19:47 編集 返信
タコツボ で〜す。。(^^ゞ

流れ者でーす・・・^^;
なかなか刺激的なところですネ!
いろいろと深く考えられてらっしゃいます。
大変勉強になります♪


To perfectcrime@fruit at 2003 10/25 16:21 編集 返信
RE:おはつです

書き込みありがとう。

>うちの住んでる所も雨多いですよ!!!
>北陸なので。

雨の中でも、サッカーご苦労さん(笑)。
金箔うどん(名物?)は、いつの日かの目標です。
貧相なイメージしか湧かず失礼。


From perfectcrime@fruit To osawasense@laguz at 2003 10/25 15:28 編集 返信
おはつです

ホムペご訪問有難うございます。
また来てくださいね。
うちの住んでる所も雨多いですよ!!!
北陸なので。


To smallbird777@laguz at 2003 10/24 23:49 編集 返信
RE:お姉さまってぇー

>私、年上だったのかしらぁ?

さて。どうだか・・・?

>夢中って・・・夢中になれるうちが、花なのよね
>いいなぁ 青春真っ只中(笑)

青春は、気の持ちようです。
「20歳にして中年」て子もウヨウヨいますよ。


From smallbird777@laguz To osawasense@laguz at 2003 10/24 23:44 編集 返信
お姉さまってぇー

えっーーー

私、年上だったのかしらぁ?
ヘッ!!

夢中って・・・夢中になれるうちが、花なのよね
いいなぁ 青春真っ只中(笑)


To smallbird777@laguz at 2003 10/24 23:15 編集 返信
RE:きゃっはっ

>いやー この際だから、贅沢言ってみようっ!

お姉さまパワー全開に期待しております。

>夢想でいいのかぁ 夢○じゃないのおー

夢中です、ハイ(残念でした)。


From smallbird777@laguz To osawasense@laguz at 2003 10/24 11:39 編集 返信
RE:きゃっはっ



いやー この際だから、贅沢言ってみようっ!
(って、私はなにもできないけどね) ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆


>子孫だけはほしいので、産み落とし逃げしてくれる母親失格者がいればなぁと夢想しております(笑)。
夢想でいいのかぁ 夢○じゃないのおー
(おっとぉーーーブレーキかけてぇ )
(/*^^*)/ハズカシ


To smallbird777@laguz at 2003 10/22 23:26 編集 返信
RE:(゜-゜*)(。。*)ウンウン

>独身さんなら、相手もよりどりみどり!だったりして・・

ぜいたくは言いません。
・・・と言えば、「私はどうでもいい存在?」と詰問されそうで難しいもんです。

>でも、子孫繁栄はしなくていいのかなぁ(笑)

子孫だけはほしいので、産み落とし逃げしてくれる母親失格者がいればなぁと夢想しております(笑)。


From smallbird777@laguz To osawasense@laguz at 2003 10/22 23:19 編集 返信
(゜-゜*)(。。*)ウンウン

独身ボランティアかぁ

独身さんなら、相手もよりどりみどり!だったりして・・

でも、子孫繁栄はしなくていいのかなぁ(笑)



To smallbird777@laguz at 2003 10/22 22:25 編集 返信
RE:(・・。)ん?

>自由な時間がいっぱいあるやん

確かに、「独身貴族」は時間をふんだんに持っている貴族かもしれませんねぇ・・・。

>それで、カメラやらアンプやらに魅せられてしまうのね
>車とかバイクが恋人って人もいるよね

貧乏貴族なワタクシは自転車が「恋人」ですが、なかなか道楽を手放せないので、結婚すると妻子が被害を受けます。この世から犠牲者を少しでも出さないために、ワタクシは独身ボランティアをしているのでございます。


From smallbird777@laguz To osawasense@laguz at 2003 10/22 22:13 編集 返信
(・・。)ん?

ということは・・・独身さん?
(≧∇≦)キャー♪

だとしたら・・・
いいないいなぁ
自由な時間がいっぱいあるやん

それで、カメラやらアンプやらに魅せられてしまうのね
車とかバイクが恋人って人もいるよね
やっぱ・・・ロマンやわー


To smallbird777@laguz at 2003 10/21 23:17 編集 返信
RE:こんばんわぁー

>(・・。)ん? 子供の数は同じなの?

子供の数も、ベッカムジュニアの数だけ負けてますね、ハイ(笑)。

>先生もアンプとか、いろいろ集めてて、古道具屋でアンプの取り合いになった人と・・・意気投合して、いずれは、ジャズ喫茶なるものをしたいって話してたのを思い出した。

そうですね、ジャズ喫茶は夢見るヤローも多いと思います。
LPジャケットを壁いっぱいに飾って。
男だけのロマンでもないと思うんですが・・・大人の夢として、温めておきたいなぁと思います。


From smallbird777@laguz To osawasense@laguz at 2003 10/21 22:59 編集 返信
こんばんわぁー

そうなのね 奥さんの数だけ負けてるのね

(・・。)ん? 子供の数は同じなの?

なつかしのアンプとか並べてっAVコーナー
いいよねぇ

もう、なくなっちゃったけど、私の大好きな先生もそんなこと言ってたっけ
男の人は・・・そういうロマンを持つ生き物なのね

先生もアンプとか、いろいろ集めてて、古道具屋でアンプの取り合いになった人と・・・意気投合して、いずれは、ジャズ喫茶なるものをしたいって話してたのを思い出した。
やっぱり、身内っていうか、同じ趣味を持ったもの同士の語らいの場にしたかったらしい。

なんか・・・・忘れてた熱いものを思い出させてくれて、ありがとう
って、私はなんにもわからないのだけどね
先生の瞳がキラキラ輝いてた。。。。


To smallbird777@laguz at 2003 10/20 23:48 編集 返信
RE:二度目の訪問

書き込みありがとうございます。

>先生のような気もするし・・・
>本当にベッカムみたいにスーパーなのね(笑)

サイト名のローマ字読みの通りでございます。
家では家事野郎。ベッカムには、配偶者の数で1負けているだけです(笑)。

p.s.パンツは、はいてたら乾きます。


From smallbird777@laguz To osawasense@laguz at 2003 10/20 23:19 編集 返信
二度目の訪問

いやー
ナゾの人ですね

お仕事家事手伝い?
なのに、自由業のような・・・そうでないような。
先生のような気もするし・・・
本当にベッカムみたいにスーパーなのね(笑)


To smallbird777@laguz at 2003 10/20 01:38 編集 返信
RE:はじめまして〜♪

書き込み&ご訪問ありがとうございます。

>自己紹介のところクリックしてびっくり!
>ベッカムさまだったのねぇ(笑)

大悪評判の顔写真です(笑)。
恨まずに、またご訪問お待ちしております。


From smallbird777@laguz To osawasense@laguz at 2003 10/20 01:32 編集 返信
はじめまして〜♪

ログからきました。
来てくれてありがとう
自己紹介のところクリックしてびっくり!
ベッカムさまだったのねぇ(笑)

これから、よろしくね。


From dantyan20@fruit To osawasense@laguz at 2003 10/19 04:02 編集 返信
RE:どうもです〜^^


軽ワゴン車でホットドッグ屋かタコヤキ屋の副業をするのが僕の夢ですが、どうぞ安全運転でドライブお楽しみを。

よかですねえ〜^^ 夢かなえてくださいね!
私は 軽のライフに乗るのがもっぱらの夢です・・・。´´(;´ρ`A)
安全運転で がんばります〜〜


To dantyan20@fruit at 2003 10/19 02:04 編集 返信
RE:どうもです〜^^

>てか 教習所行ったら、ネタは豊富にありそうですね・・w
>イヤってほどに(⊃Д`) あーーー 自動車欲しいけど
>こわいーーーー でも・・・絶対とってやるう・・・。

最近、教習所にもけっこう中高年が増えているそうですが、いろいろ人生模様が見えておもしろいかもしれませんね。
軽ワゴン車でホットドッグ屋かタコヤキ屋の副業をするのが僕の夢ですが、どうぞ安全運転でドライブお楽しみを。


From dantyan20@fruit To osawasense@laguz at 2003 10/19 01:58 編集 返信
RE:どうもです〜^^

>たぶんこちらのlaguzのと同じかと思うのですが・・・。
>ログインして→掲示板をクリック→掲示板の見出しを日本語で入力すればできます。

ほむほむ(´・ω・`)なるほどーー。
やってみます!! 
てか 教習所行ったら、ネタは豊富にありそうですね・・w
イヤってほどに(⊃Д`) あーーー 自動車欲しいけど
こわいーーーー でも・・・絶対とってやるう・・・。


To dantyan20@fruit at 2003 10/19 01:51 編集 返信
RE:どうもです〜^^

> (*´∀`) うれしいw 掲示板に人の書き込みがw
>と、喜んでいるワタクシです。

いいですねー書き込みがうれしい時期というのは。
これからどんどん増えますよ。

>えーーっと、来月からやっと免許を取りにいくというのに 車を既に買う気なんですよねー・・・。(無謀な・・・。
>ちなみに私も今はチャリチャリしてます^^;

ご苦労さまでございます(笑)。
安全運転でgoですね。

>日記は 何を書こうかな。wネタがあることを願います。

ネタさがし、がんばって下さい。
自転車日記とか、教習所怒鳴られ日記とか(笑)。

>メインのとこのBBSとか 日本語にしたいんですよね・・・。
>それってどうやって変更したらいいんでしょうか・・・。

たぶんこちらのlaguzのと同じかと思うのですが・・・。
ログインして→掲示板をクリック→掲示板の見出しを日本語で入力すればできます。


From dantyan20@fruit To osawasense@laguz at 2003 10/19 01:42 編集 返信
RE:どうもです〜^^

 (*´∀`) うれしいw 掲示板に人の書き込みがw
と、喜んでいるワタクシです。
えーーっと、来月からやっと免許を取りにいくというのに 車を既に買う気なんですよねー・・・。(無謀な・・・。
ちなみに私も今はチャリチャリしてます^^;

日記は 何を書こうかな。wネタがあることを願います。
あと、ちょっとここで質問していいですかね><
メインのとこのBBSとか 日本語にしたいんですよね・・・。
それってどうやって変更したらいいんでしょうか・・・。


To dantyan20@fruit at 2003 10/19 01:36 編集 返信
RE:どうもです〜^^

わざわざ書き込みありがとうございます。
女性ドライバー(候補?)ですか・・・こちらは自転車専門ですが(哀)。

>まったくやり方も何もわかんないので・・・相談があったら
>お暇な時にでも相手してやってください・・・。

相談するにもあてにならないほど、技術的には初心者そのものですが、お互いがんばりましょう。
日記も楽しみにしていますので。


From dantyan20@fruit To osawasense@laguz at 2003 10/19 01:30 編集 返信
どうもです〜^^

えっと、出来立ての私のホムペに足跡残してくださってどうもです^^
まったくやり方も何もわかんないので・・・相談があったら
お暇な時にでも相手してやってください・・・。(図々しい( ´・ω・`))
今 車が欲しくてどうにもなんないので、車っぽいホームページになりそうな予感です。^^
今後ともよろしくです^^


To umetomo@fruit at 2003 10/19 00:22 編集 返信
RE:はじめまして

わざわざ、通りすがりの遊び人(笑)に書き込みありがとうございます。
いろいろ工夫してはりますね。
サイト発展お祈りしています。


From umetomo@fruit To osawasense@laguz at 2003 10/19 00:18 編集 返信
はじめまして

ご訪問ありがとうございます。通りすがりでも訪問してもらえるとやっぱり嬉しいもんですね。HP作りたての初心者ですが、HPではお得な無料ポイントなどを研究(大げさですが・・)してるんで、興味があればまた遊びにきて下さい。


From ラムネ( HP ) To osawasense@laguz at 2003 10/16 21:13 編集 返信
はじめまして

初めましてこんにちは
ラムネと申します!
先日はわたしのHPにきていただいてアリガトウございました
これからドンドン更新していくのでいつでも気軽に遊びにきてください!


To hutaro1129@fruit at 2003 10/16 00:18 編集 返信
RE:訪問ありがとうございます。

書き込みありがとうございます。
写真つきダイエット日記(!!)の勇気に乾杯。


From hutaro1129@fruit ( Mail ) To osawasense@laguz at 2003 10/16 00:09 編集 返信
訪問ありがとうございます。

日記の更新をメインに頑張りたいと思います。
これからも、長い目で見守ってください。


From hpranking( HP ) To osawasense@laguz at 2003 10/15 22:38 編集 返信
はじめまして

HPのランキングサイトのランキングネットと申します。まだできて間もないランキングサイトですが、日々アクセス数はUPしております。是非当サイトにご参加して頂きたくお願いに参りました。宜しければ、一度遊びに来てください。宜しくお願い致します。
http://hp-ranking.net


To よう君 at 2003 10/13 18:35 編集 返信
RE:ホンマに出て欲しい!

>やはり、政治家ではなく政治会社勤務の社員だからか?
>わが町を考えるなら町会議員で良い。国を考えるからこそ、国会議員のはずなのに、なぜか地盤のことしか考えない輩が多い。

同感ですね。
自分の会社や家庭が揺らぐような改革は、だれも訴えません。既得権益の甘い汁は手放せないから。
けれど、目先の汁を手放しても、もっと大きな幸福が実現するなら、ちょっと発想を変えてみてもいいんではないかい?と思います。

>しかし、「公約」には笑わせて貰った。
>マジで改正できたらこんなに痛快なことはないのではないか?
>こんな身近な視点で国を考えられる議員さんがいたら日本もいま少し良くなるのではないのかな?
>アチキは、喜んで
>1票!

ありがとうございます。心強い支持者です。
お互い、できるところから動きましょう。


From よう君( HP ) To osawasense@laguz at 2003 10/13 17:47 編集 返信
ホンマに出て欲しい!

衆議院が解散した。
確か塩爺だったか?が言っていた、「不必要な2世議員はいらない」と。アチキも最もだと感じた。
誰もがそう思いながらもなかなかやらないのはなぜ?
やはり、政治家ではなく政治会社勤務の社員だからか?
わが町を考えるなら町会議員で良い。国を考えるからこそ、国会議員のはずなのに、なぜか地盤のことしか考えない輩が多い。

しかし、「公約」には笑わせて貰った。
マジで改正できたらこんなに痛快なことはないのではないか?
こんな身近な視点で国を考えられる議員さんがいたら日本もいま少し良くなるのではないのかな?
アチキは、喜んで

1票!


To fukurou38@fruit at 2003 10/12 16:41 編集 返信
RE:お越し頂き有り難う。

>今日は朝から曇り空、ドンヨリとしています。朝晩は寒くなりましたね。風邪など引かない様にして下さい。

古希の梟さま・・・すばらしいですね。思索の秋でしょうか。
書き込みありがとうございます。ちょうど、風邪快復の日記をアップしたところでした。
どんより蒸し暑い連休ですね。
また今後とも宜しくご贔屓の程を・・・。


From fukurou38@fruit ( HP ) To osawasense@laguz at 2003 10/12 16:09 編集 返信
お越し頂き有り難う。

今日は朝から曇り空、ドンヨリとしています。朝晩は寒くなりましたね。風邪など引かない様にして下さい。今回はご挨拶まで、又来ますので宜しく!


To zipang2003@fruit at 2003 10/10 13:24 編集 返信
RE:博多から

>博多の方は良く来られるんですか?
>私の大好きな町です
>適当に都会で、適当に田舎で??

熱い空気がいいですね。
博多は「進学で移住」に失敗した街(笑)です。
小倉のハードボイルドもよかったなぁ・・・。
耳寄り情報があれば、楽しみに待っております。


From zipang2003@fruit ( Mail ) To osawasense@laguz at 2003 10/10 05:58 編集 返信
博多から

博多の方は良く来られるんですか?
私の大好きな町です
適当に都会で、適当に田舎で??
お互い頑張りまっしょ!


From morican( HP ) To osawasense@laguz at 2003 10/10 01:40 編集 返信
つい先日の日は

つい先日の10月7日の日に、お蔭様でもりちゃんのHPは15000hit達成となりました。
これからも、もりちゃんのHPをよろしくお願いします。


From zipang2003@fruit ( Mail ) To osawasense@laguz at 2003 10/09 08:06 編集 返信
初めまして!

訪問有難う!
ホームページもこれからですので
間t来てください。


From minnto723@goo ( HP ) To osawasense@laguz at 2003 10/02 15:25 編集 返信
はじめまして

こんにちは、はじめましてミント!!です。
9月29日にはじめた出来立てホヤホヤの初心者ですが、私の
HPにきてくれてありがとうございました!!
とっても嬉しいです!!
またゼヒ来て下さい!!
待ってます      by ミント

gaiax掲示板アーカイブ2003年 | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0)
2003年10月の日記
梨栗柿芋
at 2003 10/01 19:09 編集
露天の「雑誌百均」が、ヤボな取り締まりで店をたたみかけていたので、顔なじみのおっちゃんに「お目当て」を注文すると、だんボール箱から探し出してくれた。 「ありがとさん、がんばってや」・・・と、違法行為を教唆したことになるのかな。 ともかくこんなやりとりをしてから家路に向かい、梨を安売りしている雑貨屋の閉店間際に、急いで滑りこみセール!を決めようとすると、タッチの差で梨をのがした。つまらんことだが、まことに悔しい。 ふだん僕は「読書の春夏秋冬」「連愛の春夏秋冬」を送りすぎているので、秋は何かといえばやっぱり収穫の秋、実りの秋という感じ。この前、組合に出たらブドウが差し入れされていて、のどかに皆でつまみながらの委員会になった。 店頭にはもう柿が出ているから、秋の味覚の定期補充に油断ができないせわしない季節だ。 別に奇抜なものを食べあさりたいとは思わないし、平凡な日本の秋の味覚が何よりありがたい。案外いいのは、秋のつるべ落としの陽差しを気にしながらのバーベキューだ。焼きマツタケでもあれば極上だ。庶民的に、焼き芋をしたこともあった。これも、寒い夕暮れに皆でやってアチチと食えば、実にうまい。 再来週、しばらく暑さで自粛していたバーベキューの再開が楽しみだ。

原稿犯? at 2003 10/03 07:11 編集
朝まで苦労して書いたつもりの文書が、字数にして2500字ほどでしかなかった。 かと思えば、ちょっと気合いを入れて打ったメールが35字×200行ほどになること(=受け取り人の悲劇)も、ときどきある。あらためて、「キーボードで画面に向かって文書を作成するという作業」と、「ペンで紙に文章を書く営み」との違いを感じさせられる。 大学生が卒論に四苦八苦している時期だが、今はほぼ全員がワープロを使っている。僕のころは「何枚書かなあかん」とか「何枚仕上げた」と、ボリュームを 400字詰め原稿用紙で計っていた。僕自信は50枚ほど書いたような記憶があるけれど、とてつもなく長大文書のように思えた。今なら「長いメール3本分」でしかない。 ファイル保存すると、字数ではなく容量が表示されるから、「何KB」といってもピンとこないが、ゆくゆくは「レポート5KB書いて来なさい」と宿題が出されるような時代になるのだろうか。まぁ僕も最近は「何KBほど書きました」というように会話しているけれど、webに載せる文書を書けというときには、字数制限がないに等しいから、書きやすいようで書きにくい。 量が同じなら「コンテンツ」には変わりがないはずだが、なんとなく昔の計り方の方が、単位に重みや軽さがこもっていて実感しやすい。「5枚程度でいいよ」と言われたら「そこそこ」でいいし、仕上がりが紙5枚でペラペラしているように内容もペラッと薄くなるというか、サラッと浅くなる。100枚というと、「ずっしり」と気合いが入る。原稿用紙で100枚書き表紙をつけて綴りヒモで綴じたとき、持ち上げた論文の重さは、あぁ仕上げたなぁ、学生生活も終わりやなぁ…と格別の思いがするものだ。 今ならメールでホイと送れたりするから、いいよな!! と、ケチをつけているわけではない。いま僕もメール入稿できる職場には、「あーラクでいいや」と文書を送信しまくっている(笑)から。

世界制服 at 2003 10/03 07:14 編集
飲み会を終えて乗った終電近くの阪神電車。作業服姿のおっちゃんが、建築図面を出してあれこれ見比べている。 おそらく、現場第一線の熟練工か、監督なのだろう。「菅原文太カット」もきりりと勇ましい。 それにひきかえ、このワタクシは口八丁手八丁でコずるい世渡りばかり・・・と、ただでさえ小さいのにさらにちぢこまって勝手に恐縮しながら座っていた。 別にマニアではないが、作業服はいい。制服といっても、スッチー姿(結局、スッチーアイテムはスカーフと黒ストッキングだろ?)やバニーガールは、虚飾くさいから、機能美を追究するワタクシの鼻の下は伸びない。 制服には、不思議なことだが「作業しづらい服」と「作業するための服」がある。「作業しづらい服」は、結局その中身に興味を誘導して金払いのいい客になってもらうための記号だから、作業効率など二の次だ。だからスッチーは揺れ動く機内でもスニーカー姿は許されないし(薄いジャージ上下の方が動きやすくていいと思います)、バニーガールは横になるにも耳をとってはいけないのである(たぶん)。 ま、色じかけはともかく、太股にポケットがついていたり、袖にペン挿しがついていたりする作業服に、僕は弱い。弱いというのは、干してある服を盗みたくなるの類ではなく、ひれ伏すような尊敬の念である。 こんな作業服には、建築なり土木なり鉄工なりの確かな技能を持ち、課せられた仕事を実直にこなしている寡黙な職人―というイメージがある。作業服と人柄が直結してしまうのだ。その通りの建築士を従兄弟が長年していて、そのたのもしい大黒柱ぶりを見てきたせいだろうか。 はて、機能が美になる―という装いは、女性にはないのだろうか(胸や腰あたりの「曲線美」が制服みたいなものか?)。僕は愛読者ではないが、モデル嬢に軍服を着せているミリタリー雑誌とか、本物を撮影して「今月の婦警さん」という連載にしている雑誌があったりするが、これも完全に中身が主・制服が従という感じ。 でも、昔ながらの「伝統制服」もある。 定宿になっている信州の民宿には、割烹着でバリバリ働くおかみさんがいる。夜の雪道さえ仲間一同絶句するようなスピードでワゴン車を飛ばして送迎してくれるときも、長靴はいて雪かきしているときも、山の幸を活かした絶妙な料理でもてなしてくれるときも、帳場のこたつでひと息入れているときも、いつも割烹着姿だ。法衣のように神々しい。 ところがだ。 今月から、赤い羽根募金よろしくお願いしまーす!と、街頭におばちゃんたちが立ってPRをしている。 そのおばちゃんたちが、そろいもそろって割烹着姿なのは、なんでや!? 「誠意」「真心」「けなげ」を演出する記号なのかと思うが、意図が透けて見える時代錯誤な磯野フネの真似事は、なんだか安っぽい。ふだん着で自由にやればいいではないか。 割烹着は、エプロンと違って服の上に着るものだから、生身の上に装うための普段着を着て、さらに「主婦」という普遍的なイメージで中和しているのは、なんだか回りくどい。 あぁ、こんなことを書いていたら、これを目にしてしまった12〜13歳の少女が「パパー、エプロンは服の上に着ちゃだめなの?」と、家庭に波風を立ててしまうかもしれないな。

発進オーライ!(其の一) at 2003 10/03 16:54 編集
少女拉致事件が起きた新潟県村上市で、小中学生全員に発信機を持たせてGPSで居場所を把握し、誘拐事件から守ろう―という名案が出ているそうだ。 おいおい、だれか発案者の頭を修理したらんかい?と苦笑しつつ、僕は一方でゾッとするものを感じる。 管理主義だという指摘はどこから出てもおかしくない。 保護者の要望です、と返されたら反論もしにくい。おまけに子供本人から「GPSで見守って」なんて言われた日には、もう運用にあたる警備会社ホクホクというところか。 もうふた昔も前、ホテルニュージャパン火災という悲劇があった。 あの悲惨な日本版タワーリングインフェルノの後、「スプリンクラー」と「マル適マーク」が、期待の星のように語られていたものだ。旅館業界も、鬼に金棒のように宣伝した。 ところが、金棒を持った鬼も、眠っていたら、ただの場所ふさぎでしかない。 火災報知機もスプリンクラーもついていながら、いたずらが多くて営業に支障があるとか、作動時の対処マニュアルがないといった理由で、電源オフになっていたというケース(高い買い物だこと)、火災本番でも作動せず犠牲者が出たというケースが続発した。人為的なミスを減らすストラテジーを考えないと、設備投資は無駄になるばかりだ。 ん?煙たいぞ。火が見えるぞ。でも火災報知機は鳴らないぞ。鳴れば火事だぞ。・・・と待っている(笑)うちに、煙に巻かれて・・・という間抜けは笑わせるための作り話のように聞こえるかもしれないが、そんな判断はありがちだと思う。家が揺れても、テレビかラジオの地震速報を聞いてから「あれは地震だったな」と確認して安心することもある(あれ?安心するのも変だが、何が不安で何が安心なのか、現代人の認知構造は混乱しとるなぁ)。 子供から発信される電波が、ある個人宅で静止していたら、それは拉致されているのか遊びに行っているのか。 結局、電話して安全を確認するとか、あらかじめ親が決めた当日の行動予定(立ち寄っていいお宅リストとか)に緻密に子供を従わせるとか、人間が人間を監視する手間をかけないと、システムに血が通わない。 つまり、運用する情熱が高いほど、そのシステムは有効に働くが、おそろしい監視社会になる。 第一、すべての親がパソコン画面で我が子の行動をリアルタイムで追跡していられるのか??? システムの運用は警備会社らしいが、見ず知らずの子の行動データを見て、道草か昆虫観察か誘拐か淫行か判断できるのか??????? 子供がもう1時間も静止しているこのポイントは、廃墟になったビルだ。携帯に電話してもつながらない。これは拉致監禁だ! と思いきや、雨宿りしていただけだったり(笑)。 あとで、この家では「いい?雨宿りは、携帯の電波が届くよう屋外でしなさいね」というしつけ(だれかこんなバカ親をしつけてやれ)がなされていたり、「雨宿り禁止。どんなに濡れてでも歩けぃ!」と星一徹(古いね)ばりの鉄拳が飛んだりしていたら、これはとても楽しいホームコメディだ。 こんなミスジャッジが相次ぐと、この監視システム自体の信頼性がなくなり、「切ない投資」になってしまうぞ。出鼻をくじくようなことを言って、せっかくの警備もうけ話に水をさすようで悪いけど。 警備それ自体は必要なシステムだろう。 が、ネオン街をジグザグにたどっていたら、誘拐には見えないが、これは不純な寄り道だということで「生活指導」のきっかけになることは火を見るより明らかだ。そんな「用途」が考えられた時点で、この追跡装置は子供を犯罪から守る装置から、監視装置へとスライドして、もののみごとに転用されていることになる。この「垣根なし」がこわい。 すでに監視カメラは至るところにあって、道行く人も、道路を走るクルマも撮影されている。けれど犯罪は増える一方だから、監視装置は犯罪が起きてしまった後でのトレースには役立つが、犯罪抑止になっているだろうか。 予防に役立たないのはわかっている!ただ、ハイテクで監視しておきたいのだ!と正直に言う教師や親がいれば、まだわかりやすい。決してそうは言わないけど。 しかし、 「東京出張だという亭主が本当はどこにいるのか把握したい」という奥様や、 「携帯でどこかにメールしてからキレイにお化粧して出て行くママの居場所を知りたい」という子供 の要望で、この際いっそ親御さん全員にも発信機つけてもらいましょう!先生もご一緒にどうぞ!ということになれば、抵抗なく導入しますか皆さん。 子供の誘拐事件と不倫と、どっちが多いのか。 不倫は被害者がいないからいい…という理屈は、さて子供に語って納得させられるか。 たしかに子供の身の安全は大事だけれど、親たちのオツムもええかげん危険な方向に傾いているような気がする。しっかりした子供不埒な大人と、警備せんといかんのはどっちや?

発信オーライ!(其の二) at 2003 10/03 22:28 編集
お前も教育者だったら立場を変えて考えてみろ!と叱られそうなので、立場を変えて考えてみる。 監視装置がGPS使用だったら、ビルの中や地下街で誘拐する。 携帯電波を使うなら、ジャミング発信機(電機店街で数千円で売っている)で電波をシャットアウトしておいてから誘拐する。 おいおい犯人の立場になってどうする!と叱られそうだ。 が、そう考えることこそ、防衛の基本ではないだろうか。変な倫理感があると、目的がかすんでしまう。子供の行動を把握する目的は、ともかく第一に犯罪を抑止することだから、犯人が考えそうな犯罪計画や行動を予測しないと始まらない。心理学者リチャード・ファースンの『パラドックス系マネジャーがビジネスを変える』(ハヤカワ文庫)にも書いてある。コンピューター会社は、セキュリティシステムを開発するのにハッカーの知恵を借りている、と。 はたして自分が親の立場だったら、どうするだろうか。 誘拐されそうになったら、助けて!私もうあんなオヤジの家に帰りたくないの!犯人さん、危険な香りのあなたが好きっ。私を遠くへ連れてって!とかけ寄って、「うっとうしいなぁ、はよ帰れ!」と言わせたら勝ちだぞヒトミ。離れてほしかったら手切れ金ちょうだいとゆすれ。 と教育する・・・のは冗談だとしても、監視し尽くせるものじゃないとは思う。 現実には、誘拐されて殺される確率より、クルマに轢かれて死ぬ確率の方が何百倍も高いから、「交通安全」を徹底するほうが賢明かもしれない。 それでも誘拐が気になるなら、できるだけお古のボッロボロの服を着せて、泥んこのきたならしい身なりをさせておく。いや、自然にそうなるだろう、永遠に裕福とは縁がなさそうだから(苦笑)。僕がロサンゼルスで、昼でも「女性が一人も歩いていない地域」をのこのこ歩いていても、黒人の若者グループが後ろの席に固まって座っている深夜2時の路線バスに乗って市内観光(笑)をしていても、だれもひったくってくれなかったのは偶然の幸運だろうか、当然だったのだろうか(黒人差別しているつもりはないので念のため)。 どこにでも暴漢や通り魔はいるから、護身術は身につけておかんといかん世知辛い世の中になっている。哀しいことに現実は。 そこで、触ると感電する電撃上下服に、ジャミング電波より強い電波を発進する無線機、振動で鳴り響く特大アラーム、手荒に扱うと破裂するサリンガス・カプセルを身にまとえば超安全かもしれないが、そんなフルメタルジャケット坊や、身動きできないし友達がいなくなりそうだ(笑)。 日本で子育てするなら、どこか離れ島の学校に内地留学させとくのも、いろんな意味でいいかもしれない(そんな土地で、誘拐って成り立つのか?)。道で子供を見かける人、また子供が出会う人がみな顔見知りという世界があれば、不埒な者が入りこむ余地はほとんどなくて平和だろうな…と思う。 未来志向のハイテクは、どこまでも裏をかく犯罪といたちごっこだから、いっそ過去志向で本物の田舎生活に回帰した方がいいのかもしれない。 ただ、「田舎」といっても、社会学的にみれば田舎ではなくて、住民みな無関心で家の外には頬かむりという「都会の荒野」そのままのような地域が少なくないと思う。 個人宅でないところは公の場所だが、「だれの土地でもないという意味の公」と考えると、そこが広大な死角になってしまうから、みんなの土地と考えて鵜の目鷹の目でジロジロ観察すればいい。他人の家の中を覗くとプライバシーの侵害だから、きちんとけじめをつけて、道行く人や車や牛馬イヌネコ専門にジロジロ見て声をかけなくればいい。おじーさんおばーさんは本領発揮だ。ボケ防止にもなって防犯効果も上々。 こうして、「我が家から他人宅の境界までの間はぜんぶ我が家の延長」と皆が思えば、もう犯罪もゴミも絶滅するね確実に。 僕が国会議員になるなら・・・という公約は自己紹介でヤケクソまじりで書きなぐっているが、それは遠い夢だから、まずどこか人口2けたの村の村会議員か村長になって、「村の中みな我が家」条例を施行したい。 親の立場を考えるつもりが、つい政治家の立場で考えてしまった。

のぞみスピード仕事 at 2003 10/04 22:59 編集
またまた一夜漬けで文書を作成しようとしたら、コテンと寝てしまった。あぁ!激しい自己嫌悪。 目が覚めてから、大慌てで本を1冊読んでレジュメを乱打(笑)、実質4時間の怒涛の突貫工事が何とか間に合った(間に合ったらあかんがな)。 ここまで追い込まれないと、なかなかエンジンがかからない己の不甲斐なさに、今日もやけ酒が進み、たそがれて行く。 「計画的な仕事」が、計画通りにできる人など、人間セントリーノかと思ってしまう。 見習いたいものだ・・・といっても、そもそも計画を立てるという殊勝な心がけがないから、道はまだ遠い。 うなだれる一方の週末じゃのぉ。

エスパー悦子 at 2003 10/05 23:15 編集
休日の朝イチ出勤は、眠いのが難点。 梅田で用事をして電車に乗った。となりの席は空いていた。 すると、ホームを歩いていたオババが、窓も鼻息で曇りそうなほど外から覗きこみ、「空いてるわっ!」という顔をしたかと思うと案の定、一目散に僕のとなりに吸いついてきた。トータルおよそ3秒の早ワザ。 電車におけるオババの空席察知能力はハゲタカを超え、すきまへの着地重力はサイを超えていると思う。 オババが横にいると、なぜかうつらうつら舟をこぎだすのがわれながら不思議な条件反射だ。女子高生だと絶対にそうはならない。 オババは催眠術も使っているのだろうか。 いやはや、街の市原悦子には気が抜けない。

健さま at 2003 10/06 23:21 編集
今までと同じ「夕方出勤」が、もう夜勤に感じるほど、日が短くなった。 3時間トークの後、トンボ帰り。疲れているほどでもないのに、あんまり梅田でブラブラする気もわかなくなったのはなぜだろう? 夜の電車からは当然「夜景」しか見えないのだけれど、山の輪郭が夜空と夜景の間に横たわっているのが澄んだ大気の中でくっきり見える。六甲の山麓に帰って行くなぁ…という感じがほっとする。距離はそう離れていなくても、神戸に住んで大阪に通うだけで、気分の切り替えができる。あと京都で遊べるようになると黄金の三点セットかな? でも帰ると隣りの家のオヤジが、路上でバットをふりまわしていて、大きく迂回してアパートに入らにゃならんかった。 もう何年か、長続きしてるなぁ運動も…と妙に感心させられるが、ゴルフのスイングもバットの素振りも、もうどうしようもなくダラダラしたモーションで、しかもそれを歩道上でやっているから迷惑千万。 僕は深読みをしてしまう。これは運動ではない。健康づくりでもない。 電車でも、やたら短い足を開いて占有領域をとって、他人が詰めてくると露骨にいやな顔をしたり咳ばらいしたりするジジイがいる。サラリーマンではなくて、決まって田舎くさい風体をしてるんだけれど。 そんなジジイが俺様の縄張りを誇示する感じに見える。路上素振りオヤジの無意味な運動は。なんとか俺の家の前の公道も「俺の道」にしたくてしたくてたまらんという感じ(笑)。だから夏は公害のような醜いヨタレ胴体にステテコ一張で、これ身よがしに表に出て水巻きなどしている。 なんだか分別ある男のいじましい自己顕示が目について、哀しく目をそらしてしまう点景が増えたような気がする。フェミニストには差別と言われるかもしれないが、男はさっぱり強く、潔く!と叫びたくなる。 さっぱり強いというのはポイントだ。ねっとり強い(いつまでも強いところを見せ続けたがる)のは痔民党の政治屋タイプか。ここぞというときに強さを垣間見せて、あとは静かに構えているだけでいいと思う。居合い抜き辻斬りが男のミッションの美学なのだ。 高倉健で行こう(なんのこっちゃ)。

素人芸 at 2003 10/07 15:25 編集
場違いなところに居合わせるというのも座り心地が悪いもので、勉強したくない子が90分授業で拘束されている気分が少しわかった(笑)。 あるホールに集まった青年や少女が数百名、あと若づくりのオバサンと、定年世代のおじさんがちらほらという顔ぶれ。 これが、「オルタナティブな生き方」の説明会かと思って聞きに行った世捨て人は、おそらく少数派だったかもしれない。内容は、すりきれかかったビデオを延々見せられて、つまるところ「ちょっと高級な海外ステイ」のPRだった。 体験者トークという時間にステージ上に並んだのも、そろいもそろって「女の子」で、おいおいこんなことしてて、仕事どうすんの?かわいいお嫁さんになるしかないよと僕は就職指導担当者の頭に(笑)なってしまった。 まず、留学の定義からして違う。「あたしはぁ、1ヶ月の短期留学してたんですけどぉ…」と自己紹介する少女に、オイオイとのけぞった。「留学とは学位を取得することでは?」と突っ込むことすら、宇宙語のように空しく空回りすることは目に見えているからしなかったけれど、ともかく主宰者側の司会のおねーちゃんからして「短期語学留学とやら」経験者で、得々と「私もね…」とフォローする。 この業者がウリにしているのは、「ありふれた語学留学の斡旋業者のほぼ半額で、現地で日本紹介の授業を担当しながら英語に浸る生活ができます。英語も身について、国際交流にもなる!」という点。鳥越俊太郎もこれで行きました!という「権威づけ」も添えられて、説得的心理術のツボはおさえている。及第点をあげたい(笑)。 肝心の料金は、いろんな個別プログラムを平均して1年100万円、これに現地生活費(推計で100万円はかかるだろう)が別途加算になる。安いのか、高いのか。 このプログラムに共通する特色が、現地の小中高校で日本紹介の授業をすることで、たしかにやりがいがある海外経験かもしれない。その価値は認める。しかし、「英語の勉強にもなる」ことと、「英語が身につく」こととは別モノではないかと僕は思う。素人相手にいくら楽しく会話したり友情を深めあったりしても、論文が書けるわけでもないし、英語で営業や経理や交渉ごとができるようになる保証にはならない。そういう英語力は、やはり職業現場での叩き上げかシステマチックな教育訓練でこそ身につくものではないだろうか。わかりやすくいえば「資格か学位」「職業実績」が獲得成果になる。 それが保証されず、友情を深めるのに100万円+生活費を払うことに、かくも多数の青年少女が殺到するというのは、豊かなのかねぇ。 教えることは、職業とする僕からすれば「顧客の教育投資に見合うだけの労力を提供すること」でもある。ただで教えてくれる相手には責任を追及できない。 外国で日本について教えるなら、きちんと日本の歴史政治経済文化を英語でレクチャーできるぐらいに準備をして、何を尋ねられても自分の言葉で答えられるぐらいになってから臨みたいと思う。 そこまでの準備はできず「一生懸命スマイル」だけで乗り切ろうとする冒険者(笑)や、「武士と騎士の違いは何ですか」と質問されてフリーズしてしまう思考停止丸暗記排出マシンは、まず日本で基礎教養を身につけておかないと、日本の恥をPRすることになりまっせ。 青年、少女の気軽な海外遊飛を否定するつもりはないけれど、投資効果という意識も持った方がええんちゃうかいと老婆心ながら思う。 僕だって京都あたり観光に来ているアメリカ人のおじさんおばさんをつかまえて「合衆国の外交理念について」なんて質問しよう(笑)とは思わない。答えられなくても罪はない。ただ、国際交流だとか教員として来日した外国人には、それなりの資質(知識と日本語力)は問うだろう。 整理すると、カモいや客の負担は、労力と200万円(ここからしておかしい。ただ働きである)。得られるものは、労賃でも学位でも資格でもない。国際交流(?)と友情と会話力。うーん、高いのか安いのか。 授業が労働とされないのは、就労ビザの関係もあるせいかもしれないが、それなら業者が介在するメリットがないではないか。個人で滞在して働き生活費をまかなうというのは難しいから、教育だとか文化交流だとかワーキングホリデーという大儀名分を法人がお膳立てする、それに対価を支払うという論理ならわかる。 「200万払って授業する」のなら、「ただで授業するから寝食まかなってくれ」と交渉すればすむことではないのか?先方が招聘ビザを出してくれたら、ある程度のアルバイトはできるし、受けたい教育と提供できる労力とのバランスも自分で加減できる。 2時間で学んだことは、このビジネスは、こうした交渉や企画、調整を代行する料金が収益源なり(あと現地とどんな金の流れがあるのかは不明)という点だ。 これも1つの代行業だから、悪質というつもりもない。ただ、よく考えてみずに何百万も賽銭している子の未来が心配だ。 「自分でやればできること」 そんな答えに落ちついた。 一方で、ちょっとした市場観測ができた感じ。別の意味で「自分でやればできるかも」とも思った。

フォトレッスン第3講 at 2003 10/08 23:24 編集
あぁ重かった。秘蔵カメラをかいつまんで持ち出して7台。撮り比べをしようというわけで、工事現場脇という変な―我々らしい―場所で開講、受講生は例によってサバ子である。 絞りとシャッタースピードその他のデータを書いた掲示を持ってもらい、カメラをとっかえひっかえフィルム3本を消化する。 「ええのう、この艶、この輝き」 「そうでしょ?前髪つくってニキビ減ったんすよ」 「何を言うておるのじゃ。レンズのことじゃ」 「さいっすか。それにしてもよーけありますね」 「そじゃろ。いろいろ条件変えて、写り具合を比較するためじゃ。ある条件を統制して他の条件だけ変えてこそ、レンズの比較ができるのじゃ。しかるに旅で使ったカールツァイスと、宴会スナップしたニッコルレンズを比較して、ツァイスはいいとか何とかほざくのはタワケておる」 「なーるほど!で、この絞りの違いで、何が変わるんすか?僕いつもF2で撮ってるんすけど」 「いつもF2とは見上げたものよ。手引書で学んでおらぬか?回して絞るとどうなるか」 「気持ちよくなりますね」 「たわけ!乳首ではないわ。レンズの絞りじゃ」 「あぁぁぁ欲情しちゃった。わかりましぇん」 「ピントの合う距離幅が広がる。たとえばおぬし、半ズボン美少年を見かけるとどうするね」 「ぢっと見つめてまいますわ〜〜〜〜〜」 「どこを」 「いぃぃぃぃぃぃ言わす気ですか。セクハラっすよ」 「なら代弁しようか、コカンじゃろ」 「カキーン!いやいやちゃいますよ、目を見つめて誘惑するんすよ」 「そういうことにしておこう。それをカメラがやれば、原理的には、目にピントを合わせれば手前の鼻の頭にはピントが合わぬはずじゃ」 「私にゃら全身、ナニからナニまで先端まで、ぜーんぶ見てますよ」 「そうじゃろな。しかしカメラは下衆な欲情などせぬ冷徹な装置なのじゃ」 「イケナイ写真は全部くっきり写した〜い」 「そういうとき、絞りをF8とか16という値へ絞りこむのじゃ。そうすりゃ近いとこから遠いとこまでシャープに写る」 「エロの欲張り度に応じてですね」 「おぉ、そういうことじゃ。なかなか飲み込みが早いの。かわいいやつじゃ」 「ぬおーっ!カワイイと言うなー」 「エロの書き方はこうするのじゃよ、わかったねサバ」 「なーるほどわかりやした」 「よしよし、かわいいよ」 「ぬおーーーーーーっ!!」

引退か続投か at 2003 10/09 23:17 編集
今さら嘆かんでも・・・と、悪友からは妙に慰められそうだが、写真の腕が落ちた。涙目の原監督状態だ。 デジカメを、かなり警戒して使い控えなどしていても、効果などないようだ。もう、ちゃんとピントを合わせて露出を決めて「写真機で撮影する」という絶対数が少ないのだ。 視力は、眼鏡が必要ない程度には維持しているつもりだが、そもそもピントが「いけてない」。あぁ自己嫌悪・・・打率1割で低迷している感じ。ホームランがないわなぁ。黄金の80年代のような。 実験台の実験嬢(笑)が露出データカードを持ってファインダーの中でにっこりキューーートに微笑んで協力してくれるだけ、条件は恵まれておる(加茂?サバ!)。素振りでも再開して、奇跡のホームランバッターになりたいものだ。 腕は落ちるのに反比例してカメラが増える一方なのも、困ったことよ。どうりで、実験嬢が「遺品に下さいね〜」とシリアスな予約をしよるわけだ(笑)。

 貝さん at 2003 10/10 16:13 編集
衆議院が解散。「いよいよ出馬ですねー」と、支持者だか何だかわからん連中におちょくられる。 塩爺の後釜か、辻本清美の代わりか、どっちで出ようかと思い悩む。 ライバルはムネオとマキコだ!と闘志をあらたにする。 と、「なりきる」のもまた楽し、である。 政界は選挙で嵐が吹くだろうが、社内政治や学内政治という言葉もあるように、どこもかしこも、人間社会これ即ち政治なのだ。力と色欲とゼニカネが渦巻いている点では、芸能界も立派?な政治の場だ。 たとえば石井さん、負けましたな。お気の毒というか、何というか。 だから、清楚さの裏に「子種だけもらってサヨナラするの。私はこの子と生きて行くの。神がそう告げたの」といいたげなフレアスカートの女(笑)には気をつけなさいって。子供とゼニを渡して、「あぁ俺って何だったんだ」と酒くらってボヤくのが男のDNAなのかな。 まぁそれにしても、こんな力関係や陰謀は昔から変わらない。報道も、ワンパターンだ。 「ついに野生のトキが絶滅しましたが、首の皮一枚の藤井総裁、なにかコメントは?」とか、「英国航空とアメリカン航空の合併のどさくさにまぎれて合併されてみませんか中内社長!」とか、シュールに笑える切り口を見せてほしいものだ。こんなヒトコト以上多い記者がいたら、ジョークの好きなBBCあたりにヘッドハント(フットハント?)されるかもしれない。流れつく先はアルジャジーラ。 さしあたって、僕は衆議院選挙は高みの見物と決めよう。参議院もつまらないし。 二大政党の時代だ民主だ自民だと騒いでいるドサクサにまぎれて、「入退院」という議院をつくって、ちゃっかり三院制を実現してみようか?地位にしがみつくジジイが抵抗勢力になっているから、ちゃんとポストは用意して、決してお払い箱にはしません。藤井総裁は、北方領土公団をつくって歯舞島あたりで総裁職を務めてもらう。野中広務は捨てがたいから、イラクで声を張り上げてもらおうか。つまり、政界ガラガラポンをやるのだ。 選挙に行かない若い有権者諸君が、閉じた貝殻を開いて動けば、確実に日本は変わる。

ケミストリー at 2003 10/11 13:37 編集
フォトレッスンの前に寄った難波には、得点+1と失点−1があった。差し引き0だからいいか、という感じか。 まず失点は難波パークスかなぁ。「ミナミに広がる屋上庭園」のふれこみが空々しく響く、刺身のパセリ程度の植え込みと群がる人人人々・・・。わずか13分で疲れてしまい、刺身のパセリを脇目に、サバ子と共に「はよ出ましょ」と退散したのであった。金があり余っているお客様には楽しい遊び場だろうけど。 得点は、カメラのキタムラである。この店、べったり広い(天井が低くてそう見えるのかな)わりに人でごった返すこともなく、落ち着いて買い物できる。そして一番奥に、中古マニア様の聖地がある。店の造作のせいか、海の底に進んで行くような感じ。大きなウィンドウの壁は赤いのだが、紺になるとますます海の底になるだろう。 この店は、90年前後、ソニーマニアの友人と情報交換しながら当時最新鋭だったプロデュースというワープロ専用機を買いに行った思い出の場所でもある。書院とも文豪ともキャノワードとも違ったハイブロウなデザインのプロデュースは、そのころ文芸同人誌に盛んに寄稿していた我々にとって、憧れのツールだったのだ。 時は下って、今のキタムラは、地上最強の(と勝手に思っている)一眼レフカメラF3チタンブラックを半額で手に入れたせいで、「中古道の一里塚」になった。 このところニコンに傾倒しているいきさつは、形見で銀色のニコンを残してくれた父について6月ごろの日記に書いたので割愛するけれど、「やはり何だかんだ言ってもニコン」である。35ミリカメラの世界史をたどれば、世の中ライカとニコンが双頭の鷲で、その他のカメラはすべて「ニコンのフォロワー」と「ライカのコピー」にすぎないと豪語する批評家もいるほどだ。 サバ子に催眠術をかけて買わせたのも銀色のニコンで、次の術は当然ながら「ライカ!!」である。 そこで、キタムラでF3との仲人をしてくれたさわやか店員を見つけて「ライカいじくりまくり」に甘えさせてもらった。「こやつ地元民ですから、この先なにかと賽銭しに来てくれますよ」と耳打ちすると、店員氏はいろいろ出して熱く語りながらいじくらせてくれた。バルナック型ライカからM3、そして復刻版のモダンクラシックまで、静謐なシャッターの手応えには、サバも催眠術師=僕もそろって猫にマタタビ状態であった。 「キタじゃレモン社(東京系の、金持ち老人御用達の敷居の高い店)が相場を決めるつもりで高値に吊り上げてますけど、ミナミの方が確実に相場は安いです」と胸を張っておられた。説明も丁重だし腰は低い―というよりフレンドリー―だし、このハートを買い物に行くような感覚かな。 たぶん、一人で行くと、こんなに大胆な冷やかしはできなかったかもしれない。サバ同伴の余録は大きい。 こんな場面で、同伴者という存在は、かりにただそこにいるだけでも、未知の世界を出現させる「触媒」として働く。そして何かしら収穫に結びつく。 買い物でも旅でも、同伴する他者が新しい状況を創り出すこともあれば、その存在を意識するだけでも、一人ではしなかった行動や発見があらわれるものだ。 サバが僕の母校に編入したおかげで、もう10年以上も会えなかった恩師と再会できたばかりか、美酒美食を共にする機会にも恵まれた。この触媒作用は、うれしいを通り越してグレートだ。 本来、学校という集団は、異質な分子がさまざまに影響しあって知的触媒作用があふれる場所であったはずだし、またそうであってほしいと思う。全員が教師の演説をかしこまって拝聴して一斉にうなずいているなんて、通信教育の世界だ(通信が悪いというわけではない)。 AとBが対話したり議論したりしているところで、Xという脇役が道化役を演じたり、水をかけたり油を注いだりすることで、新しい場面が現れてきたり何か発見があったりするもので、それが知的な触媒作用というものだろう。 学校に限らなくても、意見が沈澱したり、アイデアが昇華したり、人間関係がスパークしたりと、激しい化学反応の中で我々は生きているような気がする。なのに、当たらず障らずの無機的な共存を求める空気が、学校にも職場にも漂っているように見えるのは、悲観的すぎるだろうか。 触媒を大事にすれば、ときには麻薬のような働きが出てくるかもしれないし、ごく自然に癒されたり励まされたりするのが現実の日常だと思う。 先週サバを初めて招いた研究会のサブグループで、僕は『心の専門家はいらない』という本の紹介と批評を90分しゃべった。「女子大生」の参加が研究会にどんな触媒作用が起きたか、今は様子見というところだが、心のケアや生活支援という行為を考えるきっかけにはなったと思う。 ある社会が健全ならば、ごく普通の素人が自然な形で仲間を思いやり、できる範囲で手を差し延べたり声をかけたりする。仲間のだれかの傷病や災難が触媒になって、コミュニティが柔軟に―有機的に―対応する。 しかし、現実はコミュニティの機能不全や脳梗塞を捨て置いて、「外から専門家に来てもらう」道へと進んでいる。専門家の養成、そのために屋上屋を重ねるかのような資格の花盛りである。専門家には対価(金か地位か)が必要だ。また、「一件落着」すると出て行ってしまう。共に暮らしている仲間ではない。 僕個人はといえば、親との死別経験を、カウンセラーやグリーフセラピストなどで癒されたいとは決して思わなかった。夢のなかでときどき対話して、なんとなく不条理が昇華されてきた感じもする。 現実世界では、友人とのバカ話や飲み会や、変わらない裏山への散歩や、「何があったかさっぱりご存じない隣りの猫トラちゃん」とのじゃれあい(笑)で、ごく自然に癒される。自然治癒力のようなものか? 暮らしの中の喜怒哀楽というのは、ある日見込み通りに決着したり、一件二件とカウントされるものではなく、永遠にそのコミュニティにかかえこまれて、そのコミュニティの血肉となって行くものだろう。 医療や福祉を否定するつもりはないし、有効な場面もあるとは思うのだが、日常性が持つ「ホッとできる脱力感」や「みな手放しで楽しめる祝祭」を、大事にしたいと思う。

滑 り込みアウト! at 2003 10/11 18:40 編集
おーし、40リッターのアタックザックを買って信州をめざすか!と、山用品店をうろついていると、職場から電話で「稼がせてあげます」。いや、選択の余地はなく泣きながら承諾するしかない、急ぎの調べもの書きもの加工モノ仕事なのだった。間一髪で、すっぽかすところだった。 おかげで連休がみごとに「上書き保存」されてしまった。 まぁ、しかたないか。毎週3連休だから、祭日に無理して人混みの中に飛びこまなくてもいいわけで、本当にこの連休しか休めないビジーネスメンのために、紅葉の山を明け渡してあげよう(えらそうに)。 とはいえ、駅には巨大リュックを持ち寄ったパーティーや、ひとりで5人分元気なおばちゃんハイカーがいて、みな誇らしげな顔に見えるのは気のせいだろうか。やっかみで雨降れ雨降れと意地悪な呪いをかけそうになったが、この秋の連休はどれも台風にたたられたから、どかっと発散しましょう山仲間よ!とエールを送信しておいた。 指の快感 at 2003 10/11 23:08 編集 アットフリードがつながりにくくなったので、ノートPC2台リュックに背負ってドコモまでじきじきに自転車を飛ばしてきた。「ショールームの方にモバイル担当の専門の者がいますので」と紹介されたところには、ジュリアナ風(古いね)のおねーちゃんが…。いい意味で、制服が浮いてるぞ。 でも、てきぱきときーをたたいて設定のミスを確認し、念のため新しい設定をあっという間につくって接続試験。手馴れた様子であった(へー、ネスケって初めて見た〜なんて言ってたけど)。 手際の良い指さばきに、わがニクタイを指圧されているような気になる(=妄想)。この際もっと、お頼み申し上げたい(アホか)。 結局あっけなく問題は解決した。 でも、うっかりしていたら、マル秘ブックマークをばっちり見られてしまった(笑)。かすかに「おっさんヒマなのね」と、問題客ブックマークをつけられた気がした。ま、いいか。

即快 at 2003 10/12 16:31 編集
昨夜は鼻水が止まらん咳も出るくしゃみ止まらん・・・と、いかにも風邪の兆しにのたうちまわっていた。 ここのヒトサマの日記を見てても、「風邪ひいた」という魂の叫び(んな、おおげさな!笑)が多かった。 けれど、晩飯は「タチウオ納豆定食つけ合わせはゼンマイ」を、ほとんど2食分おいしく平らげた。3杯目はカブラでお茶漬け。 風邪本番でも、薬嫌いで3年に一度ぐらいしか呑まないので、食べて食べて栄養で乗り切る作戦が僕の定番だ。人生を折り返したんだから、そろそろ深刻なガタがくるかもしれないが、今のところ「うまい飯」が精神的にも肉体的にも何よりの薬だ。 今度は肥満に気をつけないとな…と思いつつ、布団をかけずに(そもそも布団なるものを持ってないのだった)ゴロリンと横になったら、スコーンと安眠してしまった。悪いクセだ。 起きると、風邪は治っていた。めでたし、めでたし。 今日はスーパーに買い出しに行かないと、食糧も底をついた。最後のたぬきソバを食って、食後のコーヒーでひと息。卵もなくなっていて、きつね憑きソバ(きつね月見そば)もできん。 そういえばきのう、モンカフェにフレイバーコーヒーがあったのを見つけてきていた。アーモンドコーヒーを買ってきたが、手軽でなかなかいける。ハイキングのひと休みにちょうどいいかもしれない。 そんな「色ものコーヒー」なら、粉を買ってくればいいものだろうけど、あれこれ飲みたいとき2つも3つも粉を使いかけていると、気が抜けて?しまって不経済な気がする。モンカフェ・スタイルは割高だが鮮度はいい。 シナモンやバニラやショコラのモンカフェは出ないのだろうか。出ているのだろうか。

 ハズイヤバイ日記? at 2003 10/13 13:26 編集
珈琲館で読んでた読売新聞の『「ハズイ」日本語はやめよう』というタイトルのコラムで、「ハズイ」なる俗語があるなんて初めて知った。聞いたこともなかったぞ。 「なにげに」「やばい」「きしょい」「チャリ」「イマイチ」等々の言葉―もう、若者語ともいいきれない―をあげて、正しい日本語を使いたいです!という小学生の作文も引用したりしているのだが、賛成するには少し後味の悪さも感じる。 なるほど「イマイチ」「チャリ」の類をつい使ってしまう僕は、反省する面もあるにはあるが、この種の日本語論は、俗語をこの世から撲滅しようというニュアンスが透けて見えるからヤバイ(笑)。 いったい、いつの時代の日本語を「正しい」というのか?50年前か?平安時代か?新聞の日本語は正しいのか?見出しにでかでか刷ってある「ら致」とは何じゃらほい!?あぁかっこわるい。 「正しくない」日本語も、要はTPOに合わせて使ったり控えたりすればいいことではないだろうか。 コンサートでアーチストが「みんな、のってる〜!?」と声をかけるのは、それも音楽文化の欠かせない一要素だと思う。「皆の衆、高揚していますか」と言いかえれば正しい日本語でめでたしめでたし…なのだろうか。 ただ、ビジネスの会議の場なんかで「ノリが悪いなぁ」ともらすのは場違いというか、品位を疑われてもしかたない。学生世代だと、レポートや小論文でも平気で「炸裂」や「爆」や「超」を書くが、公私混同の自爆表現の責任は、無知(無恥)な本人より、まずきちんと指導しない教育者の方にある。嫌われてでも、本人を呼び出して言語表現の品位について説教する教師は、大人として当然の姿勢だと思う。 経済水準もエスニシティも似たもの同士が密集したこの国だから、微妙な言葉遣いが、その遣い手の属する社会階層を暗示してしまうことはある。かといって、明日からハイソになるわ!とインスタント上昇をたくらむと、せいぜいデビ夫人か叶姉妹に近づいてしまうのがオチだろうけど。 本当に言葉遣いの正しい人というのは、どんな単語を使うか使わないかという次元より、民衆の言葉には寛容な反面、自分の言葉遣いに厳格な人だと思う。こんな言葉の達人の周囲には人が集まり、「門下生」に身をもって言葉の綾や美や切れ味を教え、対話を通じて「一枚上」の世界に導いてくれる。 ところが、分別ある(はずの)大人に、「・・・である、と。」でかたづけて語尾をぼかして、「と、私は思います」なのか「と、聞きました」なのか、肝心の責任主体をぼかしてしまう罪な言葉遣いが横行している。 簡潔に文を完結できない意気地なし状態でメディアに氾濫している言論人、文化人、政治屋どもの方がヤバイと思うぞワシは。 ただ、「簡潔に完結させない」というのは、老いも若きも共通してかかえこんでいるクセだ。この土壌の中から、私が確立されていないツブヤキか、私を露出するだけのストリップが繁殖する。あぁ日本語が世界共通語でなくてよかったよ。 たとえば「て、ゆーか」も禁断の味のようで…。 「あなたはAなんですか」 「てゆーか、Bに近い、ってゆーか」 「なるほど、それはCにも見えますね」 「てゆーか、Dじゃないかという気もするのね」 「Eだとはいえないんですか?」 「てゆーか、あたし的にはFだと思うってゆーか」 「それとAはどう違うんですか?」 ・・・とまあ、延々同道巡りをしたあげく「結局、それならワシが5分前に言うたAやがな」てところに落ち着いたりする(笑)。という疲れる回り道を、僕はしょっちゅう経験する。なんじゃこりゃ。 「てゆーか族」は、なかなか尻尾をつかませそうとしない。「私のことあっさり把握されたくないけど寂しがりや」だったりする。いや、「自分はこうだ」と言葉にする自分らしさや、言語スキルが未成熟なまま、ツボをおさえられそうになると、身の危険(笑)を察知してはぐらかすという防衛心理の現れなのだろうか。 よし、TPOに合わせて、ワシも使ってみようかね。

アウトドアショップは衣替え at 2003 10/13 23:03 編集
巨ダイエーに行ってみると、モンカフェのココナッツ味があったので買って帰る。 なかなかいけた。この線で、モンカフェにはがんばってほしい。 このダイエーの上のフロアはアウトドア用品売り場だが、ちょうどこの連休が境目になっているらしく、10張りほどあったテントがたたまれている最中だった。夏モードから冬モードへの変わり目なのだった。少し寂しい気もするけれど、そのぶん今度はスキー&スノボ用品で埋め尽くされる。 ただ、スキー用品は毎年買うものではないし、かといってスノボをする気もないから、よくまー毎年毎年こんなに高機能で、ニューデザインのウェアが出るもんだ…と、唖然として終わり。 商戦の変わり目には、地味な商品の一掃もあって、探検グッズ探検家の僕はがぜん張り切る。 視力4嗅覚8で探し出したのが、ドイツ製のキュルビメーター。半額で叩き売られていたので即買ってしまった。腕時計にこんな機能がついたモデルもあったような気がするが、要するに地図の上をころがして距離を測るメーターというだけ。原理としてはごく単純だが、小さな歯車がいくつも組み合わされていて、精細な動きをする小道具だ。 「使い道あるんか」と、僕の買い物ポリスDがま先生には突っ込まれそうな予感がする。 たしかに、道路を通って目的地へ行くには、ロードマップを見ればだいたいの距離はわかる。かといって、山道の地図上の距離など、斜度によって所要時間が大幅に変わる―険しい山岳路だと1km1時間ぐらい―から、測ってもあまり参考にならない。 よって、使い道はない! と牽制しておいて、実は使い道があったのだ。 ニクタイの周囲をたどって回せば、「んー、キミの胸周りは0.00082km」と測定できるんである。 「巻尺でやりゃええがな」と、買い物ポリスは黙ってないだろうな・・・。「そうよ!ヒツレイしちゃうわ!可愛いというなー」と、サバ子もわけのわからん加勢をしそうだ。 はい、巻尺でやります。

道頓堀に変化球! at 2003 10/14 22:07 編集
阪神が確実に日本一になりそうな予感もあってか、今度は道頓堀に飛び込み防止柵と、街灯には有刺鉄線だとか。 死人も出たし、大変だ。 前に書いた「お笑い飛び込み対策」は実現不可能にしても、どうしても飛び込みたいファンは道頓堀川だから飛び込みたいんだから、できるだけ天然のままのドブ川に、安全に飛び込めるようにしておけばいいと思う。 いけす化作戦もその1つ。川をせき止めてしまうのは不可能だから、飛び込みポイントをちゃんと設けて、その下だけいけすにして「さーどうぞ」とやるのが粋というもんではないか?子供用ビニールプールの大きいやつを川の中にしつらえて、川の中にあって川でない池にしておくわけだ。まさに本物の道頓「堀」になる。 これなら、酒造会社から廃棄処分になったB級アルコールを満たして、ついでにネオン街を廃棄処分になったおねーちゃんを漬けて、酒池肉林もどきができる(いや、僕は絶対に入りたくないし夢を投影しているわけではない、決して)。 日替わりで、彼女から廃棄処分された「ゴージャス松野さん系」を何人か漬けこんでおけば、まぁ癒されたい御婦人も飛び込むかもしれない。 週に1回はプレミアムデーで、ジャニーズ系を漬ける。「飛び込み即できた」で少子化に少しは歯止めがかかるかもしれない。非嫡出子ばかりになりそうだが、がんばってステージママになってもらえばそれもまた職業婦人増加である。 おかーさん僕どうやって生まれたの?と、物心ついた「ボリっ子」に聞かれたら答えに困るかもしれないが、自信を持って「あたしゃ発情して飛び込んじゃったのよ」と答えておけばよろしい(笑)。 楽しみだな「堀」化計画。

アウラ at 2003 10/15 21:41 編集
なすび味噌炒め定食が久々に王将に復活していた。うまかった。 お隣りの気弱そうな青年は焼きそば定食だ。 ラーメンライスとか焼きそば定食を注文している諸君は、なぜかそろって気弱そうに見えるのは僕だけだろうか。学生時代の延長のような、そのチープシックなところに僕は「好感度ハイスコア」なのだけれど。 焼きそば定食というと、ご飯に焼きそば。でも、おにぎり定食はご飯+おにぎりではない。この定食界における微妙な変型文法は問題だ! とくだらんことに憤慨するのも、出たばかりの椎名誠の『すっぽんの首』(文春文庫)を読んで、シーナモードに入りかけたせいか? この中で、最近映画づくりに傾いているシーナ隊長が、初めて8ミリを撮影した少年時代の思い出が書かれていて、リアルなので「うんうん、わかるなぁ」と共感してしまう。撮影カメラのゼンマイじかけ、映写機のモーター音、暗がりに像が映し出されたとき思わず皆で拍手して感激したくだりなど、同じ経験はなくても僕の五感が刺激される思いがする。 僕の実家では、新しモノ好きだった父のおかげで、8ミリカメラの代わりにオープンリールの重い白黒ビデオカメラで家族旅行を撮られていた記憶がある。 だから、幻燈機のような「暗がりに生まれる映写芸術」は、かえって新鮮に感じる。 昭和40年代に電子映像で撮られていた身としては、今のデジカメも、メカニズムが違うとはいえ、とりたてて新鮮な気がしない。光も闇もないデータの世界という気がするのである。 たしかにデジタルデータはネットを介して共有したりコピーしたりするのが簡単だから、いいアーカイブにつながれば「自分の机の上に美術館が実現!!」というイメージもふくらむ。 でも、絶対に我が家はオルセー美術館にはならないのである。当たり前だが。 この落差が、写真なら写真、音楽なら生演奏の持つアウラというもので、このアウラはそこに行く手間ヒマをかけた者にだけ独特の至高感を与えてくれる。 芸術が生まれる現場の胸騒ぎや緊迫感、勾いや乾湿感など、便利になればなるほど「データ」からこぼれ落ちてしまう大切な要素は多い。 時代遅れのフィルムカメラユーザーとしては、せいぜい「アウラ」の創造に頭を絞るとしよう。

ロケット神風 at 2003 10/16 22:29 編集
中国の有人宇宙船成功、ようやったなぁ。宇宙食て、餃子やラーメン食うてはるんやろか。 と、いつもの中華食堂で、テレビを見ながら親父さんがうなずいている眺めが浮かんでくる。 「神舟」という名前はなんだか暗示的で、神の領域へ赴く舟という感じにも聞こえる。 それなら、と日本が有人宇宙船を開発して「神風」と命名したら、全世界から大ブーイングを浴びそうだ。 現実には、東大阪でだったか開発されている宇宙船の名前が「まいど」だったかな、大コケにコケてしまうワンダフルフルフルーツポンチな名前だ!と吉本ギャグでずっこけにゃならん気になるがな。 英語にすればeverytimeってとこか?なんででんねん?と、カリフォルニア州知事からもつっこまれそうだ(あ、スティーブン・セガールと勘違いしてしまった)。 ロケットの夢は、僕の誕生日に月着陸してくれたアポロ13号で1つの頂点に達してしまった感じもする。 今おもしろいのは、UFOやエイリアン、コンタクティetcetcのトンデモ宇宙物語だ。これが南米地底探検と結びついたりするから、この妄想力はあなどれない。 あぁ、最近たま出版の韮沢編集局長、テレビでお見かけしないなぁ・・・。

白昼夢 at 2003 10/17 15:24 編集
宴会やるぞ集まれ!とメールして、こてんと寝てしまったら、皆「遅いじゃないですか」と飲み屋の前で待っていたという夢を見た。なんとわかりやすい、現実から夢へのひと続き。 昔ちょっとした大げんかをして、夢の中で相手を殺してしまい、殺人犯として逃亡する夢も見た。 それで目覚めるとすっきりしているんだから、飲み屋でママ相手にグチっっている御同輩おとっつぁんや、カラオケで歌って発散している少年少女より、安上がりにできているのが我ながらありがたい。寝たらかたづくんだから。 自分では気づかないストレスが、夢で気づかされることもある。一体どっちの世界が夢なのか現実なのか、わからない。夢の中の現実世界がどんどん広がっていて ―というより決まった居場所が昔からいくつもあって―、適当な周期でホッとできる居場所に投げ込まれるから、その偶発性に癒されている感じ。 そんな居場所を無意識に求めているせいか、覚醒時の(一応の)現実世界でやたら眠いので、神経内科にときどき通っているのだが、脳波をとったりロールシャッハをとったりされても、よくわかってもらえない(笑)。これはもう、「こんなもんでいいか」と納得すればすむことかもしれない。保険も使わないと、払いっぱなしでもったいないし。動機不純だなこれは。 寝つきは寝台車でも通勤電車でも喫茶店でも良すぎるぐらいで困らないぐらい困ってしまうのだけれど、寝つき誘導剤のようなアルバムと偶然中古CD屋で出会った。寝る前にもう10回ほど聴いていて、最後まで聴いた覚えがない。前半の数曲で寝入ってしまうのだ。 フィンランディアというレーベルの北欧クラシック曲集『アダージョ』、演奏はオストロボスニア管弦楽団だ。曲は寂寥感に満ち満ちている感じなのに、裏ジャケットには、林の中で普段着の楽団員が勢揃いして皆おだやかに微笑んでいる。こんなに心地よいクラシックは初めてだ。ダビングして、臨床心理士の卵に送りつけたりしている。 フィンランドというと、「森と湖の国」のイメージしかなくて、昔の国名「スオミ」も「湖の国」の意味らしい・・・ぐらいしか知識がないのだが、もちろん北国だから雪国でもある。 森も雪も、騒音を吸収して静寂な世界を創り出す。人の声や足音をかき消して、枝葉のざわめきや、雪の降る音が残る。いや、そんな音が森には充満している。最高の音楽だ。ただし同じ演奏は二度と再現されないし、1曲、2曲とカウントすることもできない。地球が続く限りの長大な音楽といえるかな。 宇宙飛行士は、宇宙船の機械音を消したらどんな音楽が聞こえるのだろうか。空気のない外の空間からは本当に何も聞こえてこないだろうから、自分の血流の音か。耳鳴りか。 宇宙空間には、ロマンはあるけれど体験もできないし静寂すぎてもつまらないから、飛行船や潜水艦でエンジンを止めて読書三昧という余暇はいいかもしれない。 と、夢想しながら(本当に夢で体験できそうだ)、昔「気まぐれ飛行船」というFM番組が夜中にあったなぁ・・・と思い出しては、DJをしていた片岡義男さんの静謐なエッセイを読む。

オリジナル福袋 at 2003 10/17 21:41 編集
古本屋はよく行く方だが、紙袋にずっしり入れてもらうほど買ったのは、初めてかもしれないな不思議と。 県の迎賓館の前にあるこの店は、静かすぎるたたずまいでいつもガラガラ。きれいに掃除が行き届いていて、品揃えも文化の香り(?)が高い。経営は成り立ってるんだろうか?つぶれないでほしいけど。 『社会調査の哲学』という洋書を、睡眠導入剤代わり(笑)にまずキープ。 写真関係の本を何冊か見つくろいはじめると、なんや奥にもあるぞ…おぉこんな本も下敷きになっとる!ついでに文庫も…と、もう歯止めがきかない。 鷲田清一の臨床哲学書は植田正治さんの写真をちりばめたエッセイだし、森枝卓士さんのアジア紀行書も本業の写真をからめているから、「写真つながり」の猟書になった。 この店、となりのパン屋と、反対側の喫茶店から、芳しい香りが漂ってくるのは罪なところだ。いい本に焼きたてパンに炒れたてコーヒーとそろえば、この世は極楽だ。 腹が減っては読書ができぬ―と、本日は紙袋1つで打ち止め。 中毒が再発したら「続き」をやらかしそうでこわい。

衣替え at 2003 10/18 22:59 編集
土曜出勤でヘルパー講座。 スーツ用に出したワイシャツのついでに、長袖シリーズをそろえて出しで、入れ替わりに夏ものシャツをひとまとめに押し入れに送りこんだ。 半袖のボタンダウンシャツというのは大好きな衣類で、これ来年も着られるかなぁ…地球は大丈夫だろうか…オゾンホールは…!小惑星は…!ハルマゲ丼は…!と、前途悲観の極みに達しつつ、せつなくかたづけるのがこの時季の年中行事だ。 ヘルパーの受講者は僕の姉('50年生まれ)ぐらいの年齢のお姉様がたが多い。ウン、ウンとうなずきながら受講してくれるので手応えがあっていいのだが、後で評価レポートを見ると、なんだか難しくてわっかりましぇーん!!と、「ふりだしに戻る」状態の告白も今までは多くて、少しころびそうになることもあった(笑)。まぁ、「わかったつもり」より率直でいいと思うが。 現場で働きながら勉強した方が、実感しやすいんですけどねぇ、民事の紛争処理や成年後見制度は・・・と、主催者スタッフと雑談しながら帰路につく。 と、すんなり家路につけるわけがないので、難波の中古カメラ屋をひやかして、心斎橋までうろうろ歩いて地下鉄に乗る。 Dがま先生の打ち上げた「おカメラマニ屋」のメーリングリストに、真性フィルムカメラの魔術師から、登録したぞメールが届いている。「デジカメに浮気することもある」僕など、仮性フィルムカメラマンの風下にしか置かれないだろう。 暗室の魔術師でもある彼は、DOSマシンでネットをやってて、マウスなんちゅうもんは使っとらん!クリックしろって、どうせいっちゅうの!?とあきれ笑いしておられる。 そのへんは目をつぶっていただいて、さて、デジカメの波にフィルムカメラの笹舟がどこまで存在感を保てるだろうか。

エクスピーひさびさ at 2003 10/19 13:26 編集
 「エクスピー買うこーたんじゃ」の元海軍兵おじさんにメールが開通した。「メール届いたかのー」と電話フォローつき。 「届いたぞなタケさんや、順調でおますなぁ」と、こっちも80歳になってしまう(笑)。 ずいぶん何ヶ月も空いたエクスピー・レッスン(しかし僕は未だにXP使ったことないぞ)、そろそろ「画像添付の巻」になると、こりゃーおもろいわい!と開眼されるかもしれない。 何メガもの重量級メールが届くかも・・・ワナワナ・・・。

運河のほとり at 2003 10/19 21:40 編集
友の一周忌に行って来た。 やつのかわいがっていた犬が2匹いて、小型の方が僕のひざに乗って離れない。 「人なつっこいんですねー」と感心すると、「知らん人には身構えるから、一年ぶりでも憶えとるんですわ」とお母さん。 前に抱いたのはちょうど1年前だが、匂いか人相かを憶えていてくれたのだろうか。偉いもんだ。 一体これは犬か猫か?と疑ってしまうほど、あぐらの中に丸まって、ぐーぐー寝ている。よだれまで垂らして(笑)。 老犬の方は、自転車のカゴに入れて散歩に連れて行ってくれた飼い主が先立って以来、どんどんふけこんできたそうだ。しっかり座れない様子で、おしっこ垂れ流しに近い状態だという。 犬も人も、老化は同じですねーと茶飲み話をして、運河のほとりの友の実家を後にする。 みな老いつつ生きとるんだなぁ・・・と感慨にふけりつつ。  

 ミッドナイト塾発足委員会 at 2003 10/20 16:51 編集
夜の仕事がしんどくてたまらんほどの年ではないが、意外に時間の使い方が難しい。5時の出勤時刻までまったく自由かといえば、ハイキングに行ってケガするわけにもいかないから、結局ずっと仕事の準備でつぶれてしまう。起床時刻はかなり自由にあっても、そこから出勤までは無給の準就業時間である。 完全に「毎日夜勤」になって陽の光を浴びないドラキュラ生活というのは僕には経験がないが、そんなサイクルにも夜の仕事をしている人は慣れてしまうのかもしれない。だから、いっそ夜勤専門で「夜の先生」というのも、割り切ればおもしろいかもしれない。 以前、ほとんど毎夜京阪神をかけずりまわって予備校に通勤していたけれど、結局のところ京都の夜も神戸の夜もナニワの夜もなんもなかった(笑)。「豪の男」になれば、京都の店、キタの店、ミナミの店で「あ〜ら1週間ぶりね」と愛想よくもてあそばれつつ、その日の稼ぎをすっかり吸い取られる(笑)…という「男のエレジー」も地で行っていたかもしれないが、根がケチな性分だろうか、なかなか亡父に追いつけない(追いつかんでもいいか?)。 空腹や睡魔と闘いながら社会学だの社会保障だの受講するのもしんどいだろうと思うが、平均年齢の高い夜学の方が断然元気で、寝ている学生はいないから、もっとバリエーションのあるナイトスタディが増えてもいいと思う。 トップページの選挙公約に掲げて結局お笑いとしか受けとめてもらえてないが、夜の街で勉強することは多い。 よくトイレや風呂場で斬新な発想が浮かぶという作家はいるが、僕は夜景にいろいろインスパイアされるところがあって、震災まで住んでいた夜景が眺め渡せる異人館街のマンション最上階は、いろんな意味で「思索の館」―人呼んで第2サティアン―になったなぁと思う。考えすぎて友人と火花を散らしたこともあったし、女難も危機一髪のところだった(笑)。そんな悲喜こもごもを飲み込んだ街の灯りが夜景というもんかいなと思う。 まぁ夜景は付録として、夜の勉強は資格取得をめざす勤労者パワーで支えられている面もあるが、資格取得以外でも、たとえば表現系の塾。美術しかり(講師はアラーキーや安藤忠雄)演説しかり(講師は鳥肌実とか鈴木宗夫とか辻本清美)、政治経済の第一線の切れ者も招聘できそうだ。 学生には、家庭に縛られている層を歓迎したい。 たとえば、主婦が家事のゴールデンタイムに自分のための勉強をしに出らるようになると、日本は変わる。どうしても家事が頭から離れない奥様たちのために、学校に赤提灯またはラウンジを併設して、そこで腕をふるっていただけばいい。「なんでA子さんが高級ラウンジであたしが炉ばたなのよ!」と苦情も出るかもしれないが。 学費をかせぐための職場が学校にあれば、結局タダで勉強できる。僕もTA、RAのような仕事をしながらタダで学位をいただいたので、夢は夢でない気もする。 ついでにカプセルホテルも併設して「スクールコンプレクス」が実現すると、終電無関係のオールナイト徹底ゼミナールが毎晩できる。 あぁこれは家庭崩壊も加速させるな(笑)。

モトコー雨宿り at 2003 10/21 20:40 編集
元町高架下で、骨董タイプライターを値切るOLと店員のやりとりを聞きながら、「昔懐かしラジオ」を見ていた。 上機嫌でタイプライターを買って帰ったOLの次は、僕に矛先が向かってきた(笑)。 「ラジオをお探しですか?」 「はぁ、まぁ・・・見てるだけで」 どのラジオも、値札を見るとヤフオクの落札価格に引っ張られたような高値がついている。去年、僕が別の店で買ったクーガ2200という短波ラジオには、ここで倍以上の値段がついていた。その手には乗りませんぜ。 「珍しいタイプのお探しでしたら、ジャッカルみたいなのも、ありますよ。 「え?ジャッカルあるの。見せてくり」 「んーと、ジャッカル、はないんですけど…似たようなので、これなんかジャンク扱いで3000円です」 いちおうソニー製のコンポ型、テレビつきラジカセで、まぁまぁ美品だ。うまいこと出してきよる。 が、電源を入れてもらうと、左のスピーカーから音が出ない。一目で、断線しているのがわかる。 するとこの店員、何を思ったか―単に音が出にくいときはこうしとけとマニュアルを叩きこまれているのだろう―ボリュームのすきまに接点復活剤をシュッシュと噴霧しはじめた。 いや、可変抵抗器の故障やないって。断線しとるんだって。 あまりメカに詳しくない兄ちゃんらしい。ちょっと技術的なつっこみを入れると、値段が2000円に下がった(笑)。 ただの断線なら、分解して半田づけしなおせば直るだろう―昔、親父の寝床テレビを直したこともある―が、面倒くさいので商談不成立となった。 兄ちゃんは、「このオッサンはごまかせない」とあっさり見放してくれたようなので、「ステレオ半チャンネルしか鳴らんでも、売れますって」と慰めてやりつつ(皮肉は通じただろうか)店を後にした。別に後味は悪くなかった。相打ちで引き分けというところかな。 高架下はパチもんも多いから、それもまたありありだと思って安値で買い叩けば、故障していても怒る気にならないのが不思議な御愛嬌という感じもする。 クーガは今のところ絶好調でハイファイ音を鳴らしてくれているし、エンクロージャーがクルミの木でできている(昔は凝った素材を使っていたものだ)というソニーの小型スピーカー・セットも、小さなキズ以外は完動で定価の1割で買えたから、自分としてはまだ大損したことはない。そろそろ、落とし穴にはまりそうな予感もあるにはある(笑)。 短波ラジオは、コアな電波系コレクターが値を吊り上げているが(他人事みたいに言えないって)、オーディオ関係は実に安い。70年〜80年代オーディオ・ルームを再現しようと思えば、2万円でレコードプレイヤーからアンプからスピーカーまでそろってしまいそうだ。 あぁ、ええなぁ・・・。 どこか廃屋か倉庫でも借りて、懐かしAV館(欲情する場所ちゃうよ)ができれば、おマニ屋様どもも群れ集うかもしれない。そこでカフェスペースも設けて…といっても今風の「おカフェ」はアホらしいので、食堂を併設して、大塚のボンカレーとかチキンラーメン、ついでにチクロ入りジュース、ヒ素入り森永ミルク等々もメニューに並べて商売すれば、これは評判になるだろうか、罪な危険地帯になるのだろうか。  

禁断症状 at 2003 10/22 20:30 編集
ちかごろ「仕事帰りのコーヒーブレーキ」をなぜかしなくなって、アクセル全開で一目散に帰宅して着替えてやっと、ひと息つける。机と椅子があると、つい条件反射のように読み書き作業をしてしまうので、ネクタイ姿で喫茶店に入っても、営業途中の一服という感じがぬぐえないのだ。 場所は変わっても欠かせないコーヒーは、一種の中毒と診断されてもしかたないが、最近しみじみ自覚するのがカメラ中毒。 今も、webで見つけた宮崎のカメラ屋にある珍品コンタックスに手(電話する指ということになるか)が出そうで、浪費を自戒しつつなんとか思いとどまっている。ところが今日も昼間に臨時の仕事がころがりこんできたので、これから数日間は禁断症状と闘わねばならない「要注意日」である。カメラウィルス熱には波動があるから、毎日基礎体温をつけて、惚れたひっついたの悲劇をなんとか回避したいものだ。あのカメラ、あっさり売れてしまってほしいのか、売れずにいてほしいのか、つらいつらい葛藤である(笑)。 赤瀬川原平さんのいう「カメラウィルス」は、実にうまい表現やなぁと感心してしまう。 このウィルスの仲間には、中古ウィルス、金属ウィルス、レンジファインダーウィルス等々の亜種がある。複合感染している患者も多い。 こんな患者のオアシスが中古カメラ屋である。 職場の近くや、梅田にも定期巡回するショーウィンドウがあって、まるでガソリンスタンドかな。毎日見たところで大して変わりばえしないようでも、ある日いきなり珍品が現れていたりするから、巡回はやめられない。 また、品揃えが変わらなくても、銀色の魅惑の物体がズラリ並んでいる光景そのものが、ウィルス感染したおマニ屋にとっては魂の飢餓を癒す(大げさな!)塗り薬になっている気もする。この眺めに心が洗われるというか・・・。 こうなりゃ立派な病気である。 さらに病状が進行すれば、居並ぶカメラの中から、今まで見向きもしなかったカメラがふっと魅力的に浮かび上がって見えたり、じっとにらんでいるだけでひんやりした触感が伝わってきたりする(=自律神経失調症)。 ついでに、銀色のバルナック型ライカが巡洋艦に見えてきたり、オリンパスOMシリーズがショートケーキのようにうまそうに輝きはじめたりする。あぁ重症である。 幸い、カメラ屋の閉店は早いから、ほどほどのところで唾を飲みこんでエクスタシーを寸止めすることができる。 そして帰宅して、飼いカメ(亀ではない)をいじくりシャッター音を聞いて、「今日も健康。よろしい」と満足している飼い主は…重病やなほんま。

貴人変人? at 2003 10/23 16:12 編集
もうふた昔も前に、僕の大学は週休二日制だったから、高校までの土曜日というのは本当に解放感があって、ただ午前中の授業が終わっただけで小さな極楽だった。別に「あの子とデート」があるわけではなし(男子校じゃい)、旅に出るわけでもなし、何をするわけでもないのに、幸福な週末だった。 今は木曜日が半ドンである。毎週3連休で、少し交渉をがんばれば毎週4連休も実現したかもしれないが、なかなか「金のかからない連休の使い道」がないので骨休めしまくりだ。いまだに「あの子とデート」もしたことがないし、何をするわけでもない極楽トンボは相変わらずで、宮台博士いうところの「終わりなき日常」はいつ終わるのだろうか。 職場からだと「秋の京都の昼下がり」にもすぐ遊びに行けても、また昼下がりのキタにも寄り道さえせず、今日も神戸に一直線で戻って、第3サティアンで「午後のお茶」してすごす。デザートは柿。 研究仲間で、急に他県の国立大学で教えることになった哲学者がいて、家族と離れ郊外の一軒家で準備と研究に打ちこんでおられる。あぁ、こんな現代のディオゲネスみたいな暮らしも優雅でいいなぁと思う。 BBSにもどこかの奥様が書いてくれていたけれど、時間を自分のために使えるという意味で、独身は貴族のようなものかもしれない。可処分所得も、妻子持ち殿方の「お小遣い」という奇習からは免れているから、自分の判断で使える。 僕が案外一番大事かなと思うのは、自分のための空間だ。 よく「男は船、女は港」だとか、「女三界に家なし」と言い古されているけれど、男とくっつかず不動産と結婚しているような女性も多いから、男も女も、自分の居場所を求める本能のようなものがあるように思う。 ただ、家にしろコンクリートのひと箱にしろ、維持する経済力と、そこで過ごす時間が伴わないと持ち腐れになってしまうから、金と時間と空間は3点セットでそろうのが理想だ。 これを、共同生活というロングランマラソンのために明け渡すのが、身を固めるということかもしれず、これらを手放せない男女は「貴族化」して行く(良くも悪くも)。だって、身を固めると即3点一気に失うわけだから。男性より女性の方が、喪失感は大きいだろうと思う。 ひどい場合は、仕事を手放すよう仕向けられるキャリア女性もいるが、これはどこまで不本意なのか自発的なのかわかりにくい問題だから、一概に主婦業は損か得かとはいえない。 経済成長期には、「仕事を犠牲にして尽くしてもやがてモトを取れる彼氏」を求める女性は多かったはずだが、無知蒙昧だった男も、さすがに近ごろは下手するとモトも子もない(とられる)可能性に気づくようになったから、尻込みしているのかもしれない。 あと50年ほどたつと、「仕事を奪わない彼氏」へと女性のフェロモンターゲットが移って行くのではないかと思うが、僕はあの世でモテモテになれるだろうか。 先日も、何年ぶりかで親戚が集まる場に居合わせると、お年寄りたちの話題は、案の定わがosawasenseブラザーズがいつ身を固めるか!?!?!?に向けられてきた。 「こんな人って多いんよね。女の子たちも。自分の生き方を大事にしてるんかね」とため息混じりで笑っている。そこへ、エクスピーのおじさん、「年寄りがやいやい言いすぎるんじゃ。若いやつら放っといたらにゃ」と、楔を打ち込んでくれる。 エクスピーでない親戚―つまりごく普通の世間さま―だと、もし「貴族の3点セットを一気に失うのはつらいからお互い別居したまま結婚します」なんてことを宣言しようものなら、貴人ならぬ奇人変人扱いするのは確実だ。以前、「何年か同居してみてから結婚するかどうか決めるわ」と宣言してからは、見合い話を匂わせることはなくなってくれたけど。なんか間違った宣言をしてしまったのだろうか。 でも、おもしろいと思うがなぁ。夫が自分の401号室から妻の402号室へ毎夜メシを食いに行くとか、玄関に掲示があって「本日女湯は休業につき男湯使用」と書いてあるとか、「湯女」の欄てのもあって「待機」「出張」「休業」のどれかにランプがついているとか。 あんたたち、いいかげんにしなさいっ!!と叱られるだろうな(笑)。  

ソーサイ!!ソーサイ!!と辻本の声は? at 2003 10/23 23:26 編集
去年のヒールが「宗夫」なら、今年のヒールは道路公団藤井総裁だろう。 不正経理や不正人事はいけません!辞任しなさい!と金切り声をあげるのは、生徒会レベル=朝日新聞レベルの単細胞思考で、この勝負を大人の目で見れば、氷山の一角とは違った水面下の勝負が見えてくるというものだ。 石原大臣も、任命されたばかりで手柄をあげたいのだろうが、タイタニック号なみの意気込みはあるとしても、相手はキャリア40年の官僚。タイタニックを沈める氷山どころか、その海底のそのまた奥底のマグマのような存在なのである。 親子ほどの年齢差もあってか、勝負は完全に藤井総裁に分があるように見える。「ノブちゃん、がんばんなさいよ」というところだろうか。 石原坊やは国民感情を後ろ盾にして斬り込むが、藤井総裁は「解任の客観的具体的事由、法的根拠を示せ」と返す。至極当然な要求だ。ヒールの方が正攻法をとっているのである。 法治国家の国務大臣たる者なら、不法行為を理由にキャリア40年もの高級官僚を解任しようとするからには、周到な理詰めで行くしかない。国民感情や自分の不快感からヒールを一刀両断して、ファンが拍手喝采してくれる・・・という読みがあるわけではなかろうな、芸能人一家の出だとはいえ。 敵の矛先をくすぐるような余裕も、敵の包囲網も、完全に藤井総裁の手中にある。官僚のスゴロクは、まさにこんな手練手管を磨く数十年だといっても過言ではない。直接手を汚さなくても、「俺の気分を害するようなことすると、どうなっても知らんよ」と匂わせて、利権から接待から天下り先まで、ほしいままに動かすのがおいしい官僚道なのだ。 心理学にも、ハロー効果(後光効果)という用語がある。その個人の腕前なりキャラクターなりは大したものでなくても、背後に強力な力を感じさせると、その人物も大きく見えるという効果である。 まぁ実際には張り子の虎ということが多いが(まさに同時進行している「有栖川詐欺事件」もそうだな)、官僚は実際に政財界の隅々まで人脈を張り巡らせているから、いろんな補給源から反撃力を注入することができる。藤井総裁の弁護団の顔ぶれを見てもうなずける。 僕も、個人的には道路公団の無駄遣いに血税が流れているのはけしからんと思うが、この政治家と官僚のバトルはどんな映画でも描けない実世界のリアルファイトとして、観戦しようと思う。 石原大臣の切り札は、あてにならない世論なんかに頼ることより、別の官僚を味方につけることだと思う(あくまでも外野の声として)。毒を以って毒を制するしかない。 がんばれ石原がんばれ藤井…というところかな。  

 東京セントラルパーク at 2003 10/24 17:42 編集
ニュースを聞いていたら、たまたま墨田区で子育て世代の住民が住みやすい助成が出るというニュースに、南アルプス市が格安で障害者や子供に乗馬療法を提供しているというニュースが続いた。 子供の成長支援政策はかつてないほど「品揃え」が進み、それと反比例して出生率は過去最低を更新している。 だから無駄だ!というつもりはない。 「子供のための何々」が、する大人の癒しになっている面もあるから、それはそれで人生の彩りになるだろう。中高年や主婦やボランティア好き学生世代が、自分たちの問題を直視すると、これはとても「きれいなボランティア」ではすまなくて、身を切る経験を避けるわけにはいかないから、他者を支援することで安全地帯にいることができる。 ・・・と、ボランティア批判論を展開するのが本意ではない。 「する」ことばかり論じられると、僕は「されなくなったこと」を拾い集めてみたくなるだけだ。 たとえば、先の墨田区ばかりでなく、どこの都心でも空洞化は問題になっている。子育てしやすい街にする前に、子育てしにくくなった原因を検証しないと、ザルで水をすくうような無駄になりかねない(役人は経営感覚がないから、どうせ税金だからキレイな大儀名分がつけば使い放題なのだろう)。 では乗馬療法はどうかといえば、最初「ホースセラピー」と紹介されたときは、水道ホースを体に巻いて悶々とする新しい療法かいなと勘違いしたが、馬に癒される(仕事増やさんでくれよヒヒーン!と雄叫びしたくならへんか?)
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