solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
2003年12月の書き込み

From ネコラヴ( HP ) To osawasense@laguz at 2003 12/18 14:35 編集 返信
ごめんなさいm(_ _m)ペコリ

下の方のカキコ、削除用パスを入れないうちに、手違いで、送信になってしまって…消すこともできずに、残ってしまいました。ごめんなさいY(>_<、)Y ヒェェ!


From ネコラヴ( HP ) To osawasense@laguz at 2003 12/18 14:27 編集 返信
はじめましてーm(。_。;))m ペコペコ…

キリ番2000番の報告ありがとうございます。なかなか報告していただけないので、嬉しかったです。(〃⌒∇⌒)ゞえへへっ
>佐土原出身の我が母…
↑そちらの県も、佐土原ってあるんですか??
猫好き…( ^_^)/\(^_^ )オナカマですねっ
これからも、よろしくお願いします。(o^∇^o)ノ


From osawasense本人( Mail ) To osawasense@laguz at 2003 12/17 19:58 編集 返信
蘇生処置名人の皆さんへ

金沢シリーズは「friends」にリンクを張っておきましたのでそちらからアクセスしてみて下され。


To 弥次さん喜夛さん at 2003 12/16 00:11 編集 返信
RE:大変気に入りました

野次さん喜多さん、書き込みありがとうございまする。

>浮かばれない人間が如何に多いか、
>現在の為政者は恵まれた生活をしています。
>アップアップ状態で生活している人のことは
>想像出来ないのです。
>だから自分の思う通りにぐだぐだと自由気ままに政治を
>行っているのです。

為政者といいうのはそんなものでしょう。
悪意のある悪政は、明快に断罪できます。
が、問題は「善意の悪政」や「善意のサービス」で、本人もいいことをしていると信じ込んでいるので覆されません。
献身的にサービスをするほど、依存的になり無力になり、結果的に支配されて行く弱者もいます。それが教育や福祉、医療の副作用でもあります。
いま学会活動で研究しているのが「カウンセリングブーム」ですが、これも悩む力や生きる力を萎えさせ無力化する政治的な企みという側面を多分にはらんでいます。また思想やドグマを疑わない技術屋さんのような臨床心理士がどんどん増産されています。
こんな「透き通った悪」を見過ごさない慧眼を、国民は持ってほしいものです。


From 弥次さん喜夛さん( Mail ) To osawasense@laguz at 2003 12/15 23:47 編集 返信
大変気に入りました

癒しを疑うべし
援助者こそ援助してあげるべし
カウンセラーをカウンセリングすべし

子供や障害者や老人に
安全なところからキレイな手を差し伸べるより、
弱者を永遠に自立させようとしない偽善こそ
倒すべし!

福祉について、教育について、
国について、思いついたことを
なんとなく書きなぐっております。
浮かばれない人間が如何に多いか、
現在の為政者は恵まれた生活をしています。
アップアップ状態で生活している人のことは
想像出来ないのです。
だから自分の思う通りにぐだぐだと自由気ままに政治を
行っているのです。
勝手な輩だ!


From crown_love@nikkan To osawasense@laguz at 2003 12/13 05:48 編集 返信
おはようございます♪

ドモドモ\(´▽`*)(*´▽`)/ドモドモ
ゆ→なです♪遊びに来ました♪頑張っていろいろやろうと思ったんですがw不評だったのでやめましたww(早い)
でも、いつか絶対のせる!!!wってことで、また来ます♪


To eijika@fruit at 2003 12/08 11:18 編集 返信
RE:トレッキング

書き込みありがとうございます。

>ソロでのトレッキングは足に自信がないと。
>私も結婚した時は、怖さ知らずで一人で行った。
>来年、1月にニュージランドの山をトレッキングします。

そうですねー、自信がないようであるようで、どの程度か確かめに行ったという感じでしょうか。結果オーライでしたが。
NZトレッキングは、雄大で、温泉などもあるようでうらやましい。
1月というと真夏でしょうか、ご無事をお祈りしています。


From eijika@fruit ( Mail ) To osawasense@laguz at 2003 12/07 18:35 編集 返信
トレッキング

八ツ岳など、景観はグー。
ソロでのトレッキングは足に自信がないと。
私も結婚した時は、怖さ知らずで一人で行った。
来年、1月にニュージランドの山をトレッキングします。
自然を親しむのは良いことだ。


To crown_love@nikkan at 2003 12/05 00:35 編集 返信
RE:はじめまして。

ご訪問&書き込みありがとう。

>綺麗ですね。うちも写真があるんだけど、載せ方がわからなくてそのままですww自分なりに頑張ってるんですが;;

インフォシークのアルバムは一応無料なので、あんまり後先のこと考えずにペタペタ載せてリンクを張っているだけですが・・・。
いろんなやりかたがあると思うので、がんばって工夫してみて下さい。
誘拐されないように気をつけて(笑)。


From crown_love@nikkan To osawasense@laguz at 2003 12/05 00:09 編集 返信
はじめまして。

遊びに来ました。写真見ました。
綺麗ですね。うちも写真があるんだけど、載せ方がわからなくてそのままですww自分なりに頑張ってるんですが;;
全然ダメです・・・。泣
でゎまた来ます♪

gaiax掲示板アーカイブ2003年 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0)
2003年12月の日記

むずむず

at 2003 12/01 23:16 編集

8割がた風邪が快方に向かって、でもあと2割抵抗勢力がありそうな・・・というころは、思い切って運動して体にカツを入れる方がいい感じ。
風邪ひきかけ」というときは不快なものだが、治りかけにはヘンなホルモンでも出るのか、胸がくすぐったいような、チリチリした感触があって、4日ぶりぐらいにコーヒーを入れたら入れたとこれが興奮剤。
ともあれ、これで冬の免疫ができたというところかな?


産めよ稼げよ?

at 2003 12/02 16:30 編集

世界一出生率が低い国は韓国・・・という話をした矢先、今度はイタリアが世界最低(1.2)というニュース。
こんな世界一争いは、日本も他人事ではない。
役人が考えることは、日本もイタリアも似たもののようで、祝い金か助成金みたいなものを支給して、エサで釣ろうという発想だ。
一時的な札びら支給は効果が疑問だから、やはり抜本的に「子どもを生んで育てたい社会」に改造して行くしかないだろうと思う。僕も、かりにイタリアのように 13万円もらえたとしても、だからといって我が子に公立義務教育を受けさせたくはないし、痴呆大学に入れる気もしないし、青息吐息会社に就職させるのも不安だ。

かといって、すべて社会のせいにしてると、永遠に理想の社会を待ち望みながら死んでいくしかできないから、ええい、生んでまえ!という勢いで行くしかないのかもしれない。

喪中葉書を一斉に送ったら、何年も御無沙汰していた昔の同僚から速攻で喪中電話をもらって、感激してしまった。
スタンフォードで学位をとった文化研究者である彼は、専門学校に務めつつ英語学校を経営したり、ニュージーランドの大学に赴任したりと、身軽な生き方をしておられるなぁ…と思いきや、しっかりジュニアと令嬢を関西私大の雄に進学させておられた。
この御一家なら、バブル日本だろうとデフレ日本だろうとシルバー日本だろうと、なにかしら生きる道を自分でならして生きて行くのではないかと思う。夜間保育がないとか育児休暇がどうだとか条件を並べて産み控えをするような発想は最初から超越してしまっている。

たしかに、今日び育児教育の経済的な負担は大きくて、俗説では子供一人を私立大学まで行かせたときのコストとマイホームのコストがとんとんだ(できの悪い子いい子によって、また親の見栄によって、開きは大きくなる)。
けれど、マイホームは借り物でもいいし、投資の回収率は絶望的に低い。
子育ては借り物でというわけにはいかない。教育投資は、将来どんな形で報われるか報われないかにわからないが、先のことはあてにせず子育て自体を20年ほど楽しめば、銀行に消えていくローンよりは払い甲斐があるのではないだろうか。
だから、住宅ローンで生活全体が窒息しかけているなんて狂気の集団催眠状態で、それより教育と福祉の優先順位を上げた方がかしこいと思うのだが、まだまだ「ローンかかえて一人前」という変な空気が日本列島を覆っている。SMという趣味を否定するつもりはないが、SM夫婦にSM親子もあまり増えるとそれが標準になってしまってノーマルな僕が変に見られるわい。
「清貧の潔さ」のような価値観は大切にしたいと思いつつ、マイホーム・マイカー・マイファミリー以外の煩悩は多すぎるから、なんとかダイエットせんといかんなぁ・・・


契約こうかい?

at 2003 12/02 23:32 編集

阪神の金本と片岡の契約更改、当然あれだけの大活躍をしたんだから、来年は3億の大台か?(今年ともに2億円ちょっと)とだれもが期待していたはずだ。
それが、1割アップにも満たない微増で、ニコニコ顔で一発更改していたんだから、なんと感心な…というか、阪神のしぶちんぶりはあっぱれすぎる。

ファンならぜひ年俸アップに貢献したいと思うだろうから、せいぜい阪神電車に乗ってあげるぐらいしかしようがない。
ことあるごとに、僕は大阪の職場で、「ええよー阪神電車は。ジャージで乗っても違和感ないし」と宣伝しているのだが、「それってほめてるんですか、バカにしてるんですかっ!」と逆襲される。
んー、ちと答えにくいが(苦笑)、ともかく僕は乙女の阪急電車よりジャージの阪神電車を愛好しているのは確かだ。
「岡田監督顔の電車」など走らせたら、それも乗客アップに結びつくか・・・それとも・・・?
 


こだわり車両

at 2003 12/03 22:49 編集

今月またダイヤ改定されてるとかで、夜勤帰りの便が微妙に変わった。
変わったといっても時刻はそのままで、車両が変わったぞ!すごいぞ!と声高に叫ぶのが鉄ちゃんという人種かもしれないから、僕は小声でつぶやくばかり。

いつも乗っていた、何型というのか知らんが、緑に朱色の―僕はひそかに柿電車と呼んでいる―ボックス席の古い車両がぐんと減って、年々グレードアップされている。
でも、僕はこの柿電車が好きなのだ。ガタガタゆれるご老体も、すきま風が多いところも、レトロでいい。なにより、あのカラーリングは日本の秋という感じ。
もちろん、窓も自由に開けられるから、この柿電車が停まるときだけ限定で弁当屋さんがホームを販売して回るというサービスでもしてくれたら、けっこう受けると思うがなぁ。
4人ボックス席だから、自然に「こりゃ、ええもんですな」「懐かしいですな」と乗客の話もはずむ。「中年のための出会い系電車」である(笑)。
なのに、なのに、新快速型の最新鋭車両がどんどん増えて、もう来年にはなくなってしまうのではないかと心配でたまらん。

あんまり奇抜な企画列車は通勤時間帯には迷惑かもしれないが、ちょっと革新ペースをゆるめてくれたら、ホッとひと息つけそうだ。
女性専用車など未だにワシは承服しかねるのだが(えらそうに言ったって何ともならんけど)、ふと、ワシのものわかりの悪さはなにゆえだろう・・・?と考えてしまう。
それは、当事者にも努力を求める余地がまだまだあるのに、その回路を「女性専用車両化」で押しならしてしまって、結果的に当事者を弱いままにしておく副作用が見え隠れするからでもある。
そう考えると、ご本人の努力より当然に制度面で優遇されるべきは、高齢者、妊婦、乳児、障害者etcになる。
車掌の目の届く最後尾車両を、こうした乗客に厳しく限定した「安らぎ車両」にする方が、価値はあると思うのだが。


上本町

at 2003 12/04 23:07 編集

久々に、「9時9時」の出勤日だった。
といっても12時間労働ではなく、この時間内で拘束が5時間しかないから、すきま時間をどうするかが難問。
上本町のゆったりした台地を「んー、この土地も開放的でいい感じ。どれどれ家賃相場は・・・安くないなぁ」と、値踏みしつつ散歩して、用事のあった谷町へ向かう。ビル街の合い間や裏側に、昭和30年代ふうの家屋がひっそり残っていたりして、すこし失礼だが異邦人の覗き見体験はおもしろい。
大阪でも、ミナミのど真ん中は絶望的に息詰まる感じがして居心地はよくないが、上本町になると、いざとなれば伊勢や奈良にエスケープできそう・・・と思わせる風穴が開いている感じで、もちろん地形もおおらかな台地で、僕のポイントは高い。
カメラを持って散歩でもするかな?と、「街をブックマーク」した後、夜勤でくたびれて神戸の住人に戻っていった。


ご利益

at 2003 12/05 23:19 編集

「金運がよくなる財布」の広告に、公取委がかみついた。
こんな広告を見て夢をふくらませて(?)買う客ぐらい、そっとしておけばいいのに、なぜ金運財布だけ表面化したのだろうか。
「即もてまくるペンダント」とか「女性が即欲情する媚薬」の類はどうなのか?
効果があるともないとも証明できない・・・というのは、金運財布も同じはずだが。

逆に、「もてて困っているあなたが必ずもてなくなる女難(男難)厄除けブレスレット」「試験に落ちまくる悪運はちまき」というのが発売されたとしたらどうだろう。
「効果が出なくて、うれしすぎるではないか!けしからん」と苦情が来るだろうか。いや。出ないだろうな。だったら、こんな広告で売る側が勝ちというもんである。
マイナス思考を発し続ける者が日の目を見る時代が、間もなく来るような気がする。


よいお年を

at 2003 12/07 00:19 編集

忘年会一発目。
その前に大阪で少し会議があるので・・・と話すと、神戸から梅田へとつつつーと忘年会の場所が移動した。なんと臨機応変な!というか、ありがたや、ありがたや・・・。

ふだん飲み屋にはあまり寄らないので、やっとこさ「いま忘年会シーズンやったなぁ」と実感した。
それでも、不景気のせいか、なんとなくおとなしくて、あっさりしている感じかな?生暖かい夜なのに、梅田の路上で寝ている酔っ払いもいないし。
浮かれているのはクリスマス景気の少女たちばかりかな?
あぁぁぁぁまたルミナリエが始まるぞワシの庭で。迷惑な話だが・・・。
 


逆ギレ

at 2003 12/08 23:04 編集

空港の窓口職員が「逆ギレ」した客に暴行をうける事件が急増しているそうな。
つい最近まで、逆=さかさまだと思いこんで逆ギレという言葉を「キレた人にキレること」かいなと勝手に考えていた僕は、よほど税関員が乱暴に客を扱って反撃をくらっているのかと想像してしまった。実際には逆上してキレること」らしい(が確信はない)。

宿を決めずに切符だけ買ってアメリカを訪れただけのことで僕を不法入国者扱いしたシアトル入管オババは横柄きわまりなかったなあと思い出してしまった。
だから、逆ギレする側にも言い分は多々あるだろうと思う。暴力イケマセン!!は正論だが・・・。
新聞によると、何かのチェックか手続きの遅れで、乗る予定の便に乗り遅れてキレる客がいたそうだが、そりゃだれだってキレたくもなるわな。ハワイ便あたりだと、「2時間後の別便へ振り替え」扱いにでもしてくれれば、まぁしゃーないな〜ですませられる温厚人もいるだろうが、「週1便しかない南米プンタアレナス行き」なんかに乗り遅れると、泣くに泣けないではないか。
踏んだり蹴ったりの仕事をしているわりに、密輸も密入国もうなぎ昇り。ちゃんと仕事してるのか?と疑ってしまう。

空港で思い出したが、高知空港は高知竜馬空港という名前がついているのであった。
ジョン・F・ケネディ空港やシャルル・ドゴール空港の日本版てところか?
でも「高知ヒロスエ空港がいい!!」「土佐カツオ空港もよか」という人もいるだろうに・・・。
 


スケベッチ

at 2003 12/09 22:56 編集

あぁ、記念すべき2万アクセス目のかたに、またシモねたを披露してしまいそうだ。
それというのも、今たまたま珈琲館で日刊スポーツを読んでしまったせいで、悪いのは新聞なんである(苦しまぎれ)。

台北のお嬢さま女子高で、元看護師の女性教諭が保健体育の宿題に「鏡を使って自分の性器を描いてきなさいっ」と出題したとかで、賛否(攻守かな?)両論がヒートアップしているそうな。
熱血タイプのこの先生、生徒の性意識を何とかしたいと思っての大胆宿題だったようだが、こんなことを男性教諭が男子校でやってもスキャンダルだろう。その絵をミズノ校長(仮名)と山分けしていたりすると、これはもう「シベリア超学校」である。

しかし、男のそれは「棹と玉」ですべてだが、女性は「どこまで?」と悩む当事者も少なくなかったのではないだろうか。もじもじしながら提出した生従もいたらしいが、問題だ!と声をあげる生徒や親たちク中にも、「範囲がわからないから困る」という次元の戸惑いも、あったのではないかな。
たとえば日本だと、川島おなみ(仮名)さんなど「そりゃぁ私は全身感じるわよ」とおっしゃるだろうし、殿方向け雑誌では生殖器こそぼかされていても、すぐご近所の菊の絞章は大公開中だ。こちらに用がある一部の殿方にとっては、そこは排泄器ではなく性器そのものだろう。
マニアックにドテに興奮する男もいるようだし、こんな風に見方によっては「禁断ゾーン」は広がったり狭まったりとややこしい。

こんな定義づけは、警察が取り締まりの根拠にするだけで、あまり一般に議論されていない(当たり前か)。
ただ「性行為に使う部位」というだけだと、うなじも腋の下も唇も谷間も、スケッチ問題(笑)を巻き起こしてしまうぞ。
ま、単純明快構造の男で、わたしゃよかったけど。
 


帰巣本能

at 2003 12/10 18:58 編集

最近ほんと寄り道をしなくなった。
今日も、仕事の後すっと神戸に戻ってスーパーで果物を買い、その袋をさげて初めての中華料理屋で夕食(哀愁漂うおじさん姿やなぁ)を試し、6時半には帰宅してしまった。
こんなに早く帰ると、することがない。明日のアサイチ出勤にそなえて寝るのもどうだか・・・「7時消灯」てのも、あんまりだ。
テレビのゴールデンタイムというのは、8時ごろなのだろうか、そもそもテレビをめったに見ないし、新聞もとっていないので、黄金時間帯に何をやっているのかさっぱりわからない。

たぶん、これから夜中にかけてフラフラ〜ッと外に出て街をさまよい歩きたくなる予感もある。出歩いたり、人によっては我が家よりくつろげる飲み屋にマーキングしたりと、オトコには帰巣本能がないのかね。
「マイルームは私のお城」感覚のインテリア好き少女に見習った方が、家賃を有効活用できてええやろなぁとも思う。「お部屋への根の生やしかた」などを…。




at 2003 12/11 15:33 編集

職場で7時間半も空き時間があるので、いったん帰宅。
昼飯は、「駅食」にカス汁定食が出ていたので、飛びついてしまった。
しみじみと、うまい!
昼下がりの電車は、ついうとうとするほど絶妙の腹こなし席だった。
神戸に戻って、モトコーの古本屋で少し立ち読み。村上春樹を1冊買った。
雨の日に古本屋などにたれこめていると、時間が止まってしまったような感じがする。カス汁で昔なつかし世界へタイムトリップしたり、雨模様でタイムストップしたりと、まぁややこしい日である。

日ざしは、昇り方・傾き方でおおよその時間がわかるし、動きは正確に周期的だから、いやおうなく時の経過を思い知らされる。
雨は周期的な経過ではないから、時の流れを中和してしまうような、不思議な効果をもたらすように思う。雨の午後の「まったり感」は、そんなところに原因があるのだろう。
ひどい雨だと、水中にいるような類推も働く。僕は運転しないが、車というカプセルの中でどしゃ降りの雨をやりすごしていると、潜水艦にいるような気がする。
それも、クルマという容器の問題ではなく、雨の力というものだろう。

窓をしたたる雨垂れとか、雨の中の日時計とか、雨の中たたずむ恋人・・・等々、雨は無数の文学や音楽のモチーフになっている。
雨を毛嫌いせず鑑賞するのもいいなぁと思う。
美的感覚の鈍い僕にとっては、うたた寝導入剤みたいなものだが。
 


ルミナリエ・パトロール

at 2003 12/13 23:28 編集

週末なのに、冷たい小雨のせいか、ルミナリエ景気はエリアが限定されている感じ。
見に来たついでに足を伸ばして、食事に買い物・・・とは行かないようで、元町の珈琲館もすいていた(ひと安心)。
地元市民は、とっくに飽きているのかもしれない。
それでも、地元に金を落としてもらわないと、交通規制やら何やらのマイナスが目立ってくると「ルミナリエ効果とルミナリエ害」を考えて「もう、けっこう」という声もあがってくると思う。僕は最初の2〜3年で「もう、けっこう」と思ったけど。いつまでも、イベント依存の震災復興に甘えてたらあかん。「被災地神戸」というなら、「被災地イラク」はどうなのか?日本人が信任してしまった今の政権が、アメリカに金をみついでイラクで何を断行しようとしているか、まぁ夜景うかれバカップルに説教垂れても馬耳東風だろうけど。

あいかわらず、ピーピー警笛が鳴り止まず、メガホンで雨あられのように指図されまくっているルミナリエ。まともな判断能力を持った大人なら、不快感をもって神戸の夜景は刻みつけられるだろう。


パワー・ブレックファスト

at 2003 12/14 19:19 編集

部屋でのらりくらり、ほとんど入院患者のような日曜日だ。
さーて出動するか、と思ったら日が暮れていて、今度はドラキュラ伯爵になった気分。

でかいバゲットを買うと、下手すると4〜5日残ってしまうので、スライスといえないぐらい分厚めに切って朝昼食にせんといかん。常温でおにぎりより保存がきくのはいいところだが、3日続けてパン朝食になると、大和魂が「いかんぞ」と声をあげてくる(笑)。
おにぎりは梅干や昆布が入っていたら、あと味噌汁でもあれば完璧なミニ定食になるが、パン食だと目玉焼きとかサラダとか、どうしてもバランスをとらにゃいかんなぁという気がしてくる。栄養学的にはどうなんだろう。
どうしても「手軽さ」に負けてしまうので、疲れて面倒くさい週末には、ついバゲットを買ってきてしまうが。

外食派の一人者にとって、定食屋はありがたい存在だが、ふつう定食屋というと煮魚定食とかトンカツ定食のように、晩飯が中心になっている。最近、「めしや丼」や「松屋」で、朝限定の納豆定食なんかを出すようになってはいても、僕はまだ朝定食というのは未体験だ。

子供時代から、毎朝のように近所のパン屋でトーストの山を六切りか八切りにしてもらって持ち帰り、家族5〜6人で朝食にしていた憶えしかなくて、母親や亡き祖母には「わたしゃ御飯も炊いて味噌汁つくってわな」とクレームが聞こえてきそうだが、ともかく朝はトーストと決まっていたのだ、神戸市民は…と、勝手に一般論にすりかえてしまう(笑)。
だから、ただの慣れの問題かもしれないが、朝の外食は条件反射のようにドトールへ入ってミラノサンドセットのようなのを注文してしまう。
そこへ、大和魂は脳裏で叫ぶのである。正しい朝飯を食わないと目が覚めない、体が覚めないぞ、と。

たしかに朝から飯は腹に重い。だから、うどんやソバという偉大な食文化が出番だと思う。
冬は鍋焼きうどんが最高だ。物足りなければ、餅をぶちこんで力うどんになるし、風邪気味かなと思ったら卵を入れて「高栄養流動食」になる。
鍋文化というのは、ほんと変幻自在でいいものだ。
といいながら、バゲットがまだ3分の1残っている。腐らせないよう、うどん朝食はおあずけである。
こんな気持ちをかきたてられるのが、パン食の皮肉な効果なのかもしれない。


おひさサダム

at 2003 12/14 23:01 編集

たまたま、新聞で「パバロッティ再婚」の記事を見ていたところ、フセイン発見のテレビニュースが飛びこんできたので、一瞬重なって見えてしまった。そっくりさんなのである。テノールの王者と、「賢者ひげ」ぼーぼーのフセインが。

あの手の風体のオッサン、日本でランニングシャツに腹巻き姿でテキ屋をやってたりしてもだれも気づかないぐらい「妙に人なつっこいコワモテ」だから、日本に極秘入国してきたら案外公然と逃げおおせたかもしれない。
それでもやはり最期は穴にこもるのが独裁者の性なのか、上九一色村の施設の隠し部屋で見つかった某尊師と、考えることは似ているようだ。

こうなれば、次にびびっているのはジョンイルさんだろう。
まちがっても、クーデターや核暴発という不手際を招くと、一気に動乱が起こって日本からは電光石火で米軍が飛んでくる。「ペルシア湾からイラク」どころの遠距離ではないのだ。
そうなれば、身を隠すしかないわけだが、穴の中や地下室に隠れるというのは月並みすぎる手口だから、賢者はもすこし頭を使ってほしい。

前々から、実はジョンイルさんはオバサンではないか?というのが僕の大胆仮説なので(ああいうオバサン、大阪になんぼでもおる)、その「たるみ感」(笑)を活かして、「喜び組シニア部」の一員として踊っていればいい・・・というのも一案。世界各地に行けるから、亡命先もよりどりみどり。
ただ、「あのたるんだオバサン、どうも行方不明のジョンイルに似ている」と疑われそうだから、高須クリニックで美少年に変身すればいい。
でも彼のことだから、自分の最期は自分で決めたヒトラーのように、「喜び組エクセレントチーム」の肉布団で窒息死するか、腹上死を選ぶのではないだろうか。

今は、フセインのなりゆきを、わななきながら静観しているところかもしれない。
カツ丼でも出されて「故郷のおふくろさん泣いてるぜ」と泣き落としされたら(西部警察やないって)、洗いざらい罪を認めたり・・・はしないだろうな。そんなやつではないよな、サダム。
 


ミッドナイト・アメリカザリガニ

at 2003 12/15 04:02 編集

日曜深夜というか…月曜早朝のラジオというのも、NHKを聞いている高齢者と、サイキッカーぐらいしかいないだろう。
サイキックを子守唄にする僕も、こりゃ「おマニ屋さま」が治らんなぁ・・・とため息をつきながら、スヤスヤとうたた寝してしまった。
ちょうど3時前の番組の終わりに目が覚めたら、ラジオは「その後」の番組をやっていた。番組改編で、究極のドツボ時間帯のさらにどんづまり枠に、アメリカザリガニのスレッドキングXLという新番組が入っていたのであった。
いやまぁ、ようやりますな、こんな時間帯に2時間も。
ゲーム談義あり人生相談あり、アニソンランキングあり。超深夜の時間帯に妙に二人で盛り上がっている滑り加減がいい。アメザリは個人的にも好感度アッパーの若手タレントだし。
でも、いつまで続くんだろうか(笑)。
もし、サイキックの後この番組を聴いて月曜朝にすがすがしく学校に行ける少年少女がいたら、ちょっと健康面を心配してしまう。



リトマス試験紙

at 2003 12/16 02:33 編集

大阪で初霜がおりたほど、寒いぞ!冷えるぞ!と天気予報が騒ぐので夕方びびりながら出勤したら、なんとなく湿気が高くて電車で汗をかいた。どこもかしこも、暖房しすぎるわい。

大スポの1面には、フセイン尋問のニュース。
「水を飲みますか」と問われて「水を飲めば便所に行きたくなる。国民が奴隷の身分でいるのに、便所など行けるか」と答えたらしいが、では垂れ流しているのだろうか、おむつをしているのだろうか。ちょっと心配してあげたりしてしまう。

いくら独裁と圧政をほしいままにしてきたとはいえ、内政干渉はできないから、戦争犯罪で裁くことになるのだろう。今のところ戦争捕虜として扱われているそうだし。
戦争犯罪は絶対の正義も悪もない。勝てば官軍である。「皇国日本」が「物量アメリカ」に負けたので、戦後派アメリカの弟分になるしかなかっただけで、これがもし中国の一部になっていたら、歴史はどう展開していたかわからない。赤アレルギーのアメリカは絶対それだけは避けたかったようだが。
それなら、ベトナムはどうだったかといえば、尻尾を巻いて撤退したアメリカは、国際社会で断罪されたか。
結局、「勝っても負けてもアメリカ」という感じで、だったら「表立っては戦わない。従うふりしてテロ」という動きが潜航して行く予感もする。
フセインを断罪しイラクに居座り続ける限り、アメリカはアラブからの宣戦布告を浴びつづけるだろう。フセインの次の役割は、アメリカの知性をあぶり出すリトマス試験紙になることだ。


悪夢

at 2003 12/16 17:46 編集

夕闇の街をあちこちうろついては、火事や事故やけんかに野次馬根性丸出しで吸い寄せられてしまうクセが災いしたか、神様からの戒めなのか、三宮の市街地での暴力団抗争事件に巻き込まれてスナイパーに追跡される夢にうなされ、目が覚めたのは夕方だった。
そんな「ドリーム劇場」の中でも、ちゃんと日常生活に戻って職場でくつろぐ場面でしめくくられていた(このあたりで目が覚めた)ので、全体を通してハッピーエンドの一大アクションドラマとしてまとまっていたわけだ。

こわい夢を見る理由に思いつくところはないのだが、あまり住み慣れ見慣れている街だと、ちょっと違う顔も見てみたい…という潜在願望があるせいだろうか。
いかにも観光向けの「太陽さんさんの北野!三宮!」という景色を、しばらく見ていない。昼間はゴロ寝しているし、夜はルミナリエ客を避けてハーバーランド方面を散歩していて、仕事のある日だけ大阪へワープしているから、根なし草のような気分だ。
部屋に根をはやすのも不健康だから、さて月夜の徘徊に、出かけるとするか。


やっとこさ

at 2003 12/18 23:05 編集

仕事納めになった!
さて3週間、何をするか・・・?
この休みこそ、「18切符の旅」に行きたいと思うのだが、夏休みと違って、駅はどこもクリスマスだカニ食いツアーだと「単価の高い商品」カタログがあふれていて、18切符の案内をとんと見かけない。たしか、そろそろ使えるはずだがなぁ・・・
と、ルミナリエ客でごったがえす最寄り駅を殺気立って通りぬけながら、僕は「脱出願望」をふくらませるのであった。


15cm

at 2003 12/19 18:21 編集

待望の寒波が到来!
ゲレンデのライブカメラを見ていると、みるみる白くなっているのが楽しみだ。
雪が降ってすぐ滑走可というわけではないから、良心的なスキー宿(僕の常宿もその1つ)だと、「根雪にならないと満足に滑れない」と、「良心的なおあずけ」をしてくれる。
きのうの新聞の積雪情報を見ていたら、僕が通っている黒姫高原と、地元県内北部の大屋ゲレンデが、ともに15cmだった。黒姫は×、大屋は○をつけている。思わず、オイオイ、その○はないんちゃうかい?と突っ込みそうになった。
スキー客を呼びたい気持ちはわかるがなぁ・・・
学生時代に初めて志賀高原に行ったときは、貧乏性で激安時期を選んだので、案の定ゲレンデに雪はまばら。どこかのスキー部員らしきグループが、手押し車で雪を運んで滑走ゾーンをつくっていた。
「積雪15cmスキー可」というゲレンデ情報を見ると、そんな風景を思い出してしまう(笑)。
今朝からの寒波で、ようやく本州のゲレンデも安心して山開きできるだろうけど。


PC

at 2003 12/20 18:46 編集

ちーさな囲み記事だが、「セクハラ冤罪」という見出しに、セクハラ評論家(実践家やろと突っ込まれそうだが)の僕はひっかかった。
セクハラだとして処分された公務員が冤罪だと提訴しているのだが、セクハラの根拠が灰色なのである。報道されている限りでは。

問題になっているのは、「だんなとはどうやって知り合ったのか」「毎日同じ服やな」「太ってるね」といった発言で、まぁたしかに言われて不快に感じるかもしれない。もしそれだけなら、個人間の謝罪なり賠償なりで解決すればいい。
セクハラというからには、性的な不安を感じることと、人事権のような権力を盾に有無を言わせない(反発できない)関係でなされていることが要件になる。だから、部下の男性から「不美人ですね」と笑われた女性上司は、人事権・懲戒権を行使できるわけだし(大人げないけど)、娘から「パパ、くさい」といわれるおとっつぁんがセクハラだと騒いだ話も聞いたことがない。
対等な関係であっても、「ちび、デブ、ハゲ」で笑いものになっている男性一般は、だからといって世間を相手にセクハラだ!と訴えられるわけでもない。
「人格権への侵襲」というくくりかたをするなら、それは一般的な迷惑行為や、(被害が深刻なら)傷害罪として対応できるのではないか?・・・というのは、あくまでも個人的な一般論で、具体的な被害者の心情からは遊離しているだろうと思う。

この種の発言をセクハラとして立件するには、まだまだ脇が甘いような気もする。反論を許してしまう余地が多分にあるという意味で、訴えるにも処分するにも、「副作用」があらかじめ見えてなかったんやろかと想像してしまう。
上の発言は、同性には向けられたことはないのだろうか。先輩女性が後輩男性に向けたことはなかったのか。「へー、○○君とつきあってくれた彼女がいたんだ〜、どうやって知り合ったの?」とか。
だれにでもこんなことを言っているオッサンなら、「職場の迷惑」だし、「身の程知らずのただのバカ」だろう。ズバッと反撃して、「目には目を」でわからせるのが効果的かもしれない。「人のこと言えるガラか」とか。

別にセクハラを推奨するつもりはないが、バカな墓穴を掘らないために、Politically Correctな言い回しというのがある。アメリカでは専用の辞書まであって、英語の苦手な僕でも笑えるペーパーバックとして出版されている。「グッドモーニング・ベトナム」で、放送局の上司がロビン・ウィリアムスにPCなDJをしろと圧力をかけているシーンもあった。
たとえば「fat」は「horizontally challenged」、「short(ちび)」は「vertically challenged」というような言い換えが載っていて(-manという接尾語を、-pesronと言い換える例は、かの国のマスコミでは定着しているようだ)、まぁイヤミでしかないのだが、侮辱をイヤミ程度に中和するchallengeとはいえるのかもしれない。
よし、この手で行けばいい男も女も。

「3低」で落ち込む男性諸兄は、「3高に寄生する不良債権を抱え込まなくていいじゃないすか」と励ますのがPC。
ブランド品の知識で大脳満杯の女性は、「消費不況の救世主」と見るのがPC。
男女の問題を離れると、成績の悪い子は「伸びる可能性はだれよりも大きい」と言うこともできる。これは現実に、偏差値秀才クンが実社会に出ると高い確率で精神的に壊れているので、真実味がある。

御同輩諸兄には参考になるかならんかわからんが、「もてない俺」は「犠牲者を一人でも出さないための独身ボランティアをしているのだ」と思い込めばよろしい(笑)。
慰めにならんだろうなぁ・・・。


カンパの歓喜

at 2003 12/21 17:11 編集

こう急に寒くなると、ドライブも手がかじかんで苦行になる。じわじわ寒くなってくれたら慣れるのだが。

愛車を飛ばして本屋で岩波新書の新刊『著作権の考え方』を買ってくる。寝ていてもロイヤリティが流れ込んでくる「ビルゲイツ生活」をめざすのだ!・・・とまぁ、動機があさましい。

北西からカンキが流れこんでくると聞けば、某国の喜び組を連想して歓喜がやってくるのか?とソワソワしたり、大カンパと聞けば多額の寄付がうちにも届くのか?とぬか喜びしたりするワシは、永遠に色と銭の欲望から解放されそうにない。


優秀公社

at 2003 12/23 23:04 編集

暴年会から帰って夜が明けて朝もや・・・と思ったら夕方やないか!
ともかく、寝ぼけまなこでポストを見に行ったら、職場から郵便が来ていた。
ところが、住所が「これ、どなたの?」とクビをかしげてしまう、まったく別の区(須磨区)の地名と番地が書いてある。
ときどき一字違いの宛て先で郵便が届くことはあるが、今日の届き方はすごい。
これじゃー「東京都千代田区・・・」と書いても届くわけか?わたしゃ住所がどこでもいい男なのか?(笑)

いったん須磨に行って、名前が違うということで転送されてきたようにも見えない。だって大阪の職場からきのう発送されて今日到着だから、ダイレクトに須磨区あての郵便が中央局によって配達されているのだ。

別に僕が業界にその名を轟かす切手コレクターとか消印マニアというわけではない。決して(笑)。郵便受けは部屋番号だけで、表札も出していない。
郵便物だって、毎日1〜2通しか届かないから大口の顧客というわけでもないし。
そりゃーたしかに僕は紙メールでの「文通」が好きだ。花柄の便箋に心ときめかす文通少年のなれの果てである。
今日も、サイキックを聞き逃した「ブロードバンドsabato」に音声ファイル圧縮してメールすればよさそうなものを、MDを封筒に入れて中央郵便局まで投函しに行ったのだ。
郵便大好きおじさんなのである。
その貢献度が認められたというわけか?(まさか)

いやはやポストマンの超能力には唖然とさせられた。もはやミステリーである。
がんばってほしいな、この熟練の技は。
こんど現役ポストマンの兄貴に尋ねてみよう(この兄貴が国相手に裁判中だから、それで業界で名前が知れ渡っているのか?)。
 


クリスマス・イフ

at 2003 12/24 22:00 編集

さっき松屋でマーボー豆腐定食を食っていたら、キャリアウーマン風のお姉さまが持ち帰り弁当3つを買って出て行った。

この「3」の組み合わせ次第で、次のようなシナリオが考えられる。

1.旦那と子供が待っている。

だとしたら無能な旦那やな。

2.子供二人が待っている。

これはありそうな話。
人ごみの中、幼子ダブルで連れ歩いて、クリスマスらしい気のきいたものを食わせるのは気苦労も大きいと思う。
そんな悩みをお持ちの瞳ママ、まっかっせっなっさっいっ!子煩悩だが独身おじさんなのだワシは。
王将でギョーザ5皿食わせても1000円で釣りがくる。キミたち腹一杯になったかな?
デザートはロイホのケーキセットでコーヒー飲み放題、キミたちコーヒーの味わかるかな?
仕上げは博多山笠ラーメンで・・・と、おっとこれは酒飲みオヤジのフィニッシュですな。
「ママー、おなか一杯ごちそうしてもらっちゃった」と坊や。
「そうぉ、よかったわね」
「あのねママ、あのおじちゃんパパになってくれないの?」と大胆イマジネーションの末娘。
「えっ!?あんなのと、けけけけ結婚するってこと?」
「うん、けっこんしたら、あたしに弟か妹ができるんでしょ?」
「弟か妹!あっあんな男と結婚のみならず、そんなことまで!」と戸惑いまくる瞳ママ。
そこへosawasense登場である。小鼻が古谷一行状態にヒクヒクふくらんでいる(笑)。
「ぬははははははは、瞳さん覚悟はできましたかな?」

まぁ、こんな悲劇は神様が許さないだろう。たぶん。

3.子供と老父が待っている

「ママー、クリスマスイブなのに、また牛皿弁当なの?」
「ごめんね、忙しかったから」少しやつれ顔の瞳ママ。
「あ〜あ、パパのサンタさんがいたらなぁ・・・」
「こりゃ!カズキ!パパのことは言うんじゃない」と、おじーちゃん一喝。
「うっうっうっ・・・」とママの嗚咽。
そこへosawasense登場である。
「ぬははははははは、お困りの瞳さんに、ジャパネットパパパがパッとお送りする新品パパ。無駄のないコンパクトボディに低姿勢、子煩悩と3大特典つきですよ奥さん!今なら金利手数料無料」
と自分を売り込むぞ。

リアルラバーどもの手垢のついた色恋沙汰は、もうワンパターンでしかないから、これからは「シングルママのクリスマス」「失楽園クリスマス」を楽しむべきである。行く手に待つのは、「特養ラブストーリー」「ビューティフル老健」「男女七人ケアハウス恋物語」だったりする。
成熟した大人社会っちゅうものは、そうであってほしいわな。


俺様クリスマスキャンドル

at 2003 12/25 16:58 編集

前々の日記で書いたように、放火仲間にあれこれコンロ実験をさせて、「よし、俺様はこの手口で行こう」と考えて、マイ・コンロを買った。
ボルボの国で開発された、ガソリンと灯油とLPGの兼用タイプである。
これが、大手の山屋さんの店やサイトを覗くと、談合そのものの横並び価格(17000円)。お前ら、闇カルテルでも結んどるんちゃうか?と疑いだすと、意地でも店頭購入したくなくなる。
で、スカンジナビアン・ネット・ショップというサイトを探し当てて13000円足らずで買えてしまった。手数料なしの代金引き換えで、速攻で届いた。ありがたや。

クリスマスキャンドルなんちゅうコじゃれたものは、ヤモメ暮らしには縁がないわい。そこで、男の火入れ式(意味ないけど)である。
LPGは、すでに手持ちの同じメーカー製ガスコンロのカートリッジをつないでみたところ、おっそろしい轟音で燃え始めた。自分の部屋に放火してしまいそうなので、「オイル・バージョン」はまたあらためて屋上でやってみよう。
あの屋上で火を焚いてるバカ、なに考えとるの?
と通報されそうやな。


火入れ式

at 2003 12/26 22:12 編集

ネット通販なんかに逃げる客はシカトしてやるもんね、と地元の山道具屋にそっぽ向かれたか、ええいそれならええわい!と、空き缶1つのために大阪くんだりまで買いに行くはめになった。
ネットショップに「なにゆえに、専用ボトルいりまっせと書いてくれなんだやー」となまりまくりたい気分でメールすると、「この製品を買うお客さまは、ある程度の熟練者ですでにボトルをお持ちの方が多く、押しつけがましくならないようにしておりますが、今後は広告に反映させていただきます」と丁重な返事。おぉ、そうかそうか。
買った後も気のついたことをちょこっとメールすると、ちゃんと消化した返信が届くネット通販は、見方によっては店頭買いより人間的だ。少なくとも、蚊のように店員がまつわりつく店ほどの不快さはない。その代わり、通販は自分で情報集めをしっかりやって立ち向かう(笑)必要があるけど。
郵便通販(?)歴30年の果てのネット通販2社目だから、まだ怪しい商法に引っかかっていないだけなのかもしれない。

通販担当者とのやりとりの中で、親族が札幌の同じ町内に住んでいることまで発覚してメールがはずんだ「1社目」の話は昨年だったか日記に書いたけれど、そんな話は一見さんが店頭でできるものではない。
そんな無駄話は店員にとっては本当に「時間の無駄」で、客との会話というのは、確実に一定の時間を消費してしまう「直列」の作業なのだ。営業時間内に店舗内で一人でも多くの客を回転させなければいけない。
だから、あーじゃこーじゃと質問する客や、「うーん、スペアのボトルも買っとく方がええかなぁ・・・ボトルといえばsabatoと行った新梅田食堂街で焼酎ボトルキープしにゃい?と勧められたが、あいつキープするのでしょうか店員さん」と質問なのかヨタレ話なのかわからんことをつぶやく客(まさに僕だな)には、無駄口をシャットアウトして一刻も早くレジに向かわせるセールストークというのがあるようだ。FAQならぬFQAのような、迷っていそうな客には迷いのツボをうまく突くような、「本製品は改良品で、ここがグレードアップしておりますが、その機能が必要なければ旧タイプはお買い得価格になっております」てな類のセールストークが。

これがネット通販だと、客の問い合わせの処理とほかの仕事をパラレルにこなせるせいだろうか、質問への答えが半日後であっても、待たされた気がしないどころか、丁重な対応だなと感じてしまうのが不思議なところだ。
札幌の発電機屋さんからは、夜中でも返事をいただいたのだが、店のドメインではなく個人アドレスから返信が来たりして、あぁ持ち帰り仕事させてるようで悪いなぁと恐縮してしまったが、客にとっては営業時間と店舗所在地でブロックされないだけ、買い物しやすい感じもする。

うんと田舎に住んでいたら通販が命綱になるかもしれないけれど、中途半端に地の利がいいので、快速に乗って梅田へ出かけた。
蚊のような店員がウヨウヨいる大型店へしぶしぶ買いに行くと、まだ閉店の10分前なのに、シャッターを降ろしてやがる。
バカタレー!と、あわてて同じ閉店時刻の別の小型店に走る。
ここはまだ開いていた。小型だが、マイナーブランドの燃料ボトルもちゃんとおいてあった。あぁ、めでたしめでたし。

ほっとすると、この役所のような店にムラムラと憤りがこみあげてくる。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎し…じゃないが、蚊のような店員が「はよ買え」とプレッシャーをかけてくる1軒目のお役所店のwebサイトは、印刷版店頭カタログをスキャンしただけの、工夫もへったくれもない手抜きヘビー画像である。
あのなぁ、ワシはナローバンドユーザーじゃい!パルス回線でぷちぷちダイヤルアップしとるんじゃい!こんな大画面、ダウンロードするにゃー茶でも沸かして待っとらんといかんがに!とキレそうになると、しびれを切らしてナチュラムかサカイヤドットコムへとジャンプしてしまう。webカタログの意味がまったくわかってない、ふざけたサイトがまだ生息しているのは驚きだ。

このむしゃくしゃを保温して帰宅し、屋上で怒りの炎(笑)を点火した。
「灯油は難しいよ」と放火仲間に聞いていた通り、ちょっと手間どった。おまけに燃焼後はススで真っ黒。そりゃ石油ストーブを見ればわかるわな。
うーん、燃費は抜群にいいが、よほど多量に煮炊きするのでなければ、ありがたみを感じないかな。年に数回程度の山歩きなら、やはり簡単でクリーンで安全なガスに戻りそうだ。


うめお

at 2003 12/27 08:02 編集

いやーびっくりした。うれしい驚きという感じかな。
ふだん歩かない繁華街を通りかかったら、どこかで見覚えのある顔とすれ違った。
向こうは絶対に気づかない。
というのも、ふた昔も前によく通っていた中古レコード(CDが出始めたころだ)屋の店員さんだったから。

ちょうど神戸三宮の北野坂の起点に位置するT字路に面したこの店は、中古LPもなかなか粒ぞろいだったけれど、新品も注文できた。大学生協で15%引き程度だったレコードが、この店の会員になると2割引きだったので、神戸大学に通う友人と連れ立って宝探しに行ったり、しょっちゅう注文したりしていた。
店員さんは兄貴格のあんちゃんが一人と、楳図かずお似の弟格(コードネームはウメオとしておこう)が一人。どっちかがカウンターにすわっていて、ちょうどバックの壁に、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの全裸ツーショットポスターが貼ってあった。そんな図柄の前に、ちょこんと座る「楳図かずおヤング」は、どうにもおとぼけ味でいい感じだった。
年恰好は大して違わないと思う。勝手な想像だが、大学を中退してサブカルチャー商いの世界に飛び込んだような、無頼の徒という印象もあった。なつかしい80年代の点景の1つだった。
店はとっくに閉店して、今はサラ金屋か何かに代わっている。

やがて僕は就職してその店の界隈で一人暮らしを始め、あの店員さんたち、どうしてるんだろう?・・・と何かの拍子に思い出すことがあった。
あれから、震災に見舞われて一時この界隈は闇の廃墟と化し、僕は引越したり転職したりして、中古レコード屋のことなど忘れてしまっていた。
それが、昔のままのウメオが、なぜか段ボールをかついで、なにやらうれしそうな顔で繁華街を小走りしていたのである。

ふつう懐かしい顔と遭遇すると、頭が寂しくなるかでっぷり太るかで歳月を感じさせるものだが、ウメオは昔のまんまだった。
思わず、「あ、ハーベストの店員さんでしょ!!」と声をかけそうになったが、すれ違った瞬間はそこまで記憶が戻らなかったので見過ごしてしまった。
これほど代わらないと、タイムスリップしたような気になる。奇妙にうれしくてしかたない。あぁ、代わってはらへんわ、元の店のすぐ近くで、段ボールで何やっとるかわからんが元気で働いてるんや・・・とうれしいノスタルジーが湧き上がってくる。
この界隈は、客をキャッチしようとしのぎを削るカラス族がうようよしていて、僕の見るところ神戸で一番汚れた界隈だが、今度こそ僕はウメオをキャッチしてやろうとヘンな意欲が湧いてくる。
キャッチ、させてもらいますよ、ウメオ!(笑)


スッとレス

at 2003 12/28 21:11 編集

「ストレスで太りやすいのは男性より女性」という記事が朝日新聞に載っていて、条件反射を思い出した。
なんで女性が太りやすいかというと、過食でストレス発散しようとするからだそうで、なるほど男が酒・煙草に走るようなものかなと思う。

大人のストレッサーは、「人間関係と仕事」が双璧だ。仕事から撤退する道は女性には開かれているけれど、そうなったとしても人間関係のストレスからはなかなか解放されない。
彼氏と別れたり離婚したりした女性が美しくなり、別れた男は冴えない・・・という話はよく聞く。「私と別れたことを後悔させてみせるわ」という捨てぜりふも、昔よく聞いた(いや、実体験ではなく、ドラマで)憶えがある。
でも実際には、酒浸りになる女性や、自分に磨きをかける男だっているかもしれない。
ただ、そうなると男の側は、再婚の式場に昔の彼女が殴り込みに来るかもしれないとか、リニューアル彼女の向こうにオールド彼女の影がちらつくとか、不安要因は尽きない。だから、リスクを背負い込まないために、みすぼらしくふるまっておくのが男の知恵というものかもしれない。

「ストレスなさそうやね」と大きく誤解される僕でも、ストレスはある。
とはいえ人間も小さいしストレスも小さい、解消法もチープ・・・という感じで、ただ、寝る寝る寝る!が一番だ。カネもかからないし。少し寝つきが悪いときは睡眠導入音楽を聞きながら寝ると、十夜中九夜はCD1枚終わるまでに寝てしまう。
通勤(退勤)電車の中でも、喫茶店でも寝る。
寝る子は育つというから、今からでも育つかな?と期待するが、寝るオジサンになってしまうと無理な話だろう。
煙草でストレス発散というのは、未だにピンとこない。
愛煙家の気持ちは想像するしかないが、大人になりたい背伸び心とか、仕事が終わって同僚や先輩がプカーッと一服やっているのを真似てか、「最初の1本」を始め、習い性になってしまうのが煙たい道への第一歩ではないだろうか。医学的に過食や煙草が緊張緩和に役立つのかどうか素人にはわからないものの、「ストレスを解消した気分」だけは感じるのかもしれない。
煙草を吸ったとたんに疲れがスーッとひいて絶大な効果を実感したぜ!という人なんて、いるのだろうか。

そんな呪術的な条件づけなら、煙草や過食の代わりにもっとためになる報酬を考えてもよかろうに、と思う。
仕事のストレス発散には、デート。という男女は多いが、平凡すぎるよキミタチ。
仕事のストレス発散には、ダンベル体操。これが健康長寿への道だ。
日本フェミニズム城の女帝上野千鶴子は、学生時代なにをしてましたか?と学生に聞かれて「麻雀とセックス」と答えるらしいが、これは金か手間がかかる。おっと余談。
仕事のストレス発散には、仕事をする。
と提案しようものなら、そりゃストレス倍増じゃろうが!とブーイングも聞こえてきそうだが、ボランティアに励む人の動機は、これと似ているような気もする。

勉強のストレス発散には、別の勉強をする。
なんてのも、しんどいかもしれないが、知的好奇心そのものが旺盛な人間だと、案外うまく行くものだ。勉強するという行動そのものに疲れたなら、旅にでも出ればいいが、勉強のコンテンツに飽きてくれば、コンテンツを替えればいいわけだ。
たとえば法律の勉強に疲れたら、英語の勉強をするとか。
まぁ、そんな芸当ができれば人間みな秀才になれるわな。

ときどき研究会の準備やなんかで、一晩で新書1冊読まなければいけないというようなとき、「新書に疲れたからペーパーバックで息抜き」なんてできれば、どんなに英語力がつくだろう…とため息をつきながら、凡才の僕はつい「こち亀」に手が伸びてしまう。


もやしっこ

at 2003 12/29 07:38 編集

「買いましたぞーアウトドア灯油コンロ!!」と放火仲間にファイアーメールを送ると、「僕も新しい放火ツールがほしくなって1個注文した。こんど一緒に燃やしっこしよう」とレス。
なんだろなぁ、この「もやしっこ」仲間というのは(笑)。


f1.8

at 2003 12/30 23:05 編集

Dがま先生から電話で「パーツ買い出しに行くのでよろしく」と電話。何がよろしくなのかは、もう暗黙の了解事項である。
ふむふむ、このところ山陰地方は寒波でしばれておるのじゃろう、太平洋も見たいじゃろなと想像しながら、ハーバーランドに向かう。

と、最近油断していたのが、自宅とハーバーランドの間にあるのが中古カメラ修験者にとっての魔窟、マツミヤカメラである。
「久々やな。覗いてみよか」と立ち寄ったら、もういけない。
コニカのレンジファインダー、C35FDというのが妖しくたたずんでいるではないか。しかも相場の半額で。
ほどほどにスリ傷があるので安くなっているのだとか。「モルト貼り替えときましたし、レンズも大丈夫ですよ」と、店長兼エンジニアのお墨つき。
試しレリーズさせてもらって、すぐ決めてしまった。

静かなシャッター、大口径レンズ、小型ボディ、梨地クロームメッキのメタリックな質感・・・どれをとってもしびれまくりの逸品である。
C35シリーズの中では、FDは最も大口径なので1.5万円はするし、委託で2万円近くついていることもある。
それに、このFDには紆余曲折がある。
まだレンジファインダーの良さが充分にわかってなかった青二才のころ、5000円ほどで買ったFDを使いこなせず、いったん雑誌の売ります欄で売却してしまったのだ。
のちのち相場が3倍に高騰するとわかっていたら、デッドストックでもしておいたのに…と悔やんでも後の祭り。それ以後、投機はさておきちゃんと愛用したいなと思って探しても、FDはまず市場に出ないし、出たとしても中古ファミリーカメラとは思えない高値がついている。

そう考えると安い買い物なのだが、今から会う相手はデジカメ原理主義者のDがま氏だから不吉な予感。
ソフマップの後は、タコ焼きで勢い(?)がついたか、Dがま先生、「夜景を見に行きましょう」ということになって、ヤロー二人で港の夜景見物。トホホホホ
寒さにこごえる僕とは対照的に、ヒストグラムがどうのこうのと楽しそうに薀蓄を傾けるDがま氏は、僕のクラシカルなフィルムカメラを見るやいなや、「またこーたんかいな」「いったい何個カメラあるんや」「一度ぜんぶ持ってきてみ」とあきれかえっている。
いやまったく、すみませんですなぁ・・・なんか不条理だが一応謝っておこう(笑)。
それにしても、いったい何台カメラがあるのだろうか・・・。


漂流感覚

at 2003 12/31 17:39 編集

年末年始の自分の置き場所といえば、帰省か都会居残りか海外のどれかだろう。
「正月休みに海外へ脱出する人たちでごった返す空港ロビー」なんて映像を見れば、「脱出したい国なら戻ってこんでもよろしい!」と一人で憤ってしまうし、やはり正月だけは右に寄って愛国者になってしまう。
が、天皇にあいさつしようとか、日の丸をあげようとか、初日の出を礼拝しようとか、そんな儀礼的なことは無視しているので、一年の節目がどこにあるのかピンとこない。

結局、「家族に回帰」する年中行事が正月なのである!というところに落ち着くが、とはいえまるで他人事で、実感として―身体感覚として―納得できるものでもない。
わが実家は、同じ市内にあっても雪深い(笑)ニュータウンで、夏の涼しさ冬の寒さで実感として帰省ムードはあったが、建物がなくなったからそんな経験をする場所はなくなった。

老父の再婚家庭に兄弟みな集まって、和やか演技をしていた年もあった。
が、その家庭も壊れ父も逝き、次は老母を見送ることになるのだろう。
そうなった後は、本気で正月の過ごし場所を考えなくてはいけなくなる。

一族が集まって和むような場所は、最近なくなったわけでもなく、ずいぶん昔からなかったような気もする。菩提寺のように先祖と交感できる場所もなければ、引越しを重ねて「柱の傷」が残るような思い出の生家もないから、魂が漂流している感じかな。

自分の生殖で家族を持った人たちでも、正月はその家族で団結するキャンペーン期間というわけでもなくて、親戚あいさつ周りとか、嫁姑業とか、けっこう外向けの営業活動に追われているようにも見える。
とすると、正月にNHKがプロパガンダを垂れ流している「家族の絆」とは何だ?と考え込んでしまう。
「家族は部隊である」と空想することはあるけれど、別に農家でも自営業でもないから、一致団結する理由というのがない。小隊長・軍曹ごっこに応じてくれる酔狂な相手もいないし(苦笑)。平和な日本で部隊団結するときといえば、家族のだれかが重病になったときぐらいかな?

身内(おそらく嫁)に裏切られ、息子を惨殺されたイラクの元独裁者は、どんな気持ちで拘置所の年越しソバを食うのだろうか。
「フセインはいいから、あんた早く身を固めなさいって」と姉から年賀メールが届きそうな予感もある(苦笑)。


あぁ波動がっ・・・!!

at 2003 12/31 23:47 編集

いやー今年は韮沢さんで笑い納めができた。
UFOも超能力も、あるようなないような・・・でいた方が、トンデモ番組で笑えるからいい。
もしかして、「そんなものはない」と断定しないのは、政治的な判断なのかもしれない。
予知能力者が競馬で必勝という話が出てきたら、それこそ社会システムが崩壊しかねない驚愕の真実だから。
UFOも、あれはどこの軍隊の新兵器だ?という話になると厄介だから、宇宙生命のしわざということにしておいた方が無難だ。UFO出現で町興し効果も見こめるし、ロマンチックだし(笑)。
来年はどんなオカルトがはやるのだろうか。
個人的には、パナウェーブなど「電波系」にがんばってほしいと思うが。
 
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