solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
いきなり11月かい
パタッと猛暑が終わって、不意に秋がやってきた。涼しい。
11月の陽気だったらしい。おい!10月を飛ばすな!!(笑)

さすがに、窓を開けっ放しで「パンいち」で寝ていると、寒くて明け方に目が覚めてしまった。
鉛色の空からしとしと降る雨で、外出すると肌寒いほど・・・いいねぇいいねぇ!あと20℃ほどキューンと冷えてくれたら、ブイブイいわせられる(?)白銀の楽園が出迎えてくれるわけで。
また「暑の戻り」があるらしいけど。

コードネーム2ちゃんねる君が、自転車部員も誘って、「3人で、しまなみ海道走りませんか?」と声をかけてくれたのに、10月は毎週のように週末仕事が入っていて、3連休はない。同行できそうにないので、「行きは夜行フェリーで愛媛に渡って、朝イチで走れば、明るいうちに尾道には着くんちゃうかい?」と口先だけ参加する。

『しまなみ海道るるぶ』を買って、コースを考えているらしい本気度が伝わってくるから、ぜひいい旅になってくれますように、と祈るばかりだ。今ぐらいの陽気だと、長距離ロードランにはちょうどいいと思う。

あぁしかし、連休がほしい。
今日まで飛び飛びで「秋休み」同然の週休4日だったのに、紅葉には早いし、動けば真夏の暑さだから、微妙な季節で・・・・・・ブツブツブツブツ・・・と言い訳をして、動かなかった。まぁ、連休がほしいほしいと渇望するような遊び人の魂も、実はあまりないストイックで真面目人間なんだと自覚したほどであった。

そんな僕より、もっともっと真面目なおとっつぁんから、先ほどメール。8月の槍に続いて、この連休に妙高の最高峰火打山に登ってきました!と「コードネームつっちー」氏である。
僕が23年前に受験のプレッシャーから妙高へ逃避行して(もちろん入試は落ちた)、宿ノートに書き置きをした、そのヒュッテに泊まって来られたという。まさか、見られてませんように・・・。

「今年はスキーが上達しそうな気がすします。浮き浮きします」と書いてくれたメールで、気持ちが伝わってくるのは、やはり人柄というか、年輪というか、いい人生だなぁと思う。
「浮き浮き」する70歳、しかも大学生。
もう、40歳の僕は「負け負け」だ。
たぶん、博多のマダムから突っ込まれそうな気もする。
熟女にも、最初から負け負けである。
こんな日でした(日記) | 20:40 | comments(2) | trackbacks(0)
かわいがられた〜い理事長
アメリカン・ビジネスのクォーテーションに、「成功するのに欠かせないのは、ビジネスマン(実務家)と、ドリーマー(アイデアマン、情熱家)と、いやなやつ(チェック屋さん)」といった感じの言い回しがあったのを思い出すが、ビジネスマンと批判者を追い出してジジィのサークル活動みたいになっている団体が、たて続けに不祥事を生産しているようだ。

時津風部屋(すごい!MS-IMEに入ってないのに、ザウルスでは一発変換しよった)の集団リンチ殺人で、相撲協会がオタオタと巨体を揺さぶっている!
・・・ってたとえは案外ハズレで、実はまともな組織にもなっていない、少数のボス猿が閉じこもっているだけの伏魔殿ではないか?と気づき始めている国民は多いと思う。

広報部長が、「言うことナシ!」とケツをまくって、おいおいそりゃー広報ちゃうがな!(笑)と突っ込もうにも、あの「ホジルト温泉お肌つるっつる♪」「頭からっぽでーす」の高砂親方だから、記者はサジを投げるしかない。
では広報副部長は?というと、まぁそんなのいそうにないし、広報部員が何人いるのかもわからない。

おそらく、北の湖を頂点に、仕事らしい仕事といえば「どすこい会議」で、なにか提案すると上手投げされ、意見を言う者は寄り切られ、パート職員おねえさんは「おまえ、かわいがってやろうか」と弄ばれたりしてそうな気配がぷんぷん匂ってくる。
メンツとか礼儀にはうるさいくせに、人権や契約なんて意識はあるんかいな?と思う(外国人を定住させて食わせて給料も出すのに、契約書も交わしてないって、法務省はメスを入れないのかね?)。

勝谷さんだったかミヤテツだったか、「引退した選手がそのまま団体の幹部になっているなんて、こんな組織は珍しい」と指摘されていたが、ないことはない。
たとえば、プロ野球選手OBがコミッショナーになっている例はあるのかどうか、サッカーはどうか、柔道はどうか・・・と検証して行けば、「組織経営の近代化」に足並みのムラが相当あることが見えてくる。不祥事が噴出する組織は、スケート連盟にしろ相撲協会にしろ、組織を私物化しているのを自治だと勘違いしているところから腐って行った、なれの果てだったりする。

それなら、相撲協会にはしっかりした事務方をおいて、外部との折衝や調整にあたり、法令遵守に努め、説明責任を果たし・・・と経営基盤を固めようとすると、おそらく幹部クラスの力士は「土俵に立ったことがない素人に何がわかる」と反発するだろうし、たしかにそれは半分正しい。

素朴な国民感情としては、ホリエモンのような経営者が「スポーツビジネスをやるんだ」と相撲協会の経営にかかわったりするより、元力士さんが四股を踏みながら「オレたちの団体」を運営してくれている方がしっくりくるとは思う(そんな中で、しごきもかわいがりも温存されてしまうのだろうけど)。

相撲のような国技とは違う純粋な「民業」だが、野球を愛しているんだかどうかわからないオーナーが買収した野球チームのいくつかは、成績が慢性的にぱっとしない。
「あのオーナーなら、いきなり身売りになるんじゃないか?」と選手もフロントも気が気じゃないだろう。この点で、現場を知らない経営者も危なっかしい。

現場経験からくる愛情や使命感のようなものは大事だと思うが、それを土俵の外にわかってもらうには、当たり前だが「力士の頭」だけでは通用しない。状況判断もして、理路整然と考えて説明して、対策を講じて行かないと、国民がそっぽを向く国技になってしまう。実際、新弟子がいない部屋も出てきているようで、この業界も「格差社会」になりつつある。

こうした体育会系組織のアバウトさは手直しするところがたくさんありそうだが、僕には実際よくわからない。
ただ、これを他山の石として、教育や医療や福祉の業界も「経営の近代化」をして行かねばなるまい!
でなければいたずらに人財を消耗して、セクハラ・パワハラ横行、慢性赤字体質は治るまい!
とフンドシを絞めなおしている偉い人はいると思う。

いるだろうが、案外、がぶり寄り経営、貝のような広報、大声だけの株主総会、頬かむり隠蔽体質、身内に甘い役所体質は、なくならないだろうねぇ・・・北の湖理事長みたいな社長や校長、時津風親方みたいな監督、コーチの類はゴロゴロいそうだから。
こんな日でした(日記) | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0)
鉄道の日は大盤振る舞いを!
駅で熱心にチラシを読んでいるおじさんが目にとまって、いったい何を?と思うと、乗り放題切符が今日発売なのだった。
もしこのシーンが漫画なら、「おぉぉぉぉぉっ・・・こ・これは!!」とヒイラギ形のふきだしがつきそうな、食い入るようにチラシを手にとって見ている「鉄の意志」を感じたな。

由来はよくわからんが、「鉄道の日」記念らしい。
普通電車に限って乗り放題、とまぁ18切符と似ている。
似ているどころか、何のひねりもないぞ。

春、夏、冬の休みに恒例のように出る18切符は、正直ちょっと飽きてきた。
だれもが似たような行き先で、似たような旅程を考えるらしく、土日しか休めない知人と一緒に使おうとすると、通勤電車なみの混雑電車に巻き込まれる・・・ような不運が続いたこともある。
そんなこともあって、「安かろうまずかろう」のような18きっぷ旅は、ちょっと食傷気味。

なのに、秋の乗り放題切符は、あまり変わり映えしない。これ、売れるのか?

一応、全国どこでも乗り放題バージョンが9000円(で3回分だから単価は3000円)、JR西日本バージョンが3000円・・・オイ!高いぞ西日本!!
関西人にとって、「西日本」の地理感覚は、「関西から西ぜんぶ」だが、JRの都合の西日本は、実際には「西本州」にすぎなくて、四国も九州も入っていない。あと東海地方との微妙な縄張り関係もあって、四日市とか松坂あたりの三重県も入っていないのだJR西日本には(そのくせ、北陸はカバーしている)。これで
「西日本」だなんて、自称するなよな。

全国版が3回(または3人)分で9000円だから、はるかに使いでがありそうだが、これでも18きっぷほど安くない。
せめて、「特急に1本だけ乗れる」ぐらいのボーナスをつけてくれると、計画が行きづまったときにに救済されると思う。

ステラン・ダニエルソンさんが外国人用のJRパスで北海道から鹿児島まで縦横無尽に電車を乗り継いだ様子を書いた紀行エッセイで、JRパスはユーレイルパスより高いけど特急料金も込みだから得だ!とほめちぎっていたけど、外国人旅行者特典を、もすこし日本人にもいただきたいものだ。

いや逆に、18きっぷはアジアや欧米のバックパッカーにフル活用していただきたいほどだ。
鉄道の旅は、よほどのキャンペーン切符でもないと、高くついてたまらんからね。
こんな日でした(日記) | 23:06 | comments(8) | trackbacks(0)
安倍リサイクル法
病床の安倍さんの記者会見、ほんと気の毒だった。
けっこう「同情票」も集まったようで、メディアの中には「ずっと反安倍を貫いて、こてんぱんに逃亡だ職場放棄と書きたててきた朝日はひどい!」と反批判を展開するところもあった。

そういう論客が、では「安倍擁護」をしてきたのかというと、けっこうバッシングの尻馬に乗って、ダメだリーダーシップ欠如だ強硬だとやってきたではないんですかい?と重いコスト、どっちもどっちではあるね。
首相を叩いていれば仕事になるメディアは、おのれの姿と旧社会党を重ね合わせてみればいい。

で、今になって擁護するなよ〜・・・と突っ込みたくなる安倍内閣の仕事は、「美しい国」であったり教育基本法手直しであったり、あまり真剣に斬り込むに足りないイデオロギー先行のかけ声ばかりで、「意外と仕事やってきた」とはいいがたい、なんだかマボロシのような365日だったと思う。小泉施政が劇薬だったから、目立たないだけなのか?

根回しする人脈もない、腹を割って弱音をさらけ出す親友もいない、補佐官はベビーフェイスのとっちゃん坊や世耕であてにならない・・・最初から、南極を乗り切るのは不可能な布陣だったし、少しでも老練な政治家なら、与野党を問わず「こりゃダメかも」とわかっていた可能性がプンプン匂ってくる。もう、人が悪いなぁ・・・。

だから、参院選直後にやめさせなかった執行部にも責任は大いにあるし、その前に「閣議に総理が入ってきてもだれも起立もしないのはいけません」と恥ずかしい指摘が出ていたころから、すでに崩壊の前兆はあった。学級崩壊どころか、クラスが成り立たないような徘徊、非行、反抗やりたい放題のクラスにやってきた教育実習生みたいなものではなかったのかな?

そんな安倍学級の手綱さばきでボロボロになった安倍さんの憔悴しきった表情、風に消えそうなかずれ声は、あわれでならなかった。「安倍首相の資質」という個人責任に原因をなすりつけるだけだと、いよいよ政権与党は崩壊寸前だぞ。旧宏池会が民主党と手を結んだりすると(加藤紘一さんなど、民主党にほしい知性派だ)、一気に瓦解する。

ま、そんなに与党にエールを送ってもしかたないのだが、だれもが「終わったこと」にしたい様子だからこそ、僕は考えてあげたい、安倍さんの退院後の生きる道!

1.平壌潜入特殊部隊を組織して、新潟から人間魚雷(マンボンギョン号と命名するか)で出撃していただく。

私が、人質の代わりに平壌に残り、日帝の裏の裏まで情報提供します!と申し出れば、拉致被害者は一括返還されるかもしれない。これをやれば、「亡国の英雄」とほめたたえられるか、売国奴とののしられるか、どっちかだろう(たぶん後者)。

2.アッキーを衆議院に送り出し、やがては総裁選にかつぎあげて髪結いの亭主になる「クリントンの道」。

若干しょんぼりしつつ、ときにニコニコしながら甲斐甲斐しくアッキーの下支えをするマスオさん的な役回りは、案外ウケるかもしれない。
でもあの嫁さん、政界よりミセスファッション雑誌の方が好きそうだから、黒田知永子の道をめざしていただいて、安倍さんは本当に理美容師になるとか(あぁいう風体の理容師さん、けっこういるような感じも…)

3.カルトの広告塔

日本の政局が見えてくる魔法のお盆です!今なら先着5万名さまに、もれなく水晶玉がついて大変おトク!!とTV通販もしたりして・・・。
ただ本人は、信仰で笑いをとるなんて芸当はできないほど、のめりこんでいるかもしれないから、表に出るのはアッキー。

「晋三さん、この鏡でなーんと、次期総裁が占えるんですよ!」
「えっ、本当ですか〜?」
「そう思うでしょ、ところがところが、じゃじゃーん!!オプションのナカソネ・パウダーをふりかけて3分、ほーら見えてきた見えてきた」
「おぉぉぉぉっ!!奥さん、これはすごいじゃないですか。なんと岸信介の顔が・・・あ"ぁぁぁぁぁぁっ!!亡霊が!英霊が!たたたたすけてー!!」

と、ミステリアスな真夜中ショッピングが放映されたら、午前3時台にして視聴率92%ぐらい行くかもね(笑)。

4.「美しさ伝道師」になっていただく

「美しい○○」は、理念としては大賛成。実際、僕の恩師など、社会美学なんてのを提唱したりしている。
美しい福祉、美しい外交、美しい食事、美しい汗、美しい仕事、そして美しい政治を、ぜひ推進していただきたいと思う。厚化粧美人ばかり増殖している気もするから、「美肌」は基本中の基本だろうなぁ・・・。そのために、過労もタバコもひかえめに、となるのは、けっこう説得力あるムーブメントになると思う。

ヒトラーを見習って、下部組織を全国に張り巡らせ、安倍総帥の座に就いていただく、と。
そして、常任理事国にしてくれない国連は脱退して・・・って、なんだかウルトラ右翼ですなぁ。これぞ安倍カラーって感じで、穏やかじゃないので、書いといて責任は持てません(苦笑)。

こんな日でした(日記) | 02:51 | comments(0) | trackbacks(0)
大地と海の恵みは腸にいい、とDr.新谷。そうですよねー!!
昨日は午後から夕立で、いや、夕立だと思っていたら夜半までずっと降り続いて、どこにも外出せず入院患者のような1日をすごしていた。
たった1日でも、カビがはえてきそうでムズムズする。風に当たらないと・・・。
横なぐりの雨はうっとうしいが、食糧の買い出しに、駅まで往復してみる。

彼岸の供え物が、たたき売りされていた。三色おはぎの6個パックは、ちょっと一人では重いなぁと感じつつ、季節を味わいましょーというわけで298円、チャリン!
ショップ99では、小ぶりの種なし柿が2個99円。まさか中国産か?と思うと奈良産だったので、これも仕入れる。まだ堅めだが、まぁまぁ甘くて合格。

酒は毎日飲まなくても禁断症状は出ないが、果物は何かしら毎日つまんでいるので、欠けると幻覚症状と精神錯乱(笑)が起きる。だから秋はうれしい(果糖とりすぎだな)。
そういえば、葡萄がまだだった。

ふぐの初セリ、秋サバ、秋刀魚・・・海の幸の便りも、もう気もそぞろになって困る。
ココイチには、もうすぐかきカレーが登場するだろうな・・・と待ちわびながら、夕食はホッケ定食にした。こんなのは年中メニューに載っているけどね。
せっかく買ったマーブルコートのフライパンで、塩鮭のソテーでも作ってみるか。


食べた飲んだ美酒美食 | 04:28 | comments(0) | trackbacks(0)
政見漫談
二世、三世議員はウジャウウジャいても、「親子首相」は初めてだったんですねー、という以外にサプライズも意外性も何もない、できレースが終わった。
しょせん、自民党の中の猿芝居だからねぇ・・・。

僕は「麻生か福田か」ではなく、その取り巻きを見て苦笑していた。
猿芝居と呼んでは猿に失礼なほど、露骨に勝ち馬に乗っかろうとして福田康夫にくっついていた寄生虫は、あぁまだ生息してたんですか!?の小泉チルドレンだった。みっともないったらありゃしない。

別に僕は新人を一概に否定しないが、地元とか業界団体で地道な政治活動をやって、そこから推挙されて政界へ、となるのが真っ当な政治家キャリアだと思う。フリーターみたいな小僧がいきなり代議士になると、大きな勘違いさせてしまうだけ。

こういう虫たちを、いきなり国会に送り込んでしまったのがまちがいだったわけで、衆院選がちゃんと「ゴミ一掃」になればいいと期待するばかりだ。
ゴミをふるい落として議席数もスリムになり、まぁ結果的には下野することになっても、旧宏池会クラスの重鎮(この重厚な知性に、僕は一定の敬意を覚える)と民主党のサムライたち(さくらパパは、さっさと斬り捨てろよなー)が真剣勝負を交えるような、迫力ある国会を見たいものである。

福田康夫の取り巻きなんてレベルの醜悪なチルドレンはやがて廃棄処分されるから、それに代わる「二大政党の取り巻き」の方が、二党伯仲すればするほどキャスティングボートを握ることになるから、目を離せない。
愛嬌満点の静香ちゃんも元気だし、ペログリ田中康夫も不穏だし、僕は個人的にムネオの新党大地に共感を覚えるぞ。ムネオなど、北海道独立へのレールを敷いてくれそうで、何をぶちかますかわからない闘魂を感じるもんなぁ。お囃子の松山千春はマフィアみたいになってきたし(笑)。

あぁ、こんな政見放談みたいなことを、某党党員だった両親は、ちゃぶ台をはさんでやってたなぁと懐かしく思い出す。
そんなノスタルジーはともかく、いくら「なんでも反対」「山は動く」ったって、今ふりかえってみれば官公労が行政コストを吊り上げてきた元凶の1つだったりするわけで、最近の高槻市バス、京都市バスの幽霊運行みたいな闇を見せられると、自治労も相当腐敗して病んでいることがわかる。
いや、大阪市の巨額赤字も、神戸市営バカ空港も、一時問題になって騒がれたものの、その後もずーーーーーーーっと問題であり続けていることを、もっと報道すべきではあるね。

全部が全部ダメ役所とはいわんが、全国2000近くの地方公共団体の病巣から目をくらませるために、全国民の関心を永田町猿芝居に誘導しているのではないか?とさえ思う。
だから、ブームや視聴率にまどわされず、見張るべきは見張る確かな報道機関があってもいいのに、なかなかありませんなぁ・・・と頼りなく思う今日このごろ、「ザ・ワイド」も終わる。
おや、「3時のあなた」も知らん間に終わってますがな(あたりまえか)遠藤泰子さん今いずこ〜?と僕も少し寂しい気分。

で、夕方ワイドが低調か?と東京感覚では騒がれているようだが、関西は元気ですな。ザ・ワイドの後枠には、ミヤネ屋を大阪から引っ張ってきてはめこむようだから、とすると「なるとも化」が午後にも波及するわけだな。
宮根さんも東京デビューを果たせて、もしかすると古館一郎の線を狙っているのかもしれない(いっそ、日テレの笛吸雅子アナも森富美アナも、関西弁でのびのびキャスターをやればいいのに)。

ただ、ミヤネ屋は関西ではそんなにメジャーではなくて、何といってもムーブと「ぷいぷい」だろう。全国ネットされてないからこそ、ローカル風味があっていい。八代弁護士のいじくられ方、勝谷さんのキレ方は、やはり関西ローカルならではの見応えってもんである。

僕の婚約者(と称する娘)は、ロリくさいくせに硬派のムーブが好きで、ぷいぷい派の僕と「対立」する。
「硬派が好きなのはええけどな、ほんならエハラーは足を洗えよな」「いいじゃない、あなたの大日本スキー教より癒されるもん」とかなんとか。
あぁ、なごやかに四つ足のちゃぶ台がほしい。そこに縄を用意すれば、準備万端だな(笑)。
こんな日でした(日記) | 21:33 | comments(2) | trackbacks(0)
律義とはSMなり
昨夜のワン切りは、忘れかけていたヒトミ2号であった。
「連休どないしてるの?」
「連休なんて、ありませんよー。土曜日は待機だし。シフトで平日に休みをとるのが精一杯」
「そうかー友達と休みが合いにくいね。お気の毒に」
と僕は一応ねぎらいながら、彼女の5年先、10年先も少し気にかけてしまった。
病院職員として、ゆったり休めるようになるポストなりキャリア・パスなりが、ある職場なのだろうか。

休暇もスポーツも鯉もおあずけ、場合によっては美容と健康も犠牲にして、その道のプロになる土台づくりの時期というのが、必ずあるもので、たいてい学卒後の「石の上に三年」がそれにあたると思う。
人によっては1年ですむか、夢中になって没頭しているうちに楽しくやりすごせてしまうか、苦痛のあまり体か心を壊してしまうか、運命の別れ道だったりする。

春休みと夏休みと冬休みは4カ月ちゃっかり取る遊び人ライフを続けてきた僕は、結局地位も名誉も財産も家族も何も得ていないので、この轍を踏んでもらっちゃ気の毒だと思う。
で、「二十代は全力投球した方がええよ。留学したい人は、かじれる親のスネがあるうちに」と言うことにしているのだが、ヒトミ2号はちゃんと長い目でキャリア設計を考えているようなので心配はいらない。

何度目かの国家試験を受けるので、その対策を・・・どこにでも出向きますから・・・というので、ほほほーそうですかーでは我が第三サティアンへ!!
とはならない。僕の友人に萌えている乙女であるから、鯉の成就を祈ってさしあげているからである。
てことで、会うアポを取って、プログラムは「法学、社会学、保健体育」と決まった(笑)。

ちゃんと会って話をしたい相手の都合のいい場所へ足を運ぶというだけでも、殊勝で律義で、すなおにイイ心がけではないか。何気ないことだが、こんな律義さが職場で、業界で、社会で目に留まって、いい意味のジジ殺しになるのではないかと思う。
う〜い、君はいい子だ飲め飲め、送っちゃる・・・となるのは、オヤジの性癖みたいなもので、これを乗り越え、踏みつけて(女王様プレイをしろって意味ではない)行けるかどうかが難しい。それが、女王様への登竜門なのである(あれ?)。

何浪かの果てに合格してキャリアアップするのも人生、「被扶養」の身分に入るのも人生、違う方向へ進んで開花するのも人生、純ちゃんじゃないが、人生いろいろ会社もいろいろである。
別に、みんながみんな「女王様と執事」みたいなプレイをする必要もないだろうが、この「パートナーと自分の仕事」は、永遠の家庭問題といえるかもしれない。男にとっても、女にとっても。

僕の友人を遊び仲間は、わりと保守的な野郎が多くて、「俺が安心して仕事に集中できるよう、ホッとできる家庭をおまえにまかせる」というタイプで、これがまたもてる。
家事もできて、妻の仕事にも協力的なやつが、離婚の憂き目に遭っているのだ。なぜか。
いったい、よき夫・よき彼氏とは、なんじゃらほい?と思う。
少なくとも、離婚したら子供がついて行きそうな夫(になりそうな彼)は、女の存在を揺るがす男系重視の皇道思想家として(笑)警戒されるようだが。

で、ヒトミ2号はというと、これまた「できた彼女・いい母・かしこい妻・ばりばりキャリアウーマン」になりそうな、しかし僕のエロスイッチはぴくりとも動かない品格を持っている乙女であるから、かわいい奥さんを求めているあいつと、うまく行きますかどうか・・・?

ま、それはお楽しみドラマということで、僕は「社会学・保健体育・保健体育・保健体育」のレクチャーに励むとしよう。
う〜い君はいい子だ、飲め飲め。体カタくなってないかい?ここをくくーっと・・・(って、オヤジの王道を歩む俺様)。
こんな日でした(日記) | 16:19 | comments(0) | trackbacks(0)
主体思想でソヴィエト再建!
連休突入前の浮かれたノリで(か?)、コードネーム2ちゃんねる君が電話をくれた。
いつも、それ、こないだ聞いた話やで!と突っ込みたくなる「話のノリシロ」から会話が始まるユニーク・パーソンで、最近もう僕は、突っ込みを入れずに聞いている。

通っていた障害者作業所から「転職」を果たし、役所の中にできた新しい職場で、身体障害者、知的障害者、精神障害者たちと一緒に働いている。その報告も、もう二度か三度か同じ言い回しでうかがった(笑)。

自治体の肝入りでスタートした事業ということで、NHKでも採り上げられたそうで、愛媛みかん娘まで知っていたのにはびっくり。
新聞各紙も一斉に報じていて、僕は新聞でやつの後頭部を見ただけだった。

「洗車だけでも汗だくになるほど、仕事あるんですわ。でも、おかげで給料もちゃんともらえて、皆がんばってますよ〜」と上機嫌だ。
自転車マニアなので(精神科医の香山リカが『自転車旅行主義』なる分厚い文庫を書いておられるように、自転車というのはどこかメンタルでサイキックな道具だ)、「公用文書を近所に届けるようなメッセンジャーとか、できるんちゃう?メタボ対策にもなって、一石二鳥やで」と、僕は本気度83%ぐらいで提案していた。
本人も、自転車トレーナーやメッセンジャーのような仕事をしたいともらしていたことがあるからね。

この行政の新しい試みが成功して、西の「べてる」のような評判が高まると、入所志願者も増えるから(すでに彼は高い競争率を突破して選考されている)、年齢も、おそらく能力的にもリーダー格の彼は、広報担当とか、人事担当までできるのではないだろうか。

・・・てなノリで、
「面接係やってみるとか、どや?君は根性あるのか!!とかプレッシャーかけたりして」
と勧めると爆笑していたが、自分の受けたプレッシャーを罪なき障害者仲間になすりつけるようなことは、善人の固まりクンの彼にはできないだろう。いびられた腹いせに後輩をいびるような根性の持ち主なら、鬱になったりしないはずだから。

もう、実際に職場で病んでいる勤労者と、普通に働ける(けど福祉就労に甘んじている)障害者との境目はぼやけているというか、重なっている部分さえあるような気がするのは、僕だけではないだろう。
メンタルヘルスに消極的な職場と、失業を恐れて精神不調を隠して無理に働いている勤労者とが、問題の本質を見誤らせているような気がしてならない。心身症のJAL機長が逆噴射をさせて墜落した事故も、忘れられない。
つまり、企業社会に巣食う「無知と隠蔽」が、これはこれで1つの巨大な業界病理なのだ。

僕が経営者なら、病気、ケガ、妊娠出産、育児、介護の休暇に加えて、精神科診療も勤労者の当然の権利として社員手帳に明記するね。低賃金で働いているPSWに経費で外注して、「出張福祉相談」をしてもらうのも手だ。
従業員のメンタルヘルスに努めることは当然の労務管理のはずで、これをおろそかにする「行け行けドンドン職場で」は、人材を消耗するだけだろう。
旧日本軍の失敗から、何を学んだのだ!!と息巻いてみても、もう経営者世代も兵役経験はないからねぇ・・・僕のおじさんに再就職してもらおうか?(笑)

正社員とアルバイトの待遇格差が大きいのも問題で、「昇進しないけど終身雇用の正社員」とか、週末フルタイムとか、いろいろな雇用形態が「働き方のグラデーション」を用意していて、家族のライフコースに応じて選べるといい。働く側も、正社員からパートに変わるだけで、「脱落」したように感じる根性は捨てた方がいい。
実態は、フルタイムなみに働くパートに、工場やサービス業などは依存しているようだが、このへんの人材の使い方は、経営者があざといというか、いやもしかすると「頭が悪い」だけではないかとさえ思う。

いや、そもそも厚生年金や組合健保、源泉納税を含めて、会社にゲタをあずけてしまう働き方が、会社と心中するマインドを刷り込んでしまうわけで、もう少し労働者が「人生設計の自主権」を持てるようになった方がいいのではないだろうか。「隷従したい人の自由」は否定しないけどね。

これを極端に、革命的にやれば「ソビエト」になってしまうのだが、実は米クリントン政権にもそうした考え方の持ち主はいたようで、ダニエル・ピンクの『フリーエージェント社会の到来』は、けっこうしっくりくる提言だった。
別に脱サラや起業をことさらに勧めるのでもなく、会社におんぶにだっこでもなく、第三の働き方を提唱しているわけで、「これが万人にとって絶対正解」と絶賛す言つもりはないが、こういう選択肢が増えればいいと思う内容だった。

とすると、日本で実現するには具体的にどうすればいいか、窓際で腐っている会社員や、左遷されて退職するかすまいか悩んでいる崖っぷち社員を救う道があるかというと、少しずつ道は開けていると思う。絶望と閉塞ばかりの日本ではないのだ。

規制緩和は政策の基調にあるから、小泉内閣の負の遺産だなんだといっても、いま利用できる制度、使える権利はどんどん使って、風を読んで行けばいいのである(風見鶏がサバイバルのコツよ!と小池ゆり子・・・)。

たとえば、僕が5〜6年前に北九州で、生産者協同組合の法制度化を求める決起集会に参加したころは、どこかに雇用されている労働者が協同組合をつくって法人格で副業を受注することなど、法の壁に阻まれていた。
それが、小泉内閣時代の国会で可決成立した会社法改定は、LLP、LLCという柔軟な経営組織の設立を可能にしている。NPOより簡単で、基本的に収益を追求することも許されていて、法人課税かパススルー課税かを選べる、経理上のメリットもある事業体だ。

退職したNHKアナウンサーがLLPをつくって朗読やナレーション、MCなどの仕事を受注している例が報道されて、少し知名度が上がったようだが、これから団塊の世代や育児後の女性、働ける障害者らが起業できる枠組みとしては、願ってもない「渡りに舟」ではないかと見えるけどね。
利益の配分はかなり自由だから(というか出資比率に拘束されない)、働き方や組織のあり方を、従業員自身が意思決定に参加して決めて行ける。こんな主体的な働き方が、滅私奉公とは違う人間的なやりがいにもつながるのではないだろうか。

よし、この生き方を「主体思想」と名づけて人民に広めよう!
と文字にしてみると、別の意味でおっかないけどね(笑)。
こんな日でした(日記) | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0)
締め切り前日の作家か?
でかい文書作成で、ほとんど2日徹夜仕事になった。
徹夜といっても、PCを前に座椅子にへたりこんだままでウトウトしながらの作業だから、水平で寝ていないだけで、ちびちび分散睡眠はとっていたのかな?
座椅子をリクライニングさせず、そのままバタンと後ろに倒れこんだ「自称・宇宙飛行士スタイル」でグーグー寝てしまうこともあるから、もう、座椅子はベッド代わりである。

徹夜と徹夜の前に、きのうは4時間半しゃべりっぱなしで、これも今年度後半のシフトだから毎週のことになるのだが、ちょっとこたえた。
ぐったり重い足をひきずって、帰宅して気づいた着信履歴は、もう1年以上行方をくらましていた「コードネーム・幸田グミ」から。
留守電には、思わせぶりなエロボイスまで残っている。

結果的にコールバックして聞かされたのは、ジジ殺しの手柄話(!?)だったが、あぁ、こうやってコールバックするのが、すでに自らジジ殺しの的になりかけているではないか(笑)。

ただ、そもそも僕などドケチだし「幸田グミ」の好きなパパ・キャラでも医者でもないから、エロ蟻地獄の手前で寸止めできている。というか、ぶっちゃけた話、お呼びではない。ワハハハハ

とはいえ、率直に評価すると勤勉で才色兼備で、これからジジ殺し69本は行けそうな、未来バラ色の疾走する才媛である。
あ、なんだかこういうキャラクターを思い出したぞ。石井苗子である。

お手柄話に、すごいのう、えらいのう、がんばってくり、と返してミッドナイト・コールを切った。枯れきった爺様になっておくのが無難だな。
終わったな、と感じた。

世界を切り替えて、自分の仕事に集中する。徹夜後半戦である。
真夏なみに蒸し暑いのに、朝が遠くなってきた。

エクセルのセルに文を書いて行く作業は、うっかりエンター・キーを押してカーソルが行方不明になったりと、どうも使い慣れないとロス・タイムばかりかさんで行く。
調べ物もしながら書いているので、おぉナルホドそうでしたか、勉強になるなぁ・・・と思ってサイトを読み進めてしまったりすると、よけいに時間がかかる。

まぁ、なんとかかんとか原稿を仕上げて、始業時間まで待って職場にメールで送ると、速効で「お疲れさまレス」をいただく。静かで味気ない一件落着であった。
さすがに不健康な夜更かしを続けて免疫機能が低下したのか、鼻風邪の気配。頭の北半球がカッカと熱い。

突貫工事はいかんなぁ・・・もっと計画的に受注仕事を消化して行かないと。
この連休は、養生にあてるべし、と天の声。
本当の季節の変わり目になることを期待しつつ。
こんな日でした(日記) | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0)
エレジー「エースの妻」
「ミスター」がパートナーの亜希子さんを看取った昨日、あちこちでミニ追悼番組が流れていたので、とりあえず素朴にご冥福を祈った。

天に召されたばかりのナイーブな時期だから、決して死者に鞭打つようなニュアンスになってはいけないのだが、僕のようなコチコチの亭主関白でマッチョな父権主義者でアンチ・フェミニストであっても、「彼女は己の人生に、心魂納得していたのでしょうか?」と疑問を覚えてしまった。

もちろん、本当にそうなら、結果的に野球選手の妻になるために田園調布雙葉学園を出て留学をし、五輪コンパニオンをしていたということであっても、個人の選択と責任において自由ではある。
ただ、自由といっても、かわいい奥さんになりますか?それともかしこい奥さんになりますか?ぐらいの選択肢しかない状況だと、「選んだ責任は自分に」となるのも、ちょっとつらいよねぇ・・・と思う。オッサンの老婆心か?

テレビでは、「あの、雅子様の大先輩でもいらして・・・」と華麗なる名門出身の才媛であることを強調しているようだが、そうであればあるほど、適応障害の雅子様の封印された外交手腕や交渉能力が、もったいなくてしかたない。
亜希子さんも、頭の切れる人格者であっただろうと思うのだが、まだ若いころの「内助の功」への転身は、どんな心境だっただろうか。

幸い(かな?)あそこの息子は四十路にして「母は僕のすべてでした」と言うほど、ある回路をもたない新人類として育っている。
ある回路とは、「僕は自分で生きて行けるから、お母さんも自分の人生を送ってよ」と言い放つ自立心である。こういう導火線のカケラも芽生えさせないことで、(もしかすると夫より優秀な)秀才ママは、自分の存在不安を直視せずにすんでいるのではないだろうか。その点で、周到な子育てプログラミングは成功している。

それが、雅子様のような才媛が育つと、そんな子はだましきれないから、存在不安は母が引くか娘が引くかの憂鬱なババ抜きになる。
「あなたはあなた」と子供を突き放せる母親なんて、まずいない。息子は恋人だし、娘は分身だったりするからね。

究極の母子密着は、「ボクもうつらい!おなか痛いの!」と職場放棄した総理大臣だろう。
日本人も世界も、母の陰がちらつくプロの危うさに気づいたのではないかな?
まだ、経営判断や政策立案なんかの現場に首をつっこんでからポッキリやめるより、あっさり退場した亜希子さんライフは、人騒がせにならなくてよかったかもしれない。
こんな日でした(日記) | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0)
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