solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
告知


というわけで、今年も夏の予定をぼちぼち立案して、出撃隊を募っております。

7/19(土)摩耶山リュックサックマーケットで稼ぐ


8/2(土)神戸港花火大会に吠える

初オフ会を兼ねてしまえばええかいな?
とズボラなことを考えているので、このブログをご覧の上、北海道から九州からお越しいただける方、大歓迎いたします。
極上席と美酒美食を確保して来客歓迎しますので。
遠方客にはテント貸与(笑)。
こんな日でした(日記) | 07:42 | comments(4) | -
サミー・デイビスBD1


愛車で図書館へシャーッと滑り込むと、制服の警備員だんが小走りに駆け寄ってきて、「あのー、その自転車・・・」と声をかけてきた。
ちゃんと駐輪場に停めているのに?と身構えていたら、サミー・デイビスJrに似た風貌のおとっつぁん警備員、人なつっこい顔をくしゃくしゃにして、「これ、BD−1ですがな」と話しかけてくる。

「わし、ほしかったんですわ、これ」
「はー、そうですか。もう何年も使い倒して、ボロボロですよ」
「雑誌でいろいろ見てまんねんけどね、ダホンとかブリジストンのとか・・・」
「でも折り畳みやと、このへんにガタがきますよ。覚悟せんと」
と僕は蝶番の欠損部分を見せて、ちょっとグチる。それでもなお、おとっつぁんの目は釘づけ(笑)。

「ほしいんでっけどなぁ・・・これ十何万しまっしゃろ。小遣いでは手が出まへんわ」
「でも、ネットで安い店さがしたら、9万ぐらいで買えますよ」
「そうでっか。なんとか買えたらねぇ・・・」
と、くしゃくしゃ顔キラキラ目で、いかにも物欲しそうにくいさがってくる。あまりにも素朴な物欲という感じで、不思議と心なごむものを感じたね。なんだか昔、「丸石の5連フラッシャーつきサイクリング車を買ってもらった同級生を眺める羨望のまなざし」のような…(笑)。

たしかに、自転車で9万円は微妙な価格帯だと思う。高いといえば高いし、もっと驚く「プレミアム自転車」を知っていると、安いものだ。
そのへんの感じ方は、価値観次第としかいいようがない。

「大阪に安い店ありますから、これ買うと決めたら、通販で注文したら宅配してくれますよ」
と情報提供して(店の名前を教えとけばよかった)別れぎわ、一応施錠して館内に入ろうとすると、「私、とりませんから。ヘヘヘッ」と笑っておられる。制服の警備員が、当たり前だろ!!(笑)

よこしまな考えも浮かんできて、二束三文で譲って新車に買い替えるという手もあるかも・・・もしかすると「商談成立」しそうな気もしたのは確か。BD−1信者を増やすにも役立つし、なにより「ほしくてほしくてたまらないおじさん=H2O」にもらってもらう方が、中古車冥利に尽きるってものだ。

ただ、ディレイラーやタイヤ、シートポスト、サドル、グリップなど、けっこうカスタマイズしながら交換してきたので、それなりの投資もしている。愛着というより、クセが染み込んでいると思う。たぶん、各パーツの組み合わせは世界に2つとないはずだ。
そして、ガタがきている部分と新品同様の絶好調なところが同居していて、そのへんのデコボコは使い慣れないと「欠陥車」と映るかもしれない。

こんな清濁併せ呑む使いこなしが、道具とのつきあいになるのだろうし、クルマでもバイクでもパソコンなんかでも似ているかもしれない。本当に好きな耐久消費材であるならばこそ、ガタピシするところに手をかけて行くプロセスを楽しんでほしいと思うのである。
でも、あのサミーデイビスJr顔のキラキラ目とまた遭遇すると、商談を持ちかけそうな衝動におそわれること確実だ。さて、どうしたもんかね・・・
こんな日でした(日記) | 21:36 | comments(0) | -
花言葉は浮気な俺様


できれば土日は避けたいし、梅雨の合間の晴れ日に仕事が入ってきたりするし、あじさいは今が旬だし・・・とぐずぐずしていてもしかたないので、ようやく金曜日に、あじさい畑に出撃してきた(結果はブログにアップ)。

念には念を入れて、ゴアテックスの雨具上下と、蒸し暑いだろうから、とポンチョまで背負って。ついでに、入山が2時ちょうどだから、グズグズしていると日が暮れるかも??と念には念を入れて(笑)ヘッドランプまで持参したぞ。

そこは晴れ男のワタクシだから、カンカン照りでもなく、薄日さす中ひと汗かいてきた。植物園まで90分で登り、帰りは家まで80分の爆速歩きだった。
日没まで余裕しゃくしゃく。夏は「2時から登山」でも充分やなー、3時発でも行けるかな・・・と、禁断の先延ばしチャレンジをやってしまいそうで、こわい。冬は完全に日が暮れたことがあったしね。

平日にもかかわらず、登山道はけっこう人とすれ違った(もちろん全員、下山客である)。ほのぼのと「こんにちはコミュニティ」の中を歩き、トゥエンティ・クロスを登って行く。念には念を入れて(笑)徒渉に備えてダブルストックまで持ってきたのに、水量もさほど増えておらず(川が増水、とニュースで聞くたびに雑炊を思い出して食指を動かしている我が身が情けない)、楽々トレッキングだった。

閉園ですよー!と追い出されるように植物園を出て、何年かぶりに歩くコースで下山。これが道案内も不親切で、鬱蒼と茂る森の中をクネクネ歩くはめになる。もちろん、人っ子ひとり歩いていない。
そこんとこは、迷ったときに備えて、念には念を入れて(4発目!)GPSケータイもケータイしてきたのだが、こんな山の中、表示される地図なんか現在地がポツンと出るだけである。山道や獣道まで画面に出てくれないと、役に立たないんですが。

とかなんとか、スタコラ右往左往しながらも、しっとり苔むした静かな森の中を歩いて、調子を確認できた。足腰は大丈夫だが、気力がヘナヘナである。
やはり危ない登攀より、軟弱な温泉トレッキングが一番だな。
こんな日でした(日記) | 12:38 | comments(4) | -
おぉ、それ見よ!


イタリアの歴史遺産に落書きした困ったちゃんは、岐阜女子短大だけでなく京都産業大学にもいたようだが、「会社バージョン」「高校バージョン」は、ないのだろうか。探せばあると思うぞ。

考えてみれば、愛校心の強い困ったちゃんだから、学長としても痛し痒しだろう。罪は罪だとしても、そこまで我が校が好きなのか・・・クックックッ・・・と落涙しそうな、「けなげなイタズラ犯」だから、ぜひ彼ら彼女らの気持ちに配慮した罰を与えてやってほしい。

たとえば、学校名を入れ墨にするのはどうだろう。
遺産に落書きするより世間的には害が小さいし、本人の目立とう精神もかなえられますぞ。どうだねキミたち!!
と迫って、ちびってピーピー泣けば許してあげますかね。

それに、いまどき公立の女子短大が残っていることに僕はちょっと驚いたほどで、やがては廃校になるか共学化するか・・・そうなると校名が遺産になるか・・・あ、それでフィレンツェに書き残そうとしたのか!
ってわけはないでしょうけど。

自分の所属先を落書きするのは日本人の性癖らしくて、たしかにトーマスとかジェニファーと書くやつはいても、スタンフォード大学だぜイェ〜イとまで書くやつはいない(と思う)。日本人留学生はやりかねないが。

落書きは、好きで所属しているその組織まるごと世間に恥をさらすような、ネガティブな売名行為になるという想像力が欠けているのは、本人の責任だけでもなく、組織の教育不足でもある。
やるなら、災害ボランティアに行って、大学のオリジナルTシャツを着て汗を流す姿なんかは、悪くない売名行為だろうにね。
ほかにも、工業高校がバス停にベンチを手作りして寄贈するとか、黒いハッピの信者さんたちが街頭で清掃活動をしているのも、誇らしく名前を出してやればいいと思う。

こういうタイアップPR型の公益活動は、「政府主導の福祉政策」の対極にある選択肢として考えてみる価値はある。ただ、公益と私利私益との線引きは法律では難しいから、「名前入りベンチ」の類を利用する市民の良識とリテラシーで監視して行きましょう、となってほしいものだ。

役に立つ売名行為なのかどうかグレーゾーンなのは、よく山の頂上に「標高***m ○△山岳会」なんて札が立っていたり、木に縛りつけてあったりするケース。
ちゃんと公式の石碑や鉄看板が立っているのに、カマボコ板みたいな看板に「☆☆岳山頂***m○△山岳会」と書いて針金でしばりつけてあったりする札は、落書きと大差ないような気もする。
公益性を「偽装」しているところが、いやらしいよね。それが証拠に、99%設置責任者の連絡先は書いてない。

山を愛する篤志家やサークルの純粋な親切なら、名前のPRではなくて、責任者としての表示をすべきである。いやなら匿名で「この先キケン」「あと30分」ぐらいの役立つ案内をすればいい。捨てられるか残るかは、内容次第ってことで。

役立つ情報が何も書いてなくて、サークル名のPRでしかないような看板は、目につけば独断で僕はひっぱがしているのだが(行政や県岳連、遭対協のような団体名の看板にはもちろん手を出さない)、こういう落書きサークル名こそ、撮影してネットで公開質問状を突きつけてやればどうだろう。

世間から「ていねいな看板をありがとう」と感謝されるか、「ただの売名行為じゃないか!」と非難されるか・・・結果次第でその山岳会は看板の塗り直しに行くか撤去に行くか、ともかく足を運んで売名行為を悔い改めに行きなはれ。まぁ、その手間を僕はボランティアで省いてあげているわけだが(笑)。

迷いやすい道の立ち木にリボンがついているのは、山頂看板なんかより役立つ、ときには命拾いするほどありがたい「匿名の善意」だ。ここに、もし宗教団体やサークルの名前が一枚一枚書いてあったりすれば、相当な反感を買うだろう。「模倣犯」も増えるだろうし。

今のところ匿名の道案内リボンと、サークルPR看板との間には、良識の溝で一応は隔てられている。
この溝はいつ埋められてしまうかわからない。そうなれば、観光地の落書きを嗤う資格など、なくなってしまう。
公益活動だと思えば、匿名でやるか、責任者の連絡先を書け!
まさか、「ここは撮影ポイントでっせ!!関西学園大学」の類が増えなければいいが・・・
こんな日でした(日記) | 13:04 | comments(2) | -
2時間だヨ全員集合


まったく偶然に番宣で見かけて留守録録画できた「8時だヨ全員集合」の回顧番組には、しみじみ2時間、笑わせてもらった。
あほらしくて、低俗で、下品で、どうしようもなくB級なのだが、そうとわかっていても、そんなネタで笑っていたアホな子供時代が、これまた自虐的に笑える。

ちょうど僕の小学校から大学時代までの就学期15年間が、放送期間だったから(大学生になってまで見るか〜?と軽蔑されるのは覚悟の上ですとよ)、全員集合は、まるで「ドリフ学園小学部」から「ドリフ学園大学」まで悪ふざけを教えてくれた学校みたいなものだ。
だからこそ、そんなところにPTAはかみついたのだろうが、名物プロデューサー居作さんの回想録によると、確信犯的に低俗を狙っていた節もうかがえる。

いまどき15年を越えるロングラン番組は少なくないとはいえ、どの年頃につきあったかで、インパクトは大きく違う。
ドリフ世代の次は、ひょうきん族世代になるのか、おにゃん子世代になるのかわからんけれど、セーラー服を逃がさないで・・・いや脱がさないでどうする!!と猛り狂っていたのも、たぶんドリフ世代だな。

そして、おのおのがた、心が熱くなるテーマソングがあるものでしょう。
全員集合のオープニングとエンディングは、たぶん熟女の体に刻みこまれたUFOの振り付けと同じように、「ドリフ世代のハートビート」になっているはずだ。

それほど、いまの社会の中堅世代が育つ中で、変わらず「悪ガキ・キャラ」を演じつづけたせいで、ファンがドリフを越えてしまった面もあると思う。そのあたりに、荒井注は悩んだのかもしれない。

「老成しないドリフ」は、ファンにとっては永遠に「全員集合のドリフ」でなくてはいけない。だから、ピン芸人への道は閉ざされてしまった。かろうじて、晩年のいかりや長介だけが演技派の俳優として最後の花を咲かせただけ。
加藤茶も高木ブーも仲本工事も、俳優としていい味を出せると思うのだが、何をやっても「ドリフの・・・」が冠されてしまうのが、つらいところだろう。

コント以外の舞台は、かなり限られてしまっていた中でも、ほのぼのとしたキャラクターを活かして、皆さんCMにはちょこまかと出ていた。
たとえば、僕の職場の行き帰りに、ビルの屋上公告で給湯システムネットワークの看板があがっていて、ちょくちょくリニューアルされつつも変わらないイメージキャラクターが、仲本工事と小野寺昭。

小野寺昭のニックネームが「殿下」だから、「給湯までオール電化しませんか?電化の工事は給湯ネットワークへ!」のPRをかけて殿下と工事を並べているわけだ。なかなか、うまい。ほのぼのと、「よーし、殿下の工事を頼むか」と決心してしまう消費者もいるのではないだろうか。

今の「殿下」の、切れ味の抜けた(笑)スマート・キャラもいい(ポクポクと山歩きなんかされているせいだろうか)。
かつて七曲署で仲間だった裕次郎も下川辰平も松田優作も天国に行ってしまったから、いよいよ殿下がデカ長に出世してもらって、「太陽にほえろ同窓会篇」として、腰曲がり署のヨボヨボ刑事ドラマでもやってくれないだろうか。

60歳すぎて刑事はありえないから、みんな「防犯協会」のじーさまである(笑)。定年のとき返さず、くすねてきた拳銃をぶっぱなす暴走老人モノで行く(笑)。

仲本工事や志村けんは、「もう一度、ドリフやるかね」なんて行ってたけれど、ちょっと悪ガキ役は無理がある(そこがドリフの宿命だ)。
ドリフより、青春ドラマのその後を見たい。
中村雅俊が教育長をやってたり、秋野太作が要介護老人になっていたり、森田健作が文教族議員になってたりしてね(リアルすぎる・・・)。

こんな日でした(日記) | 22:04 | comments(0) | -
登山家デオドラント化うまくいくか?


今日は午後出勤だった。
梅雨の合い間の晴れ間だったせいか、駅には下山してきたハイカー一群が電車を待っていた。あっちの乗り場から乗ってくれくれ光線を発射したのに、神通力は及ばず(笑)、乗り合わせることになる。

くさい!!
くさいぞ!!
公害です!!

平日のハイキングを楽しむのは、リタイア世代の特権ですけどねぇ・・・退勤ラッシュアワーは、避けてほしいものだ。朝の通勤ラッシュ電車に乗らないようにね。

僕もアウトドアを愛する「息子世代」の山男だが、だからこそ都会の雑踏に山の無礼講を持ち込むのはナーバスになってしまう。マナーの悪い喫煙者が、愛煙家まるごと居心地の悪い社会を招いたようなことが、山ヤの世界にも起きなければと考えてしまう。

下山してきたばかりの山男は、もうこれは自覚症状ありありだから確信をもっていえることで、「くさい、きたない、危険」の3Kは標準装備(笑)。加えて、傍若無人、自己陶酔、ガサツ、騒々しい場合によっては酒くさい。
熊出没ぐらいのハプニングで世間は騒ぐけれど、山男の方が、個体数も迷惑の総和も大きいのではないだろうか。

もうひと昔も前から、山の雑誌にはトレッキングの心得として「社会復帰」のためにきれいな着替えを持って行けと書かれるようになって、「時代も変わったなぁ」と感慨を覚える山ヤさんも多かったと思う。
それも時代の流れである。あまりナーバスになるのも、せちがらいけどね。

俺様がはまっている世界を、電車の乗客の皆さんもわかってほしいったって、そりゃ傲慢ってもんですぜ、お仲間としても。
ちゃんと自分の匂いを自覚して、物陰で「エイトフォー全身シャワー」を浴びて、着替えて電車にのりましょう。無理かな?

まぁ、ご同輩の無作法は反面教師として、自分で気をつけるしかない。北アルプスのガイドムックも出回る季節になったから、「アルピニスト改善計画」も業界あげて進めるべきですな。
オグシオみたいな子が登山誌グラビアに出ていると、現実とのギャップに、あんまりな気がするから(笑)、せめて浅尾美和クラスの女子に「きれいに社会復帰しましょう」と宣伝してほしいものだ。浅尾美和なら、山にいても不自然ではない。

けど、片山右京みたいなのにテイクアウトされると、「おねーちゃんと温泉」を楽しみにしてブリーフまで着替えたおとっつぁんたち、すねて暴れるかもしれんなぁ・・・(苦笑)。
こんな日でした(日記) | 22:42 | comments(2) | -
切り裂きジャッ子


大阪駅の通り魔は、意外に早く被疑者おねえさんが逮捕されてしまった。
当初、犯人情報は「三十歳ぐらい」とされていたから、38歳の被疑者は少しうれしかったのではないだろうか。そんな三面記事ネタを、一緒に昼飯を囲んだ経営学の神田うの先生に振ると、「ほんまやなー」と笑っておられた。

ただ一方で、「女装の可能性もある」なんて説もあったから、「失礼やわぁ」と、被疑者の和歌ちゃんはフンガイしているかもしれない。ぬか喜びしたり、ミソがついたりと、謎の多いおねえさんであるね。
和歌ちゃんといえば、『神戸在住』の主人公が和歌ちゃんで、彼女も設定では神戸の郊外在住だから、妙に重なるのが哀しい。

まだ犯人像が薮の中だった事件数時間後に、あのでかい帽子から推理する大胆なアプローチをとっていたローカル局もあった。たしか大丸(だったかな?)の婦人服売り場に防犯カメラの犯人像をみせて、犯人のファッション・センスを分析させていたのだ。

「へぇ〜、ツバの広い帽子が今年はやっとるとね」「あのトップとボトムの組合わせ方で、まだトレンドに乗り切れていないところがわかるとですか」と、あたしゃ参考になりましたとさ♪の世界だ。
別の専門家筋では、あの犯人の二の腕から、体重と体脂肪率まで割り出していたとか、いないとか・・・(笑)。

レッサーパンダ帽の通り魔といい、ライオン帽のコンビニ強盗といい、大阪駅のカッターおねえさんといい、目立ついでたちの粗暴犯が目立つ気がするのは、あくまでも気のせいだろうか。
どこか世間に対して疎外感をくすぶらせていることが、「最後のおしゃれ」をして牢屋に直行するような、破滅型の行動に走る動機になっているのかもしれない。

とはいえ、罪のない第三者を巻き込むのはいただけない。「やったらいかんけど、どうしてもやるなら、世のため人のために権力筋を道連れにしろよ」てなニュアンスの突っ込みをサイキックでしていたけれど、まぁそんなコメントは高視聴率のTVでは絶対に流れませんな。

38歳無職のおねえさんの憤懣なり疎外感なりフラストレーションなりは、実際よくわからない。
アキバで起きるようなことは、どんな犯人がやってもおかしくないから、乙女の破滅型犯罪も、どんどん表面化するね、たぶん。悪事に走る前に、自殺する前に、相談してくれたらいいのに(笑)。
「彼女は檻の中」というのも、ヌーベルバーグの筋書きみたいで、いいかもしれない。おっと・・・
こんな日でした(日記) | 19:26 | comments(2) | -
明石も淡路も
熟女と飲み会、やりますか〜と雨の梅田に出撃してきた。
今日になって、連続カッター斬りつけ事件が大阪駅で起きていたらしいと知ったのだが、もちろんそんな気配も緊迫感も、すでに駅にはなかった。曾根崎警察署前で待ち合わせしていたのに。

休日のJR快速にのんびり乗っていると、うわさの中吊り広告を発見した。今ちょいと話題になっている明石市役所の採用試験公告である。




明石市は、歩道橋死傷事故で老練市長が辞職し、その息子世代の若手の市長ががんばっているのだが、よほど人材難なのだろうか。
公務員人気が低下しているのは、霞ヶ関にも地方にも共通しているようで、実は「隠れ夕張」が全国的には少なくないらしい。

だからといって、中吊りのキャッチフレーズは甘い呼び水だねこりゃ。「公務員試験対策は不要!」はないでしょうに。
ほんまに、試験対策せずに合格するのか!?と突っ込む怠け者もいるかもしれない。
キャッチフレーズを真に受けて本当に試験対策をしない応募者はふるい落として、実は猛勉強をした応募者が合格するしかけになっているなら、まぁそれもありかいなとは思うけど。

明石市も大変なら、兵庫県も大変で、すでに県職員の人件費カットは実施している。公務員の首はなかなか切れないから、人件費カットで痛みを分かち合うのは当然の不況対策なのに、大阪府職員はとんでもない抵抗勢力になっているようだ。徹夜の労使交渉で折れなかった橋下知事はえらい。

「私らにも家族があって、生活がかかってまんねん」と詰め寄る労組には、「あぁ、甘いなぁ」とあきれた納税者も多かったのではないだろうか。
赤字の民間企業なら、株主からは人減らしを迫られればクビを切られる。生活のため、家族のためならばこそ、業績をあげてなんぼなんですが。

「採算のとれない公共事業もある」のも確かではあるけれど、「高すぎる人件費が不採算の一因でもあるなら、出血を抑える措置が必要」と考える知事の論理は明快だ。「やれない人はやめてもらってけっこうです」と挑発するのも、徹ちゃんだからこそできる肩たたきですな。
ついでに、「あなたの仕事に、民間でいくら払ってもらえるか実感してみてね」とつけ加えてほしかった。

でも、そんな自信のない公務員ばかり残って組合に澱むようになると逆効果だから、最低賃金だけ払って燻し出すなり、なんらかの手を打たなくてはいけない。
たとえば、部署単位で人件費をぽーんと渡して、「自分たちで配分を決めてね」と任せてみてもいいと思う。

10人の部署なら、民間企業だと人件費予算は5000万円ぐらいだろう。この配分を自主管理してもらうと、「いたわりあい」になるか、奪い合いになるか、じわじわ人が減るか(笑)は、その部署次第である。
成果は、欠勤率やトラブル件数などで測って部署単位で公表し、納税者に判断してもらえばいい。これだと、個人情報保護もできて、目に見える業績評価になる。

そんな画期的な人事査定を、橋下知事ならやれそうな気がするのだが、さて、明石市はどうなんだろう。
考えてみれば、明石焼き以外の名物は、となり町にいてもあまり知る機会がないし、隣人としては「いい職員が集まりますように」と応援したくなる。ただ、友人があちらで福祉就労しているので、悪影響が出ずに、職域が広がればいいと願うばかりだ。

たこフェリーも経営難、明石海峡大橋も地元が潤うどころかストロー効果でドライブ客がスルー、子午線はなんの収益も生まない(笑)。福井県の小浜市はオバマ氏を応援したようなノリで、明石康国連次長を応援して、名前を売っておけばよかったのにね。

地図でみると、ほとんど神戸市に合併されそうなポジションにあるし、電話の市外局番も同じだから、「神戸市明石区」でもええよ〜・・・と思うのは神戸市民の勝手な発想だが、神戸市民としては「淡路区」もいいなぁと思う。よかったら、一緒になりませんか〜?
前代未聞の合併として、ひょっとして経済効果もありはしないだろうか・・・(淡路の島民の皆さん、失礼!)。
こんな日でした(日記) | 20:02 | comments(0) | -
う〜む


奈良の新キャラクターは、なーむクンか・・・よくまぁ続々と出ますなぁ。
仏教団体らしく、お経くさいネーミングだ。平城京と仏教も、直接の関係はないはずなのに、どこか仏教一色で進んでいるような気がしてならない。
それで行くなら、いっそ「南無阿弥陀仏くん」にすればよかったのに、「南無妙法蓮華経」が黙っていないから、ちょっとぼかしておきました、てな言い訳にもなっている。

そもそも、第三勢力のなーむクン派は、トナカイの角を生やした(いまだに、突き刺さったように見える)童子キャラを許せない!と息巻いていたから、いっそ白紙に戻して案を練り直したらどうだろう。
まんとくんもなーむくんも、「俺こそ一番」と競い合っているのではなくて、せんとくんへのアンチテーゼなのだから、「たたき台」が問題なのだ。仲良く練り直しましょう・・・となれば、まんとくん派もなーむくん派も、協議の席に着くと思うぞ。

このまま分裂に拍車をかけると、第三勢力」では収まらない期待・・・いや不安も覚えるぞ。京都にまで飛び火して先斗くん(ぽんとくん)、水野晴男の愛人(?)大木*人がかぶりもので「ボントくん」とか。

ブントくん、ケントくんは以前この日記で提案したことがあるけど、なーむ君のバリエーションは守備範囲外であった。
第四のゆるキャラは何になるだろう。蘇我蝦夷、中大兄皇子がキャラ化して出てくると、それはそれで盛り上がるのではないだろうか。
がんばれ、大海人皇子!

こんな日でした(日記) | 23:55 | comments(0) | -
人材鉱山をつつく休日出張
単発の仕事で、郊外の大学へ。
ふだん自宅から大阪湾を隔ててその向こうに霞んで見えている街へ土曜出張するのは、小旅行気分になる。南海電車に乗る機会など、毎年1回この仕事でしかないし。

土曜日のせいもあって、キャンパスは静かで、「シューカツ中」の学生たちだけが、教室を埋めている。いい「凪ぎ加減」だ。
概して、礼儀正しくてwell educatedな感じがする。電波を送ると、ちゃんと受信している。はじけた感じの、露出度の高い(笑)女子が、一番好反応だったりする(願わくば、バカ彼氏につかまって寿退職などしませんように・・・)。

こういうキャラクターは、大事だと思う。
魚河岸のような――つまり元気なのは仲買人で、主役は動かず寝ているだけ、ということ――いたたまれなくなる職場も、たまにある。仲買人も、さじを投げてしまうような。
それでも、どこかに押し売りのように送り出して「就職実績」と掲げている哀しい魚河岸があるのも事実(今の僕の契約先にはなさそうだが)。

旧知の先生と茶飲み話がてら、人材育成について軽く意見を交わす。
「なかなかプロフェッショナルが定着しませんでね・・・」と苦笑されつつ、人材育成のプロフェッショナルが必要なのに、「OJTでそれをやろうにも、小規模組織は余裕がありませんからね」という厳しい現場の報告をしてくれる。
職域によっては、首尾範囲の広さと専門性の両方が問われる無理難題が、いきなり新人職員にのしかかってきたりする(らしい)。

あちこちの事業所に、アドバイス役としてかかわっておられるようで、つまりは経営コンサルタントである。
僕はもっと一般的なマネージメント・メソッドを福祉や医療の現場に持ち込んでいいと思うのだが、そうなると、「福祉の人」がバランスシートや販促ノルマを突きつけられて四苦八苦する前代未聞の風景も到来しかねない。それはそれで、せちがらい世の中ではある。

もし知事がコストカット命であったり、成果主義を福祉サービスに求めたりするようになると、野の花のようなワーカーさんたち(!?)がジャージやジーパンで汗だくになって働く最前線にも、やれSWOT分析だの、MBA取得だのという風が吹きこまれそうだ。
全体として、手厚すぎるサービスは削ぎ落として行けばいいと思うのだが、抵抗感は大きいだろうね。

だから、乱暴なコストカットでもなく、もっと自然な福祉サービス縮小は実現しないだろうかと思う。
そのヒントが、以前から注目している「先見日誌」にあった!
情報デザイン論の渡辺保さんが「プロボノ論」というのを展開されていて、これを応用すると、警察や消防、救急医療、福祉サービスの相当の部分は平和にリストラされるのではないかという予感もある。

できることは専門家任せにせず、社会のいろんな分野で、ボランティアと気負うことなく、少しずつやればいい・・・とまぁ要約しすぎると、そんな互恵社会の貨幣ともいえるのが「プロボノ」という理念なのだが、今でも普通に農山村には残っている慣習かもしれない。

たとえば、郵便配達員が「ついで」に独居老人の安否を確認する、独居老人が、こっぴどく叱られた近所の子供を泊めてやる、子供は「ついで」にゴミ出しや家畜の世話をして帰ったり・・・と絵に描いたようなボランティアの循環がどれだけコミュニティに残っているか怪しいところではあるけれど・・・。
新しいシステムを創ると、必ず財源が、責任の所在が、とややこしい話になるから、かつて自然にコミュニティにあったのに消滅しかかっているものを掘り起こす方が実現しやすいのではないだろうか。

実際に、主婦が立ち上がって地域の自治医療を一歩進めた活動も最近話題になっている( 県立柏原病院の小児科を守る会)。
コンビニ小児救急が蔓延して小児科医が逃げ出した地域で、「119番通報する前に、親ができる範囲でプライマリー・ケアをしましょう」と呼びかけて成果を上げているのだ。

こういう地域活動のできる住民は、考えてみれば莫大な人件費を食う役人を任命するより、はるかにコストパフォーマンスは高い。もう、住民税を免除してもいいぐらいだ。
そう、いくらボランティアをやっても、それで目に見える果実が得られないと、続かないだろうね。

人間みな聖人君子ではないのだから、なんらかのインセンティブはあってしかるべきだ。税金免除など、効果てきめんだと思うがねぇ。
税金の痛みがぴんとこない高校生には、後輩の勉強の面倒をみてあげたら、東大に推薦してやるとか・・・これで両方かしこくなって、ト*イも経営破綻して、いいことだらけではないか(笑)。

よほど専門的な医療には、「餅は餅屋」といえる分野が確かにあるだろうが、あんがい土木建築から農林水産業から運輸、理美容、教育、福祉あたり、プロボノで低負担・高福祉がかなえられる余地は、かなりあると僕は思う。
その鉱脈を、掘り当てられるかどうか・・・。
余裕のある主婦や高齢者に、あんがい期待できたりするのではないだろうか。
こんな日でした(日記) | 21:36 | comments(0) | -
| 1/3PAGES | >>


CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< June 2008 >>
PROFILE
NEW ENTRY
RECENT COMMENT
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
your IP
ブログパーツUL5
OTHERS
RECOMMEND

SPONSORED LINKS