solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
武闘ホテル


まだ、あまり紅葉も見映えがしないし、モズの声に小さい秋を感じる風情もなくなったなぁ・・・と思いつつ10月が終わる。
ブログのアクセスは、なぜか最高だった。さっぱり理由はわからない。とはいえ、毎月何万ものご来客に、ただただ感謝するばかりだ。

出雲の乙女が、宍道湖を眺めながら「こっちでは、神無月といわず神有り月っていうんですよ」と教えてくれたことがあったっけ。
でも、出雲に集まって会議をしている場合やなかとですよ。神も仏もないのか!!と食ってかかっても、拝金教のリーマン・ブラザース一族郎党には通じないようで。

その一族郎党の子会社がおさえた京浜ホテルの明け渡し期限が、今日なのだった。
ふつう、ホテルが売却だ廃業だとなると、テナントは渋々よそに移るケースが多いと思うのだが、すごいね京浜テナントの皆さんは。あれほど、徹底抗戦モードの労使紛争は、不景気で労使協調あきらめムードが定着してしまった昨今では珍しい。
闘志むき出しを、あえて接客業でやりますか〜?と苦笑してしまう砦に、一度ぜひ客として行っておきたかった。

けっこう、学生時代はキナくさい時代だったおとっつぁん方が多いようだから、従業員みなハチマキしていたり、ゲバ棒とヘルメットとマスクの定番3点セットで武装していたり・・・昔とったきねづかよ!とか怪気炎あげながら(笑)。
ロシア民謡を合唱する歌声酒場でもあれば、団塊世代が殺到して、その店だけ京浜ホテルの売り上げを超えたりするのではないだろうか。
なんせ、ニュースが無料の広告になるわけだから。

オーナー会社も、収益が見込める店は活かして営業継続できるように考えた方が利口だと思うのに、ころがして差益をかせいで、あとはマンションになろうと商業ビルになろうとわれ関せずなのだろう。
土地転がしや地上げはもうバブル時代の遺物で、それが異常だったことがわかった今、ハチマキして働く中小の商店主に栄光あれと願うばかりだ。町工場もしかり、農家もしかり。

闘争レストラン、団結居酒屋、連帯喫茶店に結集してみてはどうなんでしょうね?フリーター、派遣社員諸君も。
雇ってもらうことばかりアピールするだけでなく、その気合いで経営に乗り出せばいいと思うのだが。
こんな日でした(日記) | 18:35 | comments(0) | -
エンジェル発見


郵便受けに突っ込まれたチラシの山と郵便の仕分けに手こずっていると、先にオートロックを開けて入っていた女子小学生みさとちゃん(コードネーム命名)が、じっと内側からの解錠ボタンを押して待ってくれていた。
なんと気のきく少女なんでしょー!!

エレベーターから先に降りるときも、「さようなら」とあいさつして去って行く後ろ姿に、もう合掌しましたね(笑)。
この躾(ひらがなより、感じで書く方が実感がこもっとる)の行き届いた子の、親にも表彰状を贈ってあげたい。ひょっとして働くシングルママなら、もうプロポーズの条件は完璧である!ナハハハハ

なにせ僕とは初対面のみさとちゃんである。ブレザー姿で正体を偽装していたとはいえ、怪しさプンプンのおじさんに声をっけられたら即通報!と教育されているご時世なのに、自分からあいさつする女子小学生なんて、立派ではないか。
親にしつけられたのか、自然に親のご近所づきあいを見て学んだのかはわからんけど、今度もし親子に会えたらプロポ・・・いや誉めちぎって、尋ねてみようか。

わが家のお向かいさんの女子小学生みゆきちゃん(これもコードネーム)も、朝の出勤時と登校時が合ったときは、「こんにちは〜」とあいさつをしてくれる。引っ越してきて最初に会ったとき以来、あちらから。よくできた親である。一度、バーベキューに誘ってみようか(!?)。

「血は水より濃い」ともいうし、「遠くの身内より近くの他人」ともいうし、身内のようなご近所さんがいれば理想的。ずいぶん育児ストレスも孤独死も減るだろうと思う。「親代わり」は、たくさんいた方がいい。

ただ実際には、バーベキューに招いて食中毒に遭わせるとか、ハイキングに誘って熊に食べられるとか、災難があれば責任問題に発展する。だから、うかつによそさまの子供にかかわらない住民が多いのかもしれない。

そのへんは、マニュアルといっちゃー味気ないが、暗黙の了解とか紳士協定のようなものを、町内会で頭をしぼって申し合わせをつくればどうかと思ったりもする。役所は法律顧問を派遣すればいいのだ。
あんまり子供を囲い込んで、「ご近所のチカラで目配り完璧システム」なんてのになると、息苦しいものを感じるけどね。
こんな日でした(日記) | 16:01 | comments(4) | -
くま復活


15品目のヘルシー定食屋さんが閉店して、空き店舗が夏を越し、大工事をやっているなぁと思ったら、店をぶち抜いて、裏隣りの鉄板焼き屋さんに一体化されてしまった。
それがけっこうはやっているもんだから、ランチタイムには満席+行列で入れず、今日ようやく新装開店後に初入店できた。

一度、旧店舗にコードネーム神田うの先生と入ったところ、うの先生は「お好み、真っ黒でしたなぁ」と唖然としておられて、お焦げの好きな僕は一人のとき入るようにしていた。方針なのか、まぁ焦がすのが好きな店のようだ。
その方針は健在だった。
厨房が3倍ほどに、客席も倍以上に広がっていて、どんどん焼く焼く焼く・・・いや焦がす焦がす焦がす。店の中は煙でかすんでいる(笑)。

お好み焼きと目玉焼きと焼きそばのコンボ「くまこセット」は、去年の小麦粉や原油の急騰で650円から680円に値上げしていたのが、今度は700円になっている。うの先生曰く、「設備投資を回収せないかんし、それを客も了解しとるから、堂々と値上げしよるわな」とのこと。しかたないか。

青海苔も粉かつおも前はかかっていたのが「自分でかけてね」と、少し手間を省いているのはしかたない。なんせここは、バカ得意気にマヨネーズをかけて出さない、どろりソースで勝負の正統派鉄板店なのだ。大阪の店なのに、神戸名物のそばめしも出しているのはご愛嬌ポイント。ただ、神戸のソースはちょっと甘口なんですけど。

そのソースも、うの先生の舌には濃すぎるようだが、僕にはぴったりだ。甘ったるくはなく、ソースらしいソース。
なんかこう、煙にいぶされて特濃ソースの鉄板焼きを平らげて出ると、ひと仕事終えたような…いや胸がチリチリとざわめくようなハイ・テンションになるから、これは鉄板効果かマル秘ブレンドのソースの効能か!?

たぶん、新幹線の改札直下だから評判が評判を呼んで、関東や九州の客が「下車したら、あそこ」か「帰る前にあそこ」と寄るケースも多いのだと思う。くせになって、飽きない大阪の味として広まれば、大阪ネイティブでない僕としてもうれしい。
外国人をめったに見かけないのは不思議だが、濃い味は敬遠しているせいだろうか。
おすすめするけどねぇ、食べごたえがあって、身も心も熱くなれるし。
これが日本のファストフードなのだ!と誇ってみせれば、ハンバーガー合衆国を撃沈して、イタリアあたりと同盟を組めそうだぞ。
それなら、ドイツも誘って・・・(!?)。
こんな日でした(日記) | 22:17 | comments(2) | -
野暮用まとめて週初め


休みの月曜日が雑用日になっているのは、うっとうしくも便利だったりする。世の中がウンウン回りはじめる日だから、休業している窓口や店が、まずない。昼下がりにあちこち用事でかけずりまわっている電動自転車マダムも、ちょいとした重労働ですな…と同情したとですよ。

猫の世話をして、銀行へ寄って、不動産屋で保険の更新をして、スーパーに寸法直しを出しに行って、その足で大阪へ。
山屋さんでガスボンベを買うつもりが、ボンベだけ買えばいいのに、ついついコンロ本体まで最新型が目につくと、ほしくなって目移りしていたりするから、いけませんな(結局コンロ本体も買ったけど)。

次はカメラの修理だ。
初めて訪れた阪神百貨店のカメラ修理コーナーは、何かと雑誌では有名な店だったので、一度愛機を入院させてみようと思っていた。ちょうど、露出計が動かないレンジファインダー機があったので、こやつを立ち直らせてやるか、と決意したわけだ。

僕がショーケースに置いたC35FDを見るなり、職人ふうの店員紳士曰く、
「このシリーズはたくさん出てるんですが、FDだけは受講素子から基盤から、ほかのと違って独自のやつなんですよ。だから、部品交換となると難しいかもしれませんねぇ」
「特に衝撃を与えたわけでもないし、半田が浮いたか断線したか、簡単な故障かと思うんですが・・・」
「開けてみんとね。部品交換ができたとして、1万2000円ほどかかりますけど?それ以内で収まるかもしれませんし」
「たのんます!」
「ほな、お預りということで。FDは人気ありますからね。中古でまた買う、ちゅうてもこれぐらい程度のええやつでしたら、3万ぐらいしますからね」

阪神の職人さん、ちょいと一瞥しただけで、レンズシャッターの羽根のエッジについた油を発見して、「シャッターが粘ついて、スピードが狂うかもしれませんよ」と警告してくれた。
ひんぱんに使っていれば大丈夫でしょうとのことで、今回はパス。シャッターの分解となると、重修理になるので数万円かかるとか。

愛着を維持するだけでも、それなりに出費もかかるもんやなーとあきらめの境地。人間関係の維持には交際費がかかるし(年に2回の葉書で保てるなら安いものかな)、機械なら空運転なり、定期点検なりが欠かせない。
C35FDは、買い値が安かった(1万3000円だったかな)から、初めての入院費用としては安い方かもしれない。

なんだか、肉親の入院よりカメラの入院にヤキモキしている冷酷なドラ息子ぶりに、自己嫌悪しつつ、最終ミッションへ。
大学病院は「門限」すぎであった(特別に入れてもらえたけど)。
もっと要領よく「お買い回り」しなくては・・・。

でも、スーパーの店内放送で「お買い回り下さい」といわれると、食い意地が張っている僕の耳には、「せいぜい、嗅ぎ回って処分品さらえて行ってくれよな」といわれているような気がしてならない。
「買い回る」って、果たして敬語になり得るのだろうか?
と、蚊さんに聞いてみたい。
こんな日でした(日記) | 08:34 | comments(0) | -
リトル・チャメ
心を奪われっぱなしの(笑)留学生カさん@ショップ99の「お返しまーす」から、僕は推測していた。もしや、代金を受け取ったときも、彼女の中で同じ回路が働いているのではないか???

やはり、大当たり。
「1000円、お預かりまーす」
とやっていた。
なんだかこう、店に寄るたびにカさんが日本語を覚えて行く回路が読める楽しみというか、成長に目を細める短足のくせに足長おじさんの心境といいますか・・・(笑)。

「預かる」(動詞)
  ↓
「預かります」(丁寧語)
ここまでが回路A

「預かり」(名詞)
  ↓
「お預かり」(謙譲語)
これが回路がB

A+B=「お預かりまーす」
がカさんの完成形なのだが、ほんらい回路Bの先にある「お預かりする」の名詞+動詞(回路C)に行かず、AとBが合体して「し」が消えているところがカさんの天才的な跳躍ですな(ただ順序が少し変わっているだけかもしれないが)。

外国人の日本語ウォッチングをしていると、日本人だからとえらそうにしてはいられない。
よく「日本語は難しい」と言われるのも、日本語そのものが難しいと誤解されているきらいがあって、たとえば古語文法をおさえると古典は霧が晴れるように読めるのだ。

外国人にとっては、日本人に囲まれて生活している中で、なかなかいいお手本がないことも災いしている。
たとえば、「とんでもありません」さらに「とんでもございません」と丁寧に言い直しているつもりでも、これも変な敬語もどきで、「とんでもない」は「とんでもない」のままで、敬意を欠いた日本語ではない。

そのうち、「やるせない気分」も「やるせありません」「やるせございません」に進化(?)しかねない。
「とんでもない」は「とんでもないっす」、「うれしゅうございます」は「うれしウィッシュ」が正しい・・・てなお手本はあふれているから、これを憶えてしまう定住外国人もいるでしょうなぁ(まぁ、いいか)。

もし朝青龍やボビー・オロゴンのようなノリの英語を使う在米日本人がいたら、渡米1年以内に射殺されるね。
まずそんな目に遭わない日本は、まったりと暮らすには楽でも、命懸けでちゃんとした日本語を習得しようとしても、せっかくのモチベーションが萎えてしまうのではないだろうか。

敬語の使い方なんか、慇懃無礼な二重敬語あり、謙譲語の誤用ありと日本人自身が怪しい日本語能力をまきちらしているのが現実だから、お手本にならないのだ。だれを見習えばいいのか、だれが責任を感もって教えられるのか・・・。

コンビニのレジでNHKのような日本語を使う必要はないし、カさん文法を楽しみにくる足短おじさん(笑)もいるぐらいだから、それはそれで守りたい気もするのが難しいところだ。
さて、これから介護の現場で,お年寄りの耳にアジアンな日本語がどう響いてくるのだろうか。「ひっくりかえさせていただきまーす」とか・・・(!?)。
「オサワさん、ニホンゴうまいね!どうやておぼえたか?」
と尊敬されて哀しい鼻高々を実感する場面が、いつやてくるか楽しみある。ハノイに戻りたくなる・・・。
こんな日でした(日記) | 10:59 | comments(2) | -
三宮サンデープロジェクト


久々の読書会で、哲人、歴史家と屈折家(つまりワタクシ)が一室を借りて鼎談してきた。21世紀の三酔人経綸問答まで次元が高ければいいのだが、僕が下衆なチャチャを入れるもんだから、なかなか文化サロンにさえ発展しない。

本日は環境倫理専攻の哲人が要約発表をする番で、『地球環境報告』をネタに闊達な意見交換。
ネタ本が、朝日新聞記者出身者だったこともあって、僕の目にはウロコがベッタリはりついている(笑)。いけませんね。

テーマに沿った課題書のコンテンツにしぼって議論するのが暗黙のルールなのに、
「大気汚染の原因はモータリゼーションと書いてあるくせに、クルマを生産するな、乗るなって朝日新聞で書いたら広告主を失うから、そりゃー書けませんわな」
と、意地悪い突っ込みをかましてしまった。
ターゲットの足元をすくうこんな論法を、僕は柔道家でもあった恩師から学んだのである。

「そりゃ、クルマに乗らなくても生活できる都会住民はそうでしょうけど、地方のお年寄りは通院にも買い物にも、クルマは命綱ですよ」と歴史家。それもそうだ。ごもっとも。
モータリゼーションが普及する昭和40年代以前の農山村はどうだったのだろう。みな通院できなくてバタバタ死んでいたのだろうか。

そんな悲劇もあった一方で、救急搬送や貨物輸送が全国に張り巡らされた恩恵は大きい。この社会資本の豊かさは捨てられないし、奪われてはいけないと思う。
公共財の豊かさはまだまだ追求して行くべきだと思う反面、私有財産はもう、充分すぎるほど豊かじゃないかなーとも思える。
国民の預貯金の総額が1300兆円なんて「貯めこみ経済大国」は、よほど政府が信用されていない(わりにクーデターも暴動も起きない)か、本当に預貯金の食いつぶしで老後を生き永らえて行かざるをえない福祉貧困国である証拠ではないか。

「やはり、もう欲を持たず中庸で生きるのがいいですよ」
と、歴史家が達観したかのように何度もしみじみ主張する。
それもそうかもしれない。難しいけどね。

スローライフや粗食、出世ではなく好きなことの延長としての労働、身の丈に合った服装や余暇なんかは、実は大学生ぐらいの世代がすんなり受け入れている価値観だったりする。「粗女」や「粗カレ」はいやだろうけど(笑)、デートは質素が一番。
「わしゃー彼女のためにこいだるけん、これがフェラーリ男に勝てる愛の力ですち!!」と吠えると、キラキラ目の乙女が必ずいるとですよ(錯覚か?)。

こんな質実剛健まったり主義を、向上心がないとか、覇気がない!わしらが若いときは国のため、家族のためにがむしゃらに働いてきたもんだ・・・とか苦言を呈するおとっつぁんたちも多いけれども、僕は地に足がついた欲望は立派だと思う。だれもかれもが世界制覇や世界同時革命なんて野望を持ってギラギラしているような社会だと、働けなくなれば廃棄処分される。

こんな豊かさ論も、震災直後の読書会や研究会でかかえた大きなテーマだったが、豊かさの実現と環境保護は両立しにくい難問だ。
僕としては、ほんと大真面目に自転車タクシーや馬車の活用、ソーラーカーだん吉の市販化を主張したいところだが、荒唐無稽な冗談としか受けとめてもらえない。どれもとろいのは確かだが、なぁに、渋滞したらメルセデスだって時速30kmですぜ。
自転車デートは公然と「抱きつきっぱなし」ができるから、はまるともう、クルマには戻れません!!(笑)
「戻った」ことがないワタクシが証拠ですから。ナハハハハハハ

こんな日でした(日記) | 22:28 | comments(2) | -
今週の3ラウンド


ラウンド1★舛添厚労大臣vs石原都知事

「医師が足りない」のは、明らかに国の医師養成政策のミスだから、シンタローの勝ち。
あの都知事のことだから、「このさい、医師免許は都が独自に発行してやろうか。都立医科大も造って」とぶちあげそうで楽しみだ。
第三国人はお嫌いらしいが、「医療特区を埋め立て地に設けてさ、台湾人医師に診療に来てもらったっていいんだ」なんて離れワザも見せてくれたりして。

ラウンド2★ホテルバーvs料亭

たしかに、麻生総理がホテルのバーを「セキュリティ万全、明朗会計のわりに割安」と評価しているのは、それはぞれで正論ではないですかい?
ホテルバーが高いか安いかの議論が、いつの間にか「庶民からすると高いぞ!」と麻生財閥を妬む庶民のふところ事情の問題にすりかわっているのは、ちょいとみっともない。
時価が相場の料亭で政治家が密談や会食をやっていたら、会計は青天井。ホテルの方が明朗でいいではないか。

産経新聞の記者が、帝国ホテルに侵入取材をしてきたそうで、ビール1杯1155円、カクテル1杯1680円でぶったまげていた。それなら、行かなければいいだけ。僕も、そんなバーで飲むポケットマネーがあれば、庶民的な店で友達におごる。
または、結婚記念日のようなスペッシャルな日に行ってしみじみするために、敷居の高さは価値が出てくる。仕事帰りにちょいと一杯やるような店ではないよね、帝国ホテルは。

僕は18歳の冬に、清和会の事務所があった紀尾井町の赤プリに泊まりルームサービスを取って大学受験に利用していたが、あぁ場違いじゃ場違いじゃ!!と激しい自己嫌悪に陥って、二度と行くもんか!と決意した。変な意味で記念ホテルになってしまったわけだ(当たり前だがバーには行ってない)。
場違いなホテルなんかに行くと、イカくさい少年のイカくさい青春の1ページにしかならない。

逆に、首相ともあろうものが庶民の行くような居酒屋に行って、民の声を聞きなさーい!と朝日新聞的な無邪気さで食ってかかるのは、あまりに無邪気で幻想的だわな。店が被る迷惑を考えて、総理は帝国ホテルで静かに酒を飲みシガーをくゆらせているのだ。
それぐらいの時間と空間は、一国の宰相が持てない方がおかしい。あの、「五反田の愛のホテル」に行けとでも言いかねない幼稚なマスコミは、「麻生モナ太郎」なるニックネーム(笑)まで用意しているにちがいないね。

首相は庶民である必要はない(田中角栄の再来を願っているのか?金権ドロドロ再来ですぜ)。エリートにはエリートの立ち位置なり、趣味なりがあるものだから、いくら妬んで「庶民の気持ちをわかってくれない」とすねてみても、タローちゃんが正真正銘の庶民になる可能性なんか、カケラもない。
別にタローちゃんや与党政権を擁護するつもりはないけど、見当はずれで嫉妬深いヤジは効き目のある政治批判にはならないから、くだらない感情論にふけっていないで政治参加すべし、である。

ラウンド3★泰葉vs谷村新司

切れまくって暴走していた泰葉のブログを見たら、たしかに思わせぶりなわりに何に憤慨しているのか意味不明な罵詈雑言がアップされていた。それが閉鎖されたとは残念。「重要無形芸能文化財」として保存しておいてもよかったのに。
谷村さんの事務所の社長(つまりマダム谷村だな)と何があったのか知らないが、「大人の社会の汚さを教えてもらいました」って、あなたもうすぐ五十路の女でしょ〜????(弟の元こぶ平も同じところを突いて苦笑していた)。

つまり、だれとケンカしているというより、おのれの中から抜けきれない幼児性が、死ぬまで影のようにつきまとう宿敵なのだろう。幸か不幸か、けっこうかわいいことはかわいいもんだから、「80年代のコケティッシュな不思議少女」がそのままフリーズされていたわけか・・・?

昔のヒット曲も歌唱力も人柄も悪くないと思うし、もうちょっと落ち着けば「愛嬌のあるお姉さん」として僕は引き受けてあげてもよかんべと思う(笑)ものの、今は世間にブラックなところを披露してのたうちまわっているから、「経過観察」だな。
冷静になって自分を掘り下げて行くと自殺しかねないから、いい理解者が現れればと応援しとりますぞ。
こんな日でした(日記) | 22:01 | comments(2) | -
ANA+JAL=ANAL


通勤電車でボーーーーッと目を開いて居眠りしていると、吊り広告に昔の職場(今の職場も、ときどき吊り広告を出している)。
「昔の名前で出ています」なら、おぉ再起か?復活か?と称賛したくもなるけどね・・・看板は変わり、合格実績何千名!!と誇らしげな数字をでかでかとアピールしているのは、昔ながらの広告スタイルだ。

ま、それはいい。「こんな数字、インチキですよ」というつもりはない。
この組織の目標は「乙女をJALとANAに就職させます」と明確だから、実際この2社のOG(オールドもニューも含む)が愛の鞭で少女をビシバシ鍛えている(と思う今でも)。

その成果としての金メダルは、乗務員としての就職。空港のグラウンドスタッフが銀メダル、関連会社が銅メダル、と明らかなランクづけがあった。
乙女の園は、髪の毛1本ほどの違いでも何かにつけてランクづけが生まれて、無言の比較勝負が渦を巻いているものだ。羨望と妬み、自己愛と自己否定、見上げてみせたり見下していたり(笑)・・・。機内食の会社と航空貨物の会社はどっちがエアライン色が強いか、第一志望のかなわなかった受験生は、いじましいばかりの会社選びに励んでいた。

さすがに客室乗務員の呼び名は、大昔のエアホステスからスチュワーデス(スッチーは吉本新喜劇だけの世界になってしまった)、キャビンアテンダントから、今はキャビンクルーに、地上案内業務はグラウンドホステスからグラウンドスタッフに変わっている。
たしかに、「グランドホステス」ではまずいよね。「グランドキャバレー」とワンセットの連想をするから。「グラウンド」と呼びましょう。グラウンドスタッフも、野球場の整備員みたいに聞こえるけど。

地上か上空かのこだわりは、今でも乙女のBカップとCカップぐらいの大きな差があるようだが、それぞれの業務は「進化」したのだろうか。機内販売が盛んになりかけていたころ僕は退職したので、各社に就職した乙女たちが今も飛んでいるのか、売り子に励んでいるのか、少し気にはなる。

乗務員をパート職に置き換えて、正社員の900万円おつぼねサマとのチームワークは大丈夫か!?と心配されていた点は、どうなったのだろう。
部外者にはうかがい知ることのできない労務管理の世界を、今は価格破壊と乗務態勢の見直しがガラリと変えつつある。

コックピットが3人から2人態勢に変わったのはずいぶん前の話。
機関士が消えたころ、客室乗務員も、国内線で必要か?と議論されていたっけ。
飛行時間45分の東京大阪便なんて、お茶や食事を配る必要はないと思うけど、新幹線との差別化を図ろうとすれば目の保養をしたいスケベ客を釣る手も健在なのだろうか。客室には、ガードマンか私服警官が乗っていてくれた方がいいと僕は思うんですが。

ハイジャックやテロや迷惑行為も増えているんだから、保安業務に徹したエアラインがあってもいい。「ハードボイルド航空」とかね(笑)。
操縦は、国内外の軍用機パイロット出身者にやってもらおう。
ハイジャックするバカがいたら、空中回転したり、きりもみ降下をやったりすればバカは客室のどこかにふっ飛んでいるから、つかまえて機外へポイ。

キャビンクルーは、迷彩服姿がいいです。
・・・って、エアホステス時代のおっさん客と腹黒さは変わってない気もするけど、乙女でなくてもいいのだ。自動小銃型のビアサーバーで酒をついでもらったりするだけでいい。
萌えまくるコンバット萌え野郎も、必ずいることでしょう。
こんな航空会社に就職したい乙女は・・・いたとしても、「大沢航空」しか受け皿はありませんな。
こんな日でした(日記) | 16:58 | comments(0) | -
エントランス・ルーム?


木刀病院ERの官僚的な応対で命を落としてしまった妊婦さんに、心からご冥福を祈りたい。深刻な容体を電話でキャッチできない役人は、木刀で開頭手術してやらにゃいけませんね。

妊婦さんの尊い犠牲で、医師が足りないのは地方都市だけでなく都心部でも同じことなのだと報道された意味は大きい。単に都心部に医師が密集しているわけではなく、やはり総数からして足りないのだ。
といって、今すぐ医学部定員を倍増したところで、ハイリスク妊産婦を処置できる一人前の産科医が全国に配置されるまで、最低10年はかかりそうだ。

開業医との割合はどうなっているのだろう。
地域密着の、多くの常連さんのホームドクターになっている開業医を無理やり勤務医にすることはできないとはいえ、勤務医をやめて開業する医師が多いのは、よほど経営組織としての病院に欠陥がある証しだろう。教諭をやめて塾を開く先生と動機は似ているかもしれない。

ふだん一緒に研究して入る元事務長さんは、「なんだかんだいっても、病院は、院長先生が絶対的権力者なんです」とため息をついておられるが、経営者はともかく、直下の部下の医師が疲弊しきっているのは、権力者の権限だけで解決できるものではないだろう。

その権力者たちは医療行政の不手際を批判し、またある医師はコンビニ受診やタクシー代わり119番を責め(たしかに患者の責任も相当あるとは思う)、患者は不摂生を尽くして「治してもらって当然」な顔をしている(原因は変えようとせずに)。
そんな責任転嫁の渦の中で不眠不休を強いられる勤務医は、たしかに大変だと思う。

だからこそ、ゆとりのあるシフトを組めるような労務管理をすべきだろうね。
医師も大先生であれゴッドハンドであれ、不死身ではない一人の労働者だから、やりがいがなくリスクばかりだと消耗する一方だろう。勤務医には、きちんと休暇を保証すべきだと思う。こき使われるだけなのがわかっている職場に就職したくない気持ちも、わからなくはない。
その上で、「職業選択の自由」は少しは制限しないと、救急を受けつけない開業医が増える一方ではないだろうか。読売新聞が、医師の計画配置を提言しているのは、ごもっともだと思う。

一人の医学生に税金が何億円つぎ込まれているかを思えば、これを社会が求める分野で働いて報いるのは、当然の道義でしょ?と思うのだが、このあたりの血税の流れは、まだまだ不透明だ。開業しようと自由診療の美容整形に行こうと憲法上は自由だが、それなら税金を国に返せと納税者は怒ってもいい。
全国の都道府県立大学の医学部(ついでに法科大学院も)は、卒業した医師(や弁護士)が、地元自治体の指定する機関に就職するよう義務づけてもいいと思う。自治医大、防衛医大を全国展開するわけだ。

そんなのいやだという受験生は、医療者には向いてませんね。
たとえば、大阪市大の医学部生には膨大な市民税がつぎ込まれていて、市民の中には彫り物を入れた患者さまも多いから、診療に失敗すると構成員が黙ってへんで〜それなりの覚悟をして受験しなはれや〜と覚悟させればよろし。

そうするとヘナチョコな受験生は激減するかもしれないから、そろそろ台湾、ベトナム、キューバあたりとEPAを結んで、あちらの医師(か医学生)に来てもらえばどうだろう。
日本語は完璧でなくてもいいから、真剣に耳を傾け、顔をみつめて問診してくれる医師なら、何国人でもいいではないか。皮膚の下は、人類みな同じ体なんだから。

まるで内視鏡を刺した程度の傷跡しか僕の盲腸手術で残さなかったDr.劉の腕前を思い起こすたびに、日本村の中だけでゴッドハンドだ名医だと騒いでいるのは、とんでもなく井の中の蛙ではないかと思うのである。

やわな医学生はさっさと進路変更してもらうとして、医学部3回生から日本人学生は半分しか残っていない!なんて医学部ができると、日本の医師養成はやっと国際標準レベルに追いつくのではないだろうか。入学生のほとんどが卒業できる学部なんて、うさん臭くてしかたない。日本の常識は世界の非常識なのだ。
こんな日でした(日記) | 21:49 | comments(0) | -
かき月間


法医学教室の女神先生が、長崎出張の話をしておられて、「いやもー、本場のちゃんぽんがおいしくて!…」と嬉々として土産話をしておられたので、ちゃんぽん萌え気分をキープして昨夜の晩飯はリンガーハットへ直行した。ランチはボリュームのある木の葉丼を食べたので、夜は軽く麺だけにしておくか、と。
経営不振を気の毒に思いつつ、リンガーハットはひいきにしているのだ。
たしかに、一等地にあるのに店はゴールデンタイムでもすいているし、店員はとても愛想がよくて、行列嫌いの僕としてはありがたい食卓だ。

定番オーダーの得ちゃんぽん(500円)なんか野菜ぎっしりで、味はさっぱりしていて、なかなかいい感じなので指名しようかなーと思っていると、今月はキャンペーンで牡蠣ちゃんぽん(730円)をやっているという。「じゃ、それ!」と速攻指名して、いただきました、広島産の牡蠣をあしらった限定メニュー。

肝心のかきは、小粒なのが5〜6個浸っているぐらいで、プラスアルファこれだけで730円は高いかも・・・と思いつつも、磯の香りが香ばしくて、ほろ苦さもあって、いい味が染みている。なかなか、うまい!
広島産をアピールしているのは、よほど厳選素材なのか・・・だとすると、品切れにならんのかな?

かきはココイチカレーでも食べたけど、こちらも小粒で、「かきだけ」にしては780円もするのは割高だったな。やはり、品不足なのだろうか。
怪しい産地から農薬や殺虫剤まじりで魚介類が来るスリルを思うと、少し高めでも「身元保証」してくれた方がいい・・・とはいえ、味のよしあしで原産国を当てるなんて、素人には到底できない。
たしかなことは、うまいか、まずいか、害があったかの体感だけだから、「うまければいいでしょ」のノリで、怪しい食材はなくならないだろうね。
食べた飲んだ美酒美食 | 21:04 | comments(4) | -
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