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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
サヨナラではない学校化社会


やっと土曜のレギュラー出勤が終わった。
3連休が軒並みつぶれてしまう日程なので僕もきつかったが、このスケジュールで昼は働き夜は勉強している医療者の卵は、もっときつかっただろうと思う。
中には、私家版新幹線写真集CDを差し入れてくれるマニヤックなパパもいたりして、勉強以外にこんな命の源(笑)を持っている社会人は、くじけずにスタミナが続くものだから頼もしい。

夜9時すぎまでの最終クラスでは、今回だけ調べ物をしてもらう時間にしたのだが、簡単な指示を出して「ご自由なスタイルでどうぞ」と放任すると、さーっと机をくっつけて4つの島に別れ、協働作業が始まったのには驚いた。
年齢も経歴もバラバラの集団なのに、お見事なチームプレイである。いい意味でコラボレーションができとりますなぁ。

一人として、ポツンと孤立している者がいないから、おそらく落ちこぼれも出ないだろう。いや、すでにドロップアウトが出ているから、勝ち残ってきた者ばかりなのだ。
こんな集団は、波風を受けても強い。闘いではなく協働の強さは、平和で、生産的だからいい。

その前のクラスが、どうも澱んだものがあって、真面目に調べ物をしている年長者とグッタリ居眠りしている若い子に二極分化していた(だれも寄り添おうとしない)から、よけいに好対照だったところはある。
最も一週間のどんづまりの疲れがたまっている時間と場所で、生き生きと楽しみながら勉強している皆さんは、特に学力面で選抜されたエリート集団というわけではないのに、何が君たちをそうさせるの?と疑問を感じてしまったほど前向きだった。ふだんから、そう予感させる空気はあったけど。

上野千鶴子教授が東大で感心した印象は、これだったのか・・・と合点が行く思いがした次第。
「知の生まれる現場」を見せつけてくれた皆さん、ありがとう。
将来、診てもらうとしましょう。
こんな日でした(日記) | 09:30 | comments(2) | -
こうすりゃええん罪?


舞鶴JK殺クロ星ガサ入れ事件」と、最短で書くとこうなるのかな。まだクロシロはついていない被疑者ではあるけど、庶民のアパートをあれだけ報道カメラで衆人環視しちゃーいけませんな。

無関係の入居者は、迷惑なんてもんじゃない。壁やドアに、有名企業や政党のポスターでもびっしり貼っておけばモザイクはかかるかもしれんけど(僕が住んでいたらそうする)、生中継は「生モザイク名人」がいないと難しい。さっさとつかまるか不起訴処分が決定するかしないと、24時間自宅を生中継されているわけだから、たまらんよね。

さっさと決着をつけるために、警察が証拠物件を持ち込んで「決定的な物証を発見!」てなことにならないよう、弁護士が立ちあっているのは、納得できるとはいえ、考えてみればこわい。「まさか、警察は証拠をでっちあげなんてしないはず」という信頼そのものが怪しいご時世だから、家宅捜索令状は無実の被疑者にとって致命傷になりかねない。

髪の毛1本持ち込んでさりげなく落として、捜査一課長に発見させれば、あっけなく証拠はできあがる。持ち込まなくても、デカの髪に混ぜこんでおいて、現場で何げなく頭をかけばポロリ。あの手この手で証拠捏造ができそうだ。ボディチェックもしようがない。こわいねぇ・・・。

すでに今まで、怪しい盗聴発見業者なんかは、この安っぽい手品もどきの手で「マイク発見!撤去費用○万円」と詐欺商法をやっていて、それを警察も把握しているわけだから、ミイラ取りがミイラになる可能性は否定できない。「おぉ、こりゃ名案だな」てなもんだろう。

白い粉や怪しい葉っぱも、持ち込まれて通報されると、みごとにはめられるわけだ。
まぁ、薬物反応が出なければ証拠としては弱いとはいえ、裁判で決着がつくまでの間つらい思いをしなくてはいけない。

この「こっそり持ち込み」は、学校で憎まれっ子のカバンに煙草を忍び込ませておいて、荷物検査で停学処分をくらわせるようないたずらの形で、たぶん全国で陰湿にくりかえされていることだろう。僕は、同級生の机の中に犬のウンコを入れていたバカ丸出しの「とりいかずよし愛読者」だったが(反省)、そいつが「おい、犬のウンコは校則で禁止だ!」と叱られるわけではないから、ただただ幼稚ないたずらでしかない。お恥ずかしい。

今はIT時代だから、メールで児童ポルノ画像なんかを勝手に送られてきたのを「不法画像所持」とみなされる危険はある。単純所持が犯罪になれば。
単細胞なアグネ・スチャンみたいな人権派が、冤罪の可能性を精査しないで「欧米はみな禁止なんだから、遅れている日本も見習わなきゃ!!」とわめいているのをたしなめられる大人のインテリジェンスが、日本にはない。

欧米が児童ポルノを厳しく禁止しているのではない。勝手な定義をして、ヌーディズム、ネイチャリズムと銘打って、チャイルドヌードを垂れ流しているのは欧米業者なのである。犯罪の定義を自国利益のために都合よくずらす手口を知っておくことも、アグネ・スチャン程度の海外経験があれば身についていて当然のインテリジェンスでしょうが。

こんな未熟な意見を真に受けて、違憲きわきわの法律を立法化しようものなら、冤罪続発、通報も続発で、日本の警察機能は麻痺するだろう。
くだらない仕事で警察も忙しくなるだけでなく、
「みんなでロリ体型のアダルト画像を所持しましょう」
「どんどんガサ入れしてもらって種明かししてやりましょう」
「一事不再理を主張しましょう」
とキャンペーンが起きれば、かえって捜査しにくくなるのではないかね?

もちろん、確信的な幼児性愛者は監視して行くに越したことはないけどね・・・あの植草ミラーマンのプライベートな性癖まで制裁を浴びる社会はこわい。
JKモノ、痴漢モノのDVDだって、ぜんぶ本人が入手したものか、怪しく思えてくるぞ。
こんな日でした(日記) | 17:40 | comments(0) | -
シューカツ支援政策?


しばらくの間、また午後に空き時間ができてしまったので、ネットカフェのマッサージ椅子でもまれてうたた寝する常連客になっている。
難波の事件があっさりかたづくと、あっと言う間にネットカフェ難民の報道が消えてしまったようだが、若年貧困層対策はちゃんと進んでいる。
不景気で内定が取り消された新規学卒者に対して、行政がバックアップしてあげるんだそうな。
優しいねぇ。

勤労人生のスタートでつまづくのは気の毒だろうけど、内定が取り消されてもまだ学生としても身分はある。残された時間でシューカツを続ければいいわけで、卒業式の後どうしても職が見つからない崖っぷち君(嬢)に、初めて行政が「無職にはならない居場所」を斡旋すればよろしいのではないかと思う。

僕が、新聞広告で必至に職探しをしていた時代には考えられなかった優しい「若者就職政策」は、この先ずっとやるわけだろうか。
やるなら、新人の医師と看護師、介護福祉士を、人手不足の現場へ行政の権限でカチッと配置するぐらい踏み込んでほしいわね。公務員なみの身分雇用と定期昇給を保障してでも。

「職業選択の自由」を主張するなら、6年間あなたの教育に注ぎ込まれてきた税金を返しなさい、といえるぐらいの権利も、納税者にあると思う。
一方で、看護師や介護士から仕事を奪って家庭に閉じ込める監禁王子みたいな男からは、うんと割り増しの社会保険料を取って、ついでに社会的損失を補填する「穴埋め税」なんてのを新設してもよろしい。

もちろん、医療者の労働条件や勤務評定にも不当なところは多々あるだろうから、どんどん公開の議論をすればいい。
タロー首相が「健康な保険加入者が、だらしない患者の面倒を見るのは、いかがなものか」とこぼした発言は、半分正しい。いっさいがっさい問題発言として切り捨てるバカ報道は、ホームルームと同じレベルでありますよ。

コンビニ受診やモンスター・ペイシェントを排除できるシステムをつくらなくてはいけないし、自助努力で健康を維持している人には、ごほうびもあっていい。医療者の努力に報いる方法としては、決して賃金だけではなく、おバカな患者の相手を免除して、医療資源を本当に必要な患者に投入できる環境を整えることも考えていいだろう。

救急搬送を断わるしかない病院に、そのとき入院していても、実は退院しても大丈夫な患者はいたはずだ。どの病院にも、必ず。
そういう患者さんは、病室から「退院準備室」のような部屋に移ってもらえればベッドは空く。そんな入退院のバッファー機能を備えてもいかがかなと思う。

患者に個人責任を追及する必要はないにせよ、常にベッドと当直医の手を空けておく経営責任が、組織の側にはある。限られた人員では、それも難しいのだろうけど、医学生に救急の初期処置ぐらいできる権限はアメリカなみに認めてもいいと思う。病院の寮に住ませて、家賃も免除してスタンバイさせるのだ。
でも、看護師とできちゃって「鯉の逃避行」をしてしまうかな?
こんな日でした(日記) | 22:23 | comments(2) | -
千人の宴


阪神間がどんどん生まれ変わり、再発見もある。
芦屋も歩いた。西宮は通学してた。でも、「アマ」だけは下車する用事がなくて完璧に「通過する街」だった。申し訳ない。

タイガースが絶好調のときは、パブリック・ビューイングで盛り上がり、庶民パワーが弾ける街!ぐらいのイメージしかなかった。
その尼崎に、阪神電車で初めて下車して「再発見」したんである。

元CAの女性市長が舵取りをしているのも手伝ってか、駅前の再開発が街のオメージを変えるほど進んでいた。
西宮と尼崎で都市回帰住民を奪い合う競争をしているような感じもする。西宮も尼崎も、僕の知る「阪神間」とはイメージが変わってきている。こんな競い合いは、けっこうなことだと思う。

旅人気分で、駅前からの空中歩道でアルカイックホールへ。
その帰りに、一杯いきましょか〜と自然な流れになって行く。
連れとも「尼崎が、きれいになったねー」と(お互い昔の尼崎は知らんくせに)感心しながら、「市長の同級生が勝谷さんで、その実家の医院が市内にあるらしいよ」「へーっ、尼崎って知らなかった。でも今日、西宮ガーデンズが開店したんよね」と、お買い物スポットに話がそれて行く連れ。しゃーないね。

大人の夜は、居酒屋でしょうが!!と説教しつつ、居酒屋を捜す。
ほんの駅前すぐの道を渡ったところに、「千年の宴」なる居酒屋を見つけて、「ターゲット確定だ!」と突入した。

げた箱に靴を預けて、純和風な店内へ。ほとんど個室になっている。
キリンビールで乾杯して、ほっけ、こだわり豆腐の揚げ出し、チヂミ、こだわり豆腐の麻婆(どうも豆腐にこだわっている店のようだ)などなど、食い気重点のハイペース。

2時間ほどではあったけれど、満腹になって精算すると、一人2000円だった。やっすー!!
うまい魚と酒と晩ごはんをたらふくいただいて、申し訳ないほどコストパフォーマンスは高い。店員も愛想がよくて呼んだらすぐ飛んでくるし、申し分ない宴の店でありましたな。庶民価格で、品のいい個室でしっぽり。

そういえば、『meets』だったか、ひと駅となりで飲み食い」特集をしていたっけ。福島にはおでんを食いに行った。尼崎は、阪神梅田から特急でひと駅である。こんなセンターはずし外角ギリギリ狙いも、悪くない。
特に、大阪へ帰宅する人にとっては、いい隠れ家になると思う。飲み食いは尼崎、デートは東大阪、住むなら豊中・・・てなスタイルのが賢いのかもしれない。

ただ、神戸だと「少しハズレ」もまた都心にあるから、明石や芦屋にすれる必要がない。
トアウェストとか、知らないんですよー教えて下さいよ〜と、知花くららがジジころがし常套句を口にしていたっけ。
地元を開拓してみますかね。

「知花くん、乙女がウルウルしそうな店を嗅ぎつけて、情報提供よろしくな。わしの役に立つように」
「えー、私は乙女に入れてくれてるんですか」
「その手に乗るか。金持ちパパをつかまえろ、パパを!」
と、千人斬りの宴(笑)をもくろんでは嫌われること必至の、寂しいクリスマス1カ月前である。
食べた飲んだ美酒美食 | 20:19 | comments(2) | -
ディプリー君と格闘中


あっちこっちつないで、ICR-RS110Mの使い勝手を検証中。
まずは愛用のUSBラジカセとつないでみると、認識しよらん。このラジカセがけっこう人見知りなので、2GBのUSBメモリーは使えるのに、2GBのディプリー君とは仲良くしてくれないようだ。

ではでは、とPCにつないでファイル転送ができるだろうか、とXPマシンでやってみると、WMPで同期させると謎のフォルダができあがって、それがディプリー本体ではフォルダが表示されなかったり、転送した音声ファイルが見えなかったりと謎が謎を呼ぶ。どうなってるんでしょうか。

できたとしても、そもそもPCには音声ファイルなんか入れていないので、転送するネタがない。あ、なんかサンプル音源だけは同期していたっけ。
ふと、PCから何を転送して何すんの?と自問自答して、あっさりと「そうか、あてはないのだ」と納得して、USBケーブルを引っこ抜いた。作業終了。

やっぱり、これは単体で使える自立した家電としてとらえるのが確かかな。ラジカセ(ラジエム)として受信・録音・再生をするのに徹すればよろしいのだ。
PCコンパニオンとして初めて性能を発揮するマシンなんて、考えてみれば、できそこない製品ではないか!
と考えることにして、次いってみよー!と留守録音を検証。
これは快調であった。
ラジオの時報を自動受信して時刻修正するし、録音した番組は「タイマー」というフォルダに入れられ、録音日時と周波数まで記録される。これは便利。ラジオ講座も、FM COCOLOのBBCニュースも時刻ぴったりに録音されているから、それを通勤電車内で聴くのは朝飯前。

曲順しか表示しないメモリープレイヤーだと、中に何が入っているかわからなくなるから、ディプリー君は、フォルダのディレクトリーまで液晶表示してくれるのがありがたい。
そうでもしないと、マイクロSDカードになると、もうMDジャケットみたいに中身を書くスペースもないから、メディアの小型化も考えものですな。

たぶん、これからサイキックだラジオ講座だと録音して行くと、レコーダーの中身は混沌としてくるので、結局はPCに移してファイル管理という手間が避けられそうにない。
録音した音源は「音楽」や「語り」であってデータではないのだ!と風雅なことをほざいているうちは、ファイルさばきは上達しそうにないな。
買いました(むだづかい) | 23:55 | comments(0) | -
猫かわいがりな愛犬家


さっき、ショップ99で買い物して出てきたところへ、犬連れのおばさんがすれ違って、変な荷物を持ってるなーと思ったら、二足歩行の犬だった。二足歩行でけんけん(というのか?犬だから…でも両足つま先立ちだったな)している、毛の長い大きめのプードルのようなヨークシャーテリアのような・・・ええぃ、わからん!

いかにも通行人の反応を見たそうにしていたので、完全無視してやったけど、あーいうのは愛犬家かね?
犬が好き好んで二足歩行しているのでなければ、仕込んだのか、はたまた飼い主にスポットライトをあてさせてあげようって思いやりなのか(笑)。だとしたら、よくできた犬ですな。
芸を仕込みたがるのは愛犬家、従順に仕込まれるのが哀犬である。猫に芸は仕込めない。ただただ自然体を尊重して、主従関係に組み込まない。いや、服従させようったって無理だから、そうするしかない。

自己顕示欲と犬好きが重なったところに、厚労次官シリアル・キラーの人物像が浮かび上がってくる。
そりゃー犬を殺処分された憤懣は、察するに余りあるほど、よくわかる。我が家は、その寸前の野良犬をかくまって飼っていたほどだから、恩を忘れない犬の愛おしさも、わかることはわかる。

だから、愛犬家の八つ当たりがとんでもない凶悪犯罪に・・・!!とこじつけるつもりはない。
犬おじさんも犬おばさんも、全国あちこちで近所迷惑を巻き起こしているから、度が過ぎるペット・マニアは目くそ鼻くそだと思う。
でもねぇ、である。
保健所に憎さ余って元次官暗殺ってのは、理解に苦しむ。本当の動機は、まだ奥底にありそうだから、精神鑑定をして、ペット愛と人間嫌いと自暴自棄な破綻生活との関連を、ちゃんと解明してほしい。
でないと、愛犬家自身が襲われることはないとしても、結局は犬や猫のような弱者が見せしめ的に惨殺される事件につながって行きかねないからね。

この事件の容疑者が、少年時代から愛犬にしか心を開かない子であった可能性もある。僕もそうであった。恋人と呼べるのは、かわいい子をどんどん産んで立派なシングルママを務め上げたメス猫だけで(一方的な思いにすぎないが、ストーカーよばわりされることもないしね)、日本語をしゃべる猫には、さーっっっっっぱりご縁がない。

小泉容疑者は、庭されあればいかにも闘犬でも飼育してそうな犬顔をしているから、あぁやっぱりと思うばかりだが、あの顔で猫にデレデレだったら、ちょっと見直す。まるで愛猫家の安部譲二さんにも通じるような意外性は、ポイントアップなのだ。かなり「同情票」も集まると思うぞ。

いかつい男は、猫を飼うべし。
そのギャップが、「この鉄面皮さん、実はいい人かも」と思わせるでありましょう。ムハハハハ
ただ、散歩させて乙女の気を引く「撒き餌」作戦に、猫は利用できない(でも愛車の前かごに乗せて、やってみるか?と考えたりしているけど)。
リードをつければ、町内をトコトコ歩くぐらいはできるかもしれないが、塀には昇りたがるし隙き間にもぐりこもうとするし、散歩させるのはアドベンチャーだ。「やーめた。もう帰る」といいたげな気まぐれが、これまた猫の魅力だったりするんですけどね。
こんな日でした(日記) | 23:18 | comments(0) | -
かゆいラジオ


発作的に、発売即お買い上げしてしまった。ラジオを。
たぶん、スタパさんより早い、いや速いレポートになるね。

なにかと評判の、サン電子のトークマスターを買うべきかどうすべきか、1年越しで迷っていたところだった。ただ、トークマスターはガチガチに価格統制されていて、お買い得な店がない。僕はこんな商いが好きではないのと、電池が内蔵リチウムイオンに変わっているのがひっかかっていた(初代トークマスターは単4電池だったっけ)。
専用リチウムイオン電池なんてのは、これまたメーカーの勝手な都合にすぎない仕様であって、ユーザーに常に充電の心配をさせる罪作りな電源なのだ。世界中どこでも買える単3、単4電池で動く方が安心なんである。

たぶん、そんなユーザーの声をしっかり聴き取ってR&Dに励んできたのだろう、パナソニックに吸収されてパンヨー(!?)になりかけている三洋電機の気合いを感じるラジオつきICレコーダーが、出たのである21日に!
ウェブで調べて、「よーしこれなら合格」と勝手に解禁サインを出して、ICR−RS110Mをターゲットに、ヨドバシへ出陣してまいったわけだ。

もちろん、電源はサンヨーの売りのエネループ。単4でもよかっただろうに、余裕の単3仕様にしたおかげで、電池の持ちはいい反面、電池スペースがこないに盛り上がってしまいましてん・・・と弁解が聞こえてきそうなデザインになっている。これはこれで、ご愛嬌なんですけどね。

ICレコーダーは、本体ICメモリーに記録するものが大半だったのが、外部メモリーで容量を拡張できる本機のようなタイプが増えている。RS110にも先行モデルがあって、ICRーRB78Mは内蔵メモリー1GBのみ。あとチューナーのプリセットボタンが3つしかなかった。このあたりで、ためらっていた消費者もいたと思う。
それが、RS−110はプリセット20ch、うちダイレクト選局ボタンに充てられるのが5ch(AM、FM各バンドにつき)と進化しているから、だいたい困らなくなった。

さすが庶民家電メーカーの貫禄で、かゆいところに手が届きますねーと感心するのは、関東、関西、中部、東北、北海道、中国、九州のエリアが登録されているところ。主な局の周波数がプリセットされているから、全国を移動するような出張族サラリーマンだと、エリアを選ぶだけで、あとはボタン一発選局ができるわけね。
ユーザー登録も可能で、僕の場合は関西モードで登録すると微妙に不便なところがあって、KBS京都やFM滋賀はスキップしたい、地元局だけ優先的にダイレクトボタンに登録しときましょー、とカスタマイズしたいわけだ。

そして、トークマスターをにらんで盛り込まれたのがタイマー録音。
あちらは20件の予約ができたのにくらべると、5件の予約設定はちと少ないが、まぁ定期的に録音する番組は5つでおさまるだろう。

予約件数では負けたものの、パンヨーいやサンヨーのウルトラCは、クレードルにステレオ・スピーカーと、AM、FMの外付けアンテナを標準付属にしてしまい、レコーダーと合体させると、まんまラジカセ(ラジオ+ICレコーダーだとラジアイ?ラジレコ?)になる技だ。おもしろい!

おまけに本体のエネループ充電もできる。やりますなぁ、トークマスターより1万円も安いのに。
レコーダー本体のデザインが、ただボタンが表面に羅列されていて、あか抜けないなぁ・・・と思っていたのは、このクレードルと一体になって操作パネルになることを前提としているからだとわかる。なるほどねぇ。

そのクレードルは、VHSビデオぐらいのサイズで、AC電源をつなぐと本体のエネループを充電する。
スピーカーは小さいが、けっこういい音で部屋聴きも余裕だ。欲をいえば、ロッドアンテナぐらいつけてくれたら、もっとラジカセっぽくなるのに。FM用にはしょぼいワイヤーアンテナが付属しているけど、これだと据え置きが前提になるからね(針金でループアンテナを作ってガムテープで固定してみるか、と思案中)。

ここまでは、まぁウェブで下調べしてわかる仕様で、それを店頭に確かめに行ったわけだが、ちょっとてこずった。
店員いわく「販売はいたしますが、まだ見本の陳列が始まっておりませんで・・・」と、おあずけをくらわしてくれるのだ。カウンターで個人的に見せてもらうこともままならない。杓子定規な規則を守っているのだろうか。
質問をすると、「調べてまいります」と奥にひっこみ、サイズを尋ねると、類似品を並べて「幅はこれと同じぐらい、高さはこちらより少し低いぐらい」と実に回りくどい説明をなさる。あぁ、隔靴掻痒じゃ!!カユいぞ、カユイ!

まぁ、大体は見当がついたので、現物を見ないで店頭で買った初めての買い物になるかもしれない(昔の人のお見合いは、こんなだったらしい)。29,800円にポイント10%還元で、だいたいカカクコムの最安店へ注文して送料をたした代金とトントンになる。だったら、買って帰るヨロコビの労働があった方がいいか。
電車内の30分で、梱包をぶっちゃけて、10局分のプリセットやら時刻セットの初期設定をすませてしまったぞ。

「火入れ式」も電車内。エネループ付属だから、すぐ使えるのがうれしい。
うーん、サンヨーらしいマイルドなラジオ音声だ。6種類のプリセット・イコライザーが選べるほか、5セグメントのグライコをカスタマイズして自分好みの音質設定もできる。至れりつくせりですなぁ。

録音もちゃんとできるのを確認したぞ(2GBのマイクロSDが同梱されている)。ビットレートは32kbpsから384kbpsまで選べるだけでなく、リニアPCM録音までできる!!
あとは、予約録音がしっかりできるか(時報で時刻を自動補正するらしい)、マイクロSDに音源を入れてDAPとして使えるかどうか、USBコンポとつないでデータの互換性があるかどうかをチェックするとして、とりあえずは第1回ってことで・・・。
いやー、なかなかの多機能&高性能で、感動さえ覚えるね。
買いました(むだづかい) | 22:39 | comments(2) | -
小さい男の小さい秋


ホリエモンから誘われていたハイキングが、休日出勤やら育児出勤でキャンセルされて、「ワーク・ライフ・バランスで過労気味」のマイホーム・パパの仇を討つべく、出動してきた。
と意気込んだものの、せっかく早起きしたのが二度寝してしまい、正午起床→昼飯→三度寝と怠けに怠けたあげく、2時半にやっと登山開始。まぁ、目をつぶっていても行って帰って来られるほどの裏庭だし、天気も上々で心配なし。念のため地図とGPSと非常食とレインスーツを背負って、万全の構えで。

ここ数日、冷え込んだとはいっても風がほとんどなくて、この静謐な晩秋の空気は好きだ。森の中も当然ほとんど無風で、木々のざわめきもなかった。
さすがに、連休だから山道ですれ違うハイカーは多い。ほとんど、いやすべて対向者で、「こいつ、今から登るのか?」と思われていること確実(日が暮れても、ヘッドランプ持参だからぬかりはないのだ)。

再度公園は、路上駐車がびっしり。なんだかなぁ・・・。
いつもの茶屋でタコ焼きをいただこうとすると、いつものおばーちゃんの嫁らしき奥さんが応援で焼いていた。
「今これ注文分を焼いてますから、この後しばらくかかりますよ」
と申し訳なさそうに返されて、「ほな、また今度」とキャンセル。のどかな茶屋が、にわかパニックであった。商売繁盛をお祈りしつつ、とんぼ返りする。
紅葉もイマイチ感があって、まだ早いようだ。次の週末から師走にかけてが旬かな?

登りに70分、下山60分。登るのが早いのか、下りがトロいのか・・・
足腰の調子も上々で、ほどよく汗をかいても、さわやかな大気ですぐ乾く。
市街地に下りてくると、ふだん渋滞なんかしない市道山麓線がクルマで数珠つなぎになっている。ご苦労さんですなぁ。

タロー総理は、高速料金ディスカウントを打ち出して人気取りしようとしているが、実現したら観光地周辺は大パニックになるのではないだろうか(迷走しているから、いつの間にか、立ち消えになるのかな・・・)。関西だと、京都南インターの東西500kmぐらいは、数珠でつながるかもしれない。南無阿弥陀仏。
歩いて(または、こいで)行けるリゾートが、殺意をもよおさずにすみますな(笑)。南無阿弥陀仏。
こんな日でした(日記) | 18:13 | comments(4) | -
隔離車両


まだ土曜出勤があるのに、きのうは週末気分でたるんでいたせいか、出勤がギリギリになってしまった。
あわてて、財布を忘れたことに気づいたのは、通勤路上の一番きつい坂を下りた地点。取りに戻るのは、気分的に拷問のような気分だった。すべて自業自得とはいえ、哀しい。
目の前で、乗る予定の快速が発車してしまったのも哀しかったが、幸い新快速で職場には間に合った。

こんなときこそ新快速。
でなければ、すいている快速・・・と使い分けるのが、とても好都合である。
今夜も、退勤後の新大阪発の新快速は、朝のラッシュなみの押し合いへしあいで、奥から赤ん坊の泣き声まで聞こえてくるので、ウンザリして見送った。真っ昼間は12両ぐらいの編成で走らせているくせに、たった8両編成なのだ。JRは何を考えとるねん!

おマニヤさまでなくても、電車の編成はけっこう一大事である。時刻表に書いてほしい。6両編成なんて混み混みだろうから、12両の方にしようとか、選べるからね。
それに第一、車両をけちる魂胆がわからない。足りないならどんどん生産して使い倒して、減価償却すればいいのだ。

京阪神間ぐらいは、20両編成ぐらいで走らせると、阪急は客を奪われて大変だろうが、これぐらいの輸送力はエコな時代の都市間交通の要であるね。
新快速なら、別に全駅のプラットフォームを延伸工事する必要もない。ぜひ、長〜い貨物列車みたいな通勤電車を走らせてほしいものだ。

結局、6分後に来た快速は、同じく8両編成でもガラガラだった。やれやれ。
これで、神戸までの所要時間差と併せても10分ほど帰宅が遅れるだけだから、「急がば遅れよ」で正解だった。どうせ、門限のある身でもないし。

ところが、この快速も「つかの間の幸運」で、どうも酒臭い客が前にいたなぁと思うと、ボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリ顔をかきはじめた。30歳前後のあんちゃんである。
その顔面皮膚の残骸が、飛び散っている。「こんなときだけ視力7」の僕の目には、くっきり見えるのだ。

皮膚炎なのはわかる。飲酒でよけいに反応が出たのかもしれない。それはお気の毒ではあるけどね・・・すでに黒いコートの肩は「初冠雪」状態で(これはフケか)、尼崎〜三宮の間ずっと顔をかきまくって白い粉を撒き散らしている。
これって、どうよ?

もだえ苦しむほどの発作にも見えなくて、片手でケータイメールをしながらだから、ちょっと我慢するか、せめて人のいないところでかきむしってほしいぞ!!とテレパシーをこめてフーフー吹き返していた僕は、ひどいやつなんだろうか。

もうちょっとすいていたら避難できたのだが、尼崎からっこう満員になっていたのでそうとも行かず、まぁ短時間だからと持ちこたえてしまった。
これはたとえば殺虫剤なみの香水女とどっちが迷惑か、甲乙つけがたいところだが、ヘッドホンしゃかしゃか少年少女より罪は重いと思う。

「まきちらし系」は客車の最後尾に連結した貨物車に強制的に移すとか、手立てはないものだろうか。
病人の排除につながると、せちがらくなるけどね・・・けど、けど、たとえばキンチョール女を「嗅覚異常の患者」とみなすと、うかつに排除できないから困る。あれは袋をかぶせてほしい(笑)。
こんな日でした(日記) | 23:00 | comments(0) | -
まったり年金テロ


元次官が殺された事件の報道は、連日すたこらドタバタ上ずっていて、今日は何が各社一斉のトップニュースかと思うと、「靴は中国製らしい」だった。なんだかなー・・・
そんなの、手がかりになるのかね。「フェラガモの足跡だった」なら大ニュースかもしれんが。

あの世田谷の宮沢みきおさん一家殺害事件も、韓国製スニーカーの足跡は出たものの、さっぱり捜査が進まない。足跡からアシがつくとは思えないんですが、これは素人考えかな?
大スクープがしょぼいのは取材力が乏しい証拠だし、どことなく報道の視点がずれている気もする。

そもそも、「年金政策に文句があるからトップをやっちゃう」のは(動機がそうだとしたら)粗暴犯そのもので、犯人も低能きわまりないわね。これをテロと呼んだら、アルカイダが怒る。アルカイダの友達の友達らしい大臣も怒る。
ただの八つ当たりでしょうが。
こんなことをして、国民感情が「偉い官僚も大変だな」と同情になびくと逆効果だろうて。役人に手厳しい僕も、「元次官お気の毒に」と同情を禁じ得ないし、お悔やみ申し上げるばかりだ。

では、やるならこうしましょう!と提案すると犯罪教唆になってしまうのでやれないが、法を破らない範囲での抗議のしかた、圧力のかけかたがあるでしょうよ。年金だったら、労賃を現物でもらって超低所得になり、半免か全免にしてもらうとか。
それも脱法行為になりかねないけどね・・・「所得をごまかして公営住宅に入っている人」に近い、グレーゾーン手口だな。

ともかく、凶悪なテロは絶対いけません。宮台真司のいう「まったり革命」で行きましょう。
年金受給者ビレッジを国外に造って、計画的に移住させる。健康な人、手に職のある人を優先的に。月5万円で不自由なく暮らせる物価水準の国がいい。

もしかすると、すごく生き生き溌剌としたコミュニティになって、現地国からは感謝されるかもしれない。逆に、日本で働きたい現地国民がいれば、「わたしゃーもう日本に帰らないから、養子になって、あんたが日本に住めばいいよ」と話がまとまれば、堂々と日本で稼げるぞ。
つまり、日本で非生産年齢に入った日本人が出て行って、入れ替わりに生産年齢移民がやってくるわけだ。所得税も消費税も払ってくれるし、政府としてもありがたいのではないかな?

それなら、すでに出稼ぎアジア人が介護職に入ってきているではないかと言われそうだが、僕の陰謀(笑)は「入れ替わる」こと。「こんな年金受給者で、この国で生きて行けない」日本人が出て行くのと引き換えに空く頭数に、相手国の働き盛りが入っていただくわけで、「日本人の若返り」になる。
若返れば生産力が上がり、医療・福祉歳出が節約できるのだ。どうですかね?厚労大臣!

ただ僕自身は、99歳までスキーをやっていたいのに、寒い国に限って物価は高かったりするのが悩ましいところだ。「交換訪日」したカナダ人やフィンランド人がいたとしても、日本の夏に打ちのめされて「養子やめます」と言い出しかねないし(笑)。
陰謀は練り直しだな。
こんな日でした(日記) | 22:54 | comments(0) | -
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