solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
ねんねこで合計4人


偶然、神戸新聞の名物電話たれこみコーナー(イイミミ)にも苦情が出ていた。「女房の自転車に乗っていたら、失敬な職質を受けた。ケシカラン!」と。
同じ夜に、僕も受けた。こっちは、つくり笑顔で「もしもしー、ライトつけて下さいねー」に始まり、防犯登録の確認。

「大阪谷町で買うて、防犯登録してある。大阪府警に照会したらわかる!」
と突っぱねると、「府警にまでからんで面倒な仕事を増やしたくない」と判断したのか、一応ステッカーを確認するしぐさだけで釈放。
なんぼなんでも、高校は卒業してるだろうに、店名のロゴ「TUBE」をツボと読むこたぁなかろ?(苦笑)

明日からの3人乗り解禁を前に、おじさんチャリを取り締まるわけでもないだろうが、子連れママチャリが見当たらなかったので、言いわけ仕事を消化したってことかもしれない。そりゃターゲットになりそうな人相のワタクシも悪いんですが。

人相に反して、運転マナーは平均以上だと思うぞ。
僕はケータイしながら乗ったりしないし、イヤホンもしないし、傘をさして片手運転もしない。
三人乗りどころか、二人乗りもしない。
女子を乗せる男の背中のヨロコビ(笑)は、想像以上にしんどいのと、小径車だと異様に低くなってしまう荷台の女子の大胸筋と、運転士の肩甲骨の位置関係が「適切」でないために、やめました。

ライトはたまたま電池切れしていただけで、そこは説明してわかってもらえた。
こんな微罪も微罪、うっかりミス程度の違反にかかわっているひまがあれば、飲み屋の真ん前に違法駐車しているクルマの運転手を確認するだけでも、よほど点数アップしますぜ兵庫犬警さん。

明日からは、認可された子連れチャリだけが3人乗りOKになるらしい。
これぐらいの規制はあってもいいと思うが、その気で取り締まりをやれば、ボロボロ出てくると思うね。堂々と車道を逆走している特攻隊ママとか、買い物カゴに「4人目」を入れている盛り沢山なママとか。

僕もえらそうなことはいえないから、あんまりママチャリだけをあげつらうわけにはいかない。せいぜい、安全にバイコロジーを究めていただきたいと思う。
「子供が小さい間だけ」といわずに、家族レジャーも買い物もデートも、こぎまくってほしい。
3人乗りに慣れたら、そのスキルは米運びにも活かせるだろうし、よそのお子ちゃま送迎ドライバーの仕事だってできる。
せっかくのソフト&ハードを錆つかせてしまうのは、もったいないからね。

こんな日でした(日記) | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0)
住田裕子


マイケルの周辺から、いやまーいろんな人が出てくるものだ。
住み込みの主治医が疑われているのも気の毒な話で、マイカーまで押収されているのはまるで被疑者扱い。別にクライアントの遺産が回ってくるわけでもなく、殺したって何のメリットもないから、動機がないわな。むしろ、顧客は元気に稼いで、顧問契約を維持できた方がいいに決まっているだろうに。

ただ、心臓専門医だったのはどうなんだろう?と疑問はぬぐえなくて、マイケルには精神科医の方が必要だったのでは?とは素人の老婆心。天才と何とかは紙一重というから、合理的な判断ができなくなるのだろうか。
僕が、スーパースターとまで行かなくても(万一)偉い人になったら、栄養士と東洋医療の専門家(漢方医とか柔道整復師、鍼灸師)を顧問にしたいところだが、そのへんは「見解の相違」ってことで・・・。

周辺人物でオッとのけぞったのが、そういえば住田裕子弁護士が紳介の番組でダイエットをしていたと思ったら、黒塗りしてバック・ダンサーをやっていた(笑)こと。ユーコ・スミダ・ジャクソン…って、どこかのロバートをくっつけた和歌山出身のIT社長みたいだ(あのロバートは本名らしいが)。

TVに出ていたダンサー住田裕子は、マルシアと杏里をたして濃くしたような美女で、ペラペラの日本語で(そりゃそうか)、波打つようなトークもなかなかいい感じのおねーさんだった。しかも黒塗りで(天然焼けか?)。けっこう、ダンス・インストラクターとしても活躍中らしい。

白塗りを極めて(だれかが画用紙のように真っ白だったと表現していたけど)皮膚呼吸できなくなっていた「御本尊」は、わざわざモチ肌を黒くする大和撫子の側近を、どう見ていたのだろうか。
今でも日本の田舎に生息しているガングロを目撃したら、空いた口がふさがらなくて、また整形したくなっていたかもしれない。

マイケルが版権を買い取っていたビートルズのマッカートニーさんも、「エボニーもアイボリーも仲良くやろうぜ」と歌っていたではないか。
白も黒も、メタボも薄毛も短足も、仕事で勝負すればいいのだ(一部分が白く焼けムラがあったりするのも、またいいものです)。

天然が一番、親から祖先からもらった体を大事にすることです、と年寄りみたいなことをいうつもりは大いにある(笑)のだが、よほどの「天才の紙一重のお隣りさん」でなければ、白塗りしたって名誉白人になれるわけでもなく、遺伝子までは変えられないことはわかっていたはずだ。

芸能人メイクの究極が、人体改造にまで行ってしまうのは、庶民にはわからない脳内麻薬のせいかもしれない。それは職業病の一面もあるから、「大変ね」と同情するばかりだが、素人もデカ目に画用紙肌にのれんのようなまつげ・・・で、僕の職場にもバービー人形が増殖している。素顔はミステリーだ。

アゲハ・メイクが東南アジアに伝染しているらしいけど、おいおい、マニラもバンコクもホーチミンも渋谷みたいになって楽しいかえ?
それは個人の権利です!と住田裕子ジャクソンに一喝されそうな予感もある。ハイハイ、それもそうなんですけど。

こんな日でした(日記) | 15:08 | comments(2) | trackbacks(0)
N・ECO


入院する直前は「絶望」していた母が、退院後また絶望してないか?と(失礼)久々に様子見に行ったら、猫と仲むつまじく二人暮ししながらセルフ・リハビリに励んでいた。やれやれ。

そのまんま知事が故郷に誕生したときは「大丈夫かいな」とハラハラしていたので、案の定このところのニュースや僕が差し入れた週刊誌を見ながら、「バカにしくさって!」と憤慨していた。
けっこうけっこう、喜怒哀楽するネタがあるのはいいことだ。

いまだ訪問リハが実現しないし、栄養状態も病院とは雲泥の差だから安堵はできないのだが、とりあえず生存確認はできた。
暮らしの支えになっているのは、まちがいなく猫である。えらいなーおまえは利用料もとらへんし(笑)…と、ベタベタなでまわしてやった。

愛猫家といえば、昔の「ご近所つながり」の真空管アンプ職人さんが、ガンで長期入院する、と工房も代替わりしてしまい心配していたら、ひょっこりブログを更新されていた。後継者の工房を訪ねついでに、小旅行をされてきたのだと。
お元気そうで、ほっとした。闘病は、これからが本番らしいけど。

子供のいない彼の家にも、人見知りしながらも思慮深そうな猫がいた。
もう何年もおじゃましていないが、猫がときには支えに、ときにはかすがいになっていたにちがいない。

猫は人を傷つけたり、地位に目がくらんだりしないし、屋根も塀も木の上も自由自在だから、居心地のいい場所を自分で見つける天才である。ネオ・エコだわ、ほんま。

近所でたまに出会うどこかのキジトラが、自分のしたウンコをじっくり観察していた。
こんなひまつぶしのしかたも、哲人ですなぁ…
こんな日でした(日記) | 14:39 | comments(2) | trackbacks(0)
鯉のキューピッチ


長い一日だった。
寝不足な頭を引きずって出勤、午後の空き時間をネカフェでもまれてつぶして、夜は2+2の見合いコンパを仕切ってきた。

「俺は『愛の急ピッチ』って言うてたやないですか〜」
とねだられて、よりによって金曜の夜に、待ち合わせでごったがえす梅田のビッグマン前に召集。
金曜夜に阪急梅田で集まって飲みに行くなんて、学生時代のプレイバックみたいで妙になつかしい(大人になると西梅田にシフトするのだ)。

おまえら、もと学生だからって、リッチなパラサイト勤労者だろうよ!?
と苦虫を憤慨しつつも、まぁ僕も恩師にごちそうになってきたから、恩返しするつもりでいたら、支払いまでさせられてしまった。考えてみれば、太っ腹なサービスは初めてなんですな。

うち一人は名ばかり管理職で疲弊して福祉はいやだ!と離職してしまったニートだから、やつを激励したろかーと思ったのも引き金になった。
ところがこいつは、世話女房タイプのチャーミングな彼女とのデートでも僕におごらせたちゃっかり屋のコードネーム陣内くんである。

聞けば、その彼女もふったらしい。
けしからん!!と説教してやったぞ。半世紀も彼女もいないワタクシからすると、まさに言語道断のドラ息子いやドラ学生ではないか。
病院で事務や看護の仕事をしているワーキングウーマンにちょっかいを出そうとしている上に、それが低姿勢で厚かましく見えないから困ったものだ。天性のジゴロなのかもしれない。

そこは、容赦なくビシバシやりながら愛情をこめている(ように演じる)のが腕の見せどころで、「ステキねー、さすが大人ね〜」と評価されるかどうか、我田引水作戦を慎重に遂行する。
まぁ、セルフPRをする場でないことは承知しているし、ちょうど二回りも若い相手に本気で攻めるのも大人げない。
あくまでも行司役の僕は名刺も配らず、しっかり腰をすえて働けよー!!と檄を飛ばしてお開き。これで来年ウェディングベルでも鳴ってくれれば、「いっちょあがり」である。

桝添大臣から表彰してもらえないものだろうか。
副賞は野田聖子で・・・って、まだ言うか?(苦笑)

こんな日でした(日記) | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0)
ネバーランドへ!?

マイケル・ジャクソンの訃報、驚いたなぁ・・・複雑な気分でいるファンも多いと思う。
とりあえず、ご冥福を祈るばかり。

顔が溶解しているだの、ぷっつんドタキャン癖だの、あの「ネバーランド2丁目」疑惑だの、毀誉褒貶が山積み。スキャンダルも現在進行形だった。
非難する声が絶えないのは、怪物的な才能があるせいで、魅力と嫌悪は背中合わせでもある(江頭2:50の人気と不人気みたいなものかな)。

「崩壊」前のジャクソン・ファイブもいいし、ラトーヤもジャネットもいいシンガーに育って行ったから、フィンガーファイブができなかった世界制覇をクリアしたのも当然だ。
ただ、僕は直接ソウルやR&Bを聴いていたわけははなく、クインシー・ジョーンズの人脈を聴きあさっていた中で出会った「傍流ファン」なだけ。

たしか"Off The Wall"あたりからマイケルの声を知ったような気がする。ただただ、このカラフルでソウルフルで艶のあるブラック・シンガーはすごい!!とリスペクトするばかりだった。
スリラーなんか、音楽性もビジュアル性もピカイチで、スリラーもマイケルも知らなくても、ムーン・ウォークは猫も杓子もやろうとした(でも、できないところが偉大なハードルなんですが)。

マイケルにとっては父親世代のクインシー・ジョーンズご自身が弔意を寄せていたのは、運命の皮肉のようなものを感じる。
「クインシー一族」の中でも突出して天才的なシンガー兼ダンサーだったから、常軌を超えた肉体改造に歯止めがかからなかったのだろうか。ブラックな時代のマイケルは、本当に精悍でかっこいいのに、そのへんのセルフ・イメージ観は、アジアンなブラック男の僕にはよくわからない。

それにしても、50歳は若すぎる。まだまだ踊れるだろうし、ソウル・シンガーとしては円熟期だったのではないだろうか。
美容整形だのエステだの、やっぱり自然の生理に反することは、体が悲鳴を上げるのかな。今のところ死因は不明だから、薬物かもしれないし、成人病をかかえていたのかもしれないが。
はるな愛、大丈夫か?

こんな日でした(日記) | 17:17 | comments(4) | trackbacks(0)
「おじさん」の古時計


また時計のボタンが鈍くなってきたので、サービス窓口に持参した。
ついでに、冬にゲレンデでアナログの針だけ遅れ気味だったプロトレックも見てもらおうと、2つそろえて官庁街へチャリをとばす。

メーカーの子会社だから、オーバーホールぐらいはしてくれるだろうと期待していたら、どっちも製造中止で、もちろん保証期間も終わっているので、点検もできないらしい。
真鍮のベゼルが時を経ていい味を出しているクラシックな方は、買って20年はたつから、もう保守用の部品もない。これが「今回の本件」なんですがね。

数年前に修理に出したところ、もう手の施しようもないと聞いていた(とかなんとかいいつつ、直ってきた)から、今度も弁明をきいてあげるかわりに、正式な修理でもオーバーホールでもない「おあずけ」をしてきたのだった。「あらまー長い間ご愛顧ありがとうございます」のひとことぐらいサービストークがあれば、かえって「新製品でも買ったろか」と思うものですぞ、客の気分としては。

ただ、ありがたいことに、たった4日の速攻で、「完了しました」と電話をもらった。あっけない。
微修理か、ゴミ掃除ぐらいですんだのだろう、きれいさっぱり直っている。
できますや〜ん。しかも、無料で。

「もう、この件では修理保証は出せませんので」
とクギをさされてしまったのは、自社製品を長くしぶとく愛用する客が増えると困るからだろう。ものづくり企業としては、おかしな話だが。
まーいいですよん、また調子が悪くなれば、ペコペコお願いしに行くから。

プロトレックの方は、「いま現在、症状が出てなければ修理として扱えない。点検も受けつけられない」とお役所的に断られてしまった。なんじゃそりゃ。
冬に針が遅れるのは故障ではなく許容範囲内にしとけ、とでもいいたげな…(?)。
どっちの時計にしても、故障して止まったことは一度もない。メカの耐用年数はすこぶる長いのだ。
なのに、製造元の正式サポートが不釣合いなほど短い。ウィンドウズじゃあるまいし。

セイコーやシチズンはどうなっているのかわからんけど、いまどきどのメーカーも似たり寄ったりなのかな?
さすがに、シチズンとセイコーの時計は、これまた「20年選手」ばかりだが一度も故障することなく、修理に出したことがないのでわからん。

今日、引き取りに行った窓口には、年金世代の紳士が、やはりプロトレックを持ってきていた。
お年から察すると、きっと山登りに使っているのだろう。サポートの頼りなさを知ると、やりきれない気分だろうね。
「せめて、ワシが山に登れんようになるまで、修理して下さらんか」
と窓口で懇願することになりそうな予感もある。そんな人情ドラマが似合いそうにないメーカーなのに。

デジカメとフィルムカメラのアウラの差異も、今さらいうまでもなく事実だし、腕時計もAV機器も、耐久消費財というわりに、使い続けてなじんで行く「交感性」のようなものの耐久性は、限りなく逓減している。
買うときに、「あ、数年で飽きるかも」と直感できてしまうのも、寂しい。

結果的に、次々に買い換えてしまう(ことになる)ショップ・ホッパーは、メーカーの思うツボだろう。
維持費がかかっても、買い換えずに直し治し使って行きまっせ!!といえる「耐久消費者」でいるのは、なかなか大変だ。

アナログ好きな尾b区でさえ、「分厚い辞書を繰る」こともなくなってしまった。すでに3個目の電子辞書に飽きて、4個目に手が伸びかけている。情けないなぁ・・・
おそらく、エクスワードの使用レポートを近々打っていることだろう。
あっ、これもプロトレックのメーカーですがな!!やられっぱなしですなぁ(涙)。

買いました(むだづかい) | 22:37 | comments(2) | trackbacks(0)
お耳直し盤


久々に声を嗄らして疲労困憊。食事休憩をはさんでも、6時間しゃべりっぱなしは酷である。
それに、しゃべればしゃべるほど、僕の声は子守唄として効くらしい。困ったものだ。

夜に学びにこられていた年配のご婦人たちは、口をそろえてそうおっしゃる。
気配りして遠回しに評してくれてはいても、なんのことはない、インパクトも迫力もメリハリもなく「やる気なさそー!!」に聞こえるだけなんですな。

一番近くでモニターしているのは話している本人だから、われながら実にその通り。
乙女を萌えさせ、野郎には世界同時革命を奮い立たせる(笑)ような話術が、身につかないものだろうか(チェ・ゲバラの演説でも聴いて勉強しようか?)。

疲れ気味のがなり声に自分でほとほと疲れて、「お耳直し」にアシュケナージのピアノはいい。
辻井青年が絶賛されて、またラフマニノフが再評価されている。もっとも、浅田真央ちゃんも演技のBGMに使っていたから、もう定番のミーハー・準クラシックになっている。

ハイティンクのコンセルトヘボウ盤は、学生のころの愛聴盤だった。
研究室で鳴らしていたら(テープだったのかもしれない)、ふらっと入ってこられた先輩が、小耳にはさんだだけで「コンセルトヘボウだね」とつぶやいて、静かにほほえんでおられたのを思い出す。すごい聴覚(?)に、たじたじとなったものだ。
彼はチェリストでもあったから、感性は周囲の社会学屋さんとはまったく異質だったようだ。

まだ、CDというメディアが出始めて数年のころで、たぶんサンプリング技術も今ほどではなかったと思う。ディスクの単価も高かった。
いまや、もうCDさえ主役の座をダウンロードに明け渡そうとしているご時世。

それでも、パッケージの存在感は無視できない。
たまたま最近、プレヴィン指揮のロンドン・シンフォニー盤を中古CD屋で見つけた。1番から4番までのピアノ協奏曲全集が2枚組みで、なんと1000円だった。どうも「新古品」のようで、包装つきだったから、よけいにありがたみ倍増の中古市場である。

録音自体は、このロンドン・シンフォニーの方が1970年だから、84年のコンセルトヘボウ盤よりうんと古い。
でも、リマスターをうまくやっているのか、コンセルトヘボウ盤とくらべて、どこかキラキラと生気が炸裂するようなダイナミズムを感じる。
もっとも、アシュケナージの若さ(33歳のときの演奏だからね)もあるだろうし、どっちも良し悪しのつけようのない名演奏なのだが。

アルビノーニのアダージョなんか聴いていると、1曲終わらないうちに昏睡してしまうのに、ラフマニノフのピアノ協奏曲はハイになって眠れない。不思議だ。
眠れなくても、気持ちは安まるから、充分に「気力回復剤」になっている。
くりかえし服用しても永遠に減らない、ありがたいドラッグである。

聴きました(音楽・オーディオ評) | 22:39 | comments(2) | trackbacks(0)
ショータロウ先生



女子中生をよそおって男子中生に「エッチな写真を撮って送れ」とメールしていた男子教諭(ややこしいなー)が逮捕されて、おぉこのショタコンにとっては勤め先は楽園だったわけか!?と変にうらやまし…いや納得してしまった。

せっかくの楽園勤務なのに、「そこが楽園な理由」がばれると楽園から追放されるわけだから、こんな浅はかなショタコン男やロリコン男は、楽園に勤める資格はない。これ、教員免許より難しい資格かもしれない。もちろん、そんな資格をがんばって取ってほしくはないけど。

ただ、このショータロー先生、お目当ての男子中学生とは5年越しの鯉だったようで、よほど気に入っていたわけですな。
それなら、正面からアタックすればいいものを(いや、しちゃーダミだよ)、女子を装って写真を送らせるなんて、かえって「接近できる可能性」をつぶしてしまうではないか。愚か者め!

だって、相手は「女子が好き」な普通の男の子で、メル友が女子だと思い込んで萌えているわけだから、正体を知ったら、強烈なホモフォビアになりかねない。いや、それでいいんですが・・・うーん、「前からアタック」を推奨しているようで、良心が咎めるな(笑)。

もしかして、このブログへのコメント主も「陽気なおじさまを装った天海祐希だったり(!)、「博多の普通の主婦を装った蝦原友里」だったり・・・はしないか。
ネカマでなければ、変わり種のアバター大歓迎なんですがね。

こんな日でした(日記) | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0)
歯車の幸福


日曜日は蒸し暑い法事で、長兄の家に3兄弟が集まった。あらためて弟の新妻と兄宅で出会うと、何度も会っているとはいえ、奇妙な気分がする。
バツイチ再婚同士だから、新しい配偶者を前にして露骨な話はしなくても、「男はつらいよ」と共感できるところもあるのだろうか。そのあたりは、「無傷」の僕などカヤの外である。

それに、二人とも(おまけに弟の配偶者も)公務員でアラゴー・・・とくれば、もう安定飛行というか、定年後の余暇と退職金をどう使うかだけ考えていればいいわけで、さしあたって家(のロケーション)とクルマの下馬評に花を咲かせている。
ここでも、完全に僕はカヤの外。すみませんねぇ芸能人で(笑)。

もっとも、たとえ1年でもローンで買い物するのは嫌いだし、まじめに「都会人は自転車がクール」と信じているから、マイカーもマイホームも興味はない。
家とクルマが豊かさの象徴だった高度経済成長時代のような発想には、「懐かしいノリやなぁ今どき」と思いこそすれ、同時代を生きている同世代人には見えない。あちらも、「身内に変種がいやがる」としか思ってないだろうが(苦笑)。

せめて、男なんだからエロ話の1つや2つはせんかい!と思っても、人生の果実すべてが手に入ると、ハングリー精神はなくなるのだろうか。
僕なんか、ボーナスはほしいし人生初の彼女もほしいし(笑)、退職金もないし、下衆な欲にふりまわされて毎日あくせくしているというのに。

この、学校を出てからブランクなく役所の世界に入って、ずーーーっとそのまま定年に向かって可もなく不可もなく生きている家庭人は、小泉竹中改革をどう見ているのか、聞いてみようと思いつつ、なんだか萎えてしまった。
あと、足利事件の落とし前をどう考えているのか。

冤罪で人生を奪われた菅家さんは、「検察も警察も許さん!私の前にきて謝ってもらう」と憤怒していたのに、県警本部長が謝罪すると「許します」と一転、丸めこまれてしまった。
彼の怒りの矛先は、もちろん警察と検察の組織ぐるみの体質にもあっただろうけど、推定無罪の被疑者に恫喝の限りを尽くした刑事や、証拠をもみ消した検事も標的になっていた。

それが、県警本部長とはいえ、ただの順送り人事で今たまたま本部長のいすが回ってきただけのキャリア役人に頭を下げられたぐらいで許されてしまうのは、なんだか茶番劇レベルの謝罪儀式を見せられている気がする(もちろん、菅家さんの大人の判断を責めるつもりはない)。

僕なら、関係者一人一人を法廷に引きずり出して、あくまでも個人責任を追及するだろうな。大人げないと叩かれても。
いくら組織の体質が病んでいたからといっても、また上司の指示に従うしかないといっても、組織は個人が構成しているのだ。体質のせいにしていては、無能な税金泥棒が繁殖するだけ。

組織の都合で、追及できるはずの個人責任をやむやにさせられてはたまらないし、「組織の長がこうして深々と頭を下げているんだから、許してやればどうだ」と真綿で締め付けられるような世間の空気も、おかしい。
「私の顔に免じて、許して下さい」とトップが土下座すれば(いかにも儀式だねぇ)、許さない方が偏屈よばわりされてしまう。

今の県警本部長が事件発生当時に操作の指揮を執っていたならともかく、別部署にいたなら指揮監督も指導もできなかったわけだから、責任はない。責任のない人に頭を下げられても、困るわな。
あくまでも、捜査責任者は警察官吏個人である。「あなたが土下座パフォーマンスでかばっている本人を出せ」と要求しないと、同じ茶番劇はこれからも連綿とくりかえされるだろう。

捜査一課長はどこの何者なのか、この世その命が果てるまで追及されて当然だ。
なんなら、バカ警官とアホ検事の個人名を生中継でしゃべって「出てきなさい」と叫んでもいいと思う。「名誉棄損で訴えるものなら受けて立つぞ」と。

そういう個人責任追及の発想も、これから増えては行くと思うのだが、最後まで残る組織の鎧に守られるのは、公務員だろうな・・・と思う。もう、それが「無謬の前提」にさえなっている。
ただ、組織がかばってくれず、トカゲの尻尾みたいにあっさり切られて、マイホームローンまで組んでいながら懲戒免職で退職金*千万円がパー、妻子が出て行って天涯孤独になってしまった「木っ端役人なれの果て」みたいなおっさんがいれば、少しは同情してしまうかもしれない。

厚生労働省の村木部長(当時)に、「適当に書類を通しておけばいいのよ」と指示された部下のキャリア君も、組織の慣例に忠実に従った点で優秀といえるのか、それとも無能だったのかね…?
たとえ「私に従わないなら、あなた将来はないわよ」と脅されても、「いいもんねーおれ俳優で人生やりなおすから」とケツをまくれるような何かがあれば、脱出口にはなっただろう。
そもそも、目をつけられなかったかもしれない。「あいつにやばいことを命じると、さっさとリークされて詰め腹を切らされるわ」と思われれば。

では、「言えなかった組織の裏側を書きまくるブロガー」なんて類は、はたして安泰なのかリスキーなのか・・・。
そんなブロガーなのだとPRしておくことが、トカゲの尻尾にされないための、屁のつっぱりぐらいにはなるだろうか。

こんな日でした(日記) | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0)
漁の成果は?


これは合コンなのか、ただの飲み会なのか、ちょうど大学でひと仕事終えた後の打ち上げ気分で出撃した漁師居酒屋で、終電まで飲んで騒いできた。

そういえば、初対面の男女対抗(?)飲み会なんか阪神大震災以来のことだった。
当然、カンも鈍る。かなり下品なヨタ話をぶちまけていたような気もする。

加勢仕事してくれ!!とばかりにヒトミ1号を呼んでいたので、こちらは希望に輝く大学院生、「現場の経験をいかに理論化できるか、研究しておりまして…」と自己紹介すると、おぉーっとどよめきの声。
仕事の中身というか、何を生き甲斐にしているか、そんな核心部分をアピールしないことには、「あーこのおじさん、人生下り坂でしかないわ」と見限られて終わりなんですな。

逆に、「あちら」の舞台裏は、いろいろ蔵出しトークもあって楽しかった。
鉄道員の持ちネタは、旅行好きな一般人にとっては「拝聴」させていただくような貴重なネタなのに、こちとら社会学の話をしたって万人受けしない。
「さっき教壇の真ん前に森三中がいてね、もう吹き出しそうになって…」てなことを一人でおもしろがっているのが関の山。

そこは、僕なりの戦況判断で、仕事の苦労話をするか聞くか?だけの会話になってしまうと、あまり生産的ではない。二人の「間」に共通の話題が見えてくるか、第2ラウンドに持ち越しとなるかどうか?が難しいところだ。

で、閉店までひたすら食って飲んで解散。
乙女たちがどこまで帰るのかも、把握できてなかった。なんかこう、こういうときは「お送りしましょう」ぐらいのサービストークはするべきなのだろうか。
連絡先も尋ねるべきなのかどうかも、脳内マニュアルが消えていたので放ったらかし。

いかんなぁ・・・「ただの物見遊山コンパ」で終わった気配がありあり。
それに、飲み会に僕が連れてが、まず行く女子と僕との仲が、まず疑われるのは困ったものだ。なにもないのに、いかにも僕がちょっかいを出している候補者同伴のように見えるらしい。
ひょっとして、これが最大の敗因だろうか?

こんな日でした(日記) | 20:37 | comments(2) | trackbacks(0)
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