2009.08.31 Monday
おおかた勝負のわかっている選挙に投票するのはつまらないから、社民、共産あたりに入れてみるのも、ヤキモキする楽しみが味わえてよかったかな?と思いつつ、予想通りの政権転覆劇を、なんだかなーと苦笑しながら夜通し選挙特番を見てしまった。
勝った民主党も、あまり高笑いを見せなかったのは印象的で、狂乱お祭り騒ぎ的な郵政選挙とは様相が違う。年金問題がすっきりするか、雇用が安定するか、北朝鮮から日本人が帰ってくるか、これから民主政権のお手並みを拝見して、ことあるごとに痔民党が噛みつきまっせ。
「枡添総裁」の待望論も聞こえている痔民党は、棚卸しをして、出直し野党生活。
そこで、廃棄処分された欠陥品の言い分を聞いてみると・・・(あくまでも代弁)
●中川昭一「私にはもう、飲む力しか残ってません。酒が呑める酒が呑める酒が呑めるぞ〜♪酒が酒が呑めるぞ〜酒が呑めるぞ〜♪」
●船田元「政界から追い出されたら失楽園の楽しみ半減。女房はNHKに返す!」
●井脇ノブ子「男になって出直します!」
●ヤマタク「愛人も離れて行ったし、もう、性界引退!」
●久間元防衛大臣「原爆しかたない。薬害しかたない。だから敗北しかたない。こんなワシの治し方ない」
無責任な親分のおかげで、みなし子になることが代替予想されていたとはいえ、「生チャイルド」の進次郎だけ当選して「それはないよ」と断末魔の涙声で散っていった小泉チルドレンの今後も、考えてあげましょう。
●片山さつき → 乙女の上目づかいで元だんな要一にすり寄り、総裁ファーストレディの座を狙うか?
●カリスマ小泉チルドレン主婦藤野真紀子→存在感ナシ。どうでもいい
●佐藤ゆかり → 女優デビューか、ワタクシの愛人か、退路は2つに1つですよ!!
一方、追い風満帆だった民主党にも、惜敗した候補者がいる。
●しんきろう元首相に敗れた田中美絵子候補→ワタクシがクィーンメーカーになってあげましょう!まだ、グラビアデビューはさせません。
かつての親分だった河村たかし名古屋市長が「またがんばって、庶民革命やってちょーよ」とエールを送っていたのは、なんだか小出監督とQちゃんの関係みたいだったが、ジジころがしの素質があるのかもしれない(ころがされてあげましょう!!)。
しかしまー、比例で辛うじて復活当選した聖子は、ハワイ新婚旅行みたいな花飾りをつけて浮かれていたのは、あぁ…80年代に蝶よ花よとイケイケで踊っていた乙女の残り香は衰えませんなぁと苦笑してしまった。
でも、涙をにじませる聖子には人徳もありますから、しばらく下野してワタクシと子作りがんばりましょう(笑)。実はベビーブームは「戦後のどさくさ」に起きたんですよ!!とかなんとか、もっともらしい屁理屈で説得してみようか(笑)。
田中真紀子のように民主に鞍替えしていたら、「郵政大臣」に返り咲くことさえできたかもしれないけどね。
初めて下野したからといって、郵政選挙リバウンドが昨夜の政権転覆につながったとすると、同じことが4年後に起きるかもしれないから、痔民党はじっくりと捲土重来を狙うことになるだろう。だから、智将ハトヤマは浮かれていないわけで…。
さつきにリベンジを果たした城内実さんが「浪人塾」でも開校すれば、痔民党の大物や、特にボロボロ落選した降冥党の幹部がこぞって弟子入りして、第二松下政経塾になるかもしれない(実体は辛酸をなめつつ食いつないでいる庶民の立場を学ぶ生計塾だな)。
同じ負けるにも、みっともないだけの負け方、涙を誘う美しい負け方、成長する負け方があるから、追い風だけで買ってしまった小沢チルドレンより、凄い政治手腕を持つ有力者はいくらでもいる。下野している間の精進は、侮れないのだ。
初めて負けたぐらいで自民党を離党するような薄情者は支持者からそっぽを向かれるだけだが、風見鶏といわれている雌鳥もいるから、最終的な議席数は微動があると思う。民主党も、「単独3分の2」を取れる議席数にはあと一歩だから、田中康夫あたりに「こっちに来ない?」と勧誘攻勢をかけるんでしょうな。
痔民の中でも反主流の山本一太あたりが民主党に寝返ると、これこそ現代の赤穂浪士。
そんなドラマチックな第二幕も、見てみたいのだが、ゆかりに聖子に田中美絵子・・・世話しに行かなくてはいけないワタクシは多忙な4年間である。