solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
大阪府梶野市


トオルちゃん、またイケイケ発言
「京都は観光、神戸はファッション、大阪は猥雑に!」
と、エンターテイメント機能をまっかせなさい!と怪気炎をあげた。いいねぇ、キャバクラ通いの武勇伝を彷彿とさせるハイテンションぶりは。

都市機能を広域で分担して、魅力ある近畿を(当然その先には関西州構想がある)と訴えるのはけっこう。
あくまでも、そのひとつとしてカジノがあがっているだけで、過敏に反応するのも大人げない。
「教育上よろしくない」ったって、それなら競馬や競輪は教育的なのか、サッカーくじはどうなのか、カジノ資本主義はどうなのか・・・(これは世界の潮流だから府知事がどうこうできるものではない)。

「うちの近所」で無認可派遣型フーゾクや偽装ラブホが放任されていることも、とっくに子供は知っている。
こういうところから、行政がしらみつぶしに取り締まって、色と欲の世界は特定の場所で管理する姿勢を示してくれれば、トオルちゃんの構想は(子を持つ親の立場からは)評価されると思う。難しいだろうけど。

一方で、トオルちゃんのいう「猥雑さ」は、スクールゾーンに風俗店やパチスロ店がごっちゃになって商売繁盛している姿でもある。すでに、キャバ嬢のようなJK(JCまでも!!笑)が学校に繁殖していたりする。それが都会の宿命ですわな。

本物のカジノのように、賭博だけは大人限定の社交場で、周辺で家族も楽しめる娯楽設備ができて行けば、棲み分けはできるかもしれない。
そのへんの境界線も、ズブズブになって行きそうな街ではあるね、大阪は。色と欲の渦巻く界隈にできたフェスゲがどうなったかを見ると、トオル知事、勝算はお持ちなのだろうか?

それに、勝手に大阪に猥雑都市にしてしまって、神戸でカジノをやりたい人や京都市左京区吉田本町を猥雑にしたい京都市民は、「ちょっと待ってんか」と思うだろう。ほんらい、どの都市も猥雑になっていくのが都市生態学の常識だから。
大阪でかせいで、京都で遊んで、神戸に住むのが関西の紳士の夢見る人生スゴロクらしい(文珍さんのように実行している芸人もいる)けど、このスゴロクも変わっていくかもしれませんな。

トオルちゃんの袖にすがりついて、「京大理学部メソッドで必勝できるカジノをやりたいんです!」と泣きつく学生ベンチャーなんかもいるかもしれない(行ってみたいなぁ)。
「神戸女学院生が勢ぞろいしたキャバクラ、西宮でオープン!」となると、もっと行ってみたい(笑)。

ま、現地では町内会あげて猛反対するだろうから、こういう夢とロマンは、埋め立てたままさっぱり売れない大阪ベイエリアの島に閉じ込めて特区で実験してもらうのが、すっきりする。
もしかして、WTCの地元を猥雑にしたいのかな?トオルちゃんは。
そのためには、リニアの終点を「大阪梶野駅」まで持ってくることまで、しかねない人であるしね(笑)。

そう、リニアと空港とWTCを、府知事は頭の中でどう組み合わせようかとパズルを組んでいる最中なのだと想像するに難くない。
東京からリニアに乗った客は、新大阪が終点だと思いきや、ヨドバシドットコム駅、グランシャトー駅、日本橋萌え駅、新世界くしカツ駅と妙なカーブを描いて、終点WTCまで、一体いくつ駅つくりまんねん?と突っ込まれつつ、各駅停車リニア(笑)が超満員ドル箱路線になったりして…。
好きだなー、そんな大阪になれば。

こんな日でした(日記) | 19:42 | comments(4) | trackbacks(0)
大阪ラビリンス


出勤時刻に少し余裕があるので、近道はないかいなーと思って、いつもとは違う道を駅からたどってみた。

方向感覚はいい方だと自負しているし、地図も大好き。
だからといって、迷子にならないことにはならない。
数々の迷子経験は豊富にある。単独行の冬山でも(クワバラクワバラ・・・)。

運命を賭けた(?)最初の転職先の採用面接には遅刻した。お恥ずかしいことに、新大阪駅で、業務用の通路に迷い込んで、駅ビルの中でのたうちまわっていた(笑)。
この夏の大学の面接も、道に迷って遅刻して平謝り。いずれも採用になっているのは、守護神がついているとしか思えない。

今朝は、ただの余裕のイタズラ心。
いつも歩くコースでも15分だから、それが数分短くなるかどうか?ぐらいのささいな実験だった。

案の定、迷子になった(涙)。
地図ぐらい持ち歩けばいいのに、頭に入れたつもりで、「ここを大きく迂回してまっすぐ行けば、いつも最後に渡る交差点に行き着くはず」と思い込んだまま、どんどん見知らぬ街に入って行く。

大阪――といっても、河内平野になるのか?――は、真っ平らである。
阪神間なら、坂を下って下って行けば、必ず海に出る。つまり、南下する。北には六甲連山が必ず見える。これで、東西南北は確定する。

そんな目印がないのだ、茫漠とした大阪の平地は。
スコーンと青空は広がっていて、昭和な団地が建ち並び、行き交う人影ほとんどなし。適当に通りすがりのおばちゃんに道を聞けば、親切すぎるぐらい道案内してくれる確率は約93%あるのだが、飴ちゃんをくれたり、「あがってお茶でも飲んでいかへんかー?」と誘われたりすると厄介なので(笑)、自力でミステリアス・タウンを抜け出すことにする。

出勤時刻は、刻一刻と迫ってくる。
シャツ一枚なのに、じんわり汗をかく。
道路標識も全然ない。「こっちが奈良でっせ」とでもわかると、方角はわかるのだが。

やっと、見慣れたスーパーの看板を発見してそこに直行し、結局いつも歩いている「遠回りな幹線道路」に合流できたのだった。
セーフ!・・・やれやれ。ふだんの倍の時間かかっとるではないか!

ほんと、顔のない道とか、(真っ平らなだけで)地形というもののない街は、迷子へのエントランスみたいなものだ。僕の勘が鈍いだけかもしれんけど。
地名案内板こそあちこちに貼ってあっても、それは地図とワンセットにして初めて意味があるわけで(風情を味わうわけでもなし)、いま自分は世界のどこにいて、どこに向かっているのか遠ざかっているのかは、住所を文字で把握してもスーッと腑に落ちるものではない。

こうして街は、ふとしたきっかけで迷宮と化す。そこが徘徊のおもしろさだったりするのだが。
一時期はやった路上観察も、あたかも蟻の目になってトマソンや坪庭を観察して歩いていると、ふだん鳥瞰していたような街が無性に広大な宇宙のように思えてくるゲームだといえる。
そんな感覚を僕が初めて覚えたのも、大阪の天王寺界隈だった。

梅田や心斎橋は、もうただの繁華街でしかないけど、天王寺や京橋は濃い〜し「迷宮性」も充分。
夕暮れ時にでもうろついていると、美人局に遭いそうなブラックホールが、そこかしこに口を開けていたりする。こんなヤバさも、迷宮の隠し味みたいなものだ。
ただの迷子ですんでいるうちは、ラッキーなのだが。

こんな日でした(日記) | 22:27 | comments(4) | trackbacks(0)
かなわんキッチン


結婚詐欺&シリアルキラー(容疑)女も「たいがいやなー」と思うが、高い授業料を払った被害者も落ち度は満点だ。
笑ってすませられないのは、殺されてしまったかもしれない結末ゆえ。虎の子の財産を巻き上げられて、命まで落としている。
だから、同棲してから結婚を考えろっちゅうのに、マイ・レクチャーが届かない世間では、こんな悲劇はまだまだ起きるだろうね。詐欺罪まで構成しなくても、ささいな「だまされた!」は入籍する前に経験しといた方が利口でしょうに。

一度でも男女の仲になって甘い汁を吸わされると、「婚約できたんだ」と信じたままあの世に行ってしまったわけだから、恨んだり訴えたりする余地もない。ある意味、完全犯罪だ。もっとも、あちこちでボロを出しまくっているから、完全犯罪とは程遠い間抜けではあるね。
かりに証拠不充分で罪に問われなくても、今度は「次の被害者」から個人的に狙われる恐れはある。塀の中に入ってしまう方が安全だろう。

PCの画面だけで、「わしの奥さんは料理上手♪」と幻想をふくらませている男は、あと10万人ぐらいはいると思う。てことは、まだまだ結婚詐欺嬢のマーケットはなくなりませんな。

「いい奥さんになるわ」の一言――たぶん画面上だけで――に、何百万円も送金してしまうカモは、生きていたら延々吸血され続けただろう(だからといって、命を奪われてよかったとはならないのだが)。
同性だとしみじみ共感してしまう失敗もある反面、どうにもわからない軽挙妄動もある、身の回りでも、家庭の中でもさんざん見てきたし。

給料袋を渡して、女房に買い物三昧させている亭主族も、詐欺罪としては立件されないだけ。リセットできるうちに、民事で決着をつければいいのに…と思う。
その方が、再婚マーケットが広がって景気浮揚につながるかもしれない。

ところが、貢いで失敗した男は(女も同じかも)、同じ失敗をくりかえす。
金を渡してしまうことが男の甲斐性なのか、彼女の愛情なのか、そのへんの感覚は僕にはさっぱりわからない。これが結婚という形のない麻薬のなせるワザなのだろうか。

もちろん、春を買ったり、彼女のフリする接客業に料金を払ったりする気にもならないのだが、いざ乙女が「自分専属」になったら、それだけでズブズブにならず、料金を払ってデートしていただくのが賢明だと思いますな。
「あなたに長年尽くしてきたのよ!!」
と昼下がりドラマのような妄言を叫ばれたときも、
「決済はその都度すませているじゃないか。料理には1000円、背中流しには500円、掃除には2000円」
と言い返せるから(笑)。
シャドウワークを糾弾してきたマルクス主義フェミニストには、どう評価されるだろうか?


こんな日でした(日記) | 16:31 | comments(4) | trackbacks(0)
スイーツな就職


投げやり角さんなら、「もう、放送せんでええんちゃう?」と、ワイドショーまるごと否定してくれそうな期待も覚えるのだが・・・
放送しないわけにはいかない局の都合もあっただろうが、案の定どうでもええがなオーラ(笑)ぷんぷんの「のりぴー裁判」ショーに関西の空も騒がしかった。

たしかに、もう、ええんちゃう?と思う。
酒井法子が介護職を甘くみようと、芸能界復帰しようと、個人的には好きでも嫌いでもなく関心がないから、どうでもよろし。

ただ、日本という湖(沼に近いかな)に投げ込まれた「芸能人の汚点」が、どんな波紋を広げるかは、観察している分にはおもしろい。
波紋が破綻していたりするからだ。
ちょうど、小さな水槽で起きた波紋が、へりにはねかえってきて相殺してしまったりするような現象を、世論が見せてくれる。

「仕事を甘く見ている」日本人は、どれだけいるのだろう。
たしかに元アイドルも、「介護っぽい人助けがしたいの」ぐらいの甘い見込みを立てているのかもしれないし、甘くみるな!と叱責するのは、正論ではある。
それ以上の甘い見込みで、「カウンセラーをしたい」「法科大学院に行くぜ」「福祉学科にでも行くか」「白衣の天使になりたい」と考える少年少女もまた、五万といるだろう。

とりあえず、やろうと思えば修行の場に入ればいいと僕は思う。
そこで淘汰されて、適材適所が決まって行く。見込みの甘さ、努力不足、体の故障など、厳しい現実は遅かれ早かれ直面するんだから。
甘い構えで「被害者」を出す前に、方向転換すればいいのだ。

「職業を甘く見てはいけない」は、どんな仕事でも報酬をもらってやる限りつきまとう大原則だから、福祉職だけ特別なのではない。
尼僧になるつもりでないと務まらない!と高いハードルを立ててみせていたコメントもあったが、職業に貴賎なしとお考えなら、どんな仕事でも聖職者になるつもりで臨むべきなのだ。介護だけが聖職でも、介護現場だけが聖域ではない。

ただニューカマーを排除するだけなら、だれでもできる。
そして、そんな村の原理が支配している業界も組織も、成長しない。

結果的には、元アイドルは介護福祉士を取得するとか、介護施設の管理者になるより、芸能界の片隅で小銭をかせぐ道の方が可能性としては高いだろうから、そうそう職業倫理やモチベーションを厳しく採点して騒ぐ必要もないと思う。大人げない。人民裁判じゃあるまいし。

介護業界は、もちろんタレントの一言にだけ過敏にかみついているわけではないだろうし、前科者を排除する意図もないとは思うが、考えの甘い人お断り!は世間に公平に訴えてみればいい。
心病む人が、相談者の心にメスを入れようとしている現場も学校もある。
アルコール依存症のプロドライバーもいる。
ロリコン教諭とか。
こういう例を、どうふるい分けて行くのか?

適性を見抜くのは、ほんと難しい。
僕には、「まちがいない第一ハードル」なんか立てられない。とりあえず、ワンステップずつやってみれば?としかいえない。
機会を最初から与えずに裁いて捨てるのは、少なくとも賢者の人あしらいではない。

こんな日でした(日記) | 19:10 | comments(2) | trackbacks(0)
正午時代


小学○年生といえば、小学館の看板雑誌だったはずだが、高学年向けがなくなるんですと!これは大事件!日本の文化遺産なのにユネスコ助けて!
といっても無駄だろうね。市場原理で朽ち果てて行くばかりか…寂しいねぇ。

あの付録の世界は、子供ながら楽しみだった。たしか城や消防車の紙模型を作ったことがあるぞ。
ただ、マニア道に走る子供は田宮模型の世界にはまって行き、雑誌の付録は飽きてくる。高学年になると、京商の飛行機模型に進む少年、鉄分が濃厚になる少年、電子ブロックから電波系に「感電」して行く少年(これ僕)と専門分化する。

だから僕も、肝心の『小学○年生』の記事の中身はとんと憶えてない。
購読しなくなるのか…(だから小学館もやめるのか)、けど中学に上がると旺文社の『中一時代』と学研の『中1コース』のどっちかを購読して(あてがわれて)いたのは記憶に鮮明だから、ほんと思春期への入り口のニーズは難しいんでしょうな。

いまどきの小5・小6雑誌は、かつての『明星』や『平凡』のような芸能記事も満載で、学習雑誌というジャンルが成り立たなくなっているようでもある。
学習なら参考書メーカーがあの手この手で直販雑誌を出しているし、芸能情報はコンビニで立ち読みできるしね。

牧歌的な時代だと、文通コーナーなんてのに平気で子供が名前と住所を載せていたが、今なら即ロリコン犯に結びつくから、うかつな「読者交流」はできない。このへんの治安の問題も、お子さま雑誌が神経を尖らせなくてはいけない厄介事だろう。

かといって、『小学○年生』の世界がネット化するのも、ちょっと寂しい。あの付録つきのボリュ〜ム感は、ページをめくりつつ本というメディアに親しむきっかけとしては悪くないと思う。
ネットで読者の年齢認証を管理したり、付録は「型紙ダウンロード」になったり、着メロも可能だし、多彩な読者サービスはできるかもしれない。でもね…、でも…、と考えさせられてしまう。

あ・・・そうだ僕はボリュ〜ム感ある読書に親しんで、ジャンプ、チャンピン、サンデー、マガジン、キング(まだあった)の世界にのめりこんで行ったのだった。
『中○時代』の別冊付録についていた富島健夫の青春小説に出てくる、えろちっくな箇所だけ妙に記憶に鮮明なまま(苦笑)、肝心の教科書的な文学に親しむきっかけはうんと先延ばしにしたまま。

理科少年にとっては、『サイエンス・エコー』はおもしろかったな。平田オリザが読者モデルであちこち冒険企画に出ていたり、別に「何年生向け」と銘打っていなかったから、それが奥深い感じがして隅々まで楽しめた。
音楽好きな兄貴が姉妹誌『ミュージック・エコー』を取っていたから、付録のソノシートを聴くのも楽しみだったし。

この「エコー」シリーズは、たしか学研だったような気もするけど、たぶんローティーン向けだったような気がする。この程度のゆるいセグメント化で、ちょっと幅広い読者を対象にすればいいのではないかな。小学生が辞書や図鑑を引き引き読むのもいいし。
『子供の科学』からいきなり『NEWTON』に飛ぶのは溝が大きすぎるから、十代向けの科学やアートの雑誌があればいい。理科離れにつける薬にはなるかもしれない。

考えてみれば、ほんと大事な時期だから、ローティーンのころ音楽にのめりこむかスポーツに没頭するか、受験にのめりこむか、科学に親しむかは、その後の進学や就職や、何で大成するか?にかなり強く影響する。
どれでもいいと思うのだが、ケータイ依存だけは何のプラスにもならんような気もするね。家出しても泊めてくれるおじさんがすぐ見つかるメリット(笑)ぐらいはあっても。

こんな日でした(日記) | 23:33 | comments(2) | trackbacks(0)
村の選挙


出来レースとわかっていても、一応投票に行ってきた市長選、結果は明らかだった。
60年間、助役あがりの市長立候補が、信任を得るだけの選挙なんて、まさに官僚内閣制の地方版にすぎない。市長が助役を後継指名して政党に票固めを依頼・・・まさに談合そのものの選挙は、市長選(と知事選)のたびに対立候補から糾弾されてきた田舎政治である。
しかも、与野党相乗り!

かと思いきや、前回は自公民が相乗りしていたのに、今回は飛ぶ鳥を落とす勢いの民主だけに推薦を求めていた。
市営空港という暴挙を平然と推進するゼネコン・ハコモノ市政は、いかにも痔民党くさいのに、どうして公認を拒むのか?の問いには言葉を濁すばかり。うまいこと計算しよったね。

薄氷を踏む思いを感じたのは、フタをあけてみると信心候補にわずか8000票の僅差だったこと。
おまけに、民酒党の支持者の票は、現職と新人に真っ二つに分かれていた。つまり、「いくら民酒党が推薦したからって、この市政はいかんよ」と異議を突きつけたのである。
そこを量って、府知事トオルちゃんのシンパがずいぶん後押ししていたようだ。トオルちゃん自身が応援演説に来ていたら、堺市長選のようなことが確実に起きていただろうね。

こんな一騎打ち的な選挙に、出馬する意味があるのかどうか疑ってしまう共惨党の新人候補(あってはいけませんが選挙賭博があれば、すごいオッズになって僕は大儲けしていただろう)に入った6万票あまりが、もし新人の樫野さんに流れていたら、圧勝していたのはまちがいない。
事実、対立候補擁立の一本化も模索されていたようだが、なにしろ相手は共惨党ですから…(苦笑)。「赤い神戸」は震災後の火災だけで、もう懲り懲り!!と有権者が思うのもしかたない。

これから、市営空港の便数はどんどん減り、債務償還は遅れ、ゼネコン市政への監視はますます厳しくなって行く。JALが悪いのではない。そこに空港があることがナンセンスなのだ。
と原点に戻って、有権者は現市長への花道を用意してあげるがいい。

関空を溺愛するトオルちゃんも、別の角度から「神戸市さん、空港いらんのちゃいますかね?リニア神戸線を延ばしますから、空港やめはったら?」とけしかけてきそうな予感はある。
こうして、リニアモーターカーはあちこちに支線や停車駅ができて、のぞみ並のスピードに落ちて行く(笑)。

しかしねー、投票率が31%とは情けない。
150万都市の市長選で、人口のわずか1%の15,000の得票でトップ当選するんだから、こんなの信任されたとはいえませんな。
関心ない。それだけ。
69%の有権者には、結果をとやかくいう資格はないのだ。
せめて、ワタクシの名前を書いて入れていただければ、次期市長選で彗星のごとく「前回の無効票のヒーロー」として出馬し、驚愕の当選を果たすだろうに。



政治 | 16:58 | comments(4) | trackbacks(0)
C級


10年ぶりか15年ぶりかわからんぐらいに、なじみの雑誌を買ってしまった。立ち読みすることはあっても、買うまでの気が起きなかった『CQ誌』を。

77年の「開局」以来、毎月ずっと買っていたのだが、なにしろ電話帳なみに分厚い月刊誌だから、置き場に困る。
まぁ半分は広告だから、コンテンツだけ残せばええねん、とばかりに無線仲間(神戸大学電子工学科に進んだ)は割り切って広告ページだけバッサリ抜き取り、薄い「記事だけ雑誌」に製本しなおしていたのを思い出す。

そこが文系と理系の分かれ目で、僕は憧れの無線機のカラー広告を穴が開くほど見ていたもんだから、広告といえども感情移入してしまって、「電話帳のボリューム」そのまま捨てられないまま今に至っている。
クルマ雑誌やバイク雑誌にのめりこむ地球温暖犯(笑)の気持ちは、よーくわかる。

さすがに、リアイアしてからは買わなくなったので電話帳の増殖は止まったが、リタイアしている間にインターネットが登場し、VoipだD-STARだと無線とネットの融合は進み、アナログ人間は浦島太郎状態。
もったいない話ですな。

これって、もしかすると大昔に運転免許を取った高齢者が、包括免許でクルマも大型バイクも乗れるのに乗らないままゴールド・ドライバーになってしまい、NinjaやKATANAにまたがれるか?と自問自答している気分に近いのかもしれない。
もっとも、僕は別にオールマイティな免許を取ったわけでもなく、二輪でいえば中型クラスにすぎないのだが、隠居している間に法律も変わり、200Wまで出せるらしい。カビくさい昔の愛用機は、当時の制限に合わせた100Wモデルである(50Wにパワーダウンして機械をいたわりいたわり使っていた)。

どうせなら、200Wで再開したい(いや、その前に再免許申請か)。
CQ誌11月号の付録には、現行の全無線機カタログがついていたので、物欲に喝を入れるために(?)買ってみたわけだ。

うーむ、すごい。
ゼロ戦パイロットがF22に乗る気分でしょうか(さっぱり想像つかんけど)。
無線界にはもっと長老もおられるから、F22を巧みに操る織田信長みたいな武将も、まだまだ現役。それはそれで頼もしいし、老人と子供が同じ土俵でつきあえるワンダフルで知的な道楽だと思うのだが、業界の高齢化を憂いてか、乙女&お子様無線従事者のクローズアップが随所ににじみ出ている。

バイクの世界にもホンダ党やカワサキ党がいるように、無線界にもヤエス派とトリオ(現ケンウッド)派が二大派閥だった。僕がゆるーく所属(?)していたケンウッドは、業績不振もあってか、兵器の品揃えもパッとしない。ヤエスも会社は吸収合併されてブランドだけ残った状態だが、けっこう豪華な品揃えでピクピクさせられる。FT−817ぐらいなら、すぐ買える。開局当時に買ってもらって、あちこち改造しまくったTR1300(写真)と似たような「弁当箱サイズ」だから、いじくりたくもなるってもので。

あぁ、この「すぐ買えてしまう」小金持ちになるのも、無線離れの一因でしょうな。
お年玉しかない身分だと、山から竹を切ってきてアンテナを作ったり、庭木にワイヤーを張りめぐらせたりと工夫するのも楽しみだった(木造の部屋の天井にロングワイヤーを張っただけで、けっこう海外に届いたワクワク感は忘れられない)。

それがいまや、月給ぐらいでハンディ機とアンテナぐらいはワンセットそろってしまう。
50MHzで愛用していたCL6DXというとてもよく飛ぶ八木アンテナは、いまだ同じ品番で、たった3万円少々で販売されていて、感動してしまった。
無線機本体が30年も現役ってことは決してないから、ことアンテナに関してはイノベーションの余地はないのかな。インピーダンス整合に自動化が進んでいるぐらいで。

ただのアルミパイプの細工にすぎないアンテナにくらべると、無線機の高機能ぶりは、完全についていけない。
それでも、アンテナを自由に上げられた実家暮らしからアパート暮らしに転身してしまうと、しょせんベランダにしょぼいアンテナを取りつけるぐらいしかできないから、無線機とパワーで勝負するしかなさそうだ。高層マンションの谷間で、どこまでできることやら…。
結局、無線機マニヤで終わってしまうヘタレな我が身が見え見えだから、中華ラジオでお茶を濁しているだけ。

BCLラジオコレクターの業界(?)ではラジオではなく「受信機」を構えるのが出世街道(笑)みたいなものになっていて、さらに「無線機」で受信するのが通ということになっている。僕はラジオ派だが。
まぁ何十万円費やしても、ポケットラジオおじさんと同じラジオ深夜便を聴いていたりするのが実態だから、ベンツと軽トラが渋滞で並んで停まっている眺めと似ていなくもない。
酔狂な趣味ですな。


こんな日でした(日記) | 16:25 | comments(2) | trackbacks(0)
地下の場末


今度は、いつつぶれてもおかしくない(といっちゃー経営者には申し訳ないが)居酒屋を発見。
シャッター通りと化している大型ショッピングモールの地階の、おそらく空きっぱなし店舗を何軒がぶち抜いたであろう場末(?)で、場末といっても、千鳥足の客の影もカタチも気配も見えない通路に面している。
「個室」を売り物にしていながら、240席だと。どんな余裕や!(笑)

ポスターを見て、登山部女子部員に写真添付メール。
「今のうちに行っとかねば!」とせかして平日の退勤後に潜入しますかーと話がまとまりつつある。

ハバランも不景気だが、商業地のドーナツ化といえるのかどうか、ちょっと客の動線からはずれると、とたんにさびれてしまうのが飲食業の厳しさ…なんですな。
ビジネス街から駅に向かう客足からは微妙にはずれた場所になるし、昼間のにぎわいが夜8時(物販系の閉店時刻)を過ぎると、一気にフェイドアウトしてしまう。

おまけに、このモールの階上はヲタの行き交うマニアックなフロアだから、ヲタとアルコールが、これまた結びつかないわけで。
年齢層も若いし(三十路、四十路ヲタも多いのだが)、飲んだとしても目だけ酔わない珍種が多いもんだから、パーッと行きましょか!!てなノリは望めない。トレーディングとかオフ会となると、静かにギラつく種族かもしれませんが(笑)。

一概に、マニアの巣窟といっても、Dんきがま社長に連行されて行ったメイドカフェはあっけなく撤退してしまったし、この世界のはやりすたりは激しい。
模型店がはやりはじめたと思ったらガラガラバタバタと撤退してしまったり、今はマッサージ店がしのぎを削っているものの、やがて淘汰されて行くのだろう。

大阪駅前第1〜第4ビルの地下2層は、けっこう僕の好きな「ゴチャゴチャ系地下世界」だが、ここをぎゅっと凝縮したような、薄暗くてコチャコチャした三宮の「プラザ地階」の飲食店は、どこも個性的で悪くないと思う。
なんだか80年代の、学生時代に友人たちと食べ歩いた界隈が、そのまま残っている。そう、タイムマシンなのだ。「Lマガジンのような路地」といえばいいか。
だから、僕ぐらいの世代の、スナックにもなじめずクラブに通うほど出世できず(涙)の中途半端な種族が、たまに思い出して餃子定食かなんかを食べに寄る場所。

それではビジネスとして成り立たないわけで、金持ちコ娘をターゲットにしたいところだろうが、およそ「おカフェ」なんぞ似合わない地下世界だからね・・・
ミシュランガイドなんかを持参してきている外国人(この界隈では、ただの一人も見たことがない)でもいれば、「自信半々」で案内しちゃるのに(笑)。
あまり脚光を浴びてにぎわってほしくないような、でも再評価されてほしいような、不思議な世界ではある。

こんな日でした(日記) | 17:29 | comments(4) | trackbacks(0)
また閉店!書店哀歌


ハーバーランドから、宮脇書店が閉店してしまった。
貼り紙に「フロア改装のため」と書いてあったものの、あのガラすき状態を見れば、「赤字に耐えきれず撤退」が実態なのは察しがつく。
とりあえず、短い間だったが、よくがんばってくれました。

あぁ、あのガラガラ具合が僕は好きだったのだが(笑)・・・独特なヒッソリ感、けだるさ感、寂寥感が、また格別だった(笑)。蔵書数はけっこう多くて、準大手書店といってもいいサイズだった。
まぁ、癒しの散歩道ではないビジネスであるから、たしかにテナント料も人件費も無視できんわな。

それなら営業時間を見直す手もあったんではないか?と思うのは、夜10時までやっていたため。これもありがたい。
普通に帰宅して、晩飯をすませて、くつろいでから思い立ってチャリをこいで行っても、まだ開いている!!という安心感は確かにあった。
駅ナカのブックファーストがイレブンPMまでやっているのは不自然ではないけれど、「駅はずれ」のハーバーランドで10時まで本を買う客など、(僕を除いて)まずいない。

実際、そんな客ももっといていいと思うが、なにしろ夜のハーバーランドはバカップルのエネルギー給油所(?)兼ハッテン場みたいなエリアだから、書店業にはいささか不利。
思い切って、朝5時までとか、東京のどこかの書店みたいに大盤振る舞いしてくれたら、けっこう深夜読書人がひいきにするかもかもかもしれない。

サンフランシスコの繁華街の書店も、「真夜中オープン」していて、床に座り込んで一心不乱にタダ読みしている客が少なくなかったのを思い出す。
もし、ここに酔っ払って休憩に来る客でもいたら、アルコールには厳しい社会だから、つまみ出されること確実で、だから純粋な「愛書家」がミッドナイト・ブックストアを支えているのだろう。勝手な推測だが。

ビジネスだと営業時間はシビアに設定せざるをえないのはしかたないとしても、図書館こそサラリーマンや学生のために深夜開館してほしい。
ただ、図書館にしろ書店にしろ、酔っ払い対策は避けて通れない。
昼間の図書館など、じーさまの居眠り場と化していたりして、退場させようものなら、変な同情論が涌いて出たりするからややこしいのだ。酔っ払いにも寛容だしね。

ビジネスマンとキャリアウーマン、学生が頭脳に給油できるスポットは、まだまだ夜の都会には乏しい。
デ・ニーロとメリル・ストリープの鯉物語が始まるリゾーリ書店のような店がないものか・・・
ブックファーストで粘ってみようか!?
こんな日でした(日記) | 17:19 | comments(2) | trackbacks(0)
リーダーは顔


楽天vsハム戦の劇的なサヨナラ・ゲームは、うーむ、まさに野球の醍醐味。
結果がすべてとはいえ、「最後の一振り」までは伯仲のゲームだったと思う。
勝ち負けはともかく、手に汗にぎるゲームを見せてくれた互角の両戦力ともに殊勲賞をあげてもいい。人材リース業の某チームには、こんな試合は望めないでしょうな。

だめなチームのオーナー責任を問うなら、阪神もパッとしなかった。こちらはナベツネやM谷のような強烈な顔がない。オーナー、だれやったっけ?
だから、お気の毒に真弓監督追放論まで出てきている。
低迷の原因がどれぐらい1年目の監督にあるのかは何ともいえないが、少なくともノムさんのような愛嬌もカリスマ性も乏しいのは確かだ。ご本人は、慎重に控えめに仕事をしていたのかもしれないが。

なんかこう、芸能界にたとえると辰巳琢郎のような(笑)・・・端正さが災いして表情がのっぺらりんとしていて、「どんな役をやっても辰巳琢郎」に似た読みにくさがあるぞ。
満面の笑みも、般若のような怒り顔も見せず、ジョークも飛ばさず、いつもキョトンとしているので、何を考えてるんだか????

選手も、上司が怒っているのか喜んでいるのか、つかみかねているだろう。真弓本人に悪意はないだろうけど。
甘いマスクで騒がれていた現役時代は、ただニコニコしていればよかったのだが、喜怒哀楽を表現しないとリーダーシップは活きてきませんて。

あっけなくオフになってしまったタイガースは、岡田前監督が人材リース業チームの監督になるとか、今岡が出て行くとか城島を獲得するとか、どうも戦力(も監督も)を育てる仕事がお留守になっているような気もする。
まるで泉が湧くようにファームから選手が補充されてくるジャイアンツを少しは見習えばどうなんでしょ?素人診断でしかないけど。

定岡、山倉、、篠塚、クロマティ時代のジャイアンツは僕が一番好きなチームだったが、役者の顔ぶれがチームの魅力の大きなウエィトを占めるのは確かだ。
そりゃ、バース時代のタイガースにも、弘田澄男のようないぶし銀プレイヤーがいたにはいたが、あの時代のような名役者がそろったチームに、これからのタイガースが変身するのかどうか・・・

早く、掛布監督でもバース監督でもいいから、カリスマ性のあるリーダーが出てきてほしいものだ。
無責任な要望かな?

スポーツ | 21:43 | comments(4) | trackbacks(0)
| 1/4PAGES | >>


CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2009 >>
PROFILE
NEW ENTRY
RECENT COMMENT
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
your IP
ブログパーツUL5
OTHERS
RECOMMEND

SPONSORED LINKS