2010.03.31 Wednesday
母校の教授研究室を訪ねてきた。
ちょうど昨日は、宝塚音楽学校の合格発表日だったらしい。
それとは関係ないのだろうが、宝塚行きの阪急電車には、でかい瀬川瑛子ジュニアのようなおねーさんが二人お乗りあそばしておられ、プラットフォームを歩く先輩団員らしき(これも)でかい瀬川瑛子ジュニアを見つけるや、車内で気をつけして、「おはようございますっ!!」と挨拶を飛ばしていた。
未来の黒木瞳とも、どこかで乗り合わせていたのかもしれないが、タスキに「天海祐希になる予定」「きっと真矢みき」「壇れい確実」と書いといてくれれば、わかりやすいのに。
年度の変わり目の教授は忙しく、ゼミ用の資料集を作成する仕事の合い間だったようで、しばらく中座してくれと促されて、学内をぶらぶら。
10年ほど前に10年ぶりに訪問して以来のキャンパス、キャンパスタウンだ。同伴の博士はもっと久々で、大昔に下宿していた界隈を散策。廃墟の一歩手前だった(笑)。
往年の学生街らしい名残りは、ところどころに残ってはいたものの、不自然に真新しい道路がついた通りや、更地になったままの一角は、震災の爪痕かもしれませんねーと推し量るしかない。
教授のお仕事がひと段落ついてからダウンタウンに流れ、社会美学の議論が始まる。
袋小路の座敷席で、二人のPh.Dと二人のMA、皆さんスパスパ煙草をふかしまくり、清く正しく健やかなヒトラー・ユーゲントのワタクシは受動喫煙させられることさせられること(笑)。
生体デトックス作用の勢いで、話の中身もさっぱり排出されてしまったぞ。
ただ、後半でチン入してきた杉本彩が
「あぁた、結局何したいのさ!」
と一喝して、ナイーブな博士はしどろもどろになっていたのはスリリングで酔いが醒めた(笑)。
皆わかっていて、口にしないストライクな尋問ですがな。
僕が足をふんだりすると「痛いやんけー」と叱られるのに、杉本彩はさすが「女王様の前立腺挿入」である。憎まれないのは、美女の人徳ですな。ブヒッ!!
洋の東西を問わず学者になるレールはしっかり敷かれていて、登山鉄道のような急勾配かもしれないが、ここをコツコツ登って行くのが学者の王道ではある。大学教員が学者であるとは限らないが、建築家やアーチストから教授ポストに就く道は、それはそれで険しい回り道ではあるだろう。アカデミズムの外の世界で成功すれば、その業績も何十年か何世紀か残るわけだし、チィチィパッパをさせられる教職には魅力を感じないかもしれない。
先輩は、たとえるなら底力のある大型機関車だが、道路を走っておられる感じもするので、レールに乗るか車体を変えるか、選択を迫られている立場かもしれない。
どんな乗り物でどんな道を切り拓いて行かれるか、期待しつつ声援を送りたいと思う。