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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
血デジTVの身代わりカメラ


ヨドバシにエコポイントTVを買いに行ったら、行列がとぐろを巻いていた。
とたんに、行列アレルギーを発症。戦意喪失。
こりゃ、無理して買うことないわ・・・
あえなく断念。

わざわざ、ヨドバシ用に(?)めったに乗らない阪急電車に乗ってきたのである。
手ぶらで帰るには忍びない。
で、ちゅーぶるカメラで目の洗濯をしようと八百富へ。別に買い物をしようとは思わんかったのに、ニコンFGが6500円。頭の「1」が取れとるぞワハハハハハハハハ・・・と、飛びついてしまった。電池を入れてもらって動作確認。問題なし。

底カバーにやたら擦り傷が多いのを除けば、ヘコミもなく、ファインダー内にはホコリ、カビひとつない。救出決定。
「電池はチェック用てことで、つけときますわ」
と吉田店長。ハッセル1セット68,000円で買ったときも(これも「1」が取れていた)、この店長から手渡されたのだった。まるで宝島のような店である。

FGは電子シャッターとはいえ、アナログなカメラではある。ファインダー内表示も、LEDアレイにシャッタースピードダイヤルと露光計を連動させて、オーバー/アンダーの量がわかる。
露出制御は、ニコンが初めて手がけたプログラム・オートだったと思う。
これが出た1982年、前年にEMを買っていた僕は少し歯ぎしりした。
ジウジアーロ・デザインのEMが、あまりにも古きよきニコンらしさを捨ててチープ感満点だったところへ、デザインはパク・・・じゃない継承して、メタル・ボディをギラギラさせて、シャッターにもダンパーをしっかりきかせて、マニュアル露出も可能にしたFGが登場した。

どうにも形容しがたい、マロっとしたシャッター・ショックは、「なにやら複雑な仕事してまんな」と察してしまうメカの凝縮感があって、この音とショックはずっと印象に残っていた。複雑なシャッター・ショックは、同じころに出ていたFE2、FM2、F3あたりでは、もっと締まりのいい感触にまとめられていたから、FG、EMのクラスのコスト・ダウンは明らかだった。
音もそうだし、ミラーとシャッター羽根の連携プレイが腕に伝える衝撃も、カメラの個性ってことで、「ちがいがわかる大人のゴールドフレンド」になればいいか、と達観するしかない。

ただ、ニコンの出番が最近ない。
F3が重すぎるのと、電子シャッターなので、カバーするのに対称的なFM2が女房役を務めているのだが(キャラクターとしてはスーパーモデル妻F3と職人旦那FM2だな)、FGがうまくはまるポジションがない。
危険地帯の旅をするのに、泥棒に差し出す身代わりか、ホームステイの支払い代わりになるか・・・そう甘いもんじゃないのはわかるし(そもそも危険な旅は趣味ではない)、捨て駒のポジションを与えるのは気の毒ってもので。
おっと・・・フィルムカメラに感情移入しはじめるのも、終わりのない危険な旅かもしれない。



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買いました(むだづかい) | 15:36 | comments(0) | trackbacks(0)
神鉄復活なるか


前々から廃止か身売りかとささやかれていた神戸電鉄粟生線が、いよいよ来年度中に存廃決定。
ロンドンのブックメーカーがどれぐらいオッズをつけてくれるかわからんが、中途半端な形で存続して、結論は先送りになりそうな予感がする。

沿線に17年暮らした愛着ある電車だから、放っておけない。
愛称は神鉄。「神のテツ」なんである。だから全国から、横見さんモドキ、川島さんモドキ、宮脇さんモドキが詣でる(わけないか)非天然記念物である。急行が鈍行を追い抜かない、冗談のようなダイヤもご愛嬌。

「しんてつ」ならではの内部事情は、門外漢にはわからない。
もともと、「しんゆう」から枝分かれした路線の沿線に次々に郊外ニュータウンが造成されて乗客がパンクするほど(実際に、朝の通勤通学ラッシュ時にガラスが割れた)千客万来だったのが、バスや地下鉄、マイカーに客が流れることになるのは当然だった。

そもそも、神鉄に依存するしかない中高大生の人口が減っているし、郊外ニュータウンから都心へと生産年齢世代が「Uターン」しつつある。
いや、Uターンとはいえないか。郊外で生まれ育った子供世代でさえ、都心への通勤苦を経験すると、「それなら都心で暮らした方がいい」と割り切る者も少なくない。職住接近は、子育てにもいい。

いったい、父と子を引き離し母子密着を強固にしてきた郊外開発とは、何だったのか・・・??
都市社会学者のお歴々もマーケティング・アナリストも、郊外化をシニカルに研究している。
三浦展さんの「ファスト風土化」しかり、宮台さんの「まぼろしの郊外」論しかり。

たしかに、高度成長期までの都心は、環境劣悪だった。街はスモッグ、月は朱色か緑色、ぜんそく児も多い。
所得が右肩上がりの親世代は、こぞって○○ヶ丘、○○台に一国一城の夢を求めて移り住み、下駄代わりのマイカーも欠かせない。こうして一生ローン漬けになる従順な労働者が大量に確保できる。税収も安定する。
郊外鉄道は、都心とベッドタウンを結ぶ大動脈になった。

都心の富(勤労者所得だけではない、あらたな「郊外の郊外」への投資も含めて)が郊外に移転することで、少々不便でも資産価値になった。家を売れば、そのまま新しく広い家への買い替え費用に充てられた。
それも、バブル崩壊まで。

住み替えるにも資産価値半減。老齢になって、夢の一国一城は終の住処でなくなり、施設に入る高齢者も多い。施設の費用も、持ち家が担保になったりする。
そこへ、都心と結ぶ大動脈が切れるか毛細血管化してしまうと、ますます資産価値が下がってしまう(我が兄が引っ越した先の町内会は、障害者施設ができると風評被害で街の評価額が下がる!と建設反対運動をしていたが、これが住民のホンネだろう)。

だから、「鉄道がなくなってもマイカーに切り替えればいいや」ではすまない。マイカー通勤者にとっても、我が家の価値が暴落する路線廃止・縮小は回避できた方がいい。
そのためには、電車に乗りましょう!
といっても、「しんてつ」は、一度「しんてつ以外」の足に慣れてしまうと、好き好んで通勤の足にはしたくないようで…

なぜ、こうなってしまったのか。
ピンポイントで、いいスポットはあるとですよ。
新開地の(厳密にいえば神鉄ではない延長線駅だが)高速そばもうまい。鈴蘭台には藤原紀香の残り香が漂っている(か?)。
いも、いちご、ぶどう、ビーフ,etcの農産物も豊富。ハイキング・コースの宝庫でもある。
公営の賃貸物件は、空き家だらけ即入居可!(笑)

こうした魅力をどうアピールできるかが、V字回復のポイントだな。
沿線の宅地開発で儲けてきた電鉄各社(しんてつ客が乗り継いでくれる阪神・阪急も他人事ではないぞ)も、知恵をしぼってほしい。ゆるキャラを採用して、しんちゃん・テツ子ちゃんを乗せるとか。ぬいぐるみは邪魔になるから、コスプレぐらいにしておきましょう。

有馬線には有馬温泉、三田線には関西学院大学と目玉があるから、粟生線にも温泉を掘るか大学を誘致するか・・・二番煎じは芸がないか。
集客作戦は、まじめに考えると本当に出てこない、難しい路線ですな。



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こんな日でした(日記) | 13:19 | comments(6) | trackbacks(0)
乙女は黄色い麦わら帽子でも・・・


帽子お買い上げ。
なんの変哲もない買い物。
でも、小さな幸せ・・・なんのこっちゃ。

アウトドア用品をアウトドアショップで買うとバカ高いのは、ある程度の経験を積めばわかる事実だ。
山ガールがわんさか来店して活気づいているのは、不景気にあえいでいた店にとっては救いなのだろうが、それにしても皆さん、わざわざ高いもん買ってますな。

黄金の3点セット――靴とザックと雨具――は専門店でじっくり選ぶに越したことはない。
デフレ時代の今は、ハイキング程度の用具なら、ホームセンターやスーパーでもかなり買えてしまうようになった。
ましてや、キャンプマットやバンダナ、ロープ、ウェットティッシュぐらいの小道具は百均で充分。鍋焼きうどんも、行動食も、ドリンクも105円でまかなえるのはありがたい。
新神戸から六甲・摩耶山系に入るのが好都合なのは、ANAクラウンプラザホテル新神戸の地階に、ダイエーと百均があること。この場違い感(?)が、ハイカーにとってはありがたい。

だから帽子なんかも105円で充分なのだが、これぐらい105円で売ってないものかねーと思えるメッシュ&耐衝撃クッションのついたタイプは、まだない。
そこで専門店へと出向くと、目をむくほど高い!
ブランド料なのはわかっとる。でもね、The North FaceだのFoxfireだのロゴが入るだけで4000円はないでしょ!?

とフンガイしてしまう節約派は、釣り道具屋に向かう。
さすが、なんとかガールなんか相手にしていない、オッサンの聖域である。質実剛健で安い。スキーで重宝する偏光サングラスなんか、スキーショップの半額以下だもんな。
ゴアテックスのレインスーツなんかも安いが、いかにも「作業員」と化してしまうデザインなので(苦笑)、僕は釣り道具屋では小物しか買ったことがない。

耐衝撃メッシュの帽子は、1980円だった。小さな幸福感で衝動買い。
ダイワ精工のロゴが、けっこうスタイリッシュ。釣り具には見えない(釣り人にはわかる)。
釣り業界では知る人ぞ知るメーカーだが、80年代にはたしかハンソンのスキー・ブーツとオーリンの板の輸入代理店だった記憶がある。オーリンの板は回しやすくて軽快で、さすがアメリカンな楽しさを僕は満喫していた。

それに、カメラマニヤにとってはマニヤ…いやマミヤを「一時預かり」していたのも、たしかダイワ精工だったと思う。僕の実家が経営していた大沢商会が(もちろん大ウソ)マミヤの大株主で、親亀コケたら子亀も・・・で連鎖倒産しかかっていたところへ助け舟を出したのがダイワ精工。
しかし畑違いでもあったせいか、V回復することはなく、ダイワは古巣の釣りに回帰し、社名もグローブライドと難解な造語に変えてしまった。

一時マミヤも愛用していたマニヤとしては複雑な気持ちではあるが、「他生の縁」とやらで、ダイワ精工ブランドを何十年かぶりに身につけることになった。これも、何かのめぐり合わせってやつで。

しかし釣り道具は、ひやかすだけでも楽しいですな。
淡水魚だけは、父親の見よう見まねで道具をそろえて池や川に釣りに通っていた時期もあって、ウキや針やテグス・リールを収納するタックル・ボックスは、今も店には色とりどりに並んでいる。まるでシステマチックな魔法の小箱。カメラ用品には少々きゅうくつだが、僕は半導体、コンデンサー、コイル、抵抗、ダイオード,etc,etcの部品収納に活用していた。

いま萌えている(笑)のは、LEDランタン(LEDヘッドランプは釣り道具屋で買った)。
磯や浜で、釣り人はこのクールなともしびの下で、仕掛けを工夫しているのだろう。「現場」は見たことないけど。
そんな現場は、神戸の誇る(ナイスな愛称)おっサンテレビの「ビッグ・フィッシング」で楽しく見せてもらっている。

海釣りを趣味としてやったことはないのだが、ほんとに釣りを嬉々として愉しんでいる趣味人のこだわりや幸福感が、すなおに伝わってくる長寿番組だ。
ナイカー族(不肖ワタクシなど、それ以前のナイ免族だ)なのにレースやラリーの深夜番組を見ても、ゾクゾクするものを感じるのと似ている。松任谷正隆さんや徳大寺有恒さんが語る「カーグラフィックTV」なんか、そのままカメラや無線の番組に置き換えても当たるのではないかと思いながら見ていた(アマチュア無線番組なんかたぶん無理だろうが、タモリならやってくれるね)。

ダイワ精工はCMもジリ貧なのが気になるところだが、海や山で童心にかえって命の洗濯ができる男の聖域を、ぜひ守っていただきたいですな。
がんばれダイワ精工!


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買いました(むだづかい) | 06:22 | comments(0) | trackbacks(0)
2011年開校


夜のルーチンワークが終わった。
あとは、試験対策の特別シフト。これが年々手厚く(つまり、コマ数が多く)なっているので、日程調整に、中間管理職は苦心しておられる。

もともと学問らしい学問を「試験で得点できる問答術」に加工するのがミッションだと承知して毎年やっているとはいえ、相手は毎年いろいろな社会経験を経て1から入門してこられるわけだから、抵抗感もさまざま。

いい意味で良心的な人は、とても学問的な突っ込みをしてくれる。「その疑問を解決しようと思えば、この論文集と、この法令と、こんな文献も目を通す必要がある」と見取り図がで示せるとはいえ、それをする場は大学か院になるから、とりあえず僕が調べてプリントで配ってお茶を濁すしかない。
時間的に、漏れなく一問一答するだけで時間が手一杯になる。

官僚制と公務員制度、生活給と能力給、ワークライフバランスの理念と現実・・・等々、おおいに議論が広がり深まるおもしろいテーマなのに、「どの用語を憶えればいいか」が着地点にならざるをえない。「得点できるサービス消費」を求めるのがカスタマーズ・ニーズでもあるから、無視できない。
まぁ、こういうジレンマがあることだけでも察知する受講生がいれば、「以て瞑すべし」である(もう少し生き延びたいけど)。

仕事は仕事として、純粋に知的好奇心がスパークして、着地点がどこになるかわからんミステリー・スクールができないもんかと沸々と考えている。
あまり「ミッション不明」すぎると、サークル活動と化して、恋人をつくって脱落していくフリーライダーを利するだけ(これも経験済み)なので、そうだな・・・「革命を起こすアジト」で行くか(笑)。

よく著名ジャーナリストや識者を看板に掲げた市民大学やセミナーはあるが、すでにこういうスタイルはファン・イベントかカルチャー教室と化している。せっかく集まるからには、その力で何かを動かすか変えるか壊すか転覆させるかしなければ、「あー、ためになった」で終わり。「お話の消費」で終わるなら、ネットラジオで垂れ流せばいいのだ。

コストをどうするかもネック。
著名人にはギャラを支払う必要がある。フィデル・カストロを呼ぶアシ代・アゴ代は大変だ。ノー・ギャラですむ方法はないものか・・・
この原型は、修道院だったりする。学費に代わるものは「使命感」だった。

とはいえ、宗教的なモチベーションを求めるつもりはないし、人の心ほどあやふやなものはないから、とりあえず10万円プリペイしてもらって、出席率に応じて分配返金する形でもいい。ただ、意図としては「奨学金」のつもりでも、一歩まちがえるとバクチになりかねないから、賭場開帳容疑で踏み込まれると話にならん(苦笑)。

でかいシンポジウムを毎年やってきた研究会のボスが、ご高齢その他もろもろの事情でトーン・ダウンして何年もたつのだが、ご本心は草の根的な市民学習会だったようだ。それは正しい「大人の学び舎」の姿だと思う。
しかしながら、この研究会のテーマが生命倫理だったから、着地点が難しい。
社会的なニーズが、「納得いく介護とターミナル・ケアをどう実現するか」にあるならば、家族会のつくりかた・運営方法、悲嘆のケアといった具体的なノウハウが獲得目標になる。そうした実務的な研究会も多い。

ゲスい僕ごときが自信を持ってやれるのは、「にぎやかな独身生活を追究する道場」ぐらいである。あぁ、家族制度の破壊やな・・・
カップルができてしまうと、リンチになったりして(笑)。
だから、入門者を厳選するのがとても難しい。
ホリエモン族や辻元清美タイプが集まると、どうしていいやら・・・



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こんな日でした(日記) | 20:14 | comments(2) | trackbacks(0)
早すぎる


昔の同僚の、薬剤師をしている奥さんが去年亡くなったので、激励を兼ねて集まりますか・・・と経営学、経済学、会計学の先生がたと話を進めていた。
肝心の当のご本人、民法のO先生に連絡がつかない。
留守電にメッセージを入れても、なしのつぶて。

そこへ、お兄様から年賀状欠礼の葉書が届いた。なんと!
五十代は、早すぎるでしょう。
何があったのか、ぶしつけに死因を尋ねるのもどうかと戸惑うことしかできない。
「最も語りにくい死因」を告げられる怯れもあるから。

子供のいないご夫婦だった。
奥さんとは面識はないが、電話をすると明るく弾むような声で、夫唱婦随を彷彿とさせてくれた。
そのパートナーに先立たれ、独り身になられてからは、ぱったり宴会にも茶話会にも顔を出されなくなっていた。

ふと、もうひと昔も前に他界した北海道の伯父夫妻を思い出した。
やはり、子供に恵まれなかった夫婦だった。だから、僕の姉が養女に入った。
剽軽な伯父が他界してから、1年もたたないうちに、まるで後を追うように伯母も他界した。病死だったが、急性の病いだったのか、慢性疾患が悪化したのか、詳しくは聞いていない。
家庭的な優しい伯母さんだった。鉄道マンの伯父をしっかり支える、主婦の鑑のような人柄だった。

夫婦の順番は違うものの、O先生の暮らしの半分かそれ以上が不意に欠けてしまった穴は、どれほどのダメージになったのか、推し量るすべもない。
けれど、精一杯に前向きにとらえるなら、うらやましい気もする。これが、添い遂げるということなのかな、とも思う。

自分なら、どうだろう。
「先に逝っても後先ぜんぜん心配にならないパートナー」でありたいと思うし、またそれを相手にも求めてしまう。食うに困らないよう、「手に職」は絶対に手放すな、と。
逆に、「子供はしっかり一人前に育て上げるから、安心して先に天国で待っとってくれ」とも言い放ってしまいそうだ。また、「この男なら言いそう」と見抜かれそうだし。

そこは、お互い「あなたなしの人生は考えられない」ような、いい意味での共依存をポーズとして示しておくのが配偶関係というものなのか、いや、言葉で語り尽くせないもっと深い意味を共有する抜き差しならぬ仲になって行くのか、こればっかりはミステリーである。
そもそも、「ああなるかな?「こうなるかも」とシミュレーションは描いてみるくせに、肝心の「こうしたい」がないから、配偶者が現れないのだが(苦笑)。

できれば70歳までに天国に行かせてもらうとして、つれあいが「まだまだ鯉をして新パートナーと出会い、出産もできる」余裕の年齢であるためには、25歳以上は若くあってもらわなくてはいけない。安心して死ねる。
これが僕の身勝手なシミュレーションなのだが、財産があるわけでもなし、長生きしてしまうと予定が狂う(苦笑)。
裏返せば、どっちにころんでもラッキー♪とは・・・いえないか。



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こんな日でした(日記) | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0)
シューカツ必勝法


大学生の就職難、なんとかしてくれ!!
とデモ行進までしているシューカツ兵に、
「そんな時間があればシューカツに回せ」
「選り好みしなければ仕事はある」
と水を浴びせるのは簡単。つい僕も、「水鉄砲」ぐらいはかけてしまいそうになる。申し訳ない。

大変なものは大変でしょう。
採用されたとしても、それで一生安泰ではない。く*寿司のように、いやがらせでしかない研修が待っていたりする。
雇用不安は、お察しするたび身に染みる。他人事ではなく、同士としての共憤である。

大昔はもっと大変じゃった!と年長者は述懐しても、大昔を体験していない世代は、今が最悪の不遇なのは現実だ。
ただ、大昔の大変さは、親や故郷に顔向けできないとか、職にありつけなければ本当に食うに困るとか、学校を出るとすぐ家族を養う責任を負う立場であったりと、「崖っぷち感」が違っていたような気もする。耳学問ではあるけど。

就職しなくても、そこそこ「おしゃれでおいしい」生活ができるのは、短大生の内定率を見ればわかる。内定をもらえない8割の短大生が、ホームレスになるわけではない。
家事手伝いをしながら、手堅い王子様を探し当ててフェロモンを噴射し続ければ、シューカツがいつの間にかコンカツに滑り込んで行く。

そうして合体したつがいに、とやかくは申しません。
応援したいのは、本気印の学生である。
本気倶楽部というのは、僕が大学生協組織部で働いていたとき発行していたミニコミ誌だが、本気大学(短大、専門学校含む)の本気学部で、採用させる力を注入せねばなりませんな。

「人事部長、私の人件費はあなたの半額ですみますよん♪」と、イヤミったらしい自己PRをぶちかましてきてほしい。
「丈夫で長持ち!岩にかじりついてでも、組合を結成してでも退職しませんよっ」
と、真っ赤なスーツを着てビビらせてやってほしい(笑)。
勇気があれば、なんとかなるでしょうよ(あぁ、無責任やなぁ)。

エントリー・シートなるものも、最近のはやりなのか、履歴書しか知らない僕はぴんとこない。
こういうのは、日本語で呼ばないと企業の意図が見えにくい。
「身上書」ぐらいのものなのか、「門前払いの踏み絵」なのか。

形式的な面接と書類で人材としてのポテンシャルを量ろうとする企業の手抜きにもあきれる。「募集をかければ何十倍も応募がある」とふんぞりかえっている企業は、つぶれた方が世のため人のためである。こんな時代だからこそ、「宝探し」は三顧の礼を尽くして、念入りにやるべきでしょうよ。

そりゃ、ふざけた学生、救いのない学生、何もわかってない学生も、いるかもしれない。
それも希少種として採用して、重慶支社、ハバロフスク支店に配属すれば、たくましく生まれ変わるでしょう(たぶん)。手を焼いていた親にも感謝されるよ。

みな、僕は(私は)世界に一つしかない、オンリーワンだと思っているようだから、会社に一つしかないポストを用意すればいい。一般に、閑職とか窓際席といわれたりするポストが、必ずあるはずだ。
マスコミなら、みのもんた専属の芸者になれる女子穴とか、自動車メーカーならボルタ電池になってくれる命知らずのレモンちゃんとか。

それぐらいの蛮勇をふるって、仕事を獲得してほしいよね(ハードル高すぎ?)。
逆にいえば、適性、志望職種、専門性などという前に、ちょっとやそっとではヘタレない頑丈さが、すべての基本になっていると思いますがね。
車椅子に乗っていてもいいから、とにかく休まない、泣かない、逃げない、ころばない、怒らない、宝物のようなシューカツ生は、どこにいるだろうか。
山でワンゲル部員を探せばどうだろ?とも思うが。
青田典子狩りは、企業も汗を流してやりましょう、山で!



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こんな日でした(日記) | 23:27 | comments(10) | trackbacks(0)
マサオ頼み!


偉大なるメタボ王子様の共和国が御乱心
韓国軍の兵士ばかりか民間人も犠牲になった砲撃は、ただの「挑発」ですかい?
王子様のお世継ぎの景気づけにしては、やりすぎでしょう。奇襲イコール開戦ののろしということになりはしないのかね?

「あの穴から撃ってきよった」ことも明々白々なら、なぜピンポイントで発射基地を粉砕できないのか、素人目には不思議でしかたない。
韓国軍にも何か事情があるのかもしれないが、もし対馬や佐渡ヶ島で同じことが起これば、日本はどう出ただろう。

在韓米軍は軍事衛星で北の配備も知っていたはずなのに、手出しをしないことを見せつけてしまったことになる。役立たずの駐留米軍への風当たりも強くなるだろうね。
在日米軍は、いざというとき動くのだろうか。

二国間の「やられた」「やりかえした」になるとスクランブル態勢を組めない。
本物の戦争になってしまわないように集団安全保障が機能するはずなのに、これから国連安保理事会は悠長に非難決議を検討・・・と、制裁発動をとろとろやっている間に砲撃第2波が来ると、国連さえ役立たずの現実をさらけ出すことになる。

別に「やれ!やれ!」とけしかけるつもりはないが、やるべきときに効果的な一撃を返しておかないと、自分の威光を勘違いしてしまうぞ、あの王子様は。
それぐらいのアドバイスを、マサオくんはしていただけないものか?

国境を0.001ミリでも侵すと俺たち怒るもんね!
と、まるで小学生の縄張りごっこのような意地を張っている共和国の動きは、正気なのか自滅への「死の行進」なのか。
臨戦態勢になっている今こそ、「韓国も日本も、いいとこだよ!愚弟よ目を覚ませ」と大人なところを見せてほしいねマサオくんは。「アキバだけは狙うな」と、調子のいいことも叫びそうだが。



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こんな日でした(日記) | 22:04 | comments(2) | trackbacks(0)
街がDK


今日は「外食の日」なんだそうな。
勤労に感謝するのに特別な日はいらない。毎日、感謝・感謝また感謝。
外食の日は、フードサービス協会がもうけた業界記念日のようなものらしいが、食欲の秋・宴会の秋だから、いいタイミングだと思う。

先月だったか、大学病院の職員さんと帰り道の電車で一緒になって、案の定「お食事、不便されてませんか」と憐れみの目線を注いでいただいたのだが、外食王に不便はない都心暮らしである。
彼女も同じ区に住む超お嬢様大学OGでいらっしゃるが、自炊派…というか、「外食困難令嬢」なのだった。

餃子の王将は? とんでもない!
松屋は? 行ったことありません!
カレーのココイチぐらいなら? とてもとても・・・
とまぁ、「可動域」がかなり限られてくる。
好物ばかり自炊して栄養が偏りませんように、と「釈迦に説法」をさせていただいて、僕は途中下車した。

でも、乙女はつつましく自炊するものよ、との親からの言い伝えで(か?)ワンルームマンションで自炊している乙女というのは、「もてポイント」が高いと思う。電子レンジものばかりの手抜きぶりは自炊派から退会していただくとして、一番身近な「手仕事」はクッキングだから(勤労に感謝すべし)。
食材の余り具合を把握していて、今日あと何を買い足せば冷蔵庫の大蔵ざらえができるか、計算と実行がぬかりなくできる域に達するのは、なかなか難しい。

それは単に僕が「ぬかり」だらけの段取り下手なだけかもしれない。ほんと、野菜をどれだけ腐らせたことか…。自炊に向いてない人種というのは、都市には確実に生息している。
だから僕は基本、外食派。少しコストはかかるが、無駄がない。
いくら「素肌エプロン」の天使が待っていたとしても、まっすぐ帰りません。タメをつくって、じらして、待ち焦がれさせて、盛り上がったところで決める(笑)。
もっとも、素肌エプロン姫が自分の部屋で待っていたら、「これこそ外食」とばかりに寄り道させていただく決意だが、まぁ、そんなこんなの夢は、見果てぬまま寿命が尽きるだろう。

妄想男の末期なんかどうでもいいから、自炊信者の乙女がそのまま老いて、いろいろな事情で独居している苦労人にこそ、外食の愉しさを身につけてほしいと思う。
食事券(半額補助でもいい)をプリペイドチケットで支給すれば、外出する機会も増えるし、安否確認にもなる。

政策として展開するには、ばらまきだの無駄遣いだのと横ヤリも入るだろうから、商店会単位でやってみればいい。これこそソーシャル・ビジネスではないのかな?
よくある「ふれあい喫茶」を食堂バージョンに発展させれば、地元の活性化にもなりまっせ。
スタッフには商業科高校生や福祉学生を動員すれば、生きた実習にもなる。
松屋や王将のようなチェーン店でやるのは難しくても、「街の食堂」でならできるのではなかろうか。

ヨーロッパの事情は知らないが、アジア一帯は外食や、そのものずばりのストリート食堂が庶民文化にもなっていて、旅行者も地元の家族も一緒に家庭料理を楽しんでいたりする。
自炊信仰が栄養バランスを偏らせ、街の空気を吸うこともなく、だれとも声を交さない高齢者を増やしているように思えてならない。
ジジババこそ、食堂で金をつかって、人と会話して、外食生活を楽しんだ方がいいと思う「外食の日」でありました。



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こんな日でした(日記) | 22:23 | comments(2) | trackbacks(0)
そろそろ血で鹿


母宅へ、猫にちょっかい出しに行ったら、テレビが血デジに替わっていた。薄っぺらいので、猫にとってはブラウン管の暖かい寝台がなくなってしまったわけで、欲求不満げな顔をしていた。
マンションまるごとJ-COMの回線がひいてあるようで、通販チャンネルなんかも自動的に設定されているのはウザいが、ハイビジョンもBSもCSもインテルサットもアルジャジーラも見える(ウソ)。

ハイビジョンを家電屋で見ることはあっても、家の中で、普通の照明のもと至近距離で見ると、解像度の高さを実感する。化粧美人の「塗装の境界線」も、若づくりおじさんのドーラン塗りすぎも、ありありと見える。こりゃ芸人の皆さん大変だわ。
政治屋の目線の泳ぎかたも、トーカ堂の北社長が伏し目ではにかんでいるようで「モニターしっかりチェック目線」だったりする一瞬も(笑)、しっかり映ってますよ!

肉眼で見るより鮮明にでかく映る必要があるのか!!
とレトロな憤慨をするつもりはありませんがね、鮮明に見たくないものまで克明に見えすぎると、幻滅したり吐き気がしたりもするわけで・・・その点ラジオは平和でよろしいねぇ。

泣いても笑っても、あと1週間以内に血デジTVを買わなくてはいけない!
わけではないとしても、エコポイント半減キャンペーンに乗っかかって先週ヨドバシに偵察に行くと、売り場がごったがえしていた。
高齢者の割合がやけに高い。遅ればせの駆け込み寺と化している。
僕はそれより遅れているわけで、替えるときゃ一気にブルーレイとLEDバックライト血デジにするつもりだが、どうも関心がイマイチ高まらない。

デジタルトラッキングがどうのドルビーサラウンドが響くだの、細々としたスペックを見比べてカタログをなめまわしていたのは、S-VHSビデオの時代まで。
もう今は、どうでもよろし。
なんでですかね?
ケーブルやインシュレーターのような小物に凝って音質・画質を追求している真性マニヤの情熱はすごいと思う。かつて同類の仮性マニヤだった僕は、とっくに脱落してしまった。

それは、中堅のAV機器の質がよくなったこともあるし、アナログでも困らない(データ放送なんかいらない)。
TVの画質がよくなれば、見る時間は増えるだろうか。
いや、たぶん変わらんなぁ…見る番組は決まっているし、TVという時間消費は少しでも「生産」する時間に回したいとさえ思う。

だから、今さら消費財でしかないTVに投資して、生産に回る効果は期待できないし、「もったいないからどんどん見る」ことは限りある時間を浪費することになるから、時間と費用のダブル浪費になってしまう。1日は24時間しかないし1週間は168時間しかないのだ。

僕は不器用なので、ながら勉強もながら読書も、ながらメールやながら電話さえできない。いっさい音を消してでないと、惑わされてしまうのだ。
いつから不器用になったのか??・・・十代のころ深夜ラジオを聴きながら勉強していた記憶はあるのだが、思い起こせば、それで本当に頭に入っていたかどうかは怪しいわな。ただ流行に流されていただけかもしれない。

勉強も仕事も息抜きも、まずTVを消さんことには始まらない僕のようなシングルタスク人間にとって、できるだけ存在感のない映像装置がありがたい。
買ったら箱に入れて扉をつけてみようか(笑)。
たまにつけてみたらアジアサットのめくるめくような画像が!!・・・って、煩悩が断ち切れていない証拠だから、4mパラボラにまで手を出しそうでこわい。


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こんな日でした(日記) | 18:57 | comments(4) | trackbacks(0)
紅葉狩り発作


発作が起きて、2時20分からファインピックス持参で山に入ってきた。これが「紅葉狩り2010」の最後になるか、それとも最初になるか…?
この季節としては、ギリギリだろうか。
日が暮れること覚悟で、ヘッドランプ必携。

案の定、普段着の行楽客が歩いている北限(!?)の市ケ原をすぎると、すれちがうのは下山者ばかりだった。これから入山する登山客としては最後尾だったかもしれない。

晴天で気温も高めなので、汗だくになるほどで、それほど防寒具もいらない。といっても、ちゃんとツェルトも非常食も背負って行ったぞ。「備えあればうれしいな」である。
もう、ほとんど定刻通りのタイムで植物園に到着する。夕日も当たらなくなった園内には、紅葉狩りに歓声をあげる客が押し寄せていた。平和でいいねぇ。三脚持参の写ガールも、写おばさんも・・・

我が庭のような豪華庭園であるから、迷子になりかけていた家族連れに道案内をしてあげて、下山を急ぐ。
とっぷり陽が落ちると、森の中は「もののけ」だらけ(笑)。いのしし、たぬき、あらいぐまは仲良くなれる自信があるが、熊だけは出ませんように。

LED1灯でも、けっこう足元は照らしてくれるもんやなーと感心すした。
ところが、高かった気温が夕方になって急に落ちると大気が結露するのか、ガスったようなもやもや冷気にLED光が当たると、見通しが悪い。白熱球の方がシュパーッ!!と照らせる感じ。
電池節約には、LEDがいいんですがね。
ま、1時間強の道のりだから、気にしない気にしない。

新しい靴もこなれてきたのか、靴ずれは起きなかったし、調子がよかった。
人ごみでごったがえすほどでもない絶景ポイントが家の裏にある幸せを踏みしめて、腹ペコで家へ転がり込む。いい汗、いい色、いい空気を浴びさせてくれた森に感謝!



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こんな日でした(日記) | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0)
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