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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
がっかりしないでインターナショナル


今年も多くの有名人に墓碑銘が捧げられた。
皮肉な話、名残りが風化するのは早い。
それより、非業の死を遂げた市井の人に、深く追悼の念を覚える。ただ最新のニュースだから、という事情もあるとはいえ、四日市の中国人研修生がオカマされて踏切で絶命してしまった事故はいたたまれない。

こんな時代だから、「鬼の国」へ働きに行く青年も勇敢だし、送り出す家族も複雑な心境だっただろう。
「残酷な日本人」社会の中で、それなりに誤解を解いて友人もでき、仕事に励みつつ大志を抱いていたであろうワン君のご冥福を祈りたい。

こんなニュースに喜んでいる「日本人以下」がいることを想像したくはないが、何%かはいるだろう。
頭の中に国境線が深く刻まれている「村人」の中には、日本村の仲間はみな信用できるいい人ばかりだという幻想をよりどころに、中・韓・朝に対する憎悪を受け売りにしているだけのロボトミーもいる。無差別爆撃してやれ、とまで怪気炎をあげる愛国日本人は、その愛国心が「敵国」を利することになる回路に気がつかない。

僕もあの国の人権意識の低さ、ナショナリズムには悪態をついて飽きることはない(苦笑)不満分子だが、個人的に不快な思いをさせられた華人はいない。
騒々しい隣室に辟易して引っ越したのも、ん〜まぁ事実ではありますが、騒々しい日本人も普通にいるから、民族感情を持ち込むとコトの本質が見えなくなるとですよ。

隣国人は、義理や恩の観念を平均的日本人以上に持っている人たちばかり!とはいわんが、少なくとも偶然なのかそんな中国人、華僑としか出会ったことがない。つきあいたいと思ってつきあう人の輪の中に立派な外国人と日本人がいて(金慶珠とおつきあいしてみたいと願っているわけではありません!)、偏狭で石頭な日本人と外国人はいないというだけ。

つきあってもいない外国人をことさらに持ち上げて「いい人です!!」と賞賛するほど乙女チックな感傷に酔うつもりはないんですがね…(金慶珠はいい人でなくても許せる美女だと擁護するつもりもありません!
ないつもりでも、「猫は皆いいやつばかりだ」と賞賛しがちなワタクシのことだから、「途上国の子供の瞳を信じたい教」のおねえさんと地続きなところはあるかもしれない。クワバラクワバラ

頭の中に国境は持ちたくないが、ものさしは確かにある。
それは「鉄道ものさし」であったり「猫ものさし」であったり(笑)、山ものさしであったり・・・なんや道楽を分かちあえるかどうかってことやがな!と突っ込まれるのは覚悟の上で。
TPOによっては、ナイーブなものさしを持ち出してしまうこともある。民族感情を測るものさしもそうだし、「そうかがっかり」を教室で持ち出してしまうことも数知れず・・・あぁ、いつ刺客に首をはねられるかわからんな(苦笑)。

人類みな兄弟!の博愛精神を持てるかといえば、なかなかそうはならないおのれの生ぬるさを、2011年の標的にしたい。
命取りにならないように。



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こんな日でした(日記) | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0)
汗かき納め


ケータイに入ってくるローカル天気予報で、明日は一日中雪マークが並んでいた。
ほほー、寒波か。
でも、夕方すでにみぞれが降ってきた。
雨は夜更け前に〜雪へと変わるやろ〜♪
と、脳内鼻歌で達郎ナンバーを絶唱しながら、中央郵便局へ年賀はがきを買いに行く。

その足で、年内最後のモジャカレー神戸店へ。
ミニ・ビッラルさんが満面の笑みで出迎えてくれた。
最近すっかり仕事も運動もしていない虚弱体質なので、辛さは控えめの20倍で注文すると、店長には「どうしはったんですかー!」と大げさに驚かれてしまった。なんだか「100倍以上を食うに決まっている客」になっているようだ。
「今年一年、ありがとうございました。また来年もよろしく〜」
「ごっそさん!よいお年を〜」
と年越しのあいさつを交わして、ちょこまかとハーバーランド周辺で買い物。

ニューオータニが撤退した隣のビル「ファミリオ」からも、来年あいついでテナントが撤退するニュースを最近耳にして、脱力するばかりのハーバーランドである。
交通至便だし、風光明媚だし、悪くない商業地と思うのに、なんせ活気がない。都心なのに、郊外ニュータウンのモールのような、ツルリンとのっぺらぼうな飲食店が次々に来ては去り来ては去り…をくりかえす、ハリボテ都市。そりゃおもしろくないわな。

山側の大倉山の図書館と神戸地裁まで散策域を広げれば、けっこうためになるデートゾーンではないかと思う。地検の周囲になぜ組事務所が多いのか????いや、むしろ地検より、地検と隣り合う弁護士会館と地裁に近い方が何かと好都合ではないか????その理由は?
と、クイズを出しあうロザン宇治橋ふうデートというのも、なかなかハードボイルドで楽しい。ちがうか?

ハーバーランドの斜陽は、買い物をさせるだけの「観光地のショップ」的な発想で最初は当たったものの、その次の展開がなく飽きられた感が漂っているせいだ(あくまでも素人の邪推)。
隣接するポートタワーも、メリケンパークも同じ。

飲食店だけでは、もう飽食しとるんですよ。
勝海舟の砲台跡なんか、商工会議所が三菱と交渉して駅から「歴史の道」として整備すれば歴女もウヨウヨ散策してくれるだろうに、そんな発想もない。

地元民からすると、神戸駅から南だけの商圏で客寄せを考えているから限界もあるわけで、「北に歩け」は大倉山と司法ゾーンで知的な社会見学ができるのは再三提案させていただいた通り。
西の新開地・湊川・兵庫駅にかけての庶民ゾーンも、おもろい店はちょこまかとあるし、東はモトコーを通って三宮まで行けば、天神橋筋商店街とギネス記録を争う(争ってないか)長い長い散策ができる。

まぁどっちにしても、ハーバーランドがマイカー客を中心に設計したようなベイエリアだから、「散策する客」へのセールスポイントは頭になかったのかもしれない。
マイカーで播磨方面から来る客は、道路料金が安くなると、アウトレットだ淡路島だと簡単に方向転換してしまう。散策客は、その土地の感触を足に刻んで愛着が染みこんでいくから(かな?)、息の長いひいき客になって行くと思うんですが。

メトロ神戸なんか、僕は浪人時代からもう30年も歩き倒している。新開地から三宮まで雨に濡れずに散歩する技なんか、エリアごとにぶった切って紹介しているガイドブックには書いてない。
こういう散策エリアの拡げかたをすると、市域全体の活気も出てくるのではないだろうか。

大阪も、キタに対抗してミナミと天王寺が鼻息を荒くしているようだが、歩けばいいのだ環状線を。
腹がへる。飲み食いする。また歩く。寄り道する…。
これで都会を元気にしようではありませんか!



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こんな日でした(日記) | 22:47 | comments(2) | trackbacks(0)
池屋で撃沈


知らんうちに、三宮からIKEAまでの送迎バスがなくなっていたので、ポートライナーに乗った。
市民広場までは用事でちょくちょく行っていたが、その先は実は初めてだった。今はなきポートピアランドの最寄り駅で、ポートピアも跡地の遊園地も、結局一度も行かずじまい。だから、同じ区に住みながら、未踏の地(笑)であったのだ。

ポートライナー自体も、車両の仕様がずいぶん変わり、ロングシートからボックスシートとソロシートをごちゃまぜにしたような、おもちゃ風味を増したようなメルヘン列車になっていた。
年末年始のポーアイはひっそり静まりかえり、駅周辺も人気がない。まるでSF都市である。

ところが、店内はにぎやか。
なにせ店舗スペースなみの駐車場スペースが併設されているから、完全に郊外型の家具モールなんですな、と納得させられる。

もっと納得させられたのは、野郎一人で電車で買い物に行くべき店ではないんですねハイハイわかりました!!と悟ってしまうオーラ。
センスがいいわりに割安な感じはするものの、狂喜乱舞するほどでもないし。

この日の目当てだった本棚は、重さに応じて配送料が決まっていて、180cm四方のでかいやつを買うとなると、送料4900円もとられる。結局、高いがな。同じ区内で、これはないでしょ!?
マイカーで買いにくる「セルフ客」をターゲットにしているのはありありなのだ。

よーし、ほんなら意地でもポートライナーに乗せて持ち帰ったろか!
と闘志が湧いてくるでもなく、家具や小物をエロい目線でひやかしながら歩いているバカップルのテーマパークと化した店内をそそくさとあとにしたのであった。手ぶらで(白旗がほしい…)。

池屋さんに文句は申しません。こういう商売もありでしょう。
うすうすわかっていたとはいえ、「ボルボやエルグランドで豪快にまとめ買いしにくるファミリー客だけを歓迎してますそれが何か?」と、webサイトに明記しておいてくれぬものか?(無理か)
送料が高すぎるのも、いかがなもんか…

やはり、貧乏神のアパートライフには、ホームセンターが性に合っている。
「持って帰られます?無料で軽トラ貸しますよ」と言われると、これまた困ってしまうのだが。
あぁ、買い物難民はヒトゴトではないなーと思い知らされる。
愛車の荷台に載るのは、かろうじて60kgの柔らかい人体までなんです!



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こんな日でした(日記) | 18:52 | comments(4) | trackbacks(0)
トオルちゃんに鉄分を


横なぐりの氷雨が物哀しい年の瀬の神戸である。
「ももくに」で年越しとなるか、幕引きになってしまうか・・・ひとさまの情欲の世界は、ホノボノと心温まるいい話だから、渡辺淳一先生にも新作のモチーフにしてほしいものだ。

ヒモ男だの、言葉の魔術師だの、袋だたきに遭っている山路氏が、一時「渡辺」姓を名乗っていたことにも桃は切れていたようだが、ここは評価してもよろしいと思う。
愛人のように見える「法律上は新妻」に連れ子がいたとき、母親だけ姓を変えるより自分が母娘に合わせようと考えたのと、姓を変えると自分がマークされている地域の取材がやりやすいと踏んだ判断と、どちらが主でどちらが従の動機かはわからんが、ひとつの決断ではありましょう。

でも、婚姻はしても同居はしなかった。
少し惜しい。
僕はパパと死別した子をかかえるシングルママも射程に入れて「交活」しているのだが、連れ子が「ママの彼氏の姓に変わりたい」と思うようになれば、シメシメですな(笑)。これぞ、大人の男の箔というもんである。
母子が大げんかして、「ママだけ出てって!」となれば、金箔モノではないかい?
そう思われなければ、それまで。きっと、甲斐性なしの僕は「それまで」になると思うが。

男の箔はクルマで測る昭和の価値観が、狭い日本には未だ健在である。山路氏に突っ込む方も、その頭で「貢がれ男」として見ているから、「麻木さんに外車を買ってもらったわけじゃないです国産車です」と苦しい弁解をするしかない。
そこへ、妙にスイカが大好きな(笑)ロケンロールの御大が、ブチ切れていた。

そうだ!電車を自由自在に活用してこそ、狭い日本でスマートに生きる知恵というもんである。
そりゃ紛争地域の取材テクニックのために、ラリーやモトクロスの練習をするのだとしたら、けっこうなことだと思うし、男のアシはハードボイルドでなくてはなりません。

だったら、自転車だわな。
これなら、金欠ジャーナリストでも買える。麻木に買ってやるぐらいの甲斐性も示せる。
「アラゴーにもなって自転車って、バッカじゃないの?」と鼻でいそうな不健康オバサンは、インナーマッスルも括約筋もゆるいに決まっているから、相手せんでよろしい。

桃は自転車が似合いそうだから、僕はエコひいきしたい。大桃裕司になりますよ(笑)。
麻木は「俺の助手席」に横乗りしそうだから、カーブで振り落とされる。そして、「ひどいじゃない!優しくしてよ!」と悪態をつくのである(あくまでも、麻木タイプの女性は、のたとえ話)。
桃はしっかり股がって抱きつくに決まっている。合格です。

交カツ未だ未成功の僕からすると、二人乗りのメルヘンも見果てぬ夢だが、いざ本番(笑)となったときに備えて、今はどちらも立派なママになっている病院職員さんや介護職員さんを乗せたことがある(ハーバーランドから三宮まで、よくまぁ警察に咎められなかったものだ)。
わが愛車は「助手席」もちゃんとつけてあるものの、なにしろ車輪が18インチの小径車だから、助手席は地上高60cmぐらいしかない。完全に足が地面を引きずるので、ずっと足をあげて耐えてもらわにゃならんかった。

アルミむきだしの座席の都合上、乙女の大臀筋だけがクッションだし、何度「イタタタタタタ!」と悲鳴を聞いたことか。
着いたときはコーフンしたような乙女の桃色顔に僕はグフフフフフフとほくそ笑んだものだが、ただフンガイしていただけかもしれませんな(反省)。

だから、シェケナベイビーの御大おすすめのスイカでデートすべきなんでしょう。関西なら、ピタパとイコケだな。
鉄分濃厚な女子やママは増えているようだから、希望は捨てられません!
ハネムーンは、ユーレイル・パスで。
国内スキーさえおごる気になれないのに、ユーレイルパスなら大盤振る舞いできるのが屈折したテツの哀愁ってことで…。



こんな日でした(日記) | 18:47 | comments(0) | trackbacks(0)
定義の問題


大人の火遊び評論家としては、年内いっぱい引っ張らねばならない懸案を忘れかけていた。
「ももくに対決」である(笑)。
板挟みになっているヤサ男を血祭りに上げる大衆心理が、火に油を注いでいる。

大人の火遊びの結末だから、三方一両損でいいとは思う。3人ならんで、「お粗末さまでした」と頭を下げましょう。
あえていうなら、渡り鳥のヤサ男が不甲斐ない。下手なウグイスの谷渡りである。

名演技でしみじみ「もう、女房とは終わってるんだ」と語られると、愛人としては「次は私が」と思うのも当然だ。戸籍謄本まで見せてもらって、離婚が成立しているかどうか確認するわけにはいかんでしょ。

だから、久仁子には略奪とか不倫の認識はなかった(としておこう。実は…の可能性も匂ってくるのが久仁子の人徳?なのだが)。
結果的に、大桃が「別居もしてなかったし、やりなおせると願って籍も入っていた時期に、浮気されていたなんて…」と指摘したことで、ヤサ男の優柔不断ぶりが露呈してしまったわけだ。

もし裁判沙汰にでもなれば、なんせ久仁子には弘中惇一郎弁護士がついている。出るとこに出るなら、「山路氏の不実告知のせいで泥棒猫よばわりされた麻木久仁子の名誉」を守る戦略を立てるだろう。
そこまでこじれる前に、山路氏は堂々と本人たちの前にかしずいて、結果的に裏切られたことになる前々妻には格別にワビサビを入れるのが男の筋(やらしいな)というもんである。

戦場ジャーナリズムの勇気(があるなら)と、前々妻に頭をさげる勇気と、さてどっちが勝ることやら?
「俺はでかい仕事をしてるのだ」という気負いが、実は自分の紛争地帯では脇が甘くなった一因かもしれない。

同い年の同性のよしみ(そんなもんないか)で山路氏を擁護するなら、夫としては本当に夫婦関係が終わりに向かっていたと認識していたのに、妻はそう思っていなかったというすれちがいはあるようだ。
それを「残酷な沈黙」とかっこつけると、破綻の認識を意図的に伝えてなかった疑惑が出てくるぞ。言わなければ伝わらないことに本当に気づいてなかったとしたら(以心伝心をあてにしていたとしたら)、ジャーナリストとしての評価も失墜しかねない。

大桃が、「別居はしてなかったし、私にも至らぬところがあるから、やりなおせると思っていた」と話しているのも、山路氏に伝わっていたかどうかも疑わしい。
破綻の定義が違うのだ。

ややこしくしてしまって申し訳ないが、「同居していても別居している技」もあるぞ。夜は妻と形だけの同居生活、昼は愛人と心底つながった同居生活(!!)というのは、まぁ大人ならスイッチを切り替えるようにできますわな。妾を囲う男の得意技かと思いきや、昼は貞淑な妻が夜の蝶に化けたりすることもある。
一人暮らしと世帯持ちとの愛人同棲、はたまた一人暮らし同士で同棲しているカップルなんてのも、矛盾するようだが可能である。

男女交際というものにあこがれて半世紀たって(終わって)しまったワタクシからすると、さかりのついた男女が「つきあいはじめた」「交際記念日」「別れた」とキャーキャー騒いでいるのをみると、何をもってスタート、エンドのしるしとみなすか?は、いまだ大きな謎である。
そんなに言葉ではっきり「本日より交際開始」「本日24時をもって解消」となるもんですかい?
そうしておいた方が、「認識のずれ」は避けられるのかもしれんが。

交際期間の確定も難しいし、そもそも「つきあう」の意味がはっきりしとらん。
とりあえず伝統的には、「つきあうこと=排他的性交渉」であったとしても、片思いの相手にだって「ほかの異性といちゃつくのが許せない」と憤慨している男女がいるから、相手を独占したい感情は絶対的な決め手にはならない。
どちらかが「外でギンギン」のおかげで(笑)家で円満でいられる夫婦もいたりする。

二人でメシを食うとか、ドライブに行くだけで交際の始まりか兆しになるのかどうか?
愛人関係になっても、相手に金銭を支払って「店のコと遊んでいるだけ」と言い訳することもできる。領収証までもらっていたりして!!(笑)
秘書とか用心棒という体裁で「実は愛人」に金銭供与をしている業界不倫は、なんぼでもあるだろう。

『チャタレイ夫人の恋人』は、不具の夫が妻の婚外交渉を黙認している設定で、古い話のようでも、実は古くない夫婦の形だろう。
絶倫夫(妻)の相手をしてられない妻(夫)がチャタレー夫婦のような関係でなんとなく別れずにもっている例もまた、いくらでもある。
別に不具でなくても、配偶者には燃えないが外で元気な既婚者は普通にいる。それをどうオブラートにくるんで波風を収めておくかが、大人の技というもんでしょうよ。

配偶者をだましてでも配偶関係の体裁を取り繕うことを考えるぐらいなら、入籍なんかしてはいかんよね。戸籍上の関係あって人の尊厳なし、では哀しい。なんだか従業員をポイ捨てする会社の雇用関係がだぶって見えるぞ。
だったら、「配偶関係はないが夫婦にしか見えない」カップルこそ本物でありましょう。どうでしょ?福島瑞穂さん、香山リカ先生!

したがって、強引に結論づけると「できたら婚」が正解なのだ。
いや、男は認知するだけでいい。
これで、夫を介護することになりそうな古女房の不安も、浮気騒動のリスクも避けられる。子供が混乱するだろうが、「夏休みは、パパと、パパの彼女とキャンプ」「冬休みは、ママと、ママの彼氏とディズニーランド」と、行楽の世界は広がります。
そのパパの彼女とママの彼氏が夫婦であったりすると、わけわからんことになりますが。



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こんな日でした(日記) | 13:33 | comments(0) | trackbacks(0)
おまけた!


ここんところ、付録つき乙女雑誌が調子づいているのは他人事のように見ていたワタクシこそ、実は小学館と学研の雑誌付録で育った「どまんなか世代」である。
『小学*年生』のペーパークラフト付録で、姫路城も消防自動車も東京タワーも作ったぞ。蟻の巣がついていた雑誌もあったっけ(蟻は各自で調達しろ、と)。
ちゅー坊になってから、僕はサイエンスエコー、兄貴はミュージックエコーをとっていて、ミュージックエコーにはドーナツ盤レコードがついていた。

どれも、すばらしいオマケ文化ですな。
そんな中で育つと、乙女雑誌にブラジャーがついていようとシリコン鍋がついていようと、驚きはせん。
「雑誌がおまけについている」ぐらいにエスカレートしてほしいものだ。もう、こんな雑誌のスタイル自体がメディア・アートと化している。VOGUEもEsquireも、どうよ真似できんじゃろ!と優越感を持たんでもよろしいのだが。

大人になって、付録につられて雑誌を買うことはなくなったなーと思っていたのに、『DIME』の付録スピーカーに食指が動いて、安いもんだから買ってしまった。
スピーカーといっても、百均で売っているパッシブ型ではなく、単4電池で鳴るステレオアンプ内蔵である。ミニプラグでつなげば、たいていのヘッドホンプレイヤーは鳴りますよ、と。
もちろん、こんな驚き低価格で供給できるのは、あの「世界の工場」謹製だからこそ。

お試し気分で期待せず、手持ちの電池を入れてみた。
無入力なのに、ザーーーーーーーーッとヒスノイズ。なんちゅうアンプや。
信号を入れると音が元気に鳴るので、ボリュームを絞れば雑音は気にならない。
けど、こんなタバコ大の超小型スピーカーボックスに期待するのも大人げないのだが、音質はキンキンシャリシャリしていて、とても音楽鑑賞向きではない。

これなら、前に買って大満足した(ので今も愛用し続けている)aigoのアンプ内蔵スピーカーの方が、はるかに高音質だ。エンクロージャーが小さなプラスチック箱でしかないから、しかたないとはいえ(aigoは内側に吸音材まで張ってあり、容量も大きいから低音から高音までバランスよく鳴ってくれるのだ)。

ヘッドホン専用プレイヤーを使っている人が、ちょいとモニター用にとつないでみるぐらいの用途しか思い浮かばない。下手すると、ノートパソコンにアルテックやJBLのスピーカーがついていたりするから、あえて外付けの小型スピーカーなんかいらなかったりする。
だから、モニター用なら、プラグを固定にして、プレイヤーに本体ごと差し込んで聴く形になっていた方がいい。ぶらぶらしているより、ポータビリティは高くなる。

あの国のことだから、「すぐ便利にバージョンアップするよ」と笑って応えてくれるにちがいない。期待するとしましょう。
周辺機器のおもしろさは、絶対「パナソニ」には期待できないから。


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買いました(むだづかい) | 12:14 | comments(6) | trackbacks(0)
鉄学概論


粒の大きな初雪が舞ったあとは、抜けるような青空だった。
いつの間にかルミナリエは終わり、いつの間にかクリスマスが終わり、「クリスマス・イフ」は空振りに終わり(笑)、仕事納めになっていた。

年末の出版社シフトで、「あぁ、年越しなんや」と気づく季節感のなさ。
原武史『「鉄学」概論』(新潮文庫)はテツ本というより、立派な交通社会学だと思う。こういう角度から鉄分を注入する読者が増えれば、日本人の鉄分濃度はますます上がりますな。

五島慶太と小林一三を並べて、東急と阪急のベッドタウンづくりを対比させようとする企てはわかりやすい。
『滝山コミューン1974』で、郊外の闇をリアルに描いた都市生態論の手法は、鉄道政策史という軸を通すことで、説得力を増している。さすがである。
沿線風景や客層の変化、競合路線の栄枯盛衰を重ね合わせながら、経験的に腑に落ちる電車通勤(通学)者は多いだろう。

首都圏の鉄道政策と街づくりについては、現場感覚がないのでわからないが、原センセイも阪急の街づくりについては少し齟齬があるのはしかたない。
細かいところをほじくるのもテツの性癖なのかもしれんが(苦笑)、いくら関西が相互乗り入れを嫌う風土だといっても、三宮駅はJRと阪神と阪急のコンコースがつながっているから、別に空の下を歩かなくても乗り継ぎできますぜ。
たしかに、JRvs私鉄の「仁義ある闘い」は、名古屋や福岡や首都圏の通勤電車事情を知らない関西人にもぴんとくるでしょうが。

レッチワースをめざした東急の田園調布づくりが、職住接近の自立した都市にならずベッドタウン化したという評価は、現地を観察してみないとなんともいえないのだが、それは阪急の沿線開発も似たり寄ったりではないかと思う。池田も箕面も茨木も、やはり大阪のベッドタウンであることは疑えない。

そこは、鉄道経営、交通政策の違いに還元することに無理があるわけで、そもそも京都があって神戸があって奈良があって自立しているた都市圏を結ぶことになったのが関西の鉄道だったからだ。
阪急の線路を見たらわかるでしょうよ。梅田に行く電車、梅田から京都、神戸、宝塚に行く電車なんですよ阪急は。
原センセイも別の章でとりあげている須賀敦子の育った文化圏をはさむことで、西宮も芦屋も大阪になることはなく(なろうとせず)、独特な文化圏を形成していったととらえる方が自然だろう。

たとえば、多摩・相模地方の郊外住民の「帝都」のとらえかたと、北摂や阪神間山手の住民の「商都大阪」のとらえかたは、やはりちがうのではないかと僕は想像するし、別会社との乗り継ぎの便も住民感情を反映しているのではないだろうか。
もちろん、不便なままでいいわけではなく(あきらめ半分で、僕は速いJRにばかり乗っているけど)、梅田で京阪、南海、近鉄に乗り継ぎたい!と願っている兵庫県民だって多いと思う。
風穴を開けた阪神と近鉄の乗り入れはえらいと思いますがね・・・あと一歩で京阪と阪神がつながったあかつきには、梅田をスルーして京都と神戸が行き来しやすくなるのにねぇ…(これは単なる願望)。

さて、住宅都市づくりの東西比較論で冴える原教授は、武蔵野の学園都市づくりの明暗をうまく分析してくれている。ぜひ、関西の学園都市づくりの大失態を分析してほしいと思う。
なんで立命館が大阪に来るの!?
よりによって関学が三田に隠居せんでも・・・
同志社が今出川に回帰しつつある理由は???
大学の立地と交通事情の関数は、都市の知性を左右することにもなると思いますぞ。
いまさら、関学も神戸女学院も神戸に戻れとは申しませんが(少し期待してみたりする)、阪急今津線の沿線は猛反発するだろうね。



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読みました(書評) | 18:05 | comments(2) | trackbacks(0)
配偶経営


日本海地方裁判所判事殿からは「またまたこいつ、引っ張りよるな」と諌められること覚悟で、年内いっぱい「戦場ジャーナリスト愛憎事件」を論じ続けることにしましょかね?(笑)
山路氏は、戦場ジャーナリズム教を立ち上げて二人の四十路の巫女を雇い、3人で円満に愛の家族を営むのが、ワクワクする展開になる。
乙女は離婚して磨きがかかるのだ。バツがいくらついていようが、独身なら巫女もできる。

とまぁ、個人的な色鯉沙汰は教団運営の話に(勝手に)持っていくと、学者も経営者もコンサルタントも食いつきやすい。
愛憎の力関係でつながっている配偶関係こそ、マネージメントのフロンティアかもしれない。
これにくらべれば、大阪市の内部告発者がクビになってしまった問題も、横須賀市役所のサボタージュ職員問題も、大阪産大の教員クビ問題も、当事者がケツをまくればあっけなく一件落着だ(ちがうか…)。

組織というものは、厄介なトカゲのしっぽ切りをして平然としている怪物である。
でも、しっぽを切り落とした組織本体の側にシンパが残っていたりすると、尾を引くよ平松さん。やる気も忠誠心も低下しかねない。
内部告発だって萎縮していきまっせ。それで「不祥事がなくなりました」ということにはならないでしょうよ。

ゴミ掃除屋さんのネコババは明らかに刑法犯だから、お咎めなしとはいかないだろうが・・・告発がなければずっと続いていたにちがいないから、告発者は共犯の罪も斟酌して「粋な処分」をしてもよかったのに。
もちろん、ネコババに加わっていた本人が免責されるのも、筋が通らない。そんな大岡裁きを現代の行政機関に持ち込むとややこしい話になる。

法律論の「筋」とは別のところで、身もフタもない処分をせざるをえない裏事情としては、内部告発を誘発すると市役所そのものが崩壊するから封じ込めたのではないか????と邪推してしまう何かがある。およそ庁舎という建物には、腐った匂いがたちこめているからね。

組織の歯車一つ一つは真面目に働いている(と思う)。まさか、同僚と心中させられることになるとは思わない。
それでも、ある日いきなり業績低迷のとばっちりをくらうことはある。
そんな疑心暗鬼の中で給料をもらいつつ、家族が首にぶら下がっている立場は、つらいものでしょう。

いっそケツをまくりましょう、プロレタリアートは!
とけしかけて、組織の外で通用しない経験しか持たないプロレタリアートに突きあげられるのも災難。
組織のための仕事、上司にゴマをする仕事は、しない方が身のためですわ。どっぷりと歯車に慣れてしまっていれば、定年まで自分を押し殺して「逃げ切る」しかない。

顧客のための仕事、市場が求めている仕事を探して、自分で設計していくシューカツ生に期待したいですな。
熱く夢を語る志には、熟女が支援してくれるから。
てところで、「判事の突っ込みどころ」に戻ってしめくくっておきましょう。



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こんな日でした(日記) | 16:29 | comments(0) | trackbacks(0)
AFP通信社は来ない


熟専の渡り鳥が、不倫疑惑の泥をかぶってみせた。
場所は京都ですぜ。頭を丸めて会見に臨めば、ポイントが上がって「また次」もあるだろうに。

知的な熟女といっても、一人前のジャーナリストと言われるにはあと一歩も二歩もあるコメンテーター芸人のお二人。
こういう熟女が、「夢を語る男」に弱いのが、よくわかった。ジャーナリスト修行に自分を託す感覚なのか、私が支えてあげなきゃと思う母性本能のような汁が出たのだろうか。

いい大人の色鯉沙汰に、完全な黒白はないから、だれを叩く気分にもならん。プラスに考えると、同い年の山路氏の作戦をよーく検討して、今後の人生に活かしたいと思うクリスマスイブイブである。
ワタクシも、夢はなんぼでもあるぞ(人は妄想と呼ぶが)。金もない。ここまでは山路氏と同じだ。
ルックスでは完敗。たしかに、山路氏がバーでしみじみ戦場を語ると、汁を漏らしはじめる熟女がいるのはわかる。分別盛りと女盛りはうまいこと一致しないようで、コロリといってしまう。堀ちえみもそうだった。

夢を語るイラン人に、コロリといってしまった元教え子の24歳の乙女がいたことを思い出した。
どういういきさつでか、「電話を代わりますから話して下さい」と受話器をよこされた僕は、その夢見るイラン人と話すはめになった。
「貿易で一旗あげたいなら、正々堂々とビザを取得して、資金も用意して来日すべきではないか?」
とクギを刺しても、のらりくらりとかわされ、ダイジョブ、ダイジョブとくりかえすだけ。
乙女も「大丈夫なんです!」とかばっていた。資産家の令嬢だったから、いいカモになっていたのは明らかだった。

案の定、彼は数ヵ月後に偽造テレカでつかまって、令嬢が留置場、拘置所と差し入れに通っていた。
「イラン人だからって、警察が差別するんです」とぼやきながら。ちゃうがな…
ちょっとおめでたいコ娘ではあったが、男のロマンに、世間知らずの資産家令嬢は弱いのだ。

麻木久仁子も大桃美代子も、犯罪者にもてあそばれたわけではない。むしろ、戦争犯罪を告発する義侠心に燃える紳士に萌えてしまった標本である。
とはいえ世間に頭を下げる必要もない色鯉沙汰だから、ペコペコしていると、よけいにみっともない。
周囲も、「大人同士の火遊びは、うまくやれよな」と距離をおけばいい。こういうニュースの格好の消費者である不完全燃焼主婦はよけいに欲求不満になるから、「ひょっとして、うちの亭主も外で夢を語ってないやろな!?」と勘ぐることになるかもしれないが。

ハハハハハ、その通り。
殿方諸兄は、飲めば夢を語る語る。怪気炎をあげる。世界同時革命を口走る(笑)。
「口イター通信社(ロイターじゃないよ)」を立ち上げる夢を熱く語るテレビマンもいれば、弁護士になる夢を追って「法科大学院の予備校の入試」に何年も挑みつづけている(こりゃ、あかんわ…)ダメンズもいるでしょうよ。

よくある「定年後はキャンピングカーで日本一周」なんてのは、「定年亭主の日本一周につきあわされている妻」という肩書きしかつかないから、まず相手にされない(だからリスクもない)。
夫(または彼)はジャーナリストとか社長でないと、妻(または彼女)に箔はつかないのだ。

でも、夢につきあうとなると、ギャンブルですな。
貢いで貢いで、回収できるめどが立たなければ、汁も涸れるって。
男がデートで彼女におごる額ぐらい、しれている。熟女が夢見る男に貢ぐ額は、2ケタは多い。
そこが、大桃、麻木のあさはかさである。

もし「本気で愛している」なら、金銭援助は逆効果だ。貢がれた男がダメになることぐらい、読めないのかね?
ビンボーな彼に合わせる覚悟こそ、本気の証明でしょうよ。
彼の晩餐が餃子の王将で「中華丼と餃子あわせて630円」が定番になっているなら、彼女も「天津飯と餃子610円」の世界に下りてこなくてはイケマセン!
串かつ屋に椅子がないことぐらいで、驚いてはイケマセン!
彼の部屋に、エアコンもヘアドライヤーも電子レンジもないと知っただけで「まるで秘境ね」と蔑んではイケマセン!

と、ほとんど八つ当たりになってしまうのもなんですが・・・
男を見る目のない女子が公共の電波で「いまどきの男は」とコメントしているのも、喜劇でしかない。
大人の別れ方としては、夢見心地のまま余韻を残して失踪することじゃよ。
彼女であれ彼であれ、かつて愛しあったパートナーに恥をかかせるような別れ方をしてはイケマセン!




こんな日でした(日記) | 22:32 | comments(2) | trackbacks(0)
ももも!?


わかりやすいゴシップは、たとえ悲惨なドロドロ劇であっても、そうかナルホドー!うんうん、わかる!と言いたくなる「池上さん効果(?)」がある。

大桃美代子の元夫の浮気相手が麻木久仁子
わっかりやすいなぁ!!

だれの目にも、浮気相手の傾向と対策が見えていそうなものだ。
この夫、次の浮気相手は滝クリ、その次は東ちづるだったりする(クリステルで止めておけばいいのに)のではないだろうか。
あがりは小谷真生子か?
いかにも「コメンテーター路線」を行くジゴロですなぁおぬし!(笑)

つい食指が動いてしまう「行き先」として、
ロングヘアー好き、ベビーフェイス好き、ぽっちゃり好き・・・と、男の嗜好は一貫していたりするものだ(女性もそうかもしれませんが)。

そこへ、「よくしゃべる彼女」を好む殿方がこの世にいることは、初めて知った。あの
麻木久仁子の口先マシンガンは、ちょっと家庭では勘弁してほしい気もするけど、それがまたいいんだ♪という殿方もいたわけだ。

麻木も麻木なら、寝取られた大桃がツィッターで「尊敬していた先輩と夫が浮気するなんて!」とつぶやくのもイマふうな三角関係ドラマだあるね。こんな「嘆き場」は尾ひれがついて、よけいに惨めになりはしないだろうか。
大桃としては、安住紳一郎→宮根誠司→池上さんところがして、あてつけに・・・ならないか。

あてつけなど、かわいいもんだ。
いまどきの不倫だのふられただの捨てられただのの内輪話は、つぶやかれたり、アップされたり、もしかしてUストリームで流されたりする。たまらんなぁ。仁義も節操もあったもんじゃない。
そういう「武器」を安易に使ってしまうか人なのかどうかも、品格の採点ポイントになると思う。
リビングに無造作に置いてあるつれあいのケータイを、覗き見てしまう人なのかどうかも。

結果的に、大桃は、胸の中に収めておけばいいものを垂れ流してしまう女子だった、ということか。
ファンの一人として、少々残念でありましたとさ。




こんな日でした(日記) | 22:24 | comments(8) | trackbacks(0)
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