2011.03.31 Thursday
あれだけジャージャー放水していたら、飛び散った水、たまった水に放射性物質がついて拡がっていくんではなかい?と素人でも不安になっていた通りの汚染が、止まらないどころか拡大する一方のようだ。
見かたによっては「地震で壊滅・津波で根こそぎ」よりタチの悪いプルトニウム汚染は、2万4000年は立ち入り禁止になりそうなエリアを囲うことになるかもしれない。
早急に鉛のシールドでも埋め込んで原発周辺の土地を遮蔽しないと、雪が溶けて川になってキャンディーズの歌が流れ、雨が降って三善英史がたたずんでいる間に、土壌汚染も確実に進行していく。遮蔽に失敗すると(地下水系まで遮蔽することなど、できるのだろうか)、水源汚染、農地汚染が数年・数十年スパンで尾を引くだろう。
だれとはいわんが、土壌の専門家にとっては、メンタルヘルスの次の職場が見つかるかもしれない。防護服を着ると、欧米人にはヒーローに見えるようだから、もてもて君になるぞ(笑)。
「死の土地」を追われた多重被災者には、安住の地が見つかるようお祈りしたい。
・・・と、現代の「出エジプト記」を投映して見るのは不謹慎かもしれないが、清濁併せ呑むような気概もまた復興の原動力になるのは確かだ。
海水からも放射性物質が検出されているから、もう潮に乗ってパシフィックな拡大は止められない。
サンプリングしたカツオやタラやワカメ、サザエ、穴子、マスオ、波平からも不吉な物質が出てくると、世界の水産業にとっても大打撃だ。投機マネーは北大西洋漁場に流れていくかもしれない。
そうでなくても、我々は中華汚染されたカニ、エビを食べていたわけだから、放射性物質の害と比べてリスクがどう違うのか、データをちゃんと出してほしい。
タイから発電所ごっそり輸入して急場をしのぐといっても、首都圏の夏の電力需要をカバーできるのかどうか・・・カバーできてしまうと「原発なくても大丈夫」と証明されるわけだから、ドイツでもフランスでも、「それ見たことか」とばかりに緑の大臣が続々誕生するだろうね。すでにその兆しはある。
かといって火力発電所を増やすのもどうかと思うので、やはり電気事業連合会には「オール電化キャンペーン」は撤回してもらって、国民も省エネ生活に舵を切る(これをしないから、原発増設を許してきたのだよ)いい機会だと思う。枝野さんが、生活様式を見なおして下されと訴えているのは正しい。
クールビズなんか徹底されたら、商売あがったりだ!とパンスト業界の嘆きも漏れ聞こえる財界は、「日本経済そのものが縮小する!けしからん」と警戒しているようだが、ただ縮小するのではなく、構造転換すべきなのだ。
東南アジアの灼熱の島国で、夏のスーツなんか狂気の沙汰でありましてね・・・んなもん、みんなTシャツでよろしいではないか。薄着で身軽に働けばよろしい。正装しても寅さんルックまででいい。ステテコ、草履の業界は活気に沸くよ。
冷房にかけていた設備投資を緑化に回せば、ヒートアイランドも解消されて、メンタルヘルス界から転職するプラントソーシャルワーカー=PSWも出てくるだろう。緑は現代人の心を救うのだ。
オフィスのストレスが減ると困るような業界は、このさい業態転換していただく。
どんどん薄着になった企業で働くOL、企業戦士たちが色気づくと、鯉の悩みも増えますわいな。
不倫も増えて、離婚再婚カウンセラーの出番である。
夏は暑く、冬は寒くなった(戻った)方が、オスとメスが燃えるチャンスも増えるから、出生率も上がるだろう。
不動産を悪妻にぶんどられた殿方は、懲りずに(?)また不動産を買う。どんどんGDPが上がる(生産のエネルギーをどうするのだ?と突っ込まれそうだが)。
懲りない殿方を焚きつけて鯉に走らせ、元人妻をよりどりみどり・・・できる栄光の日々が、ワタクシの行く手にはちら見えしている。
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