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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
フレンチ・コンコン


入籍した夏木マリ姐さんの「これまで」は、フランス婚だったそうな。
なんじゃらほい?
事実婚とどう違うのか部外者にはわからんが、イギリス婚ともイタリア婚とも違う何かがあるのだろう。

それを、ジャパン婚にギアチェンジしたわけですな。
これまた、何が変わるのかわからんが、逆に、ジャパン婚に飽きているカップルが、「おい、これからフレンチでいくぞ」「そうねフランス婚やってみましょー」とはならないだろうか。

カーラ・ブルーニ女史がマル高おめでたを報じられたこともあって、ニコラおやじが増えると、出生率も上がるかもしれない。大変けっこうなことである・・・が、はねあがった税金と社会保険を見たとたん、「撤回!」と腰砕けになる庶民が大半だろう。

夏木マリの夫は団塊世代のようだが、永く連れ添ったロング・ランナーは、歌い手としても息が永い(フレンチも、ジャポネも含めて)。中島みゆきも、高橋真梨子も。
歌姫ではないが、Dr.香山リカも事実婚をカミングアウトなさっている。

カップルそろって手に職がある自立した大人だと、あえて入籍するメリットは乏しい気もするが、マリ姐さんは何か思い当たったのだろう。
それを、扶養されつつグチっている奥様族や避婚族に伝授してあげましょう。何十年も寝かしてから提出すると、ありがたみも格別な紙切れですよ、とか。

さっぱり縁のないワタクシでも、婚姻届けには強くあこがれた瞬間はあった。
業者のいいなりで建立させられた墓に父が眠っているのだが、喪主として業者と坊主のカモになった兄いわく、「独身なら自分の戸籍がないから、お前はここに入ることになる」とのことらしい。
法律と宗教を混同している上、仏教とプロテスタントを取り違えている喪主である。そもそも、法要もほったらかしになっている。

この一族とは一緒に埋められたくないと思えば、救いになる(分祀の大義名分になる)のが「俺様戸籍」である。
なにも、そんなことのために結婚しなくてもいいのだが、形式や世間体や戸籍や法的地位には、きわめて敏感というか従順なのが我が一族(兄だけではない)だから、手かせ足かせ首輪・腰縄・猿轡をはめられないためには、自分で手かせ足かせ首輪・腰縄・猿轡を用意して「まじめに堅実に生きてます」と示さなければ納得されないのだ。フランス婚など、決して歓迎されない。

よほど婿養子の道に脱出しようかと思ったこともあるが、婿養子OK、シングルママ歓迎と好条件をかかげても、もてないものはもてませんな(苦笑)。戸籍の問題ではなく、人として問題なんだから。




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こんな日でした(日記) | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0)
そよ風2号一過


あっけない台風だった。
警報で出勤停止になるかと思ったら、台風は温帯低気圧に変わり、しっかり晴れてきた。
拍子抜けしつつ出勤して、中休みにバングラデシュへ。

外を通る近所の店のおねーちゃんたちが、
「ビラル〜〜〜ッ!!」
と笑って黄色い声援を飛ばしていく。いつの間にか、この食堂街のアイドルになっているではないか。憎いねーこのー!!(笑)

「これぐらいの台風、どってことないでしょ」
「うんー、サイクロンもとこわい。胸まで水につかる」
今日の「団欒カレーの夕べ」で、祖国で薬局をやっておられた過去が明らかになったぞ。
「避難せいて軍隊いうけど、店おいて逃げれない。あっという間に、水浸しなる」
床上浸水は大災難だろうに、年中行事のようにやってくるそうだ。

「舟で商売してる人、水こわくない。どこにでも流れて、水がひいたら商売する」
では、ビッラルさんも舟で薬の行商をやれば、水かさが増してきても浮かんでいられただろうに。

現代版の「行商カレー店」は、駅近辺のビル街にランチタイム限定で出没する。
固定店舗にとっては、迷惑な商売敵だろう。
でも、流しの商いも悪くない。
廃車バス1台でも調達できれば(その前に、大型免許か)、やってみたい気ありあり。
ちゃんと駐車するスペースに地代は払って、合法的に。

具体的に何をやるか、イメージは浮かんでこない。そんな頭で何屋さんをやっても、失敗するだろう。
そのかわり、ビッラルさんのような朴訥な料理人に、カレースタンドを開くスペースを提供する。貸し屋台ね。
ある年はカレー屋、翌年はアーユルベーダ・サロン、またある年は阿片窟・・・とコロコロ転業すると「飽きない商い」になりますかな。

もちろん、経理も人事も広報もしっかりやってこその商いだから、考えるだけで「わしゃ向いてないわ」と白旗をあげてしまう。
異国で新規事業を旗揚げして、がむしゃらに働くビッラルさん(と御同類)のたくましさは、すごいねーと感心する。

こういうチャレンジを、しかも中年になってから欧米でやれる日本人がどれだけいるだろうか・・・
自分でやれなくても、外国人が来日してチャレンジする機会、場所、資金を提供するパトロンになれる日本人が増えればいいと思う。国籍を問わず。
南アジアには、熱く熱く期待したいところだ。



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こんな日でした(日記) | 23:13 | comments(2) | trackbacks(0)
書評のような女優評のような


料理界のわがマドンナ奥薗壽子さまは、女子大生でブイブイいわせていたころ、おそらく同時代に三宮かどこかですれちがっていただろうに、あいにく良縁がなかった。
一度は神戸外大を志願したから、同級生になっていたかもしれないのに、学力がついてこなかった。

そのクッキング・マドンナの『読むレシピ』が新潮文庫でリバイバル。
不思議な料理本である。絵も写真も一切なし。
簡単なレシピはついてはいても、メインは家族エッセイなのであった。
でも、減点いたしません。
鮭のホイル蒸しをするたびにこげつく悩みは、たまねぎを敷けば大丈夫、と指南してくれる。ありがたいことである。

書評は以上。
いや、奥薗本は、いかに芸術的な美味を極めるかではなく、「だれのための料理か」を貫いているから、「人との関係レシピ」でもある。
てことで、次につながる。

昨夜は、テレ東のキッチュな旅番組から目が離せないフライデー・ナイト!!である。
今回は「にっぽん名山紀行」。よくまぁ、通好みの山選びをするもんだと感心する。北海道アポイ岳なんて、恥ずかしながら知らなかった。

「山選」は関東近辺が多いのはしかたないとしても、人選もうならせてくれる。
内藤大輔もいいパパ・いいトレッカーぶりを見せてくれるし、ダニエル・カールもスタミナ・トレッカーだった。
スイカップ古瀬が、意外に山ガールなのも新発見。次はモナを汗だくにしてみるか?(でも、場違いなタレントをパニクらせて笑いをとるような企画はしないのがこの番組の慎みというものだ)

山といえば市毛良枝。
もう還暦を超えたんですな。若い!
市毛と組んだのが、これまた悩ましい永遠の清純派・根本りつ子である。
いやー、美女は不滅ですな。吉永小百合は還暦の先輩方にまかせて、僕は根本りつ子を担当します。

美しい登山者の旅が、美しくないわけがない。
たとえ天気が荒れようと熊が出ようとUFOが出ようと、楽しい相棒と歩けば、道行き自体が楽しい。
ギャースカ騒ぐとか、ボケ突っ込みがうまいとか、そういう楽しさではなく、やはり信頼の絆の上にある対話に、風の音、雨音、鳥の声がBGMになると最高だ。

体力差や経験差なんか問題にならないどころか、むしろ絆を強める触媒になったりする。ゆっくり歩くと、道ばたの草花や虫を発見するのも収穫だ。
パートナーをまちがえると、不信感と不快感をひきずり、無事に帰っても恨み節に責められ続ける。「ほっとかれた」とか「びしょ濡れにされた」とか、なぜか僕は悪評の生贄になってきた(苦笑)。

根本りつ子は、そんなこと決して心に浮かばず、冗談でも口にしない(断言するね)。きちんとアドバイスを聞いて、でも意外とこちらのミスをやんわりチェックしてくれたりして、それで険悪な仲になるわけでもなく、ベストパートナーになるのだ!(もう、決定ね)

そうなるには、やはり半世紀の人生経験がいりますな。「たして百歳」がやっとスタートラインではないかなと思うこともある(といっても中高年かき集めツアーは別もので、ときに地獄への行軍になったりする)。
アラフォーなんて、まだまだ青いのだ。いや実際、人生前半の男女は、その親世代がひしめく山では小僧扱いされるし。

年齢的に、根本りつ子と奥薗壽子の間にはさまれた(おぉ…はさまれたいものだ!)世代であるワタクシは、ちょうどいい具合に煩悩(?)が洗い流されてチョイ枯れになりかけているおかげで、山ガールなんか眼中にありません!(薄目でチェックしますがね)。

大自然にワーキャーキレースゴーイと叫ぶのも、それはそれで素直な楽しみ方だとは思うが、魔界と天国の両面を見せてくれる山の懐にどっぷり抱かれて、畏敬の念で全身がうち震えてくる…ような感度が研ぎ澄まされるのは、やはり人生を折り返してからではないだろうか。
スタミナ切れで引き返すようなことになっても、「クソッ!」と悔やむのは尻の青いアラフォーまで。「ここまで来させてもらって、山の神様に感謝」と合掌できるのが根本りつ子である(強引やなぁ…笑)。

僕は、まだまだタイム・トライアルで一喜一憂している邪道トレッカーでしかない。
いいトシのとりかたをしたい。炊事も登山も、お手本はアラゴーの美女たちである。




こんな日でした(日記) | 14:47 | comments(0) | trackbacks(0)
いい照れ


NHK教育が正式にチャンネル名を変更する・・・てなわけで、Eテレ
あぁ〜〜〜っ恥ずかしい!!
その昔、E電というのが東京あたりを走っていたらしいが、あの昭和のセンスがゾンビのように復活してきたわけか。

教育に特化してませんよ、エコロジーも意識してますよ、と無理なこじつけもしている。
エコというなら、BS、CS、国際も含めてチャンネルそのものを減らさんかい。
書店で最大の売り場シェアをとっているのは、実はNHK出版(株)のテキスト類だわな。放送事業と出版事業の巧妙なタイアップで(ドラマまでテキストになっとる!笑)、ガンガン森を伐採しとるわけだ。

放送局はエコなんてやすやすと口にできない立場のはずだが、唯一NHKだからこそできることは、広告主の提灯持ちをしなくていい真理の(?)放送。
僕の数々の主張も、決して民放や新聞には無編集で垂れ流してくれない真理(笑)であるから、けっこうNHK的であったりするのだが、「受信料を払いたくなる番組が増えるといいですね!」と口走りそうだから、絶対に生で出演する日など来ない。

けっこうハプニングも多いNHK総合と違って、教育は周到に制作されたパケを流すピョンヤン・スタイルだ。
あまりにも完璧にコントロールしているから、その操られた作り笑顔の出演者にビザールなヨロコビを投影して楽しんでいるEroテレ視聴者も増殖中。
体操のおねえさん萌え、おかあさんといっしょ萌え、将棋アシスタント萌えはすでに一大派閥を構築しておりますな。自転車講座の安めぐみは、髭男爵体型の世間のおとーさん族を萌えさせている。山ガールはじーさまにツバをつけられているから、サイクルガールは俺たちで!と。

札幌に飛ばされていた(わけでもなく、里帰りしていたのか?)森田美由紀が日曜美術館に登場して、かなりの「だぶつき気味」に愕然とさせられつつも、かろうじて往年のシャープさを漂わせている姿に萌えた熟専も多いことだろう。
ニュースのおねえさんも、今あたかも石川佳純の保護者といえる風格。
桜井洋子をさしおいて幸せをつかむわけにはいかない遠慮をしているうちに、五十を超えてしまった。桜井局長が定年で去る(わけではないだろうね)から、これからコンカツにも本腰が入ることでしょう。こちらも、腰を入れて受けとめますよっ!(笑)

ワタクシにナンパの心得を伝授してくれた、今はTBS親会社の部長殿は久保田由佳にぞっこんでいらっしゃるのだが、なにぶんクボユカは総合のニュースとブラタモリの顔だけに、競争率が高い。
通は関西に、しかも教育お料理番組に戻ってきた山本美希を見逃しません。
あのベビーフェイス41歳は罪である。早く退局して、奥薗壽子と黄金のタッグを組んでほしい。きっと自炊四十男は急増するよ。

とまぁ、教育をEntertainmentテレビとして見ている中高年も、実は多いだろう。まじめに教育テレビジョンとして見ている視聴者の割合は、人生経験をドス黒く重ねるにつれて減ってくる。
品行方正のスーツの内側に読み取る愛憎の渦(!!)は最高のエンターテイメントだ。事実は小説よりキー局なり。

教育テレビは、エコだエロだと脱線しないで、生真面目に教育を貫いてほしい。その方が、ゲッスい想像力が教育されるから。
園芸番組に「藤田志穂ギャル農業♪全12回」なんてのが登場すると、泥ギャル萌えという新しいジャンルができるでしょう。
これが公ギャル萌えとつながると、NHKテキストコーナーにラジオライフも並び・・・なんてことは、絶対にない(か?)。



見た聴いた受信した(メディア評) | 09:48 | comments(2) | trackbacks(0)
スマート・アイランドはいかが?


藤沢市に「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」造成へ、とデベロッパーや設備関連企業が動いている。
なんかこう、昭和の時代の「エンターティナー」を彷彿とさせるネーミングではあるが…(サステイナブルと呼びましょう)、節電ブームに水をさすような反対意見は非国民よばわりされかねない。
結局こうした企業活動を刺激することでトータルの生産コストを計算すると、省エネのためにエネルギーをどれだけ使うことになるのか、素人の脳裏にも疑問は沸々とわいてくる。

いわゆる「グリーン企業」が生産を増やすことが、消費エネルギー総量を抑えることになるのかどうかも疑問。それを検証する実験場として、スマートタウンが注目されるのは意味があるとは思う。

なにもゼロから街づくりをしなくても、仕事と学校と各種セイフティネットが(曲りなりにも)完備した島をピックアップして、環境負荷と生産力、自立度を採点してみれば、「**島の暮らし」がお手本になるかもしれない。
「日本人は江戸時代に戻れ」「晴耕雨読で満足すればいいじゃないか」は非現実的だとしても、今これで充分ハッピー&ヘルシーですよ、と笑っている島の暮らしが現にあるとすれば、おおいに参考になると思う。

そんな「スマート・アイランド」がどこにあるのだ?と聞かれると即答できないのも歯がゆいのだが・・・たとえば身近なところでは淡路島はどうだろう。
農業も漁業も盛んだし、気候は温暖、温泉もある。
本州、四国と橋でつながっているから、阪神間に通勤する住民もいる。
このさい、橋は鉄道橋に大改造して、京阪神アーバンネットワークとつなぐと、淡路も徳島もひっくるめて劇的に発展するはずだ。
クルマは24時間運行のフェリーに戻すと、バランスある景気と低負荷経済が取り戻せるのではなかろうか。

淡路の南の沼島には大昔にキャンプで渡ったことがあって、おぉ!ここも「神戸ナンバー」の兵庫県なのかと驚くほど大自然に囲まれた秘境(失礼)だったが、島の子供たちは中学を出るとほとんど島を出ることになるらしい。
沼島ぐらいの規模だと、学校や職場、総合病院までそろった自己完結型コミュニティにはなりにくくても、淡路島なら無理でもないと思う。
兵庫県立大学は、淡路島にこそ医学部+病院でも設置して、安心して暮らせる島づくりをしてみてはどうでしょ?

既存の島をモデル地区にすれば、ゼロからインフラ整備をしなくてもすむ。淡路島は海風も日光も豊富だから、複合発電プラントの候補地としても悪くない(波力発電も使えるぞ)。
いま現実の淡路島民の暮らしが、どれほど環境負荷の小さいヘルシー&ハッピーなものか実際のところはわからないのだが、近畿のコアな都会よりは人間的で清く正しい暮らしをなさっていると信じております。
島内をサイクリングした程度の経験からすると、自転車でカバーできる生活圏ではあるから、乗り合い自転車タクシーを島内限定条例で導入してみましょう。

あと淡路島になくて唯一不満なのはスキー場で、まぁ無理に造らなくてもいいのだが(笑)、もしできればミニ日本になりますな。それほど、淡路島まるごと完成度は高い。
ご多分にもれず、リゾートマンションが叩き売りされている現実もあったりするが、淡路島で隠居するのも悪くない。
なんとか買えそうな物件を探して、大阪へ週何回か通勤する生活も悪くないか・・・と思いつつも、通勤手当を出してもらえるほどの人材ではない我が身が不甲斐ない。




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こんな日でした(日記) | 12:58 | comments(4) | trackbacks(0)
スーパードライ・ビズ


自然現象に、異常も平均もないことは承知しつつも、早い梅雨入りだった。
まだ冬服も出ているというのに。
季節が高速回転しているなら、さっと猛暑がやってきて、さっと秋が訪れて、10月には銀世界になってほしいものだ。

ムシムシするぐらいで除湿をかけまくっていたら、その後の猛暑は停電続出になるから、夏への「予鈴」期間みたいなものですな、梅雨は。
去年までのクールビズにさらに気合いをこめて、スーパークールビズが今年の課題だそうな。
その次はウルトラクールビズだろうか。そして、超絶クールビズ?(笑)

マイクロキャミソールの類はおおいに歓迎だが(ただし「中身」によりけり)、むくつけき男子のクールビズは難しい。
今でも、ネクタイはかばんの中に隠し持ってるんすけど、俺ってカジュアル決めちゃってまーす!!と物語っているような「ネクタイ1本の勇気」が、企業戦士にはやっとの挑戦なのである。かわいそうに。

スーツを着るならネクタイはワンセットである。スーツというものは、そういうデザインで設計されているんだから。
ちょいとおっさん、忘れ物してませんか?と声をかけたくなるような間抜け感がぬぐえない中途半端なクールビズごっこは、もっと背中を押してあげなくてはイケマセン!スーツを脱ぎ捨てることです!

スーパークーズビズ、スーパークーズビズ、スーパークーズビズ、スーパークーズビズ・・・と10回となえたら「スクールビズ」になる。
そこで、焼酎学生を参考にすればよろしい。涼しいよ(冬は寒そうだが)。
ハーフジャージは動きやすいし、足癖の悪い女子でも安心。短パンだと「おじさんポロリ」の大惨事が潜んでいるから、ハーフ丈のジャージがいい感じ。
くだらない背広の社章の代わりに、胸にはマジックで名札を書いてもらう。下の名前で統一すれば、親しみがわいてよろしいと思います。
蒸れる紳士靴も、ふざけた乙女靴も、スニーカーにはきかえる!

こうして夏は思い切って崩して、ファッション欲は冬に重点シフトしてもらえばいい。スーツやコートは、いいものを正しく着ると、それで充分に暖かいからね(女子もネクタイをきりっと締めると、男心は燃え萌え。仕事でも火花が散って、ますます熱くなりまっせ)。

スーパークールの手前の梅雨には、スーパードライビズを考えなくてはいけない。ひと月程度なら、がまんするだけでもいいのだが、風通しのいい着こなしを考えなくてはいけませんな。
浴衣なんかは最高だろうにねぇ・・・と、不純な動機で真面目な提案をすることをやめないワタクシの執念が実る時代は、やってくるのか?




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こんな日でした(日記) | 22:06 | comments(2) | trackbacks(0)
桃尻3年カキ8年


社長が誇らしげに「ピーチです!」と宣言していた全日空系のLCCは、ちょいと船出が遅すぎた感もあるにはあるが、和製LCCがどんな持ち味を出せるか、楽しみだ。
「桃」に萌える客もいるのではないかね?

運よく黒字が出てしまうと、今までの高コスト経営は何だったのか?という疑問がプレッシャーになって、客から乗務員への視線も厳しくなる。ベテランCAには、「あなたは若手の何倍の労働価値を生んでいるのか?」と。
単に人件費を比較して、センセーショナルに「空飛ぶ高給取り」を撃ち落とすような遊戯に転化するのもどうかと思いつつも、まだまだコスト・ダウンの余地はあると思う。

テレ東WBSの取材に対して、ピーチ幹部は「乗務員のマルチタスク化」なんてことを宣言していた。いよいよ、空飛ぶ人材は「高性能な道具」として酷使されるわけか…。
CAに機内清掃や販売も(今まで以上に)やってもらうよ、という号令が届いた桃娘たちの心境や、いかに?

それなら操縦もやらしてみんかい、エア・パニックもの映画のように・・・という突っ込みは冗談としても(天海祐希のようなベテランCAなら、やったろかい!と腕まくりしそうだから、お手並み拝見してみたい)、もうウェイトレスのような仕事はやらなくてもいい時代だ。
客には空弁を買って持ち込んでもらえばいいのだ。
なれ寿司やシューマイ弁当を何百人もの客が密室に持ち込むと壮絶なことになるから、要はギャレーを外に出したような売店をおいて、機内食と同じものを買ってもらえばいい。買いたくない客は買わなくてもいい。

客室の清掃や保守点検は、CAにとっては勝手知った職場だから効率的にできるはずだし、なんなら客も動員すればよろしい。手伝ってくれれば、お駄賃がてらポイントカードでも発行して、100ポイントでツーショット写真、500ポイントで握手券、1000ポイントで合コン券とか(笑)。
JRにはなかなか真似ができないCAの「マルチタスク」である。
もう、僕はテツをやめて飛行中年に変身するぞ。

マルチタスク化は、人間にあてはめると寒々しい響きもあるが、当たり前っちゃー当たり前の労務方針ではある。二人分、三人分の労働価値を生産できる人的資本を経営者が求めるのは当然だ。
非正規雇用と正規雇用が顧客の前で同列に仕事をしている点で、CAと似た事情を自分の職場と重ね合わせる労働者は多いだろう。

従業員が何でもできるマルチ人間になるだけでなく、客が従業員と入れ替わることもある。金を払って研修担当をするのもどうかと思いながらも、謙虚に客から学ぶことは実際ある。
サービス業は特にそうだ。
学生が教育の消費者でいるばかりでなく、ひょっとして「生産を補助する人材」がいるかもしれない。必ずいると断言してもいい。なのに、「無知なお子様に教えてやる」構造を、日本の学校は守ってきた。

学生が先生を務める機会は、もっとあってもいい。
僕が教会の日曜学校で先生と呼んでいたのは神学生だったし、YMCAのリーダーは職員もいれば大学生のおにーちゃん、おねーちゃんもいた。学びながら教えるマルチタスク人間だったわけだ。

家庭教師や塾講師は僕もずいぶんやらせてもらったが、この伝統的な学生アルバイトは、勉強してきたことが収益に直結する。ボランティアも悪くないが、ちゃんと報酬に伴う責任の生じる仕事をするのは、貴重な経験になると思う。
学生でなくてもできるアルバイトより、学生だからこそできるアルバイトをする方が確実だ。

すでに大学生の学力低下は言い古された感もあるほどで、数学のできない経済学生や、英語の読めない商学生(小学生か!?笑)も当たり前の顔をして増殖している。4年間のうちに修正しておかないと、シューカツで馬脚を出してあわてても遅い。
そこで、教養課程の無知無教養無恥無修正な少年少女に、数学、外国語、理科(科学)、国語を教えるチューターを上級生がやればいい。仕事に応じて学費を割り引くと、けっこうなインセンティブになるはずだ。
TA、RAの制度は形としてはあっても(僕も2年やって学費はチャラになった)、ほかにも仕事はある。

京大カンニング事件のicezuki君は、晴れて大学生になれたら、きっと有能な試験監督業務ができるだろう。
ミスコンは女性差別だと逆風を浴びて久しいが、ミスコン、ミスターコンを盛大にやって、ただし高校回りの営業をやってもらうのを条件にする。進路指導教諭をくすぐって新入生を集めることができれば、歩合で報酬を出せばいい。
学生を母校の経営に活用すること自体は、決して責められるべきことではない。

勉強してきたことを後輩の勉強に役立てて収益にもつながれば、勉強のインセンティブにもなる。
教わった側が教える側に回る連鎖が、頭脳集団をつくる・・・のに、企業では当たり前の「知の移転」が、学校にはきちんと制度化されていないのは寂しい。せいぜい、サークルで先輩から「楽勝法」を教わるぐらいで。

個人的には、教室でミスター・シャガク(立派な大学を出た社会学士)を指名して、「初歩的な疑問は彼に教わるように」とPRしているのだが、彼が「カテキョー」で報酬を得ているかどうかはわからない。ボランティアでもいいだろうし、ビール一杯ごちそうになるぐらいでもいいだろう。
教えることで自分も理解が深まるから、決して損はしない。知の移転ではなく知の「相乗効果」になるにちがいない。

LCCの経営から脱線してしまったが・・・
「消費者が生産者に回ること」は、保安上の理由もあって航空業界では難しいだろうが、福祉受給者の福祉参加という形はおおいに可能だ。患者会や家族会、被害者会のような集団だと、ピア・ヘルプ、ピア・サポートも普通に機能している。
東北の避難所住民も、避難所の運営に主体的にかかわってもらうと復興に弾みがつくはずだし、官民の上下関係が揺らぐいいチャンスになるかもしれない。

国に何をしてもらえるかと受け身でいるな、何ができるかを考えようとケネディは呼びかけたらしいが、「できる国民」が増えて公的なサービスのコストカットができれば、それに比例して公務員の人件費もカットできるだろうか。
行政コストをカットするとサービスは低下しますよ!と脅迫する種族もいるが、ニーズとサービス、官と民、鶏と卵・・・どっちが先かは、永遠の難問である。




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こんな日でした(日記) | 17:14 | comments(2) | trackbacks(0)
USBに代わる単3


やっとこさ単1、単2電池が百均にカムバックした今日このごろ・・・
単3応援団としても、家族がそろったようで喜ばしい。子供たち=単三子たちは、苦労を耐え忍んできたのだ。

まだまだ被災地では電池の需要が高いはずだから、せっせと仕送りするために買う客もいるだろう。
こんなときこそ、単1型ソーラー蓄電池なんてのができないものかと思ったりもする。パナヨーさんのテクノロジーは、まだそこまで進んでいないだけか?

ソーラー単3充電器はいろいろあるから、その単3でスマホもDAPもケータイもザウルスも養えると、ゴビ砂漠だろうとパタゴニアだろうと心配無用(行かないくせに)。世界の果ての町でも、さすがに単3電池ぐらいは買えるはずだ(そんな町にも行かないが)。

あいにく単3から1アンペアを取り出せるタイプがなかなか流通してなかった上、アマゾンで見つけたと思ったら、ちょうど大震災。あっという間に売り切れになったまま2カ月がすぎた。
やっと「在庫あり」になってクリクリすると、速攻で届いた。サンワサプライ謹製BTN-DC2W

正直、こんなので¥1500なんぼ取るかねぇ??と思うほどちゃちな作りには拍子抜けした。電池蓋など、今にもパキッと破損しそうな雑なはめこみになっている。
意外とズングリしているのは、おそらく1Aを持続供給するための回路が入っているせいだろう(・・・と思いたいが、スカスカなら落胆するね)。

とりあえず、手持ちのUSBケーブルをつなぐと充電はできる。
それは当たり前だ。
単3が2本で5Vに昇圧するのは「芸」といえますがね・・・満充電のNi-MH電池は1.4Vあるから、4本直列で5.6V。負荷の内部抵抗で多少の電圧降下が生じたとしても、そのままで「ほぼUSB規格」である。
だから、単に4本直列に並べるプラスチックの箱が「緊急ケータイチャージャー」と称しているけしからん商いもある。

このチャージャーというか「5V供給器」はNi-MH電池/アルカリ電池の両刀使いだから、4本直列の電圧差をどう調整しているのかは芸のみせどころだ。まだアルカリ電池は試していない。

電圧だけならツェナーダイオードがあれば微調整はできるから、問題は電流のコントロールなのだ。
ショートさせてしまったときや、過充電になったときは、製造物責任を問われかねない。遮断回路をかませるのは、コスト面とスペースの都合で、なかなか製品化が進まなかったのではないかとお察しする。

そのへんをうまくコストダウンして、単3へ、単3からの両方向のチャージャーがもっと普及することを祈るばかりだ。
サンワサプライのは形が単純なだけに、カラーリングを7色ぐらいにすれば、ケータイショップや雑貨屋でも売れると思う。
あと不安は蓋の耐久性のみ。




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買いました(むだづかい) | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0)
放浪オフィス


ある法人からメールでもらった契約書の一部データが、Gメール上で読むと文字化けしてしまう。
去年はこんなこともなかった。電話して再送信してもらっても文字化けしている。「エクセルのバージョンも変わってませんよ」と担当者も怪訝な口ぶり。

さては、ググルとMSの変な確執のせいか?
はたまた、「Firefoxなんか使わんとInternetExplorer使いにゃさい!!でないとイヂワルするけんね」とでも?

ではでは、とWindowsLiveのアカウントを取り、そこへ転送してみたらFirefoxでセーフ。なんぼなんでもMSのクラウドでエクセルが読めないなんてことはない。
こりゃーええわ、25GBもあるし、こっちにデータをバックアップしとくか…と、一瞬考えた。

ところが、ホストとローカルのデータ同期をしようとすると、WindowsLive Meshなるクライアントを使わなくてはいかん。そのMeshとやらは、エクスピーでは動かん!
ゲイツの旦那!こんなセブン買い替え誘導は、セコいでござる。

オフィス文書のクラウド保存といえば、Evernoteがあるではないかと忠告されそうな予感もある。電脳判事は、判決を出したくてウズウズしていることであろう(笑)。
ではではでは、これも取りましたがなアカウントを。
モバイルのクライアントも、Windowsphoneまで対応していて、間口は広い。

ユニークな機能もあって、検索やwebページの切り抜き保存なんかもできるそうな。
ただ、そこは有料。セコいなぁ。
どうも将来安泰とは思えないイケイケ会社だし、ただデータをストックしておくサービスならほかにあるわいな。

というわけで、Googleドキュメントからさまよい出てWindowsLiveに、Everonoteに、とツバをつけまくって、いまだしっくりこない。
そこへ、Facebookアプリを発見した。
Docsで実にキレイに、オフィス文書が再現・編集・保存できるではないか。ビルゲイツさんも心を許した「公認提携」だけのことはある。

それに、これも先週の大発見なのだが、にわかにFacebookが「どこでもオフィス」になってきた。
WindowsmobileベースでブラウザはOperaという組み合わせだと(だってWindowsphoneデフォルトのInternet Explorerが、これまた糞だから)、Facebookには入れなかった。
だから、専用クライアントをDLせにゃならん。それも使い勝手の悪い糞アプリだった。シャットダウンしてから再接続しても、リロードせずキャッシュを読んでいるだけなのだ。

その糞アプリを立ち上げなくても、普通にOperaでログインできるように、いつの間にか仕様変更している。
再接続でちゃんとリロードする。当たり前っちゃ当たり前だが、やっと当たり前のことが自宅PCとほぼ同じ環境でできるようになった。
スマホにはキーボードがつくしね。

Facebookにデータを移行した後、シェアするも非公開も自由。
そのうち、階層化したファイラーや同期アプリも出てくるだろう(もう、あるのか?)。

SNSとしてでなく、「どこでもオフィス」としてFacebookをとらえると、意外に使いやすい。というより、もうWindowsLiveもEvernoteも凌駕しているところが多々ある。
オフィスワークをしながらメッセージもチャットもすんなりできる。
人によってはゲームで息抜きもできるわけでね。

メインは「出会い」だから、文書をシェアする程度の「おすそ分け」から、グループ、FBページ、ファンページまで表現の場は選択肢が豊富。
あるスペックでは、幽中部をもしのいでいるから、放送局をやる種族もいる。

ナルホド・・・学校もDJも、できそうですな。ムフフフフフ
決して悪用するつもりはないが、何かができそうな気はする。
使い勝手がどうもなじみにくいところはあるにしても、進化の途上なのだ。
期待するとしよう。



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こんな日でした(日記) | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0)
ここでも就社活動


定例の読書会で、民間病院の経営上の苦労を懇々と語られる事務方に深く同意しながらコーヒーを何杯も重ねてきた。
医師不足・看護師不足と医療費抑制は二律背反の重い問題で、目の前には企業としての経理事情もあって、打つ手がないのが現実のようだ。

ただ医学生・看護学生を増員するだけでは、本質的な問題解消にならないのは部外者でもわかる。問題は総数もさることながら、偏在していることだから。
僕のような部外者が「だから、医師の配置は政策的にコントロールすべきでしょうね」と前々からぼやいているのをうけて(?)、「医師免許を取るとき、数年間は僻地に赴任するとか、条件をつけてもいいと思うんですが」という案はごもっともで、説得力がある。

職業選択の自由を盾に反対するなら、医学生教育に一人何億の国費が投入されているかはもっと情報開示すべきだろう。血税で食いっぱぐれのない免許を取り、救急、産科はいやだ、田舎はいやだというのも、どうだかな…とは思う。
免許は学力の証明だから合格させていいとしても、保険医の指定を受けるなら公的ニーズに従って配属されることもよしとしなければ、偏在は解消されない。

もちろん、働く側もスーパーマンではないから、勤務条件も改善しなくてはいけないと思うし、労組さえ作らせない経営者が家父長的に従業員の生活をまるがかえして文句あるか?という時代ではない。
公立病院との条件格差も厳然としてあるようだ。
もと事務長さんの病院には新任医師が(たまたま)そろって女医さんだそうで、シフトや休暇も柔軟に考えていかないと、身を粉にして働けと尻をたたくだけでは定着しない。したくてもできない。
それは男性医師でも同じだろう。

経営者の発想転換も必要だし、患者も「何でもかんでも総合病院」となびいていって、ベッドをふさぐのもどうかと思う。
実際に、退院しても安心して在宅療養できない高齢の患者も増えている。老老介護が待っている「在宅」だと、受け皿が社会的入院になってしまう現実もある。

「けど、やはり病院は医療に特化すべきで、福祉施設になるのはおかしいですよね」
と僕は医療福祉を否定しかねない発言をしてしまうのだが、病気とケガを治すのが病院の仕事、結果的にベッドをどんどん回転させるべきだと思う。現実に、事務方からするとMSWの仕事イコール退院促進をしてほしい、ということらしい。
地域に受け皿をちゃんと拡充すれば、そこが本来のMSWの職域になるはずなのだ。

僕の職場でもMSW志願者はいるが、仕事のビジョンがどうも「組織ありき」だったりする。就職ではなく就社。大病院の採用には志願者が殺到する。
独立自営するのはなかなか難しい条件も確かにあるし、小規模な事業所の待遇はお世辞にも「それでもやりがいが…」とごまかせない現実がある。
統廃合してもいい事業所が、補助金・助成金に依存した経理から脱却できなかったりする。
なのに、本当にニーズに合う事業所が意外とないのだ。

要介護者家族の立場からすると、ちゃんとマーケティング・リサーチしてるのか?と疑ってしまう。
お役所のデータを見るだけではなく、自前でリサーチしてみんさい、商機が見えてくるから!
と発破をかけるつもりで社会調査を教えているのだが、シューカツ生は組織ありき・就社ありきに走っているからねぇ…
福祉界のブラックジャックも出てきていいのではないかね?



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