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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
結局、大声


昨夜は、緊急地震速報のファンファーレが鳴り、続報をみると房総沖。M4クラスで、津波の心配はなかったようだ。
この規模の地震を、北海道や沖縄まで一斉に速報する必要があるのかね?
警戒が大事なのはわかりますがね。狼少年効果の方を心配してしまうぞ。あぁ、また速報か・・・と。

自殺報道を規制しているのはメディアの判断だが、全部報道していたら毎日90件。自殺チャンネルがないと追いつかない。ニュースの消費者は、麻痺してしまう。麻痺は情報に耽溺してしまうパターンもあれば、情報をシャットアウトするパターンにもなって出る。

Facebookの災害用伝言板テストが、何度消しても消しても表示される一日が終わった。周知徹底する必要があってのこととはいえ、やれやれ・・・
FBには耽溺しているユーザーも多いから、エリア限定で災害速報を流すようなコントロールはできるかもしれない。地震の震源地と規模によって、半径何百km以内に情報を配信するような技は、ターゲット広告を追究している事業者なら、お手のものだろう。

全世帯がNHKだけに接している時代だと、NHKが玉音放送的な絶大な情報伝達手段になっていたと思うが、今はそうではない。昨夜の地震速報も在阪民放には流れなかったし、ケータイ配信しようにもケータイを持たない国民もいる。情報を即在にキャッチして、口コミで全国民に届くとは限らない。孤立死も続発しているのが世の中の現実だし。

たった5分でも避難が遅れると津波やガケ崩れ、雪崩で大惨事に襲われるから、絶大なパワーを持った速報手段は必要不可欠なのに、なかなか決定打がない。
かつて鳴り物入りで国が後押ししたCATやVANは今どうなっとるのか?変てこな端末はゴミと化しているし、わりと最近も緊急地震速報ラジオなんてのがあったが、持っている人を見たことがない。

いっそスピーカーで夜中でも叩き起こされるぐらいの絶叫をする力技も、意外と有効だったりするのではないだろうか。
「地震です!詳しくはNHKで!」だけでもいい。自治会・町内会の単位あたりに設置するか、小学校区ぐらいの単位でいいかは地域の事情によって決めればいいとして、個人所有の端末に配信することばかりを考えていては、落とし穴があちこちに開いてしまうぞ。
地震探知犬がけたたましく吠えるようにしておくと安上がりだが、犬嫌いな住民にとってはただの無駄吠えだから、耳をふさいでしまうし(地震探知猫も養成していただきたい)。

Facebookで一日中「チャット可能」になっている友達もいて、逢坂議員など国会中もチャット可能になっている(笑)。もちろん、ただログインしっぱなしになっているだけだろう。僕はログインしたまま寝ていたり外出したりしていることは普通にある。画面と睨めっこしているわけではないのだ。
ケータイを携えながら失楽園に耽っている殿方や奥様たちは、緊急地震速報でハッと日常に戻れるのでしょうか(笑)。

と考えると、ネット経由の接続状態は、ラインの向こうの生活実態が見えないから、万全ではない。
いやはや難しいね・・・
首都圏でどんな名案を出してくるか、期待したいところだ。






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災害 | 18:48 | comments(2) | trackbacks(0)
ロケンロール霊能


みんな、オセワ中島を励ましているのがおかしいぜベイビー!
と、あの御仁が吠えている。ええなぁ。大胆なことをいえるのは、やはりあのセクハラ手紙魔ロケンローラーだ。ある意味、超自由人。

格闘して吹っ飛ぶのが洗脳解除になるのか、はたまた洗脳介助になるのかはわからん。気晴らしにはなるかもしれんが、ひょっとして中島はレスラーに転向、はたまた一皮むけた写真集で復帰となるか、ひそかに神の計画は進んでいるのではないかね?

無事に中島が出てきたら、それはそれでニュースバリューは大。この騒動が、あっけなく収束してもらっちゃ困るのだ芸能メディアは。

神の計画の製造元も、別にややこしい教団でもなんでもないただの寄生虫だから、遠慮なく叩ける。「お騒がせしてごめんね」ですんでしまうと困るぐらいだし、まともとは思えない零能者がすなおに反省する可能性の方が乏しいから、ふてぶてしく次に寄生する宿主を捜し求めて漂流するだろう。実家も差し押さえられているようだから、この先「寄生虫のプロ」で食っていくわけですか…くれぐれも木嶋佳苗になりませんように。

人の心を操って崇め奉られたいオバハンには、我も我もと信者になってあげればいい。きっと、首を切りたいタレントをかかえる事務所が、「実績」を見込んで丸投げするようなことも、ないとも限らない。
オセワ中島より貯えのある信者が家に招いてくれたら、零能オバハンは喜んで乗り移るのではないだろうか。

零能者でもカルトでも、敵視するとバリアが厚くなるものだから、アンチではなく「超えてしまう」のも、ひとつの道だったりする。毛嫌いしてシャットアウトすると、正体がわからないまま空振りしていると消耗する。

かといって、超えるというのも難しいから、とりあえず起きている現実は受け容れる・・・でないと、洗脳騒動は役者が代わるだけで、また起きる。
オセワ中島が、何かにすがろうとしたことも現実なのだし、零能者を引き剥がしたとしても、「次」がないとも限らない。

犯罪者でも893でも、政治家でも末期患者でも受け容れる宗教が、最後の拠りどころになる現実は、なぜか日本の教育が避けてきた失態でもある。
別に皇室信奉を全国民に強制することもない(それで無謀な負け戦に突き進んだ反省は忘れてはいけない)。

神仏よし、アッラーよし、祖霊もよし、路傍の地蔵でもよし、伝統宗教もよし新興宗教もよし。カルト度は見きわめた上で、自分の意思で選んで信じるものを尊重するのが大人の社会というものだ。
カルト度の見きわめに、オセワ中島は幾億万もの高い授業料を払ったことになるが、「卒業」するにはもう少し時間がかかるのを待つしかない。






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こんな日でした(日記) | 15:21 | comments(0) | trackbacks(0)
スマホのおまけ


WindowsMobileのバカ高い端末2年ローンがやっと終わりかけたタイミングで、ウィルコムさんがやっとアンドロメダ端末を発表。

他社回線を使うスマホの料金プランに二の足を踏んでいたのが、ウィルコムだと2K円ほど安くなる。
これは買いか?と一瞬グラついたが、そこは弱小キャリアの哀しさ。指定端末は、どうも評判が悪い。フルキーボードつきは稀少価値なのだが、シャープ初スマホなので、燃費が悪いとかインカメラがないとか、減点ポイントが多くて、叩き売りされている。それをウィルコムに払い下げた感が、ありありなのだ。

それに、ウィルコムの抱き合わせ販売にも、首をかしげてしまった。スマホを買うと、ピッチがもれなくついてくる(笑)。
スマホの方から通話機能を停止してしまって、最初から「ネットはスマホで、通話はPHSでやってね」と分業を強制している。これじゃニコモチどころか、ミコモチになるではないか(イッコモチしたいユーザーは、スカイプでやればいいのか?)。

実際、シャープさんのWindowsMobileピッチは、通話品質が少々犠牲になっている面もあって、負荷に耐えられないようだ。それなら、通話は別端末に任せなはれ、とさじをなげた形。なんだかねぇ・・・
もう、ピッチの安い通話料金は過去の遺物になっているから、電話はドコモの090ですることが多くなっている。もう、ニコモチかミコモチでやったろかと闘志(!?)さえわいてくる。

昨日は、老母の命綱代わりにドコモのキッズケータイを契約しに行っていたが、週末のドコモショップの混雑ぶりはハンパではない。ちょっとした相談でも、札を取ってお待ち下さい、と役所窓口ふう対応になる。
そこは、閑散としたウィルコムカウンター(笑)が大変ありがたい。

スマホのおまけのピッチという商法に勝算がどれほどあるのかはわからんが(経営の心配をする義理はないから、ワタクシ的にピッタリならそれでいいし)、オマケ商法は他社でもやってみてほしい。光回線を優待価格でつけているケータイキャリアは定番だから、奇抜なことが好きなソフトバンクは犬をつけるとか(笑)。

ドコモは震災以来の長いつきあいだから、かなり長期割引にはなっているしポイントもたまった。去年は震災義捐金に回せると聞いてポイントを流用させていただいた。こういうオマケも悪くない。
ならば、ウィルコムにできることは、被災者に070端末をばらまくとか。
あいにく電波過疎地ではピッチは圧倒的に不利だろうが…
DDIポケット時代を彷彿とさせる大塚寧寧との握手券オマケなんか、今さら時代遅れかね?




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こんな日でした(日記) | 17:45 | comments(4) | trackbacks(0)
寿がきや・ザ・グレート


日清、エースコック、東洋水産、サンヨー食品、明星食品の大手ラーメン製造元に立ち向かう、中小メーカーが熱い。
徳島製粉もワタクシ的には無視できないところだが、なんといってもインスタント麺B級の雄は寿がきやだろう。

ご当地ものが並ぶ棚からピックアップしてきた袋とカップで食べ比べてみた。
「名古屋名物みそ煮込うどん」は袋モノ。
ええなぁ・・・袋インスタントは日本人の郷愁を誘う。具材がプアなので、舞茸をパラパラ投入して煮込んでみた。
固めの麺でシコシコ感がある。味噌は控えめながら、冬にぴったり。

翌日は、カップにアリーナを移して、全国麺めぐりシリーズ「奈良天理醤油ラーメン」とバトル。
にんにくプンプン、唐辛子ピリピリ、野菜どっさり。トッピング必要なし。
味つけは濃い目なのに、ノンフライ麺のせいか油でギトギトしていなくて、実にさっぱり。腹にもたれない。

2戦2敗。いい「やられ感」で、庶民の幸福を味わった。
袋モノなんか、78円だからね。すでに激安価格にやられてしまう。

宴会以外で外呑みしないので、家呑みしてスコン!と昏睡したら、空腹で目が覚めてラーメン!となるのがいつものパターン。
あ、ラーメンも外食しないな・・・なぜか。昨夜は得正カレーうどんTKG定食だったし。
冷蔵庫にも得正はストックしてあるが、チープだとわかっていてもインスタントラーメンは新顔が目につくとついついお試ししたくなる。困ったことだ。

ご当地モノなど、週1回ペースでも全都道府県制覇に1年かかるではないか。しかも、ご当地は県単位ではなく、もっと細かい。困ったことだ。
どうしろというのだ!
幸せで困ったことである。



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食べた飲んだ美酒美食 | 06:05 | comments(0) | trackbacks(0)
寛大すぎた関大


よくもまぁ、大胆な名前をつけたもんだ浪速中学。キャッチコピーで「関大にプッシュするよ」をうたうぐらいならともかく、正門の看板に「関大連携」とかかげてある(笑)。
資料VTRを見ると、校長は保護者を前にした説明会で、「関大に行けます!行けます!行けます!」と絶叫していた。SF商法やな、まるで。

案の定、関大教授会は「こんなところと連携するのやめてくれ」と戸を立ててしまった。当たり前だ。野放しにしていたら、叫んだもん(学校)勝ちになってしまう。
が、脇が甘かったところもあるのではないかね?
入学生を一定数囲い込みたい思惑もある点では、私大も私立中高も一蓮托生だから。

しっかり教育計画を立てている法人なら、附属学校を建てて、純粋培養するわな。
ブランド力に圧倒的な格差のある私立中高と私立大学の関係だと、よほど連携をしっかり練らないと、こんなことになってしまうって。
関大は、僕は受けたこともないが一目おいている立派な大学だから、せっかくのブランドにミソがついてしまった感じで、ちと情けない。

母校も、ミッション系の私立高校と公式に提携しているほか、実績のある高校に推薦枠を確保している。伝統ある私大でも、まるでポイントカード・サービスのような学生集めに走らなくてはいけないほど、少子化の逆風にあえいでいる。なんだかねぇ…

どの大学も、色とりどりの新しい学部の看板を増やして手広く宣伝する戦略もあれば、囲い込み戦略あり、就職しようとしている子の横取りありと、あの手この手で奮闘していて、マネージメントにはノータッチの立場としては冷ややかに見るしかない。小手先で調味料をちょこまか変えてみても、劇的に何かが変わるものでもないだろうに。
入試日程や科目の組み合わせも、まるでケータイの料金プランのように複雑怪奇になっていて、受験生が気の毒に思えてくるぞ。

個人的には、私立学校は縮小して少数精鋭教育に戻った方がいい気もするのだが、風呂敷(学科、キャンパス、教職員)に投資しすぎると、回収するのに躍起にならざるをえない。
コスト・パフォーマンスで大学教育を論じるべきではないという哲人内田(元)教授の弁はごもっともだと思う。コンビニ経営のような発想は恥さらしなだけ。
それでも、専門学校や資格予備校ふうの学部・学科は、雨後のタケノコのように出てくる。そして、淘汰されない。これがミステリー。

あえて、すぐ役に立ちそうにない学部に特化するのが、大学の本来のありかただろう。教養学部だけでもいい(ICUは立派だ)。
古い頭で文系理系の区別を求めるなら、その名の通り、文学部と理学部だけ。いさぎよくていいではないか。
やはり文学部が文系の宮殿のような気がする。哲学、文学理論、美学、宗教学、言語学、演劇学・・・どれも、人類の文明遺産だし、文化の源泉ではないかと僕は尊敬申し上げている。

高校生にとっては、抽象的な学科・専攻には戸惑うだろうが、戸惑いつつ、寄り道しつつ、うろたえつつ、それでも問い続けるのが、人生で貴重な4年間になると思うのだ。
エスカレーター効果ばかり(あたかも営業ツールを手に入れた気分で)考えている連携高校とやらの教師・理事たちは、頭を丸めて、大学とは何をするところか、よーく考えた上で、ふさわしい生徒を育てるべきですな。

関大も、このゴタゴタをいいきっかけにして、小論文テーマ「連携の是非を考察せよ」なんてのも出題してみせてほしい。正規入試を受けて進学しようとする浪速高校生にとっては鬼門になりそうだが、それぐらいのハードルを超えてこそ18歳のイニシエーションというもんである。

もしかすると、焼酎学生の方が、死とは何か、空の向こうに何があるか、マネーとは何か、原理的な直観力を持っているかもしれない。
色気づいて目の前のエサに欲情する前に、中高校生に最先端の観測施設や礼拝堂、大学ミュージアム、解剖実習室など覗ける機会を高校が与えてあげられれば、進路選択の大ヒントになるのではないだろうか。そんな手を尽くす高校こそ、大学は歓迎するはずだ。
中年になって初めて訪れた京大美山研究林にも、僕は感動したけどな(ぜひ、カミオンデにも行ってみたい…)。



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こんな日でした(日記) | 06:06 | comments(0) | trackbacks(0)
春休み突入


90年代の同僚との茶話会で、久々の天王寺へ。
大規模あべの再開発で、街が激変している!?と噂には聞いていたが、一応アポロビルやルシアスは残っていた。懐かしい、ミナミのミナミである。
同僚たちも、しばらく来てないうちに・・・と感慨深げだった。

街も変われば人も変わる。
僕より年配の御仁たちは、「大動脈瘤で入院していた」「筋肉が溶けて…」「祖先の呼ぶ声が…(笑)」と病気トークに流れていく。こんなもんですかね。

経済・経営分野の専門家たちだから、デフレや金融政策に物申したい健啖ぶりは相変わらずだったのはひと安心。仕事が終わって、いつもたれこめてこんな話をしていた喫茶店はすっかりなくなっていたが、駅ビルのパーラーでねばってきた。ほな、本番いきましょか!!と新宿ごちそうビルにガソリンを注入しにいく馬力はなくなっていたが。

高野山にお住まいのエコノミストは、「雷でパソコンが壊れて放ったらかし」と苦笑しておられる。いろいろ金融論について書き溜めている草稿があるらしい。
ロジスティクスが御専門の元コンサル(大学の先輩でもある)は、マック使いだがFacebookは知らなかったようなので、勧誘しておいた。

交流だの出会いだのはともかくとして、知的資産が死蔵されているのはもったいない。こういう専門家の言説こそ、世に出てほしいと思う。
配信するよシェアするよとつぶやいたり電子玩具をこすったりしている青二才の垂れ流す「情報」とやらが、回線を圧迫しているのも困った話で、キャリアの通信障害も日常茶飯事。大丈夫か?

貴重な情報を持っている「人間図書館」は、加齢との闘い。画面が見にくい、インターフェースは、あまりシニア・ユーザーとフレンドリーではない。
スマホで介護タクシーを呼べるようなシステムを構築している地域もあるようだが、タブレットでもスマホでもいいから、「よのなか」とつながってほしい。

所有している山で木の手入れをするのが気晴らし♪というのも、ある意味うらやましい悠々自適ぶりなのだが、生業になるわけではない。
林間学校やりませんか?ペンションやりませんか?と無責任な勧誘をしかけている僕は、山林地主の苦労は知らないお気軽な部外者でしかないだろうね。

逆に、人から自分を見れば、これも使える、あれも活かせる、と生産資本が見えてくるものかもしれない。
土地も資産も地位も名誉もなく、あるのは時間だけだが・・・とりあえず、春からまた新しい仕事が増えるので、その準備をせんといかんと思うと、まっさらな春休みとはいえない。
ビッラルさんにも、しばらくご無沙汰になってしまうのが寂しい。



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こんな日でした(日記) | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0)
留年は罰ではなく権利


トオルちゃんなら、やってくれる。
焼酎学校の習熟度別クラス編成を。
ちょっと順序が違うような気もするものの、「留年してもらうかもよ」は市長お得意の、まずどーんとアドバルーンをあげる陽動作戦かもしれない。

案の定、メディアは感情的な街の声を集めていた。
「留年させられるなんて、やだ」「やる気がなくなる」「一緒に進級できないなんて」等々・・・

もし、お産は1週間ね、骨折は1ヵ月ね、と一律に退院させる病院があれば、避難轟々だろう。病状はみなちがうのに、と。
学力も習熟度も(そして忘れてはいけないのが教師の指導力も)一律ではない。
ゆえに、トップの子と最下位の子が同じ授業時間を消化してトコロテン式に進学させること自体、無茶な話。学力偽装工作といえるのではないかね?

まだ高校は入試で選別できるからいいとして、焼酎学校で何やってたんや?と仰天させられるような15歳がベルトコンベア式に輩出されてくると、受け皿が大変だ。
たとえば、数学は中学で完全に捨てた?とうかがえる学力の子がちらほら見える。英語力も恐ろしいほどの格差がある。最初から、「受け入れていない」感じ。
それでも、とりあえず「高校卒業」にはなっている。なんちゃって義務教育が修了される。

英語も数学も、国語も理科も社会も、義務教育レベルにちゃんと習熟していたら、世渡りは不自由しないと思えるほど、日本の初等・中等教育カリキュラムはよくできている(ゆとりカリキュラム前の水準では)。
教育行政の責任として、ちゃんと理解できるまで面倒を見るというのは当然だと思う。
1年や2年社会に出るのが遅くなったところで、人生は長い。原付免許を持っている中3なんて、かっこいいではないか(笑)。

被害妄想で凝り固まっていると、本当の学力が身につかないまま、遅かれ早かれ世間で恥をさらすことになる。
焼酎学生に自己責任を問うのは酷だから、行政と親で責任を分かちあうべきではないのかな。
「うちの子は九九ができないから、あと1年みっちり教えて下さい」と要求してこそ、主権者というものだ。
もちろん、留年は結果的に「ない」のが望ましい。留年にならないように、低学力の子には補習をするとか、補習塾に助成をするとか、打つ手はあると思うが。

わたしゃ男の園だった高校には戻りたくないが、焼酎学校は楽しそうだから、やりなおしてみたい。
40年前はコアな教科だけ好成績をキープしていたが、それは苦手教科を放棄して勉強の配分を自分で偏らせていただけ。
楽器と水泳は、ちゃんと習っておけばよかったと思う。スキーとスケートも、北海道に内地留学できていたら、もっとうまくなっていたかもしれない。

国語英語算数(数学)理科社会は、独学で適当にいたします。給食も部活も楽しみだ。
生徒会は、風紀委員をやろうかな。「教頭せんせ!スナックのおねーちゃんたち嘆いてましたで〜」と糾弾する(笑)。
何より楽しみなのは、教育実習にきたJDをいびること。ムハハハハハハ

ま、こんなオッサン焼酎学生が10歳児と机を並べることはできんだろうし、話がそれまくりだから元に戻って・・・
親の立場に立って(と想像して)正しい義務教育を要求するのが道理というもんだろう。

小学校の先生はマルチ教科担任だから、負担も重すぎる。専門科目を持たせるのも、ひとつの方向だろう。
なぜか僕の転校した先の農村の小学校は、教科ごとに先生が分かれていたから、1970年代でできたことは今でもできるはずだ。
数学が好きで好きでたまらん先生に、微分積分まで教わる小6と、みっちり九九をたたきこまれる小6が教室を並べていてもいい。

どの教科も習熟度別に編成すれば、エリートクラスとスロークラスの段差もカムフラージュできる。何をやっても秀才な子は少々いるだろうが、微積をやっている子が体育では跳び箱3段クラスで四苦八苦していたりするのも、自然といえば自然な眺めだ。

僕のカナヅチは慢性中耳炎のせいだから、スルーしても学校の責任をとやかく問うつもりはないが、せめて服を着て水に落ちたときに浮く訓練ぐらいはしておくのが義務教育の責任かもしれない。

これだけでも、今から「科目履修」できないものだろうか。
できれば、悩ましいセンセイから手取り足取り・・・と、また脱線する!!(苦笑)




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こんな日でした(日記) | 06:05 | comments(6) | trackbacks(0)
匿名調査班


光市母子殺人少年の死刑が確定して、各社が一斉に実名報道に切り替えた。社会復帰の道がなくなったから、と理由をつけて。
実名か匿名かの議論は、その後も続いている。

すでに、『福田君を殺して何になる』と旧姓ばればれの単行本も出ているし、ネット上では飛び交っていたから、報道機関の自主規制は形骸化しているような気もする。
新聞とNHKしかなかった時代には、ニュースは自主規制すれば大衆には伝わらなかっただろうが、今は有象無象のメディアがあるから、実効性には疑問符がつく。

そもそも、旧姓福田君の実名がどうなのか、世間一般のニュースの消費者にはどうでもいいことだ。むしろ、実名報道から連鎖反応的に周辺人物への狂乱取材が始まり、家族がイバラの道に追い込まれる副作用がこわい。その責任を、報じた社が取れない限り、「あとは野となれ山となれ」のような垂れ流し報道はすべきでない。

養子縁組や婚姻で姓は変えられるし、信仰上の理由で名前も変更できるから、実名報道しても、その実名は該当者のいない記号として浮遊するだけである。

ただ、すでに大っぴらに明かされている情報を1社(今回は毎日と共同の2社)だけ秘匿して、それが我が社のポリシーでござる!ですむほど、プロの世界は甘くないでしょうよ。
では、実名を隠す穴埋めとして、他社が報じていない情報を伝えておくんなさい、と叱咤激励したくもなる。

問題は、匿名報道するか実名報道かを決めるのは、個々の新聞社・出版社・放送局の判断でいいのか?という点。
たとえば、教師の性犯罪は、よく匿名報道されている。まぁ、被害者が現役の児童・生徒なら、被害者への配慮もあるのだろうが、隔靴掻痒な感じをぬぐえませんわな。

少年法が重視する更正可能性を理由にした匿名報道は、個人的には原則賛成だが、更正可能性は20歳を境にクッキリ変わるものではない。50歳だって更正したいのである。
特に、冤罪もありありの痴漢やセクハラ事件は、被疑者が否認していても実名報道する。裁判で無実が確定したとき、メディアは謝罪公告を出すのか?
報道被害者が訴訟をどんどん起こして軽はずみな報道に楔を打ち込むぐらいしてあげないと、ただ何でもかんでも暴露してカタルシスをあおるだけのイエローメディアになり下がってしまうぞ。

実名以外に、被疑者・被告の経歴、素行、言動、生い立ちなど、取材力を発揮できる「事件の背景」は広大だ。そこを読ませて(見せて)くれると、「被告F田君」でもいいし、仮名でもいいわけだ。

もし、玉袋筋太郎が何か軽犯罪をやらかすと、NHKは芸名をニュースで読みあげるのだろうか。「玉ちゃんこと赤江祐一容疑者は…」ですませようとすると、正確に読み上げなさい久保田祐佳アナ!!と受信契約者がねじこんでくるだろうね。




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見た聴いた受信した(メディア評) | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0)
街で手袋、山ではグローブ


ふだん愛車でドライブに出るときは、ドライビンググラブをはめて兜の緒を締める気分・・・なんてのはウソで、ただ風で手が冷たいから。もう、百均手袋で充分なんである。フリースもあるし。

さすがに、雪の八ヶ岳に百均軍手で行ったときは、相棒に「手、だいじょぶすか?」と心配されたけど、その相棒が愛用しているのが山用の手袋。よさげに見えるのに、ズボラして右にならえをしなかった。

スキー用には、爆発物処理班のようなプロテクターばっちりの本格的なやつを使っているのに、山歩きには素手か軍手、とまぁ「両手落ち」だったわけだ。
爆発物処理グローブも、ストックを握る親指のふもとが摩擦で剥げかけているほど、消耗しつつある。穴が開いたところは自転車のパンク修理用ゴムパッチでふさいだり、それでも染みてくるのでグルーガンでプラスチック・コーティングしたりと苦労しつつ、耐用限界を待っている感じ。

スキーはスキー、トレッキングはトレッキングとして、用途別にちゃんとしたやつを備えておくにこしたことはない。
季節の変わり目バーゲンで、行きつけアウトドア店に20%+α引きでトレッキング・グローブがならんでいたので、救出してきた。

けっこう種類があって、手のひら部分は革張りで補強した防水タイプも3K円するかしないかでお買い得だったのだが、化繊と皮が継ぎ合わせになっている。縫い目はシーム加工なんかしていない。
これで防水になるのか?と疑問がわいて店員に聞くと、「皮部分は染みてきます」とのこと。なんじゃそりゃ。なら、なんで防水透湿なんちゃらかんちゃら素材を売りにするかね?

ワンランク安くて、全体を覆う防水透湿素材とインナーとアウターの三層手袋になったライトシェル・グローブというのが、プロモンテから出ていた。
ではではでは、お試しということで決定。

プロモンテはHCSという聞き慣れない親会社のブランドだが、兄弟ブランドに泣く子も黙るダンロップがある。ダンロップテント事業を受け継いだHCSの、一般向け(?)ブランドがプロモンテ。
ドーム型のアルパイン・テント(俗にいうカラコルム・テント)はダンロップが世界初の吊り下げ式を開発し、ヒマラヤ登山隊御用達になってきた。ポールは航空機用ジュラルミン製。
丈夫で暖かいこと暖かいこと。雨漏りもしない。

おかげでちと重いが、ダンロップへの絶大な信頼感は、このオレンジ色のドームに守られているとしみじみわかる。
弟が山岳部の友人を実家に招いたとき、僕からこのカラコルムテントを借りて庭の芝生の上に張って泊まっていた眺めを思い出す。

そのダンロップの開発思想がどれだけ庶民向けブランドに受け継がれているのか、経営実態までは素人にはわからない。
よっしゃ、弟ブランドの信頼度を試してやろうやないの。

といっても、買っても実戦までに日があるので、能書きを確かめてみた。
英文の説明タグしかついてなくて、ヤマカン訳をするに・・・
「手袋に湯を注いでみなしゃれ。一滴も洩れずに、湯気だけ立つのがわかるから」
と挑戦的なことが書いてある。
ほっほ〜

これは試す勇気がなかった。そもそも、手袋は魔法瓶ではないんだから、そんな実験は無意味である。
そのかわり、はめて台所で皿洗いをしてみた。
アウターシェルも、ゴム手袋のように水をはじく。たしか防水なのは二層目のシェルのはずだが、表面からして完璧に水をはじく。縫い目からも染みてこない。
むしろ、補強のゴムシートの方が染みているように見える。やりますなぁ・・・

メーカーサイトを見ると、
「問題なのは、一度濡れてしまうと3層構造であるがゆえ乾かすのに時間がかかります。ということでレイングローブとしての使用はあまりお奨めできません」
と、やけに正直に但し書きがしてある。誠実ではないか。

中綿も入っていないから、薄くて軽くてサラサラだが、一応三層構造なので空気層をはさんでいる。多少は防寒効果もありそうだ(水の冷たさは速攻で伝わってくる)。
よほど寒いときは、フリースのインナーをはめてその上にこいつをはめればいいのだが、やってみるとかなり窮屈。
わたしゃ小学生なみのスモールハンドなのに、Mサイズがきつくなるのだ。当たり前か。

単体で使ってみて、どうしても寒いようならLサイズとインナー手袋を併用するという使い分けもあり。なにしろ安いから。
生地自体は薄くて(格子状の細かなスティッチは強度を補っているようだが)、補強ゴムパッチも頼りないのは、値段からするとがまんするしかない。まぁ、軍手よりは百倍ましだろう。

あまり高級品を買って、汚さないようにこすらないように・・・と気をつかってしまうのは本末転倒だから、結局は使い捨て感覚の軍手に戻ってしまいかねないのが、庶民の悲しい性。
意外と小物が身を守るか命を危険にさらすか運命の分かれ道になったりするから、たかが手袋、されど手袋である。
ただ、僕はわりと晴れ男であるから、防水性能を試すような場面に、いつ出くわすことやら…。





JUGEMテーマ:日記・一般
買いました(むだづかい) | 06:14 | comments(0) | trackbacks(0)
野宿だもん


アマゾンからローソンに届けてもらった新刊本、かとうちあき『野宿もん』(徳間書店)を引き取ってきた。
『もやしもん』へのオマージュか?
「処女作の勢いは第2弾で薄れるの法則」に、哀しいかな納得してしまった。

おもしろいことはおもしろい。
けど、これが処女作で、前作『野宿入門』が実践篇という順に出た方がよかったのではないですかい?と思う。正直なところ。

『野宿もん』の方には、思想もノウハウもほとんど出てこなくて、身の回り数mの具体的なエピソードに終始しているから、まぁ「具体的なこと至上主義者」にとってはわかりやすくて読みやすいかもしれない。
読者がこの通りにやれば野宿を楽しめるか?といえば怪しいところで、実際そんな人騒がせ(笑)は狙っていないのだ。余興(?)として成功裏に終わった書店ライブやストア野宿になると、よほど街おこしや市民運動の盛んな地方でないと、鼻にもかけてもらえんでしょうなぁ。

それに、どこかの世界にイッちまった変なおじさんに尊い教えを説かれたり迫られたりのエピソードも披露されているように、からまれるリスクもあるだろうね。純粋無垢を旗印にかかげた乙女が野宿なんか実践していると。

かとうちあき女史は、自分探しだのエコロジーだの大義名分があってやっているわけではなくて、どっちかというとパフォーマンス・アートかレイブのノリ。ライブそっちのけで盛り上がっている野外フェスのノリを、ひっそりと街でやってみますか、てな感じの。
「ひっそりとやる俺様ノリ」ですな。コストもかからないし(寝袋代だけだ)、そのわりに異次元を体験できて、いい仮性レイブではないか。

真夏は虫が集まるし、真冬は凍死するし、野宿の旬は短い。
そこも楽しみのひとつかもしれんが、旬を広げるために、シェルターを提案したい。段ボールでもブルーシートでもいい。
固定すると住居であって野宿ではないから、あくまでも仮設でね。
第3弾『野宿だもん』で、やってみせてほしい。



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読みました(書評) | 06:55 | comments(0) | trackbacks(0)
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