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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
いちびるべからず


大阪駅前ビルが、建て替えの可能性もあるそうな。
うめきた再開発の勢いが、「うめなみ」にも及ぶわけか・・・僕が存命中の話かどうか?

梅田は大阪であって大阪でないようなところがいい。
東海道本線は環状線としかつながっていないから、まだ天王寺の方がジャンクション的な面はある。
それでも、京都にも神戸にも一直線だから、なんとなく開放的というか、風通しがいい。ベタつきがない。

梅田デビューはけっこう遅くて、駅前ビルのできた万博イヤーは、阪急電車で何度も行ったのに、たぶん十三乗り換えだったから梅田はスルーしている。梅田をちゃんと歩き回ったのは、心斎橋ソニータワー(調べてみると、なんと黒川紀章設計なのだ)開業の1976年にソニー党の父に同伴したときだが、梅田の印象は何も残っていない。

大学に入ったころは「ビッグマン待ち合わせ」もわからなかった。
それが、もっぱら東梅田界隈のスポットでアホな大学生遊びにふけるようになって、一服の骨休め(?)に開拓しはじめたのが駅前ビル群。フォトスペースが、あちこちにあったし。

そんな80年代が、そのまま残っている駅前ビルの、特に地階2層は貴重だ。
雨の日も寒い日も、ここは別天地。
純喫茶もあるし、安酒屋もあるし、古本屋、古レコード屋、古カメラ屋も健在でござる。癒されるなぁ・・・
間もなくホワイティだのディアモールだの、地下モールとつながることになるが、駅前ビルの地階だけは昭和に入っていく気分がたまらん。今でも、ドーチカと泉の広場あたりは、70年代が残っている。

家電はヨドバシで間に合うとして、あと食生活は、ここで完結できるね。
空き店舗スペースは、いっそ分譲マンションにすれば、きっと即売になると思う。とにかく便利だし。

ここをどう改造するのか詳細はわからんが、あべの再開発の跡を追うように、昭和の名残りを一掃してしまうのだろうか??
反対はしないが、ちょっと惜しい。
地下の商店街は、市場の雰囲気が地下世界に再現されたようで楽しいから。男の本能をくすぐるね(笑)。

いまどきのご時世だから天災に見舞われたときは少々心配ではあるけれど、地下で生活が完結してしまう世界は、ジュール・ヴェルヌのSFで育った科学少年(なりそこない)としては、ドリーム・カム・トゥルーなのである。
高層ビルより、だんぜん地下世界。
だから、駅前ビルも、高層フロアには関心がないし用事もない。第一、展望レストランもないではないか。

うわものは建て替えてもいいから、地階はB5ぐらいまで掘り下げていただきたい。リニアも地下に引っぱってきて地下鉄と接続すればいいのだ。
そりゃ高層ビルの方が地階を掘るよりローコストなのだろうが、梅田にくる周辺住民は地下街を目当てにするようなところもあるから、期待にこたえてもらなくてはイケマセン。
「大阪駅前第5ビル」は、地上2階でもいいから地下20階とかね(笑)。想像するだけで楽しい。雨も風も、暑さも寒さも無関係な静寂の世界。

カッパドキアでできたことは、現代日本の土建技術をもってすればきっと実現する。
ギネスに載れば、観光収入も見込めまっせ。
どうでしょ?




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こんな日でした(日記) | 14:15 | comments(2) | trackbacks(0)
家庭内高射砲


高射砲担当J隊員殿、あんた子供か!?
と、書かれようによってはいかにも子供に見えてしまう痴話げんか
4つ年上の女房に財布を握られ、小遣いをおねだりして渋られ、ゲンコツ高射砲をあびせるなんて、一応だめですね。
しかも、初犯ではない。

高射砲野郎が反省しとらんのも困るが、「標的」も彼を信じて別れずにいたわけかね?
国家公務員の財布から自立する勇気がなかったのか。
だとしたら、若干の責任は問われますぞ。

女房から小遣いをもらっている夫は、同性の友人としてみれば、たいてい素朴で温厚なイイ人だ。心底凶暴な人間はいない。
小遣い上げてくれへんねや〜とぼやいているサラリーマン諸兄には、ご同情申し上げたい。

でも、まぁそれも選択責任だから、小遣いを無心して断わられても、殴ったり撃ったりしてはイケマセン。いったん財布をあずけてしまうと、もうオシマイである。
オシマイではなく再スタートを決めるなら、セクハラでもやらかして免職になったら、女房は離れていってくれるんだから、一芝居うってみるのもいい(あくまでも不祥事は芝居でね)。
DVしたくなる前に逃げられるのが勝ちである。お互いに。

高射砲君は、逮捕されてフリ*ンで取り調べも受けて、それだけでも社会的制裁になっていることでしょう。
もちろん暴力亭主はいかんが、子供っぽくも、仲間うちでは(たぶん)いいやつで通っていたのではないかとお察しする。
J隊で幼児性を叩きなおすことができるかどうか・・・これは職域メンタルヘルスの課題でもある。被疑者の責任だけを問うのは酷というものだ。

財布をあずけて小遣いをもらっている亭主+勘違い妻との関係は、いつDVだ浮気だ虐待だと有事が起きるかわからん。スリルとサスペンスが生まれる構造というものがあって、薄氷の上で運よく平穏無事が保たれているだけで。

軍事より外交が先決。
軍事力は妻、外交交渉力は夫というのも悪くないと思うが。




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こんな日でした(日記) | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0)
捲土重来


受かった人も惜しかった人も、異国で介護福祉士に挑んだチャレンジャーの善戦を讃えたい。
と見ず知らずなインドネシア人に祝杯をあげたくなる国試結果

ある程度の配慮をした試験の結果で、日本人の半分の合格率とはいえ、大したものだ。
立場をおきかえて、日本人がまったく言語圏のちがう外国―たとえばロシア―へいきなり移住して、3年で国家資格を取れるかといえば、合格率3割4割はなかなか難しいのではないだろうか。

国の思惑としては、経済協力協定の1プログラムであって、労働力不足の補填政策ではないようだが、もう少し本腰を入れて受け容れてもいいだろう。ふるい落とすばかりではなく、ちゃんと育成するような方向で。

再難度の言葉の壁は、現地で基礎を習得させてから招き入れる案と、現行のOJT並行案とがあって、議論も現在進行形。やはり生活体験をしながら現地語を取得する方が効果的だろう。
素人目には、相撲部屋に入門してもらうと効果は絶大な気もするが、まぁ現実にそうはいかない。まぁ、ごっつぁんです!精進あるのみです!綱取りをめざします!のような各界言葉を介護職に引きずってしまうとしても、御愛嬌の範囲内。

いま僕のアジアンとのつきあいは、ほとんど日本社会に同化してしまっている中・韓民族以外では、バングラデシュ人とインドネシア人だけだが、言葉以外にどんなハードルを感じているか、民族ごとに事情はちがうだろうとお察しする。
たとえば食習慣ひとつとってみても、日本人の無節操な胃袋に合わせて至るところに落とし穴があいているから(日本人でも生肉で命を落としている)、どこかでうっかり豚しゃぶなんか口にしてしまったイスラム教徒など、罪悪感に打ちのめされるかもしれない(食べたらうまかったと小声でもらしている正直者もいたりするが)。

介護職の受け容れ先は、次はベトナムが予定されているそうだ。
マレーシアもよし、タイもよし(調理師の受け容れは決まっている)、カンボジアもよし。福祉施設の調理補助にも入ってもらうと、なかなかグルメな食事も実現するのではないだろうか。絵物語かもしれんけど。

ただ、出稼ぎを多く出しているフィリピンの一部では、外貨流入がインフレを招いている面もあるようだから、じゃんじゃん受け容れると負の波及効果も懸念材料ではある。
日本の出稼ぎ家族(たいてい一家の息子や娘たちだ)から1年も仕送りを受けると豪邸が建ってしまうのも、冨の格差を招きかねない。すでに米ドル、カナダドルの流入でそれは現実になっていたりする。

労働市場や言葉の壁に苦労したアジアン・ケアワーカーの中には、資格が取れたにせよ取れなかったにせよ、経験を積めば、職域も広がる。帰国して日本人向けシルバー・ハイツでも立ち上げ、海外移住者をウェルカムするのもいい。
この市場の方が、もしかすると日本に定住する外国人労働市場より将来性が見えてくるかもしれない。
日本円で銀行送金された国民年金だけで不自由なく暮らせるとすれば、僕は喜んでまいります(笑)。
猫ひろしにはなれないが、タイ国債もインドネシア国際も買って投資しまっせ!

スキーチームを結成すれば、五輪代表になれるかもかもしれない。
バカな夢ではあるが。こんな日本人は、敬遠されるかな。




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こんな日でした(日記) | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0)
後ろから前から横モレ


まだ、残ってたのか!?と思い出させてくれたムーバが、本当に廃業。
僕の090第1号機もムーバだった。050ピッチがずっとメインだったから、ほとんど使わなかったが、ムーバは楽しい「無線機」だった。

アナログだから、傍受し放題(笑)。ヒトサマの通話が、よく聞こえた。
イエローメディアの記者たちは、議員や捜査関係者のムーバを傍受して動いていた。
だから無線機。
だから僕は電話機として信用してなかった。だから使わなかった。

「無線機」の便利さと怖さは、電波系の人種はみな身にしみてわかっていたし、社会学屋は歴史に残る豊川信用金庫の流言蜚語事件を学んでいたから、ある程度のリテラシーはあったと思う。
実質はマルチチャンネル・アクセスができる無線機にすぎなかった初期の自動車電話・携帯電話は、通信と通話の境界が溶けてしまう過渡期の徒花のような端末だった。

ムーバがばらまいていたプライバシーは、まだ端末と基地局の周辺数km程度と具体的に円が描ける「アナログな圏内」だったから、大声で会話しているのが聞こえてしまう程度の牧歌的なダダ洩れですんでいた。
洩らしているだけ、ばらまいているだけなのに、そのイリテラシー(リテラシー欠如)を棚に上げて、「盗聴」と騒ぐ空気は、まだ一掃されたわけではない。

内密な話を立ち聞きするな!と怒る人には、「立ち聞きされる場所で内密な話するな!」が正論として通るだろうに、ことアナログ無線電話については、当然なされるべき啓発がおざなりになっていた。とにかく便利だよ!!の大波に流されて、電話事業者はウハウハかせぎまくった。

電話会社、端末メーカーの責任が1/4、ユーザー責任が1/4、マス・メディアの責任が1/4、政治責任も1/4ぐらいずつだと思うので、いちがいに素人ユーザーを責める気にはなれないのだが、テクノロジーと倫理のタイム・ラグは、どうしても出てきてしまう。倫理やリスクを前置きすると売れないから、まず売りまくることが先決になる。

政官財の利益共同体も、法整備を怠ってきた。
もっとも、傍受の禁止は憲法問題になりかねないから、いまだ垂れ流しアナログ電波の傍受は違法でもなければ不道徳なことでもない。

やっとデジタル変調に完全移行したのは、やや遅きに失した感じもする。FOMAが出るとき、強制的にでもアナログ無線電話は廃止すべきだったのではないだろうか。
通信速度は速くなる一方なのに、リテラシー普及は超スローペース。

そして今、スマホの乱用で回線がパンクしかかっている。身から出たサビである。
どうでもいい動画のアップ&ダウンやらシェアやらにふけっているユーザーを囲い込んで、回線増強が後手後手になっている電話事業者は、某ソフトバンクを笑えませんぞ。

アナログな「立ち聞き傍受」は技術的に防げたとしても、プライバシー漏洩や確信的露出はネット上にダダ洩れ。傍受マニアの好奇心を満たすだけの時代が、SNSが個人情報を経営資産にする時代へとシフトしているのが実態だ。

「10億人を丸裸にするfacebook」と扇情的な見出しを掲げた週刊誌もあるが、なんかちがいますよ。みんな嬉々としてプライバシーを差し出しているんだって。

もちろん、自発的な情報提供イコール「恣意的な情報提供」でもあるから、真偽のほどはわからない。バラク・オバマ、金まさお、ビンラディンが何人もいるように、なりきり屋も増殖しているではないか。
私のプライバシー、ネットで洩らす「ここだけの話」の類を、これこそ金鉱脈だ!と飛びつくおめでたい人々がいる限り、リテラシーは現実に追いつけない。




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見た聴いた受信した(メディア評) | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0)
自宅入院もうすぐ退院


先々週の土曜日にアパートの階段でダイブして尻から着地、尻・背中・後頭部を思い切り階段の角に打ちつけてしまった。
幸い、厚着していたので衝撃は少し吸収したようで、出血大サービスもアザもなく、イテテテテ・・・ですんだ。

その痛みが、なっかなかひいてくれなかった。
背骨は大丈夫だが、ちょうど強打した背中の前の肋骨が痛くて痛くて、前かがみになっても背伸びをしてもズシリと痛む。それでも自転車に乗り裏山を散歩し、職場の会議に出て、日常生活はなんとかなっていた。

折れているなら発熱や腫れもあるはずだが、それはないようで――体温計はないので体感計で推計しただけ――、自然にくっつくのを待つこと10日、やっと運動に支障がないところまでこぎつけた。まだ、くしゃみ、咳ばらいをするとズキズキするが、日にち薬は効き目がゆるやかすぎる。自宅入院期間は、ちょうど10日で潮時ってことで、よろしいか。

こんなシロート診断が危ない!と識者にはお叱りをうけそうだが、病院嫌いは治らない。白いガンダム状態になるのも情けないし、健保財政も赤字だしね。

手首の骨折で10日ほど入院していた母の自己負担分は5万弱だったらしい。
1割負担なので、医療費トータルで50万近くかかっていることになる。骨折の治療自体はかかりつけ医院でやってもらい、3食と経過観察だけだから、療養病床で特にやってもらうことはなかったのに、このコスト!こりゃ健保は浪費といわれても、当たらずとも遠からず。

食中毒で3泊4日入院したとき、僕は3割負担で4万強の支払いになった。よほど高い抗生物質を使ったのか?
ずっと管でつながれていたとはいえ、絶食状態だったから(おかげできれいに3kgやせた)食事代はナシ。着替えなんか、外出許可をもらって電車で家に取りに帰ったほどだから、何もオマケサービスを受けなかった。
内科系も高い。

こういうところも、受診抑制の一因になっている気がする。個人的にも、おそらく社会的にも。
かかりまくる患者もいれば、めったにかからない偏屈者もいる。

一生でかかる月並みな病気は、まとめて発症してまとめて治してもらえれば、少しは節約になるかもしれないが、そう都合よく心筋梗塞と脳卒中と肺がんが同時多発してくれるチャンスは望み薄だ。あったらあったでつらいから、神様は試練を小出しに授けてくださるようだ。

ケガはどこで遭遇するかわからない。健康に注意していても、ケガは多分に運不運だから、健康体の人が災難に遭うこともよくある話。
わかりやすい骨折の経験は、幸いにしてまだない。していたかもしれないが、忍耐と祈祷で治った(笑)。

瓦をぶつけられて鼻が曲がったときも、石垣からズリ落ちて頭が血だらけになったときも、石段の頂上からふもとまで転がり落ちたときも、レントゲンさえかけた記憶がない。
成人してからスキーや登山で大転倒したことは何度かあるが、イテテテテ〜かイテッ!ぐらいですんだ。

幼いころからの病院嫌いといっても、ただ痛いのがイヤなだけでなく、家に隣接する病院は最高の遊び場で、むしろ親しみすぎていたほど。さんざん暴れまわっては叱られ、迷惑をかけているのはわかっていたので、いざ患者になったときどんな仕打ちをされるか、本気で脅えていたのである。
しおらしく処置をうけて「反省する少年」になってしまったら、少年ギャングは廃業しなくてはイケマセン。

さすがに少年ギャングは卒業したので病院に義理立てすることはないどころか、今のところ健保には大貢献しているつもりではある。
その見返りを求めるのが、「自分の番」になったときだ。取り戻さなくてはイケマセン。
ふだん過剰検査だの薬漬けだの批判的な弁舌をふるっているくせに、いざ入院したら「メシがまずい!」「風呂はまだか?」「そこ、両手で優しく!!」などと過剰サービスを要求しそうな自分をありありと想像できる(苦笑)。

俗説なんだか実話なんだか、骨折だけの患者は痛みさえ抑えれば食欲・気力・性欲が旺盛で、天使を困らせるヤカラもいれば、出会いを成就させるヤカラもいるそうな。ほんまかね?
単純な外傷なら、まぁ「治る一方」だから気持ちに余裕も出てくるし、看護も楽だろうけど。

肋骨にヒビがはいった程度なら、3食+昼寝+添い寝つき入院バカンスを楽しむわけにはいかないだろう。きっと。
俗説を確かめてみたい気もするが、あくまでも現場視察でござる!とポーズをとらなくてはイケマセン…



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こんな日でした(日記) | 06:24 | comments(4) | trackbacks(0)
モラトリアム式


留年式か・・・気がきいてますなぁ埼玉大学。
こういうのは、公明正大にやればいい。
ポジティブ留年、ネガティブ留年、ストラテジック留年、トラジェティック留年(笑)と人それぞれ理由がありありなのが、ごちゃ混ぜになっているからいい。

留年は1年だけやらかして、その決定がG務省の2次試験と3次試験の間だったから、霞ヶ関に乗り込めなかった悔恨の思いだけが残る。トラジェティックな留年そのものだ。だれも祝ってくれない。ただ、いっしょに留年してくれた同級生がいただけ救われた。

予備校の入学式は「諸君、入学おめでとう」と讃えるわけにもいかず(笑)、フクザツな式典だっただろうが、僕はせいせいした気分だった。田舎の高校よりはるかに広い受験戦線という世界を知ることになったから、あのワンクッションはいい経験になった。気分はポジティブ留年。

就職難のせいで籍だけ残す大学4年生の留年は、今ふうのワンクッションといえるのかな。
既卒が不利になるから、新卒としてシューカツできるようにと留年する大学生諸君には、新卒一斉採用の横並び産業界に頭を垂れて適応しようとしなくていいではないか!!とエールを贈りたいところだが、家庭の事情もあるだろうから、窮余の策なのかもしれない。国立大なら、「在籍料」も投資対効果を考えると、ペイするのかね?

毎年毎月毎週毎日のようにこっそり起きているのに日の目を見ない人生の節目をソーシャルなものにしようとするトレンドは、悪くない。
離婚式も、その代表。
人は間違った理由で結婚して、正しい理由で離婚する。と名言もあって、男女未交際な僕など言葉だけ知っている部類。
それを、身を切る思いをして学んだ男女は堂々と成長の証しを公開すればよろしいのだ。心から祝福したい。

「その後」は人それぞれだが、敗者復活戦もある(敗者とよぶのもヒツレイですが)。
子連れ再婚式なんかも、月並みな初婚式より格上の祝い事だと思う。ウブな二人のなれそめなんか、どれを聞いても退屈でしかないのに、離婚の理由はためになるし、懲りずに(失敬)やりなおすチャレンジャーたちの突破力も、見習いたいものだ。

未婚というのは、長い長い長すぎる浪人ということになるのかもしれない。結婚式は我が辞書にないので、退屈な無駄遣いで散財しないだけ、その分を合コン幹事に注力しているから差し引いてもらえるだろう。

式が好きな友人(いないと思うが)のためには、告別式の予告式を考えておきたい。
たぶん僕の死因は癌なので、摘出した患部を並べ、病魔に勝てなかったドクターたちに列席してひれ伏していただく。ムハハハハハハ
もし、もしも腹上死だったら・・・予告式はできないが、本番はお笑い満点の楽しい式になるでしょう。




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こんな日でした(日記) | 19:04 | comments(0) | trackbacks(0)
テツ番組の終電波


ローカルAMラジオから一気に鉄分が薄れてしまった。
羽川さんの鉄カフェは、羽川さんの人徳もあって、コ娘やんわり責めプレイで通して平穏無事終了。ほとんど父娘のようなかけあいだったから、ゆるくてなごやか。
業界エキスパートの羽川さんと組んでしまったせいか、素人に毛が1本はえたような「愛嬌だけがとりえです」娘は、最後まで素人でしたなぁ・・・

MBSたび組は、ジャーナリスティックというか、馬野アナが生き生きと鉄分を放出していた。毎週2時間半の鉄道番組というのは、埋めるのもなかなか大変だっただろう(なぁに、テツは放っておけば線路の果てまで薀蓄を傾ける人種なのだが)。

全国路面電車の旅コーナーなんか、取材業務なんだか趣味なんだかグレーゾーンな「役得」だったが、馬野アナはしっかり仕事はしておられた。
相方も局アナの前田エキ子だから、別にこの番組で生計を立てているわけでもなく、日常業務のシフトが変わるだけで、名残り惜しさはそれほどでもない。またどこかで鉄分放出される場が絶対きっと必ずある。

どちらも共通して、テツにつきあって愛想よさげに演技するコ娘というパターン。
もう、定番である。ちょっとマンネリ気味。
これからのテツ番組EXは、育成プレイに進化してもらわないと困る。

電車で旅って〜?フンッ!と鼻で笑って右側の助手席にふんぞりかえっているような厚化粧ねーちゃん崩れを改造するのだ。ぢわぢわ鉄分を注入して、化粧より列車塗装!、パスタより駅弁!、助手席より運転席真後ろ!へと性癖がシフトすれば成功である。

鉄カフェの先々週には、大井川鉄道のアテンダント嬢がゲストで呼ばれていて、鉄道の専門学校で学んだ筋金入りのテツ子であらせられたが、こういうレアメタコ(鉄はレアメタルではないが)は、「その世界」では国宝級だ。
鉄道女学院を開校したいね。講師が生徒の100倍ぐらい集まってしまいそうだが。

最近は工場夜景萌え子とかサバイバルゲーム・アマゾネス、航空整備女士なんてのもぢわぢわ増殖しているようで、それはそれでいいことではある。
けど、コンクリートジャングルに迷い込んだ蝶にうつつを抜かすビジネスマンが足元をすくわれて失敗するように、達人は蝶や花には目もくれず、コツコツ模型を作り、黙々と時刻表を読み、1日5食も駅弁をむさぼり食い、線路で撮影して轢死するものである!

これがテツの花道。
そんな地獄への路線からイチ抜けたできるフットワークだけは残しておきたい…




聴きました(音楽・オーディオ評) | 15:56 | comments(2) | trackbacks(0)
モチこし。うまいっ!


餅のスジだけで特許が取れるとは思わなんだ。サトウの切り餅に、越後製菓が粘り勝ち。
食品産業にも、意表を突かれた業界人がいたのではないだろうか。

スジを増やすだけで、特許侵害とは…
逆にいえば、それが特許になるなら、うちの焼き魚にも、お菓子にも、せんべいにも、オリジナルなスジを入れて特許とったろかい!と考える業界人を刺激することになりませんか?

なにより気がかりなのは、あの「越光」も「笹錦」も「富士山」も、他人のふんどしを堂々と商標登録してしまう某国である。
「餅のスジで、特許になるのか」と色めきたつ山師が、日本に1万人いたとしたら、某国には10万人いる計算になる。このニュースが伝わってませんように(手遅れか)。

ありとあらゆるスジ、切れ目、割れ目、結び目、穴、突起を片っ端から登録して、日本企業から使用料をふんだくろうとするヤカラが無尽蔵に控えているのではないかい?
食品ジャンルは、特許の余地がまだまだありそうだし。
カ〜ルのカール具合や、とんがりコーンの尖り具合も、ご本家はパクられないよう目を光らせていることでしょう。

食品だけではない。
今回の訴訟は「スジ」である。スジとドテの好きな僧侶は、柔肌に肉迫したくてウズウズしているにちがいない(笑)。

蚊に刺されたところを、ついつい爪で十字に押したくなることもある。そんなときでも、「不可以!我保有爪十字特許。使用料を上海銀行口座に振り込め」と天の声が聞こえてきそうだ。

人体を緊縛する技法なんぞ、すでに著作権登録されていたりして。
かなんなー・・・




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こんな日でした(日記) | 20:04 | comments(0) | trackbacks(0)
ママとママちち


FTMの夫が、第三者精子を受精して妻が産んだ子の父親として戸籍に記載せよと提訴
identityにかかわるナイーブな問題だが、法的地位の問題に乗せてくれたおかげで、戸籍制度の矛盾もみえてきた。

代理出産した母親の出生届不受理(の修正請求)訴訟は最高裁で敗訴が確定していて、第一審からみていた僕は、「通常の出生届が受理されなくても、代理母は親権を放棄することを契約条件にしているわけだから、あとは特別養子で実子登録すれば、(手間はかかるが)父子関係は成り立つのでは?」と浅く考えていた。
僕が向井亜紀の夫なら、その選択をしただろう。それぐらいの手間は喜んで果たす。

今回の訴訟は、性転換を伴っているから、法制度もまったく追いついていない。
別に日本初でもなく、全国あちこちで提訴されている「氷山の一角」だから、どこかで判例が確定すれば、法整備が進むことを期待したい。

司法の場であるから、平等権の問題として憲法裁判に持ち込む道もある。
精子ドナーによる人工授精(AID)だと、血縁のない父親と、妻の産んだ子は実施として戸籍に載る。父と子の血縁関係は必須要件ではない。

AIDで生まれた子の数はもう万単位にのぼるので、既成事実としての重みもある上、母子関係は動かしようのない事実だから、扶養者としての父親の法的地位を従属的に認めるという意図が働いたとも推定できる。でなければ、非嫡出子を増やすだけである。

ならば、FTMの夫も、まず個人として法的性別変更を認めたのだから、男性になれて父親になれないのは、生物学的にはその通りでも、法的な扱いとしては不公平だ。生殖能力の有無を根拠にするならば、何万例もの「不妊パパ」に実父としての地位を認めてきた戸籍制度と整合しない。

という政策の整合性を争う文脈がひとつ。
もうひとつは、原告のFTM夫が「子は私をパパと呼び、私は父親として育児をしている」という主張は、それはそれで立派な父親としての鑑だと思いつつも、子供の将来に及ぼす課題。これも、代理出産や卵子提供でも問われてきた、新しくて古い問題だ。

血を分けてくれた親を知る権利を、子供にどう保障するか。
憲法上の「知る権利」に矮小化すべきでもない。
育てのパパがFTMであることも含めて、ママと受精した生物学上の父親がだれか?を知る権利は、まだまだ議論が追いついていない。先送りされたまま。

「血を分けた男性はわかりません」ですませるのもどうかと思うし、知ったところで、父親として育児をしてくれた事実は重い。
と考えつつ、FTMのパパが「育ての親」をまっとうするとはだれも保証できない。不謹慎な疑念ではあるが。

もしかすると、法務行政は、母親には絶対的親権を認め、母親のパートナーとして配偶関係までは認めても、夫が育児放棄したり浮気したりすると「それみたことか」といえる余地を残しているのではないか?と勘ぐりたくもなる。離婚調停・訴訟の大半は、基本的に母親に単独親権を付与してきたように。
そのあたりの、国側の弁護人陳述も追跡したいところだが、父親パワーはなかなか劣勢だから、FTM夫にはとりあえずがんばってほしいと思う。

MTFであろうとFTMであろうと、性的アイデンティティの変更は「部外者」にはなかなかわかりにくい生涯の十字架を背負うことになる(はずだ)。
女子が母親になる覚悟は、思春期からコンスタントに確認させられている確かな実感だと思うが、どうも男性はピンとこない(ドッキリさせられることはあるかもしれない)。

ただ、望まない妊娠をさせられる不幸は女性側にはあっても、男性側には基本的にない。と思う。ひどい!ボクを手篭めにするなんて!!と泣いたところで、その気になってたでしょうが!?と追及されると腰砕け(あとで腰が砕けても遅いって)。

彼女への純愛を貫き、生涯一穴主義のよくできた彼氏・夫であっても、不如意棒を持て余している善良な殿方も多い。「彼女を愛しているが欲情しません」と開き直る画伯ひさうちみちおセンセイのような正直者もおられる。
カプセル怪獣(笑)に妻の相手を頼む男性も、ミスター・チャタレイをひきあいに出すまでもなく昔はいたらしいが、今はどうなのだろう?

MTFを選んで、母親にはなれなくても彼女になる女性はいても、FTMがカレシになるのはなかなか大変だ。そのあたりの技術的な課題は、まだまだ明らかになっていない。
男は難しいものなのである。
いやはや・・・




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こんな日でした(日記) | 13:39 | comments(2) | trackbacks(0)
南海キャンディ市


市の名前を売ります!
なんつうアドバルーン作戦は、泉佐野市役所のセンスを疑った。
地方自治法を無視するわけにもいかないから、あくまでも命名権と引き換えに歳入増を図るだけ。
顧客は企業になる公算大だから、住民の市名への愛着を無視して企業宣伝を優先するんかい!?と反感を招くと、住民離れを招きまっせ。

財政状況が苦しいのはよくわかる。
だからといって、夕張がメロン市になったわけでもないのに、泉佐野市がたとえば「かんくう市」になったりすると、幻のセントレア市を彷彿とさせる奇天烈政策ですやんか。

こういう魔法の杖に頼るより、歳入の伸び悩みを分析して、歳出抑制を具体的にどう実行してきたのか、透明性の高い検証をすべきではないのかな。そんなこと、とっくにやってきた果てに、どんづまりになったのだ!と反論されそうな気もするけど。

空港政策と、周辺の開発の甘さが影を落としているのは明らかだから、関空次期社長の戦艦大和君も、間接的に責任を問われる(笑)。大変ですな。
地元の地権者や漁業者、土建業者との利害関係も複雑だ。

そもそも、なんであんな辺鄙なところに国際空港を?と、今さらそもそも論に戻りたくても、戻ったところで埒が明かない。
神戸から、伊丹からでも、インチョンに飛んでしまえば、安あがりな上に利便性は高いから、そんな路線が認可されてしまうと、ますます関空は遠くなる。泉佐野もスルー。

なら、泉佐野はインチョンになればいいのだ。国の後押しもしてもらわにゃならん。ひとつの地方自治体だけで解決できることではないから、国際空港の地元自治体へのバックアップは、国策として増強すべきだろうね。

国策でも民策でも市策でもいいのだが、家電と化粧品とストッキングを並べてチャイナマネーを吸い上げようとする露骨な出前商法は、同胞として恥ずかしい。
観光客もビジネス客も、自分で街を開拓して、いいものを発掘したいはずだ。

だから泉佐野からJR紀勢線か南海電車に乗ってディープに南大阪を探検できるルートを整備するのもひとつの手。
秋の行楽シーズンには、うかつに歩いていたらだんじりに轢かれるドキドキ体験もしてもらいましょう。

僕自身、天王寺より南は土地勘もほとんどないし、何が日本の玄関口として足りないのか、売り込めるポイントなのか、よくつかめていないので、提案しようがない。泉州=だんじり、ぴちぴちビーチ、ときめきビーチしか思い浮かばない(申しわけない!)。

泉佐野といえばサザンビーチか・・・関東人には、サザンは茅ヶ崎だろうよと変な誤解を与えかねない。
よろめきビーチ、ぽろりビーチも造成すれば、世界に泉州名物として轟くことになりませんかね?



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こんな日でした(日記) | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0)
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