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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
6県横断の快挙


いやもー、やってくれましたがなテレ東。
「今から間に合うGW」ものの企画ではないとしても、絶妙なタイミングで、あの路線バス乗り継ぎ旅!

もう、第11弾である。すごいね。混浴露天風呂わざとらしい古谷一行シリーズ、名取裕子の監察医シリーズを抜いてほしい(蛭子さんが持たないか)。

人選も絶妙なら、コースも周到に考えられたような、でもハプニング連発で結局よく考えていない(笑)。そこがいい。
四国から伊勢まで、地図の上にものさしを置いて「とりあえず、まっすぐ右に向かってもらおうか」とだけ考えたようなコース。
簡単なようで、路線バス限定の縛りがあるから、悪戦苦闘する。高速バスだと、高松→神戸→三重と簡単に行けてしまうのに。

たのもしい太川陽介リーダーは、鳴門大橋部分だけは高速バスで1区間だけ乗っていいことにしよう、と英断を下す。ええアニキですなぁ。
岩屋、舞子、西宮、尼崎、とポイント地名をちゃんと予習しておいたらしい。立派な心がけです!!

無事に明石海峡大橋を渡って神戸にたどりついても、すっといかず右往左往する。
大阪〜奈良〜松坂と都市圏の移動だからバスはなんぼでもあるやろ?と思いきや、なんのなんの。地元神戸市民でも、意表を突かれた。

あとで市バス路線を調べてみると、舞子、垂水、塩屋あたりを東西に結ぶ路線がない。ようやく須磨からは、大阪まで路線バスが頻繁に走っているのに、舞子からはニュータウン方面への「枝線」しか路線バスは走っていないのだ。

なぜか名谷まで入っていき、夕闇せまる中ホテルを探しておられたが、団地にあるわけない。視ていた地元民なら、「舞子近辺で探せば何かあるだろうに」「明石に足を伸ばすなら須磨の方が…」と、突っ込んでいたことでしょう。
結局3人は明石まで後退して、ビジネスホテルに飛び込んだ。ご苦労さんなことで。

魚ん棚も神戸も大阪も、観光はパス。ひたすら乗り換え乗り換えで近畿圏を脱出する。この3日で、観光らしいのはバス待ち時間にあわてて見た奈良の大仏さんだけだった。
尼崎の名物(?)タコ代わりにこんにゃくを使ったタコ焼きには、リップサービスが苦しげ。あんなC食は全国に放映してはイケマセン。

奈良までは順調だったのに、三重県は鬼門だらけのバス事情。つながらない。意外と南北に長い県だからなぁ。
蛭子能収は徒歩でヘトヘト(消費カロリー以上のメシは食っていたようだが)、いとうまい子は笑顔でついていく。人柄ですなぁ。
もっとも、悪態をつく蛭子さんも、このトリオだからこそキャラ光りするわけで、読みテツやバスラー三人衆が組んだところで、効率を追究してトラブルもハプニングも回避できてしまうと面白味がない。

3泊4日かけてバス代18,000円。これはなかなかやり甲斐のある旅ではないですかい?
おそらく、一人旅では気が滅入ること必至。やはり太川陽介リーダーのようなコンダクターに導いてもらってこそ、仲間割れすることなくゴールインできるというものだ。
バス旅がすごいというより、太川陽介の人望が映える名物企画である。

次回のマドンナはだれになるのだろう。「連れ回されキャラ」はジャリタレには掃いて捨てるほどいても、ピーキャー騒ぐだけでわざとらしい絵になるからNG。そのへんも考えているのがテレ東のうまいところだ。
大久保佳代子だときついものがあるが(!?)、そんな線もあっていい。年齢的にはぴったりだし。
リーダーに夜這いを仕掛けて前代未聞のロケ中断になると、ふりだしに戻ってしまうか(笑)。







見た聴いた受信した(メディア評) | 11:25 | comments(0) | trackbacks(0)
チャルメラ進化


オイオイオイ!
連休はグルメ旅行だと?
節約指向も上等やないの。いってらっさい!

わたしゃヤモメアパートで袋ラーメンだ。だれも文句ないだろうが、だれか文句あるね?
カップルもファミリーも邪魔することなく、なんと慎ましやかな孤独士でしょうか。

つい、懐かしさのあまり手にとったチャルメラとは、古い古いつきあいでござる。
40年の間に、進化していた。ほたて味ですと。
味噌+ほたては、メーカーサイトではまとめ売りになっているのが、単体で買えた。78円なり。

いつも麺を調理するときは舞茸をどっさりぶちこんでいるのに、切らしていたので具が寂しい。ほたて風味だから、潮の香りにちなんで(?)とろろ昆布でがまんしよう。
あっという間に完成、完食。
うーん、潮風である。ええ風味のハーモニ〜♪

しかし、袋のチャルメラおじさんの屋台に「当り屋」と書いてあるのは穏やかではないね(苦笑)。保険金目当てか?それとも、交通安全を啓発してくれているのか。

明星といえば、中華三昧が出たとき一枚上手な麺食感には感動したものだ。なかなかやりますな。
中華三昧も袋で買っている。トッピングにはザーサイが合う。もう、本場の味だ。
ったって、本場でラーメン食ったことはないけど。

その本場は、もちろんインスタントラーメンでも世界一の胃袋。2位がインドネシアで、3位が日本らしい。
いうまでもなく「原型」は日本からの輸出だから、世界に誇っていい日本の食文化と申しましょうか、工業製品といえばいいか。

ちょいと調べてみると、国ごとに銘柄シェアは偏りがあるようで、チャルメラの好敵手といっていい出前一丁は香港で人気ナンバーワン。広東語になじみやすそうな銘柄ですな。
亡父お気に入りだったマルちゃんはメキシコで人気ダントツで、ほとんど外来語として「マルチャン」が定着しているとか。うまいものを速くつくること、また速くてうまいものを「マルチャ〜ン」というらしい(ほんまかいな)。
中国のマーケットは海千山千の世界で、化学薬品やトンデモ油がドサドサ入ったインスタントラーメンが幅を利かせている様子。

インスタントラーメンのいいところは、ブルジョアが食べようと庶民が食べようと同じ味になることで、これこそ民主的な食文化なんである。
庶民向けには粗悪品、成り金向けにはメイドインジャパン(またはコリア)のブランド・インスタント麺(変なの)と格差が出てくるのでは、由々しき事態だ。日本じゃ、セレブだろうと青空生活者だろうと同じ味になるのが、法の下のラーメンの平等というもんである。

たかが袋ラーメン、されど袋ラーメン。
ちゃんと鉢によそってトッピングでも乗せれば、コストパフォーマンス抜群だし。
何を乗せるか、麺はどう湯がくか、鍋はアルミか土かホーローか,etc,etcと工夫の余地が多々ある。まず失敗はしないから、子供から老人まで、敷居は低い。
花嫁修業は、基本のサッポロ一番をいかにうまく作るか?を実技に採り入れるべきですな。全国のお父さんお母さん!






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食べた飲んだ美酒美食 | 10:38 | comments(4) | trackbacks(0)
超ガールズバー∪15


オイオイオイ!
地元の13歳ソープ嬢にたまげた余韻も冷めやらぬ春爛漫、今度はミナミで12歳がガールズバーの呼び子かい。どうなってまんねん?
風俗営業にも仁義というもんがあるでしょうが。子供を巻き込んではイケマセン。

さすがに12歳で湯女をやっていたらバレバレだろうから、確信犯は罪が重い。
それに比べると、ミナミの超ガールズバー客引きは、路上で声を張り上げていただけなら少々救いはある。罪は罪ですが。

どうせ、20歳ホステスだって中身は12歳と大差ないだろうから、紛れ込んでいてもわからなかったと思う。「実は高校中退なんよぉ」とかいいながら、シャカシャ慣れた手つきでマドラーなんか回していたりしていると、客は追究しませんて。

もちろん、酒を出して接客する仕事はNGだから、超ガールズバーではヤクルト、ジョア、ビックルを出してもらう。ホット好みには「強い子のミロ」がいいか(僕も愛飲しとります)。だれも酔っ払えん!(笑)
健康で栄養満点な真性ガールズバーなら、客層は中高生に限定しておけば健全だ。

今どきのJKに辟易している北野高校、東大寺学園の優等生くんたちはVIP客としてモテモテ。
ちょっとおだててころがしておけば、ただで家庭教師してくれる。塾代が浮くよ。

カテキョーを朝までやって「同伴」するようになったら、お客様の偏差値は急下降するようになる。校則で同伴禁止令が出る。いや、その前に超ガールズバー入店禁止か。先生はいいんですか!?と生徒会で議題になる(笑)。

どさくさに紛れて、灘高生、甲陽学院生が越境入店してきよる。はるばる阪神電車に乗って。
ま、東大寺学園もミナミへは越境になるが、浪花っ子は奈良を敵とも思ってない。その分、神戸ナンバーに奮い立つのである。

橋下市長の後輩と、かっちゃんの後輩が、超ガールズバーで火花を散らす!
アルコールは入れてはいかんから、けっこう真剣勝負のディベートになったりする。
疲れて、なぜか酔いつぶれて中島らもと化す灘高生がいたりして、「んもぅ、アナタしっかりして」とJCにタクシーを呼ばれるDK。

こんな眺めがネオン街で見られる日が来るのか?
見たいような、見たくなくもないような・・・
PTA担当のワタクシにとっては、対岸の火事である。






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こんな日でした(日記) | 12:22 | comments(2) | trackbacks(0)
公園デートは見果てぬ夢


身串ニュースで「行ってよかった日本の公園」口コミランキングをチラ見。
健全でいい。日本人は捨てたもんではないと思う。

1位「広島平和記念公園」広島県/広島市
2位「高遠城址公園」長野県/伊那市
3位「万博公園」大阪府/吹田市
4位「栗林公園」香川県/高松市
5位「新宿御苑」東京都/新宿区
6位「国営昭和記念公園」東京都/立川市
7位「都立小金井公園」東京都/小金井市
8位「井の頭公園」東京都/三鷹市
9位「弘前公園(鷹揚公園)」青森県/弘前市
10位「モエレ沼公園」北海道/札幌市
11位「ふなばしアンデルセン公園」千葉県/船橋市
12位「兼六園」石川県/金沢市
13位「石神井公園」東京都/練馬区
14位「砧公園」東京都/世田谷区
15位「服部緑地」大阪府/豊中市
16位「代々木公園」東京都/渋谷区
17位「伊丹スカイパーク」兵庫県/伊丹市
18位「さくらの山公園」千葉県/成田市
19位「三渓園」神奈川県/横浜市
20位「千光寺公園」広島県/尾道市

行ってよかったというより、「行っておいてよかった」「行っておいたほうがいい」公園が並んでいる。
1〜4位までは行ったことがあり、高遠の桜は最高だった。
首都圏は完全にスルーしているが、弘前公園をおさえればベスト12までは潜入したことになる。
札幌は、あちこち案内してもらったり、現地の友人に連れてってもらったり一人でほっつき歩いたりしているものの、どこが何という公園か把握していないので、記憶があやしい。頭の中で大沼公園とチャンポンになっている。

人口の多い首都圏がランクをかせいでいるのは当然だから、人口比で調整するか、他県から訪れてよかったと思われている公園のランキングを取れば、もっと正確なリサーチになると思う。
商業公園なんか入れなくていい。そもそも、収益を私企業が吸い上げるパブリック・パークなんて矛盾するし。
それより、摩文仁の丘や小枝のパラダイスがランクインしていないのは惜しい。

GWは「ジミ黄金」派が多いとか、東北からのラブコールが高まっているとか、どれもごもっともな事情があるのもわかる。
別に、連休だからとしゃにむに遠出する強迫観念も変だし、これみよがしに海外へ脱出するのもせわしない。家の近所で、ガソリンを使わず遊べる公園があれば、毎週ゴールデンなウィークエンドを楽しめるぞ!

このランキングは自然公園や国立公園、動植物園の類は除外しているので、地元の自然公園、ジオパーク、市立町立村立公園を開拓するだけでも、コストパフォーマンス抜群のリゾートは見つかると思う。

瀬戸内海国立公園がどーんと食い込んだ地元の地理は小学校時代からよく教わってきたが、同じ神戸市内なのに、繁華街へ買い物に出るのを「神戸に行く」と言いならわしている農村に7年ほど暮らしていたころ、地味な県立公園が徒歩圏内にあった。県立自然公園なのだと気づいたのはずっと後の話。

兵庫県立自然公園はジミそのものではあっても、野山や池や川は最高のパラダイスだった。明石川でイカダ遊び、線路際で山菜採り、山で鉱石発掘、ガイドブックもマニュアルもない世界は子供の宝の山である。
堆肥にするつもりか、畑に積んである牛の糞をほじくると虫がウジャウジャ採れる。これを釣り餌に使うと、釣果が抜群。ばかみたいにヘラブナやモロコを何十匹も釣ったところで、使い道がないのだが、母に作ってもらったモロコの唐揚げはうまかった。詰んできた山菜の煮物もいける。

都心にしか住んでいない神戸市民は、同じ市内にこんな遊び場があることを知れば、USJもTDRもいらんと思いますぞ。
市内に棚田もあるし、茅葺き民家は数百軒が健在だ。まだ、川魚の釣れる清流も奥地に残っている(と思う)。

こういう自然環境を宅地や商業地や道路に替えて国土開発してきた歴史は、あずかってきた恩恵と損失の両面をしっかり見ないとイケマセン。
とは思いつつ、もう開発はしなくていいのではないか????という声もささやかれてすでに30年かそこらは経ってしまった。

郊外の宅地は新規では売れない。
どころか、オールド・ニュータウンに遊休地が野ざらしになり空き家が増え、どう土地の価値を高めるか(せめて、下落を食い止めるか)に行政も地元も頭をかかえている。「郊外あっての神鉄」などは、会社存続の危機にあえいでいる。

なにより、資産になると見込んで一生足かせローンを背負って住んでいる住民が、資産デフレに打ちのめされている。消費税に反対し、発泡酒で家計節約をしている庶民は、もっと巨額の損失を直視すると、やるせないだろう。

リゾートに走り、よそのクルマの尻を眺めるだけの箱と化したマイカーにまたローンをかかえ、ラーメン屋に列をつくっている時間と金があるなら、地元を再発見する方がまっとうな生活者ではないのかな。いま暮らしている家の周辺にパラダイスを見つければ、環境価値は高まる。

意地でも、GWお出かけスポット♪には近寄らないと決めている来週は、わたしゃ幸いにもカレンダー通りなので、飛び石に始まる新しい仕事の準備に、カチャカチャと原稿を書いている。
これも鬱憤のタネかもしれなくて、北へ向かう列車の旅に思いを馳せる今日このごろ・・・「神鉄」になってしまうかな。




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こんな日でした(日記) | 15:37 | comments(0) | trackbacks(0)
親亀小亀は泳げるか?


岩手県民ともども、小沢一郎の無罪は信じておりました。
といっても、「願っていた」わけではなく、有罪を立証する証拠が弱い。検察の負けである。
虚偽記載を「指示」した物証がない。

小沢犬たちがボスの顔色をうかがい、ボスに気に入られようと、ボスの意のままに動いただけ。どこにでもあることだ。
指示はしていない。恫喝などしていない。圧力をかけてもいない。
証拠がありますか?と頬被りすれば万事休す。

ダークだがやることはやる政治屋と、無害で何もやらない政治屋のどちらが国の舵取りに向いているかは、なんともいえない。
受益者がどれだけいるかが、票の多寡を左右する。悪貨が良貨を駆逐しようと、集票力が政治屋の業績になるのが現実なんですな。

スケールはまったく小さい話だが、昨夜までfacebookで仲良し議論になっていたのが、「愛社精神・愛国心vs市場経済」の新しくて古いテーマ。
善良な工学博士殿は、家族のため会社のため日本国のために粉骨砕身され、日本人技術者の流出を憂いている。
流出先は中・韓のメーカー。世界シェアをどんどん伸ばしている。

しゃーないんちゃうか?が僕の立場。
日本のものづくりを守り、GDPを伸ばすには、皮肉な話だが日本企業の収益、国益になる外国人労働力と頭脳を取り込んでいくのも有力な選択肢だと思う。
有能な外国人労働力には、毒もリスクもあるかもしれない。陰に陽に技術移転も進むだろう。パクリも横行している。

そこは戦略的に手を打って、人材=スキルや情報の市場化を向かい風ではなく追い風に変える工夫が必要だ。SUSHIなんか、50年前に商標登録しておくべきだった。

日本企業という要塞に所属して闘う立場と、僕のような遊軍兵士とは戦況のとらえかたが根本的にちがう。まぁ仲良し同士の舌戦とはいえ、僕は正社員の立場はとんとわからないし、正社員は遊軍の立場がとんとわからないから、それぞれのメリットもデメリットも実感としてわからない。

不景気だの何だのあるとはいえ、ジャパニーズ・カンパニーの待遇と福利厚生、日本国の社会保障は魅力に思う途上国労働者は億単位でいるはずだし、生産性の高い人材の選択肢は広大だ。
なのに、見えない参入障壁は高い。企業体質も変わらないと、ヘタレな新卒大学生ばかり採用してチーチーパッパしているうちに折れて共倒れしてしまうよ。

エンジニアであれサービス事業者であれ、優秀な人材はもっと市場化してもいい。優秀な人材に選ばれる企業が生き残る。アットホームな経営とか手厚い福利厚生ではなく、腕をふるえるビジネス環境であるかどうかだ。
あくまでも職場はジョブ・スペースだから、仕事を1件仕上げれば、自分の時間、家族の時間にスイッチできる方がいい。それが結局は「優秀な人材の定着」につながるのではないだろうか。

小沢一郎から脱線してしまった。
書生や番犬として親分に下駄を預けてしまう秘書人生も哀しい。
政界を泳いでいくにも、おそらく10年以内に親分が引退するだろうに、ずっとオザワチルドレンのイメージがついてまわる。
ろくでもない無能な税金喰い虫を下野させるのが、消費税引き上げの下ごしらえになるだろうに…。





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こんな日でした(日記) | 15:10 | comments(2) | trackbacks(0)
リスクは共同テーマ


JR福知山線事故から、ちょうど7年
被害者会「4・25ネットワーク」の名前で記憶に残る日付は、当時も昔も今も、GWに突入する前の軍資金振り込み日だ。家族や友人と、行楽の計画を立てていた被害者もいただろう。

事故直後のGWの足は、一時的にJR離れもあったはずだが、いま、直接の被害者を除けばあいかわらず「国民の足」になっている。
日航機事故、ばんだい号事故の後も、エアライン客は増加の一途。記憶の風化は、そんなものだ。

鉄道事業者には安全対策も永遠のテーマにしてほしいと思う一方で、分単位の速さを求める客にはならんとこ、と僕の心がけも変わった。踏切トラブルや何やかんやで数分ぐらい遅れても、イライラしない、と。
遅れる時間がアナウンスされれば、職場に電話で伝えればすむし、延着証明も出る。

線路に立ち入る不届き者や、駆け込み乗車ではさまっているドジのせいでダイヤが乱れても、それは鉄道会社の責任ではないから、全部ひっかぶっておわびアナウンスをすることもない。
「いま*号車中央ドアに駆け込んだニーソの女子のせいで発車が遅れました」とだけアナウンスをすればよろしい。こりゃ、いたたまれませんな。

まぁ、別に鉄道会社の味方をするつもりはなくて、利用者が安全運行に協力できる面もあるのでは?と思うだけ。
たとえば、最近あっさりと駆け込み乗車はしなくなった。往生際がよくなったといえばいいか。次の電車で出勤に間に合うぐらいの余裕の便に乗るようにしているので、血相を変えて滑りこむ必要はない。
線路に十円玉を置いて延べ板にする遊び(ごめんなさい神鉄さん)は笑学生のころ卒業した。

1分でも速く!とは期待しない。
退勤はあえて新快速ではなく快速で帰るぐらい、みみっちいスローライフを心がけているので、ゆったり移動すればいいのだ。冬の暖かい電車、夏の涼しい電車は快適な空間だから、音楽でも聴いて居眠りしていればすむ。骨休め時間が延びたと思えばいい。

電車なんて何百本も走っていて次々に来るから、命がけで走りこむこともなかろ?と思うのは日本在住50年セルゲイ・ユージスキーさん(仮名)のご意見だが、「走る客の割合は運行本数に逆比例する」というフィーリング研究結果もある。あくまでもフィーリングね。

運行本数、車両のキャパが少ない困った電鉄を利用していた時代、それそれは朝の駆け込みランナー、踏切またぎ客は多かった(今もいると思う)。客それぞれにやむをえない事情もあるとはいえ、運行する側は毎日毎日どの駅でも同じことが発生すると、気が滅入るだろう。
阪神、阪急、山陽へ乗り換える終点の新開地駅もすさまじかった。猛ダッシュである。転倒する客、バッグをひっかけられる客、鼻緒が切れる客も日常茶飯事。

プラットフォームから転落したり踏切で渡りきれずに命を落とす客は、ひょっとして福知山線事故をしのぐ件数が毎年起きているのではないだろうか。福知山線事故は別として、危険客が安全を要求しているようなカリカチュアも見えてくることがある。

一大事故ばかりドラマ仕立てにニュースショーにしていないで、身近に毎日パックリ開いて見える事故死の淵を、もっとレポートした方がいいと思う。
千鳥足で線路に駆け込み乗車しようとしている客が放任されているような社会も、のどかというか、冷酷非情というか…。




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こんな日でした(日記) | 18:55 | comments(2) | trackbacks(0)
ジャックと桃の木


「できるもんか」「できるもん」で火がついてしまった少年バスジャック未遂事件、ただただ「おバカやなー」とあきれてものがいえん。
無賃乗車なのか、斬り捨て御免なのか、乗客監禁なのか、どっちつかずな結末もお粗末。いや、どれも達成してもらっちゃ困りますが。

乗っ取り事件の華はハイジャックにシージャックと決まっている。
映画にもなってきた。単純ハイジャックものではないが、なぜかシルビア・クリステルが出ていたりする「エアポート」シリーズなんか、どこでエマニエル夫人に変化するのかと、おバカな少年(ワタクシ)は筋書きなんかどこかにすっ飛んでしまった(苦笑)。

ハイジャックものには、人騒がせな酔っぱらい客や、幸せフルスロットルのバカップルや、けなげな子供や、善良な老夫婦・・・と、だいたい登場人物の顔ぶれもワンパターン。
あげく、CAが操縦して無事着陸したり、飛んでいる旅客機に助っ人が飛び移ったりと、ありえねーシチュエーションが、この手の映画の山場になっている。

本物のハイジャック犯には、かつて日本人も活躍(決してほめられたもんではありませんが)していたものだが、乗り合わせた客は災難でしかない。うんと厳罰をくらうようになって、最近はあまりハイジャックもはやっていないようだ。

それなら、とシージャックに走った犯人が報道カメラの目の前で射殺されてしまう事件もあって、シージャックも絶滅危惧種(絶滅してもらわにゃ困る)。
もう、乗り物ジャックは割に合わん!

のに、この島国で、バスジャックや列車ジャックをやらかすバカはたまに出没する。
だいたい、逃げ通せると思うのか?
正常とは思えないウルトラ楽天的な自信家が、失敗率100%のお戯れをやらかす。ほんま、アホですな。

バスジャックをやるなら、フェリー・ターミナルもおさえ、逃走用の船まで奪い取らんことには、絶対に高飛びもできんでしょうが。
そこまで計画するおつむのないチュー坊なら、笑ってすませられるホノボノ・ジャックをやってほしい。自転車ジャックとか(いや、実行しちゃーイケマセン)。
「逃走用のロードバイクをよこせ!さもないと、運転手の命は…」と息巻いていても、ズドンと撃たれて終わり。なぁに、猟友会に麻酔銃を撃ってもらうだけでいい。

水間鉄道をトレイン・ジャックする間抜け野郎も拝んでみたい。もう、天然記念物だな。あっという間に終点。
「早く身代金をもってこないと、オレ戻ってきちゃうからねっ!!」
と意味不明な脅迫をしている犯人は、おそらくモザイクがかかり、匿名報道ですんでしまうだろう。

何ジャックをしても自滅することがわかりきっているのに、なぜか乗り物ジャックに心惹かれる変な衝動が、一部の男には宿っているようだ。
それなら、バスジャック・プレイをやらせてくれる移動店舗もあっていい(乗客にも料金を払うのですよ)。
客はご無体な要求を何でも口走って、思うがままに走らせる。距離別料金設定をしましょう。名神、東名を使って遠距離プレイをやるなら、往復の高速料金も加算。

不謹慎ではあるが、そんなプレイは単価が高いから(そうだな、標準ジャック・コースで基本料金3万は取らないと)、案外ヒットするかもしれませんな。マイクロバスでも持っているオーナーだと、副業にもなりそうだ。
料金を出し渋ると、実家のおふくろさんが涙ながらに説教しに来る。そこまでメニューを用意されると、ジャッカーの本望ではないかね?

チュー坊向けには、保健室ジャックとか体育倉庫ジャックをやらしておけばいい。
そういう密室は甘酸っぱい思い出の場所になっていたりするから、オプション料金を払って「**女学院大学から来ていた教育実習生」に人質役をしてもらうと、めくるめくようなシチュエーション・プレイで骨抜きになることでしょう。




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こんな日でした(日記) | 14:36 | comments(0) | trackbacks(0)
VHSベータ戦争ふたたび


ラジオと無線機とGPSの合体したハンディ・トランシーバーはいくつか出ているものの、これ!という決定打に欠けていて、衝動買いしたくても衝動が出ない。
変てこなGPSユニットを外付けさせてみたり、ラジオを手抜きしたりと、技術力はあるのに出し惜しみしているのか、次々に買い換えさせる悪だくみをしているのか・・・それなら買ってやらんぞと市場の声は冷めている。

やっと、三塁打ぐらいの端末が八重洲無線から出そうな気配があるのに、発売が延期。なにやら怪しい力が働いているのでは?と憶測も飛び交っている。はたまた、市場の反応をかがうアドバルーンか?

そのメーカーサイトに、「パンフレットあげます」と告知があったのでフォーム送信してみると、立派な小冊子が郵便で届いた。なかなか力が入っている。
デジタル方式アマチュア無線機の意義、経緯、将来性を簡潔に説明しつつ、随所に反体制的なメッセージをにじませている。なんと大胆な!

GMSK方式を推奨する団体は旧郵政省ベッタリの日本アマチュア無線連盟(JARL)で、会員組織が右肩下がりの体たらくなので、財源も貧弱なせいか肝心の中継局整備が進んでいない。
かたや、八重洲が推進するC4FMは、いわゆる勝手中継局が多く、シェアは大きい。
プロトコルが違うので互換性はなく、機能はそれぞれ一長一短があるので優劣はつけがたいが、問題はパワー・バランスの競り合いになっている。政治的なパワーの。

VHSとベータ、パソ通とインターネットほどの根本的な違いではないので、とりあえず「トランシーバー」としての原理的なところは共有していて、アナログモードで相互に交信はできる。
位置情報やテキストその他のデジタル・データをどういうプロトコルでやりとりするか、という付加価値の部分でコップの中の争いをやっているわけだ。

無線家としてはウンザリ気分もかかえつつ、さっさと統一規格にまとめてくれるか、それともVHSのように市場の力で勝敗をつけてほしい気もする。個人的にも、八重洲のC4FM方式でええんちゃうか?とも思うが、ホームビデオ界の松下シャープJVC連合(+裏切り東芝)のような団結勢力がないので、八重洲の気合いは勇み足にとどまっている。八重洲、ケンウッド、アイコムの3社で小さなパイを奪い合っているだけ。

そこは八重洲さんの踏み込みかたが大胆だ。
「GMSK方式がどういう経緯で推奨方式になっているのかわかりません。(中略)一部のメーカーの都合でGMSKのような古いデジタル方式に固執しているのであれば、アマチュア無線の本質に背く」
「GMSK方式は今後どんどん少なくなっていく」
「一つの変調方式、通信方法に決めつけてしまうのは、あまりにも身勝手な考えという以外に言葉がありません」
などと小冊子の至るところにJARL批判をちりばめている。大丈夫か?敵に回して。

あまり小さなコップ戦争をやっていると、ユーザーは「もう、今まで通りのアナログ交信でいいや」と萎縮してしまいかねない。画像や位置情報はケータイで送ればいいし、速度もアマチュア無線よりはるかに有利。
とはいえ、まだまだケータイ圏外ゾーンが山奥や谷間には残っているので、国土の数%の圏外エリアで非常通信する必要に迫られたとき、デジタル無線機がどう命綱になるか?が重箱の隅のテーマになっている。

そんなシチュエーション、あるんかいな?
が関係者、無関係者に共通する素朴な疑問だろう。
ケータイ基地局がつかまえられるような尾根だと、動画だろうと位置情報だろうとすぐ送れるから、けが人の処置や遭難報告はケータイでやった方が手っ取り早い。
運悪く圏外エリアで遭難事案が発生して・・・ほしくはないけど、それでも運よくアマチュア無線の中継局につながって事なきをえた!ような不幸中の幸いは発生してほしいような・・・でも年間で何件あるかは未知数だ。

アマチュア中継局の数など、ケータイ基地局(これも中継局なのだが)の何万分の1の数でしかない。
あてにしているとSOSが空振りしたまま万事休す、となる確率は高い。

それなら、うんと原始的に、短波帯で天然中継局(といっていいのか?電離層を)を介してSOSを発信した方が、世界のどこかでキャッチしてもらえる確率はある。
ただし、短波無線機を携えて山を歩いている登山者など、酔狂そのもの。絶滅危惧種な短波帯のハンディ無線機を買った僕でも、アンテナのことを考えると気が重い。

まぁ、別に長い長いワイヤーを木にひっかけて同調をとるほど凝ったことはしなくていいのだが、ともかくアンテナも電源も自前で完結させておかなくてはいけない。まず重量の面で荷が重い。

VHF波を直接シアトルに到達させたときは、たしかカーバッテリー(重さ20kgはあるだろうか)を裏山に運び上げ、鉄パイプをつないで3エレメントの八木アンテナを高く上げ、テントに泊まり込みで時間をかけて運良く成功しただけ。もう、あんな重労働を手伝ってくれる仲間はおらん。
飛びやすい短波を使うとしても、単三電池で駆動する無線機でどこまで実用になるかは、運次第でしかない。

つながるもつながらないも、博打感覚で楽しんでいる分には成果ナシもまた楽しいのだが、救命がかかる非常通信となると、はなはだ心もとない。責任なんか背負えない。
ケータイ圏外で非常事態に居合わせたとき、「無線部外者」からすると、ものものしい無線機で「SOSを出したげます」と腕まくりしている無線家にどんな期待が寄せられるのかも不安要素だ。期待しないでね、と逃げ口上を用意しておかなくてはいけない。
ケータイを持って高いところに駆け上がった方が早いかもしれない。

とまぁ、頼りないところ満載のアマチュア無線ではあるが、震災列島だからこそ補完的な面で期待されているのも事実。『CQ Ham Radio』最新号で、非常通信でのアマチュア無線活用法が特集されているのも、無線家のモチベーションを少しは鼓舞してくれている。
そりゃ、できる範囲で最大限お役には立ちたいんですがね。

免許業務につきものの「裾野」のせまさはアマチュア無線のアキレス腱だから、国は国試いらずのデジタル簡易無線を認可した。全国の消防署単位でデジタル簡易無線をばらまき、24時間モニター体制をとるだけでも、アマチュア無線よりは役に立ちそうな予感がする。無線機と電源(充電池でもソーラーでも充分まかなえる)だけあればいいから、大した予算規模ではない。

今のところ、ケータイとアマチュア無線と簡易無線の「接続率」を実証した信頼できるデータはない。
災害列島なのだから、総務省はちゃんと社会実験をやって、山と海の遭難救助に何が最も確実か、調査してほしいものだ。

規格が割れているアマチュア無線に対してはしっかり行司役を果たして、だめな方式には引退勧告をするのが、電波行政の責任というものだ。
軍配がどちらにも上がらない現時点では、シンプルなトランシーバーで様子見を決め込む無線家を温存させるだけ。宝の持ち腐れである。







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こんな日でした(日記) | 06:58 | comments(0) | trackbacks(0)
冬眠明け


冬眠していた間ドロドロしたものがたまっているのか、モヤモヤムズムズするので、久々のネカフェに揉まれにいってきた。
マッサージ・マシンは大阪店のがお気に入りなのだが(同じチェーン店なのに店によってマシンはちがう)、神戸の方は新型機が入っていた。揉み幅や位置は細かく調節できないものの、音は静かでソフトタッチ。
あいかわらず、コテンと寝てしまい、1時間のつもりが2時間たってしまった。一応、安上がりにスッキリ。

となりのブースには乙女が入居(笑)していたようで、くしゃみも必死におさえ、息をひそめて滞在していたようだ。
そこへ、店員が呼ばれて、大きなクッションだかオットマンだか、ゴソゴソ運びこんでいる。マッサージ・チェアがどんと押しこまれているから、ほとんどスペースはない。
「入りますかねぇ」「そちら、だいじょぶですか」と店員を四苦八苦させながら、スイマセン、スイマセンと恐縮していた乙女の姿形はわからずじまいだが、ごろ寝ブースが満席でしかたなく回ってきたのだろうか。

やはり、この席は揉まれて悶えるための高い料金なんですが。
お隣りでウィ〜ンとマシンを作動させる気配はなかったから、どうしても静かなフラット席にしたかったのだろう。

大阪の方はキーボードをカシャカシャ叩く音がつきものなのにくらべ、こちらはソフトクリーム食べ放題だから(のせいか?)客層の女子率は高い。
ぜひ、最新マッサージ・チェアで仰向け腹ばいフルコース(!!)で揉まれて悶絶する悦楽の空間として活用していただきたいものだが、若いうちはそこまでのニーズはないのかもしれない。

王将にもサイゼリヤにもファミレスにも増殖中の一人オバサン客が、意外とネカフェにはいないのは、小金持ちになるとなんちゃらサロンの類が安住の地になっているせいなのか?
シューカツ女子ふうの金欠少女が狭い空間に数百円を投じているのも、なんだか世相ですなぁ・・・と慨嘆しつつ、永遠の金欠シューカツおじさんとしては、「がんばれ」テレパシーを送っている。勝手にシューカツJDと決めつけますが。

これぐらいの苦労はしつつ、OLになったらなったで異次元の苦労が待っている(だろう)から、その助走期間はバイト代を工面しながらがんばってほしい。
僕が大卒時の初任給は今とほとんど変わらない。カテキョーや塾講師のバイト単価は大幅ダウン。子供が減って大学生講師が余りまくっているアンバランスもある。大学生の責任ではないから、叩いてぼやくのも気の毒だ。

下宿学生への仕送り平均額は90年代初頭をピークに下がる一方。自宅通学生にも共通して、単価の安い接客仕事に割く時間が増え、勉強どころではない。
少し長い目で見ると、こういう大学生を新卒にこだわって採用し続ける企業に明るい未来はないと思うのだが。

現地語に加えて英語、日本語も学んでトリリンガルでシューカツをしている留学生の生命力には敬意すら覚える。少々やかましくても、行儀が悪くても、打たれ強さは武器である。
妻子同伴で来日してシューカツ中の留学生なんて、同じことを日本の若い夫婦には真似できないだろう。

敵視しているヒマがあれば、日本語だけのタコツボ、同い年ばかりのぬるま湯から出てラブ&バトルな世界に踏み出すのも必要。
おっと、横道にそれてしまった。
今日も頭を揉んでもらうとするか。




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こんな日でした(日記) | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0)
マニヤバーというビジネスモデル


酔い覚めさわやかに、早起きして朝食。目覚めと同時に腹が減っているのは、低血圧なのに謎でござる。
もずく、ざるそば、納豆、マテ茶で充電して今週の録りだめをエアチェック。
たまたま、今週の「せのぶら」は元町界隈、「よ〜いドン」は三宮界隈、と神戸にビンゴだった。6chと8chが談合してるのか?

はちみつ君がおびき寄せられた人間国宝さんは強烈だった。
サイエンス・バー「バサラ」を標榜する東門街のサティアン。
マスターは脳梗塞で大学の助教授をやめて水商売に転向したと自称する。調べてみると、まんざらウソでもないようで、九大出身の生化学者らしい。
ついでに、毀誉褒貶が渦巻いている。激しい中傷と絶賛が入り乱れて。

1ヶ月の平均売り上げが20万そこそこで、ホステス二人を雇って、どうやりくりしているのかも謎。おいおいおい、東門街だと店の家賃も30万かそこらはかかるでしょ。
資金が枯渇するまでの、絶滅危惧種のようなバー・・・のような、アジトのような、やはりサティアン。
店のサイトも、どんなメタ・タグで情報収集しているかわからん(!?)ので怖くてアクセスできません(もう手遅れ)。リンクは張りません。

ギトギト濃厚なマスターとはミスマッチな二十歳の乙女が雇われて、マスターを補佐するサイエンストークをするらしい。そのテーマは、マスターが伝授する。
円広志が思わず突っ込みを入れていた。
「これ、マスターのプレイちゃうの」と。
ストライク!!

わかるなぁ。あの匂いに反応する男心も、突っ込みたくなる心境も、そしてズバリ見抜かれたマスターのリビドーも。
メイドカフェは、経営者が裏からメイドを操って客引きをする。
バサラは人形浄瑠璃か。決して黒幕ではなく、顔出しでマスターが糸を操り、その糸からホステスへ森羅万象の知識が注入されている。

これが、この店の本業ではなかろうか。
器はサイエンス・バーでもサイエンス・カフェでもサイエンス教会でもいいわけだ。

これは応用がきくね。
鉄道バーにシガー・バー(これはすでにある)、ラジオ・バー、カメラ・バー、天文バー、自転車バー(飲酒運転はイケマセン),etc,etc・・・。
どれも、男の道楽である。いや、そうでなくてはならない。
接客するのは、意外や意外な乙女。このギャップが売りになる。

なあに、接客する相手がいなくてもいいのである。本業は「従業員研修」なのだから。
研修担当など、マニヤ客が喜んでやってくれる。金を払って。
黒幕が後ろから操り、店で客が知識を注入したくて日参する。後ろから前からサンドイッチ。こうして、かせげるテツ子、ラジ子、星子、チャリ子、煙たい子(笑)が磨かれていく。

これならできる。
ったって、初期投資する財源などないので、出資者を募りますか…一口100万ぐらいで。
同伴出勤させろ、テイクアウトさせろ、「駅弁」ぐらい一緒にいいだろ、通電させろ(!?)、とワガママは言わせません。
投資家への配分は、せいぜい握手券ぐらいさしあげましょう。
出資者募集中。





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