2012.06.30 Saturday
駆け込みで生レバーに走って食あたりしていた博多の家族にはお見舞い申し上げつつも、まぁゲテ食はなくなればよろし。こんにゃくで代用するのがヘルシーかつ安全でよか。
夏になるとスタミナ食を求めるのも道理で、日本人はウナギと決まっておるのだ。ジュージュー焼いて、芸術的な味と香りのハ〜モニ〜をいただくのが日本の夏キンチョーの夏というもので。
それが、今年はウナギの水揚げが激減して値段も高騰しているとか。
なんとか戦艦大和君の生物資源研究が実を結んで、ウナギの群生海域が発見されることを祈るばかりだ。一人で精をつけることばかりいそしんでいるようだが(笑)。
「東海地方の物価を押し上げているのは、ウナギのかば焼き」という仮説を、大まじめに三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発表していた。
6割も値上げしているのに、ちゃんとしたウナギにこだわる消費者が多いらしい。ひつまぶし愛は、デフレを食いとめる愛知魂なのか。見上げたものだ。ジャンクフードに走ると、食育の上でもろくなことがない。子供にこそ、いいものを大切にいただく習慣をつけさせてあげたい。
焼き肉さえ、我が家ではハレの日のごちそうだった。そもそも、今ほど焼き肉店はなかったと思う。
たまたま引越し先の近所に焼き肉店があったので、月に一度ぐらい家族で出かけるぐらい。夏は赤い旗の団体で鉢伏高原に出かけて、資本主義大国由来のBBQを楽しむ(笑)のが年中行事になっていたものだが、発育不良のコむずかしい息子に育て育てと肉をふるまってくれる親心は伝わってきた。
ふだんは、ハンバーグさえ食うことはなかったし、神戸ビーフなんてどこの世界の話なんだか、口にすることはなくて、今もない。
シーフードは、釣ってきた淡水魚を唐揚げにしてもらったり、山菜を採って和え物にしたりして、これはうまかった。
家族で牛や豚を狩りにいくことなんてないから、できれば海の恵み、土の恵みを家族で楽しむのが平和でいいと思う。流通システムがわけわからん食肉より安全だし、流通が逼迫すれば自分で調達しにいくこともできる。
生レバーごときで国に八つ当たりしている肉ジャンキーは、自分で飼育して屠殺しろっての。新鮮だよ。
エビやカニになると、漁業権の問題もありそうだから、自家消費する程度しか獲れないと思うが、山が迫って海岸に面した寒村にマイホームだと、がんばれば自給自足も夢ではないかな。素人の浅はかさかもしれんけど。
乳牛は無理でも、ヤギなら飼育もできるかも・・・と変な夢を見させてくれる楽しい新刊に出会った。
これは、またあらためて。
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