solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
エビフリャーもあるがも


駆け込みで生レバーに走って食あたりしていた博多の家族にはお見舞い申し上げつつも、まぁゲテ食はなくなればよろし。こんにゃくで代用するのがヘルシーかつ安全でよか。
夏になるとスタミナ食を求めるのも道理で、日本人はウナギと決まっておるのだ。ジュージュー焼いて、芸術的な味と香りのハ〜モニ〜をいただくのが日本の夏キンチョーの夏というもので。

それが、今年はウナギの水揚げが激減して値段も高騰しているとか。
なんとか戦艦大和君の生物資源研究が実を結んで、ウナギの群生海域が発見されることを祈るばかりだ。一人で精をつけることばかりいそしんでいるようだが(笑)。

「東海地方の物価を押し上げているのは、ウナギのかば焼き」という仮説を、大まじめに三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発表していた。
6割も値上げしているのに、ちゃんとしたウナギにこだわる消費者が多いらしい。ひつまぶし愛は、デフレを食いとめる愛知魂なのか。見上げたものだ。ジャンクフードに走ると、食育の上でもろくなことがない。子供にこそ、いいものを大切にいただく習慣をつけさせてあげたい。

焼き肉さえ、我が家ではハレの日のごちそうだった。そもそも、今ほど焼き肉店はなかったと思う。
たまたま引越し先の近所に焼き肉店があったので、月に一度ぐらい家族で出かけるぐらい。夏は赤い旗の団体で鉢伏高原に出かけて、資本主義大国由来のBBQを楽しむ(笑)のが年中行事になっていたものだが、発育不良のコむずかしい息子に育て育てと肉をふるまってくれる親心は伝わってきた。

ふだんは、ハンバーグさえ食うことはなかったし、神戸ビーフなんてどこの世界の話なんだか、口にすることはなくて、今もない。
シーフードは、釣ってきた淡水魚を唐揚げにしてもらったり、山菜を採って和え物にしたりして、これはうまかった。
家族で牛や豚を狩りにいくことなんてないから、できれば海の恵み、土の恵みを家族で楽しむのが平和でいいと思う。流通システムがわけわからん食肉より安全だし、流通が逼迫すれば自分で調達しにいくこともできる。
生レバーごときで国に八つ当たりしている肉ジャンキーは、自分で飼育して屠殺しろっての。新鮮だよ。

エビやカニになると、漁業権の問題もありそうだから、自家消費する程度しか獲れないと思うが、山が迫って海岸に面した寒村にマイホームだと、がんばれば自給自足も夢ではないかな。素人の浅はかさかもしれんけど。
乳牛は無理でも、ヤギなら飼育もできるかも・・・と変な夢を見させてくれる楽しい新刊に出会った。
これは、またあらためて。




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こんな日でした(日記) | 17:10 | comments(2) | trackbacks(0)
列島珍事件簿!!


その1
神戸大の教育学部は発達科学部と名前を変え、宮崎大学は教育文化学部。
「文化」がクセモノだな。不倫は文化だ!とホームランを放つアニキもいるし、サブカルチャーといえばなんでもあり。

そこで浮き足立ってしまった准教授がいた。
教え子の女子学生たちの上半身裸の写真を野外で撮影し、写真はCGで「体を毛で覆うような加工」をして論文に書かせたんですと。
センセイは解雇されているから詳細は不明だが、やりかたが中途半端だな。

やりたかったことは手に取るようにわかる。
猥褻と芸術のボーダーを揺さぶるような表現実験を、1980年前後に「写真時代」がやっていた。
陰部に生える毛は猥褻物陳列のカドで取り締まる!と警察当局。
それなら、どこまでが陰部だ?と写真に毛を書き足して、「スクール水着のようなヘア」ヌードもあったっけ(笑)。さあ取り締まってみろ、と。

それは毛1本で騒いでいた時代だからこそ映える諧謔だったが、いまどき蒸し返しても「それで?」としかならない。
教え子に研究をさせたい使命感と、教え子を研究(鑑賞)対象にするスケベ心がごっちゃになっとる。浅はかですな。教え子に第三者を対象に実験させるよう導くのが研究指導者の腕の見せどころですやん。
クビになったセンセイ、私塾でも開いてはじけて下され。

その2
五十代半ばで医学部浪人か…
どうしてもどうしてもどうしても医者になるのじゃ!とふんばるミドルは、ある程度まとまった現金はある。そこにつけこむ裏口入学詐欺は、この1件だけでは終わらないだろうね。

「医学部入学を目指して十数年間勉強していたが合格できず」の時点で、人生あきらめが肝心、と悟らなかったのだろうか。それほど頭が悪いのは、ずばり「向いてない」んですよ。
あげく3000万円で裏口入学を依頼するなんて、詐欺師も悪いが依頼する側も罪に問われるべきではなかろうか。

40歳手前の紳士が仕事をやめ予備校で学びながら、某一流私大の医学部編入をお試し受験されたことがあった。文系とはいえ、もともと頭がいい上に猛勉強をされたので筆記試験は合格。面接で聞かれたのも「学費1300万円は出せますか」だったらしいので、ほとんど合格といえそうなのに、ご家族とも相談して断念された。
彼が医師になったあかつきには、診察室でセンセ、センセと呼び合えるかもしれない場面も楽しみだったのに残念。

だから、腹をくくって2〜3年計画でちゃんと予備校に通って勉強すれば、少し学費の高い私大医学部のどこかには引っかかるのではないだろうか。
金で解決しようとするおっさんは、まちがっても白衣を着てほしくない。

還暦あたりで医学部に正しく合格したのに入学を拒否されたオバサマの訴訟騒ぎも聞いたことがあるが、うーん、年齢を理由に医学部が入学拒否するのは正しいかどうか、悩ましいところだ。
一人何億円もの国費が投入されて養成された医師が、何年がんばればペイするのか、ちゃんと算出してほしい、その上で、「医師になって最低何年は臨床に就くこと」を条件に、入学年齢制限を示せばいいのだ。
入試をクリアする学力と社会経験を総動員すれば、いい医者になれる可能性は高いが、「伸びしろ」を考えると、合格切符は子供ぐらいの世代に譲った方が投資対効果は大きい。

そもそも、医学部→医師免許→臨床医と直結したキャリアパスが固定されているのもおかしい。医学部を出て医師免許を取らずスポーツ指導者になったりIT技術職に進んだりするキャリアも、欧米では珍しくないようだし、逆に畑違いの職種から医師になる道もあるようだ。もともと、法学部や経済学部や工学部を出てから医科大学院に入るのが「あちらの常識」だから。
18歳で医師の道一本に固定してしまう日本の医学部卒業生は、つぶしがきかない。医学部出の小学校教諭なんて変わり種も、いていいと思うけどね。

その3
ほほえましい悲劇というか、とばっちりというか・・・キラキラネームの新入社員が、企業に敬遠されている。
親のエゴで、子供が迷惑してますぞ。
夜刺悲虎くんも悲露刺くんも、悲露魅ちゃんも芽愚魅ちゃんも。あ、これキラキラではなくヤンキーか。

キラキラネーム社員と平凡ネーム社員の能力がどう違うのか、ちゃんと比較実証したデータがないと、キラキラした本人が傍迷惑を被るだけですな。人事部O沢副係長としては、「叙杏奈」「栗須照る」なんつうOLには、ちょっと身構えてしまうけど。

逆に、渋すぎるネーミングも名前負けしてしまう。龍馬や隆盛も、どうかと思う。「麿」がつくのも、芸人の彦摩呂、きみまろが出てくる以前は、おっかなびっくりの扱いをされただろう。

からかいをはねのけるオーラは、やはり取得困難な姓から放たれる。東久邇さん、後鳥羽さん、建礼門さんなんて、うかつにリストラすると矢が飛んできそうだ(汗)。

個人的には、風大左衛門のような男子には期待してしまう。「介兵衛」系の名前は得をするのではないかね?
やはり和風がいい。
だから、うちの長女は葵ちゃん。





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こんな日でした(日記) | 15:58 | comments(0) | trackbacks(0)
大阪府ねこ町ならいい


市名を売りに出して名を売った泉佐野市が、笑える税制。犬税を条例案提出ですと。
いや、笑うつもりはない。
犬の糞の清掃コストさえお荷物になっている市の財政がにじみ出ているではないか。まじめな話、怠慢な飼い主の尻ぬぐいを、飼い主でない市民が税負担している丼勘定がおかしいのである。

犬の糞ぐらいの処理費用はうやむやになっている自治体がほとんどで、それはそれで飼い主の尻ぬぐいというより、街の衛生美化のためのコスト負担と考えると、ぎりぎり理解はできる。踏んでしまう市民、食べてしまう幼い市民を一人でも減らすための防衛費(笑)として。

そのコストは、愛犬を外に連れて出る飼い主に負担していただきましょう。至極ごもっともである。
犬も気の毒だわな。
わたしゃ犬は嫌いでもないし実家で飼っていたから、立派に家族の一員になるのはわかる。目の中に入れるほど猫かわいがりしてしまう飼い主もいる。
もしかすると、赤ん坊は犬と一緒に寝たほうが幸せではないかとさえ思う(パパが寂しがってますから)。犬は無二の親友になれる。

わが家のお隣りさんも大の愛犬家で、自由放任主義者らしく、昼夜かまわずマシンガンのように吠えつづけた。
おまけに、下手くそなピアノを開けっ放しの部屋で叩くように弾く娘もいて、その3m横で受験勉強をしていた僕は、確実に偏差値が11ぐらい損をしたと思う。犬が人生を変えるのである。

犬には被害者の願いも念力も通じない。犬そのものを憎むつもりもない。
その犬が死んだら死んだで、「次の犬」がまた自由放任で育てられ、飼い主は無駄吠えに目を細める・・・ことに変わりはない。
犬を見れば飼い主がわかるように、駄犬にするのは駄目な飼い主なのである。

だから、だらしない飼い主のしつけにコストをかける方が賢明だ。インセンティブも考えて。ちゃんと犬尿を水で流している飼い主は、通りすがりの市民が写メで役所に通知する。
飼い主は、犬とのツーショットを役所に登録する。通報された「いい犬ね!」ポイントが高いほど税控除を受けられる。とか。
これなら、正しい愛犬魂が育つのではないだろうか。

愛される犬と尊敬される飼い主が増えて、「共生都市」ができれば理想ではある。
あいにく、駄犬と横暴な飼い主の起こす事件ばかり目立つのが哀しい現実で・・・次は猫の弾圧につながりかねない。

すでに餌やり禁止条例や不妊措置が実現しているところはあれど、なかなか猫の自由はコントロールできない。まぁ、人間を噛み殺すことはないから、迷惑な人はいても危険視はされない。そこが野外猫の人徳(猫徳?)だろうか。

環境さえ許せば、あひるやペンギン、ふくろうを家族にしたいところだが(イルカを飼う野望はほとんど断念した)、「放し飼いせずに」となると大変だ。
ご近所の子犬をつかみ捕ってきて食っている福郎クンは、アイドルから一転、悪魔とされかねない。
猫の次は、あひるにペンギンで内定だな。





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こんな日でした(日記) | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0)
電話ログは味気ない


ふだんは*月*日何時台に何件、とだけわかるこのJUGEMのアクセスログが、唐突に詳細版を公開している。
最初ケータイで見たとき、わけわからんレイアウトになっていたので面食らった。
使いたい人は、有料に移行してねという月末限定の販促キャンペーンらしい。

ブラウザの内訳はIE、FF、あんドロあたりで大半・・・かと思いきや、不詳が約半数もある。なんじゃこりゃ。
アクセスしてきた端末の解析も、ちょっと意外だった。
6月1〜26日の分をみると、
PCから8852
ガラケー1111
スマホで506
てな調子。

この割合は数ヶ月ほとんど変わっていないので、PCの画面でじっくり見ていただいている方が大半なのだとわかったのは、わすかな収穫か。
へ〜、と思った以外に活用のしかたもわからんので(アフィリエイトも何もやっとらんし)、追加料金を払ってまで利用する気にはなれませんなぁ。

猫も杓子も犬も定規もスマホスマホスマホスマホスマホスマホスマホスマホ!!に流れて、皆うつむいて歩いているように見えるのに、そんなスマホ族にこのブログは選ばれていない、てだけのことですな。
「画面スクロールするほどの長い文は頭に入りません族」のためにはツイッターがあるから、棲み分け・使い分けすればいいわけで。

仕事のブログはコアな読者が少数いる反面、「ここにあなたの求める情報・回答・データがある」と知らせても、指1本の行動にさえ出ない大多数もいる。
別に P to P で伝わらなくても、だれかの役に立てばいいので、「大多数のだれか」から届いた問いに答えるのを開示しているだけ。
感想は紙で届く。
このデジアナ・ハイブリッドが、なかなかいい感じ。

親子ほど世代が隔たる老若男女が1つ屋根の下に机を並べているので、これだけで集合知の孵卵器になるのだが、見えない分断はつきものなので、決して団結しているわけではない。
友達を演じている隣人より、ネットの中の集団や個人に繋留されている人がいるのも、今どきの学生気質かもしれない。90年前後の教室と見た目は同じように見えても、いまやポケベルを見ている子はいないし(笑)。

それでも、「メディア友達」は昔からいて、もしかすると平安時代からあった「ふみの友」は健在だ。
初回に「ケータイメールなんかより、文通こそ相手の人柄がわかるぞ!」とけしかけて失笑を買ったのだが、文通のいえば『文通』の著者の吉村達也さんが亡くなっていた。ミステリー作家らしい幕引きのしかたには敬意を覚える。遅ればせながら、ご冥福を祈りたい。

いま僕が「文通」している初老の無線少年は、シューカツ相談で電話を下さる。そういえば、電話で話すことなど、身内でもめったにないし、あとは職場の緊急連絡ぐらい。
職場コールはだいたいビジネス時間帯だから支障はないけれど、生活パターンの違う人生の先輩からの電話は、不運にしてどうも間が悪いタイミングでかかってくる。
ぼちぼちメールを開通させてくれんかな?と思うワタクシも、わがままといえばわがままですな。





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見た聴いた受信した(メディア評) | 17:24 | comments(2) | trackbacks(0)
笑悲税試案


かなんなー、消費税騒動。
党利党略・政局うかがい・私利私欲で動いている議員センセイたちから強硬採血したところで、ドス黒い血しか集まらんぞ。

それでも、可決は可決。
これをいいきっかけにして、一郎センセイは役立たずのガールズたちを連れて、イエスの方舟にでもなってくれればいいのだが、未練がましく居座るつもりらしい。あきれたぞ。
選挙で禊ぎ落とされて、二度と永田町を振り向かず遠い世界へ去っていただきたいものだ。

もともと結束させるより分裂させるプロをかかえこんだ政党の、当然の行く末とはいえ、ダイエットした眠酒党は、痔眠党と大連立できる可能性が高まる。
「もと自民」だらけの眠酒党だから、「おかえり〜久しぶりだね」と握手する古顔もいたりする。そうなったらなったで、今度は痔眠党も分裂しかねない。

連立の議席が400弱と仮定すると、この圧倒的な勢力範囲に立ち向かおうとすれば、一郎センセイは、なんだか妙に主張が一致している瑞穂センセイと合体するウルトラC党を結成してみますか?
ありえないような、見てみたいような・・・うれしいような、哀しいような・・・(笑)

社会保障目的税は、世界一の高齢大国では避けられない選択肢だろう。反対派が訴える「国民負担の前にすべきこと」も確かにあるが、どっちが先かではなく、同時並行でやるべきことだ。
公務員制度改革も社会保障制度改革も、完成などありえないから、その後に増税だといっていたら、永遠に低負担低福祉のまま。

垂れ流し社会保障のムダは、それはそれでしっかり引き締めて、公正さを高めてほしいが、消費税も公正にかけていただきたい。

公正というのは、一律5%、8%の悪平等を正すこと。理念の見えるメリハリをつければ、国民も納得すると思いますがね。

コープには非課税、ブランド店には25%とか。
自転車には非課税、クルマには10%とか。
扇風機には非課税、エアコンには15%とか。
狭小住宅には非課税、豪邸には40%とか。
猫には非課税、犬には3%、ドーベルマンなんかにゃ100%。

水着は面積と消費税を正比例させる!

うーん、こんな公約をかかげて総選挙に出ると、10万票獲れるかどうか。
夏を越せば、一気に解散総選挙モードだ。
エア立候補の準備もせねば!




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政治 | 22:29 | comments(4) | trackbacks(0)
敵も味方も見方次第。的な?


シフトが変わり、月曜日にどーんと疲れた。
バングラデシュで中休みを取り、鋭気を養って後半戦。これが重苦しかった。カレーの消化が悪い。

これも、別に「つらい仕事をぼやく」わけではない。むしろ、この仕事のおかげで、世の中こんな人もおられることがわかるわけで、出会いに感謝・朝日に礼拝するばかりである。
ちょっと「位相」をずらせて例示すると・・・

たとえば僕が、在日韓国人の友人キムさんと他意のない会話をしていて、「昔はやった時代劇の遠山の金さんって、おぬしの祖先かね」と突っ込みを入れて(茶化して)、「そうかもしれんで〜」と返してくるようなやりとりがあったとする。

これを、「遠山のキムさん捕物帳」と戯画化すると、敏感に反応する人権活動家がおられる。不見識な言葉遊びである!と裁かれるんですな。
おそらく、人権判事はご自身「ブラックリスト」も「裏日本」も「エスキモー」も死語リストに入れ、障害者は障がい者と書き、ハゲもデブもチビも愛する聖人なのであろう。・・・と、そんな突っ込みはさておくとして、彼女(たいてい女性のようだ)の立ち位置がわからない。
被差別者に寄り添う守護聖人か?

こうした自覚の持ち主は、裁いた被告に「あなたも同類だよ」と指摘されると逆上する。

差別者――――――守護聖人+被差別者

と思っている距離感覚が、実は

差別者≒守護聖人――――――被差別者

であったりする可能性は、「あってはならない」。
ひょっとすると、

守護聖人――――――被差別者+差別者

かもしれなくても、絶対に受け容れられない。
実際に、人間のできた精神障害者に心ないツッコミを入れて笑っている僕に「ひどいですよっ!!」と憤慨している福祉な人を、「まぁまぁまぁ、俺たちの間に入ってこんでええから」となだめて遠ざけ、大人のスタンスで構えている「障がい者」もいる。
もちろん、そうはならないナイーブな被差別者もおられることは気に留めておく必要があるので、初対面でいきなりツッコミを入れたりはしないが。

守護聖人が「気の毒なマイノリティと心ないマジョリティ」との間に介入してくる動機はさまざまだから、背景事情をよくうかがって、それぞれの立ち位置を共通の理解にしておきたいところではある。
敵味方を自分の都合のいいように割り振っても、敵が自分の味方と仲よくなったりすると、立場がなくなる守護聖人は、振り上げた拳を下ろせなくなる。

また、「巨悪に立ち向かう弱者の権利擁護者」となる資格がほしくてたまらない令嬢もいて、試験を受けて○○士になる人はそれはそれで勤勉でいいとは思う。でも、ここでいう「守護聖人として当事者に認められる資格」は、厚労大臣や法務大臣が認証する資格とは、本質的に意味が違う。

中には、有資格者こそ自分を救済してくれる頼れる守護聖人だと考える当事者もいるかもしれないし、制度的にも、当事者を専門分化した○○士、○○師が囲い込むかのような枠組みができつつある。
勘違いのモトである。

○○士、○○師は、できないこと、自分に欠けている資格を直視してほしいと思う。
敵あるいは「わかってない素人」(だと決めた一般人)から学ぶこともあるはずなのに、それはシャットアウトした分、目上の、肩書きの立派な専門家には平身低頭であったり、当事者に同情したりする感情配分が働くようだ。本当の当事者は、だれなのか?
自称守護聖人は救われない。囲い込まれた当事者は浮かばれない。

なにより、その場で言葉にして尋ねて確認すればあっさり解決することを、封印して腐らせてしまうコミュニケーション下手は多い。本当に多い。
百の言葉を尽くして、理解しあえる糸口が1つ見つかるかどうか…というのが現実だろう。
言葉を抜きにわかるなんてエスパーはいない。
自称エスパーは五万といても。





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こんな日でした(日記) | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0)
樹下に集う人々


不義理を続けていた建築家さんから直筆の案内が届き、店の催しをのぞいてきた。
ご自宅には何度も友人たちと押しかけ、朝まで飲み食いしていたものだが、職場は初めて(まだ本丸の建築事務所は知らない)。
天文愛好家を招いて、音楽や自然食とコラボしてご近所さんに楽しんでもらおうと粋な企画を立てる大将は、昔と変わらず幸福の磁場をビンビンに発射しておられた。

キュートな奥様とは、もう10年ぶりの再会になった。「あら〜…いや〜…何年ぶりかしらん」とウルウルして(笑)下さった。たぶん10年ぶりぐらいになるのではないか。なのに、御令嬢もチラ見して「アラ、ども」と憶えてくれていたようだ。

奥様お嬢さまが忙しく立ち回る店は、奥で亜麻の実のおやきを焼いて、コーヒーを立てている。その奥の庭に、思い思いに集まった近隣の親子連れ約30名に混じって、ハープのミニライブを楽しませてもらった。

催しのメインは、あいにくの天気で次回へおあずけになったので、また8月あたりを楽しみにするとして・・・
しかしこの会場にたどりつくのに、迷うこと迷うこと。
とにかく巨大なニュータウンで、曇りで太陽も星も見えないので方角がわからない。地図は持っていったのに、網の目のような路地をクネクネ曲がっていると、完全に方向感覚を失う。なにしろ、学校や公共の施設は要所要所にちゃんとあるのに、そこへ導く標識というものがないのだ。
駅から直行コースの倍の40分ぐらいかけて、やっとたどりついた。

何かと店も多いし、小中高までの学校は近くにあるから、この巨大ニュータウンから出ずに暮らせる住民も少なからずいると思う。逆に、よそから観光や公用で来る部外者はあまりいない(親族・知人の家を訪ねてくるだけ)のが、「標識のない街」になっている理由かな?と推理してしまった。
ま、こんな推理をしながらの街歩きも、楽しいんですがね。

ラビリンスな街に自宅と事務所と喫茶店を構え、しっかり根を下ろしておられる建築マエストロの御一家は、「兄弟のいるムーミン一家」のように仲がよく、固い絆と愛情で結ばれていて、しかも子供たちはみな自立している。部外者から見ると、家族の理想形にしか見えまへん。
マエストロの仕事と遊びのバランスは絶妙だし、遊びといっても夫婦で世界を旅するとか、溝ができないチームプレイ。遊びの嗜好が合うのは、ほんと大事やなーと思う。

根っからモノづくりが好きなマエストロの次のテーマは木造天文ドームのようで、ちょうど打ち合わせをしているテーブルに僕が飛び入り来店した形になった。
たぶん、手弁当ではなさそうな気配。実費ぐらいは負担してもらうのか、ビジネスとして受注するのか、詳しいところにはわからない。

要は望遠鏡のカバー建築ですからね。中身は天文愛好家の守備範囲。
そのドームのてっぺんには、アンテナをつけてモーターで回せるようにしてもらうと、無線室にもなりますが・・・ずるいヤドカリのような案をすべりこませて、変なドームができてしまうと申しわけない。

それでも、運よく地域の名物になって、集まった科学少年少女の中から科学者が生まれれば、それも星や空のロマンとは違うロマンになりましょうて。
この夏は、悪魔のささやきをしに行くとするか♪





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こんな日でした(日記) | 17:13 | comments(0) | trackbacks(0)
はつ恋は何度でも


不意に夜中に引っかかったドラマの再放送に、おぉ照英が名演技しとるやん!と感心していたら、双子の兄貴らしい。パリ医科大学のスーパー外科医を熱演している。ヘロインは木村よし乃。

よくある「同級生との鯉が再燃する主婦」モノは、子供の鯉バナよりターゲットが広いせいか、いまや連愛ドラマは不倫スパイス抜きではおもしろくない。といっても、ドラマをぢっくり見たのは「結婚できない男」以来のことだから、いまどきドラマ業界はよくわかりません。

「はつ鯉」の絵づくりは完全に「よろめく主婦」目線なので、かったるさも感じたのは正直な印象。うーん、ふつうスーパー外科医なら仕事で頭いっぱいで、元カノがたまたま患者で執刀したからといって、再燃した鯉にうつつを抜かすかなーと野暮なつっこみを入れつつ、ウルウルさせて(結局しとるんかい!)もらった。

照英の元妻がサトエリで、いかにも悪女。旦那の火遊びと、元カノの幸せな家庭に忍び寄る黒い影になりよる。かなんなー、こんな元妻。
名医なら、証拠を残さず無事に眠らせておかねばなりませんよ。そこは日本平穏協会ドラマ、悪事も情事も描き方が浅い。

男の立場としては、木村よし乃だんなか、ドクター照英か、どちらかに感情移入してみるしかない。
スーパー外科医が元カノと再会し元カノにメスを入れる気分など想像の彼方だから、よろめき妻だんなの気分ならわかる。

そもそも、ドラマのだんなは一目惚れして力ずくで結婚しているようだから、こりゃ浅いですな。男のゴリ押し婚は、たとえ盛大な挙式でお披露目しようと、ハンコをつこうと、虚構を引きずるのが宿命だ。「プロポーズされたから応じたまで」と最強の女子哲学が横たわったまま、その上に何十年か砂の城は建っている。

ドラマでも、子宝がいるのに、妻の愛情は「あっち」に向いたまま。夫への愛情はほとんど描かれていない。そこは意図してかせずかはわからんが、仮面夫婦きわきわですな。
辛うじて、「子はかすがい」になっているのと、串田和美演じる「いい義父」を介して家庭が描かれているだけで、「夫婦は演技なのラブアゲインが本気なの」が漂っている。

国民放送局が、これではイケマセン!
種牛くんをポイと捨て、一粒種を連れて元カレに走る悪妻を描ききることを希望します(ないものねだりか…)。

現実に、「あっち向いたまま」のカノジョと暮らすことになったらどうすればよろしいか。
「なぁキミ、怒らないからカレシを紹介してくれんか」と三者面談して、オープンなおつきあいに持ち込む道もある。不貞行為の当事者だから、貸しはできるわけだ。グイグイ責めて、家族ぐるみでホームドクターになってもらうチャンスかもしれない(笑)。
ひょっとして、だんなと外科医ができちゃったりすると、悪妻は不幸なんだか幸せなんだか・・・(ギョギョッ!!)。

別に色鯉沙汰ではないが、僕の幼な友達で、家族ぐるみで仲がよかった同級生が、北大医学部に進学して行方不明になってしまった。といっても立派な医師になっているのは確実だが、平凡な名前だから、医師検索してみても海外を含めてズラリズラリ出てくる。
とにかく清廉で人柄もよく、ヤツになら愛妻を奪われても両手で白旗を揚げる。親友にこそ、カノジョを執刀していただきたいとさえ思う。男の友情とは、そんなもんである。

友情というのはおこがましいが、腫瘍内科医や消化器外科医、緩和ケア医、小児科医、精神科医は懇意にさせていただいているので、妻には紹介状を自分で書いて(こんなもん無力だろうが)持たせるよ。
家主さんであった産科医はこの世を去ってしまわれたので、順番からするとまず周産期の専門家と御縁がほしいところだ。

たとえカノジョが主治医と特別な仲になったとしても、とりあえずは当人の健康第一だから、治してくれるドクターとの関係は重要だ。妻子とは他人行儀でも主治医に全幅の信頼をおいたまま命を全うした父の血をワタクシは継いでいるのである。

患者の主治医への信頼が色鯉感情に転移することも、何万もの患者と接してきた「あちら側」は処世術としてわきまえてますわいな。ドクターに鯉してしまった女子も、冷静になれば自分が one of them なんやとわかるだろうし、完治したら「お世話になりました」「お大事に」できれいさっぱりとなるのが、まぁ普通の医師患者関係ではないかと思いますがね。

それでもT先生(同級生)に走っていく妻であれば、それも運命。彼女を幸せにしてやってくれ、と男の約束を交わします。
大丈夫、わたしゃ娘と二人で生きていきます。ナハハハハ







こんな日でした(日記) | 15:17 | comments(2) | trackbacks(0)
腹立つなり!?


世界的に珍しい、軍隊が経営する職業野球チームが日本にあるようで、軍隊の現場監督がハニートラップにひっかかりよった。実にわかりやすい墓穴を掘ってみせてくれた泣き虫ボーヤである。

またその言い訳が子供じみている。やめた上司に罪をなすりつけようとするのも、往生際が悪い。
正直にいいなさい!と軍のお偉方から迫られて、「やりました」と認めたのはいいとして、「893とのつきあいはありません」は苦しい。
たつのり君ねぇ、ハニートラップの黒幕まで確認してパンツ脱いだわけではなかろ?
やった相手がだれにリークしているか、「わからない」が正確なところでしょうが。

グレーなところを白を言い訳すると、クロとわかった時点で結果的に二重のウソをついたことになる。そこまで計算しているのがトラップなんですよ。

ゆすりの手口が、ハニーちゃんの日記だというから、これまた懐かしい昭和の情事ですな。
それらしく情事の日記とやらを書いてゆすれば1億払う甘ちゃんだとPRしてしまったわけだ。あほかいな。

僕が軍の幹部なら、「よく似た日記」を48パターンほど書いてばらまくぞ。本物が本物らしくなくなる撹乱作戦。
ゆすりたいやつは、出るとこ出て証明しなくてはいけない。法廷で堂々と恐喝するか?(笑)

ただの浮気なら、まぁ人気商売だし、チヤホヤされているボーヤの若気の至りってことで、「女房に土下座しましたよハハハハ」ですむ。某合衆国元大統領を見習えって。
ただね、女の影に男あり。
はじめから黒い社会から送り込まれた刺客でなくても、別れるの分かれないの手切れ金だのともめると、どこにリークするかわからん。正々堂々と民事裁判に持ち込む淑女(情事にふけって淑女はないけど)あり、マスコミにチクるデビュー婦人あり、黒い社会にツーツーな地雷女あり・・・それぐらいは、たつのり君を溺愛したお父様が教えてやらんかったのか?

「危ない女」の匂いは、コーフンした男には嗅ぎとれないものだ。ここは、同性の第六感に助けてもらうのがよろしい。浮気したければ、女房に面接審査してお墨つきをもらったカノジョにしておくのが安全なのだ。
ま、そんな女房がいるかどうかは難しいところだが、常に女房が1位のポジションにあれば、2位3位がなくて4位5位と火遊びするぐらいは「有名税」として許してしまう聖女はいるかもしれない。

軍人でない一般人の妻子餅の苦労は、やっと監督も実感したことだろう。いったん紙切れにハンコついてしまえば、建て前として火遊びはできない(火遊び気分を1回数千円で楽しめる店もありますがね)。皆さん、苦労なさっているのだ。

代償を払うつもりで素人との火遊びに飛び込む冒険家もいるにはいるが、妻子餅と自己紹介したとたん「ゆすりどころ」をさらすことになる。
「既婚者はステキ」とのせられて欲情してしまうと、モンシロ蝶が一瞬にして毒蛾に変身することもあるとですよ。

あどけないモンシロ蝶には、ゆするなんて自覚はない。「知られたくなかったら金よこせ」は犯罪になるから、「私、口は堅いから大丈夫」なんてこと(裏読みすれば恐喝そのものなのだが)おっしゃる。
大人の男なら、「私、今は口が堅いから」と解釈しなくてはイケマセン。

間抜け男の職場か住所を知られた時点で「暴露するポイントはここだよ」と教えているようなものだし、今ならSNSを検索されてしまう。
僕も、火遊び相手には米空軍パイロットでエリザベス女王の甥だと自己紹介しているが、いつばれないかとヒヤヒヤものである。もっとも、妻子餅ではないから火遊びにはならんけど。

ばれて人気者になる達人は、やはり通信社の社長ですなぁ・・・
と、結局あの方の人徳(?)が輝いて見えてしまう。
私とつきあいませんか?と独身三姉妹の真ん中が甘い罠をしかけてくると、社長!もちますかね?




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こんな日でした(日記) | 15:58 | comments(0) | trackbacks(0)
UFOある?


単3電池主義者のワタクシ、悟りを開く前はスイバル主義者だった。
今でも、回転ディスプレイと単3駆動のクールピックスが、なんやかんやいいつつメイン。
ただ、胸ポケットになんとか収まるぎりぎりサイズだから、夏は暑苦しい。
こんなとき、今はデジカメから撤退してしまった京セラさんの独創カメラが懐かしい。

KYOCERAブランドのは冥界の杉本彩に貢いだ後、CONTAXブランドのSL300RTを使っていて、これは何の不満もなかったのだが、行方不明になったまま。
これを改良して、結果的に最終モデルになってしまった∪4Rは、短命で市場から消えてしまった。
在庫僅少のころ、3万も4万も市価が吊りあがっていた。

それが5000万円に吊りさがっていた(!?)ので、ポチってしまった。
クロネコさんから受け取って、動作チェック。問題なし。
SL300RTのつや消しダイキャストボディはソリッドな高級感があったものだが、UFOはプラスチックで安っぽい。本革貼りは先代から受け継いでいるけれど。

あまりにも小さな十字キーは、使いこなしていたはずなのにやはり使いにくく、誤反応もたびたび。これは慣れるしかない。
ついていた電池も、いつまでもつかわからんが、幸い新品がサードパーティーから買えるので、入れ替えてしまう予定。
ファームウェア書き換えも、京セラさんはサポートしている。

発売されて、たかが8年、されど8年。デジカメ界だと、もう2世代ほど前のコンセプトといえるかもしれない。
ただ、スイバルの伝統が風前の灯なのは、寂しいやら悔しいやら。
ローアングル撮影をよからぬ用途に使いたい野望の主は、ローアングルでよからぬ用途に使うつもりか?と自分の邪心をワタクシに投映するものだが、「よからぬ撮影」はどう見たって怪しいポーズだから、人生を棒に振る愚か者ではない。

むしろ、ウェストレベルで撮れるメリットをちゃんと評価すべきなのである。
自然に佇んで少しうつむいているだけで、いつの間にか撮っている音無しの構えは、フィルムの二眼レフやハッセルブラッドの達人たちが技を磨いてきたスタイル。
ところが、ハッセルの爆音シャッター(笑)なんか、音無しの構えとはいかない。
無音で撮れるデジカメの真骨頂は、そこにある。

スマホのカメラも音消しアプリを仕込んでいるワタクシであるが(ますます怪しまれるな)、写真撮影はやはり8年前のモデルであっても軽快で、餅は餅屋なんである。
京セラのこのシリーズの、連射のサクサク感は心地よい。
画素数こそ、ケータイカメラやトイデジに追いつかれてしまったスペックだが、もう普通のスナップやweb用には500画素ありゃ充分なのだ。

いつまで使えるか、スリルとサスペンスこみこみで8年前にタイムスリップした気分で試写するのも、オツなもの(なのか?)。
SDカードが1ギガまでというのも、なかなか市販品を探すのが難しくなってきた。
そのへんも、コダック一筋のフィルムカメラ愛好家の琴線と共鳴する。妙にフィルム派シンパなデジカメといえましょうか・・・
京セラさん、再参入してくれんかな?




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買いました(むだづかい) | 15:14 | comments(0) | trackbacks(0)
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