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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
やおら、やわら道に降臨


ええなぁ・・・松本薫の金メダル級の「いっちゃってる」度。
人間離れした野獣のオーラもプンプン。
僕はノーマークだったが、こんな逸材もいたとはね。

ペットは拾ったハクビシン。
妖精を見たから勝てた。
月は地球から離れていって、もうすぐ落ちてくるんです。
三度クルマにはねられたのにトカチェフで着地して無傷。
もう、たまたま地球に降臨してきた冥界の人ですな(笑)。
この調子で、リオ大会にはムー大陸代表として出てほしい。

人間として日本で生きていこうと思えば、礼儀作法だの年功序列だの義理人情しがらみだの、ややこしい蜘蛛の糸をかいくぐっていかないと燻し出される。
地球人をやめれば、「ま、あっちの世界の人だから」と放免される。
「私って、人と違うから」程度の仮性だと、すぐ化けの皮がむかれるから、真性を極めてほしいね。

今までも、日本に定住している宇宙人は、夫に総理大臣をやらせてみたり、夜な夜な輪になって宇宙語で会談していたり、小さいおじさんを全国に派遣したりとキュ〜トないたずらをはたらいてきたが、最も地球人と協調してうまくやっている有名人は黒柳徹子と千住真理子である。

講道館の創立者の子孫が同級生にいたが、彼女も僕が初めて宇宙人が身近におったんや!とのけぞるエピソードの主であった。
その講道館とつながるN中学高校からも宇宙人が出ていて、ドクターTはスーフィズムにもフリーメイソンにもカバラにも人脈豊富。

宇宙人業界はスポーツ界には新庄剛志を送り込んだが、彼はいま小惑星で骨休めしているので、久々に原石のような新星を送り込んだのが松本薫。すでに宇宙人のしっぽをあちこちでちょい見せしまくっていたではないか。気づかなかった自分が悔やまれる。

だれか、宇宙通信を送ってくれないものだろうか。
ドクターTに申し込んでみようか・・・
中華欧米モンスターに立ち向かえるのは、なでしこでも大和魂でもない。宇宙人パワーである!





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スポーツ | 15:19 | comments(0) | trackbacks(0)
ジュリ〜〜〜!!


柔道の試合は、物言いがついたり判定が覆ったりと悲喜こもごも。
ビデオ判定でも沢田研二でも何でも使って、有無をいわせない真判定をすればいいのだ。

伝統的な武道がちゃんと客観的な判定をしているのに、もう五輪競技からは落ちたが野球はあいかわらず審判に絶体権限を与えている。どう見てもボールとストライクの判定がおかしいことも日常茶飯事だし、ホームランがファウルになることもある。ビデオ判定しましょうや。

柔道の判定は、ファウルプレイに指導がついたり、決まらなくても部分点で有効をあげたりと、なかなかきめ細かく公正にやっていると思うのだが、たまたま見ていた取り組みで、審判以外のいろんな声(コーチや監督だろう)で「待て!」「待て!」「待て!」が飛び交っていた。
ありゃーまぎらわしいね。うっかり審判のマテを聞き逃せば減点されるし、コーチの指図を無視するのも度胸がいる。母国語で待たせてほしい。

そう、母国語で「ストップ」とか「引け」といえばいいのに、やたら「マテ!」なのは謎である。
マテ茶の宣伝マンが潜り込んでいるのか?(笑)

でもなぁ・・・日本を腹の底から憎悪している国も、柔道で闘って金を取るんだから、これこそ「ワザアリ友好」ではないか。国際試合の醍醐味ですな。ロンドソ2012マンセー!!
うまくいけば、柔道好きの多いロシアと柔道交流を進めて、北方四島をワザアリ島、イッポン島、ユーコー島、コーカ島と改名するぐらいまでこぎつけるかもしれない。どうだプーチン!

正直、柔道がどこまでいけるのか僕にはさっぱり読めないし、観戦のツボもはずしていると思う。
だれがメダルをもらっても、「驚き」なのか「当然」なのか、ヨロコビの発射高度が定まらないから、祝福加減もわからない。これが女子サッカーになると、「優勝して当然」なのが選手たちには重いプレッシャーだろうね。

柔道界には山下や古賀のようなスターが最近ちょっと寂しいから、57kg級あたりに木村沙織のような柔道家が出てこないものだろうか。
レスリングでもいい。
組み伏せた相手選手には、「木村沙織をいじめるな!!」と世界中の萌えファンから猛抗議が津波のように襲ってきたりして(笑)。
石川佳純がスマッシュを決められただけでも、敵には「この無礼者め!」とシネシネ光線を送っているのは、僕だけではないはずだ。
ちがうかね?




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スポーツ | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0)
とろける夏旅


輪行族はテツでもある。
ヒコーキに載せるにしても、空港まではテツ。スペースの都合で、なかなかバスは敷居が高い。
そんな中で、輪行バスを見つけた。黄金の関西⇔東京ルート。あのMKが運行している。

有明のマニヤイベントに合わせて手配というか、仮押さえしてみた。
ふつう、拘束バスの予約といえばCGIで自動処理されるサイトがあたりまえになっているのに、MKさんは「メールしておくんなはれ」「取れたら返信メールしますえ」と、ずいぶんアナログ。
人間くさいメールの何往復かで、あっさり取れた。「乗車日の前日までにローソンに入金してもろたらよろしおすえ」と、ずいぶん悠長やおへんか(うつってしまった!!笑)。

これで有明までこいで行くとして、ついでに夏は湘南だね!とサイクリング気分で世田谷チャリダーに情報を求めると、わざわざ地図と過去ツーリング記録を調べてくれた。
結果、湾岸なんか走ると暑さで溶けてしまいますよ!とイエローカード。

どうやら、東京→茅ヶ崎を続けて走るのは断念した方がよさそうだ。月曜は出勤なので、生還しなくてはいけないのに、多摩川を越えるまでにくたばってしまうかもしれない。
大阪→須磨ぐらいの感覚で構えていたのは甘かった。
そもそも、市内の須磨区から中央区まで走って半ば溶けかかったぐらいだから、大阪湾岸ツーリングさえ未達成(神戸から武庫川までが最長不倒記録でござる)。

今年は越後妻有アートトリエンナーレの開催年でもあるので、新潟もええなーと思っているのだが、ここも東京以上に距離感・スケール感がつかめない。
いつの間にか、新潟まで直通のサンダーバードもなくなっとる。不便やなー
まさか、18切符で愛車をかついで鈍行を乗り換え乗り換え進軍するのも気が重い。軟弱チャリダーにとっては、心の中の壁が最大のお荷物ですな。

伊達や酔狂で炎天下こぎつづけるのは、少年特有の冒険心のようなもの。
峠を登っていると、トラック野郎から「がんばれ!」と缶ジュースをもらったり、浜辺でくたばっていると「がんばるわねー」と長い髪のバイクライダーから誘惑されたり(笑)するのが夏のドラマってものである。
そんなドラマのひとコマが今あるとしても、トラック野郎もバイク女子も息子や娘のようなあんちゃん・ねーちゃんだったりするから、めげるわな。

修験道のようなサイクリングは、やがてバイクの免許を取るトシになると卒業するものと決まっているのに、われながら成長しとらんなぁとうなだれてしまう。
なにせ北海道までこいでいく永遠の少年52歳という男ヤモメの先輩がおられるから、引退するわけにはいかないのである。

しんどいルートは輪行でズボラするとして、いかにも「東京からこいできたぜ」とドヤ顔で湘南サイクリングするずるい作戦が固まりつつある。
悪天候でお流れになりそうな予感もするけど。




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こんな日でした(日記) | 12:07 | comments(0) | trackbacks(0)
憑いた金


サッカーの男子女子ともに生中継を見ていたが、何かつぶやこうとは思わなかった。
時間が時間だし、人に電話しまくるわけにもいかないから、ツイッターは便利なのでしょう。
この男子の試合中、世界中でシステムダウンして、つぶやけなかったマニヤが窒息死したらしい。

「読み込みに時間がかかっています」「つぶやきが糞づまりしています」と表示されることもたびたび。
なんかこう、欠陥システムではないのかね?
こんなメディアをもてはやすメディアやITジャーナリストを、僕は信用しない。

おまえだって、やっとるやないかと突っ込まれそうだが、ブログが自動的にフィードされているだけで、ツイッター社が沈没しても別に困らない。何の効用も恩恵も感じとらん。
プライベートなつぶやきと公共サーバー空間の垣根が取っ払われたせいで、「勝ったー!!なう」みたいな垂れ流しが吐いて捨てられるだけのこと。電気の無駄ですやん。

いくら欠陥・錯覚メディアであっても、敷居の低さはそれなりのインパクトを持ってしまう社会現象は否定しないが・・・日記がありブログがはやり、SNSに群れていたのが、いま大学生ぐらいの世代ではmixi離れが加速し、ツイッターが罹患率トップの標準装備らしい。みんな疲れているのか?
「圏外」エリアに出ると、1日たたないうちに窒息しかねませんな。

たとえばビジネスでも科学技術でも政治でも経済でも、自分が何か重要な情報を持っていたとして――ただTVに出るタレントになっただけでも――、街のどこかで出会った相手が、スマホを片時も手放さないこすり中毒者だったとしたら、うかつなことはしゃべれない。昔から、放送局のようなやつは警戒されると決まっている。

警戒しつつも、あえて焚きつけるようなことを埋め込んで講義しているので、学生の間では好き勝手につぶやいて尾ひれがついて飛び交っている気はする。
真に受ける人は放っておくだけで、真意は何ですか?と情報の出どころに確認するぐらいのリテラシーを持つ人だけとつきあえればそれでいい。

そうはいかないのが政財界のお偉方たちで、いきおい玉虫色の発言しかできなくなるわな。
五輪選手の中にも、うかつに差別発言をつぶやいて火だるまになっている痴れ者もいた。
ついつい気が大きくなってしまうのがスポーツ祭りの落とし穴で、だれもがキム正恩になってしまう。

そのへんは日本選手がえらい。微妙なことはスルーしとけばいい。サッカーならサッカーについては雄弁に、立て板に水のごとくしゃべっても、ライバルを挑発したり大風呂敷を広げたりはしない。応援してくれたファンの方々へのリップサービスも忘れない。完璧である。

スポーツジャーナリズムも阿吽の呼吸で、「だれぞれ語録」の類を書かせて(またはゴーストライターに発注して)もうけようとしている仕掛け人は、決して竹島問題、尖閣問題、オスプレイ問題、北方領土問題にネタを振ったりはしない。振ってみてほしいけど。

対戦した某国選手団が「トクト!トクト!」とわめいてるゼなう(笑)なんてつぶやきが流れてほしいものだが、こんな水面下メッセージが流れてこそツイッターを評価してあげたい。実は人種差別発言が渦巻いているらしいけどね。
思ったことを臆面もなく垂れ流してしまう「脳みそ、筋肉!」な人々のどなたが、金メダル級つぶやきを垂れ流してくれるか、楽しみである。









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見た聴いた受信した(メディア評) | 11:27 | comments(2) | trackbacks(0)
原始力節電所
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土用の丑だったらしい。
でなくてもウナギが品薄なのに、みんな鰻丼、鰻重ガツガツ食べるでない!!と呪いつつ、「みんなの一員」になってきた。うまかった。

ほんのこの前まで680円だった市場食堂が980円に値上げしている。4割アップは異常事態だ。
マクドでこんなことがあると、ジャンク・ジャンキーたちがキレまくるだろう。

いっときバターが品薄になったり、小麦粉高騰でコナモン屋さんが悲鳴を上げたりしたのに、喉元すぎれば…で今どこ吹く風。
価格がそれほど乱高下しなかったのは、流通過程や輸入段階でまだまだコスト高を吸収できる弾力性がある証しではないか??と疑ってしまう。歴史的な円高なのに為替差益の恩恵にあずかっている実感がさっぱりないから、どこかでだれかが差益をしこたま貯めこんでいるにちがいないのである。

円高だからこそ、石油も天然ガスも数年分ぐらい買い込んで備蓄しておけないものだろうか。賞味期限がどれだけあるかわからんけど。電力会社に買いだめしてもらって火力発電でつないでいる間に、クリーンエネルギー転換を進めてはいかがかな?

そのへんの意欲が、肝心の電力会社にさっぱり見られないのは不思議だ。
電力会社は、いつの間に原子力会社になったのだろう。原子力は電力を得る手段の1つだったはずなのに、原子力発電が目的になってしまっとる。
そんなに原発を動かしたいなら、関電は大阪中之島原発1号機を建てなさいって。社長、会長ファミリーもそこに住むんですよ。

我が家は原始力節電で彼岸まで乗り切ろうとしている。まだあと2ヶ月か・・・長いなぁ。
去年たまたま採りいれてゴキゲンに過ごせたので、よしず作戦をパワーアップすることにした。1年外に放置しておいたら、萎縮したり朽ち果てたりでスカスカになってしまっとる。
これはとりあえず茶の間のベランダに移動して、寝室のベランダ用にと、ひとまわり大きいサイズをアマゾンで買って、今日届いた。送料タダの2500円、お買い得である。

斜めに立てかけてもスッポリ窓枠を覆うのでさすがに暗くなるが、風流な香りも漂っていて、なかなかボタニカルな(?)ベランダになった。
これしきのエクステリアで冷房効果なんか望めるわけではないけれど、殺人サウナが卒倒サウナへとヒート・ダウンするぐらいは期待したい。

熱帯夜ったって、本当に26℃か27℃の外気と同じ室温になれば、エアコンなんかいらないのだ。
ところが、なかなか空気の通りがよくならないので、熱がこもる。ずっと発熱している家電製品といえば、うちは冷蔵庫しかないのに、この熱が逃げてくれない。

それなら・・・とベランダで寝られるキャンプ・ベッドもアマゾンで買ったのだが、まだ実行する度胸がない。
というより、きっとヤミツキになってしまうと思うので、文明人に戻れなくなると困る。
欲をいえば、「屋上そのもの」物件に引っ越せたら、夏はそのまま寝室になるし(BBQも毎晩やり放題だし)、冬は温室を組み立てると暖房いらずのホカホカルームになる。

壁とか屋根、ドア、サッシで仕切りすぎるのも、冷房依存を後押ししているのではないだろうか。ハウスダストやらシックハウスやら、ろくな副産物がない。
住宅メーカーもまた、オール電化とかなんとか、電力会社とズブズブだからなぁ・・・
亜熱帯ニッポンの住まい方の思想を、いま考えなおすいい機会だと思うが。






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こんな日でした(日記) | 22:37 | comments(2) | trackbacks(0)
オリソピック戒厳令


利権にまみれたオリンピックは毎度のことでも、名前さえ使うな!と商標警察が見張っている英国は、さすが監視社会先進国ですな。『1984』のオーウェルを生んだ国だけのことはある。

ユーモア重視をうたいながら、英米アングロサクソン2大国は、知的財産独占にはむやみに神経質になりよる。TDRで頭を脱いでタバコなんかふかしていたら、即CIAに暗殺されかねない。
金正恩を讃えている大きなネズミさんには、どう手出しをするつもりかね?

日本なら、札幌でも長野でも五輪真弓を封印するなんてことはしなかったが、「オリソピック」「五輸」になるとご愛嬌で許してもらえるかどうか、微妙なところ。
なでしこジャパンは使い放題でござる。地元神戸の大安亭市場には、ゆるキャラや手作り看板があふれているぞ。
かっこよくいえば、クリティブ・コモンズが市場を活性化して、みんなで豊かになれる。IOCは見習えっての。

そこは、あの国の達人たちに知恵をしぼって迷案を連発してもらおう。石景山遊楽園の元広報部員を雇うのだ。
五輸ぐらいはなんのその、RONDONゼロLYMPICOLYNPIC(日本の学生も書いてそうなスペルだ)もへっちゃらでしょう。Cショックを逆手にとってOLYMPIOもお茶の子さいさい。
日中合作でGOLYMPICもあり。

5つの輪っかがアウトだってんで、四角形を組んで「五角」マークというのもあった。
うーん、まだまだ。
ロンドン市長は「ドーナツを5個ならべた五輪マークぐらい、いいじゃないか」とお墨付きをくれたようだから、いかリングでもやってみましょう。
ベネトンなら、コンドームを並べそうやな。選手村の夜は、さかりのついた馬だらけになるらしいから。

たぶん、ルールはルールでカッチリ押しつけて、どこまで迷作を創り出せるか、試している気配もなきにしもあらず。OLYMPICそのものずばりはNGでも、うまい!といえるヒット作が国民を味方につけると、それを許してフトコロの深さを示す計算も働いているのではないか?

と勝手に期待して、コカインコーラなんか売ると、暗殺されかねない。
責任とれません。
命知らずが10億人ぐらいいる国のデザイナーに期待するとしましょう。








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スポーツ | 15:47 | comments(0) | trackbacks(0)
金持ちがリーダーの条件?


トムラウシ山の集団遭難は単行本が出ているほど象徴的な事故だったのに、ガイド個人の民事責任を認めた判決が本邦初だったとは意外だった。
6000万円超の賠償額で、原告遺族は納得しないだろうし、被告にとっては(会社負担もあるだろうが)高すぎる授業料。もう、見ず知らずの初心者寄せ集めツアーなどやめたらどうかと思うが、なくならないでしょうな。

白馬岳は一度だけ登った。仲間内ツアー登山のような形になるのか、山男3名がOL2名をエスコートしてテント3張りを背負って。
この山は、北アの中では日本海に近いので天候が急変しやすい前評判は聞いていた。
山頂は案の定の暴風雨で、ゼネコン男子が一人眠るテントが風で吹き飛ばされた。
二人テントと一人テントが、飛ぶかどうかの分かれ道になったわけだが、ケガもなく笑い話ですんだのは不幸中の幸い。

もしこれが「乙女遭難」になっていたら、いくらプロのガイドでないといっても責任問題になる。行きはよいよい、帰りは・・・原告と被告・債権者と債務者の関係になってしまう。
以来、泊まりの山岳ツアーに初心者は誘わなくなった。
スキーもずいぶん引率してきたが、一度だけ乙女が他人に衝突されて指を骨折してしまったことがあり、やはりそれ以来引率はやめた。
どれも、もっと大事故を引き起こす予兆だったのかもしれない。まさにハインリッヒの法則。

こうして「仲良しの世界」が無難・無事故・意気地なし(苦笑)をめざすようになると、ツアーに流れる初心者が大勢いて、業者が客を集めるようになるのも当然の流れ。怖い話だ。
ダイビングのようにライセンス制を採り入れるのも、ひとつの選択肢として否定はしないが、山はあとしばらく自由な楽園であってほしいとも思う。楽園を地獄にしないためには、初心者への啓発・教育がうまくできるかどうかにかかっている。

ではベテランは大丈夫かといえば、やはり老化は無視できない。
昔とったきねづかをあてにするのも危ないことは、わたしゃ重々承知している。
ので、引き返す勇気だけが僕のとりえで、たとえば槍は4戦2勝2敗(つまり登頂2回断念2回)。山岳会で腕を磨いたわけでないベテラン素人としては、これぐらいの勝率でよしとしなくてはイケマセン。

亡父は息子の単独登山に反対していたが、僕の中は「危ないぞやめとけ」と止めるジキル博士と「いけいけ」と尻を叩くハイド氏が同居しているので助かってきた。もう計画段階で天気図や体調を見てボツにしてしまった登山が山ほどある。計画を立てただけで登った達成感を味わっている幸せな頭だしね。

これが集団になると、リアルな危険は往々にして増幅する。
ベテランのパートナーがいても、是が非でも登ろうという側に傾くことがある。僕はイヤなやつになってしまう(ごめんね)。

この夏やたら出ているテント本は、まぁ夏フェスのノリで「野山でワイワイ」ぐらいならいいとしても、いきなり富士山にかついでいく命知らずを生まないかと気がかりではある(現地で「テントだめですよ」と指導されるのがオチだが)。
川の中州や干潮の海岸にテントを張る自殺志願者もいる。

やはり、身近で経験者や山岳会を探して基礎から教わるのが王道だろうねぇ。
ただし、主従関係を引きずると、事故が起きたときに熟練者が賠償責任を背負うことはさすがに知れわたっているから、初心者が主人公、ベテランが脇役になった方がいい。
計画とトレーニングは主人公の責任。それができていれば、ベテランが付き添ってあげましょう、と。

重装備なベテランおとっつぁんが、ジーパンにスニーカー姿の山ガールを引率している形を見かけるたびに、「おとっつぁん金持ちですなぁ」と感心してしまう(笑)。
一人一人で地図1枚さえ持たない初心者は、金魚の糞のようにリーダーについていくだけで、安全も思い出づくりも人任せ。そんなの楽しいか?と思うけど。

「今どこにおるかわかる?」
「リーダーが知ってたら大丈夫」
「ほな、ここでさいなら〜」
リーダーはこうでなくっちゃーイケマセン。





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こんな日でした(日記) | 06:23 | comments(2) | trackbacks(0)
自助共助工女だぜぃ


結婚情報誌がドライバーを付録につけただけで、深読みする人々がおられるらしい。
ねじ回しぐらい、おひとりさまは自分でやれってこと?と。

うーん、あの手の雑誌は、結婚が秒読みの姫が買うのではないんですかい?
彼氏へのプレゼントにするか、姫のねじ回しデビューに使ってイイコイイコ・プレイをしてもらうか、編集者の意図はそんなとこでしょ。
まさか、相手がいない乙女が結婚情報誌を読んでいるとは思えない(順序がちがうわな)のだが。

おひとりさまであろうと主婦であろうと、ねじを回さにゃならん場面はあるじゃろうて。ねじ1本で、いちいちカレシや夫やパパや父親やアニキや兄弟を呼ぶわけにはいかんでしょ。
日曜大工セットは、ひとり暮らしの必需品である!

乙女は顔面工事の工具類はいろいろ取りそろえているんだから、女の子だからねじ回せません!クギ打てません!てのもおかしな話。ツケマを片方つけ忘れると自殺したいほどの絶望に突き落とされるようだが、ねじやクギは別に失敗しても被害はなかろ?慣れればどうってことない。

わたしゃfacebokには「付録に半田ゴテもつけてほしい」旨を提案させていただいたが、工具女子がいたら萌えるなぁ。ニット男子、クッキング男子がはやるんだから、そろそろ工具女子でしょう。
パソコンを組み立てる。本棚も作る。自転車のパンク修理ぐらい、ちゃっちゃっとやってしまう。
爪は短く、機械油で黒くなっていたりする。
そんな女子が目の前にいれば、わたしゃゼクシィを手に取るね。買わんけど。

「披露宴にこんなにかかるなら、カナダからログハウス・キットを個人輸入して一緒に造ろうよ」
なんてアヒル口で提案されたら、もー骨抜き(笑)。
二人のDNAを引く子供ができたら、天文台・工房・無線室・登り窯つきマイホームで楽しく暮らせますな。近所の子供にとっては、学校より学習受苦より楽しいパラダイスになって入り浸る。その中から、未来のエジソン、ステーブ・ジョブスが出てくる。きっと。

美しい工具は、ファッション・アイテムにもなる。
ただし、椿鬼奴がヤットコを持っていたりすると、ちと怖い。
工作ではなくハードプレイが幕開けしそうで(汗)・・・はまるカップルもいるだろうけど。

穏便にすむのは農具だ。
スコップなんかもキュ〜ト。くわで家庭菜園を耕す姿もいい。
人力で間に合わなくなると、トラクターを操って庭を造成する。高木美保あたりがやってそうだ。かっこいい。
愛車はプリウスだアウディだの世界ではなく、ヰセキかコマツ。すばらしい!!

農ギャルはプチ・ブームのようだが、土建ギャルも増殖してほしい。
狭小住宅でもへっちゃら。地下2階ぐらい、苦もなく掘って増築してしまう(笑)。ガレージにはユンボ、ローリー、ダンプが並んでいたりする。

始まりは、1本のドライバーから。何本でもプレゼントしまっせ。
指輪のブランドなんかより、ボッシュの品ぞろえに目を輝かせる乙女は、やはり工学部か芸大で探さにゃなりませんな。
がんばれ工作女子!




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こんな日でした(日記) | 14:47 | comments(4) | trackbacks(0)
地図のない旅


通勤途中に、おじーちゃんが針金で電柱にタテカンをゆわえていた。
ラジオ体操の案内。夏の風物詩ですなぁ。
僕はほとんどラジオ体操に通った覚えがないので、どういう効能があるのか、いまいちピンときませんが。

学生の夏休みのおかげなのか、若干すいた快速で楽々通勤するパターンがもうしばらく続く。
20日!終業式!海だ山だ!とわかりやすい流れがある子供たちがうらやましい。
大学生のおにーさん・おねーさんはスーツ姿で死にそうに歩いている。
高校生のおにーさん・おねーさんは夏期講習で窒息しそうな顔。
緊張の夏が日本の夏なのだ。

大きな旅と鯉をどかんと楽しめる機会は、なかなか夏休みをおいてほかにない。貴重な機会を奪うシューカツや夏期講習は罪つくりだ。
人生で1回か2回、夏休みをつぶして受験やシューカツにささげて、必ず成果が出るならいいとしても、合格も彼女も何も手に入らなかったワタクシにしてみれば、博打のような夏休みであった。

要領のいいやつは、海の家でチャラいバイトで小遣いをかせぎ、サーフボードという漁船でピチピチした「小魚」を収穫し、ちゃっかり内定まで勝ち取る。バブリーだったとはいえ、絶好調と絶不調が同じ時代に机を並べていた機会格差の時代は、すでに昭和末期にあった。それが露骨に出てきただけで、シューカツ難も目新しいニュースではない。

正社員として大企業に雇用されなければ絶望する高偏差値大学生は、これはこれで難点をかかえているのだが、今夜は「ターミナルケア専門MSW志望」という才媛が相談にいらっしゃった。
うーん、これも難しい。
そもそも僕は助言できる立場にないが、社会保険制度の中に位置づけられている専門職でないことは承知している。

「病院によって、事務職員扱いのところと、専門職として活用しようというところがあって待遇もさまざまなようですよ。看護師をMSWとして使うのが現実的な人事だったりするようで。調べてみては?」
と答えてはみたものの、マニュアルがない職種にチャレンジしようとする意気込みはけっこうなことだと思う。
正社員になって出世の階段を昇り家庭を営むマニュアルは豊富にある。
が、非常勤で労働市場を泳ぎ、セルフ・プロモーションと人生設計を展開するマニュアルは、やっと21世紀になってダニエル・ピンクが世に問うただけで、まだまだお寒い。

日本ではどうか。なにかと毀誉褒貶にまみれてはいるものの、勝間さんのセルフ・ブランディングの発想はまちがってはいないと思う。ソーシャルワーク事務所を独立経営できるワーカーが続出してほしい。

「マニュアルなしシューカツ」の不安を希望に変える発想力が、若さの特権ではないのかな。
できるところから自分の仕事をコツコツこなして実績にして、ケース・レコードを論文にして発表していけば、月並みな縁取りシートなんかより訴求力はある。見る目のある人の目に留まるはずだ。

だれもやってないチャレンジは、自分が先駆けになればやりたいようにやれるよ、と無責任な助言をして才媛にを励ましたつもりだったが、ますます不安げな顔をしておられた。申しわけない。

女子のシューカツの難しさや不安要素は、オッサンからするとどうしてもわからないところもあれば、本人より見通せるところもある。
コツコツ勉強して就職をかなえ、石の上にも3年か5年、可動域も広がり「いよいよステップアップ」というころポッキリ家庭に収まってしまうモッタイナイ人生も、何十例も見てきた。
仕事も家庭も生きがいも叶えるマニュアルはあるはずなのに、そんな魔法の杖は、なぜ社会学屋さんは出し惜しみ・書き惜しみしておるのかっ!?!?と忸怩たる思いもする。

お前が書けといわれれば書けるが、たぶんだれにも通用しない。マニュアルにならないことはもちろん、僕の生き方を真似る人々が増殖すると、日本経済は破綻する(笑)。
もっとすごい仙人もおられて、年収50万円で無保険の野生児(間もなく野生爺か)だったりする。大学生が真似はじめると、危険思想(笑)として猛暑攻撃を浴びるだろう。

そんなパンドラの箱を御開帳したくて、わたしゃウズウズしているのだが・・・偉人伝でも書いてみようか。
お嬢さまにはさっぱり参考にならないこと確実だが、実行してしまうお嬢さまがいれば、日本の未来は輝く暗黒である。







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こんな日でした(日記) | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0)
押すプレイ


そういえば、梅雨が明けたのに、昨日は不意に大雨警報が出て出鼻をくじかれた。
海上自衛隊の基地公開イベントに出撃して、「貴様、自衛隊は憲法違反だ!!」となじられてみよう(わかる人にはわかる)と思っていたのに…。

facebookに友人が川重情報をアップしていたので調べてみると、今でも三菱か川崎あたりで潜水艦は造っているようだし、ひと昔前は場所が極秘だった川西飛行機の飛行艇工場も東灘にある。極秘ったって、地図にぽっかり空白になっていたから、かえって目立つやろ?と突っ込みを入れるマニヤもいたものだ。

いま、危なっかしいオスプレイの配備で岩国や嘉手納が揺れているが、飛行艇という選択肢はなかったのか?
わたしゃ素人だから、飛行艇では絶対ダメで、オスプレイでないといけない理由はよくわからない。VTOLは垂直離着陸ができるおもしろい軍用機だったが、オスプレイも同じ系列かと思いきや、滑走路が1500mもいるらしい。
なら、海上でも湖上でも離着水できる飛行艇が便利(軽くいえるのが素人のお気楽さ)。なんたって、水面に浮くんだから、「基地」は移動桟橋にすればどこにでも移転できる。

水面に下りる飛行機となると不時着水のイメージが強いのに、飛行艇はおかまいなし。ここがえらい。
水陸両用のシュビムワーゲンは、もう製造されてないようだが、神戸や大阪には水陸両用バスが走っている。こういう楽しい乗り物を、もっと開発すればいいのに。

宇宙を飛ぶ鉄道がマンガになっていたように、場違いな乗り物は夢とロマンを乗せて走る。飛ぶ。浮かぶ。
走るしか能がないクルマや滑走路しか離発着できないヒコーキは、ちょっと融通がきかない。

阪神大震災で大活躍したのは、原付より「原無」だった。瓦礫の山でも、かついで乗り越えられる。道路が渋滞ダンゴになっていた阪神間の移動で一番早かったのは自転車だったりする。
あまりたくさんの荷物が運べないのはネックだが、荷台つきマウンテンバイクなんかは、道路が開通するまで被災地のライフラインになり得ると思う。
たたんで手荷物として電車にもタクシーにも乗れる我が愛車は、まだバスとヒコーキには乗せたことがないのだが、幹線ルートは公共交通にちゃっかり便乗してズボラできるところがいい。まるでヤドカリですな。

先週、クイック整備してもらった専門店からの帰りは夜の2号線を快走してきたのだが、もっと快走しているロードレーサーも多い。年々増えている。
70年代はサイクリング車で淡路島を一周したりしていたけれど、今あまり気乗りがしないのは、安全面もそうだが、これって健康に悪いんちゃうか?と素朴な疑問もぬぐえないため。
ずーーーーっと排気ガス充満ゾーンを走って、しかも人一倍深呼吸しているわけだから、走るほど肺がんリスクが高まるのではなかろうか?
それなら、幹線ルートは電車でスルーした方が賢明ってもので、こういう自転車野郎失格の烙印を押されそうな軟弱チャリダーは、少し肩身が狭い。

肩身が狭いなりに、この夏は山よりサイクリング♪と目論んでいて、月末までの仕事が終わればやっと夏休み。周囲は走り屋さんばかりで、折りたたみ仲間がいないのは寂しいところだが・・・ひとり海を渡ってみるか。




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こんな日でした(日記) | 16:01 | comments(2) | trackbacks(0)
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