solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
三礼三合掌
 

今週は訃報続き。
桑名のアニキは奇跡的に延命した末に、力尽きた。ご苦労さま。
家族のドライな見送りも、さわやかでよかった。
杖を振り回すあのシェケナベイニーが葬儀委員長を務めたロック通夜も、「へー、こんなのもあるんや」と感心してしまった。なかなかいいもんだ。
坊主が踊ってみせると、ロックの真骨頂だった。裕也のとき、やってあげるべし。

昨夜あの世に旅立たれた藤本義一さんは、イレブンPMの顔だった。
さすが文人のMCだけあって、性民俗学のカタログのような禁断の世界を、こっそり見せてくれた。多感な時代に、たまたま近所の山に男根と女陰のトーテムがあったので、妙にイレブンで学んだこととシンクロして脳裏に焼きついた。

VTRもマイTVもなく、イレブンを見るのは命がけ(おおげさ)だった時代が懐かしい。建て前としてでも子供をシャットアウトした大人の番組というのは、復活してほしいものだ。
ラーゲがどうだ、猥褻の定義とは何だ、ヌーディズムの思想とは何か,etc,etc・・・と論じる放送は、今となっては貴重ですぞ。

藤本義一さんの「読者」になったことは実はない。
昔むさぼり読んでいた井上ひさしのエッセイに、放送作家の登竜門を競い合っていたTV黎明期の熱い業界話が出ていた。東のホープは「ひょっこりひょうたん島」の井上ひさし、その西のライバルが藤本義一だったらしい。
と知っても、藤本義一さんがどんな放送台本、お笑い作品を書いておられたのかはわからない。申し訳ない。もう、「西の文豪」といえば開高健に耽溺していたもので…

そのかわり(にはならんが)、美しいパートナー藤本統紀子さんが、大学の社会心理学の講義を聴講に来られていた。田中國夫教授も話芸の達人でもあったし、お友達同士だったようだ。いや、家族ぐるみのつきあいだったからこそ、笑いと話芸のセンスを藤本家からインスパイアされたのかもしれない。今となっては、田中先生も義一さんも天国で再会して、仲良く談論風発に花を咲かせているだろう。

そして今日、小学校の恩師が夏に永眠されていたことを同級生経由で知った。
幼稚園時代は「なんかよくわからん」混沌時代だったのに、自我が目覚めはじめるハードルになったのが小学校。1年生の担任が、あまり笑った顔は見覚えがない昌子先生だった。
真剣に叱ってくれた親以外の初めての他人が、昌子先生。

60年代の小学校だから、全科目を教える八面六臂ぶりは、それはそれは大変だっただろう。
ドッジボールも強かったし、習字もキビキビ教えてくれた。今から思い返すと、定年間際とは思えない健啖ぶり。
97歳の大往生に、ご苦労さまでしたと弔辞を贈りたい。
おかげさまで、立派に成長しましたよ♪とはとてもいえないのが不甲斐ない。

昨年は7年師事した大教授をガンで見送り、そのたった一人の御令嬢もまた今、ドイツでガンと闘いながら鍵盤を奏でている。
巨木が花や果実をつけて朽ち果て、樹下に集った教え子たちもまた老いていく。
自分は何を遺せるだろうか。
せめて21性器いや21世紀版イレブンPMうさぎちゃんコーナーだけでも制作させていただきたいものだ。
成長してないなー^^;






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こんな日でした(日記) | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0)
人権理事長
 

白門ブランドは信頼してたのになぁ・・・
身内に甘いトンデモ理事長もいたもんだ。

中央大学理事長を解任されて吐いた言葉が、身内の人権
オイオイオイ、裏口入学権(笑)なんか認めれば、この子がどんなイバラの道を歩むことになるか、わからんか?そのまま中大附属に通わせてやるのが本人のためになるのかどうか、大人の判断をしましょうよ。

たしかに、盗品を盗品と知らずに消費してしまった場合、「善意の第三者」を保護する法理というのはある。
でも、公務員採用の不正がばれたときは採用取り消しになる。不正採用されたインチキ公務員が働き続ける権利なんか主張すると、往生際が悪いと一喝されて終わり。
裏口入学は本人が依頼したわけではないとはいえ、これを認めると「バレなければやったもん勝ち」ともなりかねない。

ダメなもんはダメ。
と斬り捨ててしまうとおもしろくないから、中大附属は「裏口クラス」を1クラスもうけて、政財界の御曹司を入れてあげるのはどうだ?白い目で見られまくる白門の新しい伝統!・・・だめか。

大学の理事長は、OB財界人を連れてくることがよくある。
僕の在学中は、母校には生え抜きの先生が就任していたが、今はミスター・パナソニックさん。
身内の口利きはしてないと願いたいところだが、私学は「口利き枠もうけてます。それが本学の経営理念!」と開き直れば通る面はある。問題視するのは合否ボーダーラインで不合格になった受験生だけ。

惜しくも落ちた受験生は、こと高校・大学入試だけをとれば、スポーツ推薦やAO入学者に矛先を向けるべきでしょう。
そもそも、こういう邪道入試をやっている学校を受けないのが潔い受験生魂なのだが・・・うっかり入ってしまった我が身としては、自己否定になりかねない。
入試スルーして机を並べていた同級生は、みなイイやつばかりだったから、本人を悪くいうつもりはないけどね。

中大附属はさておくとして、AO大学生は今シューカツで苦戦しているらしい。
ハードルを超えた経験のない打たれ弱い子が、新卒就職がうまくいかないだけで腐ってしまうようだ。
入試は、いろいろ叩かれてはいても、おのれの出来不出来の現実を思い知らされる通過儀礼としてそれなりに意味はあると思う。進研模試の合否判定で出た通りに合否の線引きを突きつけられた僕は、あぁこれが現実なんやと納得するしかなかった。

別にそれで一生が終わるわけでもない。
浪人して捲土重来に賭けるか、現実を受け入れて滑り止めに落ち着くかは自分の判断次第。
入学してすぐ讃美歌で迎え入れられて、あぁこれでよかったと僕のわだかまりは雲散霧消した。

井上陽水の5浪を上回るあのウソつきモリーの6浪人生を知ると、平凡な高校で偏差値50ぐらいだったようだから、僕とそっくり。6浪すると国立のイカ鹿大学にはパスして、お固い機関にとりあえず就職もできるのである。まぁ、そこまで持ちこたえられるかどうかは、根気と家庭の経済力がものをいうだろうけど。

18歳の浪人は予備校という受け皿があって、それなりに居場所はある。学割扱いもされるし、陰気な顔した同級生の絆は強い。
腫れ物に触るような家族やご近所さんの支えも、今だからこそわかるのは人生の肥やしってもので…

それが、今どきのゆるい入試は、ツケを22歳に先送りするだけではないのかな。フリーターになるか家事手伝いをするか、下手すると引きこもってしまう。
資格スクールに身をおく学士さまも多いから、初めて真剣に勉強する実感を経験していることでしょう。こういう浪人生に、企業は目を向けるべきですな。

「入試スルー」の一群を追跡調査して、コンカツをどうこなしているか、離婚率がどうなっているかも出してみてほしい(研究している社会学者はいるかもしれない)。
人生初の挫折が離婚というのは、ちょっと後始末が大変だと思う。尻の穴まで有り金ごっそり支払わされるかもしれないし、再婚式に元妻が乱入するアトラクションなんかがあると、親族一同が凍りつく(笑)。

学生のうちに、合コンで玉砕を続け、バイト先で恥をかき、旅先で遭難しかかるぐらいの挫折はしておいた方がええですよ。
ノーミスな22歳なんて、つまらんではないか。
ハードル万歳!




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こんな日でした(日記) | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0)
日の当たるアンダーグラウンド人脈


日曜出勤だったので、今日が日曜日。
木枯らし1号が吹いたそうな。2号、3号はだれも関心を払わない。台風に比べて、これは不公平だ。木枯らし差別はイケマセン。

先週やっと通勤服は衣替えして、ほとんど半年ぶりにブレザー出勤になった。
まだ暑い!
昼間は初夏のような陽気だからね。

なじみの露店で、ホームレス・ファンクラブのお仲間の紳士と会ったら、
「おっ、どないしましたん。それ仮の姿?本職?」
と突っ込まれた。別に隠すこともないのだが、
「まぁ、シューカツ中ですわ」
とお茶を濁しておく。

常連同士だれも素性がわからない匿名集団だが、僕の見るところ皆さん政治意識が高く、経済観念も敏感。元経営者もいて、そこそこの資産があることは税金をグチっていることからわかる。身なりが清潔なので、庶民のふりをしたエグゼクティブではないかと僕はにらんでいる。
一番ヨレヨレのいでたちをした爺さまは、前にドイツのトレーラー免許を見せてくれた廃品あさり屋さんだが、10万単位で競馬に無駄金をつっこんでいるので、「金あらへん」とぼやきながらも、無駄遣いする余裕はあるってことなのだ。

こういう匿名集団、スリルとサスペンス満点である。
薬物や不良外国人、893のきなくさい匂いはないので多少は胸襟を開いても心配ないとは思うが、身元がわかれば工作員だったりする(笑)のではなかろうか・・・ワナワナワナ

まるで五木寛之のサスペンス・ロマン『にっぽん退屈党』みたいな世界だ。
退屈しのぎに悪さを企てた風来坊たちが、日本壊滅のパンドラの箱を開けてしまう・・・まぁ、そんなドラマのような奇人怪人とは、現実には未だ出会ったことがない。

フォーマルな人の縁は、会社の名刺を交換して、肩書きで人をランクづけして、どんな利用価値があるかお互いに値踏みする。名刺交換の文化というのはスルーしたままの僕は、肩書きや会社の看板のありがたみというのは実感がない。
何者か?何ができる個人なのか?何をしようとしている個人か?をサシでキャッチボールしあえる大人は、意外と少ない。

全身で「革命家」「異端児」「アーチスト」をプンプン匂わせている人にも、出会ったことがないなぁ。
顔が名刺です!というためには、年金なんか加入して、住宅ローンに縛られていたりすると馬脚が出てしまう。
自宅は精神病院という草間彌生さんはすごいと思うが、障害年金はどうなっているのだろうか?
と、ふとヤボなつっこみを入れてしまった。






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こんな日でした(日記) | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0)
秋の夜長はラジオ三昧


秋冬はラジオな季節。
春夏もラジオだが、『ラジオ番組表』秋号ゲット。
この表紙は・・・んー、本屋で買うのに少し勇気がいったぞ。
一瞬、サンドイッチ作戦を使おうかと思った。蛮勇をふりしぼって(!?)買ったけど。

今日の日曜出勤のネタをカチャカチャピコピコ作成して夜更かしすることが彼岸あたりから多かった。
「ながら仕事」はしない(できない)ので、息抜きにスイッチ・オンしたとき偶然みつけた(耳に入った)深夜放送で、深夜ラジオ少年時代に引き戻してくれた。

いやはや、しゃべりの達人ですな。爆笑問題も伊集院くんも。
常連とのからみは、もう入っていけないコアな世界をしっかり築いている。4文字ワード、3文字ワードも炸裂するのは、夜空の解放区のお約束ごと。年甲斐もなく引きこまれてしまうのも、話芸のなせるわざか。

爆笑問題カーボーイに、伊集院光の深夜の馬鹿力
どっちも、TBSキーなのに大阪ではMBSではなくABCでリレーされている。
いつの間にかネットのボーダーレスが進んどるんですな。

ニッポン放送らしさ、TBSらしさ、文化放送らしさのようなものは、もう過去の遺物なのか。
他局に流れていないローカル番組も、どこででもスマホで聴けてしまうから、競争は全国区、世界舞台になっている。ある意味、TVより突破力があるわけね。

いま、仕事時間帯のローカル番組は録音してプレイバックしているが、未消化でどんどんたまってしまうので、深夜はナマ(収録だったりするけど)で聴くようにしている。
ローカルお出かけ案内や買い物情報は録音したのをプレイバックする時差感覚、深夜の全国解放区はリアルタイムで聴く臨場感も、なかなか味があっていい。

とはいえ、これ以上ラジオ拘束時間を増やすのもどうだか・・・と思いつつも、また何かの拍子に刺さってくる番組と出くわすかもしれない。
困った困った幸せな夜更かしである。






見た聴いた受信した(メディア評) | 11:16 | comments(2) | trackbacks(0)
職住遊接近作戦
 

ちょっと不運なタイミングで、カツカレーを食って家路についていたときに「メシいこ」コール。
部長あらため飛ぶ鳥を落とす勢いの社長が、珍しく早上がりの金曜日だったようで、それはぜひぜひ!!と飛んでいった。

週末の早上がり+空腹となれば、愛妻の待つ邸宅へ直帰するのでは?と思うのはウブでヤボで無知な毒身発想というものか。ちょうど邸宅への中継ぎ点で、ちょいと一杯が大人のゆとりなんである。
鉄板焼きを囲んだ後、「神戸のおねーちゃんたち、寂しがらしてませんか〜」と悪魔のようにささやいてみると、「そやなー、あの子もこの子もあっちの子も、しばらく会うてへんな」とおっしゃるので、けしかけて突入。
そこのけそこのけ社長殿の降臨だ!とばかりに北野坂からそれて魅惑のゾーンへ。

清潔でフレンドリーな、小さな店に美女2名。
しきりに「前にも一緒に来たんちゃう?」と言われても、記憶にない。
ないけれど、この界隈は亡父に連れられて何軒か回った懐かしい思い出がある。
「カウンターで囲まれた、紅花って店あったよね」と尋ねてみると、ご存知であった。有名な店だったようだ。
「移転して、震災に遭って、跡継ぎもいなくて、もう畳みはったんちゃうかしら」
30年の時の流れは、またひとつ思い出を消してくれちまった。残念。

社長が「また今度いこか」とあげてくれたパブは、場所をたどると、これまた父に連れられていったバーがオーナー交代した店のようで、どうも亡霊が浮遊しているようなエリアだ。
就職して一人暮らしを始めた界隈に就職して一人暮らしを始めたのはただの偶然のようで、何かモノノケに導かれているのかもしれない。

でも、飲み歩くに便利な町に住むとかえって飲み歩かないものだ。
郊外に本宅があるればこそ、スイッチを切り替える楽しみがあるわけで。
それを実感したのは、震災直後に1ヶ月実家に避難しつつ家探しをしていたとき、日が暮れても直帰する気になれず、瓦礫だらけの三宮で飲んだり食ったりして時間つぶしをしていた。

社長殿は、繁華街をスルーして直行バスに乗れば、愛妻の待つ邸宅に直帰できる良き家庭人でいらっしゃる。
だから、なに不自由ない家庭をおろそかにして女遊びにふけるチョイわる金満社長ではない。
「息子が独立したら、嫁さんとこっちの方に引っ越そうか」と夢をあたためておられるようだから、社長邸宅と僕の住む「新婚さま物件」を交換するのも名案(迷惑案)かもしれない。んー、大阪通勤はしんどくなるなぁ…(すっかりその気)。

飲み歩き大好きな社長ラブラブ夫妻は終電を気にしなくていいエリアに、無線アンテナを庭にどーんと建てたい僕は空気のいい(電磁ノイズも少ないのだ)一戸建て豪邸に・・・これこそ利害一致するナイスな取り引きになりそうだが、現実はなぜか逆転している。神様は意地悪ですな。

「ええとこだっせ京橋」に愛の巣を構えて1年で空中分解した(元)若夫婦もいたが、「だれにとって都合のいい住所か」は難問だ。
これから子供ができて育つ環境と考えると、ビジネス街は不向き。水遊びできない川、野球ができない道路、叱りつつ見守ってくれる大人がいない地域社会はナンセンスだし。

環境よし、文化度まあまあ、公共施設至便の大倉山あたり、狙い目かもねーと不動産トークで盛り上がったスナックでありました。
ごっつぁんでした。








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こんな日でした(日記) | 16:57 | comments(0) | trackbacks(0)
コキまくれるかシルバー党
 

すでに慎太郎が看板になってしまった「勃ちやがれ一本」の非公式党員資格は、70歳以上であること。
と揶揄されながらも、こういうシルバー政党も必要ではないかと思う。人口の2割を代表する政党がないのはおかしい(青二才政党も、あっていい)。

すでに現職の議員もちらほら乳頭を希望なさっているらしい。おぬしも、好きよのぅ。
70歳でデビューできる政党は、後から後から入り口に新入りが詰めかける一方リタイアも早いから、とても循環のいい集団になる。青二才が中年までねばるより、新陳代謝が活発ということではないか。

政界だけではないよ。
ティーンズ文庫、BL、ケータイ小説にデビューする超ベテラン青年&乙女作家も、いたら楽しい。老練なテクニックで孫世代が萌えているなんてのも、天下泰平ですわい。

書店で見かけたホームラン級の新刊文庫。これはライトスタンドに刺さるライナー性ホームランだな。作家の豊田行二さんは後期高齢者。
履歴書の趣味欄に、この二文字を書いてはイケマセン。

それでも冒険者が二文字を書いて面接まで呼んでくれる会社・役所があれば、日本の未来は明るいと思う。
東京都庁は、障子マラ刺しを書く作家を失って、どうなるのだろう。後継者に指名されたのも作家だが。
役人文学のズル賢さを見抜けるのは、作家の腕の見せどころ。
夜の都庁にも期待したいところだ。






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政治 | 14:11 | comments(0) | trackbacks(0)
壊れた中年を叩きなおすのは老兵の仕事


尼崎の連続不審死事件のおかげで、「あの森口くん失踪」が霞んでしまっとる!ファンとしては惜しい。
モリーの再就職口はどうなるのか、アパートの大家さんはちゃんと家賃を払ってもらえるのか、国民あげての関心事であろう・・・ことはないか。

ニュースバリューに疑問符がつくのは、尼のモンスターおばはんをめぐるややこしい親族姻族養子縁組だ。いくら「こんな奇怪な人間関係!」「おそるべきマインドコントロール!!」と騒いでみても、「それを知ったところでどうなる?」が正直な印象なんですが。

家系図を紹介したり、悪趣味な家具調度品をなめ撮りしてみたり、コンクリ詰めにしただの裸折檻しただの悪行三昧を羅列されても、どれもこれも新奇性がない。よくある粗暴と野蛮のオンパレードにすぎない。
どう参考にしろと?
明日は我が身ですと?
遺体発掘に市民の協力を、てか?

被疑者はとっくに別件で公判中だから、事件は過去の話。毎日毎日毎日毎日くだらないネタを報じる必要はない。じっくり取材して事実関係を整理して伝える適切なメディアはほかにあるだろうに。
電波メディアは、さみだれ式にK察発表を垂れ流すヒマがあれば、日々起きている経済犯罪や公安事案を追っかけてほしいわな。
いかにエグいおばはんだったかを描きつづけても、ただのフリークショーでしかないって。

でも、憤懣もあっけなく吹き飛びそうな政界ニュース。
石原新党のおかげで、ゴミ・ニュースは片隅に追いやられそうな気配。
ヤレヤレ・・・

政治家としてのシンタローの技量は正直よくわからないが、この人物の「基底と表層」は興味深い。
どこかで香山リカが分析していたが、リカちゃん地元の小樽の石原家、慎太郎が生まれた神戸の石原家の比較もなかなかおもしろかった。およそ○○人気質のような風土性を感じないのだ。決して湘南ボーイともいいきれないし、不思議と一橋カラーもない。浮遊感の元祖といえばいいか。
スピリチュアル・アイデンティティを求める姿が保守という衣を着ているだけかもしれないが。

破れかぶれの八十歳もいいではないか。
若いヘタレに宣戦布告してくれればいい。
先進国中、どこよりも日本は老兵が活躍(?)する社会実験をやらかしている稀有なケースだ。欧米に、ASEANに、お手本を見せてやればよろしい。
森口ひさし君も、都知事からすれば息子のような世代だ。まだ未来はあるよ。頭を丸めて正々堂々と医学部に入りなおし、名精神科医になってほしいと願う今日このごろである。





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こんな日でした(日記) | 21:30 | comments(4) | trackbacks(0)
神戸市バングラ区


ハロウィンカレー絶好調。
昨夜は店も大盛況だった。
「いいときにいらしゃいましたね」とダルビッシュ君に迎えられ、カレーを食っている最中に、ライバル店員の一団がやってきた。
ライバルとはいえ、「元は同じ」のMカレー御一行様。「おやーせんせー」とニコニコ顔の御本尊・ビッラルさんがたまたま支店の視察にきていた足で、神戸店のアリフさん、シェフ山田さんをともなって甥っ子の陣中見舞い。

私服姿を初めて見たビッラルさんは、普通のおもろいおっちゃん風だったが、厨房とカウンター席を行ったり来たりしてしまうのは料理人スピリットですな。
客なのか会社の打ち合わせなのか微妙なグループ・トークがときどき飛び火してくるので、どこまで首を突っ込んでいいもんだかと苦悩しながらも(笑)、楽しく首を突っ込ませていただいた。

ふだんは見かけないタンドリーチキンが何羽も吊るされ、ビッラルさんが厨房に入ってナンをペタペタさばき、ダルビッシュ君は祖国カレーを煮て、ミニ・バングラ国のできあがり。
何もつけずに絶妙の下味がついたチキンをおすそわけしてもらった後、おわんで祖国カレーが出てきた。全部タダメシ。ありがたいことである。

祖国カレーは僕も一度いただいたが、山田シェフは「これ、いけますね!!」と参考にしていたようだ。豆をトロットロに煮込んだヘルシーなスープのような感じで、辛味はない。
独特な香味は日本では好みが分かれるだろうが、とてもヘルシーで、日本人にとっての味噌汁のようなものだそうな。「毎日いただいても飽きません」というのもわかる。

この店ではビッラルさんの夜の武勇伝を、ビッラルさんの店ではダルビッシュ君の腕前を、facebook上では女子学生と某店員とのコンタクトをうかがって、まるで情報の交差点のようになっているワタクシにしてみれば、その「ネタ」が勢揃いしている場はかえって気まずくもある。
まぁ別にブラックな陰口でもないから腹を割ってしまえば和気あいあいネタなのだが、あくまでも僕は客であるから、線を超えないのがエチケット。対岸から火事を眺める野次馬みたいなものか。

きっと、僕が帰った後は「新大阪店の上原美優にちょっかいを出しにくる腹黒い客」としてネタにされているかもしれない。当たらずとも図星でござる(苦笑)。
こんな話から懐かしく思い出されたサイキック・アーカイブのスナック話を、帰宅してプレイバックする。
シングルモルトお湯割りをちびちびやりつつ、そうやねそうやねそうそうそう!!と納得しているうちに、コテンと寝てしまった。窓を開けっ放しで。
やっと私服も衣替えを告げられた寒い朝。
シエラデザインのマウンパで心暖まる秋本番である。








こんな日でした(日記) | 16:04 | comments(0) | trackbacks(0)
ニコ中センセイの本性


そこまでしてタバコを吸いたいかセンセイたち!
吸ったらいいじゃないすか退職して。
と背中を押してあげたくなったニコ中センセイの甘い甘い処分

返金額が俸給50万円換算なんて、おそらく過小申告しているだろうから、相当なサボタージュが常態化していたとしか思えない。
とすれば、管理者責任も問われますな。校長も共犯ですぞ。

どの子より長いこと職員室で正座していた僕は、「職員室は煙たいもの」とわかっていたし、これはこれでいいというか寛容というか、鈍感になってしまった。
もう、そんな牧歌的な時代ではない。
吸いたければ勤務時間外に、職場の外で。
学校はあなたのお茶の間ではないよ、というだけの切り替えが、こんなに難しいとはね。

実は教職員はストレスまみれで大変なんです!!
と悲痛な声も漏れ聞こえるから、これも何とかしてあげなくてはいけない(工員も店員も農民も介護職員も大変なのは同じですが)。
むやみに多いアンケート類の事務処理など、教諭のすべき仕事ではないだろう(僕は好きで採点票を配布回収しているが、集計なんかしていない)。専門業者にアウトソースすればよろし。
部活の顧問も、やりたいセンセイにはやってもらえばいいとしても、大学やスポーツクラブにアウトソースした方がいいのではないかね?予算を割いて。

高校だと進路指導も責任重大だ。
責任は重大なのに、産業界に無知な公務員がトンチカンな「指導」をして、それに唯々諾々と服している生徒も気の毒だ。
大学進学だけなら予備校にエキスパートがいるし、高卒就職でも大卒後の進路でも、人材派遣会社や商工会議所、青年会議所に指導を仰いだ方が実践的でいいのではないか?

僕が親なら、学校は「学校の限界」を見極める施設として見る子(いやな子だ)になってもらって、スポーツをしたければスポーツクラブに投げこみ、高度な勉強をしたければ大学院生でもナンパしてこいとそそのかすね。

つまり、社会資源をフル活用すればいいところを、学校組織にあれもこれもと求めてしまうのが日本国民オネダリ体質。おかげで、センセイには期待と重圧と責任がおっかぶさる。
これは我が家で何とかしますから、学校に囲い込まなくてけっこう。センセイも自由時間を増やしていいよ、給料も共済年金も会社員なみに下げて。こう求めるのが創造的な学校改革ではありませぬか?

タバコぐらいは枝葉のような些細な不祥事で、生徒の更衣室を盗撮するようなエロ教諭ほどの罪ではない。
それもストレスが一因なのだろうが、教育公務員たちのメンタル・ヘルスはどうなっているのか、機能しているのか形骸化しているのか、開示してほしいわな。
インチキ休暇やインチキ出張を野放しにしたあげくの不祥事もしばしば表面化するようだが、これは監督不充分。まともにガバナンスが働いていない証拠だ。

うーん、ハシシタ市長の腰巾着みたいな主張になってしまうな(苦笑)。
でも、行政組織をまともに機能させるための強権発動には大賛成ですから。
がんばれ教育維新!








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こんな日でした(日記) | 18:02 | comments(2) | trackbacks(0)
イマジン!
 

『収監旭』の編集長おわび記事が1日早くミヤネ屋に出ていた。
この手のお詫びは、どうにもこうにも卑屈でピンぼけしているのが多い。そんなに「オジサンの股間」にかかわることかね?
「みなさまに不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしました」ことが元凶だと思っているなら、重症でありましょう。

では、読者に快感を与え、だれの迷惑にもならないことが週刊誌報道の目的なのか?とつっこみどころが出てくる。ちがうでしょ?
真の悪人に迷惑がられることがジャーナリズムの使命だろうし、一矢報いて読者をスカッとさせれば支持されるでしょうよ。
同和地区を特定して中傷したことと、記事が市長の子孫に与える害を考えなかったことが、歴史に残る収監旭の自爆行為である。決して迷惑のレベルではない。

重大な人権侵害だとわかっているようだから、これから社内で検証して、襟を正してみせられるかどうかが廃刊の可能性を左右する。
相手が弁護士だから、ここは「訴える」のではなく、司法の審理に付託する選択肢も視野に入っているだろう。記者のゲラをどうチェックして、どういう編集会議を経て掲載したのか、担当記者も佐野眞一さんも証人として法定に出て証言をしてほしい。シロクログレーをつけるためだけではなく、歴史の検証に委ねるためにも。

うやむやにしようとすると、編集長と佐野眞一氏は、おのれの出自や家族までほじくられる覚悟をしなくてはなりませんな。
橋下氏が旗振りをしなくても、探偵は自然発生する。目には目を歯には歯を、とばかりに。
そういうネット社会なんだから。

組織の歯車になると、どうしてこう社会的想像力がプアになるかなーと唖然とする。
徳島県警が生け捕りに失敗した「オイ小池」も、あんな指名手配すると、全国に「オイ小池!」とあだながついてしまっていじめられる罪なき小池さんが五万と出たことだろう。小池さんは、おちおち好きなラーメンを食っていられない(わかる人にはわかる)。
「アホの坂田」がヒットして、坂田くんがいじめられて問題になった事実は、微妙に関西圏からはずれた四国には伝わってなかったのか?

バカボンは姓を明らかにしなかったことが、今からすると想像力が働いてたよなーと感心する。
いや、姓はなかったから皇族と同じなのだという珍説もある。
磯野とか野比と名乗っていたら、問題視されただろうね。

余談はさておき・・・
いや余談が本題なのだが(苦笑)。












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こんな日でした(日記) | 16:32 | comments(0) | trackbacks(0)
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