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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
猫神様
 

好きで拝むのは個人の勝手だが、祀り上げてサンリオから待ったをかけられたキティちゃん神社、悪乗りやなぁ。
公の場所に祠を建立してまで神格化するのは、やりすぎ感もある。キティ狂は喜んでも、キティファンは顔をしかめるのではないですかい?

人気キャラクターが人気キャラクターでいられるのは、反感を買わないことだ。

地元に敬虔な一神教信者がごくわずかしかいないのなら、多数派が少数派を黙殺する象徴としてキティちゃんが君臨する。いじめの構図が重なって見えてきますな。
賛成派と反対派が拮抗するぐらいの数になると、住民を分断する象徴としてキティちゃんが矢面に立たされる。

賢明なキャラクタービジネス企業なら、災いの象徴になってしまうのは巧みに避けるはずだが、サンリオさん、いかがかな?
イスラム圏でのマーケティングに神経を尖らせているような世界企業が、「金さえ払えば神格化されてよし」な契約に持ち込むかどうか、見ものですな。ファンを失うリスクを冒してまで商いに走るかどうか…

個人で猫を拝もうと麻原彰晃を拝もうと、自由である。
それは建て前。
みんなが拝んでいるものを拝まないと、後ろ指をさされる。これが「崇拝」の怖いところだ。
たとえば、猫も杓子もジジババ子供も聖書のように手をあてているスマホも、背を向けていると「ややこしい人」扱いされるのがオチ(ウィンドーズなスマホをつついているワタクシは、天草四郎の気分でござる)。

キャラクターに萌える気分って、どんなんやろ?と実験気分で、せんとくんストラップは我が一生で初の「キャラ買い」になったのだが、何も感じなかった。ましてや拝まなかった。
猫は「ナマ猫」こそ神格化して拝んでいるけれど、人にすすめるつもりはないし、逆にブームになるのはこわい。捨て猫が増えるだけだから。マイ宗教は、こっそり大事にしておくのが賢明だ。

招き猫や蛭子能収…じゃなかった、えべっさんを拝む商人の自由も尊重したい。僕はシーサーも狛犬も好きだ。
だから、キティちゃんの祠ぐらいは何となく許されると思うが(住民感情として)、鳥居を建てて結界ができたりすると悪乗りだわな。無言の反発を招き、猫の惨殺事件なんかがきっと起きる。
キティちゃんも猫も悪くない。おせっかいな信仰心が災いを招くのだ。

他人のふんどしで町おこしするより自前で、と考えたのが日本列島に感染しているゆるキャラ熱。まぁ、キャーキャー喜んで幸せホルモンが垂れるなら、効能あらたかでいいでしょう。
無節操に何でも拝む雑食民は、世界遺産でもある。拝みたい気持ちマンマンなのに、拝むものが身近にないから、あてがわれると飛びつく。
世間のパパたちは妻子の写真を拝み、ママたちは子供と愛犬を、子供たちはママと愛犬を拝んでおればよろしいのだ。これでネオン街に活気が戻り、安倍昭恵の店も繁盛し、経団連はアベノミクスに沸く。
いつか来た道だから、不安はないのである。





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こんな日でした(日記) | 15:14 | comments(0) | trackbacks(0)
内柴正人煙幕か?
 

今度は柔道界で体罰か・・・嘆息するしかない。
昔からあったこととはいえ、モノ申す選手が出てきたのはいいことである。

教え諭すより手が出るコーチが警察官とは笑ってしまう。893に示しがつきませんよ。
街に放つと、公務員陵虐をやらかしかねないから、コーチ職に出向させていた…とも思えるが、それはそれで選手が迷惑ですわな。

柔道連盟が始末書を書かせるだけでもみ消しを図り、結局このコーチ体制で「力を合わせてやってこうぜ」と事なかれ姿勢をあらわにしたことに、15人の選手は黙ってられなかった。
よくあることでもある。組織はそういうものだ。行政から体育会系の団体まで、組織の平穏存続が最優先。そのために不祥事は部外秘で処理される。

組織を営んでいるのは人間だから、中から腐っているのか、腐った組織に加わった個人が毒されていくのかは、鶏と卵のようなものだ。だから自浄作用に期待しない方がいい。
だれかに入れ知恵されたかのような生徒の記者会見を演じていた桜宮高校で、「早く部活解禁して」と声があがっている。「体がウズウズして、トレーニングやりたいっす」なら素朴なアスリートの気持ちとしてはよくわかるが、保護者まで体罰組織の「指導の継続性」を後押ししていると、事なかれ主義は役人だけの病理ではないことがわかる。

「私たち、殴られて蹴られないと鍛えられないんです」「愛情があれば体罰いいっす」と自認しているようにも聞こえるが、責める気にはなれない。生徒たちは、まともな指導を知らずに育ってしまった犠牲者でもある。
万が一にでも再開されると、近視眼的に見ればスポ根ドラマ的な懐かしい光景に映るが、部活はたった3年の世界。その後の影響力を考えずにはいられない。
「脳みそ筋肉」な独裁者は陶酔したまま10年、20年と居座る。「囲む会」ができたりして、親分に見込まれた子分が親分の暴力を継承する。893組織の引き写しではないか。

こんな暴力支配を叩きこまれ、肯定して卒業する子を受け容れる社会の側としては、他人事として見過ごすわけにはいかない。
実際、言葉が通じない19歳、論理的に事態を分析して解決するためのリソース(文献、社会資源、人脈、情報)を探れない23歳は五万といる。むしゃくしゃして暴行に出る子はまだ元気な方で、多くは病むか引きこもる。

今回の女子柔道家のだれかは、「異議を唱えると五輪出場のチャンスを奪われるから声をあげられなかった」とつぶやいていたが、これこそ暴力より効き目のある権力ではないのかな。人事権が武器になる。
練習をさぼったり、世間に迷惑をかけたりすると「二軍に落とすよ」「強化指定はずすよ」でいい。
まぁ、中には「練習するだけで幸せ」な奇特なアスリートもいるかもしれんが。

僕もキャッチボールだけむやみに好きだった。打ったり走ったりフィールディングをしたりにはあまり興味がない。勝ってうれしいわけでもないし、負けてくやしくもない。もしかして、スポーツ適応障害かもしれない。
当然、部活には向いてないから中退。メガホンで怒鳴られていると、微弱電波をキャッチする聴覚が麻痺するのである。

空から学んだものは大きい。でかい声(ソ連、金日成帝国の巨大出力放送)は人気がない。弱い声であっても、聞きたい気持ちが聴力を高めて耳を傾けるのだ。
「耳の悪いやつほど声がでかい」はアマチュア無線界で言い古された格言である。

この先生の話が聞きたいと慕われる指導者なら、体罰をふるうどころか、つぶやきでも伝わることは伝わるのではないだろうか。
僕の通う小学校には指導者がいなかったので、YMCAで火をつけてもらったスキーだけは45年続いている。YMCAには、体罰どころか怒鳴り声もなく、笑顔と励ましと神様の御加護(笑)あるのみであった。第一、試合とか順位というものがないから、「楽しい子マイナスつらい子」がクラブの評価なのだ。
おかげで続いたのか?
スポーツは「昔はできた」なんて思い出にしたくない(思い出を語る人も、それはそれで幸せならいい)。細く永く死ぬまで楽しめれば、それが本当の勝利だと思うのである。

若いアスリートに、生涯のスパンでスポーツをとらえる想像力が備わってないのは無理もない。
スポーツ以外の実社会を知らないアスリートにとっては、師弟関係が生活世界のほとんどすべてかもしれない。スポーツで挫折すると自己否定された気になってしまったりする。

そこで別の世界を見せてやるのが親の役目であり、移籍もできる地域クラブスポーツの存在価値でもあると思う。
オリンピック級のキャリアのある選手だと、いいコーチに教わった経験もあるはずだから、指導法をよく検証して、体罰の連鎖を断ち切る知恵を発揮してほしいと願うばかりである。






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スポーツ | 16:20 | comments(4) | trackbacks(0)
添い寝チャンピオンは四つ足
 

添い寝屋なんてのがあったか!
でも実態は児童買春宿。間抜けやなぁ。

オプションが笑える。「見つめ合う」10秒1000円。
これ、どうやってカッチリ追加課金を搾り取れるのだろうか。流し目はノーカウント?

密室の中で商談がまとまると、簡単に引き抜かれてしまいますぞ。
「キミ、何割はねられてるの?これだけ払うけど移籍しないか?」とかね。

レディガガ・メイクで目を閉じてもらうと無料で見つめ合った気になれるわけか?
実験しに行きたくても、添い寝してもらっているところへガサ入れに踏み込まれ、前かがみで連行される間抜けおじさんになりかねないから、少しの間おあずけ(行くんかい!って)。

やはり添い寝に最高なのは猫であって、ややこしいことをおねだりする二本足の猫はストレスがたまる。
客は当然ややこしい抜き差しをしたくて蟻地獄に飛び込むわけだから、勝手に散財しておけばよろしい。買春はだめですがね。

耳掃除も添い寝もご遠慮したいJKが向いているのは、踏み踏みでありましょう。
なんといっても猫は体重不足。爪を立てたりするし。
腰のあたりを踏んでもらうのは、50kg前後の体重がちょうどいい。死にもの狂いで減量しているJKだと、ちょうどこれぐらいではないだろうか。

踏み踏みしてくれるのはJCでもいいんですが、ただのコリ取りマッサージですよ!!とアピールしてもさらに法令の監視が厳しくなるだろうから難しい。
踏むテクニックは少々練習してもらうとしても、時給1000円ぐらいは出してもいいのだが…。

と、僕が希望しているのは子供のころ親父の腰を踏んでいたなごやかなマッサージのリプレイ。
事件化するのは、マッサージを糸口に「テイクアウト」までさせている風俗業である。
ほんまに、愚かやねぇ。開業資金を回収できる前にお縄ちょうだいするのがオチだと見抜けんかったのか?
新しくもなんともない。
その昔、生脱ぎしたアンダーやら、液体を売っていたキワモノ店があったから、その方が突き抜けている。
オマージュを捧げるつもりはありませんが。

U18をカモにする汚れ商いには手を出さず、今こそU60まで人材を広げて、「マダム添い寝屋」ぐらいやればどうですかね?少々重い布団にもなります、と(笑)。
ロリコン戦艦大和君に偵察にいってもらって、高畑淳子ぐらいの店員がいると聞けば斬り込み隊長になりたいものだ。しゃべるのが楽しくて寝ている場合ではなさそうだから、結局「おかみさんが楽しい小料理屋」でええやん、と落ち着きそうな気がする。
健全でしょ?







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こんな日でした(日記) | 18:33 | comments(0) | trackbacks(0)
あぁ哀コムさんよ…
 
何年かぶりの積雪だった。
いや、初めてかもしれない。夜が明けてスッキリ晴れあがっても、家々の屋根に雪が残っているのは。
凍結したり泥んこになったりするのは困るが、冬はこれぐらいがちょうどいい。

昼の仕事が一件落着して、昨夜から「片思い」していた店に電話を入れてみた。
中古の受信機が意表を突く安値でひょっこり出ていたので。
オークション落札相場よりうんと安い。てことは、手放しても元は回収できる。

無線専門店はだいたい男の世界と決まっているのに、珍しくおばちゃん店員が陽気に「ありますよ〜」とおっしゃるので、地下鉄で日本橋へ直行。

おもちゃ箱のように楽しい店だった。基本ご夫婦で営んでいる様子で、3坪ほどの店内に、無線機その他の周辺機器がぎっしり充満している。おばちゃんも、けっこうハードに詳しい。もしかして第1級アマチュア無線技士の女傑だったりするかもしれない。

「広告に出してたやつと同じ新しいのが入ってきたから、こっちが最新なんよ。ええタイミングでしたねぇ」
てきぱきと梱包品を広げて見せてくれる。
なんと保証書がついていて、今年いっぱい期間内。それでも中古価格だから、得した気分でござる。

帰りの車内で取説をパラパラ見ていたが、この種の広帯域受信機は実に複雑怪奇な操作手順が定番だ。
テンキーがついているので、とりあえずダイレクト選局をして、常連ラジオだけメモリーしておけばいい。
メモリースキャンだプログラムスキャンだと、そんなややこしい機能につきあってられるか!と開き直ってしまうと、結局ただ高いだけのラジオにしかならない。

変わった機能で、内蔵メモリーに録音できるので(わずか32MBだが)、簡易ラジカセいや簡易ラジメモにはなる。きっと、MicroSDに録音できるッバージョンアップが出るにちがいない。
PCに録音ファイルを移そうと思うと、バカ高い別売りソフトを買わせるアイコム商法に乗っからなくてはいけない。かなんなー

広帯域にも程があるやろ!?と唖然としてしまうカバー範囲は、なんと3300MHz(3.3GHz)まで。ケータイや無線LANを受信しても復調できるわけではないから、ちょっと手を広げすぎ感はありますな。
2.4GHz帯にワイヤレス監視カメラの電波が飛び交っているが、音声だけ受信したってしかたない。画像は別に持っているIC-R3でキャッチできる。

たぶん世界唯一ユニークな液晶モニターつきIC-R3は、低周波数の感度が悪い。対してR20は、バーアンテナを内蔵して中波ラジオの感度はアップしたが、画像はモニターできない。
もう、両方のいいとこどりをした受信機を開発できるだろうに、決定版を出さないのはなんでですかねアイコムさん!!

大阪のユニークなメーカーとしてそれなりにコアなファンは多いのに、バカ売れするホームラン級の名機は出し惜しみなさっているから、消費者としては歯がゆいこと甚だしい。「フェンス直撃3塁打」てな感じだ。

よく似た形のソニーHi-ScanはVHFまでの準広帯域受信機だが、ラジオを聴くにはめっぽう感度も音質もよくて、さすが家電メーカー。
結論。
ラジオとしては、「受信機」は失格である。特にR20は羊頭狗肉といえそうな、オマケ程度の低感度。
オークション直行の気配もなきにしもあらず…
せめて元をとらなくては!




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買いました(むだづかい) | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0)
4月1日の海賊たち
 

アマゾンが新刊と古書を並行販売している(厳密には、マーケットプレイスで庇貸し)のはありがたい。
実売店が新刊と古書で棲み分けしているのは、「しかたない」と思っていたものの、「しかたなくない」のである。神戸元町の海文堂は試験的に古本コーナーも設けている。
絶版になってしまった本は、古本ででも仕入れて並べるのが本屋の良心ってものだわな。

アマゾン在庫は送料無料なのに、ネックになっているのはマーケットプレイスの送料だ。せめて、定形外普通郵便で処理してくれるとコストダウンになるのにね。
なんぼなんでも、本体50円で送料250円はないでしょ^^;と思いつつポチった五木寛之『四月の海賊たち』が届いた。

文藝春秋社刊としか書いてなかったので、「初読み」した文庫版かと思ったらハードカバーの初版本だった。別に僕は初版に喜ぶコレクターではないし、「禁書」の類は出さない五木さんの初版にプレミアム・バリューがつくわけでもない。

あらためて、奥付の刊行「1971年」を思い出してみる。
学生紛争が鎮火し、72年の浅間山荘事件で自壊して、活動家は国外に散っていく。
親の同僚の息子さんが中東で事件を起こした、どうなんねやろ…と噂していたのをちゃぶ台で小耳にはさんだものの、子供の僕は札幌オリンピックに目を奪われていた。

闘争やってる場合ではないよ、人類の進歩と調和だよ、と万博で夢の世界に酔いしれてしまったノンポリ少年少女は、僕だけではないと思う。まったくの憶測だが、同世代の少年たちのうち、理工系進学者がずいぶん多かった。ジャイアントロボやエスパーに感化されてロボット工学を志した少年も万単位でいただろう(僕はモルに萌えていた)。
やはりアンヌ隊員に萌えさせられた「ウルトラセブン」に出てきた腕時計型トランシーバーが、僕の電波系への入り口になったような気もする。

イデオロギーと科学技術が結びつくと恐るべき力が発酵することは、戦争の歴史が照明している。
学生運動の闘士は理工系の学生が多かった。そして高性能な銃火器や爆弾を開発した。同じ構図は、オウム事件でもプレイバックされた。

つくづく、ノンポリなホビー電気少年のままでよかったと我が胸をなでおろした。
思想的な動機はないものの、ちょっとした技術を使えば、放送局なみの海賊FMはできてしまうし、たぶん時効になっているいたずらを、友人たちを競い合っていた。飛距離を(いかんなぁ)。昼間は学校の放送部でDJをやり、夜は海賊放送。

これを、革命の道具にした物語が『四月の海賊たち』。五木さんお得意のハーフ・ドキュメンタリーだ。
チェコ動乱、ベトナム戦争が追い風になったパリ五月革命に立ち会った五木さんは、海賊放送の歴史が長いヨーロッパの自主メディア運動も見聞きしていた可能性が高い。

海賊放送を企てる東京の若い海賊たちが口にする「技術要件」は、やたらリアルで詳しい。オームの法則、フレミングの法則あたりを知っている読者でないと目が泳いでしまう数ページが続く。
物語の主人公は、海賊たちがスポンサーをつかまえるために泳がせている少女につかまった青年実業家。「これは実現しないな」と薄々感じながらも、大金を出してしまう。

結果は書かれていない。
読者それぞれに、夢を追う側になるか、バックアップする側に立つかで物語をつないでみてね、といわんばかりのモヤモヤした銀座の夜景で終わる。

これを少し遅れて80年前後に読んだころ、とっくに電波遊戯に浸っていた僕は、海賊放送どころか、せっかく政府からいただいた免許を取り消されては困る!!と法令遵守に躍起になっていた。
大学の無線同好会は無法状態になっていて、原付免許で400ccバイクを乗り回すような戯れが横行していた(ジャンルは違うが、三宮のフラワーロードをバイクでぶっ飛ばしてつかまり、160km/hオーバーの最悪記録打ち立てたやつもいて、某大型バイクメーカーに就職した)。

パワーを出すなら上級免許を取れと主張した僕は、幹部になった同級生と衝突して脱退、幹部たちは押売新聞社やN**に就職していった。
まぁ、コンプライアンスより「若気の至り」が勝ってしまうのはしかたない。若気の至りを恨むつもりは毛頭ないし。
老成してしまっていた僕は、無鉄砲な同級生を冷ややかに眺めつつ、地位と名誉と財産をほしいままにして酒池肉林に浸っていた。イマジネーションで。

いま、法令は無視して突破しろ!なんてけしかけて許される立場にもない。
逆に、ケツまくればぶっ飛んだ中年として一瞬の注目は浴びるかもしれないが、地位と名誉と財産と酒池肉林は手放したくないのである(苦笑)。

ただ、四月の海賊たちは公海からの放送だから、日本国電波法、放送法の適用は受けない。非合法のススメではない。
現行憲法下で政府批判の自由ぐらいは認められるとしても、電波法108条の「猥褻禁止」は、ボーダーレスなネットの世界では形骸化している。
そんな真綿の中の自由社会だからこそ、海賊放送の「イレブンPMターボ」に期待したい。やはり、テレビで23:25を待ってワクワク、24時をすぎてうさぎちゃんコーナーでドキドキしたいのである!

とはいえ深夜ラジオで三文字言葉を乱発している爆笑問題や伊集院光オードリーを聴いてムフフ笑いをしていると、成長が止まっとるなぁと自己嫌悪してしまう。
深夜ラジオの合い間に明日に備えて予習してるんだから、ほとんど受験生と同じではないか!
リスナーの父親世代なのに・・・トホホホホホ





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読みました(書評) | 18:27 | comments(2) | trackbacks(0)
海図なき幽霊船
 

いったん「出戻り」で戻ってきた動かないデジカメを、さてどうしたもんか…と持て余していた翌日に電話が入り、
「富士フィルムさんに部品が入ったとのことで、修理可能となりました」
なんじゃらほい?

せっかくだから、最修理依頼に持参したのが先週。
「お手間とらせまして」と恐縮され、「急ぎ扱いで受けさせていただきます」とのこと。
もう、身代わりを買ってしまったので急ぐこともないのだが、直せるものは直して使う主義を守ることにした。

それが退院してきましたよ♪と電話。はやっ!
まぁ、修理に出すと6ヶ月の保証もついているから、リフレッシュしたと思うしかない。

引き取る前に、何かに導かれるようにソフマップを覗いてみた。
不吉な予感が当たり、同型機が4K円も安く出ている。かなんなー!
人生、こういうこともあるわな・・・トホホホホ

しかし。ソフマップに何ヶ月かぶりに寄ったら、上の階に水平移動していて驚いた。
ほかの階は、まるでワンフロアおきに歯抜け状態。百均も撤退している。
スポーツ店フロアも移転のため在庫一掃セール中だったし、元気に商っているのはウニクロだけだ。
大丈夫かハーバーランド!

こんな情けない歯抜けモールなのに、あいかわらずアジアからの観光客は多い。がっかりするのではなかろうか?
メリケンパークには、遊覧船が運行業者撤退で放置され、市も迷惑がっている。差し押さえて競売にかけられても売れず、市が叩き売り。

うーん、500万円で船が買えるか・・・友人500人を募って一口1万円で入手して、さて何に使うか・・・船長になりたがっていた大学教授もいたから、百口ぐらいカンパしてもらうか・・・
とヨコシマな野望もわいてくるが、莫大な維持費がコンスタントにかかる。
デザインは悪趣味だし。

マカオの法人にでも買ってもらえば、治外法権のカジノ船になるかもかもしれないが、場違いな気もせんでもない。カジノ特区に乗り気なトオルちゃんに買ってもらえないものか?

神戸ベイエリア活性化の妙案がなかなか浮かばないまま、さっさと三宮に引き返してしまった。
以前は、半日ぐらいはコチャコチャ時間をつぶせたのが、どうもぱっとしない。
撤退した阪急に寄る用事などなかったのだが、ランドマークがぽっかり空くと活気がなくなるのも確か。もう、この界隈に来る用事はバングラ領事館しかない。

梅北のように、大学の都心キャンパスを誘致するのもいいと思う。いくらでも余地はあるし。
この案も、すでに展開して失敗した外資系大学はあったのだが、姫路方面の大学は神戸キャンパスを開設すればきっと学生は集まるだろうに。既存の大学・研究機関は、交通至便なハーバーランドが狙い目ですぞ。
温暖で風光明媚なのに冷え込んでしまっているハーバーランド界隈の雪解けに期待したい。





JUGEMテーマ:日記・一般
こんな日でした(日記) | 16:56 | comments(2) | trackbacks(0)
姉さんカップルが少子化ニッポンを救う
 

河西智美どころかAKBなんちゃらかんちゃらに興味もないワタクシは、グラビアだ写真集だと何をそう騒いでおるのか、結局ドタバタと宣伝しているだけではないのかの?と思っていたら、海外にも垂れ流されている。秋元、シメシメだな。

で刷り上がったやつはお蔵入りになるかといえば、資源の無駄だから、環境省は「売りなさい!」と・・・いうわけないか。
とりあえず出版中止にして、写真を差し替えて出すらしい。

それなら、手ブラをやりなおして、いろんなバージョンをK察にチェックしてもらえばよいのではないか?
手ブラする少年の年齢を少しずつ上げていく。表情がだんだんよからぬ顔になっていく。どこでアグネスがアラームを鳴らすか??
タッチする範囲も、山頂だけ→7合目→5合目と広げてみる。
手ブラがだめなら、しゃもじ、ハエたたき、箸、スプーン…とっかえひっかえしてみましょう。

ご本人、弄ばれ慣れてしまって、「もう、ええわ」とケツをまくる。
AKB引退の末路は、前例もあることだし、確立されるでありましょう。

そういう目で見ているファンのおにいさん、おっさんの方が、純朴な(?)焼酎学生ファンより多いのは確か。よからぬ期待感が、アグネスの憤慨する児童ポルノと地続きになっている。AKBの背後には、N*Kが好んで起用する∪12のこましゃくれた児童アイドルが連なっている。

それが、何か?
とアイドルの消費者、アイドル予備軍がケツをまくってしまえば、ペドフィリアの定義はぼやけてしまうし、加害者〜加害者予備軍〜加害メディアと裾野はどんどん広がっていく。NH*からして加担しているわけだから。

こと河西智美ワンショットだけを見ると、欲情どころか、あぁわんぱく坊主のころはこんなこともできたなぁとホノボノ回想するばかりだ。

ただ、河西智美が目線を消費者=読者に向けて、扇情させているかのように見えるからK察を刺激したのではなかろうか。後ろ向きに着替えている場面ぐらいなら、セーフだったかもしれない。
さあ河西智美、もういっちょ脱ぎ着しなおしましょう。
居合わせるのは、無理めな若づくりをしている小さいオッサンかもしれませんよ(笑)。

家風呂がなかった小学生時代は、銭湯で男湯と女湯を行き来していたものじゃのぅ・・・と懐かしんでしまう。
そこで何を見たか、どんなおイタをしたか、さっぱり憶えてない。そんなものだ。それを児童の不健全育成環境だなんだとメスを入れると、終わりのない線引き論争になるだけ。

お姉ちゃんが坊やとじゃれあうのも、ままあることかもしれない。
やらしい近所の姐御に恵まれなかったのが、僕の人生の痛恨の忘れ物だ。
少年を目覚めさせるのは、同級生より年上の「夏の姉」がいい。そのトラウ…じゃなかった想い出を引きずって、年上好みの青年が増えれば、どれだけ崖っぷちの熟女を救うことになるでしょう!!
年上好みの中年男も、福祉向上に貢献するかもしれないが、よそさまの家庭を崩壊させることになりかねないから、僕と黒木瞳との仲は極秘である。




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見た聴いた受信した(メディア評) | 16:21 | comments(0) | trackbacks(0)
付録の付録は本体
 

ええなーええなーと横目で見つつお預けにしていたのが、20日に最新号に入れ替わってしまったCQ誌を、アマゾンに発注。「CQ誌」で書店に通じる古きよき時代は戻ってこんだろうな〜と懐しんだりしながらも、バックナンバーが買いやすい今の方がいい。

ありがたくも翌々日に届く。
インターホンが鳴って、クロネコさんが上がってこられた。
「あのー、メール便もありまして…私ちっちゃくて郵便受けに届かなかったので…」とメール便と一緒に雑誌ダンボールを持ってきてくれた。天使のような可憐な乙女配達員ですやん。
ふつう、ダンボールの上で受取証に押印するのに、彼女は手の上で押してと潤んだ瞳で訴える(笑)。
愛をこめて押しました。伝わったかな?

天使の手土産は、CQ誌とQEX。
どっちも、別冊付録が魅力なんである。
通称CQ手帳は、Ham Radio Noteが正式名。渋いなぁ。

世界の呼出符号一覧表、デシベル換算表、市郡一覧表、半導体の足の配置までついとる!!
こんなデータをいつ使うのか、われながら疑問ではあるものの、なんとなくバッチリ感(苦笑)がある。
初心者からベテランまで、TipsやReferenceがコンパクトに編纂されている。もう、この手帳が980円で、雑誌本体がオマケといわれるだけのことはある。

こんなことになっとったのか…と無線界の浦島太郎を驚かせたのは、IBPビーコンは画期的なプロジェクトだ。地球上に18箇所おかれた電波灯台は、だれでもラジオ1台で観測できて、伝播予想に使える。
14〜28MHz帯のわりとハイバンドに偏った短波帯だけなのは残念なところで、ローバンドも整備されると観測範囲も広がるでしょうな。

もひとつ、『QEX』も、別冊付録に注目したまま買い逃した技術指向の無線ムック。この別冊はヘンテナの小冊子。「変なアンテナ」が語源の、大真面目なアンテナである。
僕も何セットか自作した。ビックリするほど高性能ではないが、縦に長いくせに水平偏波が送信できる変わり種・・・野球にたとえれば、オーバースローでサイドスローのような球が投げられるような感じかな。
なんせ日本の住宅事情は手狭だから、建物の隙間とか、せまい物干し台とか、そんなスペースで高性能なアンテナを設置しようとすると、ヘンテナが救世主になったりする。

ループアンテナなのか、ベント・ダイポール・アンテナのアレイなのか、不思議な動作原理は今なおプロ/アマの研究者を魅了し続けている。
これこそ、大まじめにイグノーベル賞に値すると思うのだが、申請してみる価値はあるのではないかな?

開発者のマエストロ大久保さんは東京のイベントで一昨年見かけたけれど、たしか後期高齢者に入るぐらいのご老体で、今は護憲市民運動にも噛んでおられる。ご健啖ぶりにエールを贈りたいし、大久保さんの育てたヘンテナの一層の成長をお祈りしたい。
古酒を新しい器で飲む楽しみもあれば、新酒を古器で飲む楽しみもある素人無線界の再活性化を祈りつつ。



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読みました(書評) | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0)
報道しないリスク
 

アルジェリア人質事件の犠牲者を実名報道していいかどうか?
政府の親心(?)で報道に介入するのは御法度で、唯々諾々と従うのはメディアの自殺行為。遺族の感情に配慮して匿名にするなら、あらゆる事件・事故報道は政府の斟酌でモザイクが横行する。
性犯罪の被害者を匿名にするのは社会的に支持されているように思うが。

「名前は載せませんから」と遺族に約束して掲載した朝日新聞の背信行為は責めを負うべきとしても、「記者の口八丁手八丁に注意」と世の中にアラームを鳴らした効果はある。
お涙ちょうだい映像がほしいイエローメディアの二次被害を受けたご遺族には、同情するばかりだ。劇団俳優が日揮本社前で「叔父の命を返してぇぇぇぇぇっ!!」と泣き崩れていたら、飛びつくメディアもいるだろう。あとで軽率な報道を笑われればよろしいのだ。

むしろ、報道すべきは日揮の現地従業員の出自や雇用関係ではないのかな。
現地採用の外国人もいるようだし、下請け・孫請けで働いていた従業員もいる。テロリストと共犯関係にあった内通者までいたようだから、会社の雇用実態と危機管理態勢に、国外活動に日本国政府が口出しできないからこそ、報道がメスを入れなくてはイケマセン。

海外進出企業は、ただの商いではなく経済外交を担っているといえなくもない面があるから、否応なく公的な組織である。あまりドラマチックな演出は困るが、現代版の防人のように単身赴任していた企業戦士の悲劇は国民全体で受けとめるための橋渡しを、報道が担ってほしい。

アフリカだから危険、ブータンなら安全、と色分けできないほど、平和な日本に慣れていると海を渡ったとたん危険ゾーン突入だ。単身ヨーロッパに遊学しに行って犯され命まで奪われた乙女もいた。ツアー登山で集団遭難するツーリストも。
サラリーマンも乙女も、安全対策がピンとこないまま、運よくヒヤリハット程度で学んで…をくりかえすしかないのかな?

逆に、日本で働く外国人はどんな安全対策をとっているのか、知恵を拝借したい。
外国人人口はすでに人口の2%。在日コリアンらの永住者も多いとはいえ、捕捉されていない不法滞在も同程度いると推定されているから、50人に一人は来日して定住している外国人だと仮定してみよう。
事件や事故の報道で、50件に一人は外国人が被害に遭っていると推計しようとすると、意外と少ない。まぁ、ケンカやひったくりのような報道されない「小ネタ被害」で外国人割合は高くなると思うが。

カレー屋のイスラム教徒のベリー君はキャバクラで陶酔していたり(笑)するから、何かの拍子でぼったくりメイドカフェに引きずりこまれるかもしれない。
被害に遭えば、アルジャジーラが報道する。店は爆破される。
なんて想像でビビらせるのも、安全対策になろうか。
アルカイダの友達の友達が政界にいたりするから、「アルカイダ日本支部」の名刺でも持っていれば、ぼったくり店の請求は良心価格になるかもしれない。甘いか?

やはり、危うきに近寄らずが正解であるね。
イスラムにもプロテスタントにも近寄ってしまっている我が身は、もし海外進出企業で働いていたら、決して派遣したくない標的社員になるだろう。
転勤がない職でよかった…





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見た聴いた受信した(メディア評) | 15:59 | comments(0) | trackbacks(0)
学校コーポラティズムへの期待
 

桜宮高校の入試は折衷案に落ち着いた。トオルちゃんの顔を立てた形で。
「体育会系の入試、カリキュラムは普通科」で学ぶ形になる?
乱暴にいえば日体大の入試を受けて入って日大の授業を受けるようなもの?
と早合点してしまった。

桜宮高校サイトを見てみると・・・
普通科は学力5割・内申書5割。
スポーツ科は学力・実技・内申書1/3ずつ。


学力が苦手で、実技で点をかせぎたい子も普通科の入試を受けることになるので、苦手だった国・数・英を今から突貫工事で勉強しなくてはイケマセン。大変だ。

長い目で見れば、文武両道型のアスリートが育つ可能性も期待できる。在校生が守りたがっている伝統は、「まさにそこが、体罰を容認する学校スポーツが根づいていた元凶」として考えるきっかけになるのではないかね?
感情的に「スポーツするな」と受けとめるより、勉強しながらスポーツもがんばればいい。

高校が、甲子園予備校やメダル漁師のような組織を目指しているなら、目標のためには手段を選ばずになってしまう。高校野球でさえ、体罰で対外試合禁止、部活停止になる高校がときどき出ているではないか。
スポーツの意味、地域社会の視線を浴びながら学ぶスポーツマンシップを体と頭で学ぶ場所が学校スポーツの存在価値でしょうよ。

というところまでは、生徒会やPTAが自主的に取り組むべき課題。それを怠ってきたツケが、入試時期になって払うことになったのである。
生徒側の言いなりにするのが教育行政ではない、とトオルちゃんが毅然と矢面に立った主張は正論だ。
教委の怠慢なのか作為なのか、人事異動は深い闇の中にある。なぜボス猿のような顧問教師が生まれてしまったのか、暴行教師を異動させない力がどこからどう働いて異動リストに載らなかったのか、トオルちゃんは聖域にメスを入れてほしい。入試リセットで問題解決ではない。スタートラインである。

第2ラウンドは顧問の総入れ替え。
シャッフルするのが行政府の責任なんである。
知的で効果的な指導をする名顧問は異動してほしくないと生徒・親・学校が思うのは、一応よくわかる。
それをいえば、いい英語の先生も、受験指導のエキスパートも、天使のような養護の先生も、みな異動しなくていいのか?ということになる。

運動部顧問だけが聖域なのではない。教科教育も進路指導も、学校の伝統は脈々とバトンタッチされているのである。
いい先生は、公立高校であれば公の宝。ぜひ、他校でも活かしてほしい。学費が安いのは公費で運営されているためで、いい先生を1校に留め置かせる=他校に回さない理由を、教委人事部は納税者の納得がいく説明をしなくてはイケマセン。
数年で異動になることを前提にして、指導メソッドとセオリーを後任の顧問に伝えていくのも教師のスキルだと思いますがね。

どうしても「指導の継続性」にこだわるなら、指導者は外部の専門機関に委託して契約を更新していく方法もある。これはこれで、高校スポーツ機関からプロの指導を制約されているので難しいところはあるから、高校間で融通しあうとか。
勝ち負けが決まる試合だと、かけもち指導している2校が対決するなんてことにもなりかねないが(汗)。

私立中学に進んだ弟とちがって、公立中学に進んだ僕は「母校」という感覚が少々薄い。恩師がいなくなっているから。
ときどきスポーツ・ニュースで「陸上強豪校の伝統」なんてのも見聞きするから、運動部指導の伝統はベテラン顧問から新人顧問へバトンタッチされているのだろう。
それと、学校を取り巻く地域社会から学校へ期待する力も働いているのだと思う。市立学校の小さな校区だと、地域社会が新任の先生を育てる力を発揮するのではないだろうか。

同じことは、警察、消防、医療、福祉にもいえると思う。
人事異動は癒着や腐敗を防ぐ制度として健全に機能してもらって、新任の公僕が配属されたら地域で育てる意識を持てば、それがデモクラシーではないのかな?




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こんな日でした(日記) | 18:36 | comments(2) | trackbacks(0)
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