2013.05.31 Friday
大阪市戯会はトールちゃんやめろコールでフル勃起していたのに、絶倫感じ長に恫喝されて中折れ。なんだかな〜
出直し選挙になればタマがない。そのへんも、野党の腰砕けを招いた内輪の事情だったようだ。
こんなときこそ、平松邦夫が再来すれば、いい勝負になったかもしれない。
平松さんは「兵隊に風俗を」なんてことは考えてもいないはずだし、大阪の顔としては品格が一段上だ(職員の綱紀粛正は手ぬるいかもしれないが)。
トオルちゃんがどんな思想を持っていようと、もちろん表現の自由は保障されるのだが、政治責任はついて回る。「僕のことケシカランなら落とせばいいでしょ」は常套句だが、だからといって、そのへんのおっさんの酒場トークをそのまま政治家の口から吐き出す浅はかさが免責されるわけではない。ボクに勝てる候補がいますかね?と斜に構えているにちがいない。
おもしろい問題提起はしてくれたと思う。3K新聞のように擁護するメディアもある。
だから是々非々で国民的議論をすればいい。慰安婦問題は、被害者側には何の責任もないから、日本国民の十字架だ。そこはトオルちゃんも(口先では)認めている。
慰安婦問題と現代の兵士の性犯罪をセットにしてしまうから、顰蹙をかうのである。よく調べて証拠資料で裏づけないまま垂れ流して、メディアの誤報だ、誤解だと抗弁する論法こそ、責められているのですよ。
会見の草稿は歴史家をブレーンにして補強し、必要なら調査組織を立ち上げて(大学に委託研究してもいいだろう)、欧米記者に返り血を浴びせるぐらいの実態報告を披露してほしい。
でも、その前に、「ボクの歴史哲学」をこねくりまわすのが首長の仕事だろうか。
政党の党首として勇み足が出たのかもしれない。新自由主義なのか、新古典派なのか、社会民主主義なのか、コーポラティズムなのか、思想的バックボーンがないまま粗製急造されてしまったバブル政党だから、党首がガツンと理念を打ち出さないと統制が図れないのはわかる。
だとしても、粗雑すぎるわな。
よく練らないまま外交関係にまで踏み込んだ発言をして物議をかもすより、まず市政で実績を出さんかい!が有権者のホンネではないのかな。
拡大しそうな大大阪構想は隣接する兵庫県からも堺市からも反感を買い、維新議員は不良続出、国政のパートナーからは縁切り宣言。生き急ぎをせず、地方自治でしっかり仕事をしてみせてくれんかな?
ともあれ、首長を矢面に立たせて叩けば叩くほど、大阪の「ふしあわせ」になる。そんな政党に投票したのは有権者なのだから、天に唾するようなものだ。結局、市長が哂われているだけでなく、有権者の良識が世界に恥をさらしているのである。
参院選後の維新の議席数が、大阪の有権者の民度を示すものさしになりますぞ!
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