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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
組織は人なり
 

朝イチで公共の会館に出向いて、シンポジウムの設営現場の下見。
現場を見ると、視聴覚に訴えるプレゼンの下支えも実感をもってできる。

かつては、こういう縁の下作業もおまかせしたまま運営委員にまつりあげられていたが、手弁当でやった方がいい。PAなど職場で使っているのと同じタイプなので、勝手知った環境だとわかった。

総合司会を任命なさった事務局長も、「本当にできるか?」「どう進行するつもりか」と不審がっていたが、仰せつかった僕が「出たとこ勝負で大丈夫」「なるようになる」と構えているので、よけい不安がられる。
僕が病院事務の現場を知らないように、あちらも教育現場の業務を知らない。古い時代の国立大学で学んだ経験を引きずっておられるのか、大・短・専・高・・・の序列が頭からぬぐえないばかりか、大卒者は院に進むものと思われているようで、専門学校で大卒者が学ぶ現場でどんなファシリテーションがなされているか、想像もつかないだろう。

悪意はないと思う(思いたい)が、罪のない無知が、しなくていい不審や疑惑を生むことは往々にしてある。
経営者なら、部下全員のスキルとポテンシャルを掌握してこその人材活用というもんだろう。上司も同じ。そもそも、部下のもつ人的資源に関心がない上司など論外だ。

上司といえるのかどうか、カロリンスカ・ドクターに何度かバトンタッチを打診され、「これから、研究会をどんな方向でやりたいですか」と尋ねられた。
まず、関心を持ってくれるのは偉い。新しい時代のリーダーとして、僕は喜んでフォロワーをしている。

あの世のボスは、こうではなかった。
ワンマンで一気呵成にやった方が、手際よくできるとはいえるだろう。それを追認してきたフォロワーも、手となり足となって支えてきた。

調査統計の基本をすっ飛ばしたデータの分析を託されたときは、絶望的な気分(笑)になりつつも、使える部分だけ簡易のクロス集計をしてまとめたのだが、相談してくれたらちゃんと調査設計をしてチーム編成までできたのに・・・と悔やんでも、後の祭り。

この轍を踏むわけにはいかない。
調査研究、発表、広報、資金融通には、それぞれ「餅は餅屋」のスキルがいる。
その持ち主と信頼関係を結んで、できる仕事は任せて、できないところは外注に出すぐらいの判断は、だれにでも思いつくチームワークだろう。

「一人で看板を引き継ぎます」と意気込んでしまうと、ワンマン運営を踏襲することになるので、とりあえず保留したまま。人材がちゃんとそろうかどうか、募集するならどう呼びかけるか次第で、見込みは立つ(か立たないか)。
しかも、給料を払うわけではないので、報酬で釣らずにモチベーションをどう確保するかは、魔法のような世界だ。

いっそ、サークル活動でいいのではないか?とさえ考えている僕のテキトー主義がまた不審がられて、「こいつは何をしゃべるかわからない」と警戒されている気配がなきにしもあらず。
もう、そんな気合いは萎えているのに。
期待に応えてみますか!?(^^♪










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こんな日でした(日記) | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0)
ユースケ・サンタマリアも涙
 

保存を求める元乗組員の目の前で、あっけなくサンタマリア号が解体されとった。
そこは神戸市民の軽薄なところで、保存運動も盛り上がらなかった。しかたないのかな・・・

メリケンパークの片隅に朽ち果てた姿で展示され、展示といっても柵で囲ってあるので遠巻きに見るだけ。船を陸に鎮座させて、中も見せないなんて、もう展示とはいえない。
市民は、それでよしとしてきたのである。大阪北港にもサンタマリア号はあることだし、維持費がかさむなら、別の歳出に回すべし、と。それはそれで、ごもっとも。

はるばるスペインから航海して、なぜ神戸に?
だれにも、その意味がわからない。

そもそも、元祖コロンブスのサンタマリア号は、「新大陸への侵略と収奪」のシンボルなのだと指摘する意見もあった。500年の節目に国連で採択された「国際先住民年」は、決して祝賀行事ではない。
征服者を今さら追い出すわけにはいかないが、先住民の尊厳と権利を認めるアファーマティブ・アクションは世界各地に広がった。日本でもアイヌ民は先住民族だと国会で決議された。

そのあたりの世界市民運動に結びつければよかったのに、大阪港のサンタマリア号は観光船そのもの。神戸市民は関心さえ薄い。
もったいないけど、同じ壊すなら、インディアンを招いて火をつけてもらうイベントにすれば、南北アメリカ先住民はやんやの喝采を送ってくれるかもしれない。

帆船一隻ぐらいの維持費にくらべれば、市債2000億円を背負った神戸空港がペイする見込みの方が絶望的だから、空港を米空軍に貸してレンタル料をとる方が・・・と、また市有財産の物騒な使い道が頭によぎってしまう。イケマセンね。

まだ港には浮かれて造って浮かべられたまま(笑)の「廃船一歩手前」がさらしものになっている。
船をちゃんと活用しないと、港街の恥である。
いっそ、係留しないで漂流するラブホにすれば、スリルが味わえて、バカップルの波が押し寄せるのではないかいな?





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こんな日でした(日記) | 19:18 | comments(0) | trackbacks(0)
魔性の画廊ミストレス
 

後輩がギャラリーを経営しているエブリデー新聞ニュースに反応して、「四番画廊」を覗いてきた。
この6畳ほどの超こじんまりしたギャラリーのあるモトコーは、わが庭みたいなロケーションでもあるし。

モデルのような長身の美魔女が一人で切り盛りしていた。
シャガール(社ガール)らしい、ついだれかを思い出してしまうオーラを全身にまとっている。

「もしかして、副学長のゼミ?」
「いえ、あの先生ではなくて、私は文化人類学なんですけど、いまギディンスのモダニティと近代的自我論を読んでおりまして」・・・と、知の刃がビュンビュン飛んでくる。

展示された自作品も、「万華鏡」と銘打ったとおりの多彩なモチーフと手法。なにぶん展示スペースが狭小なのも手伝って小品が多いが、「私の中にいろいろな私がいて、どれが出てくるか抑えきれなくて…」とおっしゃるように、表現の泉にアクリル、油絵具、写真といろいろな蛇口がつけられて、ほとばしり出ている感じ。

血で洗ったサイコな作品と、向かい合わせに展示された日常のかわいい風景・静物とは対照的で、狭小スペースの効果も出ている。
シンメトリーな構図が何割かを占めているので、なにか必死にバランスを取ろうとしているようにも読み取れたが、「まー別にバランスとらんでも、出たいものが出るに任せればいいんじゃね?」と感想を申し述べさせていただいた。

アート作品は、論文を読むよりおもしろい。
いい意味で一貫していない作品を、パズルのようにつなぎ合わせて深層の情動を推し量るのは、久々に知的興奮を呼び覚ましてくれるゲームであった。

このアジトが今後どう展開していくのかも楽しみだし、2階に昇る「ペンキ塗りたて」のはしごが、妙にモトコーっぽくていい。
ギャラリーの女主人なんていうと、70年代のサスペンスドラマで殺されるか、五木寛之の恋愛小説のモデルにありがちな素性ではあるが、この美魔女は現役女子大生だからね。さらにどう尖っていくか、流れていくか、楽しみにしております。




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こんな日でした(日記) | 21:41 | comments(0) | trackbacks(0)
これは神棚に祀るお供え物
 

だれよりも「具」を再現する達人だ!と自負するマエストロにお灸がすえられた。
アラアラアラ

いまどき、こんなものを猥褻物としてしょっぴくK察も滑稽だし、公共の福祉も公安も害してないように思うのだが・・・せいぜい、部屋の飾り物にしているぐらいで、連れて散歩したり職場に同伴したりはしてないでしょうに。

ひまなK察が、画像がイカンから立体もイカン!と単純に投網をかけてしまったのか?
それなら、アワビを並べている魚屋さんはパスでも、アワビの写真をネットショップに掲載していたら、K察は「これはSea FoodであるかShe Foodであるか!?」とチェックしていたりして・・・んなことないか。

この類の「作品」が、週刊現代だったかポストだったかの袋綴じページにも載っていた時代はつい最近の話。こんなものを名刺で切り開いてワクワクしていた読者もいたわけだ。
石膏だから白いのがミソ。大人の塗り絵だったんですな(笑)。

ワタクシなど凡人だから、顔とワンセットでないと「具」単体を拝んだり鑑賞したりする楽しみはさっぱり別世界だ。だって、モデルがおばあさんだかチンパンジーだか、わからんではないか。
それを金を払って買う酔狂な客は、たとえば指原莉乃の姿を脳内でくっつけて夢を買っているはずだから、このモーソー力はすごいと思う。
モーソー力があるからこそ、こんな商いも成り立つわけで、容姿で勝負するのが難しい女子はパーツモデルで勝負できる。雇用対策になるかもしれませんな。

と考えると、21性器のトレンドは3Dプリンター。
要はデータが鍵である。
銃火器をコピーしたところで、火薬や部品素材までコピーできるわけではないから、心配には及ばない(と素人としては思う)。
全身3Dスキャンしたデータを販売すると、これは猥褻物になるのかどうか。法整備が追いついていない。簡単に国境を超えて流通するし。
データを加工して「太く・細く」「うんと若く・やや熟して」「顔だけ知り合いのあの子と入れ替え」なんてことも、朝飯前だ。

アナログ時代の映画や写真のフィルムは、いくらやばいものを撮影しても、「潜像」のうちは罪に問われなかった。プリントアウトするとNG。だから現像したネガフィルムは返してくれても、ポジの扱いはグレーゾーンだった。
これがデジタルデータとなると、潜像といえなくもないが・・・もう、そんな20世紀の議論をしている場合ではないんでしょうな。

石膏職人さんは、実にレトロでわかりやすい法規制に「飛んで火に入る夏の虫」になってしまったわけで、どこかホノボノしたものを感じさせる。客ともども、なごやかに愛でたり注文にこたえたりカスタマイズしてあげたりと、イイ関係ができていたと思われる。
それを、「さしこの具がこんなはずはない!」とかなんとか憤慨した客がチクったのではないだろうか。モーソー族としては、「しょせん模型は模型」と納得して購入しなくてはイケマセン。

売る側は、「モデルはチンパンジーです」と但し書きをつければ大丈夫。
いや、犯罪教唆するつもりは毛頭ありませんが。





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こんな日でした(日記) | 15:53 | comments(0) | trackbacks(0)
国保の穴
 

片仮名アイドルはさっぱり詳しくないので、「ローラ」がピンとこなかった。
ローラ・チャンかローラ・ボーしか知らないので。

このどちらでもない「第3のローラ」の父親が国際手配。かわいそうに、娘が恐縮している。賑やかし程度のアイドル生命は、身内の犯罪であっけなく絶たれてしまうのではないか?

犯行はけっこうセコい。国保の療養費を詐欺した容疑で、これはこれで裁くべきではあるが・・・悪意があれば詐取も簡単にできてしまう海外療養費給付制度も、見直すいい機会だと思う。悪意をもよおしてしまう穴を放置した制度も罪つくりだし。

国保は、健康な日本人にとっては税金以上に負担の重いセイフティネットだが、外国人加入者がうまく(狡猾に)使えば、祖国にいるよりお得に見える面はあるだろう。アメリカ人にしてからが、「ありがたい!日本にいる間に虫歯を治して、ガン治療も受けたい」と病みたがっている(笑)ありがたい制度なんである。「病むとお得」なのだ。

海外での療養費まで日本の国保が払う理屈がイマイチわからない。もともとは「一時海外滞在中の日本人の傷病」を想定した制度だったはずだが、同胞を守る趣旨はありがたいものの、実際かかった療養費は相手の言い値をどうチェックするの?
また、他国の診療や投薬を審査する権限が国保団体にはないから「多めに請求したもん勝ち」になりはしないかね?

国保にしろ生活保護にしろ、財源は公共財だから、甘いチェックで詐取されたとしても、怠慢公務員のフトコロが痛むわけではない。結果、公共財の詐取は逃げおおせるだけ。
まだまだ探せば「漁夫の利」のような稼ぎ口があるだろうね。古典的な偽装結婚もそうだし、養子縁組で生保をもらう中国人軍団もいた。病気になったら、障害を負ったら、日本人とくっつくか、定住ビザを取れば利用できる制度はいろいろある。

それを調べて公開するだけで、「インチキ受給の指南」になるのか「外国人の権利擁護事業」になるのか、コトと次第によってはどう転ぶかわからないグレーゾーンだ。
身近な外国人には、合法的サービス受給を最大限指南するけどね。




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こんな日でした(日記) | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0)
がんばれ大澤さん
 

大阪王将の店内カメラ・モニターだった大画面が、モニターをやめてTVになっていた。
天津飯&餃子の晩飯をいただきながら、横目で見ていたのは、「信州に嫁においで見合いパーリー」
店内にいたのが、おひとりさま婆様を除いてたまたま同年代のおとっつぁんばかりで、みな一斉に食い入るように見ている(笑)。

番組も、最年長56歳のコンカツおじさん2名の鯉のゆくえにフォーカスしている。
朴訥な兼業農家の榛葉さんにも御健闘を祈りつつ、僕は公務員の「大澤さん」を応援しないわけにはいかない。身内だしね。
また大澤さん、意中の相手が東京の弁当屋さん店長45歳シングルママだった。文句なしの美熟女で、さすが身内だけに好みは合うようで(笑)。

結果は、榛葉さんが同い年の彼女を射止め、大澤さん撃沈。
なんだか、「もう銀婚式の二人」のようにツーショットが違和感なく決まる二人は、結ばれるべくして結ばれたのだろう。大澤さん、色気を出しすぎましたね。

この見合いパーリーのキモは、お宅訪問タイムがあること。ヲタクではなく、ご自宅を。
これぞ熟年婚の気合いの見せどころってもんでしょう。
山を持ってる、畑がある、クルマはゴロゴロ。
若いあんちゃんだと、とても太刀打ちできない。

ご自宅訪問がをセットすると、暮らし向きが一目瞭然でわかる。
よそ行きの身なりであらたまった店に出向くより、家に招き合うのが自然でいいのではないか?

畑どころか資産も何もない我が家は、暮らし向き以前に無線室か書庫としかいいようがないので、だれも寄せつけない不穏な磁場が横たわっている。
でも、それはそれとしてそれもまたよし(なんのこっちゃ)。開き直るなら、「ご覧のとおりでござい」と語らずして自己紹介できるから、楽ちんだ。

人によっては、クルマに凝っている殿方も多いだろう。
どんなカーライフを楽しんでいるかも、人となりをうかがわせるリトマス試験紙になるのではないかな?

それで興味をひけばつきあえばいいだけだし、こりゃ合わん!と思えば死ぬまで合わないのが熟年婚の融通のきかなさ。合わないなら無理して「配偶」することもないだろうに、熟女は「保険」感覚なのか、資産と年金持ちに吸い寄せられる。「わしと一緒にヨットで世界一周しないか」なんていう殺し文句は、自滅文句にしかなりませんな(苦笑)。

まだ、「サイクリング彼女求ム」の方が穏便でよくね?
と自己弁護タラタラで売り込みたいところだが、「配偶拒否」に気づかれないままコトを進めるのは、なかなかスリリングな諜報戦だ。
ダメモトで、いくか?









こんな日でした(日記) | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0)
赤い都議会


都議選はまったく「あっしにはかかわりのねぇ話」なのだが、あれほど眠酒党びいきの都民でも愛想を尽かした開票結果にビックリ。
なにわ産のニシンの会が「あなた、だれ?」とスルーされてしまうのはわかるとしても、眠酒党はまだ昨年の敗戦ショックから立ち直れなかったのだろうか。

眠酒は、そもそものお生まれが、どこか関東の「生徒会左翼」が玉石混交のまま束になっただけだから、もう解党への道に追いこまれること必至。海江田さんはまたメソメソしているとか、いないとか。
民主つながりで、アメリカからヒラクリを顧問にでも呼んできて、斬新なテコ入れでもすればいかがかな?

都議会の議席の第三党になったのが凶惨党というのがおもしろい。美濃部都政時代ならわかるが。
それほど、痔眠党圧勝への警戒票が入ったということなのか?
シンタローが標的でいた方が、凶惨党としては奮い立つかもしれないが、後釜のエロ都知事も引き継いだ東京五輪への反発もあるように思う。「対岸の火事」程度の憶測でしかありませんがね。

暴走老人氏は、もう食べたくもないニシンの会に無理につきあうのはやめて、ローカルな暴走老人党でも結成した方が、最後の花を咲かせることができるんではなかろうか。
なにわの暴れん坊にふりまわされると、脳動脈がプッツンしかねませんよ。

いまだにわからんのが、なぜ双頭の龍のような異形の政党ができたのか?である。
話題づくり→集票は既定路線だとしても、みんなの党の方が近いといえば近かった。ニシンと別れたのは「みんな賢明」だった証しといえましょうか…
この「石原トオル」親子は、いつかはオイディプス王伝説をプレイバックすることになると思う。シンタローを政界から追い出した後に、もしかすると暗殺されるかもしれない。

さっさと今のうちに「大阪に退きます。東京に色目は使いません」と鞘を収めるべきなのだ。地元の生活保護率を半減させてから、国政を目指せばいい。
ニシンを背負って参院選に出る候補者は大変だな。もう、都議選の結果を見るだけでも、比例関東ブロックで勝ち目はない。それでも出馬する候補者の度胸というか破れかぶれというか(笑)自滅行為には、とりあえずエールを送りましょう。「賑やかし組」としてぐらいの値打ちはあるから。

イスタンブールの暴動で風向きが変わって、東京五輪を呼び寄せる神風が吹いてしまうと、どうなるのだろうか。
大阪五輪に再び名乗りをあげて、ひょんなことから実現してみせると、ニシンはぐっと出世魚になると思うのだが・・・トオルちゃん、巻き返しを図るなら得意のスポーツ政策ですよ!






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政治 | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0)
不揃いすぎるリンゴたち
 
兄弟会の日曜日。
『樹下の家族』という小説があったような気もしつつ・・・しかしまー何の木かわからんほど、果物あり野菜ありキノコありと雑種すぎる血を分けた父の十周忌だから、と僕が声をかけた。「十周忌って、するもんか?」と聞かれたが、墓守りは無信心だから、勝手にアニバーサリーを決めればいいのである。

義妹が一番の新顔だが、この共通性のない3兄弟の、表面的にはなごやかにダベりあっていても共感も互助もなさそうな不思議な義理集会を、どう感じていたことだろう。「男の勲章=バツ」は共有しあっている野郎どもだから、無傷・無事故・無違反の次男坊の僕がカヤの外にいるだけなのかもしれんが(苦笑)。

弟の教え子を僕が再教育したり、僕の仕事の成果が義姉の職場に就職したりと、因果なつながりはあるのだが、身内で仕事の話になると遠慮が働いて攻めの手も守りの手も生ぬるくなるので、結局なにも生まれない。「兄弟げんかだけはするな」が父の遺訓だったし。

弟もクレーマーPTAに苦心しているようだし、風当たりは強い。風をあおっているのが僕だったりする(笑)。ま、世間知らずを貫き鈍感力を磨けば、公務員としては上出来である。
やんちゃな兄貴は酒とクルマ(法令違反はしない)に夢中で、18年乗ったハイエースが20万で売れたぞ!!と喜んでいた。このへんのクルマニヤ感覚はわからんが、「ビールはヱビス」のこだわりは僕と数少ない共通項だ。蒸留酒はニッカ。

小樽にも札幌にも深川にも、みなマメに旅しているようで、彼の地の姉夫婦からすると、不義理な次男坊だけが遠縁になっている感じかな。本家の墓が夕張にあるのか美唄にあるのか、さっぱり知らないし。
本州に遠く離れた3兄弟も、法事でしか顔を合わせないほど疎遠だし、「兄弟は他人の始まり」とはよく言ったものだと思う。
干渉しあわないのは楽でいいけど。
太っ腹な兄貴のおごりで満腹になったから、よしとするか♪






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こんな日でした(日記) | 23:56 | comments(2) | trackbacks(0)
辛坊さんの心棒は?
 

シンボーさんバッシングは予想通りの展開。
遭難したのが悪いわけではないし、救援要請も当然の権利だ。
リスク管理も、酒気帯びでマイカーを運転するヤカラよりちゃんと練っていたと思う。
その上での「冒険する権利」は叩かれるべきではない。

キャスターとして、すでにいくつか過ちは犯しているし、今後の身の処し方でジャーナリスト生命は決まるよ。

その1。
海保・海自に感謝するのはいいとしても、謝罪するのは筋違い。
なんでも、海保のレスキュー隊の名前を尋ねても教えてもらえなかったとか。そりゃそうだ、個人的に謝礼でも渡してドラマチックな深イイ話のねたにしようとひらめいたのかもしれない。ところが、プロフェッショナルは「贈収賄に問われると厄介だわ」と考えたかもしれない。それは正しい。
代わりにワッペンをもらったらしいが、オイオイオイ、公務員の装備は国民共有の財産なんですぞ(笑)。

国民の生命・財産を守るのは政府の責任であることは、焼酎学生でも知っている。軽率な行動かどうかを裁くのは第一線の海保・自衛隊のすべき仕事ではないし、もし重大な過失があるなら、裁きの場に立たせて刑事・民事責任を審理するために全力で救命するのがライフセーバーの仕事でしょう。

改憲したいシンボーさんは、まさか「政府に頭を下げる従順な国民だけ守られるべし」とでも思っているのだろうか。
「救援要請に応えて出動してくれた海自・海保は当然の職務を遂行したのでした」と淡々と語れるかどうかが、ジャーナリストの踏み絵だろうね(正論は叩かれる覚悟で吐くから正論なのだ)。
これから、海保・海自の不祥事を番組で伝えるとき、舌鋒はマイルドになりませんかねぇ・・・爪も牙も抜かれた鳥越、滝クリの二の舞にならなければいいが。

その2。
日本のスポーツ・ジャーナリズムと並んで、「冒険報道」はお粗末そのものの学級新聞レベル。三浦雄一郎がヘリで下山していたことさえ、祝賀ムード横一直線のキー局ニュースでは触れないように。

ジャーナリストなら、当然おのれの冒険はちゃんと検証なさるだろうが、どこに無理があったのか、開示してなんぼでしょう。プロジェクトチームがどんな面々なのか、いかなるスポーンサーがいくら出してどんな要求を出したか、リスク管理はどうやっていたか、洗いざらい開示してほしい。

海保の事情聴取には話すが、視聴者にはオブラートに包む・・・シンボーさんは、そんな日和見主義者ではないよね?

「説明責任を果たすより、私の信用が落ちる方がつらい」を選ぶか、「私への信用は投げ捨ててでもすべてを開示します」を選ぶか、重大な機会を与えられたわけである。もし成功していたら、祝賀ムードのお囃子でヤボなこという声は黙殺されるが、失敗したおかげで検証・説明する試練を与えられたんですよ。

「スポンサーの事情もあるので、名前や金額など開示するわけにはいかない」なんて詭弁に逃げてしまうと(また、許されてしまうと)、もう今後の世間一般の事故報道さえコメントできなくなる。
「おのれの事故」の報道と批評が客観的にできればメディア復帰してお株を上げると思うし、「まーまーまー皆さん、笑ってやって下さい」でお茶を濁す芸人になるつもりなら、モナに弟子入りしなさい!(笑)

その3。
「どの面下げて再挑戦するなんて言えますか」
と、憔悴した場面だからしかたない弁明だとは思う。けど、あえて成し遂げてほしい!と思いますぞ。
こういう冒険は、成功を称えるのがエンターテイメント、失敗を伝えるのがジャーナリズム
たとえ成功しても「これだけの社会的負担がかかった」と裏を暴くのが大人のジャーナリズム。

TVキャスターとして芸を見せたわけではない!一人の人間として挑戦したんです!ということなら、なおさら、初志貫徹する大人かヘタレか、全人格的な評価がされてしまうよ。「再挑戦には会社から待ったがかかりました」と言い逃れをしておいた方が、ヘタレ疑惑はかわせるけど。

ヨットマン歴は長いようだから、辛坊さんは本当に海をヨットを愛していたのだろうとお察しする。
だとしたら、ヨットマンの後輩たちが同じミスを犯さないためにも、洗いざらい事故検証は開示するのが、先輩の責任ではなかろうか。大事なことを黙っていて、今後だれかが似たような事故で命を落としたら、未必の故意が問われることになる。
その責任の重さは、検証して語る技量のない素人と、言論のプロフェッショナルとでは当然ちがってくる。決して平等ではない。

キャスター辛坊さんの背負った十字架は軽くないよ。
しおらしく帆をたたんではイケマセン!





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こんな日でした(日記) | 14:09 | comments(0) | trackbacks(0)
トワイライトEXエアライン開通!!
 

エアドゥが関西発上陸だったとは・・・
その新路線が神戸札幌便。毎日2便離発着するらしい。

ワタクシの中では米空軍Kobe Baseにしてしまっている市営空港ではあるが、便利な路線ができると、もう少し「民用」でもいいか〜と様子見したくなってしまう。現金なもので。

もう、4大都市圏の間はエアラインの役目を新幹線が担っている。鹿児島や東京だと新幹線で楽々な時代だから、国内エアラインは札幌とか沖縄方面に飛ばないと選ばれる価値がない。実際、神戸はなぜか石垣島や沖永良部島に飛ばしていて、マニヤック路線で存在感をアピールしている。

何かの都合で路線廃止になってしまわないうちに南西諸島にも飛んでいきたいが、旅情はなぜか北に向くようで・・・
麻生よう子も朱里エイコも歌っているように、日本人は北に向けていわくありげな旅に出るのである!

なのに今はJR札幌直行便が1本残るだけになってしまったので、もうJRに期待できないとなれば、エアラインしかない(そりゃ高速バス大阪札幌便でもあればチャレンジしてみたいすよ)。
できれば、中標津行きとか帯広行きも飛ばしてほしいところだ。マニヤックすぎるけど。

おいそれとは行けない北の大地には、20円の切手を貼るだけで心は飛んで行けた。
ちゅー坊のころ、「札幌神戸集団文通」をやってクラス内で盛り上がっていた。僕と札幌市豊平区の同学年生が開始して、お互いに同級生を誘って4本ぐらいの手紙キャッチボールが並行していた。
写真が同封されていたら当然クラスで回覧する(笑)。まぁ、郵政省に介添えしてもらう間接グループ交際みたいなもんか。

札幌やら木古内やら夕張やら深川やらに身内が根を下ろしているが、親族はかえって遠慮のワンクッションが働くので、遠い第二の故郷の便りは同年代の子から聞くのが新鮮なんである。年配の親戚と鯉バナをするわけにもいかん。適度な距離感があるおかげで、彼の地の牧場デートやら輓馬ドライブ(!?)の話はなかなか楽しかった。

もちろん、その時代もエアラインはあったはずだが、少年少女の乗るものではないし、子供は土足で搭乗してはイケマセンといわれると真に受ける(んなアホな)ような、「空の旅は贅沢」な時代。不便で選択肢も多くなかったが、「いつかはジャンボ」な夢も持てるのは旅の醍醐味だったのではないかな?

ちょうど昭和40年ごろに、板付から伊丹まではコンベア880で家族旅行して以来(これが僕の初ジェットフライト)、僕は長いことプロッペラ機しか乗ったことがな く、ボイン727など憧れの翼だった。
キュートで馬力があって小回りもきくボイン727のプロポーションは、なぜだか安西まりやのイメージ(笑)。DC8 やDC10はもう大女優な感じ。

結局、いまだ千歳行きボイン727に乗る夢はかなわず、いつしかエアバス時代に変わってしまった。
エアドゥは実用本意の格安航空だから、味気なくあっけなく札幌に行けてしまう。ちと物足りない。
オフシーズンなら、トワイライトエクスプレスの何分の1かの安値で日帰りジンギスカン食べ旅行にだって行けてしまう。うーん…テツとしてはJRの不甲斐なさを嘆くばかりだ。

もうすぐ開通する函館新幹線だって、きっと東京で乗り継がにゃいかんだろうし、やはり北海道はエアラインで決まりなのだろうか。あちらで過ごす時間が増えるのは、ホスト・シティとしてはありがたいんだろうけど。

エアドゥとJR北海道がタイアップして、道内周遊券をつけてくれると、がぜん魅力的な足になると思う(もう旅行代理店が企画してるかも)。
札幌トンボ返りだけでは、あまりにももったいない。岩見沢、夕張、江別・・・と名所旧跡(!?)てんこ盛りなんだから…
余市にでも酔っぱらいに行くか♪





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こんな日でした(日記) | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0)
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