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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
うつくちい日本の有権者の秘密
 

というわけで、来年の抱負も浮かんでこないほどゼツボー的な今年の総括。
アベノミクスに淡い期待をした…というより眠酒党の自滅で票が転がりこんだ痔眠党の暴走が止まらない。
極右と保守の緩衝材になっていたシンゾーさんは、大政翼賛体制の快楽に酔いしれているのではなかろうか。強力な選択肢がないから、次の選挙で何かが変わるとも思えないし、巨大与党の内紛・分裂・自壊を待つしかない。

古今東西、権力という化け物は暴走するもので、加えて大衆心理を追い風につければ鬼に金棒になるのは歴史が証明している。
目先の小銭に目がくらんで票を入れた有権者には、特定秘密法も原発再稼働も辺野古米軍基地も、とやかくいう資格はないのである。

特定秘密保護法は公安・防衛関連の国家機密だから日常生活にさしつかえありませんよ、と政府は鎮静剤をふりまいていても、そもそも役所は隠蔽体質だから、今さら感はある。警察とマル暴の仲がユルユルなことも、地方自治体と天下り先がツーカーなことも、(自称)ジャーナリストと財界がズブズブなことも、今さら驚くべき不都合な真実ではない。

国民の知る権利より役所の秘密主義が優先されるなら、国民の側は「情報を提供しない権利」を行使するのが抵抗戦術になりえる。
グリコ事件も宮沢みきおさん一家殺人事件も、これみよがしの証拠が大量に残っている事件は、きっと真犯人を知っている第三者もいると思うが、なぜか迷宮入りしかかっている。もし第三者が司法制度そのものに不信感を持っていれば、通報するメリットより通報しないことで間接的に司法機関に報復を加える快感を味わっているだろうね。
一般の行政事務も、ガセネタが洪水のように押し寄せると、役所は機能不全を起こすのではないだろうか。
「六ケ所村の地図と乱数表を持ってる風俗嬢がいてましたで」なんて類のネタを。

毅然と対中・対韓のスタンスをとるつもりなら、アメリカを後ろ盾にしなくてはいけない(個人的な期待ではなく、政治判断として)。
安倍マジックで辺野古カードを沖縄県知事に呑ませたことで点数をかせいだつもりでいたようだが、なんでそのタイミングで靖国に突入せんといかんかねぇ・・・別に辺野古移転は米軍にとってメリットはなくて、日本の政争の具にすぎないから、コマをちょこまか動かすより東アジアに火種を増やす方が迷惑な話だろう。

極右はすぐにでも中国軍、韓国軍、フグ大将と交戦する気を吐いているようで、渡邉メディア帝国もそれをあおるような番組を垂れ流しているが、それもまぁ国民が支持している体制だから、安倍の暴走というより国民の幻想だわな。
日米中韓印欧出身の賢人連邦(露もアラブも入れていいか)ができれば、すぐにでも亡命したいところだが、こういう世界共和国構想も、最近はやらない。実はどこかにできているような気もするけれど、ナショナリズムのぬかるみに足をとられて、気づかないだけかもしれない。
あぁ…幻覚症状ですな(苦笑)。





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政治 | 17:14 | comments(0) | trackbacks(0)
今年の総括の前に、来年の抱負
 

遅い昼飯をとってのらりくらりビデオ消化をしているとき、ふと思い出して年末年始の銀行営業を調べてみた。毎年、ついつい家賃は正月明け振り込みになってしまうので、きっちり年内に払って優等生になってみるか、と殊勝なことを考えたのだ。
運良くか悲運か、「年内は30日の6時までATMやってまっせ」とわかったのは15分前だった。

あわてて着替えて愛車をこぎこぎ、年内振り込みに間に合った。
とはいえ、入金日は正月明けになるらしい。なんじゃらほい!?
地銀が悠長なのか、どこでも同じなのか…

ともあれ、年末タスクを1件完了。あと、洗濯やら年賀状やらゴミ出しやら、先送りしていた雑事がたまっている。大晦日は、実にしょーもないクライマックスになるわ。

北野坂をぐるり回ってトンボ帰りすると、たてよこの通りをそぞろ歩く家族連れやカップルの多いこと。別に年末名物のレストランがあるわけでもないし、北野天満宮に初詣でならわかるけど(そのくせ正月は閑散としている)、皆さん年の瀬に何をしにいらっしゃるか?
東大モトクロスなので、さっぱり地元情報が入ってこない。

さっさと帰ってエアチェック消化をせねばならない。あぁ小市民な年の瀬^^;
しんかい6500も、ローカルJR乗り継ぎ温泉もDASHもたかじん委員会も、チェックしなくてはイケマセン!
なんとなく、来年は水に親しみたい気分。今まで山ばかりだったからなぁ・・・温泉や釣りなら、カナヅチでも歓迎してくれるかも。
瀬戸内海沿岸も開拓してみたい。
と、ささやかな抱負で晦日は暮れていく…。







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こんな日でした(日記) | 20:30 | comments(2) | trackbacks(0)
JRやらトラックやらでバーチャル消化旅行
 

んもー、テレ東の旅番組2連発は消化するのに大変だわ。
ローカル線ものは手慣れたもので、日本最西端から日本最東端までリレーする「人気列車で日本列島縦断!ローカル線で巡る名湯・秘湯めざせ30湯!」
温泉30湯に入れだの、鈍行に限るだの、ルールはあっても抜け道がある。タクシーOKだと相当ラクになるのがわかる。

この種の番組の命は、なんといっても人事である!
特にオープニングは肝心なのに、藤田朋子と田中美奈子はどうしようもないオバサンペアで、やっつけパート仕事をこなしているだけ。田中美奈子に至っては、声をつぶしてしまってプロ失格ですがな(小遣い仕事も入ってこなくなるよ)。

そこは飛ばし見して、意外といいトリオだったのが西村和彦&奥山佳恵&ガッツさん。奥山佳恵の盛り上げ役もけなげでいい感じだし、西村和彦のリーダーシップもいい。そして、のらりくらりおじさんが引っぱっていかれる・・・となると、これはレジェンドと化している「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」と同じパターンではないか。
エビスさんダウンに備えて、テレ東がリニューアルの布石を打っておいたのか?

北海道に突入するアンカーは、沢田亜矢子&北原佐和子&仁科克基の意外なトリオ。美熟女サンドイッチに萌えてかビビってか、仁科クンも、なかなか活躍している。
北見出身の沢田亜矢子が「あー上京して変な夫に引っかからなきゃ女優としてミソがつかなかったのに」と述懐するシーンに期待したのだが、湿っぽいシーン皆無。ルックルックさん、網走まで来ておいてふるさとにあいさつもないのは、冷たいのではありませぬか?

熱かったのは、ジローラモさんが水を得たオットセイ(笑)のようにナポリからスタートするトラック・ヒッチハイクだった。この「ヨーロッパ縦断トラック乗り継ぎ旅!ナポリ〜パリ激走2800キロ!」の企画もすごい。が、正直カネはかかってなさそうだ。
バトンを受け継いだユージの英語力がかなりお寒いのは笑えたが、ファイト一発渡辺裕之のドイツ語は錆びついているとはいえ感心した。

ドイツやベルギーでヒッチハイクなんて、今のご時世なかなか思いつかない。ロケみつのようなふざけたお遊び企画はあるとはいえ、テレ東の方は国辱タレント芸をばらまかない(笑)。企画に一本筋が通っているし、リアル・ハプニングをさりげなく演出している。
ぜひぜひ、ローカル路線バス乗り継ぎ旅「ヨーロッパで黒エビスうろたえる」の巻をやってほしい。
太川陽介はしっかり手綱をさばくだろうし、マドンナ役に春香クリスティーンをセットすれば大丈夫ではないのかな。
それでも黒エビスさんの性癖がどうにじみ出てくるか、楽しみであーる。









こんな日でした(日記) | 19:28 | comments(0) | trackbacks(0)
「週末納め」の肩透かしと番狂わせ
 

世間の仕事納めは実感することがなくても、図書館が6連休に入ってしまうので、借り納めに行くか〜と思い立った夕方には、神戸にも雪ですよ!降りますよ!と予報が出ていた。愛車のオープンカーはつらい。
なんのことはない、乾いた六甲おろしが吹きすさぶだけで、粉雪のカケラさえ飛んでない。

暖まっていくか、とバングラ領事館へ「汗かき納め」に飛び込んだ。
バングラ人スタッフの里帰りは年が明けての航空券オフシーズンなので、店も平常心で(!?)やっている。
「新大阪は大晦日と元旦の2連休いただきますけど、神戸は元旦だけ休みます」
とガンガン営業中。
まだ年内は汗をかきにくる機会もあるかもしれないのに、「今年もどうもごひいきいただきまして」とカレ納めのあいさつをいただく。どうも、ごていねいに。

愛車を三宮までこいでいると、ポカポカ暖まってくる。冬の体育のような気分だ。ゼェゼェ…
三宮の図書館員も、民間委託されて以来スタッフの物腰がとてもソフトになった。結局、立ち読みだけで閉館時刻になり、「今年もお世話になりました〜」とおじぎに見送られて、「さよなら〜よいお年を〜」とお別れしてきた。
ここには、ひときわシャキシャキした(いい意味で)きっついお姉さまがおられて、Mのワタクシはひそやかなファンなのだが(笑)、今夜は見納めできなかった。

帰宅前の最後のミッションは食材買い入れ。朝飯の定番は鍋焼き面のトレイかアルミ鍋と決まっているので、年内の分をまとめ買いしておこうと思い立った。
ところがだ。意表を突かれた。
棚が年末年始モードに切り替わっていて、鍋やおせちの具材がどっさり並んでいるのに、ふだん定位置にある孤独士御用達の麺類がない!年越しそば用の高級麺は並んでいても、鍋焼きうどん・そばの類が消えているのだ。

そりゃー単価98円のうどんより、利幅の大きいものを売りたいのはわかりますがね。
少なくとも、わたしゃ明日は鍋焼き麺をしなくてはいけないのだ。しいたけを大量に買い込んでいるもんで、早く消化しないとカビが生えるから。

そんな孤独士の都合は、ダイエーさんオアシスさんコーヨーさんの3店どこにも通じなかった。
しかたなく、家に備蓄してある鍋焼き麺を発掘することにして、収穫ゼロで家路に。六甲おろしが身に染みるなぁ。
もしかすると、安い鍋を並べてないのではなく、孤独士たちが買い占めてしまったのかもしれない。同じ穴のムジナたちは年々増えているような気もするから。

どん兵衛なんかがどっさり並んでいるのも、ちとわびしい眺めでござる。
「独りどん兵衛」はいかにもわびしいし、「家族でどん兵衛」も「新婚どん兵衛」も貧相だ。
正月マクドも、正月ロイホもどうにかしてほしい。
かといって、拍手喝采されそうな名案はないのだが。
大晦日までは日常の延長でズルズルいくとして、正月三が日は、さっさと過ぎ去ってほしい。
王将へ応援がてら食べにいく口実ができたのは、かすかな救いかな?









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こんな日でした(日記) | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0)
年賀状より電波手帳
 

すっかり甘美なクリスマスの余韻に酔いしれてしまって、発売日を忘れていた電波系雑誌。もう、附録の手帳だけが目当てなので、本体はどうでもよろしい。
こんなもの毎年律儀に買い込んで、何に役立っているのか!?と胸に手をおくと自己嫌悪にしかならんので、せいぜい役立てるとしましょう。

いつの間にか、全国にFM局はうなるほど群雄割拠している。
そういえば、「せのぶら」や「よ〜いどん」を見ていても、コミュニティFMに出くわす場面がときどきある。人口2けたの中都市になると、「わが街ラジオ」が1局あってもおかしくないほど。

RL手帳でざっと見ると、小さい局は1Wの弱小というかエコというか、微細出力でオンエアしている。
「わが区」のFM MOOVは10Wで、これぐらいあるとけっこうなエリアをカバーしているから、アンテナさえ工夫すれば受信エリアは確保できるのだろう。

経営状態は心配してあげる立場にないので、零細ビジネスがんばって下され!と応援するばかりだが、これで職員がちゃんと食っていけるなら、メジャーFMを横目にオリジナリティを発揮しやすいのではないだろうか。
ネット配信しているところも多いのだが、できれば現地に出向かないと受信できない珍局であってほしいなーと思うのは、マニヤのわがままである。

AMの1Wなんて出力は、自然条件で「受信不可」だと絶望的に受信できない。FMの、しかもVHF帯だとアンテナを工夫すればしただけの成果は得られる。どれだけ遠くから富士山が見えるか?チャレンジと同じで。

神戸だとFM徳島がなぜかダイレクトによく聴こえるので、徳島にFM仲間までできるほど愛聴していた。海上伝搬の効果だろうか。瀬戸内海沿岸を開拓してみたいものだ。
現住所はちょっとアンテナを出しにくい不動産環境なので、結局はネット配信で聴くのが確実なのだが、さっぱり「受信できた」感がないので、醍醐味もない。

それより、放送網でメジャー制作の番組を中継するだけだと、どこの局を聴いても同じなので、ローカル珍局が狙い目だ。東大モトクロスで、神戸の周辺にもローカル珍FMが散らばっている。加古川、三木、西宮のコアなFMリスナーが、きっとおられるでしょうな。
湾を越えて目視できそうな和歌山も、陸路だとうんと遠い(滋賀県や名古屋、岡山より感覚的には遠い)ので、電波だと一直線つながりになる。
徳島と和歌山を開拓してみるか、と来年の受信業務(笑)の指針を立てて、今年をしめくくるとしましょう。




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こんな日でした(日記) | 20:14 | comments(2) | trackbacks(0)
兵庫県六甲市いのしし民?
 

裏山を歩けば出会うイノシシは、神戸市民のナチュラル・マスコット。
市街地を散歩しているやつもいて、僕が出会った最南端(つまり、山から遠いダウンタウン)は兵庫県庁前の幹線道路だった。
それが、今年は会えんなぁと寂しく思っていたら、間抜けなやつが川原に取り残されてローカルニュースになっとった。

写真で見ると、閉じ込められただけあって四方を堰堤で囲まれ、人もクルマも入れない緑地になっている。気づかなかった。これは、動物たちのサンクチュアリーではないか!
きっと、捨て犬・捨て猫が繁殖するね。この報道で。仲良く共生できればいいが(捨てに来てはイケマセン)。

宇治川沿いは、僕もよく川沿いを通って大倉山の図書館まで散歩するのどかな並木道になっていて、桜並木はみごとだし、初夏には上流でホタル、夏〜秋はBBQと市民を楽しませてくれる。とても都心の川とは思えない静かなアメニティ空間になっている。大雨でも氾濫することがない。
さぞかし、イノシシも居心地がいいだろう。案外、隙間から出入りして図書館に本を読みに(笑)通っているのではないだろうか(大倉山公園は野良猫のサンクチュアリーになっている)。

役所が四角四面な規則で動けないのをいいことに、ここで静かに蟄居してくれる分には、とやかくいうこともないだろうが、餌づけしにくる市民がいれば一応ルール違反。川魚を食べて暮らして、飽きたら山に戻っていただければと祈るばかりだ。

カラスがゴミを荒らす被害は全国どこでも起きている災難だが、さっさとコンテナ集塵に替えれば問題解決するのに怠けている人間をカラス様は笑っているだろう。
イノシシも、人をつついたりして騒ぎになっているのは、はて昔からあったことなのか、急に増えたのか、よくわからない。
変にカワイ〜〜〜〜と餌づけしようとする不届き者が何人もいれば、買い物客にエサをたかることを学習してしまうぞ。野生動物との距離をおいたつきあいは、「六甲市民」のたしなみだったはずなのに、ゆるんでしまったのか?

知り合いの地域猫とじゃれあうたびに、あまり人間と親しくなると暗殺されるリスクもあるから、警戒心を持たせるのも人間の務めかなーと複雑な気分になる。ワシだけは安全だぞ、と都合のいい教育をしようにも、なかなか難しい。
イノシシには、とりあえず毅然と向き合って退散するのを見守るようにしているのだが、なんでもかんでもワーキャーかわいがる脳天気な市民もいるからなぁ…
餌づけするなら、広い庭つきの自宅に引き取って最後まで飼育してみなさいって。





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こんな日でした(日記) | 16:09 | comments(2) | trackbacks(0)
腹に手をあてて考えてみれば…?
 


亭主に隠し子発覚!!
てなことはどこにでもある話でも、妻の隠し子は隠すのが難しい。ええぃ、あなたの子だよと夫をだまして育てさせちゃえ!とウルトラ志位をしかけてしまった悪妻は、なんとまー大胆不敵。
女優として光るものがあったのに、忽然と芸能界から消えた理由とつながってくるぞ。

女は怖い。なんてもんじゃない。愚かさに気づかないこと、息子と父親の関係がさっぱりわからない無知が怖いのだ。
大事に大事に思っている息子に自分の存在不安を抱かせる元凶は、芸能マスコミに八つ当たりしたり逆ギレしたりして話をそらせている自分のユルさにあるのではないか?
息子を巻き込む報道に憤ってみても、そんな母親に息子は憤りたいところだろう…のに、喜多嶋一族に扶養されているから文句がいえない。かわいい愛息に足かせをはめて針のむしろに固定しているようなものではないのかね?

まぁ、そんなユルい女優と入籍してしまったわが弟(分)ミキオにも、落ち度がちょこっとあるとは思うが、よその種馬の子を曲がりなりにも食わせてやっていたわけだから、それで相殺すればいい。僕なら詐欺罪で訴えるか、種馬を探し当てて責任を取らせるか。

そこは百戦錬磨のミキオだから、「育児もいい経験になったし、育ての親と思ってくれたらいい」ぐらいにおおらかに鞘を収めることになると思う。
あとは、喜多嶋家でどうギクシャクしようと関知せず、自分の家庭を大切にすればよろし。でも、ニュー・パートナーが同じことをやっていたらトホホですな。

親子鑑定が4万円でできる時代だから、依頼する夫も急増するだろうし、やましいことがない彼女または妻も、「本当に二人の間の子である」と証明するために証拠をつきつける必要が出てくる。きっと近いうちに、ドンキホーテでDNA鑑定キットを買える時代がやってくると思うぞ。

かりに、見に覚えのない子を彼女が身ごもったとき、二人の血を分けた子ヨとしゃあしゃあとウソをついてカレシを馬車馬のように働かせる悪女はめったにいないとしても、残り推定1割ほどの正直な母親が「実は…」と打ち明けたら、そのとき男の大きさが問われることになる。
事情によりけりだろう。

「たまたま一人で爆睡している間に空き巣に手篭めにされたみたい^^;」
なら、許すかどうか。悩むのも変か。
よくあるのが、男の兄弟や父親や親友が実は子の遺伝上の父親だったという痴話話。
身内を巻き込むと、こんな彼女は親族をギクシャクさせる罪な疫病神でしかない(だから、人類はインセスト・タブーを守ってきたのである!)。
親友に彼女を妊娠させられたなら、その親友の彼女か姉妹にちょっかいを出すリベンジを考える男もいるかもしれない。

ミキオの災難は「二人の男と罪な女ひとり」のパターンだったが、あの業界にはサスペンスがくすぶりはじめている。「二人の女と一人の男」パターンのマナカナである。子供ができても、その子の本当の母親は?と疑う余地はないけれども。
カナ夫が「好きなのはマナでも、子づくりはカナと」なんて都合のよすぎることを考える種馬でなければいいが、双子の姉妹は「二人で一人」なところがあるからねぇ。
何かあったらあったで、同窓会の酒の肴になるだけだが。






こんな日でした(日記) | 15:11 | comments(2) | trackbacks(0)
娘に泡踊りさせる気か?
 

何かと話題のキラキラネームの今年のトップ泡姫ちゃんには笑えた。
新人のパパママは、もうトルコも泡姫も知らない世代になっとるのか?
わが子が大きくなったころは死語になっているかもしれないので、そのへんも見越して命名した親もいるだろう・・・

けどね。
「ありえる」と読ませるのは、きっついなぁ。ありえへんでしょ。
なんだか世間へのベタベタの甘えが付着してますな。「アリエル」とつければいいのに漢字をあてたもんだから、ありえるちゃんは年頃になれば、きっとニックネームで泡姫!と呼ばれること内定ではないか。または、洗剤!とか(笑)。かわいそうに。

「ぷう」ちゃんも熊!と呼ばれること必至だし、「きてぃ」に漢字をあてようとする奇天烈な親の顔はチラッと見てみたい(保育園に来たりするんでしょうな)。度を越した親バカを十字架として背負って生きなくてはいけない子供は、重荷に耐えられなくなると、そんな親と同化する選択をしてしまうぞ。

幸運にも、キラキラ子の高等教育進学率は高くないせいか、僕はまだ出会ったことがない。
イマふうやなぁとほほえましく見えるのは栞とか樹のような植物系。アニメ風は未対面だが、会ったら腫れ物に触る気になるかもしれない。
やるなら、ポチとかミケをつけてみてほしい。かわいがったげますよ。

ドス黒ネームが話題になったのは、もう一昔以上も前だっただろうか。
悪魔ちゃんは裁判沙汰を経てパパが渋々改名したものの、パパはスナックをつぶし、ジャンキーになって塀の中へという人生をたどったとか。
ドス黒ネームが原因で家庭がそうなったと考えるか、そういう生き方になる大人が子供の名前を弄んだだけと考えるか、真実は二通りありそうだ。

キラキラ系でも、心愛はかろうじて許せる気もする。熊本にはマーガリンとかキャサリンを名乗る愉快な一家がいるようだから、あとは戸籍に載せるかどうか、ハードルは低い。
世間の受忍限度もゆるくなっているようだから、カフェ系ネームに流行シフトすると、珈琲くんも冥土ちゃんも全然OKではないのかな。
スタバやタリーズにお目にかかる日も近い?








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こんな日でした(日記) | 16:09 | comments(2) | trackbacks(0)
お歳暮は未体験


今年の喪中葉書は、団塊世代の紳士2名からいただいた。
ともに、高校時代からつきあいのある無線の師匠とアナウンサー。無線の師匠は、ときどき雑誌に登場されているのでお元気な様子は伝わってくるのだが、奥様を見送られた。早いなぁ…

アナウンサー殿は、定年をとっくにすぎたのに元気ハツラツ、宿直でニュースを読んでおられる。
声もルックスも永遠の青年そのままながら、お母様を見送ったそうな。そろそろ年金をもらいはじめるお歳からすると、大往生ではないのかな。

正月に書いて出すハガキに、僕は「おめでとう」も「賀」も書かないので、喪中でも出していいと思うのだが、日本郵便が「年賀状」と印刷してしまっとるから、お祝い状みたいになってしまっとる。
そこは我が道を貫くつもりもないので、クリスマスカードに代えることにしている(これも我が道か?)。
今年もよろしく、来年のご多幸を!で投函。

ついでに、本当についでの気まぐれで、初めてクリスマスプレゼントというものを出した。独身熟女に。
絶対に誤解されないブツを、と厳選したので勘ぐりはかわせると思うのだが、気ぃつかうなぁ、ほんま。

祝日に開いている窓口を探していくと、同じような用件の客がひしめきあっていて、カウンターも送り状を書く客で一杯。こんなに、クリスマス贈答シーズンというのはにぎわっておるのか!?と初めて見せつけられた。
行列のすぐ前にいた在日外国人美女は、同じ在日外国人あてに人形を発送する・・・とわかるのは、送り状が見え見えになってしまっていたせいで、別に悪意で覗いたわけではありません。

今年はクリスマス陰部も当日も平日なので、独居勤め人が宅配を受け取るのは面倒かもしれんなぁと送る前から気後れしてしまっていた。自分が受け取るのも、たいへん面倒くさいから。
キィ〜〜〜ッ!!
と怒らせることにならなければいいが。

クリスマスもまだなので、年賀状を買う気にはならない。
年末に年が開けたようなふりをしてメッセージを書くのは、年末シフトの芸能人みたいで少々せからしい。レストランの偽装表示をとやかくいえませんぞ^^;






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こんな日でした(日記) | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0)
森を読み、書を歩く


この冬じっくり取り組む本は、今年の春先に出たとき手にとったものの、畏れをなして買わなかった岩波文庫に決定。ウンベルト・エーコの『小説の森散策』は、エーコの深遠な文学理論の前庭のような小著で、ハーバード大学講義録がもとになっている。
大した読書量もない市井の「読書好き」には、いかに何も読んでなかったかを再認識させられる恐ろしい鏡でもある。

執筆論は日本では履いて捨てるほど出ていて、てがみのしきたり本からビジネス文書、学術論文まで、ハウツー本は恥ずかしながら僕の書棚の重しになっている。
ところが、読書論は極端に少ない。
読み方は人それぞれ自由でいい、といわずもがなの神話が支配しているかのように。
それは一面の真実だが、背面には真逆の真実もある。

読みかた論の反対側には書きかた論があって、あまたある中で加藤典洋さんの『言語表現法講義』を僕は予備校の仕事で使っていた。
この指南書が画期的なのは、道草の効用というか、無駄をそぎ落として緻密に構成することをめざす論文術とは根本的に異質なメッセージが貫かれていたこと。
印象的な比喩が使われていて、「最短距離ではなく一番遠い道を通って森を出る」よう、抽象的な図が載っている。なるほど。

一番遠回りに森を抜けるルートは、できるだけ森の弧に沿う形になっていて、すぐ外に出られるのに、どこまでも森の内側にとどまっているようなルートだ。
こんな経路は、正式なルート案内には採用されない。最小の手間をかけて最短時間で抜けられるルートが、親切な道案内だと感謝される。

そんな効率的なゴール到達術を嗤うのが加藤典洋さんの論文指南であった。
なんと、その比喩と同じ比喩を、ウンベルト・エーコが使っている!
エーコの原著の数年後に加藤さんが上梓されているので、エーコの文学理論がかみくだかれた形で反映されているか、それとも偶然の一致なのかは、あえて追究しないでおこう。

両者がそろってあげる物語の森のたどり方には、対照的な2つのやり方がある。
最短距離で物語を理解しようとする読みかたと、物語がどんな読者を求めているかを考えながら一歩一歩進む読みかたが。

単純に、前者を否定して後者こそが文学の愉しみなのだと突き進むスタンスをとらないのがエーコである。
そのような批評は、コカコーラにまつわる都市伝説をひきあいに出して、昇華させようとする。
独特な風味を出すしかけはコカ・コーラ社の企業秘密になっていることを云々する批評それ自体が、コカ・コーラ流に方向づけられた批評なのだ、と。
つまり、批評すること自体がマーケティング戦略に回収されるだけのことですよ、と示唆しているのである(と読める)。

森の中に用意された「正式ルート」も、商売気や悪意がこめられたものではないにしても、その道を通って難なく脱出できてしまうことが、どんな意味を持つことなのかは一考の価値がある。
そもそも、「効率的な散策」は自己矛盾ではないか。時間と手間がかかることを嫌って、時間と手間を最小にしてしまうと、そもそもの楽しみがなくなる。「瞬間恋愛成就」は楽しいんやろか。
オーウェルの『1984年』の世界は、人民の性愛は「人口再生産政策への協力」でしかなくなっているが、これを絵空事と笑えないような効率追求は、現代人の読書や旅行、スポーツでも進んでいる。最短距離で出口にたどりつけるような道案内も多い。

しかし一方で、同じ本を読み返したり、同じ旅先を再訪したりする楽しみもある。「もう消化したから新しいネタを」ではなく、「また経験するたびに新しい発見がある」ことを楽しむ人も確かにいる。
「何度もたどってみる」ことも、当然、エーコなら小説の森の歩きかたとして言及しているに違いない。

と、「仮想の読後感」を期待しながら、残りを読んでいこうと思う。
著者の慈悲深いクスクス笑いが聞こえてくるような、極上の文学論講義である。









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読みました(書評) | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0)
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