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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
アシタママ、アシダママ、アシダマナ…そうか!!


高須克弥が漁夫の利を得ようとして失敗した例のドラマを一応チェックしてみた。
ニュースになってすぐ学生に意見をきいてみると、
「テレビの影響って、バカんならんですよ。僕なんか、生まれてこのかたずーーーっと、当たり前田のクラッカーって呼ばれますもん。ポストちゃんてあだ名がついた子は悲惨ですよ」

そうか、ナルホドナルホド。
前田のクラッカーは侮蔑するニュアンスでなくても、すっかり世間に定着してしまうと「またか」とウンザリする。ウザいキャッチコピーだろうね。

僕は「ちびくろサンボ」とからかわれていた。童話をうらんだことは一度もないし、封印されてしまったのを寂しく思うほどだが(ニグロイドの血を引く人々にはもっと複雑な思いがあると思う)、創作表現を封印しかねない世論形成には危なっかしいものを感じるのも確か。
赤ちゃんポストから救われた子をポストちゃんなどと呼ぶ人種は、おそらくドラマがなくても手を替え品を替え差別的なあだ名をつけていただろう。

かといって、思慮の浅いドラマが免責されるわけではない。制作者サイド、脚本家がちゃんと公の場で児童福祉について、差別について、メディアの社会的責任についてきちんと意見陳述して、視聴者や当事者との対話を続けるなら、放映してもいいと思う。表現の自由を守りたいなら。

そこまで放映にこだわるような渾身の作品か?といえば、まぁドラマはドラマ。これで放映中止や脚本変更になるぐらいなら、その程度のドラマだったというだけのこと。
ざっくりバッサリ言い放ってしまえば、ドラマは芸能事務所のカタログにしか見えない。芦田愛菜を売りたい。衣装を買いに来てほしい。子役人気に乗じてCMを見せたい。
あちら側の都合で動いているのが民放ドラマだからなぁ…

いくら社会的メッセージを届けたいと大上段に構えても、悪役が花王のシャンプーや三菱の家電製品を使っている場面は絶対にありえない。騒ぎになったらCMをACに差し替えて頬かむりする。
もし、関係団体からのクレームで放映中止になるような前例ができてしまうと、女性差別、障害者差別、動物虐待、民族差別を糾弾するあれやこれやの団体の眼が光ること必至。
未成年者の喫煙シーンさえ封印されている時代だから、制作サイドは地雷原を歩く気分ではないかな?
スポンサーなくして番組制作などありえない民放の宿命も、CMスキップが当たり前になってくると変わらざるをえないだろうし。

制作チームも、もうちょい勉強した方がいい。スポンサーが「テレビCMはリスクが大きい」と手を引くようになると、経営基盤がゆらいでしまう。
数字を取れて被害者も出ないドラマなんて、できるのだろうか。
やはり、「時間ですよ」の復活に期待したいところだ。





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見た聴いた受信した(メディア評) | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0)
C2H6O注入で僕は初期化する


リケジョの星!
ノーベル賞最年少記録樹立か!?
とにかく萌え萌え(^O^)
かっぽう着ブーム到来!
とセンセーションを巻き起こしている小保方さん、すごいやないの。同じ区民(てことしか接点がない)として慶賀の至りでござる。

再生医療の研究が加速するのは応援するばかりではあるし、そのプロセスは門外漢なのでわからない。
わからないまでも、記者会見で考えさせられたことが2点ほど。
細胞の初期化が高効率で安全にできるようになると、夢の若返りもできるんじゃないか?と女子力あふれる夢も語られていたが、あくまでも細胞の若返り。

これを、若返りの美容薬ができればいいなーと素朴な欲につなげてしまうのもわからなくもないけど、人間のエイジングはもっと複雑で多面的なものではないのかな。頭が老いたまま体細胞だけ若返ると、どんなグロテスクな人間になるのか(笑)ちょっと想像できない。

記憶や経験は時間を欠けて熟成されていくものだから、この「生きられた時間」の針を戻すことはできないような気がする。脳細胞まで初期化できる可能性も出てくるかもしれないが、僕はいやですな。四十代の自分、三十代の自分は今よりもっと幼稚で無能で愚かだった。今でも、泥酔すると簡単に初期化されてしまう(笑)。あぁ恥ずかしい…
SFレベルの架空話で、もし十代に戻れたら、受験勉強もやりなおせるかもしれない。
でも、失敗失敗の積み重ねで得たものもあるし、出会った人と世界は消し去りたいとは思わんなぁ。

ただ、年齢より早く一部の器官が老化してしまった病気の患者にとっては朗報だ。若年性認知症は代表例かな。それを「神様の与えた宿命」と受け容れてしまうのもつらい。
心筋だけ、皮膚だけ、血管だけ、網膜だけ、とパーツ単位で細胞の若返りができるとすれば、では生殖器はどうなのか?というあたりで倫理問題が立ち上がってくる。

果たして人間は「細胞の集まり」にすぎないのか?は、すでに80年代の還元主義論争で闘わされてきた新しくて古いテーマでもある。
分子生物学の第一次ブームのころは、細胞の初期化も万能細胞も(研究者はつかんでいたかもしれないが)医療の現場では夢物語だった。

細胞の初期化と、システムとしての器官(消化器、循環器,etc,etc)の若返り、やがては人体全体の若返りとの溝は、これから埋められていくのを見守るしかない。あまり「ギンギンのお婆さん」は見たくない気もしますがねぇ。

そもそも細胞発生は自然現象だから、環境条件を変えて多能性を「発見」した小保方さんの着想はすばらしい。
それを、学問の歴史を愚弄するのか!と酷評した科学誌のメンツはみっともないなぁと思う一方で、エビデンスで見返すことができる自然科学はうらやましい。

学問研究の伝統的手法なり、現象の認識方法なりは、まだまだ人文科学分野では金科玉条のように守られている。僕もさんざん「それは社会学のテーマではない」「先行研究を丹念に整理せよ」と叱られた。
方法に対象が縛られる度合いは、自然科学より人文社会科学の方が強いように思う。「いや、こう見るとフロンティアが見えてくるのだ」と証明しようとしても、実物を創ってみせるわけにはいかないし、実験の精度も再現性も低い。
条件を統制して精度を上げようとすればするほど、現実と乖離してしまうので、フィールド応用が効かなくなる。なかなか魔法の杖は出現しないのだ。

それが人間社会にかかわる研究の宿痾かもしれないが、「究極の○○」が生まれにくいのは低リスクということでもあり、世界を支配するワクチンや地球を滅ぼす核分裂の類を手にしたマッド・サイエンティストが出てくると恐ろしい。
学部の卒論で「ゴルフ必勝法」を書いていたゴルフ部員もいたが(笑)、もし株投資必勝法、ギャンブル必勝法が発見されると世の中の経済システムは崩壊する。

アルツハイマー研究の延長でノーベル賞も見えていたカリフォルニア大学の斎藤綱男教授が暗殺された事件は、未だに僕の脳裏から消えない。
もし老化やガン発生を完全にコントロールできるようになると、医学も医療も大転換することになり、莫大な利権を得る組織と利権を失う業界との間で覇権戦争が起こりかねない。
まーまー皆さん落ち着いて♡♡と小保方さんが巫女姿で登場して頭なでなでしてくれると、世界は円くおさまるのにね。








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こんな日でした(日記) | 21:05 | comments(2) | trackbacks(0)
入試改革の先が問題


ついに東大まで推薦入試に手を出すか!?!?
と唖然としつつも、客集めに躍起になる私大とは狙いが違うようだ。
東大がほしいのは、京大や早慶に流れる受験生ではなく、東大をスルーしてアイビー校や北京大,etc,etcに高跳びするスーパー18歳。なるほどね。

だからTOEFLやバカロレアを受けた生徒のスコアも算入するらしい。
それはいいとしましょう。
とはいえ、たとえばスタンフォード大学がジャパニーズ・センター試験スコアを評価してくれるわけではないから、グローバル・スタンダードにへりくだる形に見えてしまうのは穿ちすぎかね?今の入試制度では国際競争力を育てられない、と白旗をあげるようなものだ。東大が。

だったら、理科も社会科も数学も、外国語で入試をやればいいのだ。外国語という科目をなくして。
まず、それだけでアジア、欧米、ロシア、オセアニア、中南米から受験しにくる学生がぐんと増えるのではないかと思う。

もちろん、入学後もグローバル対応の講義、演習を外国語でできる教員を数百人規模で配置しなくてはいけない。入試改革は、入試だけでは完結しないのだ。
学部と院の改革を進めてクールな医師、エンジニア、エコノミスト等々が育つと、これまた世界に巣立っていく。企業と役所の改革もしないと、東大を踏み台にしてジャパン・パッシングが進む。国税で運営されている大学だから、国益は無視していいというわけにはいかない。

東大医科研のドクターと知り合ってメルマガを受け取るようになったのだが、地域医療に専念する医師から世界で活躍する医師・研究者まで、さまざまな生の声を知る機会は増えた。東北で活躍している若手医師の苦労もなんとなくわかる。

ただ、やはり選ばれたエリート層であるから、膨大に投入された医学生教育費は、地道な地域医療に利益還流してもらう責任は負っている。
別に東大医学部だけが医師養成をしているわけではない点は留保するとしても、国公立大学の医学生は政策的に配属先を決められてしかるべきだと思う。自治医大、防衛医大スタイルが正しい医学教育のありかただと思う。東京で美容外科を開業して稼ぎたいなら、数億円の教育費を国庫に返しなさい、というのが納税者の素朴な気持ち。

職業選択の自由を縛ると学生が集まらない、というなら、それこそ入試改革の出番である。
日本の医療過疎地に喜んで赴任してくれる医学生なら、国籍を問わず迎え入れるといい。
医学部だけでなく、法学部や薬学部のような実学系の学部が、どう多様な学生を国益につなげることができるか、見張り気分で期待したいところだ。

では文学部はどうか。
クールジャパンを学びたい世界のヲタの中には、独学で日本語ペラッペラになっている学生もいたりする。
在籍するパリ大学の推薦状なんかをひっさげて赤門を叩きにくる秀才ヲタもいるかもしれない。ぜひ、お会いしたいものだ。

僕の尊敬するマイク・モラスキー先生は一橋大をやめてしまったが、日本文学科志望の学生は居酒屋を100店は制覇すること!なんて推薦要件を課すと、「わたしウーロン茶〜」なんてふざけた女子大生はふるい落とされる(それでよろしい)。

そう、日本人の中から世界標準の学生をリクルートするだけでなく、世界から日本標準の学生をリクルートできる入試改革もあっていいぞ。
90分間ずっと講義ノートを読み上げる教授への怒りを爆発させない忍耐力を培うのだ(笑)。

ま、それはブラック・ジョークとしても、熱烈推薦で東大に入ってしまった学生がどんな技を持っているのかは、見てみたい(本人はひた隠しにするかもしれんけど)。
化学式がわからない医師や薬剤師がいると、ロシアン・ルーレットの世界だが。





 
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こんな日でした(日記) | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0)
ウォークマン+スカイセンサー÷3のWA8000


宝くじを17枚買った気分でポチったラジカセは、下位モデルをポチったときから探していた珍品。
「カセ」の部分は動作なんか期待していないし、出品者も「ボタンは押せました」と超ひかえめな説明でお茶を濁していたので、そこはもう大人の理解をしておく。案の定、ボタンが押せただけで、モーターは回らない(苦笑)。

WA-5000が好評だったのか不評だったのか、グレードアップしたWA-8000は、FMをステレオに、高周波回路をダブルコンバージョンに、周波数帯を少しワイドにしてクォーツ時計をつけた。
「無銭」愛好家としては、回路性能アップだけが関心事だったのだが、いい勉強になった。
ちゃちなダブルコンバージョンより、余裕ある設計のシングルコンバージョンの方がいい、と。

そういえば、BCLブームの革命的ターニング・ポイントは、ダブルコンバージョンの登場だった。
スカセンもクーガも、新機種は目ウロコの性能アップ。さすがダブルはちがうなーと少年どもを萌えさせていた。
バイク界もダブルばやりで、400ccクラスでも「DOHC」を誇らしげに採用していたっけ。

受信回路のダブルコンバージョンは、うまく作ればクーガ2200やスカセン5900のように別世界の快適受信をかなえてくれるが、ラジカセのレベルではほとんど差がわからない。
それより、WA-8000は筐体が小さく薄くなっているので、オーディオ性能が犠牲になり、ソニーらしからぬ貧相な音が筐体をびびらせている。多機能を詰め込んでドヤ顔をしたいがために、ちょっと小型化しすぎましたねぇソニーさん。

と今さら昭和末期の設計開発を批評したところで、どうしようもない。
「ラップトップPC」以前に世界を駆けるジャパニーズ・ビジーネスマンの情報ツールはこんなのでした、と昔をしのぶ工業遺産として、陳列しておこうか?

カセット部分を修理に出すにも、投資に見合う活用法が見えてこないしなぁ…
28年前のパーツなんか、もちろんストックはないだろうし。
転売するのが最有力か。




 
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買いました(むだづかい) | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0)
美魔女の指遣い


BSで全国の酒場を吟遊してまわっている吉田類が、実は下戸!?
と収監文春が埋め草のような記事を垂れ流していたのは苦笑するしかないが・・・
その吉田類に(なぜか!?!?)なろうとしておられる社長が販売なさっている週刊誌には、吉田類ではなく太田和彦さんが居酒屋巡礼の連載を持っていて、その一族であるシーナさんも隔週で筆をふるっているので僕の愛読誌。

太田さんの全国百名居酒屋も、オンエアがあるときは自動録画設定しているので、プレイバックは週末の夜の日課になっている。
土曜日は甲府だったので、土地勘も思い出もない僕は、太田さんのくつろいだナビゲートをぼんやり聞いていたら、BGMがイイ!
番組がちゃんとクレジットを入れてくれているおかげで、名前だけ知っていた国府弘子の名曲を知ることができた。
「ALWAYS」か・・・いやー名曲だわ。すーっと疲れが消えていくリラクゼーション旋律。

ジャズピアニストとしてデビューしたとはいえ、スイング感やアドリブ感が躍動するというより、イージー寄りな国府弘子さんは、柔軟で意欲的。
何曲か試聴した範囲では。「ALWAYS」はストリングスをバックにしているせいか、オスカー・ピーターソンのカナダ組曲を彷彿とさせつつも、うんと抑制がきいている。不思議と、居酒屋のBGMとしてしっくりくる。

同じジャンルにくくるのもどうかと思うが、昔(学生時代末期)愛聴していた中村由利子と音世界がよく似ている上、ほとんど同世代なのだった。ピアノ科で正統派の教育を受けた経歴も同じ。美熟女なのも。

クラシック畑からジャズ海へ「J転」したプレイヤーは珍しくない。
というか、洋の東西を問わず大多数のプレイヤーの出自がそうだから、ジャズ・ピアニストは現代と古典をつないでくれるありがたい存在だ。たとえばBob Jamesのおかげで、僕はラモーやスカルラッティを知ったほど。ジャズ・ピアニストがバロック時代に連れていってくれるのだ。

だから、国府弘子さんには、肩の力を抜いたヴィヴァルディなんぞも似合うのではないだろうか。中村由利子や西村由紀江が不得手な(?)スイング感をもっと出してもいいと思う。
しばらく目が(耳が)離せません(^^)




 
聴きました(音楽・オーディオ評) | 12:44 | comments(0) | trackbacks(0)
皆様と安倍様の日本放言協会


やっぱりNHKは政府のおかかえ宣伝省だったのか。
とわかりやすく示してくれた新会長の放言、大胆ですな。きっと、右の方からカンパこみで受信料がたくさん集まるでありましょう。

経営改革に躍起になるあまり、財界人をパラシュートで会長職に落としたときから、局内に多少は在籍している報道マンは不吉な予感がしていただろうな。報道の素人が政府宣伝放送のトップに就く――というより、政府お気に入りのビジネスマンを招いただけのこと。

こういう放送省が、ドラマを国民生活のペースメーカーにして視聴者を甘〜い菓子で懐柔するのは、ある意味プロパガンダ政策の模範である。
くだらない娯楽番組の制作費までツケを払わせ訴訟まで連発するウドの大木が政権与党にすり寄るほど危険なことはないのにね。

籾井さんがどんな歴史観・国家観をお持ちでも自由だが、今の地位で「俺様思想」をぶちまけると、人間の小ささ――つまり権力の犬であること――を宣伝するだけのこと。
論争になっているイシューはきちんと検証して、自説の正当性を主張する・・・のは学者の仕事であって、ビジネスマンの守備範囲外かもしれない。それでも転職先が天下の公営放送なのはわかっていたはずだから、多士済々のジャーナリストからレクチャーを受けるべきだった。

10に近いチャンネルをかかえ書店でも放送関連誌のシェアをじわじわ広げているメディア帝国に立ち向かえる不偏不党なメディアが果たしてあるかどうかは、実に心細い状況ではある。今さら海賊放送に期待するわけにもいかんし、NHKが触れようとしないテーマはネットと空から降ってくる電波で補うしかないのかな?
BBC日本語放送の復活に期待するとしよう。無理か…


 
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見た聴いた受信した(メディア評) | 19:17 | comments(0) | trackbacks(0)
わがPC汚染日記


GOMプレイヤーはふだん便利に使っていて、DLした永ちゃんのPVなんかを全画面表示で見るにも、カクカクしなくていい。
キーボード・ショートカットもおぼえて使い慣れかけていたところへ、ウィルス侵入のニュース。
あまり一般人には被害がなさそうではあるが、ちょっと気味が悪い。浮気アプリを探すか?

うちはそもそも再生以前に動画のDLにFifefoxのアドオンを導入していた。
急にヘソを曲げてDLしなくなったので、アップグレードではなく新しいバージョンを再インストールした。
それ以来、Firefoxの新しいタブを開こうとするとSweet Pageが表示されるようになっちまった。
スタートページはデフォルトのまま変わっていないし、Sweet Pageも消すのは簡単だが、ちょっとウザい。

調べてみると、にわかに悪評が立っているブラウザ乗っ取りマルウェアらしい。
削除するにもけっこう手間取る。かなんなー
「駆除するにはこちらのソフトをDLしていただき…」なんてもっともらしく書いてあると、それもまたマルウェアだったりする疑惑がついてまわる。PC Confidentialで懲りたのだ。

そんなこんなでゴソゴソやっていて7時をすぎ、大急ぎで神戸バングラ領事館へ定例訪問する時間である!
雨の予報だったので傘持参でテクテクテクテクテクテクテクテク3000歩。たどりついたら、「すみません売り切れです」。かなんな〜Sweet Pageを恨んでやる!!

しかたなく、「来るの遅かったねー、ほな、また」と苦笑いしつつ退散して、東三宮へ移動。この区間4000歩は電車でズルしてしまった。
電車賃120円の後ろめたい出費を埋めて余りあるほど、スーパーはディスカウントだらけだった。「低コスト高カロリー」の誘惑に負けそうになる。負けたけど。

罪滅ぼしに、最後は家までテクテクテクテクテクテクテクテク3000歩。妙に暖かくて、小汗をかいた。
カレーよりは栄養バランス良好な鍋で満腹、満腹。
PCに向かうと、あとはSweet Pageが頭痛の種である…






 
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こんな日でした(日記) | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0)
そこは西海


また韓国のゴネ癖か…とナショナリストを刺激しそうな海のネーミング。ちょっと攻勢に出てきた感じのトンヘ・キャンペーンは、おそらくロビイストの成果なのだろう。
返す刀があまり鼻息を荒くなりすぎるると、東支那海も納得いかん!琉球海にしろと叫ぶ人種も出てくるかもしれない。

国の名前が海についてないのは、あちらのナショナリストを奮い立たせる残念要因なのだろう。
かといって東海は日本から見ると西海だから、反韓・嫌韓感情をあおるだけ。もうちょっと日韓ウィンウィンの名前を提案すればいいのに。

KBSの名物番組で「玄海灘に立つ虹」というのがあった。玄海も悪くない。
でも、「なぜ『ヒョンさんの海』に改名せねばならんのだ」とフンガイする日本人もキムさんもパクさんも出てくるでしょうな。

海は戦場にもなれば友好の舞台にもなるわけだから、特定の国の名前を通すと、いつかはきっと海をはさんだ国同士でいざこざになるものだ。ロシア海もアメリカ海もない(のに東支那海、南支那海を通している中国は肝が座ってますな)。

竹島問題がからんでくるから、なおさら「日本海」は死守しなくてはいけない日本のお家事情もある。現政権のナショナリストは、守りたいならJRに行政指導をして寝台特急日本海を復活させるのも、国威発揚につながると思いますぞ(無理かなー)。

コリアン・ネームを求める気持ちもよくわかるし、日朝交流の歴史もあるから、高麗海なんてのも頭に浮かんだが、東北や北海道まで北上するとピンとこないだろうね。
潮の流れには対馬海流と名前がついているから、このへんは譲歩してもいいと思う。玄海流もかっこいい。別に対馬列島をないがしろにするつもりは毛頭ありませんが。

もともと境界線がない海を仕切って名前をつけるのは政治的な都合にすぎなくて(魚も鯨もボーダーレスに回遊している)、「太平洋」だけ描くとどんな形になるのか、アジアあたりでモヤモヤしてくる。
瀬戸内海も、明石海峡までか?大阪湾も入るのか?と地元民でさえわかってない。六甲山に登頂すると瀬戸内海国立公園と書いてあるから、え!この山が!?と違和感が隆起してくる。

うちのベランダから見えるのはまちがいなく大阪湾ではあるが、太平洋に臨んでいるのだ!と思いこむと意気揚々になるし、勝手に「そう見ておく」だけでよろしいのではないかね?大阪湾も大西洋に、日本海に、渤海湾につながっているから、海は世界につながっているのだ。
「わが国のもん」と囲い込みたいなら、漁業振興策、海底資源開発に国家予算を注ぎ込んで、活用してなんぼである。「ほったからかしにしてるけど、だれも入っちゃイヤ」では子供の縄張り争いではないですかい?





 
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政治 | 22:18 | comments(0) | trackbacks(0)
色をつけるのではなく、発見するターナー


退勤が早かったので、午後のすいている時間帯に、ゆっくりターナー展を鑑賞できた。
BBCからのエアメールに貼ってあった切手でターナーを知って、ちょうど40年。以来、コンピレーションで初めて実物に出会って圧倒され、今はなき県立近代美術館のターナー展で「再会」し、今回で三度目。
風景画は山や森をモチーフにしたカスパール・ダビッド・フリードリヒのような「大陸派」の方が僕は好きなのだが、色づかいはターナーが日本人の感性にしっくりくるのではないだろうか。

編年体で展示されているおかげで、ナポレオン大暴れ(笑)をはさんで欧州が再編される時代に、アルプス周辺やイタリアを歴訪した秀才ターナーの画風が、どんどん色濃くなっていく過程がよくわかる。
すでに国内で習作のスケッチをしていたころに、「ありとあらゆる色彩が姿をあらわす」なんて名句を遺しているほど、凡庸な地貌に色彩を浮かび上がらせようとしていたターナーは、意外や意外、イエローがお好みだったらしい。イエローを多様して、カレーマニヤと揶揄されるほど。
それとわかるセレクションにはなっていなかったし、僕のお目当ての「嵐の近づく海景」は選に洩れていたのが、少々心残りなのが今回の展示だった。

とはいえ、白眉は「平和―水葬」。これが見られただけでも、減点は御破算にできる。
珍しく、黒のインパクトが強い。ターナーの「黒い絵」は珍しい。
ただ、この黒が煙なのか闇なのか、主題をことさらに曖昧にするターナーの画風を、あえてくっきり解釈するのも野暮というものだ。
太陽を入れても、曙光なのか落陽なのか、意図的にぼかしている。イタリアの太陽に素直に喜んだスケッチ旅行の後も、なぜか霧の英国の丘ふうに描く画風は、終生変わらなかったようだ。

パトロンを喜ばせるような、権勢を盛り上げる肖像画や戦意高揚画は描かず、事故や天災を好んで大作の主題にしたのはどこか屈折したところをうかがわせるが、それでも地獄絵図や人間の宿命をリアルに描く啓蒙絵画の世界には立ち入らない。主題をぼやかす画風の賜物といえばいいか。
やはり、初期のころおのれに課した「至高性」の追究が、ターナーを貫いていたように思う。それを、色彩で再現しようとした。

展覧会場を出るとブルーグレイな居留地なので、よけいに会場内の200年前の彩りが華やかに見えてしまった。不思議なタイムスリップをさせてもらった。
次はポンピドゥー・センター展へ、現代アートと遊びにまいりましょう♪


 
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こんな日でした(日記) | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0)
国鉄百貨店グランドオープン!


JR三越伊勢丹って名前が、「どれが主役やねん」と違和感はあったし、もし難波に「南海そごう大丸」ができたら、ミナミのおばちゃまたちはストレートに口にしていたと思うぞ。
案の定、キタに集うお客様はスルーしていたようで、縮小か改名かと、テコ入れを発表した。
どうなろうと、デパートに縁のないワタクシにとっては痛くもかゆくもないけど。

駅ナカ本命のような好立地なのに、なんでかなーと店側は考えぬいたことだろう。
ターミナル駅の利用者心理⊃入店客心理
と考えてなかったかね?
不便な駅の構造そのものに拒絶感が働くのではなかろうか。
僕は移動が不便な大阪駅の改装は大失敗作だと思うし、南北の動線を分断して客を上に上げよう上げようとしている意図が見え見えなので、一刻も早く構内を出たい。

駅は目的地ではなく経由地なんである。
下車して地表に出るかエスカレーターで上がるか地下に入るか、大阪駅の3つの出かたを客はどう選ぶか、よく調べたのだろうか。
上がってしまうと、駅舎の上に何があるか考えず自然とグランフロントに向かってしまう。または、買い物目当てだと阪急か大丸でしょうな。
JR三越伊勢丹は、独立峰みたいなもので、阪急村の専門店をはしごしたり、阪神と大丸を地下で行き来したりする回遊性っちゅうもんがないわな。せいぜい、JR三越伊勢丹は東急ハンズと行ったり来たりするぐらいか。

そもそも、こんなにせまい区域に百貨店が多すぎる感はだれもが感じているし、提灯持ちをしたい商業メディアも小声で指摘している。淘汰されるとしたら、ここでしょう…とまでは、言いたくても言えない。
特徴を出すとしたら、まったく個人的なリクエストだが家電量販店に入ってもらって、ヨドバシと火花を散らしてもらうとか。ヨドバシはJRからは分断されとるしなぁ…

三越と伊勢丹ってのも、関西ではなじみが薄い。特に三越は、僕も60年代の神戸元町で親しんだ人種だが、神戸からも大阪からも逃げ出した感がある。もうちょいふんばってほしかった。
伊勢丹はよくわからん。東急百貨店、小田急百貨店、阪急百貨店から類推すると伊勢電鉄系?三重県?とトンチンカンな想像をしてしまう。まだ高島屋、ヤマトヤシキ(おぉローカル!)の方が知名度はあるでしょうな。

せっかくの好立地だから、どうしても百貨店を入れたければ鉄道百貨店にして、模型から制服、部品、駅弁、書籍、廃車まで売ればどうでしょ?世界のテツの聖地になるぞ。
まちがって入店したマダムたちも鉄分に感染する。乗ろうウィルスに(笑)。鉄道利用客も増えて、相乗効果が見込めるぞ。
これこそ、駅ウエ店の真骨頂である!
ちがうか!?




 
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こんな日でした(日記) | 22:29 | comments(2) | trackbacks(0)
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