2014.04.30 Wednesday
せっかくお得意先から仕事を安定受注しているのに、うっかりミスをやらかしたJTB社員の猿芝居には笑った。
イヤハヤ笑っちゃー不謹慎だが、「実家の父が倒れまして…」「祖母が危篤!!」「義母が産気づいて…」とかなんとか、昔からよくある身内総動員のいいわけと似てますな。
よりによって、生徒になりきって「遠足を中止しないとボク死んじゃうよ」とは、こりゃ傍迷惑な企てでしかない。もう、あんた何歳!?と高校生から笑われまっせ。
とはいえ、この社員個人に全責任を押しつけるのも気の毒だ。
受注からフォローまで、仕事のプロセスをチェックできるようなチーム編成をしていないと、こんなこともありましょうて。なんだか、経理担当者に何億円もネコババされてから気づく横領事件にも通じるぞ。
だから、リスクヘッジをしなかった組織の側にも何割かの過失はあると思う。
まったくの一個人がマイカーを用意できなかった!!なんてレベルではない天下のJTBの業務なんだから、この穴埋めは生徒全員に余った旅行券やらマイルやらを大盤振る舞いすれば、なんとかなるのではないかな?
この交渉は生徒会長にやらせてみよう。またとない機会になるしね。
もう別業者に来月の遠足は依頼したようだが、JTBおわびツアーを1回やっておけば、来年からまた受注できるかもしれない。センセイがたには、コンパニオンをあてがってウハウハさせておけば硬く…いや円くおさまる。
「今度こそ、しっかり仕切って汚名返上するんだぞ!」と尻を叩かれた30歳社員が、今度は生徒の部屋にコンパニオンを送り込むミス(笑)なんかやらかすと、もうもうもうもうアッパレ!!
交通公社なんて役所っぽい名前の業者を僕は利用したことがないので、ゴネるとどんな補償が出てくるのか、いっさい何もないのか、社員再教育をどうやっているのか、感触はわからないのだが・・・「日帰り遠足で香港グルメよろしく」と無理めな依頼をしてみると、敏腕主任者がイリュージョンを見せてくれたりしないもんですかね?高校生はタフだから、多少の弾丸ツアーでもいい青春の思い出(笑)にしてくれると思うぞ。
なかなか売れなかった企画も、おもしろがって飛びついてくれるかもしれない。「来年もうないかもしれない偉大なる共和国ツアー」とか。
高校生にもなって遠足もなんだから、社会見学っぽい企画をJTBさんKNTさんはどしどし営業かけましょう。
解剖見学ツアーは命の尊さを学べます。
海猿体験ツアーは何人か浮かんでこないかも。
山岳レスキュー同乗視察は、ケータイ片手に「来るの遅いじゃねーか」とほざくGさまをヘリから突き落としたくなるかもしれない。
個人ではなかなか行けないところに集団だからこそ潜入できるのが遠足の力ってもんだから、大人も遠足をもう一度楽しむのがいい。アダルトな社会見学をね。***な現場とか、****ったりする店の楽屋裏とか。神社仏閣なんかに連れてかれると、わたしゃキレるよ。
個人的な希望としては、自衛隊の艦船見学や基地開放はよくやっているから、「大型タンカーすみずみ見学」だと興味津々だ。船倉に密航者が棲みついていて、「ハウアーユー?」と仲良くなったりして…
永遠に語りぐさになってしまいそうな万景峰号に乗るだけでも乗れる遠足があれば、今のうちに参加しておきたい。
帰路は保証してもらえないかもしれないが。
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