solosolo@JUGEM

そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
逆転ホームランな遠足を!


せっかくお得意先から仕事を安定受注しているのに、うっかりミスをやらかしたJTB社員の猿芝居には笑った。
イヤハヤ笑っちゃー不謹慎だが、「実家の父が倒れまして…」「祖母が危篤!!」「義母が産気づいて…」とかなんとか、昔からよくある身内総動員のいいわけと似てますな。
よりによって、生徒になりきって「遠足を中止しないとボク死んじゃうよ」とは、こりゃ傍迷惑な企てでしかない。もう、あんた何歳!?と高校生から笑われまっせ。

とはいえ、この社員個人に全責任を押しつけるのも気の毒だ。
受注からフォローまで、仕事のプロセスをチェックできるようなチーム編成をしていないと、こんなこともありましょうて。なんだか、経理担当者に何億円もネコババされてから気づく横領事件にも通じるぞ。
だから、リスクヘッジをしなかった組織の側にも何割かの過失はあると思う。

まったくの一個人がマイカーを用意できなかった!!なんてレベルではない天下のJTBの業務なんだから、この穴埋めは生徒全員に余った旅行券やらマイルやらを大盤振る舞いすれば、なんとかなるのではないかな?
この交渉は生徒会長にやらせてみよう。またとない機会になるしね。

もう別業者に来月の遠足は依頼したようだが、JTBおわびツアーを1回やっておけば、来年からまた受注できるかもしれない。センセイがたには、コンパニオンをあてがってウハウハさせておけば硬く…いや円くおさまる。
「今度こそ、しっかり仕切って汚名返上するんだぞ!」と尻を叩かれた30歳社員が、今度は生徒の部屋にコンパニオンを送り込むミス(笑)なんかやらかすと、もうもうもうもうアッパレ!!

交通公社なんて役所っぽい名前の業者を僕は利用したことがないので、ゴネるとどんな補償が出てくるのか、いっさい何もないのか、社員再教育をどうやっているのか、感触はわからないのだが・・・「日帰り遠足で香港グルメよろしく」と無理めな依頼をしてみると、敏腕主任者がイリュージョンを見せてくれたりしないもんですかね?高校生はタフだから、多少の弾丸ツアーでもいい青春の思い出(笑)にしてくれると思うぞ。
なかなか売れなかった企画も、おもしろがって飛びついてくれるかもしれない。「来年もうないかもしれない偉大なる共和国ツアー」とか。

高校生にもなって遠足もなんだから、社会見学っぽい企画をJTBさんKNTさんはどしどし営業かけましょう。
解剖見学ツアーは命の尊さを学べます。
海猿体験ツアーは何人か浮かんでこないかも。
山岳レスキュー同乗視察は、ケータイ片手に「来るの遅いじゃねーか」とほざくGさまをヘリから突き落としたくなるかもしれない。
個人ではなかなか行けないところに集団だからこそ潜入できるのが遠足の力ってもんだから、大人も遠足をもう一度楽しむのがいい。アダルトな社会見学をね。***な現場とか、****ったりする店の楽屋裏とか。神社仏閣なんかに連れてかれると、わたしゃキレるよ。

個人的な希望としては、自衛隊の艦船見学や基地開放はよくやっているから、「大型タンカーすみずみ見学」だと興味津々だ。船倉に密航者が棲みついていて、「ハウアーユー?」と仲良くなったりして…
永遠に語りぐさになってしまいそうな万景峰号に乗るだけでも乗れる遠足があれば、今のうちに参加しておきたい。
帰路は保証してもらえないかもしれないが。

 
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こんな日でした(日記) | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0)
古代ギリシア哲学まで検証してみよう!


貼る子のおかげで静かなブームになっちまった学者の切り貼りを、山中教授までやっていた!
と、ほじくる方もほじくる方だが、謝罪までしなくてはいかんものかね?
だって、発表当時はお咎めなしだったわけで、学界をだましたものでもない。切り貼りするのは最終発表稿で、それだけを見て「加工しているではないか」と因縁をつけるのは、途中稿に触れる機会のない部外者のルサンチマンではないかとさえ思える。

社会科学の調査論文でも、歴史を遡ると個人情報を平気で暴露していたりするフィールドワークがある。そこに今の法令をさかのぼって適用して、「ルール違反だ!」と指摘するのは、やりだすとキリがない。「星一徹は児童虐待犯だ!」とつっこむのに似てないかい?

研究倫理も公表のプロトコルも、長周期で変わるものから短周期のうちに変わるものまでレベルがいろいろある。
引用文のルールはわりと普遍かつ不変な方だが、画像の扱いは難しい。デジタル技術も日進月歩だからなぁ。

公表データの真実性を担保するのは、元データそのものの保管と、プロセスを記録した研究ノートが定番だ。
これが研究者個人の管理に任されていると、「紛失しましたスミマセン」てなことになりかねない。
だから、発表当時の所属機関が保管しておくべきものではないかいな?研究費用が公的な財源に支えられていたなら、なおのこと。

重箱の隅をつつくような詮索魔にノーベル賞学者が振り回される愚を防ぐためにも、およそ研究機関たるもの、所属研究者が実験をした記録は半永久的に保管しておくべきだと思う。
それと、画像加工のルールは何年に制定され、どの範囲の論文にまで適用されるかも但し書きをつけなくてはイケマセン。
石井俊輔さんも、「それはですね、こうこうこんな事情で不正行為ではないのです」と淡々と論破すればよかったのだ。

貼る子の「不正」も、たぶん彼女の頭の中では不正ではなかったのだろう。後ろめたいことは(自分としては)していないから、オドオドして疑われることもなかった。屈託なく、おじさまたちのアイドルになっていた。ふたをあけてみたら、部外者がイノセントな不正に先に気づいた。矛先は貼る子個人より、チェックしなかった組織(早稲田と理研)の方に向けられるべきだった。

webを暗躍する特定班も、どうせやるなら、どの組織がゆるい論文を量産しているかを暴いてほしいもんである。
学術雑誌そのものの審査がゆるい一面を暴露した研究者もいる。
最終稿の画像加工はこれがシロでこれがクロ、という基準が、研究機関や学術メディアごとに足並をそろえていないのも気がかりだ。同じようなアラ探しは、しばらく続くことだろう。

学術論文の発表は、まるでドーピング検査ですな。
それがいいのかやりすぎなのか、僕には51:49ぐらいの割合で判断停止せざるをえない。どっちが51でどっちが49なのかも、わからなくなってきた。


 
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こんな日でした(日記) | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0)
リフレッシュ休暇


律儀に連休の合い間に勤労奉仕してきた。
この連休に間に合わせたのか、新大阪駅の本屋跡が改装完了。なかなかの読書人がしつらえを工夫していた書店が復活してくれるかと思いきや、すました風情のスタバが開店しやがった。

猫も杓子もカフェカフェカフェカフェカフェカフェ・・・もう食傷気味であーる!
おまけに、通路を観覧する外向きの客席が並んでいるイマふうの造りが不愉快であーる!ジロジロ見るなって。
店のおねーさんを観察するのが喫茶客の仁義ってもんでしょうよ。ちがうか!?

ネカフェで3クールもみもみされている間に、留守電に「時計修理できましたんで〜」と入っていた。
夜学でひと仕事かたづけて神戸へ直帰する。
「皆さん、連休なんだから旅に出たらどう?シンガポール安いよ安いよ。サイパンは夏だよ夏だよ♪」
とけしかけて、恨めしげなマナコで刺されて退散してきた。黄金週間モードに入れないのは、お互いさまですな。同病相憐れむ…

スーパーの片隅の格安電池交換スタンドに出した腕時計は、「結局オーバーホールでは追いつきませんで、ムーブメントまるごと交換となりました」と恐縮されて、9000ドルの出費となってしまった。見た目は同じなので、どう生まれ変わったのか素人目にはわからない。
古いムーブメントが摘出された内臓のように添付されて、リフレッシュされた左手の伴侶が戻ってきた。ちょうど就職してすぐに買ったから、平成をともに生きてきたビジネスウォッチである。四半世紀で初の大修理9000ドルか・・・維持費としては、こんなものかな。

バブリーな時代におおらかに生産されただけあって、18Kのベゼルは昔のままの光沢をキープしている。オーナーがくたびれていたらみっともないのである。
ウン十万の舶来時計を自慢する兄弟にはさまれて、国産の庶民ウォッチをしぶとく使いつづけているドケチ根性がマイ・ブランドである。この調子でいくと、死ぬまで添い遂げられるかもしれない。どや!(苦笑)

とすると、XPが入ったままの仕事マシンはどうしようか。
もう引き継ぎファイルはUSB抜き差し抜き差しの原始的なやりかたで引っ越せたから、多少の冒険はできる。失敗してぶっ壊しても、ダメもとだし。
7を上書きインストールするか、別次元のOSを乗せ換えてみるか、DOS/V化してみるか・・・

ばかに安いThinkpad Tabletは、案の定フィンガー・タッチが効かない。もう、「広告表示とちがう不具合でっせ」と店にねじこむ気も起きない。安かろう悪かろうと考えるか、「悪かろう、でも安いから」と考えるか。プラス思考でいきますか〜!
レノボの純正ペンがうやうやしく梱包されて宅配で届き、これはちゃんと使える。pixiaでお絵かきしてみたり写真加工してみたり、ギリギリモザイクかけてみたり(笑)と、ひまつぶしがてら練習中。
連休はお絵かきの練習で無益にすぎていきそうな気がする。
あぁ不健康・・・

 
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こんな日でした(日記) | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0)
ナイターにも頼れないAMラジオの未来は女子力次第


表紙もロゴも、ちとレジに出すのは抵抗を覚えつつ、裏返してもドヒャーなので蛮勇をふりしぼって(笑)発売速攻で仕入れてきた『ラジオ番組表』春号
改編ニュースは意外と小さな扱いで拍子抜けしてしまった。ネットを切って自社制作で賭けに出たABCの経営判断も、三才ブックスならシビアな論評もできるだろうに、及び腰ですな。結局、一番するどい論評をオブラートにくるむ工夫をしている言論人は、伊集院光だったりする。

JUNKはHBC(北海道放送)とKBC(九州朝日)、RBC(琉球放送)だけのネットになってしまった。オードリーのANNなんぞは36局ネットしているのとは好対照。
これほどTBSが嫌われたのは、何か事情あるのだろうか。関西リスナーとしては、独自制作にかじを切ったABCだけが離脱したように見えたのだが、むしろTBSのネットを軒並み拒否したようにさえ見える。
永六輔も大沢悠里もTBSではふんばっているので、送り手も受け手も「後期高齢者シフト」しているのかも…

番組が消えてもノシ紙を替えて引っ越したパーソナリティを探すのも改編期の「ラジ男」の仕事である。
とっくに探してチューニングも替えているので番組表に頼ることはなかったが、キャイ〜ンのおバカ番組もチェック。
意外と在京と地方局が元気で、在阪局が迷走している印象がなきにしもあらず。

それでも、まぁラジオ全体が斜陽だからね・・・あいかわらず無意味な人気DJ投票が載っているのだが、「これ、だれ!?」とつっこんでしまいそうな顔ぶれに浮動票や組織票がついていたりして、ますます信用できない(笑)。
これで知名度がぐっと上がったりするわけでもないから、なんだか牧歌的な世界ですなぁ。
来年あたり、だれかの企てで角淳一がランクインしたりすると、角さん勝ち誇った顔でまた画面に出てくるかもしれんぞ(笑)。

「本当はラジオがやりたい」と熱望していたヤマヒロさんが水を得たタコのようにマイクに向かっているのはエールを贈りたいところだが、いつの間にかMBSをリタイアしていた青木和雄さんがOBCに出ていたりするのも平和なシャッフル。
吉竹史はどこに向かうのであろうか?

先輩(実はお局?)松井愛がラジオ番組表のグラビアにでかでかとクローズアップされているのは「ちょっと、しんどいなぁ」な気もするから、こういう触りにくい「永遠の乙女」は円満に記者で中近東かロシアに出して、唐橋ユミあたりを契約アナで迎え入れてほしい。
もっとも、唐橋ユミのお話にはあまり萌えるものがないからTV向けだが・・・
ラジ男としては、まだまだ修行が足りない!

 
見た聴いた受信した(メディア評) | 19:25 | comments(0) | trackbacks(0)
ミイラ取りがミイラ化


理研の石井俊輔氏はどこか飄々とした面持ちで、保身の秀才ケビン・コスナーとはちがう人間くささを僕は勝手に感じていた。
だから、訥々と「私の切り貼り論文は当時としてはOKだったのじゃが」と抗弁しても、どうも迫力に欠ける。事実その通りなんだろうけど、それならばこそ、貼る子の疑惑を暴く担当を辞任しなくてもよかったのにねぇ・・・これでお茶を濁すおつもりか?

おもしろい筋書きとしては、今度は石井さんの論文が不正かミスかを判定する委員会に貼る子が参加すること。
まさかそんな展開にはならないだろうけど、相打ち劇は理研の権威をますます失墜させるだけだわな。「迷惑をかけた責任をとってやめます」なんて和風の幕引きをしようとすればするほど、第3、第4のコピペが隠蔽されてるんじゃね?と疑いはふくらむぞ。まさか、ケビン・コスナーまで、論文の不正が見つかったりすると目も当てられない^_^;

結果、たとえ石井さんの論文がクロになったとしても、貼る子の疑惑と差し引きして仲直り、バンザーイ!!バンザ〜イ!!なんてことにはならない。是々非々で両方ともクロシロ調査委員会にかけるべし。

と同時に、大きく見れば「貼る子効果」で、正しい論文とは何たるか?が世に問われることになったとも考えられる。
どう見ても弁解の余地がなくて、貼る子も「取り下げたい」と申し出ている博士論文は明々白々のアウト。あらためて、貼る子は「論文の不正に関する研究」で博士論文を書きましょう。
もっとも、そりゃ化学ではなく社会学の論文になりそうだが・・・W大の文系博士号も気前がいいことで有名だから、授与確実ですぞ。

そして、貼る子も石井俊輔も、理研で研究員の見張り業務に専念していただく。結局こういう渦中でもまれた人が一番向いているのは、「ミイラがミイラ取りになること」である。
たとえはヒツレイだが、空き巣は門番に、万引き犯は万引きGメンになるのが最適任である!がワタクシの持論であるから。

石井さんなんか、不埒な不正をやらかしそうな研究員が見つかれば、石井部屋に呼び出してお茶でもすすりながら「ちみぃ、それはダミですよ」と説教なさるとコトを荒立てずにすみそうだ。いいご隠居キャラになれそうだしね。あ、理化学の研究所でそんなキャスティングは通用しないか。
でも、ひとクセもふたクセもある強烈なキャラが次々に出ては叩かれゴシップがほじくられているから、スッキリ膿を出して清廉潔白な研究機関になってしまうのは惜しい。
次は石井苗子のような悩ましい研究者が入って、失楽園を再現してもらえないものですかね?




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こんな日でした(日記) | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0)
享楽的な阿波踊りも見てみたい


だれにも予想通りの判決。
クラブーのダンスは性風俗ではない。当たり前か。

ときどきローカル番組で報道されていた公判の中身も、お笑いものだった。
どうしても風紀を乱す風俗営業だ!とアピールしたい検察側が、客を証人に引きずり出して「手足をどう曲に合わせて動かしていたか」と説明させる。こんなこと、やればやるほど「検察もヒマじゃのう」「バッカじゃないの」と恥をさらすだけ。検察のメンツだけで、被告や客を消耗させた血税の無駄遣い裁判だった。
こんなことやっている間にも、脱法風俗は野放しになっているのにね。

裁判所が規制していいよと認めたのは、「享楽的な雰囲気を過度に醸成して性風俗を乱すスキンシップ」だけ。ゆさゆさ、ぶらぶら、パラパラしているだけならOKなのだ。
でもねぇ・・・触れ合いがなくても客が享楽にふける業態はいくらでもありまっせ。今はやりの美人喫茶とか、額縁喫茶とか(笑)。プールバーなんて、何しにきてるんだかわからんおねえさんがワンワンポーズを見せにきていたっけ。

「デスコ」には何度か社会見学がてら潜入して、チークタイムの演習だけ何回かやったが、わたしゃクラブーは知らない。よほど、おまわりさんが顔をしかめるようなエロい踊りをやっているのだろうか。
だとしても、個室浴場や出張エステよりアウトなことをやっているとは思えませんなぁ。

裁判が憲法判断にまで踏み込まなかったのは少し残念なところで、ややこしい憲法論議にしたくない手抜き根性が匂ってくるのだが、表現の自由は踊り子が主張すべきことであって、場所貸しは表現の自由とはちょっと別問題のような気はする。踊っていた客を訴追しなかったのも、検察の判断が働いていた気がする。風俗店が風俗嬢ごと摘発されるのとは性質がちがう。

では、これで勢いづいた客が表現の自由を盾にポロリし放題をやらかすと、それはそれで公然わいせつに問われるだろう。ふしだらと芸術表現の境目がどこにあるか、もう何十年も「剛毛な議論」が積み重ねられてきたお笑い司法に、どなたか目からうろこがポロリするダンスを見せてくれないものかね?

全然きわどくない服装で、お色気接客も踊りもしなくても享楽味アゲアゲな店だって、あっていい。
「ホストクラブ大阪痴漢」ではなぜかケンジという名のお兄さんが婦警さん、女性判事、女性検事を享楽的に接待いたします。
曽根崎署のすぐ裏で営業する「キャバクラ・曽根崎でしよ!」は、やらしい職質プレイ、ソフトな逮捕術が売り。タチの悪い客はお泊りいただいてクサい飯のかわりにクサい足をお見舞いする。

こんな店に踏み込んだ捜査四課長は、同僚のあられもない姿に絶句するね。固いもの…いや固いこといわんと、課長も一緒に楽しんで、今夜のガサ入れはなかったことにしませんこと?とささやかれて、ズブズブな検察警察風俗業が野放しになって・・・いかないか。そりゃそうだ。

固くストイックにやるほど、純度の高い風俗店になるのはゲスの鉄板法則というもので、「N○Kラジオ体操バー」なんかは取り締まりようがない風俗店になること確実だ。客の年齢層もうんと高くなりそうだから、逮捕しにかかると客は意識を失いかねませんよ。
踊らくても享楽は追求できますからね。


 
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こんな日でした(日記) | 16:17 | comments(0) | trackbacks(0)
ブラック企業はひとごとではない


セウォル号事故を報じれば報じるほど、ニュースの消費者の側はいつの間にか事故への関心が「対韓イメージ悪化」に横滑りしてしまっていることに、ニュースの生産者は気づいているのだろうか。
あえて韓国まるごと貶めようと企てる確信犯的メディアもあるかもしれないが、明日で9年になるJR福知山線事故を「日本国民として恥じる」人がどれだけいるかは疑問だ。せいぜい、「あれは企業責任の問題」と事故を矮小化するのがお決まりの思考回路だろう。これを、ご都合主義と呼ぶ。

コストカットが人命カットを生んでしまった構図はよく似ている。
もし「日本の鉄道経営は…」と十把ひとからげに東亜日報が報じれば、暴論だと反発したくもなるだろう。日韓は日本人が考えているほどの異星人同士ではないように思う。ゆえに、近親憎悪が働く。
われ先にと全員が助かったセウォル号の社員乗組員を擁護するつもりは毛頭ないけれども。

いちはやく乗組員が逮捕され、運行会社のオーナーが出国禁止措置になった韓国の事後対応は早いなぁと驚いてしまう。
こういうことを、日本国政府はJRやJALに課してきただろうか。
結局、JRの管理職は罪に問われることがなく免責されてしまった。
責任を曖昧にしたがる組織力学が働く日本が上等な国なのかどうか、疑惑はついてまわる。

大事故を起こしたバス会社が沈没することはあっても、JALやJRは生き永らえる。
その極めつけが電力会社だろう。
そもそも天災だからね、と国民世論も譲歩して考えている部分があるし、では東電以外の会社ならもっといい対応ができていたかといえば、だれも答えは持っていない。仮定の話で時計の針を元に戻すことはできないし。

いま出講先のひとつの学生1クラスが、海外研修に出ている足が大韓航空機。
渡米は無事にできた。無事に帰国できることを祈るばかりだが、陸海空の旅客会社の安全管理体制は、素人には判断できっこない。もう、運を天に任せるだけ。

あえて考えれば、「我が社に事故はありえません!」と胸を張るハッタリ会社より、事故はありえる前提で「そのとき」の減災策を伝授してくれる謙虚な会社の方が信頼はできるが・・・
変に考えると、ちょくちょくヒヤリハットをやらかしている会社の方が、「実戦経験は豊富」ってことになるのかな?
それもちょっと勘弁してほしい気もしますが。

そろいもそろってトンデモ乗組員が利己主義に走ったのと対称的に、アルバイト乗組員が乗客の救命と引き換えに犠牲になった「プチ美談」も漏れ伝わってくる。船長の行動を「韓国人らしいね」と揶揄している嫌韓流は、「パク・チヨン嬢は日本人だった」と主張するつもりかいな?(笑)
これから関係者がどう断罪されるか見守っていけば、案外「あちらの魔女狩り」にスカッとするものを感じる嫌韓派もいるかもしれない。
兄弟国のトンデモ船会社と東電のどちらが国辱ものか、ちょっと僕には判断基準がない。



 
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こんな日でした(日記) | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0)
office2014にパワーアップ!!


んもー、なんちゃってOffice2009は使いにくい。
なんちゃらバーが重たいし、慣れの問題かなーと観念しつつ、docx、xlxsの文書をガンガン作成しているので、いまさらoffice XPには戻れない。
てことは、アクチベートできているってことなので、これでもいいか〜と思ったりもするが、怪しい中古屋さんからは「今度はこっちのプリダクトキー使ってみて」と、どこから拾ってきたんだかわからん番号を送ってきよった。
「返品されれば返金するよ」と低姿勢なので、これを返品した方がいいのか、使い続けていいのか迷い中。

相前後して、ビルゲイツさんからも返事が来て、「あんたのプロダクトキーは企業に頒布したバージョンだね。電話で認証できるかもしれんよ」とのこと。
パッケージソフト現物と管理番号が遊離しているわけね。なんだかもう、わけがわからん。

プロダクトキーだけ買って、指定URLからOfficeをダウンロードするとトロイの木馬が踊りだした!!
なんて被害報告もネット上にはあふれているが、インストールしたパチもんOfficeをセキュリティソフトでスキャンしてみた限りでは、今のところ大丈夫。
もう、これで使いつづけてみますかね?

GoogleDriveとSugarsyncにアップしてあるファイルの同期フォルダーも、マイドキュメントのディレクトリが変わったので、再設定に手間取った。確認してみると、サリン製造法やらアルカイダの友達の友達リストやら秘密工作に使う乱数表やらのマル秘ファイルがいつの間にかアップされていたりして肝を冷やした。CIAに勘づかれるとまずい(笑)。

執筆は快調である。
職場で国家試験の解答解説集を作成しているのが遅れ気味で、納稿時期がわからないという。全国数十校で平等にグループ内資産とする方針はわかるが、僕は外様大名だから遠慮することもない。「やってはならぬ」ことでもないし。
「それなら、僕が個人的に過去5年分の詳細解説集を作成しているので、それ配ってよろしいか?」と打診してみた。
何ページに載ってるよ、と細かく説明したオリジナル教科書ガイドである。

出し抜くつもりはないが、どーんと出すと、「社会学だけここまで解説されると、ほかの科目も合わせないとバランスがとれない」とギクシャクすることは目に見えている。
そこまでやるから、これだけの合格率が出るんですよ、とこちらは数字を持っている。
勝負に出てみるか・・・
連休を前に、むやみに仕事モードがターボチャージしている!!
なんと殊勝なことでしょう^^;
と自画自賛しつつ、これが次の職場へのポートフォリオにつながればいいか。
それとも、引き留めてもらえるかどうか。

ポジティブな五月病ってやつですか…
だから、ある日いきなりOfficeダウン!!なんてことになりませんように。


 
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こんな日でした(日記) | 23:23 | comments(0) | trackbacks(0)
クヒオ大佐の亡霊


被災地のニセ医者「米田きよし」がつかまったとき、神戸のドクター金華洙(キム・ファス)は、「明日は我が身」と思わなかったのかね?
米田きよし逮捕劇の最中も、このおっさんは華麗な経歴をこれでもか、これでもかと盛って盛って、しゃべってかせいでいた。
タチが悪いといえばいいのか・・・それとも本当に「ボクは灘高から東大医学部に進んでニューヨーク州立大学に留学して医学博士になったんだもん」と思い込んでいたのかもしれない。演技性パーソナリティ?乖離?

昭和天皇の主治医もしていたそうだから(笑)、よくある「ワシは天皇じゃ」と思い込んでる系の人格の亜種なのかもしれない。
まずは精神鑑定か。

僕もよく「元アイドル」になったり教祖になったり黒木瞳の愛人になったりしているが(笑)、まぁ歌舞いているだけで、スイッチは5分で切れる。それを堂々と履歴書に書いて番組を持ったり講演会をやらかしたりするほどの心臓は残念ながら持ちあわせていない。
だから、ドクター・キムの度胸も大したもんですな。

もし、しっかりした犯意があるなら、バレる経歴は盛らないはずだ(と思うのは浅はかなのか?)。灘高の同期生、東大の同期生、昭和天皇の主治医チームのチェックを受けることになるから。
そんな警戒心が働かなかったとしたら、頭の回路がどこか大きく欠けている。欠けている分、思い込むあまり「スゴい俺様」ができあがって、まともな人格を乗っ取ってしまったとも考えられる。

どうも、実在する人物の経歴を借りて「なりきり芸」をやらかしていたとの一部報道もあるから、文字だけ見ていると「そうそう、彼は医学部で同期だったし留学も見送ってあげた」と承認されてしまったのかもしれない。経歴で描かれた人物像は辻褄が合っているとして。
それが、しゃべるとトンチンカンな素人トークだったようで、医療関係者のアラームが検知したらしい。それも、かなり以前から。

医博それ自体は、高卒でもスポーツマンでも化粧名人でもカウンセラー崩れでも取れたりする「箔がつく資格」のひとつだから、事情通は「医博」ぐらいでヘヘ〜〜〜ッとはならない。僕は医博でない名医も数多く知っている。
それでも、世間一般では医博=医師+αと思い込んでいるから、そこにつけこんで「名乗ったもん勝ち」の詐欺商いにふける困ったちゃんは絶えない。

そんなに箔をつけたいなら、Diploma Millに金を払って学位記をもらう方が、とりあえず詐欺にはならない。現に、名誉欲がほしい金持ちをターゲットに学位ビジネス、資格ビジネスは繁盛しているようだし。
東大とかニューヨーク州立大学とか、既存の権威をちゃっかり拝借して他人の褌で相撲を取るのはイケマセンね。
やるなら、大学から手づくり(?)して、医学部教授と名乗ればいかが?(医学部は医学を学ぶ部ではなく部活の部!!ってことで)

僕は自分の経歴なんて話の糸口でしかないと思っているし、中途半端な学位しかないと、「現象学と社会学の関係はいかがお考えか」なんてこと聞かれても困る。
一番いいのは中学の学歴だ。同級生には美人も多かったので、どこかで再会できる楽しみもある。
大学の同窓生は地元に掃いて捨てるほどいるから希少価値がない。妙に「阪急西宮北口駅の平面十字交差の時代でしたか!?」と鉄分濃厚な昔話が弾むぐらいだ(楽しくないって)。
芥川賞をもらうときは(オッ、入ってきた入ってきた…笑)、「押部谷中学校卒業」と名乗りますよ。最終学歴と書かない限り、ウソではない。

まじめな話、本当に頭がいいのは学士と修士と博士のジャンルが皆ちがうことだと僕は思うし、事実アメリカあたりの研究者は「主専攻バイオサイエンス、副専攻は言語学」なんて経歴が当たり前だったりする。
修士号はできれば理系か芸術系で取り直したいところだが・・・こんな回り道は金と手間ヒマがかかって無駄骨になること確実だわ。


 
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こんな日でした(日記) | 23:18 | comments(2) | trackbacks(0)
大和撫子とベッカムとネパール人の三つ巴


明日からアメリカ研修に出かける学生に、現地でまわるコースを聞いてみると、LAを起点にサンディエゴ、アナハイム,etcと、その筋のマニヤなら萌えるスポットが「旅のしおり」に並んでいた。
このクラスには、人生回り道をした年長の青年もいて、その彼が航空自衛隊出身。そりゃもう、アナハイムの軍需産業には目の色を変えてますがな(笑)。
あと、たしかサンディエゴにはネイビーの軍港があったはず。
別に基地訪問ツアーというわけでもないが、なかなかマニヤックなコースには、添乗したくなってしまった。無理ですが。

控室に戻って「おもしろいコースですなぁ」と事務員と雑談していると、たまたま席をはずしていた英語担当のベッカム先生の噂話に、女子事務員の皆さんが花を咲かせている。
「弁当男子らしい」「でもだれが作ってるんでしょ」「意外と和食派で、ふりかけもかかっていた」
とまぁ、細かい観察をしてることしてること(笑)。僕は完全に聞き役。

ベッカム先生が戻ってくると、なにごともなかったように話の花は雲散霧消して、「日本女子代表」が必死の英会話でどんなメニューが好きか、身辺リサーチが始まった。
わたしゃ別に、ベッカムのふりかけが丸美屋か桃屋かなんて関心もないので、イケメンを前にうわずる大和撫子をのどか〜に観察して楽しませてもらった。

仕事に出撃したベッカムを名残惜しげに見送った大和撫子に、「学生たち、けっこうおもしろいとこ研修でまわるようですなー」と振ってみると、やはりディズニー!ハリウッド!ヨセミテ!のイメージをかかえていた乙女は、「このおっさん、アーミーおたくかいな」てな目線で一歩二歩ひいた笑いを浮かべておられた。すみませんねぇ。

「そういえば、市バスに乗ってたらハリウッドちゅうバス停を通ったなーと気づいたぐらいで、観光し忘れましたわ」
と古い話を紹介すると、「はぁ・・市バス、ですか」とあきれている。
「ベニス・ビーチちゅうとこに2日いましたけど、ほんまビーチでぶーらぶらしてただけで、まったりのんびりしっぱなしでしたよ」
「はぁ・・・リゾート。してますねぇ」
「ホノルルに寄って1泊したけど、海は見んかったし」
「なんですか!それ」

私どこも行ったことないな〜と遠い目線でため息をついておられるのは、おそらくベッカムに「私をバカンスに連れてって」とテレパシーを送信しているようにも見えたが、んなもん、ワタクシに注文してくれたら野宿でもバックパッキングでも夜行列車でも引率したげるのに。

ま、そんな旅はまっぴら!!と拒まれそうな今どきOLさまだから、GWとか盆休みに割高な弾丸ツアーへ出かけるのが精一杯だろう。
馬車馬のように仕事に追われるOLにとって、リゾートらしい羽の伸ばし方ができる初めての旅は、ハネムーンなのかもしれない(これも、せんといかん仕事がいろいろありそうですが)。早く実現されますように♪

こちとらベッカム先生をつかまえて、キャンプにでも誘ってみようか。
乙女たち、合流したければザックとブーツを買いなさい!
なんていじわるこそ、しごきプレイの醍醐味ってもんである。ヌハハハハハハ



 
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