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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
地震カミナリ火事火山


まだ衣替えもしていないし、窓も玄関も「あけっぱ」で寝ているので、とても涼しい。
季節は正しく移ろうもので、うちから大通りまでの生活道路は金木犀の香りで満たされる。それが、夜風にのって部屋を通るので、まるでオールナイト・アロマは夢見心地。なんたって無料だからありがたい。これぞ、あけっぱ生活の醍醐味であ〜る。

視聴覚は異常あり・触覚は鈍感・第六感ほとんどゼロでも、わたしゃ匂いには敏感なので、山で動物の気配もすぐわかるし、硫黄の匂いは「温泉近し」のうれしいサインだったりする。玉子の腐ったような異臭ではあるけど、疲れが吹き飛ぶ極楽の予感が硫黄泉アロマ。

ただ、御嶽山のような水蒸気噴火の予兆はどう感じたらいいのか、まだ未体験なのでわからない。
異音に気づいた登山者もいたようだが、水蒸気噴火とマグマ噴火の違いなんか素人にはわからない。活火山の登山口あたりに案内看板でも出てないものだろうか。

まだガスがたちこめて、灰をかぶったまま放置されている登山者のご冥福をお祈りするばかりだ。
娘を誘って登り、自分だけ助かってしまった父親の無念さもいかばかりかとお察しすることしかできないし、噴火前は極上の天気だったようだから、なすすべもなかったと思う。ほんと、雨や雪や雷は自衛できなくもないが、噴火はどうしようもない。

活火山だとわかって登るからには、書き置きをして入山するぐらいの覚悟をせんといかんのかな。
そういえば、水蒸気が山肌から漏れているのが風物詩になっている山はいくつか歩いたことがある。穂高連峰の焼岳は昔から有名な活火山だし、高峰高原に登ったときは浅間山がすぐそばだった。九重は悪天候でほとんど絶景の記憶がないまま登ってきたが、どこが噴火してもおかしくない。

こんなに火山を恐れず親しげに近づく日本人も無謀というか物好き(温泉好き)というか・・・
ボルケイノ!!と英語にするとダイナミックに響く火山も、なんだか日本では温泉の製造元みたいなのどかなイメージがあるから、つい油断してしまうんでしょうな。

活火山・休火山・死火山と習った火山の分類も、今はあてにならないようで、たとえ死火山でも地殻のホコロビみたいな部分だから、噴火してもおかしくない。人間の時計で「長いこと休火山でした」「すっかり死火山」なんて分類をしても、地球の時計だと「休んでないからねっ!」と活動再開するのが1年後か1万年後かはわからんもんなぁ。

まだ御嶽山のようなわかりやすい活火山は覚悟もできる(犠牲者とご遺族にとってあきらめはつかない)が、大半の国民が油断しているのは、あの富士山であるね。僕は生きている間に噴火がみられる予感アリアリなのだが、的中してほしいようなほしくないような、複雑な心境だ。

くれぐれも大きな被害にはならない程度にプチ噴火して火山灰が東京に降り注ぐぐらいの災害が起きないと、愚かな政治屋は首都一極集中を本気で考えなおすこともないだろう。東南海大震災の方が確率は高そうだが、火山噴火とプレート移動は連動していたりする。
どっちが先でも、「オリンピックやってる場合じゃない」と天の声が聞こえるだろうか。政治屋と官僚たちには。
海外からみると、庭先のような伊豆大島でボルケイノ!だからねぇ…



 
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災害 | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0)
蛭子たじたじの美マドンナ降臨


というわけで、週末エアチェック業務で「路線バス旅」と「ナマさだ」をプレイバック。
トアロードからの生放送は、「らしさ」がなくてつまらなかった。以上。

その点では、ブラック蛭子とルイルイ太川リーダーの「路線バス乗り継ぎ旅」も似ていた。レジェンド感が少しダウンしたか?
先行オンエアを見た伊集院光が、「どうも蛭子さん、学習しちゃったのか空気を読めるようになったねー!!マドンナも構えてきてるから振り回されないし」と、JUNKの冒頭で寸評をこぼしていた通りだった。

「これ、おいしくない」
「民宿やだー」
「俺の好物とらないで!」
,etc,etc,etc
のブラック蛭子ぶりが、ほとんど出てこない。
まちがっとる!!
こういうブラックなマイウェイ芸人を映すのもテレビの役目でしょ、には同意するぞ。

蛭子さんはバスで居眠りさせてもらえなかったわりに、不平もこぼさない。
それもそのはず、バスでずっとしゃべって蛭子解剖をしていたのがマドンナ野村真美。眠らせてもらえなかったわけね。
「わた鬼」を見てない僕は知らない女優だったが、とてもイイ!!感じの、大人の女性なのだ。媚びない、騒がない、ふくれない、仕切らない、それでいて角を立てるでもなく、さわやかで美しくほほえむアラゴー女優。根本りつ子に通じるものがありますな。

マドンナの条件は、うっかり出演して絶望させられた感がしたたり落ちていること。
伊集院があげるベストマドンナは、(すでに出演済み)さとう珠緒、次点はしのえみ。わかりますなぁ。プンプンまる!!と憤慨してみせても、本心では「ギャラ仕事させてくれてありがとね」と感謝している人柄のよさ(笑)。笑顔の皮の下で本気でイラついているマドンナより10倍いい!のである。

今回のロケ地は、長野県をはさんで太平洋と日本海をつなぐ列島の「太い輪切り」のようなルートで、複数ルートの選択が難しい。
そこはルイルイ仕切り術がいかんなく発揮されて、結果的には大成功のゴール。

茅野や小淵沢も懐かしい山旅のベースを思い出させてくれたし、感動したのは20年ほど通った黒姫の民宿街。山桑のバス停横の民宿はずっと定宿にしていたのが、廃業されてしまって縁遠くなったままなのだ。それも、白銀の季節しか知らなかったので、夏の風景は新鮮だった。

これが冬だと、民宿街と高田や直江津をつなぐ路線バスも走っているのだが、オフシーズンは実に不便なのがスキー・リゾート地。ちょうど長野県と新潟県の県境あたりなので、県をまたぐ路線バスがない。
交通政策のややこしい事情なのか、県境にこだわるバス路線なんてのは、観光客にとっては無粋で不便なだけ。
夏も秋もコンスタントに観光客に来てもらわないと、冬だけ短期間に荒稼ぎするなんてことができなくなっている時代だからねぇ・・・
北陸新幹線で、このあたりもガラリと変わりそうだが、下手すると横川・軽井沢間の旧信越本線沿線みたいなことになってしまわんだろうか?

ローカルバスも不便になればなるほど、レジェンド路線バス番組は、全国の秘境ルートにチャレンジさせられることになる。何時間もバス停間歩きが当たり前になると、蛭子さんは炎天下のウォーキング中、リアルに倒れるかもしれない。
太川リーダーとマドンナは、担架を持って歩く変な番組になるかも…^^;
もう、だからヤなんだよ〜!!とブラック蛭子の泣き言を諌めるマドンナは、西村知美もいいのではないかね?




 
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見た聴いた受信した(メディア評) | 21:56 | comments(0) | trackbacks(0)
サタデーナイト同窓会フィーバー


ずっと世間の片隅で、日陰の人生をひっそり送っているつもりでいたら、意外と「憶えてるで」と告げられてドッキリすることは多々ある。それが同窓会のサプライズでありましょうか。年中行事になって4回目の同窓会イン三宮。

僕が名前を忘れた相手から、名前で呼ばれたりすると、恐縮してしまう。ほんと、物覚えが悪いおのれの頭をうらみたくなる。
たまたま校区のはずれの道に面した家に住んでいたから、同級生男子にとっては冒険心みたいな気持ちで、犬猫もいた我が家に遊びに来ていたようだ。「ほら、石段あがって、柿の木があって…」と思い出を語るオジサンたちの記憶力は、あなどれない。

転校した先は神戸市のはずれのはずれ、最寄り駅は三木市だったから、ここにも遠征に来てくれた同級生が3人いた。と思っていたら、「俺も行ったで。おとーさんに釣りを教えてもろたぞ」と名乗りを上げた4人目が、いいチョイ悪おやじになっていて笑える。いやはや申しわけない。
近々、「なんで私のスカートばかりめくってたの!!」と責められる日がくるかもしれない。こわいのは積年の恨みを忘れない女子である(汗)。

今も地元にいるやつは、子供も母校に入れてPTA活動などやっているので地域の隅々まで熟知しているのは当然だとしても、阪神間や滋賀で家庭を構えている面々でも、路地の家並みまで憶えていて、「あの通りに風呂屋さんがあって、向かいの○○君ちからよう見えたなぁ」とかなんとか笑いあっている。抜群の記憶力の持ち主数名は、そろって工学博士になっているのは何か関係があるのかもしれない。

子供がちょうど成人±5歳ぐらいの年ごろで、先輩パパに後輩ママが進学のアドバイスを受けたりしている。
「昭和の神童その後」を見ていると、今すごいなぁと思う大人は子供時代からすごい。まさに「栴檀は双葉より芳し」である。
逆に、神童がそのまま突き進むとは限らないのが「人生いろいろ」なんである。

小学校で同級、中高で別々、大学で再会して鯉の花が咲き・・・で夫婦揃って同窓会に来ているカップルもある。
秀才の王道を快進撃したマドンナは、今でもキュートで人柄よし子さんであった。理研のDr.高橋政代を彷彿とさせる(たまたま同学年)。ご両人とも、本当に美しい五十路の鑑だと思う。
その高橋博士と大学で同級生だった(はずの)親友はケガで欠席していたが、この彼とマドンナが賀茂川べりや哲学の道を歩いていた思い出話は、おぉ、根掘り葉掘り尋問するか・・・と思っていたらやんわりかわされた。残念。

「記憶をシェアしてるカップルはええよなー。男どもは若い子になびいたりするけど、10も違うと話題が合わへんもん」と持論を披露すると、「よっしゃ、おまえの相手さがしたろ」とオバサンたちにねたをふるおせっかい野郎も出てくる。かなんなー

阿鼻叫喚の3時間は紳士淑女的に平穏にシメとなって、「遠方から帰省組」は虹会へ。
γGTP高めの僕は帰宅部になってお別れの握手、握手で再会を約束。
帰宅したら、「路線バスの旅18弾」が録れていて、プレイバックする間もなく、すぐとなり町のNHK神戸では「生さだ」をオンエアしている。何かと忙しい。
こちらのネタは、またあらためて。


 
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こんな日でした(日記) | 20:13 | comments(0) | trackbacks(0)
幼児殺しと猫殺し


牧歌的な時代と街はもう消えてしまったように思えても、あの長田区の事件現場はコチャコチャと路地が入り組んで空き地があったり駄菓子屋があったりと、画面ではいかにも昭和の下町。つるピカの郊外ニュータウンではない。
2つとなりの区ではあっても、僕にしてみれば「ふるさとそっくり」なのだ。

素性のわからない「よそ者」は、昔もいただろうし、危ないおじさんもいたと思う。
「危なさ」の何が違うのだろう。

男子と女子で危機意識は違うものだろうが、女児が「知らない人に近づくな」としつけられてはいても、「知らない猫に近づくな」とは教わらない。
犬は噛むが猫は人を襲わないから、よちよち歩きの子供でも猫には気を許してしまう。だから、「猫のいる家」にフラリ遊びに寄るのも、自然のなりゆき。これから、犬猫ともうかつに仲良くできない世の中になってしまいそうなのもやるせない。
妻より猫と同居したい僕なんか、てきめんに危険人物予備軍に入るのかもしれないし、まぁその通り危ないのである(苦笑)。

うちでは代々20匹ほど猫をずっと放し飼いしていたので、ずいぶんご近所に迷惑をかけていただろうに、暗殺されることはなかった。
それが今では、猫を惨殺してばらまくような誇示的な犯罪者が続発している。
「たかが動物虐待」の罪は殺人とはけたちがいに軽いとはいえ、陰湿度や異常性は幼児殺人と大差ないと僕は思う。
法定罪刑のものさしではなく、人としての衝動や恩讐のぶちまけかたにものさしをあてると、連続猫殺し犯こそ要マークではなかろうか。エスカレートするかもよ、と警報を鳴らしておきたい。

命あるものを腕力で支配して「俺様の生殺与奪の力」を確認したいような欲望が猫殺しで昇華されている?と仮説を立てることもできるが、こういう人種はイスラム国に志願するような度胸もないから、弱者を見つけていたぶりつづける。

小バエや蚊は僕も平気で退治するが、ごきぶり(めったに出会わないが)はちゃんと火葬して手を合わせる。
今まで気づかなかったのだが、アパートの廊下のどこかにヤモリが棲みついているようで、帰宅するとコソコソッと退散なさるのがかわいい。害虫を食べてくれていると思えば大歓迎なんである。

とはいえ、こやつらをターゲットにするのが猫だったりするわけで、腹一杯であってもおもしろ半分に食いちぎる。肉食獣の本能だからしかたない。
人間を食いちぎる猫はいないと思うが、逃げ惑う人間を本能的に追いかけて噛みつくのがガラの悪い犬である。背中を見せると襲いかかり、面と向かうと吠えるだけ。あぁ、こんな人間もおるよなぁ…と思うと哀れに見えてくる。犬は人間の鏡ですな(鑑ではない)。

なんだかとりとめもない命の比較になってしまった。
猫を本心からかわいがる孤独な男は、20歳未満の人間女子は猫だと思って、頭をなでてエサを与えるだけにしておくのが賢明だ(頭以外をなでると性犯罪)。僕はトシのせいか22歳女子も二本足の猫に見えてきた(苦笑)。

二本足の猫は、あっという間に豹や狐に化ける種もいる。
猫缶には見向きもせず、パスタだのワインだの・・・まぁ、それぐらいですんでいればましな方で、署名捺印をおねだりする猫がいたりするから油断がなりません。クワバラクワバラ



 
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こんな日でした(日記) | 17:16 | comments(0) | trackbacks(0)
商業高校生よ京大をめざせ


商業高校への3週間出張が完了。
担任の先生は、イガグリ頭の少々いかつい方で、出席点呼をとるのもビシバシ切れ味があった。
教室の片隅で「参観」なさっていたので、教育実習に来ている気分って、こんなもんですかな?と想像しつつも、ウェーバーとマートンの官僚制理論の講義は我が独壇場であるからして、一気に進めた。とにかく時間との闘いにばかり頭が飛んでしまったので、びびるヒマもない。

終わって休憩時間に「身辺伺い」を受ける。学生時代の専攻から略歴まで。
奇遇にも、教諭のご子息が我が母校の大学院に在籍しておられるらしい。おやまー、世間はせまい!
おそらく、何か運動部の顧問をされているのであろう、話ははずんでアメフトの戦力分析に。「○○監督、どないですかね」と問われても、今のチームはよくわからない。

たまたま入学してすぐ慈父のように受け容れて下さった教授がアメフト部長でもあったので、ゼミもまるでアメフト・ゼミ。そのくせ、結局アメフトのルールさえ知らずに卒業してしまった。
転職した先の法人のセカンド・ボスが、恩師の次にアメフト部長になった(後の)大学理事長の奥様。
アメフトとは妙な腐れ縁がある。なのに、いまだルールさえ知らない。ゴメンナサイ

実は、組織経営論の小ネタとしてゼミで教わったアメフト・チームの話をしようと思っていたのだが、あいにく時間切れでできずじまい。
ライバル京大ギャングスターズは、1回生から試合に出て上級生がグラウンド整備をしている。とか・・・部員は寮生活をして、その量で家庭教師で活動費用を捻出している。とか・・・
そんなチーム・マネージメントを確立した水野監督は、今なお現役である。紆余曲折の経歴もすごいし、スタミナもすごい。

商業高校の先生も、どことなく水野監督の面影を彷彿とさせるイガグリ度だった。
内容に手厳しくチェックが入るかな?と少々心配しつつ、高校の体罰問題、トオルちゃんの教育行政改革問題など政治的なネタもぶちまけてしまった(あぁ、しゃべっちまった…)。
終わって帰宅した後、派遣会社から「先生から、ぜひまたお願いしたいとご要望がありまして」と電話をもらって拍子抜けした。とりあえず、高評価はうれしい。

なかなか日時の折り合いがつかないので保留としたものの、先生とウマが合うだけではミッション成功とはいえない。
初・中等教育と高等教育と専門教育それぞれの微妙で重い違いは、だれの満足度を追究するかということ。
十代前半までは、保護者の要望にこたえる「しつけ」が求められる。服装や言葉遣いも評価される。
最終学府になると、パフォーマンスをあげてなんぼである。資格試験に受かる、シューカツを勝ち抜く、励ます脅かす泣かす(笑)の名コーチが学生から支持されるかどうか。

17歳は微妙だわ。
彼ら(男子は1名だけ)彼女らが「よかった」と思っても担任教諭が「だめ」な授業はあるし、逆もまたしかり。
ふだん、二十代から六十代までの大人相手の授業で、若い子にはちんぷんかんぷんで年配者がうなずく話ばかりしているので、いまどきのセブンチーンにウケる〜話などできっこない。
休み時間に廊下を走り回る高校生のエネルギーは、まるでサファリパークに来たような気圧されるマグマを感じてしまう。

経済学部・社会学部進学希望者は神妙に授業を受けてくれていたから、少し(いい意味で)マイナーな部類なのかもしれない。
ぜひ、担任教諭と生徒との間でどういう後日談があったのかもうかがいたいところではある。派遣会社が介在しているから、伝言ゲームのような形しかとれないのがもどかしい。
実業系高校に入ったからといって、進学をあきらめてしまうような慣習は、「十五の春」には少々酷ではある。中卒浪人するわけにもいかないだろうし。
カリキュラムが就職モードの環境をつくってしまっているところもあるように思う。
そこへ「バイパス」を提供できればと思いつつ、初めての実業系高校はいい経験になりましたとさ。




 
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こんな日でした(日記) | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0)
ちんこする


日本語を学ぶ外国人も増えている時代に、母国語を崩しまくっている日本人ケシカラン!!
とお怒りのじーさまでも、国語世論調査を見ると「チンする」ぐらいは使っているようである。
「お茶する」に至っては、もう古風な日本のお作法のようにも聞こえるから、定着して年季が入ると勝ちである。関西人にとってお茶は「しばく」ものですがね。

一時ほどはやらなくなった気もする「コクる」も、告白なのか密告なのか宣告なのかわかりにくい。「あなたのパパにコクっちゃった」は、何か告げ口されたのか、援助交際させているのか、これまたわかりにくい。ちゃんとした日本語で言い換えましょう。

「タクる」「きょどる」は苦しいなぁ・・・意図が透けて見えるこんな言葉は、使うのも恥ずかしい。使っている子も見たことがない。「妹を政治家にすること」もタクシンする⇒タクるだし、巨乳アイドルも巨ドルですがな。
いかにもストレートに由来がわかるのは「スタバる」だろうか。なんだか、くたばっているようで聞こえは悪いぞ。スタバでねばりすぎるとスタバてる。
ではでは、と探してみても、「マクドる」「モスる」がないのは不思議。ロッテリアが「ロテる」になるのは限りなく望み薄ですなぁ。

ざっくりしすぎて、もうちょい工夫してみて下さいよ、と感じるのがディスる。disなになには、たくさんありすぎる。アラゴー世代だと「ディスコで踊る」の意味ならディスコるのもわかる。いまどき踊りにいかんけど。

この国語世論調査には、日本語が浮かんできにくい外来語も俎上にのせられていて、これも昔からあるよなぁ・・・マインドとか、ディベートとか。
コンセンサスやイノベーションは、こめられたニュアンスもこみで、僕にはあんまり抵抗がない(使わないようにはしてるけど)。バブリーな時代ほど、これみよがし(聞こえよがし)な「かぶれ語」をふりかざすあんちゃん・おねいちゃんは目立たなくなっている。
でもパッツンパッツンの細いスーツに尖った革靴で猿軍団デビューしたような(笑)ビジネスマンあたりが、得意満面で使ってそうだ。「我が社のストラテジー」とか、顧客ターゲティングとか。
目の前で使われたら「あなたの一連のディスクールは、若いくせに全然シュールじゃないね」とかなんとか、煙に巻いてやりたくなる。ムハハハハハ

まだ、日本語ですぐ言い換えられるのがわかっている外来語を使ってしまうのは笑い草になるだけだから罪はないのだが、日本語で真意をオブラート(んー、これも外来語か。水溶性紙片といえばいいか?笑)にくるんだような営業用語はムカッとくる。
「展開」もそうだ。
「ご提案」なんてのもあるか。
結局、売りたいだけちゃうんかい!?!?
と、むやみにナニワのおっさんになってしまうぞ。
関西弁は最強だわ。



 
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こんな日でした(日記) | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0)
要マーク人物にはまずイエローカード


昨夜ヘリコプターが飛び交うのはなんでだろ?と思いながら帰宅すると、女児遺体発見のニュース。
今日もヘリが飛び交っていた。
空からみると、開発されずにエアポケットのように残った雑木林が現場になっているのがよくわかる。こういう場所が街の死角になっていることも。
この近くで17年前に起きた酒鬼薔薇事件でも、「タンク山」がクローズアップされた。

ただし、連れ去り自体は街の中で発生しているので、どこもかしこも死角になるわけで、子を持つ親としては街がまるごと魔の空間になる。死角をなくすことは現実には難しい。
それより、容疑者は危険人物の兆候を以前から垂れ流していたようだから、地域ではマークされていた。「まさか平和なこの街で」という気持ちと、「あいつなら、やりかねない」の不安的中感がないまぜになっているのが、率直な住民感情ではないだろうか。

しかも、容疑者は知的障害者療養手帳の交付を受けていた。
障害が事実だとすると、「奇行」の判断は素人には難しい。監視は人権擁護との板挟みになる。だから、地域でできる「看視」の普及啓発も課題になる。

人口密度が高いだけでなく、どこからどんな人物が引っ越してきてどんな暮らしをしているのか、だれにも立ち入った事情はうかがい知れない。なんと、うちの隣りにも、奇行をくりかえす不審な男が一人で暮らしている。ちょっとした盗難疑惑で交番に相談しても、それだけでは令状も取れず、「うかつに事情聴取にも行けませんねん」が警官の答えだった。

匿名性の高さだけでなく、「人権問題にされかねないから」と及び腰になる地域警らの体質も、ある種の死角になっているように見えてならない。被害者が出てから動くので精一杯なほど仕事を山のようにかかえている警察だけに、地域の子供の安全を一手に期待するのも無理な話だろう。

すでに要注意アラームが鳴っている地域で、どなたか嫌われ役であっても買って出て、「あんた、マークされてまっせ」とチクリ一刺ししておくだけでも、少しは防犯効果があるのではないかと思う。こういう仕事こそ、警察OBとか、裏社会から足を洗ったイカツい系の旦那に期待したいところだが。

しかし・・・
そういうワタクシもまた、得体のしれない独居中年としてマークされているかもかもしれないご時世だ。日ごろあいさつを交わすのはお向かいの女子中生と、階下の独居おばーちゃんだけ。職業も含めて、自己紹介さえしていない。
鵜の目鷹の目で住民の人柄や暮らし向きを覗きみるヒマな人は、いてもいいのではないかな?

怪しい住民に触れず近寄らず放置していると、似た事件はなくならないと思う。
せめて子供の下校時間帯だけでも街をパトロールするぐらいの地域活動は、町内会の大事な任務ではなかろうか。もちろん、仕事が早終わりの日は僕も微力ながら協力しますがね。
なんの罪もない女児のご冥福を祈りつつ。


 
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こんな日でした(日記) | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0)
ちゅー坊の放課後はオールナイト?


何かと気が合う(笑)トオルちゃんに、どこかでテレパシーが通じたのか、大阪市が「部活外注」に傾いている。
外注といっても、実際には指導者を外から招いて教育予算をつける形になるようだから、地域のスポーツクラブが即ウハウハとはならないような、なりそうな・・・

どこかの区立中学に広告マンがパラシュート降下して、民間学習塾に利益誘導するのと似ているが、メニューは違う。
補習授業は公立学校の本務なのに、塾に引導を渡してしまったのは公教育の敗北。でも部活の指導は中学教諭の本務ではない。やりたい先生、できる先生は、放課後もボランティアでやってもらう分にはいい。それでも、指導はその種目の専門家がやった方がいいに決まっている。

そうなると、さっそく予算増が悩みの種になる。そこは、教科指導と課外活動指導の労務をきちんと分けて別給与体系にして、指導をしない先生の課外活動手当をスポーツ指導費用に回せばよろしいのだ。実質、教員給与ダウンになるから組合も黙ってないだろうが、稼ぎたければ部活の指導をすること。

音楽の先生が野球部長をしていたりする悲喜劇は、ネタとしてはおもしろくても、なんだかなぁ感はぬぐえない。これで才能の芽を摘まれてしまう子が過去何万人いただろうか。
別に、どこもかしこも中学の水泳部がイトマンになったり柔道部が講道館になったりする必要はない・・・と肩の力を抜いた上で、成果競争に走るだけではなく良質の指導を受けるのは大事なことだと思う。なのに、公立中学内部に、部活の数だけその道の専門家がいるとは思えない。定期異動もあるし。

逆に、異動した先にコアな鉄研なんかがあって、「体力はいらないから」と顧問にさせられてしまった鉄分ゼロの新米女性教諭なんてのがいたら、もう部員は目の色を変えて鉄分を注入しにかかるね。マニヤ部活は、指導者の逆指導がひそやかな楽しみになっていたりする。
「センセ、8045Mで通勤してるの?あの便は221系だから223系で運行してる8047Mの方がいいと思いまーす」
とかなんとか忠告されるのが洗礼になる。
そこから鉄分注入ミッションは上級生から下級生へと受け継がれ、やがてセンセイの家にはHOゲージが走り、ランチは駅弁、夜も駅弁(オット)となり、あぁこんなはずじゃなかった(T_T)と後悔するころには三十路も半ばをすぎている。ワハハハハハハ

これが民間委託になると、横見さんのような鉄人はひっぱりだこ。地域に潜んでいたテツは日の目を浴びることになります。
僕も、アマチュア無線部なら面倒みたげましょう。学校の校舎とグラウンドは、絶好の巨大アンテナ用地になるから、やりがいがありまっせ。

まぁ、おそらく外注する部活は主にスポーツや武道関係になるだろうけど、囲碁や将棋なんかも、たとえば日本棋院に指導してもらうとすごい新星がどんどん誕生するジャンルではないかと思う。PTAのそのまたPTAを組織してけしかけると、おじーちゃんたちは喜んでカンパしてくれるって。
音楽関係は、ヤマハや芸能プロダクションが有望株の発掘に血眼になりますな。

でも、あんまりジュニアプロみたいなちゅー坊ばかり増えるのも、うまくいえない不安もあるにはある。
いい指導を外で受けられないヂミ〜な部は気の毒だ。こういうところ――文芸部とか読書部とか――に、たとえば村上春樹先生が指導に入ると、日本の公立中学への留学希望者が世界から殺到したりしないだろうか。
もう、部活がメインで授業はオマケのような、「五時から生徒」だらけになったりして(笑)。


 
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こんな日でした(日記) | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0)
軍港神戸の暗黒史


生まれて初めて記憶した花の名前は、家の玄関を出た真ん前に咲き乱れていた立ち葵。生まれて初めての「味覚」だった粉ミルクの風味も憶えている。
たぶん、初めて憶えた自家用車の名前はマツダのキャロル。
そのころ――幼稚園に入園したころ巷でざわついていて、怪獣の名前かいな〜と思っていたタイコンデロガの名前が、夜中のローカル・ドキュメンタリーTVに出てきた。

あぁ、そうだったのか!・・・核を搭載してベトナムに出撃していたアメリカの空母は、神戸港からも出港していたのだった。
両親が盛んに組合活動に参加していて、物心ついたころには赤いノボリが立ち並ぶ集会に連れていかれた時代でもある。たまたま近所に(当時)市内最大級の王子スタジアムがあったので、このあたりでベトナム反戦のシュプレヒコールを一緒になってあげていたのか、それとも新聞を読んでいたのか(まさか)、空母タイコンデロガがほぼ半生記ぶりに記憶の水面に「浮上」してきた。

ベトナム戦争は、直接爆撃に赴くB52の戦略拠点として沖縄の地の利を決定的にしたが、実はその前の朝鮮戦争では、神戸港が重要な軍港にされていたのだった。
開戦当時まだ日本は占領下だったので、GHQも「こんなに便利な軍港はない」と重宝していたことをうかがわせる公文書も初めて撮影された。さすが、リベラルなエブリデー放送!

間接的に、ベトナムへ米軍が、朝鮮半島へ米軍中心の国連軍が侵攻する足場になってきた日本の立ち位置は、サンフランシスコ講和の前後で違うとはいえ、「敵国」から見れば、侵略国の後ろ盾になっていたのが日本だったわけだ。
非核神戸方式の採択当時は、ちゅー坊だったのでよく憶えている。
米軍としては、日本で唯一、潜水艦の建造までできる軍需産業と港湾施設が同居していて、水深も深い神戸港は、佐世保や横須賀以上に支配下におきたい「良港」だっただろう。そこが、核武装した艦船お断り宣言を打ち出した。以来、米軍艦船は神戸港を避けて、大阪港や和歌山港に入港するようになった。

安保体制への協力は、僕自身は絶対反対ではないが、核武装に限定して拒否する非核神戸方式がなぜ周辺に広がらないのかは不思議だ。
原潜や原子力空母がこんなに海上交通ラッシュな大阪湾に出入りすると、危なっかしくてしかたないではないか。
須磨の沖合いにポラリス潜水艦なんかが浮かび上がってくると、サメ以上にこわい。パープリンなあんちゃん&水着嬢なんかはウケる〜!!と狂喜乱舞するかもしれんけど。

空母は、どの型か忘れたが遠くから目撃したことがあって、豪華客船やタンカー以上に強烈な威圧感がある。まるで「世界を回遊する合衆国」のような、オラオラそこどけオーラ(苦笑)を噴射している。
日本も、70年間製造してなかった空母の建造に乗り出す時代がくるかもしれない。憲法が変われば、爆撃機も可能になりかねない。
三菱製の爆撃機、カワサキ製の空母なんてのも、あってはならないような、でも正直かすかに見るだけ見てみたい気もする・・・のは偽らざる好奇心。イケマセンね。
空母の甲板がサッカー場にでもなっていたら、敵国の沖合いで「ね、戦争はやめて一緒にサッカーしましょうや」と呼びかける平和な軍艦になるかもしれない・・・ことは、ありえないか。
カワサキさん、空母を発注したらこっそり設計変更して病院船やカジノ船にしてはいかがですかな?


 
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こんな日でした(日記) | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0)
初衝突事故は穏便に…


バイクしか走れないコミュニティ道路から、山手幹線のバイパス的な車道を横切ろうとしたまさにその出会い頭に、芦田愛菜ちゃん(仮名)のお子ちゃまチャリと衝突してしまった。
お互い傾いた程度で転倒はしなかったのでケガもなく、後続の芦田ママが「すみませ〜ん!」と恐縮。あっさりお別れした。

僕は大通りに出るとき半ブレーキで徐行するのがクセになっているのだが、愛菜ちゃんは歩道を全速疾走していたような・・・
でも大けがをしていたらこちらの責任にされかねないな。次に会ったとき「部品が壊れていたから弁償してよね」とならなければいいが…ワナワナ

自転車レーサー谷垣禎一は自転車特区をぶちあげ、舛添都知事も自転車レーン整備を呼びかけていたりする。「東京モデル地区限定」のような実験が、全国の生活道路にまで拡がるかは大きな疑問ではある。「法令と運用」で投網をかけるような政策に期待するのも民主的ではないし、自治体ごとにルールがばらばらになるのもまずい。
でも、一時はやりかけた電動エンジンつき自転車はめっきり見なくなったから、法令を盾に「それは原付バイク扱いだぞ」と周知させる効果はあると思う。わかりやすいルールから浸透させるのが真っ当なやりかただろうね。

逆走してくる命知らずなチャリダーには、死ね死ね光線を発射するだけで憤懣はたまる一方。歩道走行はしかたないところもあるとはいえ、ベルを鳴らして歩行者を蹴散らすバカヤロはジジババが大半なので、ころんで入院しておいてほしい(医療費は自己負担させましょう)。

まぁ僕も無違反でっせと胸を張れる身ではないけれど、元町商店街や三宮センター街は押して歩いていると、疾走する暴走チャリを横目にお利口さん気分である。商店街はホコテンのようなところだから、凶器を走らせてはイケマセン。
愛する自転車が目の敵になるのも忍びない。憎まれてでも暴走するやつは、本当は自転車loverではないと思いますぞ。このあたり、喫煙と似ているカモ。

子供への自転車レッスンより、ジジババチャリダーのしつけの方がケタ違いに難しい気がする。
僕自身、努めて走るようにしている車道には、オババもママもめったに走っていない。ほとんど男の世界だ。ドライバーからすると、車道オババチャリほどこわいものはないと思うが、この世にこわいものなしのオババは車道走行に慣れてほしいものだ。
子連れ二人乗りママも、ちょっと二の足を踏むかもしれんが、密着…じゃなかった、みっちり指導してあげましょう。
芦田ママは美人だったし・・・は動機不純か^^;




 
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