2014.11.30 Sunday
神戸バングラ領事が、夫婦で京都へ紅葉見物に行く予定を話しておられたので、
「さすがに暑い国には、紅葉はないよねー」
と振ってみると、来日1年目の奥様はもちろん珍しい植物を見るような感覚。領事殿も、「京都は初めなんです」と。東大モトクロスですなぁ。
永観堂を楽しみにしておられるそうだから、紅葉もそうだし観光客の波にも驚くかもね。
モノグサでケチな僕は、裏山で間に合わせる。
雨上がりの土曜日は、しっとりした枯れ葉の香りが極上のアロマ効果でありました。
夏と同じ感覚で2時に入山すると、もう間もなく夕方の気配なのであせってしまう・・・ことがないよう、ちゃんと日暮れ対策・遭難対策を背負って、すっかり登山客が下山してしまった道を登るのであった。
どうしようもなく体がなまっていたし、「なまり度」を判定するのに定番コースで所要タイムを測ってみるか・・・案の定、通常90分を10分もオーバーしていた。情けない。
森林植物園は、お役所らしからぬ粋な企画で夜間ライトアップをやっているので、閉園時刻も少しだけ延びている。ビジター・センターでは偶然ミニ・コンサートをやっていて、ただ聴きさせてもらった。
閉園アナウンスにせかされることなくブ〜ラブ〜ラしていたら、もう夕闇がせまってくる。
再度公園まで下ると、もうとっぷり宵の口であった。完全に無人の夜の自然公園は、わびしすぎる!!(涙)
たぶん、ナナカマドの渋い茶色、カラマツの黄葉、楓の紅葉は極上だっただろうに、闇に沈んで見えません(苦笑)。
ただ、ポロシャツ一枚で充分なほど妙に暖かくて風もなかったので、あせることもなく山麓の我が家へ一直線。
LEDライトに虫がたかることたかること…
この秋に痛めた腰も無事で、疲れもそれほどたまらなかったのはよかった。
で、今日はしとしと雨模様。昨日出かけておいてよかった。
天気がよければ、有馬温泉から「裏攻め」をしてみようかと思っていたので、これはまたおあずけ。ズボラゆえに来季になりそうな予感もあるが…
先週はたしか六甲全山縦走で何千人かが駆け巡ったエリアだが、コースは荒れているわけでもなくゴミもなく、イベントの後の静けさに満ちていた。
トレイルランナーには何人か出くわしたが、ちゃんとあいさつしてくれてマナーがいい。
市民マラソン感覚のイベントも悪くないものの、やはりポクポク紅葉散策するのが僕の性に合っているかな。
白神山地まで遠出しなくても、ブナの木なんかはこの山にも静かにたたずんでいるし、狭い山域にしては植生が豊富で穴場感は満点だ。
PRしたいような、でもあまり知られたくないような・・・
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