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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
小保方さん、文学博士をどうぞ!


貼る子の学位は予定通り没収確定になってしまった。
そもそも論はここでも書いたが、早大のずさんな指導が「親鶏」で、貼る子はヒナ鶏だから、指導教授と論文の主査副査数名も、降格処分に相当する。貼る子だけがメディアリンチにかけられるのも気の毒っちゃー気の毒だ。

その早大の取り消し処分がどんな法的効力を含意するのか明らかになっていないが、4年間は博士であった経歴は残るのか、それとも抹消になるのか?・・・学位を前提とした留学先や就職先への影響も無視できないから、どうお茶とコーヒーを濁すつもりなのか、もすこし見守りたい。

博士様のご乱行といえば、今月も阪大工学博士がリベンジポルノで裁かれていたが、前科者になっても学歴と学位は残る。まさか、博士号を授与されるとき「エッチな犯罪をやらかすと返してもらうよ」なんて但し書きはないはずだから。
医師や看護師の免許取り消し処分は、医道審議会で慎重に審議されて下されるから、不服申立てをしてもまず覆らない。「よほどのこと」をした事実に基づいているから、処分は世論の追い風ももらえる。

貼る子はどこまで悪意があったのか、勘違いの暴走にすぎないのか、素人にはわからない。正直に告白する環境は、メディア法廷が手ぐすね引いているうちは整わないだろうね。
もっとやるべきことは、早大の監督責任を追及すること。建設的な追及をすれば、学位を取り消すだけでなく、あと3年博士課程で預かって実験研究をやりなおしを見守る措置ぐらいは、出てきたかもしれない。
それもできない大学の体質ぐるみの問題だとしたら(たぶん、そうでしょう)、院の入試答案、学部の卒論審査記録・・・と遡って調査しないと、「博士認定だけミスりました」ではすみませんぞ。

ただ、「学者の資格」は学位だけで決まるものではないから、いくらでも上書きできる。
博士論文より高レベルなpublishmentが複数あれば、そちらで評価される。
むしろ、博士号が取り消されて修士または学士の資格で、博士以上の優れた業績を生産しつづければ、それはそれでクールではないのかな。つまり、「安藤忠雄の道」である。

貼る子のキャラや経歴は、とてもリアルなフィクションのようなところもあるので、ぜひ母校の文学学術院に通って、演劇でも専攻すれば、華麗な転身になりそうな気もする(よけいなお世話です)。
もちろん、ちゃんと試験を受けたりはしない。
2年ないし5年ばれずにモグリ学生で通して、大論文を書いて、文学博士を取る!
で、「実は在籍してませんでした〜ごめんにゃさい(^o^)v」と。
そこまでやってくれれば、世間は拍手喝采しますよ。





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こんな日でした(日記) | 18:23 | comments(2) | trackbacks(0)
摩耶〜六甲と並ぶ駅名は山ヤの誇り


さすが、神戸市灘区民の民度は高い。
「まや駅」お断り!「摩耶駅」オープン!
でJRも折れた。あたりまえである。
マヤちゃんとかなんとか、変なゆるキャラが出てきそうないやな予感もあるが・・・由緒正しいお釈迦様の生母の名前だから、軽い扱いはバチが当たりますわな。

駅名ひらがなブームにクギをさしてはみても、さいたま市や東かがわ市のような、なんだか「小2の作文」ふうの新市名を役所が採用するご時世だからなぁ。
南アルプス市はモダンを通り越して奇天烈な感じさえする。愛着をもっている地元民には申しわけないけど。

どうしても、ひらがなでソフトイメージを広めたいなら、花の名前をつけた「さくら夙川駅」のような手もある。これはあんまり違和感がない。桜の名所は全国にあって、「さくら○○」駅が増殖しそうな予感もあるから、ひまわり○○駅、チューリップ□□駅なんてのに飛び火するかもしれませんな。ゆるキャラとも結びつきやすいし。

JRの駅名ブランディングが順調なら、阪急も「宝塚スミレ駅」、奈良交通は「矢田あじさい寺」バス停なんてのも出してくるかもしれない。ワナワナワナ…
バス停は簡単だろうな。スポンサーがつけば簡単に看板変更だけですみそうだから。

わりと新しいJRの新駅だと、須磨海浜公園駅なんかは潮騒が聞こえてきそうで味わい深い(実際、ビーチ目の前だし)が、「イルカ駅」なんて相性をつけようとすると、須磨区民は黙っちゃいませんな。これは全国的に笑いものになるだけ。な〜に、九州新幹線くまもん駅ができればカムフラージュになりますって(笑)。

神戸市民としては、しんてつ駅のブランディングを考えてあげたい。花にこだわらなくても、地元特産品がいろいろあるぞ。二郎いちご駅、三田ビーフ駅、恵比寿ぶどう駅、栄いも掘り駅、三木ノコギリ駅、小野そろばん駅・・・あ〜お戯れすぎるか(苦笑)。

でも実際これで経済が動けば、うちもうちもうちも!!と浪花っ子は黙っちゃいません。だんじり駅、ぴちぴちビーチ駅、通天閣駅なんてのも、いつ誕生してもおかしくない。「岸和田」「箱作」「新世界」が地理的なイメージがいまいち広がっていないから、ビジュアルなイメージがすぐ浮かんでくる駅名の方が、足が向きやすいのではないかいな?

JRだと、神戸駅と兵庫駅も、他県からすると位置関係がわかりにくいかもしれない。神戸駅は「東海道本線山陽本線境界駅」にでもすれば、漢字最長駅名として記録に乗るだろうから、テツは大喜びするかもね(笑)。
でも、やめてね^^;



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こんな日でした(日記) | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0)
またJNR車両が引退(T_T)


381系が走っているのは、全国のJRの中で関西だけだったとは知らなんだ。
明日でラストラン!と鉄分濃厚なニュースに教えられて、少々カンが狂ったぞ。ダイヤ改定シーズンでもないし。

国鉄型特急車といっても、80年代デザインの象徴だと思う。円柱と直方体を組み合わせたような形状は、ニコンF3とオーバーラップする。だから、80年代デザイン。
性能に際立った特色があるわけでもなく、かといって老朽化するには早い気もする。今でこそ北陸線や中央線のような基幹本線ではなく福知山線に「転職」しているが、中距離のピストン運行にはまだまだ使えるだろうに?と思う。

実際、生産量も多くベストヒット車両といえる車体はあちこち、乗ってきましたぞ。、しなのにも、雷鳥にも。
第一線を引退した車両がぜんぶ福知山線にいるのではないかと思うほど、しょっちゅう見かけるので油断していた。いつの間にか、スズメのような稀少種になっていたのであった。

惜しいな〜寂しいな〜と名残りを惜しんでも、ブルトレほどの感傷はない。
381系の前には、昭和どまんなかの「こだま型」「はつかり型」ボンネット特急が走っていた。いつの間にか引退して、381系が当たり前になっていただけなのだ。主役も代替わりすると、前の主役を忘れてしまいがちなだけ。
近々、国電型の車両も環状線から引退して、「サヨナラ〜!!」「ありがとー!」とテツが絶叫する場面が定番のようにオンエアされる筋書きまで見てしまう。

国鉄車両を見たいマニヤは、インドネシアやミャンマーまで遠征しなくてはいけない時代になりそうな予感も…
それはそれで、旅情はあるのだが、その前に神戸電鉄に払い下げてやってくれんもんか?



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こんな日でした(日記) | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0)
松重豊的好吃!


あぁ忙しい。
月曜日の「孤独のグルメ」を、やっとプレイバックした。見るだけで、腹がへるではないか。コマタ…^^;

美食の島の描き方もうまいし、毎回毎回、出演者を実にうまく「調理」している。
ある回の伊藤かずえなんか、スケバン時代のアク(?)抜きができすぎていて、伊藤かずえと気づかなかったほど。

「ゴローの台湾出張」第1回は、台湾メニューの注文で悪戦苦闘しつつ、出るわ出るわの大当たりメニュー。
たまたま入ってきた食堂の客も、自然体でイイネ!と思っていたら、Weathergirlsとかいうユニットの妞妞(NeuNeu)なんですとな。
きっと、ブローカーがからんでいるのだろうけど、日本デビューも待っとりますよ。

この、ドラマなんだかドキュメンタリーなんだか楽しく悩めるニッチなコンテンツは、すでに台湾でも現地版が制作されているようで、井之頭五郎役が妙に気合いの入ったイケメン俳優だったりする。
ならば、ウィンストン・チャオさんが日本出張でサンマの塩焼き定食なんかに舌鼓をうつ・・・なんてストーリーもあっていい。そんなドラマ交流も楽しみですな。
松重豊は、自分が育った劇団の世界で修業している後輩女優をゲストにプッシュすれば、きっと華々しく台湾デビューできると思いますが〜?

日本以上の低出生率で離婚も多い台湾でも、孤食の悲哀みたいなものは共感をよぶのがヒットの背景にあるのか、それともただの日本的電影新作として食いついているのかはわからんが、外食事情は日中韓だけでもずいぶんちがうと思う。
訪日台湾人は、観光客向けでない定食屋で井之頭五郎の気分を味わってみてほしい。で、ご感想をひとこと!
まさか、「日本には挪威的森林珈琲店が一軒もないのか?」と大発見をするハルキストはいないと思うが、孤獨的美食家のリアル店舗はあちこちにあるぞ(今夜もワタクシは四半世紀も通っている定食屋で井之頭五郎になってきた)。

それにしても、メジャーになるにつれて、松重豊がどんどん表情豊かになってきたのは痛し痒しであります。
仏頂面で孤食の悲哀をにじませるのが、原作のエッセンスだったはずなのにね。
鯉バナなんかが割り込んでくると、総スカンをくらいますぞ。「孤独はポーズだけだった美女食い家!」とかなんとか、こきおろされるから(笑)。




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見た聴いた受信した(メディア評) | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0)
日本シリーズ後がAMラジオの本番


こんなムックを、年2回出るたんびにレビューするのもいかがなもんか〜とあきれつつ、『ラジオ番組表2015秋冬版』である。
地元ラジ関のように、週間タイムテーブルをネット公開していない困った局もあるので、どどーんと全国全局一斉公開してくれる紙メディアは貴重なのだ。

タイマー設定で定番エアチェックとプレイバックが「日常業務」になってしまうと、ほかの番組に気づかないのがデメリット。
あらためて、在阪局をチェックすると、オヤオヤオヤ…MBSは深夜放送枠やる気ナシですか。ABCは深夜便に対抗してか(?)シニア・シフトしている。

王道のオールナイトニッポンは、電波の弱いOBCが昔からおさえて離さないので、相変わらず聴きにくいったらありゃしない。早くFM補完で並行放送スタートしてほしいもんだ(OBCは免許されてたっけ?)。
やっぱり、深夜のゴールデンはJUNKが気を吐いているようにも見える(聞こえる)けれど、ナイナイ岡村が細々とオールナイトをやっている。
疲れてセミリタイアしかかっている岡村は、ラジオ向きではないかと思いますがね。

リタイアしかかってちゃっかりラジオ・パーソナリティに復帰しているのが板東英二だったりする。けっこうレギュラーをつかんでいる。トークだけで年1000万は稼いでいる計算になる。
つまらん不祥事で一罰百戒のごとく干されてしまったような気の毒なタレントは、ラジオに賭けるのがいいと思うぞ。定年はないし。

自らセミリタイアを宣言されたのは巨泉さん。たまたま先週「大竹まことゴールデンラジオ」に出ていてビックリ。
声を聞いただけでは巨泉さんと気づかなかったほど、咽頭癌と壮絶に闘っているのが伝わってきた。もう、あの声の(いい意味での)隠微な艶、輪郭はすっかり消えて、まるいハスキーボイスに変わり果てていたので。

ネタと同じ程度に、「声が人なり」の話芸人は、やはりラジオで育った世代が多い。とことん「耳学問」して、ブラウン管の世界で一世を風靡したような。
永六輔を筆頭に、昭和九年会の面々も、静かに潮が引いていくようにラジオからもフェードアウトしている。巨泉さんは象徴的かもね。

大病をされるともう怖いものがなくなるのか、政治的発言も容赦なくぶちまけるモードに入ってしまう(笑)。そこがプロデューサーにしてみれば使いにくいかもしれないが、暴言老人は大歓迎。もっとぶちまけてほしいもんだ。
TVからリタイアしたタレントの隠居先がラジオ、にはしてほしくない。トークだけで勝負するのがラジオだから、TVでくだらんリアクションに明け暮れるより賢明な転職先になると思いますなぁ。

これから、地方局で埋もれるタレントを探してみよう。
Shiggy Jr.なんか、けっこう癒されとりますが(^^)





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読みました(書評) | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0)
神戸コロッケより神戸フルート!


地元で静か〜な行政不信が広がっている文化予算カットの標的になってしまったのが、フルートコンクール
世界3大フルートコンクールとまで評価されているのは、お恥ずかしながら知らなんだ。
おまけに、運営基盤が公的な機関ではなく、補助金頼みの依存体質だったことも。

顕彰事業1回の予算のうち6分の5が補助金だったとは、相当「お上におんぶにだっこ」状態。
まさか、このままでよしとは考えておられなかったと思うが、経理は苦手だったのかな?

額自体は、それほど市の財政を圧迫する規模ではない。
カットする市側も、「市民に還元されてない」ことを理由にしているから、血税で運営するからには「活動の果実」を還元する運営体質に変えていけば、カットする理由がなくなる→予算復活♪と、うまく運べばいいが…

神戸とフルートの縁はどうもピンとこないので、主宰団体はフルート演奏や普及啓発事業に神戸市民の浄財をあてる必然性について、説得力ある説明をしてほしい。期待をこめて。
いきおい、ほかの楽器との優先順位も取り沙汰されると思う。
市内には太鼓、神楽もあれば農村歌舞伎の歴史もある。須磨の一弦琴はどうだ、サンバダンスはどうだ、神戸はジャズの街だったではないか、ピアノ人口は断トツではないか・・・と、いろんな音楽の愛好家が補助金を求めるかもしれない。

公金で保護しなければいけないほどの絶滅危惧種とまではいえないのが、フルートの微妙なポジションかもねぇ…(演奏もなさる佐渡裕さん、どうですか?)。ピッコロ演奏家やオーボエ演奏家は(何人いるかわかりませんが)どうお考えかね?

文化事業は、フランスやイタリア、ドイツやオーストリアのような聖地だと国策として手厚く予算配分されるのも歴史の必然ではある。
神戸でフルートだけクローズアップされるのも、フルートに孤軍奮闘させるようで気の毒なところもあるし、ソロで補助金が払い渋りされるならオーケストレーションで生き残る道も考えていいと思う。

単独のコンクールにこだわるなら、フルートのスーパーヒーローを育てるか招聘してきて、「あぁ神戸はフルート・シティなんや〜」と市民の認知度を上げていく努力が必要ですな。
うーん、「フルート神戸」がどうもピンとこないが。

僕自身は、ハービー・マンやヒューバート・ロウズのようなジャズ・フルートはかっこいいなと聞き惚れたことはあるけれど、なかなかフルート協奏曲やソロを聴く機会はなかった。普及啓発が少々後手後手に回っていたきらいはあるかもしれない。
いったん補助金依存を返上して、民間のスポンサーを開拓してみるのも、活動が自立する気つけ薬になるかもかもしれない。
応援したい気持ちは山々ではありますが・・・
山形由美のようなシンデレラが出てくれば、お調子ものの神戸市民は沸き立つと思いますよ♪



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こんな日でした(日記) | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0)
リーダーシップはフォロワーシップ次第


読書会で要約発表と評価をプレゼンしたら、どしたの?と思うほど完全否定されたネタ本が、堺屋太一の奥様のエッセイ。
アウトサイダーの目から日本の近代文学をどうとらえているかを知る「ひとつの小窓」として選んだモノローグ的なエッセイにすぎない。
こきおろした方の崇拝する作家が、エッセイでは低評価だったことに、まずカチンときたらしい。
で、窓どころか建物自体、施主の人格まで全否定。よほど逆鱗に触れたようだ。

確かに肌に合わんタイプの書き手かもなぁと予想はしていたが、別に謝罪すべき筋合いもないし、そういうこともありありの輪番で発表しているわけだ。
正直、「何も得るものがないなら、貴重な週末がムダな時間にしかならないから、やめれば?」と次回は提案しようと思うが、その前に確認しておきたかった。
全否定の自覚はあったか。立場が逆ならどう感じたか。

そのメールが届いて、どうもこきおろしてしまったなーと自覚はされているようだから、少々安心。
何かと議論したり激しく批判しあったりしつつ四半世紀の間柄だから、知らず知らずのうちに甘えが忍び込んでいたのかもしれない。僕はどんな専門外のちんぷんかんぷんな題材を与えられても、社交辞令こみで「ためになりました」とペコペコしているし(苦笑)。

ただ、過去ここに招待した福祉職、博士、心理士ら5名ほどの「お仲間候補」が、だれひとり定着しなかった。
出生率ゼロ、死亡率0.3、転出率1.7のソサエティが、続くわけがない。
それでいい、と現状追認されているなら、僕もとやかく申しません。職場でも公的団体でもないから、一度のぞいて「楽しくない」「得るものがない」と思う人が去っていくだけ。もったいないけど。

別に主宰者に悪意はないこともわかっているし、むしろ純粋すぎて真面目すぎるほどの良心の持ち主だから、「おもてなし」をどうすればいいかも埒外のようだ。
別に家族のような親密なコミュニティを無理やりつくろうとしているわけでもなく、"talk over a cup of coffee" 程度の社交の場として、集まる顔ぶれは学生でもサラリーマンでもご隠居でも主婦でもいい・・・
とは思うが、そこが僕の突き放したような欠点で、主宰者には楯突かない(笑)。ワンマンでやってもらえればいい。わたくしは忠犬ハチ公、手綱さばきはお任せします。
あ、これがリーダーを孤立させるのか?(反省)

別の集まりで宴会部長をやってきた僕に、忘年会、いつですか?と電話が入ったのも今日の午後。
うーん、だれかやってくれんかな〜
花火見物のダンドリはけっこう気苦労もあったが、飲み会なんてコツもいらないし、FBで全員が連絡をとれるご時世だし。

コツといえば、ヤローどもの独身率が高かった時代は「おにゃご」招待がアドレナリンになっていた(笑)。今年の花火大会も、22歳おにゃご勢を呼んだ(みなカレシ同伴だったけど)。
こういう安易な手は、あんまり使いたくない。わたしゃ手弁当で仲人をするほどお人好しではないのだ(してきたけど)。

読書会や研究会を、まさかトキメキ系の集まり(笑)にするわけにはいかんが、ある種の異文化交流と考えれば、できるだけ多種多様な「よそ者」がいた方がいい。「馬鹿者」は僕が演じるとして、いまどき「若者」は何を勉強しているのだろうか。資格試験の勉強に追われるのも、あんまりクリエイティブではないしね。
「連愛より仕事」になってしまうと、そりゃオッサン道まっしぐらですやん^^;


 
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こんな日でした(日記) | 20:06 | comments(0) | trackbacks(0)
『美しい国へ』と並べて売ろう


ジュンク堂の一支店のフェアに少々気合いが入りすぎたのか、バカッターが炎上して火消しに大わらわ。
結果、いい宣伝になったわけね。

書店のフェアが偏向していようと、「表現の自由」だとは思うし、痔眠党支持者の客を失う覚悟でやっているならよろしいではないか。
それぐらいの余裕がある持株会社なんだから。
次は、「新自由主義いけいけフェア」と銘打って、竹中平蔵や伊藤元重の本をズラリ並べれば、バランスがとれますわいな。

書籍小売のフロント=店舗と、トップ=経営陣の思惑がどう乖離しているのか団結しているのかは、一般客にはよくわからない。
丸善と提携するときの齟齬をどうウヤムヤにしたのか部外者にはうかがい知れないが、淳久堂という法人は、前身の取次業のころ強硬な組合つぶしをやっていて、ジュンク堂が開業してからも10年ほどくすぶっていたと記憶している。

ま、そんな時代と今は経営環境も企業体質もすっかり変わってるんです!と返されると、それ以上は詮索するつもりもない。
創業の地では中小書店をつぶして草ボーボーにしているのがジュンク堂グループだったりするのも現実なんですが…

学生の政治フェア(?)をことさらにヨイショするのも、実はさほど企業体質を反映した営業戦略とも思えない。「赤勝て白勝て」で薄利多売してなんぼの書店商いだし、新刊書店が旗色を鮮明にするのはリスクが大きいからね(古書店は真っ赤な旗、旭日旗をかかげているような店もあって楽しい)。

企業として、フェアで売ろうとしている本の思想に共鳴しているなら、ではこの学生たちを社員として採用するか?に注目してみればいい。
そこが、真性リベラルと仮性リベラルの分岐点であります。
ややこしいことになりそうなら、旗色をぼかして(なんなら満艦飾かかげて)右も左も売りまくる営業に舵を戻すことになるのではないかね?

笑顔で親リベラルな発言をする経営者は、はたして学生自治会長の学生を採用するのか。
学生にあまり踏み絵を強いるのもかわいそうだが、大手上場企業に縁取りシートなんか出していないか?
仮性リベラルは、「大人の事情」と闘いつづける気概がありますやら?

偽善を巧妙に化粧した大人が、安定した地位と富にしがみついている。
この構造こそ本当の敵ではないのかな?真性リベラルの。

てなわけで、安定した地位と富をほしがりません勝つまでは!(笑)と実践しておるワタクシは、ジュンク堂をボイコットしてはや十数年。
これぐらいのこと(戦術は人それぞれでいいが)してみせてくれなくちゃーイケマセン!
汝の敵は、シンパの中にもいたりするのですよ。
それが大人の社会^^;


 
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こんな日でした(日記) | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0)
大人の男なら太田さんぽ!


ほとんど、太田和彦さんの紀行エッセイ目当てに『サンデー毎日』を愛読していて、この10月は神戸が続いた。
イヤハヤ、細かく歩いておられるわ。
親分のシーナ誠御大は、講演会だのサイン会だの、イベントついでにドカドカッと飲み食いしてきた話をよく書いておられるが(これもサンデー毎日ね)、イヤハヤ太田さんはわざわざ飲み食いしに「そして神戸」へ。

3年ほど前の週刊誌連載分を、単行本を飛ばして文庫化した『ニッポンぶらり旅 熊本の桜納豆は下品でうまい』は、タイトルこそ親分の流儀にならっていても、中身はみっちり太田節にあふれていて、ホノボノする。
なんだか3年前も神戸で同じような飲み食いをしていたんですなぁ。
東門街ではなく裏東門街、中華は丸玉、コーヒーは元町のサントス。店の目利きぶりは、すっかり地元民と化している。

たしかBSでジャズを流しながら全国の居酒屋漫遊をしていたのは、いつの間にか終わってしまったのか、あれも楽しかった。吉田類スタイルより、太田スタイルの方が個人的には自然体に見える。吉田類のいでたちが市販されるほど呑ん兵衛タレントに出世してしまったご本人に何の恨みもやっかみもないのだが、吉田類を真似た素人は、もろスケベで下品でややこしいオヤジになってしまう(笑)。自然体の太田流が正解。

とはいえ、「日本一好きな街」とやらで舞い上がっているのか、少々スケベ心もにじみ出ているのが「太田さんぽ」であります。
酒と料理の描写も細かいなら、たまたま出会った女性の描写も瞬殺殺法のように細かく素早い。深入り(!?)しないのは潔くていい。

どの店も、情報源はさっぱり書かれていないが、こういう名文を丹念に残していると、全国の紳士淑女から穴場情報が寄せられるんでしょうな。美酒美食だけでなく、人も街も愛情満点で描いておられるから。

あんまり珍しすぎるマイナー店や奇酒奇食をホレホレホレと紹介する「食べある記」の類は、追体験しにくいところもあるけど、太田さんぽはフォローも容易。
ご本人のポリシーも、「地方の都会がいい」とのこと。なるほどね。
都会の辺境で発見をする「孤独のグルメ」の裏返しか。

確かに、山旅でなじみのある信州だと、安曇野や茅野もいいが、構えずにすむのは長野市内や松本市内だったりする。
北海道だと、厚岸や富良野も「ぽい」けど、札幌、小樽、函館は間口が広い感じ。
九州は新幹線も直通になったので鹿児島あたり開拓してみたいが、僕のお気に入り一番は小倉と八幡である(あえて、北九州と呼ばないところが通っぽいでしょ?)。

いま、地方の都会が熱い。
餃子でグイグイ押してくる宇都宮市も、おでんの静岡市も、素通りしてばかりだった。さいたま市や千葉市は、あえて旅先になることさえない。申しわけない。
太田さんぽを見習って、用事がなくても美酒美食だけ目当てに旅立つのも粋かもしれんですな〜
つい、美術館と手頃な山をセットで探してしまうのは貧乏性なのか・・・


 
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読みました(書評) | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0)
「走るホテル」も規制緩和の産物になるか?


規制緩和は、アメリカ通商代表部がかみついてゴリ押ししてくる定番メニューかと思っていたら、訪日観光客の波がここまで効くのも時代やね〜と妙に感心する。

民泊や白タクはおろか、刺青入浴も解禁になりそうな気配。
入れ墨はシールで隠せばOK、も笑える。龍の入れ墨を緋牡丹のシールで隠してもらえばどだね?

免許業務に限れば、その場しのぎの抜け道を開いてしまって、事故が起きたときの責任は規制緩和した役所が負えるのだろうか。
いや、基本ワタクシは規制ガチガチには反対で、意味のない規制は緩和してもいいと思うが、正規に免許業務をやっているプロは大変だろうなーと同情してしまう。

ワンコンタクシーさえ認めさせるのに難儀してきた会社は、白タクがお目こぼしされるのも納得いかんよね。
消防法だの食品衛生法だの旅館業法だの三重四重の許認可をクリアするために設備投資してきたホテル旅館業界も、空き部屋に泊めるだけで日銭が入る民泊を、どんな思いで見ているだろう。

細々とした現行法令を柔軟に変える工夫をせず、素人商いを解禁してしまうのは、行政の市場監視機能の怠慢にも見える。
タクシーだって、「乗り合い認可」だけでずいぶん使い勝手はよくなるし、利用者も安くない料金を節約できる。

民泊は、火事と騒音が少々心配。ツーリストが出火元になる場合と、被害者になる場合、それぞれ補償はできるのか?
もし、我が家の同じ棟で民泊なんかやられた日にゃ、オーナーに抗議するね。メインエントランスのオートロックは自由に突破されてしまうことになるし。

大阪のホテルがさっぱり取れない、部屋代もウナギのぼり、と国内旅行者からも苦情は出ているらしいが、キタやミナミにこだわる必要はないでござる。訪日客が気づかない東大阪や守口や尼崎あたりで、昔ながらの旅館を探せば「掘り出し物件」はある。そんな情報網を、公的機関が整備する方が先決だろうな。

白タクは、カーナビが進化している昨今だとプロと大差ない移送はできるかもしれんけど、これも観光地から宿舎までの自家用移送に限定するだけで、ありがた〜いセミプロタクシーになる。
大阪観光をすませた客が、たとえば姫路の宿に泊まるために阪神間をドライブ♪
途中で神戸を観光して、明石でタコに吸いつかれて(笑)、加古川でカツめしを食って・・・これだけでもオプショナルツアーになりまっせ。
要は工夫であります。

公共の浴場で刺青も、下町で銭湯通いしていた神戸市民にしてみれば慣れっこにはなっているから、お行儀よくしていれば一緒に入ってもよろしいよ。
それより、業界が想定しているのかどうか疑問なのが、「巨乳サオつきタイ人」は男湯と女湯のどっちに入ってもらえばいいか??であります。
これは見モノだな。男湯側にいると、まぁ超個性的な男として観察させてもらうとして・・・女湯の客は、どうなんでしょ?サオが変形していたりすると(笑)。

石頭のクリスチャンなんかだと、パパに連れられて男湯に入っている小学生女児なんて目撃すると、アムネスティに通報したりしやがるかもしれない。
そんなこんなの、いろんな「想定外」がついてまわるのが規制緩和の代償であります。
フラワーチルドレンが男湯で「Oh!!!Paradise〜」と狂喜して、脱衣場をハッテンバにするのは、お断りしたいところだが。


 
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こんな日でした(日記) | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0)
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