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そろそろ、ゆっくり、こっそり革命!
猫娘は萌えキャラの元祖だった

神戸のコアな通りの名前が、水木しげるの由来だったとは、恥ずかしながら訃報で初めて知った。てっきり、境港の出身だと思っていたもんで。
鳥取の方が、ゆかりのある漫画家へのオマージュがにじみ出てますな。
水木通のある兵庫区のとなりは、鉄人28号で街興しをしている長田区で、母が同級生だった「横山くん」は、小学生のころから漫画をせっせと描いていたらしい。

なら、なぜ横山光輝と同じように水木しげるをプッシュしなかったのか、理解に苦しむぞ。
手塚治虫まんがミュージアムは宝塚にあるし、阪神間は伝説的な漫画家ゆかりの街が多いから、街興しが面で広がればいいなーと一漫画ファンとしては期待するばかりだ。

ゲゲゲの鬼太郎も、もちろん昭和の小学生としては紙面で愛読していたが、微妙にアニメ時代とかぶっているから、実は原作の印象はあまり強く残っていない。バカボンも、おそ松くんも、ジャングル大帝も、サイボーグ009も同じ。TVアニメに没頭していた。
中でも、あの主題歌は実によくできている。熊倉一雄の声は、原作の値打ちに匹敵する文化遺産だとさえ思う。
ねずみ小僧も、目玉おやじも、声優の演技力がすばらしい!もう、あんな豪華なチームは出てこないのではないかな?

声に魅了されたのは、ハクション大魔王もムーミン(初代の!)もそうだったが、妖怪の世界と現世との垣根を楽しく取っ払ってくれた功績は大きい。
おかげで、国内外の妖怪研究も進んだ。ある海外の研究者は、水木しげるさんの集めた民話上の妖怪画を閲覧して夢でうなされる体験をした…なんて逸話も、どこかで読んだことがある。
ムーミンも妖精トロールと人との共生ファンタジーだから、やはりアニメ化された方が、原作の意図は伝わりやすいのではないだろうか。

なんといっても、声優文化が円熟している。洋画の吹き替えとアニメという「職場」があったからこそ、声の芸術も発達したわけで、声優が変われば作品もバージョン・アップする(ダウンすることもある)。
今はなんでもかんでもCGで量産できる時代になってしまったけれども、まちがってもゲゲゲの鬼太郎は、これみよがしなレーザービームが飛んだりポリゴンを駆使したりはしない形で、21世紀バージョンを焼き直してほしい(焼く、なんてのもアナクロな発想ですかね?)。

魔女狩りや悪魔祓いをしてしまう西欧文明と違って、お化けも案外「おもろいやつら」だったりする日本の妖怪カルチャーは、悪くない。
ドラえもんを下手すぎるパクりかたで笑わせてくれた中国も、一応ちゃんと契約を結んで、どんな中華ゲゲゲを生み出してくれるか・・・ちょっと楽しみ。
水木しげる画伯に、合掌。



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こんな日でした(日記) | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0)
プラトンから村上春樹まで


読書会のあと、早めの暴年会しますか〜、と中華レストランで美酒美食を堪能してきた。
まだクリスマス気分ではないので飲食店も騒乱状態ではなく、なごやかな談論風発をゆっくり楽しめた。

前半で元事務長さんBが、「世界を変えた書物展を見てきたんですけど、理工系に偏ってましたね」と前フリで出してきた問いは、暴年会から加わった元事務長さんA(なんだか病院スタッフの宴会に部外者の僕が鎮座してええんでっか?気分だ)にも投げかけられた。

元K産党員にしてトロツキー研究家ののA氏は、「聖書と資本論でしょ」と即答。
なるほどね…
読書会のネタがプラトンだったので、発題者のB元事務長は「やっぱり、デカルトですかねぇ」。僕も同感。
ただし、同意できないのは「世界の定義」である。

「あのー、デカルトもプラトンも重要なのはわかりますが、その世界とやらに、中国朝鮮日本は入ってますやら?」
「中国は、よその文明を吸収しないでしょ、中華思想だから」
「そんな一面はあるかもしれませんが、だとすると4000年も人民統治を維持してきた独自の政治哲学のようなものがあるはずですよね」
とかなんとか、食い下がってはみるものの、中国哲学史はだれも専門外。

反日デモをやっている群衆と爆買いしにくるツーリストの報道映像しか、我々の情報源はない。中国史も世界史の一部でしかないし、中国文学も中国美術もろくに知らない。知らずに嫌っているだけ。
僕も隣国をろくに知らないのは普通の日本人でしかないけれども、好き嫌いを判断する前に知っておくべきことは山ほどあるので、とりあえず中華料理と中国酒と中国茶を極めないとね、と都合のいい立ち位置でおります(笑)。

複雑怪奇なアジア史もぼちぼち勉強しておかないとな〜と思いつつ、次の読書会は僕がブルデューを解題する番である。
ちょうど、海老坂センセイが「100分で名著」でレクチャーを終えたJ.P.サルトルの論敵が、レイモン・アロン。その助手であったブルデューが、右派と左派の論争をどう昇華させて21世紀にバトンを託したのか・・・難解で知られるブルデューとつきあってみる年越しになりそうだ。
いい機会だと思って、原典と格闘してみるか。




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こんな日でした(日記) | 22:53 | comments(0) | trackbacks(0)
人民裁判はカタルシスにしかならん


爆発するランニング娘だったか、走る爆弾娘だったか、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い素人によって人民裁判にかけられた菊地直子が無罪。当然だわ。
直接の被害者にとってはしっくりこないのもわかるが、刑事裁判は「絶対クロ」の証拠がないとね。

思い込みと感情で刑務所に送られたら、たまったもんではない。
オウムもポスト・オウムも危険なことに変わりはないとはいえ、破壊活動の抑止が宗教弾圧に転化するようだと、法治国家失格ではありませんか?

菊地直子の逮捕当時の美貌(?)は、被告人になって以降やつれてくたびれて普通のオバサンになっていた。
「潜伏もアンチエイジング効果があるんやね」と不謹慎にも邪推してしまったぞ(Dr.香山リカをお手本にしていた!?との都市伝説もあったりする)。
逃亡中は品行方正で好感度大の一市民として潜伏していたわけで、逃亡自体は何らかの責任が問われるとはいえ、普通の「やんちゃな市民」よりは善良だったのではなかろうか?

判決が確定したあかつきには、その心がけを守って善良な市民でいてくれたらいいわけで・・・
なのに就職や転居のたびに後ろ指をさすと、「結局オウムにしか居場所がない」状況へと追い詰めることになる。
ある意味、オウム初期メンバーもそんな経緯で出家した信者が多かったようだから、カルトは狭量な市民社会の所産といえなくもない。

もし晴れて無罪になったら、菊地直子はカルトの貴重な目撃者でもあり、事情通でもあるから、コメントもうかがいたいところだし、脱退したい信者の支援にもかかわってほしい。それができれば、逃亡の罪は帳消しにしてもよくないかね?
香山リカせんせいとの対談を、ぜひどの局かセッティングしてくれんもんか・・・

 
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こんな日でした(日記) | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0)
ペダルはダッカへ向かう!!


愛車をこぐたびに、パキパキパキパキパキパキ盛大な異音がするので、ベルがいらなくてええわ〜
と喜んでいる場合ではない。
壊れているのはペダルとわかっている。調整もいらない簡単な交換作業だから自分でやってもよかったのだが、餅は餅屋。

すこし大きめの、関西一円で有名な自転車スーパーに駆け込んできた。
1000円から5000円超まで、品数は豊富。ミドルクラスを選んで、その場で交換してもらった。
「あー、ベアリングがいかれてますね。片方は大丈夫ですが、ワンセットで替えときましょ」
工賃500円は、安心料みたいなもの。
「ついでに、タイヤも見ときましょか」と気を利かせてくれて、こちらは無料オプションだ。

店内にピットがあって、天井からホースが何本も下がっているのは、洗車用かいな?と思っていたら、巨大な空気ポンプだった。
バルブを開き、装着もあっという間なら適正空気圧を感知して充填も一発。ガソリン補給みたいやな。
気持ちよくペダルがリニューアルされた。やっぱりプロにやってもらうと安心やなぁ(^^)

壊れたペダルは、購入時からついていたオリジナルのアルミ製だったのだが、こいつが無骨そのもので、まるでアイゼンを裏返したようなトゲトゲしい造りになっている。裸足で踏むと刺さって血だらけになるほどで、だから愛車には土足で乗らなくてはイケマセン。
靴底まにまで刺さるアイゼンペダルは、滑ることは絶対ないのが利点とはいえ、よくまぁこんなの日本市場向けに出したもんだ。プラッチックでいいのに。

角張ってるもんで、本体をたたんでも邪魔でして…と相談すると、フォールディングペダルの品揃えを調べてくれて、「お取り寄せなら1週間ほどでそろいますけど?」とオファーがあったが、グレードアップはまたの機会に、ということで今日は原状回復のみ。
新しいペダルもアルミ製だが、フラットで刺さるなんてことはなく、安定して踏める。夜風は冷たいが、快調、快調♪

快適なあまり、3駅ほど飛ばしてバングラ領事館へ。
いつもの晩飯にパクついていると、暴年会やるけど来ない?と奇妙なお誘い。
大使館と領事館2館の合同忘年会で、毎年やっている様子は写真で拝見していた。
わたしゃスタッフではなく、客なんですが(苦笑)・・・せっかくの話なので「来週、大使殿と相談して決めますわ」と返事するのみ。

イスラム民の忘年会とは、これいかに?
と興味はわくが、けっこうベタなコテコテ和式忘年会をやっているようで、酒は呑む、虹会はおねーちゃんのいる店に流れていくわ、オイオイオイオイとツッコミどころ満載の暴年会らしい。そりゃー大使殿も長年の単身赴任生活だしね。年末ぐらいは、バイトの留学生も日本人館員もごちゃまぜで無礼講に及ぶのも、いいかもしれません。
前向きに検討するとして・・・
宴たけなわで、いきなりお祈りの時間があったらどうしよう?(笑)






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こんな日でした(日記) | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0)
バスガイドプレイをやっていたならアッパレ


ゆるい公務員には厳しい目を向けてしまう貧困納税者のワタクシでも、市バスで彼女(愛妻だったとの説あり)とドライブデートした運転手の懲戒解雇は、ちょっとばかし厳しいなぁと同情してしまった。
そりゃ、みなし公務員としてなおさらイカンことはイカン!とはいえ、表立って被害者が出たわけでもない。回送車に妻を乗せて630円分(市バスは1回210円だから3区間分)目をつぶった、というのが懲戒事由。
回送車に旅客を乗せることと、ただ乗りを黙認したことを併せると、クビになるわけか・・・飲酒運転と同罪か?
毅然とした処分を見せしめ的にやった感もなきにしもあらず、だな。

結婚記念日だかデート記念日だか、この夫婦にとっては特別な日だったようで、つい気が緩んでしまったのかもしれない。そこはちゃんと反省してもらって、停職ぐらいにしてやれんかったもんかねぇ。

みなし公務員と、本庁の公務員のどちらが厳しく評価されるのか部外者にはよくわからんが、公共の財産を私的に流用する禁じ手は、多かれ少なかれやってしまっとると思うぞ。パトカーで愛人婦警宅に通っていたどこかのおまわりさんは論外としても、公用車で友達をどこか送ってあげるぐらいのことは、地方ほどズブズブではないかと思う。贈収賄だ談合だと発展する前にクギをさす必要はあるけれども。

空気を載せて市バスを回送するなら、女房を「荷物として」のっけるぐらいは目をつぶってあげてもよろしくないか?
と、上司は身内びいきをしたかったと思う。
しかしあいにく、内部通報で調べたところ、ドライブレコーダーに、運転手と女房があんなことやこんなことをしている動画が残っていた!!アチャ〜!

解雇取り消し請求訴訟を起こそうにも、法廷でその動画が無編集ノーモザイクで証拠採用されることを考えると、訴えるに訴え出られません。見たいような、見たくないような^^;
信号待ちの1分間でコトを終える荒技とか、だれもいないがらんとした車内を「あけっぴろげ」で歩いたりわざとらしくよろめいたりする(笑)幼妻・・・が映っているなら、これは有志オンブズマンが情報公開請求をして、公開させるべきですな。

報道では「顔を近づけている様子が映っていた」なんてぼかした表現になっているが、こういうぼかしかたこそ、「それだけではなかろ?」と疑ってしまうのはワタクシだけではなかろ?
市バスでやっているなら、深夜の図書館はどうだ?
休日の動物園はどうだ?
水族館は?
と疑いは拡大します。
深夜の図書館は、なかなかドラマチックですが。




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こんな日でした(日記) | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0)
だだっ子に司法が負ける可能性


ののちゃんドタキャンは、せっかくプレミアム傍聴券を手にした熱烈ファンを、心底ガッカリさせてしまった。
「報道関係者と鉢合わせしたのでヤダ」って、ダダをこねてちゃーイケマセン49歳のおっさんが。

おかげで、「勾引」なんて手続きが広く知られることになったから、国民が刑事訴訟手続きに親しむ(わけでもないか)きっかけづくりはしてくれたわけだ。
ゴネればゴネるほど、新しい奥の手が出てくるだけだから、ののちゃんの往生際の悪さは、今ゴネている全国の刑事被告人にとっても迷惑な話だろうね。

民事とちがって刑事裁判の初公判は必ず本人が出廷しなくてはいけないらしいから、何がなんでも引きずりだす必要はある。
いくつか、案を考えてみたぞ。

1 ののちゃんを棺桶に入れて出棺、裁判所に搬入する

これだとひと目にさらされないし、寝ていればいいから楽ではないでしょうか。
フタを開けたらそこは法廷。おぉぉぉぉぉっ!!と裁判官たちもどよめく…カモ。

2 神戸地裁が、ののちゃん宅に出張法廷を店開きする

ののちゃん、どうだ!?
判事、検事、弁護人、書記官がぞろぞろつめかけた2DKは、うーん傍聴席がとれません^^;
てことで、傍聴人にさらされることはないから、ののちゃん安心(!?)。体調不良なら、ベッドに寝たままでもいいよ。

3 裁判関係者ご一同さまで、ののちゃん宅の玄関前で「出てきてーーー!!」と号泣する

「やっと裁判が開けるんですウワ〜〜〜ン!!」と、裁判長が名演技を打ってほしい。
そこまでボクに気遣ってくれるなら、と心を打たれて(勘違いして)、しおらしく出てきてくれるか?
全国のファンもマスコミも加勢して、ハモって号泣すれば効果倍増。

4 奥の手で、色じかけ

そう、あの元理研の例のリケジョに、「ごほうびに博士号あげるから、竜太郎様をくすぐって腕を組んで神戸地裁まで同伴してやってほしい」とお願いする。
フサフサ若づくり男は、美女にくすぐられると弱いものである。
おかんに気に入ってもらえたら、本人を籠絡するのはたやすいと思うが。

しかし…まじめーな話、あの破滅的パーソナリティだから、僕が発覚当初から危惧している最悪の展開にならないよう、保護目的で身柄をおさえておいた方がよろしいと思いますよ。地裁でのんびり協議している場合ではない。
もし、被告人がこの世を去ってしまったら、司法の大失態ですからね。




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こんな日でした(日記) | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0)
レクチャー録音は賢い勉強法


連休直前に、出張先から資料提出を催促するメールが舞い込んだので、その作成に追われて休みなしだった。
毎年ルーチン化している出張先なので、去年のネタを下敷きにして、追加したのが30ページほどの文書。今朝やっとこさ仕上がって、ピッと送って事前準備は完了。

この女子大の事務方は、とても仕事が正確で速い。安心して150ページあまりの文書をドサッと送っても、ちゃんと印刷製本処理してくれる。
諸般の事情でキャンパスは縮小してしまったが、事務作業がきちんとできているのは、優秀なスタッフの雇用が確保されている証し…でしょうか。

週末に、あらたまって問い合わせがあったのは、「録音いいですか?」の許諾。
事務方に、「録音して自習したい」と申し出があったらしいのだ。初対面の僕の評判がどうこう、ではなく、たぶん集中講義まるごと録音して勉強したいということだろうから、「よかですよ」と承諾。ただし、SNSやクラウドでアップ/シェアしない条件で。
わざわざ確認するのも、しつけが行き届いてますな。

スマホが出る前の時代に、消防署員がビデオ録画していた夜学も経験したが、そのときは無許可で、こちらはドギマギするばかりだった。堂々と撮っているから、やましいことではないんでしょ、といいように考えて。
後にも先にも、録画はその1件だけ。

人にもよるだろうが、録画より録音の方が、使い勝手はいいように思う。食事しながら・クルマを運転しながら・道路を歩きながらでも、耳から学習できる。特に語学の勉強は、ラジオ講座が最も効果的なのも、日本人の共通体験ではないだろうか。
ただ残念なのは、語学以外の教養的コンテンツがあまり流通していないこと。講演会の録音などはNHKがオンエアしているだけで、民放は手を出さない。もったいないねぇ。

講演会の「傍聴録音」と、聴覚教材の吹き込みとは、企画から収録技術、事後処理のしかたまでまったく異質だから、きちんとマイクに向かって明瞭かつ示唆に富む話ができる話者は、学者の世界にどれだけいるかは大いに疑問でして・・・
別に学者自身が語らなくても、ナレーターが台本を朗読してもいいのだが、プロに委託すると制作費をどう回収するか、権利関係がどうなるか、ややこしいハードルが立ちはだかる。

そのへんをどうクリアしているのか、フトコロの深いコンテンツを膨大にストックしているのがBBCのアーカイブだったりする。哲学・宗教から医療、科学、軍事、旅、アート、料理、動植物まで、耳学問できるリソースは量の面でも圧倒される。
あいにく、どのコンテンツを利用するにもリスニングのお勉強」レベルで右往左往してしまうのが、英語非ネイティブの哀しさではありますが^^;

きっと、家やクルマや旅路で、耳学問している知的人口は何億人もいるんでしょうな。ハードウェアは、スマホでもいいし、音楽プレイヤーでもいいわけで、文明の利器を活かさない手はない。
学生世代に読書習慣がないないないとグチるだけでなく、耳で読書と同じ効果の出るコンテンツを、官民あげて開拓する方が建設的だわな。これも、立派なソフト・パワーになるはずだから。
耳学問、あなどるなかれ!であります。


 
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こんな日でした(日記) | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0)
大阪市が維新市に変わる日?


大阪府民は、怖いもの見たさでもう少し橋下劇場を見たかったのか、維新グランドスラム勝ち
といっても、投票率はぐっと下がったから、赤勝て白勝ての白紙委任状を投じたわけだ(どうなっても、文句はいえんよ)。

トオルちゃんを陰ながら応援していた「非有権者」のワタクシとしては、自民共連合軍が節操ないなぁとあきれてしまって、候補者擁立のときすでに勝敗は決まっていたような気がする。都構想に反対の南大阪を丹念に切り崩して政策アピールに賭けていた維新に、反維新のためだけに談合した連合軍。政局より政策でしょ。

もし連合軍が当選していたら、呉越同舟が空中分解するのは目に見えている。政策が一致するのは、「古い府市合わせを死守するぞ」だけだからなぁ。
やはり、西成問題にメスを入れられるのはトオルちゃんだけ!と期待されていたのかもしれない。維新が勝ったというより、守旧派が自滅しただけではないのかな。

ほんと連合軍が何も新しいビジョンを示せなかったのは不甲斐ない。
賛否両論はあっても、沖縄の基地負担、放射性廃棄物を大阪で引き受けていいんじゃないすか?なんて大胆な構想を口にできるのは、トオルちゃんだけ。日本中の自治体がババ抜きをして、貧乏くじを福島県都沖縄県に押しつけている偽善を白日のもとに暴露できる政治屋は、ほかにいるかね?

なーんてヨイショをして湾岸区長のポストを狙っている…つもりは2万%ないけれども、対岸の火事はもう少し拝見していたい。
「リニア新幹線梅田駅」も、維新パワーで西から同時着工すれば、ひょっとすると東京五輪までに間に合ってしまうかもしれない。路上の労働者を総動員すれば、西成問題も解決だ。
トオルちゃんの下で半泣きで仕事をしていた教え子のメンタルヘルスは、少々気になるところだが・・・




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政治 | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0)
電話出演はラジオの自殺


オードリーもANNで告知していたFM補完放送は、なぜかOBCだけ弱い当地でも、待ち遠しい限り。
ただ、これも起爆剤になるかといえば、「そりゃないやろな」と思ってしまう。電波難聴がAMの逆風というわけでもなく、コンテンツの問題。

地元の誇りでもあるCRの帯番組に、改編のたんびに増殖している気がしてならん癌細胞は、電話出演でござる。
スタジオまで呼ぶ交通費やギャラをとことんケチると、こういう安易な技に走るいい(悪い)見本だわ。
ラジオショッピングさえ、電話でやりやがる。僕が家にいてリアルタイムで聴けても録音プレイバックを聴取スタイルにしているのは、ウザい部分をどんどんスキップできるから。TV界を悩ませているCM飛ばし見は、当然ラジオでも脅威になるはず…ではないのかな?

ラジオは、やっぱりスタジオでワイワイやっている談論風発感が命だと思うんである。ラジオにはこれしかない、といっていい。音声メディアなんだから。
電話だと、話が1本の線にしかならんのですよねぇ。
そこはスタジオも苦心しているとはお察しするものの、ラジオの醍醐味をみずからスポイルしてしまっとるわな。

谷五郎さんのようなベテランだと、出張放送の現地の空気も実に臨場感満点で語ってくれるのだが、哀しいことにその谷さんの番組は2時間で4つも5つも「電話ゲスト」がインサートされる。ガックリだわ。
オードリーもTVロケのついでだったのか、グアムあたりのホテルからネット経由でラジオをやっていたが、これなんかは文明の利器をうまく使っていたと思う。MCがどこからでもオンエアできることと、ゲストに電話でしゃべらせて番組にするのとは、まったく意味がちがう。

局の金魚鉢に集合しなくても、いまやもうskypeで「集合」してワイワイ、そのまま電波に乗せて番組いっちょあがり♪もできてしまう時代だ。
もしTVでやってみれば、コストがうんとケチれることに気づくかもしれない。アゴアシ代も不要。タレントは家にいたまま「出演」できてしまうわけだから。
ミキサーさん、ディレクターさん、エンジニアさんの存在価値も、どんどん軽くなってしまいそうな気もする。

放送メディアだけでなく、もうずっと昔にアルビン・トフラーが予言していたように、テレワークもどんどん普及して、就労スタイルも多様化する一方。障害者や育児・介護中のプロが働けるルートができるメリットもあるし、病院も学校も、サービス提供者と受益者が場所に限定されなくなるのは「便利」なことかもしれない。ゼミナール程度の規模の学校なら、みんな在宅で教育ビジネスが成り立ってしまう。

けど、それはそれとして、スタジオの存在感が薄い放送局は、教室のないサイバー学校みたいなもの。
娯楽番組だと、夜中でも局で出待ちするファンが殺到したり、追っかけが全国を行脚していたりするのも風物詩だったが(いまでもあるにはある)・・・放送されることはないこんな「スタジオ周辺事態」も、番組人気のバロメーターではないのかな。
電話でかたづけてもらっちゃー寂しいですわ。

僕がもし何かのゲストで出る機会があれば(TVはこりごり!笑)、交通費自腹で局までまいりますよ!
社員食堂もチェックしてみたいし、サンダルばきの女子穴も拝見できるかもかもしれないのが、ラジオの余録ってもんである。
まずは近所のラジ関へ…でも専属の女子穴がおらんわ(T_T)



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見た聴いた受信した(メディア評) | 19:12 | comments(0) | trackbacks(0)
カメラケースはハードに限る


会議だ会議だ、と休日出勤したら、学園祭をやっていた。
「若年性なんとか」が脳裏をよぎるポカミスで、聞き間違えのような、記憶違いのような・・・(T_T)

とっくに終わっていた会議は、幸い任意出席だから苦笑いでお許しいただくとして、学園祭は初めてだったので、わざわざ休日出勤で応援にかけつけてくれた!?と歓迎されたのは余録であった。女子学生(客引き担当)に連れ回され、模擬店かけもちで小満腹。ま、これもいいか。

帰りに前々から検討していたカメラケースを、途中下車してヨドバシで購入。
何ヶ月か、どうすっかなーと迷っていた間に、売り場に少々異変が…

手持ちの「ネオイチ」がきっちり入るかどうか、同型の後継機種をサンプルとして売り場で入れてみようと思っていたのが、同型機がいよいよ姿を消してしまっとる。
その場で、愛用機の寸法と似た現行機種を検索すると、ペンタックスのデジイチが近い。ケースにあてがってみると、余裕で入る。決定。

持ち帰って「実機」を入れてみると、ややスカスカ感はあるものの、まぁ大は小を兼ねるってことで、試用してみるか〜
で手に入れたのは、カルマン(クールマンと現地語読み表記されているのは、ちと違和感もある)のセミハード・タイプAction 150
ドイツのカルマンさんといえば、その昔「マジック2」という実にユニークな三脚を出していた用品メーカー。まな板ぐらいの平たい折りたたみ形状になる三脚は、奇抜すぎたのか、後継モデルが出ず市場から消えてしまった。僕のマジック2も、ぶっ壊れたまま修理不能で持て余して、また別の奇抜な折りたたみ三脚に乗り換えて今に至っている。
あんまり奇抜な用品は、保守性に難ありやな〜と後悔しても、ついつい興味本位で手を出してしまう。イケマセンね。

ケースも、なんで真似するメーカーが出てこんのかな?と不思議に思うセミハード素材。カルマンさん謹製にしか見当たらないのは、もしかして実用新案か特許の関係なのか?それほど画期的なタイプには見えんけど。
銀塩カメラよりはるかにヤワなデジカメだからこそ、ケースはハードで防水仕様になっていた方が安心だ。
かといってペリカンケースは大げさだし、携帯性に欠ける。
ちょうどいい手軽さが、カルマンさんだったのだ。
一応ストラップや把手、ベルトホールもついているから、いろんな持ち方ができる。
防水性は疑問だから、撥水スプレーでも吹きまくっておくとするか。

カメラ売り場は外国人でごったがえしているのに、ケースに凝るのは日本人の習性のようで・・・オジサンからオバサンまで(大差ないか)品定めに余念がない。ケースに何千円もかけるのも邪道っちゃー邪道だと思うが、本もしかりスマホもしかり、過保護なカバーが大好きなんですな〜我々は。世界的にも折り紙つきの「ケース族」かもしれません(笑)。

近いうちに、中韓カメラ愛好家は、ケースやカメラマンリュック、カメラマンベストに凝る時代がくるかもしれない。きっと、そうなる予感もある。
日本のケース文化は、いい見本を示せるだろうか?




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買いました(むだづかい) | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0)
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