8月も終わりか〜
夏休みなどなかったので処暑も立秋もピンとこないまま「無行楽シーズン」だったが、ダイエー三宮店の上半分が今日で閉店なので、仕事帰りに偵察してきた。
店員が絶叫して在庫一掃セールも佳境。
ふだん高嶺の花だったエドウィンは、割り引きにとびついてパパパッと2つ買ったのは前に書いた通りだが、「その他」に食指が動かない。
あぁ、これがダイエーの限界だったのね〜
すそあげ済みの吊るしのおじさんズボンや、フーテンの寅さんが来ていたようなシャツは、オババ族がわしづかみで買っていく。
殿方諸兄が、唯々諾々と古女房に下着をあてがわれて飼いならされている眺め(ただの邪推ですが)は、今に生きる昭和ですな。
そういえば、同じく今年閉店してしまったハバランのイズミヤもそうだし、今どきの紳士服売り場には「少年服」がない。
昔は、ジャージなんて言葉もなかったころは、トレパンから学ランの下に着るカッターシャツ、白ブリーフ、ズック靴まで、スーパーでまとめて調達できたものだが、いま少年衣類がさっぱりない。
高齢化率が高いとはいえ、年少人口も前期高齢者ぐらいの数はいるし、焼酎学校も都心にかろうじて残っているから、ママたちはどこで愛息にあてがう服を買っているのだろうか・・・と軽く疑問。
ボーイズが体育や部活ではいているハーフパンツが、軽くて快適だから、夏の自宅から半径100mぐらいの散歩にはちょうどいいのだ。
1枚だけ持っているのは、スポーツ用品専門店で奮発したチャンピオンプロダクツの少し高いやつだから、遠慮せずにはき倒せるレベルのやつを、とスーパーを物色するものの、とたんにジジくさいブカブカのばかり。Mサイズでも、まるで袴ですやんか。
このジジくさハーフパンツが、最近やたら街でも電車でも増殖していて、みっともないったらありゃしない。
同世代の同性としては、よけいに恥ずかしい。風紀委員を務めたいほど、見苦しくてなっとらーん!!
まぁ、ポロリこそないとはいえ、中途半端なカーゴパンツふうのいかめしいデザインのブカブカ袴をガニまたではいていると、まるで猿でござ〜る。
姿勢というか、下肢の所作は女性ならエチケットとして意識している人も多いが(O脚は多いけど)、男たちは無頓着だからなぁ…
本人は「リゾートファッション」のつもりかもしれませんが(汗)、ちょっと苦しい。
オヤジハーフパンツをはやらせた責任者、出てこーい!!
とフンガイしても詮無しである。勤労者は、ちゃんとズボンをはいて、まちがっても電車の座席でナマ足を虫干ししたりしないように!!
40歳以上の殿方に、少なくとも無害な、できれば若い世代の手本になるようないでたちを提案する庶民価格の店は、ニッポンのアパレル業界の大きな宿題ですぞ。
ウニクロばかりというのも、ちょっと寂しい。
「かかりつけ店」を確保せねば!
JUGEMテーマ:日記・一般