愛車をオーバーホールに出すときの代車が必要かもな、と理由を無理やりくっつけて、新車購入。
差し迫った必要はないのだが、全国あちこちの店で、判でついたように4割引きセールをやっている車種が気になった(盗難保険と防犯登録で 4000 ドルは必要経費プラス)。
一番近所の販売店に注文して、電車で2駅の倉庫のような店へ引き取りに向かった。ネット通販の発送作業場みたいな店で、身分確認もなく、「どうぞ」と手渡されたのは、見るからにママチャリですがな。
が、しかーし!
アルミフレームで 13kg は健闘している。シマノの7速シフトつき。緑のフレームで、カゴこそついてないがママさんサドルに泥よけ、太いアルミパイプのリアキャリアもついている。ここまでは、ママチャリ・テイスト。
スタンドはキック式だし、ハンドルはストレートなので、クロスバイクを意識しているのか、定価5万円はママチャリにしては意識高い系といえましょうか・・・
途中ダイソーに寄ってワイヤー錠とライトを買っておいたので、そのまま乗って帰って駐輪できる。
さすが、新車のなめらかな動きは快適だ。
かつて8年ほど MTB を乗りこなした後いつの間にかズルズル 20 年近く BD-1 ばかり乗ってきたので、26 インチのホイールは久々だ。さぞかし、安定しているかと思いきや、さすがに BD-1 のフルサスペンションの方が、衝撃吸収はうまく処理している。
とりわけ違和感があったのは、前傾ポジションに慣れているので、ママチャリの直立に近いポジションはスピードが出ない。大腿筋にも妙な負荷がかかる。
あらためて、BD-1 の空身で走っているような軽快感、筋肉の使い方に無駄がない効率的な運動力学設計はすごい!と感じた。
逆にいえば、「ママチャリはしんどい」「足パンパンになる」「重い」・・・なんて反応はごもっともで、軽い車体で前傾になる車種に乗り換えれば、「たかが自転車」が「されど自転車」に変わるだろうね。
かといって、わたしゃロードに手を出すつもりはない。
このママチャリだって、背広姿で駅に急ぐとき違和感がないから通勤兼用にもなるのだが、ロードではそうはいかない。スーパーをはしごしてレジ袋をハンドルに下げて走るにも抵抗がある( BD-1 ではやっているけど)。
クロスバイクが、下駄代わりにはちょうどいいぐらいの「意識中ぐらい系」になるのではないかいな?
2万円台の変速ママチャリもコスパ抜群で、定価では買う気が起きなかっただろう。
ヤホーショッピング万歳!である。
さて、キャリアに女子を乗せて「例の感触」を楽しんでみるか!(道交法違反ね)
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