富田林から四国に渡り、瀬戸内海を渡って山口でつかまった富田林の脱走犯、道連れのサイクリストまで巻き添えでお縄になって一件落着。
おじさんサクリストは、犯人をかくまうつもりもなかったようで、「ついてきただけ」と弁解しているのはたぶんホンネだろう。
愛車には「日本一周中」のプラカードまでつけていたようだが、どこで自転車ドロをやったのか、占有離脱物横領で逮捕されてしまった。これはこれで、サイクリストの風上にもおけない犯罪ではあるが、最初の志はどうしたのかね?
脱走犯は、何年か確実に塀の中で暮らす判決を受けるだろうから、出所後は清く正しいサイクリング青年に生まれ変わってほしい。
大阪から四国〜山口はなかなかの距離だし、しかもヤツは指名手配されたから、人目につかない工夫もしなくてはいけない。まちがっても、日本一周コンビに感動した通りすがりの人と記念写真なんかに写るわけにはいかない(ところがところが、インスタに上がっていたりして?笑)。
この季節は、わが教祖フーテンのチュンさんが陸路で北海道ツーリングに出ているので、もしかすると教祖もどこかで脱走犯や家で少年少女と出会っていたりするかもしれない。
教祖は犯罪なんかに加担しない公明正大なアニキだが、道中の衣食住をどうしているのか、あらためて聞いたことがない。ゴール地点ではなじみの牧場に居候するとはいえ、北陸、東北の道中で何をやっているのか、暴年会で尋ねてみよう。
別に逃走のテクニックを工夫したり提案したりする因縁もないのだが、案外サイクリストを偽装すると「純情なイイ人」に見えてしまうから、カムフラージュにはなるかもね(道の駅で万引きなんかしなければ、富田林から九州までは到達できていたかもしれない)。
かえって、これからサイクリストが職質されやすくなると、いい迷惑ではあるが。
青空書店の客仲間のおっちゃんと、先週久々に再会して「お元気でしたか〜暑かったでしょー」と他愛もない談笑をしたのだが、このおっちゃんは自転車トレーラーに愛犬2頭をのせて市内を徘徊しておられる・・・はずが、スクーターに変わっていた。愛犬が育って重くなったんだとか。
70年代に猛威をふるった(?)サイクリストもトシを重ねているから、そのうち電動アシストがこの世界にも普及するかもしれませんな。
ポタリングも日本一周も、ハイテクとコンプライアンスの時代である。
樋田くん、塀の中で心を入れ替えて、安田大サーカスにでも入れてもらいなさい!
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